JP5703585B2 - 熱電変換素子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
ZT=α2σT/Χ,Z∝m*μ/Χ
T:温度、α:ゼーベック係数、σ:電気伝導率、Χ:熱伝導率、m*:有効質量、μ:移動度
を含み、前記半導体層がn型半導体である場合には、前記金属層はAu及びNiから選ばれた1種を有すると共に、前記半導体層はn型ZnO、n型InGaZnO、n型MgZnO及びn型InZnOから選ばれた1種を有し、前記半導体層がp型半導体である場合には、前記金属層はAu及びNiから選ばれた1種を有すると共に、前記半導体層はp型ZnO及びp型MgZnOから選ばれた1種を有し、前記周期構造体は、前記一対の電極層のうちの一方との間に、前記周期構造体の前記金属層と接触しており、前記金属層と同じ材料で前記金属層よりも厚い基板を有する。
本実施形態では、1つの周期構造体を有する熱電変換素子の構成について、その製造方法と共に開示する。以下の製造方法は、本実施形態による熱電変換素子を得るための一例である。
図1は、第1の実施形態による熱電変換素子の製造方法を工程順に示す概略断面図である。図2は、第1の実施形態による熱電変換素子及び発熱源を示す概略断面図である。
基板1は、後述の周期構造体を形成するための基板として用いられるともに、熱電変換素子の一対の電極のうちの一方としても機能する。基板1の材料としては、周期構造体を構成する半導体層との間でオーミック接触が得られる性質を有する金属、例えばAl又はCuが用いられる。ここでは、基板1は、例えばAlからなり厚みが100μm程度のものとする。
詳細には、例えばスパッタ法により、半導体層2aと金属層2bとを交互にそれぞれ複数積層する。最下層は半導体層2aであり、基板1との間でオーミック接触が得られる。
半導体層2aは、比較的容易に形成できる金属とオーミック接触が得られる性質を有するn型半導体、例えばn型不純物をドープしたn−ZnO,n−InGaZnO,n−MgZnO,n−InZnO等から選ばれた1種を含む。ここでは、n−ZnOにより半導体層2aを例えば膜厚10nm〜1μm程度に形成する。ドープするn型不純物としては、例えばGa,Al,In等が考えられるが、通常スパッタ法等により形成されたZnOは酸素欠陥に関連したn型になっている場合があり、その際は、意図的なn型不純物ドープは不要である。
半導体層2aにn−InGaZnO、n−MgZnO、或いはn−InZnOを用いた場合にも同様に、半導体層2aのn型不純物の含有濃度は、例えば1×1017/cm3〜1×1020/cm3程度とされる。
半導体層2a及び金属層2bの層数は特に限定されるものではないが、図1(c)に示す基板1,3の間に熱起電力を発生させるために必要な温度差を確保できるように設定する必要がある。即ち、応用範囲により層数(基板1,3の距離)は個別に設定される。図1(b)には、半導体層2a及び金属層2bをそれぞれ20層ずつ形成した場合を例示する。
以上により、半導体層2a及び金属層2bが交互にそれぞれ複数積層されてなる熱電変換部である超格子構造の周期構造体2が形成される。
詳細には、例えば基板1と同様に、Alからなる厚み100μm程度の基板3を用意し、周期構造体2上、即ち周期構造体2の最上層の金属層2b上に、基板3を形成する。基板3は、熱電変換素子の一対の電極のうちの他方としても機能する。
基板1,3の所定部位に、熱電変換された電気の取り出し部となる、例えばAlからなる突起状の電極接続部を形成する。
以上により、本実施形態による熱電変換素子を形成する。
本実施形態では、周期構造体2を構成する半導体層2aと金属層2bとの界面には、上記のようにオーミック接触が形成されており、当該界面にはショットキ障壁が存在しない。そのためキャリアである電子は、当該界面でブロッキングされることなく周期構造体2内を拡散する。これにより、大きな電気伝導が得られる。
本実施形態では、半導体層2a及び金属層2bが複数積層されて周期構造体2が構成されるため、半導体層2aと金属層2bとの界面が多数存在する。フォノンは当該各界面で散乱されることから、電極間に配される熱電変換部内で界面が多いほど熱散乱が発生し易い。従って、周期構造体2における多数の界面の存在により、発熱源4から伝達する熱は周期構造体2で大きく散乱する。これにより、熱伝導率が低下する。
このように本実施形態による熱電変換素子では、大きな電気伝導が得られるも熱伝導率が小さく、極めて高い熱電変換効率が実現する。
