JP5704159B2 - ブロック暗号化装置、ブロック復号装置、ブロック暗号化方法、ブロック復号方法及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、日本国特許出願:特願2010−038975号(2010年2月24日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、ブロック暗号化装置、ブロック復号装置、ブロック暗号化方法、ブロック復号方法及びプログラムに関し、特に、nビットブロック暗号による調整値付きのブロック暗号化装置、ブロック復号装置、ブロック暗号化方法、ブロック復号方法及びプログラムに関する。
C=TWENC(K,T,M) ⇔ M=TWDEC(K,T,C) …(1)
を満たす。ここで、矢印(⇔)は左右の命題が等価であることを示す。
C=Enc(K1,M+F(K2,T))+F(K2,T) …(2)
M=Dec(K1,C+F(K2,T))+F(K2,T) …(3)
ここで、K1はブロック暗号の鍵であり、K2はブロック暗号の処理の前後に足される鍵付き関数F(オフセット関数と呼ばれる)である。ここで、Fは、セキュリティパラメータをe(eは0以上1以下)としたとき、任意のc,x,x’(ただしxとx’は異なる)について、以下の式(4)を満たす必要がある。
Pr[f(K,x)+f(K,x’)=c]≦e …(4)
ここで、+は排他的論理和をあらわす。
ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する鍵付きハッシュ部と、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する調整値依存鍵導出部と、
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成するマスク付きブロック暗号化部と、を有する。
ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する鍵付きハッシュ部と、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する調整値依存鍵導出部と、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成するマスク付きブロック復号部と、を有する。
コンピュータがプログラムを読み込むことにより、ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する少なくとも1つのハードウェア手段、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段、および、
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段として機能する。
コンピュータがプログラムを読み込むことにより、ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する少なくとも1つのハードウェア手段、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段、および、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段として機能する。
コンピュータに読み込まれることにより、ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する少なくとも1つのハードウェア手段、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段、および
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段として、前記コンピュータを機能させる。
コンピュータに読み込まれることにより、ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する少なくとも1つのハードウェア手段、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段、および、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段として、前記コンピュータを機能させる。
第1の実施形態に係るブロック暗号化装置について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の調整値付きのブロック暗号化装置10の構成を示すブロック図である。一方、図2は、ブロック暗号化装置10の構成を概略的に示す図である。
Pr[S+S’=c,V=V’]≦e …(5)
がどのようなT,T’,cについても成立するものとする。ただし、S+S’はSとS’のビット単位の排他的論理和を表す。ここで、eは2−(n+m)に十分近いことが必要とされる。
L=Enc(K1,pad(V)) …(6)
となる(図2参照)。padは、mビット入力を適当にパディングしてnビットとするパディング関数である。パディング関数padは、例えば、入力されたmビットの後ろにn−mビットの0をパディングするようにしてもよい。
C=Enc(L,M+S)+S …(7)
となる。
次に、第2の実施形態に係るブロック復号装置について、図面を参照して説明する。図4は、本実施形態の調整値付きのブロック復号装置20の構成を示すブロック図である。一方、図5は、ブロック復号装置20の構成を概略的に示す図である。
M=Dec(L,C+S)+S …(8)
となる。
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する調整値依存鍵導出部と、
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成するマスク付きブロック暗号化部と、を備えていることを特徴とするブロック暗号化装置。
Pr[S+S’=c,V=V’]≦e
が任意のT,T’,cについて成立する関数であることを特徴とする、付記1に記載のブロック暗号化装置。
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する調整値依存鍵導出部と、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成するマスク付きブロック復号部と、を備えていることを特徴とするブロック復号装置。
Pr[S+S’=c,V=V’]≦e
が任意のT,T’,cについて成立する関数であることを特徴とする、付記6に記載のブロック復号装置。
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する工程と、
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成する工程と、を含むことを特徴とするブロック暗号化方法。
