JP5704980B2 - フェーズドアレーアンテナ装置 - Google Patents
フェーズドアレーアンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5704980B2 JP5704980B2 JP2011056540A JP2011056540A JP5704980B2 JP 5704980 B2 JP5704980 B2 JP 5704980B2 JP 2011056540 A JP2011056540 A JP 2011056540A JP 2011056540 A JP2011056540 A JP 2011056540A JP 5704980 B2 JP5704980 B2 JP 5704980B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- array antenna
- antenna
- aperture
- transmission
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
の電波機器(電波装置とも称す)に用いるフェーズドアレーアンテナに関するものであって、特に、フェーズドアレーアンテナを複数の電波機器で共用するための技術に関するものである。
しかし、艦船や航空機などにおいて、空中線を搭載するプラットホームが狭い所に新たな電波機器を設置する場合、空中線間で電磁干渉が生じたり、また、プラットホームが狭い場合には物理的に空中線が配置できない等の問題があった。
これらの問題を解決するため、1つの空中線を複数の電波機器で共用する方法が考えられる。
例えば、下記の非特許文献1では、1つのアレーアンテナの開口を分割し、レーダ、ECM装置、通信装置等で共用する方法が示されている。
上記非特許文献1のアレイアンテナ装置では、送信信号発生器で生成した送信高周波信号を分配して任意の群のアンテナ素子に給電し、送信アレイアンテナの開口面を分割することにより、それぞれを複数の通信や電子戦、レーダなどに割り当てて、同時に使用可能な構成としている。
何故ならば、通常のアレーアンテナでは、送信信号はアンテナの外部で生成され、アンテナ内部では送信信号を分配してモジュールに供給するだけなので、信号を分配する範囲はアンテナ製造時の配線に依存し、配線を切り替えるにしてもアンテナ製造時に作りつけた数通りにしか切り替えられないためである。
従って、非特許文献1に示す方法では、各電波装置により適した開口寸法とすることができないという問題があった。
があった。
また、非特許文献1には、開口分割の寸法の決定法に関する記述も無く、完全に自由な寸法で分割可能なアレーアンテナを用いたとしても、厳密に最適な分割寸法を決定することができないという課題があった。
前記複数の電波装置のそれぞれが必要とする開口寸法を計算する開口寸法計算部と、
前記開口寸法計算部の計算結果に基づいて前記送信アンテナの開口を分割すると共に、分割された各開口のビーム形成やビーム走査の制御を行う送信アンテナ制御部と、
前記開口寸法計算部の計算結果に基づいて前記受信アンテナの開口を分割し、前記複数の電波装置から受信する複数の受信信号を前記複数の電波装置の各機能に対応して制御する受信アンテナ制御部を備え、
前記開口寸法計算部は、それぞれの電波装置が必要とする所要実効輻射電力を計算し、前記送信アンテナによる実効輻射電力が前記所要実効輻射電力以上となる前記開口寸法を、前記所要実効輻射電力、所要ビーム幅あるいはその両方を用いて計算する。
なお、図中において、同一符号は、同一あるいは相当のものであることを表す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置を説明するための図であり、図1(a)はフェーズドアレイアンテナ装置の全体構成を示す図、図1(b)は送信アレーアンテナ4および受信アレーアンテナ9を前面から見たときの図である。
図1(a)に示すように、送信アレーアンテナ4は複数の多数の送信モジュール6で構
成されており、送信アレーアンテナ4の前面には送信モジュール6からのRF信号を放射する複数の送信素子アンテナ7が多数配列されている。
また、図1(b)において、10は受信アレーアンテナ9の開口面、10aはレーダ機能を割り当てた受信開口、10bはECM機能を割り当てた受信開口、10cは通信機能を割り当てた受信開口を示している。