本例では、第1の実施形態と同様に周期構造体2を有する熱電変換素子の構成について、その製造方法と共に開示するが、電極とは別体に基板を用いる点で第1の実施形態と相違する。
図3は、第1の実施形態の変形例による熱電変換素子の製造方法を工程順に示す概略図であり、(a),(b)が断面図、(c)が斜視図である。
基板11は、周期構造体2を形成するための基板として用いられる。その材料としては、例えばAl又はCuが用いられる。ここでは、基板11は、例えばAlからなり厚みが100μm程度のものとする。
詳細には、例えばスパッタ法により、半導体層2bと金属層2aとを交互にそれぞれ複数積層する。第1の実施形態と同様に、半導体層2aは、比較的容易に形成できる金属とオーミック接触が得られる性質を有するn型半導体、例えばn型不純物をドープしたn−ZnO,n−InGaZnO,n−MgZnO,n−InZnO等から選ばれた1種を含む。ここでは、n−ZnOにより半導体層2aを例えば膜厚10nm〜1μm程度に形成する。ドープするn型不純物としては、例えばGa,Al,In等が考えられるが、通常スパッタ法等により形成されたZnOは酸素欠陥に関連したn型になっている場合があり、その際には、意図的なn型不純物ドープは不要である。金属層2bはAlで膜厚10nm〜1μm程度に形成する。周期構造体2の最下層は金属層2bであり、基板11と同じ材料であるため、コンタクト抵抗の問題はない。図3(b)には、図1とは異なり、金属層2bを4層、半導体層2aを3層形成した場合を例示する。
以上により、金属層2b及び半導体層2aが交互にそれぞれ複数積層されてなる熱電変換部である超格子構造の周期構造体2が形成される。
詳細には、周期構造体2上、即ち周期構造体2の最上層の金属層2b上に、例えば蒸着法により電極用金属を堆積する。電極用金属としては、Ti/Au,AuGe/Au等、ここではTi/Auを用い、例えば膜厚100nm/500nm程度に堆積する。これにより、電極12が形成される。
同様に、基板11の裏面上に、例えば蒸着法により電極用金属、ここではTi/Auを、例えば膜厚100nm/500nm程度に堆積する。これにより、電極13が形成される。
電極12,13の所定部位に、熱電変換された電気の取り出し部となる電極接続部を形成する。
以上により、本実施形態による熱電変換素子を形成する。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に1つの周期構造体を有する熱電変換素子の構成について、その製造方法と共に開示するが、周期構造体の半導体層がp型半導体である点で第1の実施形態と相違する。
図4は、第2の実施形態による熱電変換素子の製造方法を工程順に示す概略断面図である。図5は、第2の実施形態による熱電変換素子及び発熱源を示す概略断面図である。
詳細には、例えばスパッタ法により、半導体層21aと金属層21bとを交互にそれぞれ複数積層する。最下層は半導体層21aであり、基板1との間でオーミック接触が得られる。
半導体層21aは、比較的容易に形成できる金属とオーミック接触が得られる性質を有するp型半導体、例えばp型不純物をドープしたp−ZnO,p−MgZnO等から選ばれた1種を含む。ここでは、p−ZnOにより半導体層21aを例えば膜厚10nm〜1μm程度に形成する。ドープするp型不純物としては、N,P等があり、ここでは例えばPが用いられる。
半導体層21aにp−MgZnOを用いた場合にも同様に、半導体層21aのp型不純物の含有濃度は、例えば1×1016/cm3〜1×1020/cm3程度とされる。
半導体層21a及び金属層21bの層数は特に限定されるものではないが、図4(c)に示す基板1,3の間に熱起電力を発生させるために必要な温度差を確保できるように設定する必要がある。即ち、応用範囲により層数(基板1,3の距離)は個別に設定される。図4(b)には、半導体層21a及び金属層21bをそれぞれ20層ずつ形成した場合を例示する。
以上により、半導体層21a及び金属層21bが交互にそれぞれ複数積層されてなる熱電変換部である超格子構造の周期構造体21が形成される。
基板1,3の所定部位に、熱電変換された電気の取り出し部となる、例えばAlからなる突起状の電極接続部を形成する。
以上により、本実施形態による熱電変換素子を形成する。
本実施形態では、周期構造体21を構成する半導体層21aと金属層21bとの界面には、上記のようにオーミック接触が形成されており、当該界面にはショットキ障壁が存在しない。そのためキャリアであるホールは、当該界面でブロッキングされることなく周期構造体21内を拡散する。これにより、大きな電気伝導が得られる。