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する工程と、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成する工程と、を含むことを特徴とするブロック復号方法。
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する処理と、
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する処理と、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
20 ブロック復号装置
100、200 入力部
101、201 鍵付きハッシュ部
102、202 調整値依存鍵導出部
103 マスク付きブロック暗号化部
104、204 出力部
203 マスク付きブロック復号部
C 暗号文
Dec、TWDEC 復号関数
Enc、TWENC、TENC 暗号化関数
F 鍵付き関数
f e−AXU関数
GF(*) 有限体
H ハッシュ関数
K1、K2 鍵
L 調整値依存鍵
M 平文
mul 乗算
pad パディング関数
S、S’ マスク値
SecNum セクタ番号
T、T’ 調整値
V、V’ 中間値
Claims (12)
- ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する鍵付きハッシュ部と、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する調整値依存鍵導出部と、
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成するマスク付きブロック暗号化部と、を備えていることを特徴とするブロック暗号化装置。 - 前記鍵付きハッシュ関数Hは、任意の異なる2つの調整値TとT’に対応するマスク値、中間値のペアをそれぞれ(S,V)と(S’,V’)とし、S+S’をSとS’のビット単位の排他的論理和とし、eを2−(n+m)に十分近い値とした場合に、確率
Pr[S+S’=c,V=V’]≦e
が任意のT,T’,cについて成立する関数であることを特徴とする、請求項1に記載のブロック暗号化装置。 - 前記調整値依存鍵導出部は、前記中間値Vの後ろに、n−mビットの0をパディングすることを特徴とする、請求項1又は2に記載のブロック暗号化装置。
- 前記調整値T及び前記平文Mを入力とする入力部をさらに備えていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブロック暗号化装置。
- 前記暗号文Cを出力する出力部をさらに備えていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のブロック暗号化装置。
- ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する鍵付きハッシュ部と、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する調整値依存鍵導出部と、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成するマスク付きブロック復号部と、を備えていることを特徴とするブロック復号装置。 - 前記鍵付きハッシュ関数Hは、任意の異なる2つの調整値TとT’に対応するマスク値、中間値のペアをそれぞれ(S,V)と(S’,V’)とし、S+S’をSとS’のビット単位の排他的論理和とし、eを2−(n+m)に十分近い値とした場合に、確率
Pr[S+S’=c,V=V’]≦e
が任意のT,T’,cについて成立する関数であることを特徴とする、請求項6に記載のブロック復号装置。 - 前記調整値依存鍵導出部は、前記中間値Vの後ろに、n−mビットの0をパディングすることを特徴とする、請求項6又は7に記載のブロック復号装置。
- コンピュータがプログラムを読み込むことにより、ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する少なくとも1つのハードウェア手段、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段、および、
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成する前記少なくとも1とのハードウェア手段として機能する、ことを特徴とするブロック暗号化方法。 - コンピュータがプログラムを読み込むことにより、ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する少なくとも1つのハードウェア手段、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段、および、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段として機能する、ことを特徴とするブロック復号方法。 - コンピュータに読み込まれることにより、ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する少なくとも1つのハードウェア手段、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段、および、
前記マスク値Sをnビットの平文Mに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で暗号化し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して暗号文Cを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段として、前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータに読み込まれることにより、ブロック暗号をnビットブロック、nビット鍵とし、調整値の長さをbビットとしたときに、bビットの調整値Tを入力とし、鍵K2を用いた鍵付きハッシュ関数により、nビットのマスク値S及びmビット(mはn/2未満の正整数)の中間値Vを生成する少なくとも1つのハードウェア手段、
前記中間値Vをnビットにパディングした後、鍵K1を用いて前記中間値Vをnビットブロック暗号で暗号化してnビットの調整値依存鍵Lを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段、および、
前記マスク値Sをnビットの暗号文Cに加算した後、前記調整値依存鍵Lを鍵とするnビットブロック暗号で復号し、得られた結果に前記マスク値Sを加算して平分Mを生成する前記少なくとも1つのハードウェア手段として、前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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