本実施形態では、半導体層21a及び金属層21bが複数積層されて周期構造体21が構成されるため、半導体層21aと金属層21bとの界面が多数存在する。フォノンは当該各界面で散乱されることから、電極間に配される熱電変換部内で界面が多いほど熱散乱が発生し易い。従って、周期構造体21における多数の界面の存在により、発熱源4から伝達する熱は周期構造体21で大きく散乱する。これにより、熱伝導率が低下する。
このように本実施形態による熱電変換素子では、大きな電気伝導が得られるも熱伝導率が小さく、極めて高い熱電変換効率が実現する。
本例では、第2の実施形態と同様に1つの周期構造体を有する熱電変換素子の構成について、その製造方法と共に開示するが、電極とは別体に基板を用いる点で第2の実施形態と相違する。
図6は、第2の実施形態の変形例による熱電変換素子の製造方法を工程順に示す概略図であり、(a),(b)が断面図、(c)が斜視図である。
詳細には、例えばスパッタ法により、金属層21bと半導体層21aとを交互にそれぞれ複数積層する。第1の実施形態と同様に、半導体層21aを、例えばp型不純物であるPを含有濃度1×1017/cm3程度にドープしたp−ZnOで膜厚10nm〜1μm程度に形成し、金属層21bをNiで膜厚10nm〜1μm程度に形成する。周期構造体21の最下層は金属層21bであり、基板11と同じ材料であるため、コンタクト抵抗の問題はない。図6(b)には、金属層21bを4層、半導体層21aを3層形成した場合を例示する。
以上により、金属層21b及び半導体層21aが交互にそれぞれ複数積層されてなる熱電変換部である超格子構造の周期構造体21が形成される。
電極12,13の所定部位に、熱電変換された電気の取り出し部となる電極接続部を形成する。
以上により、本実施形態による熱電変換素子を形成する。
本実施形態では、第1の実施形態における周期構造体を複数の柱状体に加工し、これらの柱状体が並列する熱電変換素子の構成について、その製造方法と共に開示する。
図7は、第3の実施形態による熱電変換素子及び発熱源を示す概略断面図である。
以上により、本実施形態による熱電変換素子を形成する。
更に本実施形態の熱電変換素子では、言わば第1の実施形態の周期構造体2が多数のワイヤ状周期構造体2Aに加工されているため、複数のワイヤ状周期構造体2Aの全体では表面積が大きくなる。即ち、各ワイヤ状周期構造体2Aでは、半導体層2aと金属層2bとの界面に加えて、当該表面により、発熱源4から伝達する熱が大きく散乱する。
このように本実施形態による熱電変換素子では、大きな電気伝導が得られるも熱伝導率が小さく、更に高い熱電変換効率が実現する。
本例では、第3の実施形態と同様に複数のワイヤ状周期構造体2Aを有する熱電変換素子の構成について、その製造方法と共に開示するが、電極とは別体に基板を用いる点で第1の実施形態と相違する。
図8は、第3の実施形態の変形例による熱電変換素子の製造方法を工程順に示す概略斜視図である。
詳細には、周期構造体2の最上層の金属層2b上に電極12を、基板11の裏面上に電極13をそれぞれ形成する。
詳細には、半導体層2a及び金属層2bと電極12の積層体を、リソグラフィー及びArガスを用いたイオンミリング等により縦方向に格子状に加工する。これにより、最上面に電極12Aを有し、基板11上で行列状に並んで林立する複数の柱状のワイヤ状周期構造体2Aが形成される。
この場合、半導体層2a及び金属層2bと電極12の積層体を、リソグラフィー及びArガスを用いたイオンミリング等により縦方向に短冊状に加工する。これにより、最上面に電極12Bを有し、基板11上で並列する複数の壁状の短冊状周期構造体2Bが形成される。
以上により、本実施形態による熱電変換素子を形成する。
本実施形態では、第1及び第2の実施形態による周期構造体2,21を共に用いた熱電変換素子を開示する。
図9は、第4の実施形態による熱電変換素子の概略構成を示す断面図である。
基板31,32は、絶縁材料、ここではポリイミドを材料として形成されている。
本実施形態では、基板32が設けられているため、発熱源が導電性のものでも、熱電変換素子に影響を及ぼすことはない。発熱源としては、導電性のものでも、非導電性のものでも良いが、主に導電性のものを考えている。
また、本実施形態では、熱電変換素子の下面で接する所定部材の部分が導電性のものでも、熱電変換素子に影響を及ぼすことはない。当該所定部材の部分は、導電性のものでも、非導電性のものでも良いが、主に導電性のものを考えている。
電極33は、特に限定されるものではないが、例えばAl又はCuが用いられる。ここでは、電極33は、例えばAlからなり厚みは1μm程度のものとする。
周期構造体2,21は、第1及び第2の実施形態と同様の手法で形成される。
周期構造体2では、キャリアである電子は、基板32側から基板31側へ向かって、周期構造体2内を拡散する。
周期構造体21では、キャリアであるホールは、基板32側から基板31側へ向かって、周期構造体21内を拡散する。
従ってこの熱電変換素子では、電極接続部33aから電極接続部33bへ向かう、周期構造体2,21を交互に通って蛇行して進むキャリア(電子及びホール)の通路が形成され、この場合、電極接続部33aが電極接続部33bに対して高電位となる。
図10に示すように、基板32を形成しなくても良い。この場合、上部電極33に発熱源が当接することになるが、発熱源が非導電性であるために熱電変換素子への影響の懸念はない。
なおこの場合、下部電極33下には絶縁性の基板31が設けられており、所定部材の部分は基板31に当接する。そのため、所定部材の部分は導電性でも非導電性でも問題はない。
図11に示すように、基板32に上部電極33の表面の一部を露出する開口35aを形成する。開口35aを導電材料で埋め込み、基板32の表面から上方に若干突出するように、メッキ法等により、上部電極33と電気的に接続される電極35bを形成する。この場合、電極35に発熱源が当接することになるが、発熱源が非導電性であるために熱電変換素子への影響の懸念はない。
なおこの場合、下部電極33下には絶縁性の基板31が設けられており、所定部材の部分は基板31に当接する。そのため、所定部材の部分は導電性でも非導電性でも問題はない。
図12に示すように、下部電極33下の絶縁性の基板31を形成しなくても良い。この場合、下部電極33に所定部材の部分が当接することになるが、当該部分が非導電性であるために熱電変換素子への影響の懸念はない。
なおこの場合、上部電極33には絶縁性の基板32が設けられており、発熱源は基板32に当接する。そのため、発熱源は導電性でも非導電性でも問題はない。
図13に示すように、基板31に下部電極33の表面の一部を露出する開口36aを形成する。開口36aを導電材料で埋め込み、基板31の裏面から下方に若干突出するように、メッキ法等により、下部電極33と電気的に接続される電極36bを形成する。この場合、電極36bに発熱源が当接することになるが、発熱源が非導電性であるために熱電変換素子への影響の懸念はない。
なおこの場合、上部電極33上には絶縁性の基板32が設けられており、発熱源は基板32に当接する。そのため、発熱源は導電性でも非導電性でも問題はない。
図14に示すように、基板32に上部電極33の表面の一部を露出する開口35aを形成する。開口35aを導電材料で埋め込み、基板32の表面から上方に若干突出するように、メッキ法等により、上部電極33と電気的に接続される電極35bを形成する。この場合、電極35bに発熱源が当接することになるが、発熱源が非導電性であるために熱電変換素子への影響の懸念はない。
更に、基板31に下部電極33の表面の一部を露出する開口36aを形成する。開口36aを導電材料で埋め込み、基板31の裏面から下方に若干突出するように、メッキ法等により、下部電極33と電気的に接続される電極36bを形成する。この場合、電極36bに発熱源が当接することになるが、発熱源が非導電性であるために熱電変換素子への影響の懸念はない。
本例では、第4の実施形態と同様に、複数の周期構造体を用いた熱電変換素子を開示するが、第1の実施形態によるn型半導体層を用いた周期構造体2と、従来の単一のp型半導体層とを交互に複数配置した熱電変換素子である点で第4の実施形態と相違する。
図15は、第4の実施形態の変形例による熱電変換素子の概略構成を示す断面図である。
第3の実施形態と同様に、基板31上には、下部電極33が並列して配置されている。下部電極33の左右両端には電極接続部33a,33bが形成されている。基板32下には、上部電極33が並列して配置されている。
本実施形態では、CPU等のLSI素子を備えた電子機器を例示する。
図16は、第5の実施形態による電子機器の概略構成を示す断面図である。
熱電変換機構45は、ラジエータ51,52と、熱電変換素子53とを備えている。
ラジエータ51は、内部に水冷パイプを有しており、CPU44上からビルドアップ基板43上に架けて配置される。ラジエータ52は、熱電変換素子53上に配置されている。
熱電変換素子53は、上述した第1、第2、第3又は第4の実施形態、或いはこれらの変形例による熱電変換素子であり、その高温側がラジエータ51上に配置されている。
蓄電機構46は、蓄電池等であり、熱電変換素子53と接続されている。
なお、第1又は第2、第2、第3又は第4の実施形態、或いはこれらの変形例による熱電変換素子が搭載される対象は、本実施形態による電子機器に限定されるものではない。例えば、高出力・高周波電力増幅器、電気自動車の駆動モジュール等、電子デバイスの発熱源を利用した熱電変換のみならず、火力発電所、サーバシステム、体温計等、廃熱利用が考えられる全ての装置及びシステムに適用が可能である。
前記周期構造体の上方及び下方に形成された一対の電極層と
を含むことを特徴とする熱電変換素子。
前記金属層はAl,Au,Niから選ばれた1種を有するとともに、前記半導体層はZnO,InGaZnO,MgZnO,InZnOから選ばれた1種を有することを特徴とする付記1〜4のいずれか1項に記載の熱電変換素子。
前記金属層はNiを有するとともに、前記半導体層はZnO,MgZnOから選ばれた1種を有することを特徴とする付記1〜3,6のいずれか1項に記載の熱電変換素子。
前記周期構造体の上方及び下方に一対の電極層を形成する工程と
を含むことを特徴とする熱電変換素子の製造方法。
前記電子部品から発生した熱を電気に変換する、付記1〜7のいずれか1項に記載の熱電変換素子と
を含むことを特徴とする電子機器。
2,21 周期構造体
2a,21a 半導体層
2A ワイヤ状周期構造体
2B 短冊状周期構造体
2b,21b 金属層
4 発熱源
12,13,33,35b,36b 電極
33a,33b 電極接続部
34a,34b 金属層
35a,36a 開口
37 p型半導体層
41 プリント配線基板
42a,42b ハンダバンプ
43 ビルドアップ基板
44 CPU
45 熱電変換機構
46 蓄電機構
51,52 ラジエータ
53 熱電変換素子
Claims (6)
- 金属層とn型半導体又はp型半導体である半導体層とが交互に積層された周期構造体と、
前記周期構造体の上方及び下方に形成された一対の電極層と
を含み、
前記半導体層がn型半導体である場合には、前記金属層はAu及びNiから選ばれた1種を有すると共に、前記半導体層はn型ZnO、n型InGaZnO、n型MgZnO及びn型InZnOから選ばれた1種を有し、
前記半導体層がp型半導体である場合には、前記金属層はAu及びNiから選ばれた1種を有すると共に、前記半導体層はp型ZnO及びp型MgZnOから選ばれた1種を有し、
前記周期構造体は、前記一対の電極層のうちの一方との間に、前記周期構造体の前記金属層と接触しており、前記金属層と同じ材料で前記金属層よりも厚い基板を有することを特徴とする熱電変換素子。 - 前記周期構造体は、前記電極層間で並列する、前記金属層と前記半導体層とが交互に積層された複数の柱状体からなることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換素子。
- 前記周期構造体では、前記金属層と前記半導体層とがオーミック接触することを特徴とする請求項1又は2に記載の熱電変換素子。
- 金属層とn型半導体又はp型半導体である半導体層とを交互に積層して周期構造体を形成する工程と、
前記周期構造体の上方及び下方に一対の電極層を形成する工程と
を含み、
前記半導体層をn型半導体で形成する場合には、前記金属層をAu及びNiから選ばれた1種を有する材料で形成すると共に、前記半導体層をn型ZnO、n型InGaZnO、n型MgZnO及びn型InZnOから選ばれた1種を有する材料で形成し、
前記半導体層をp型半導体で形成する場合には、前記金属層をAu及びNiから選ばれた1種を有する材料で形成すると共に、前記半導体層をp型ZnO及びp型MgZnOから選ばれた1種を有する材料で形成し、
前記周期構造体は、前記一対の電極層のうちの一方との間に、前記周期構造体の前記金属層と接触しており、前記金属層と同じ材料で前記金属層よりも厚い基板を有することを特徴とする熱電変換素子の製造方法。 - 少なくとも一方の前記電極層を形成した後に、前記周期構造体を、前記金属層と前記半導体層とが交互に積層された複数の柱状体が並列するように加工する工程を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の熱電変換素子の製造方法。
- 熱発生源となる電子部品と、
前記電子部品から発生した熱を電気に変換する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱電変換素子と
を含むことを特徴とする電子機器。
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