図1(b)に示すように、本実施の形態による送信アレーアンテナ4および受信アレーアンテナ9は、開口面5あるいは開口面10内において、複数の電波装置にそれぞれ対応する開口が2次元に配列されたアレーアンテナを想定している。
なお、図1(b)における「COM」は、通信(Communication)のことである。
従って、本実施の形態では、各機能を割り当てた開口の形状は六角形としている。
装置からの要請によっては縦横比の典なるビーム形状が必要となる場合があるが、その場合には縦横比の異なる開口形状(横に伸ばした六角形や長方形)にしてもよい。
)送信信号はアレーアンテナの外部で生成されて各モジュールに分配され、モジュール内において電力増幅と位相変化のみを行う。
これに対して、本実施形態で用いる送信モジュール6は、このような通常のモジュールとは異なり、各モジュール内部で送信信号を生成する。
図2は、本実施の形態における送信モジュール6の構成を示す図である。
各送信モジュール内部で送信信号を生成するために、図2に示すように、各送信モジュール6は、DDS(Direct Digital Synthesizer:任意波形発生器の一種)である送信信号発生器21、励振器22、周波数変換器23、電力増幅器24で構成される。
周波数変換器23の出力であるRF信号は、電力増幅器24で増幅され、送信素子アンテナ7に送られ、送信素子アンテナ7から送信信号として標的に向かって放射される。
このように、本実施の形態においては、レーダ、ECM、通信等の各機能に対応する送信信号を各送信モジュールの内部で生成するため、モジュール1個単位での開口分割を実現することができる。
受信モジュール11の具体的な動作については、後述する。
なお、このような、モジュールの内部に送信信号生成機能や受信機能を有するタイプのフェーズドアレーアンテナそのものは、例えば、文献「Garrod, “Digita
l Modules for Phased Array Radar” IEEE Inte
rnational Rader Conference,1995.」に示されている。
本実施の形態における構成上での特徴は、送受信の開口分割寸法を計算する開口寸法計算部2を有することである。
開口寸法計算部2で計算された開口寸法データ102に基づき、送信アレーアンテナ4および受信アレーアンテナ9の開口分割を制御する。詳細な動作は後に述べる。
共通ユーザーインターフェース(共通U/I)1は、ユーザーからレーダ、ECM機能、通信機能等の起動が指示されると、開口要求データ101を開口寸法計算部2に送る。
なお、開口要求データとは開口を割り当ててもらう指示を意味する。
レーダ処理部14、ECM処理部15、通信処理部16等自体は、それぞれアンテナを有していないので、アレーアンテナに開口を割り当ててもらう必要がある。
開口寸法計算部2は、起動された電波装置および既に起動中の電波装置に必要な開口寸法を計算し、開口寸法データ102を送信アンテナ制御部3および受信アンテナ制御部8に送る。
各機能の処理部(即ち、レーダ処理部14、ECM処理部15、通信処理部16)は、起動指示データを受け取ると、各機能の周波数/ビーム走査角度/送信信号データを送信アンテナ制御部3に送る。
開口寸法データ102と各機能の周波数/ビーム走査角度/送信信号データ103〜105を受け取った送信アンテナ制御部3は、開口寸法データ102に従って各送信モジュールにレーダ、ECM、通信等の機能を割り当て、各送信モジュールに対して割り当てた機能の送信周波数/送信位相/送信信号データ106を送る。送信位相データは、全体として送信アレーアンテナ4がフェーズドアレーアンテナとして動作すべく、各モジュールに割り当てた機能のビーム走査角度データから算出する。
そして、送信信号と励振信号は、周波数変換器23により混合されてRF信号となり、電力増幅器24により増幅されて送信素子アンテナ7から空間に放射される。
なお、図への記述および説明は省略したが、各処理段で発生する不要波は濾波器(図示なし)で適宜除去される。
複数の送信モジュール6から構成される送信アレーアンテナ4は、図1(b)の開口面から見たイメージに示すように、開口寸法データに従った寸法の送信開口5a〜5cを形成し、それぞれの開口が各機能の送信アンテナとして動作する。
まず、開口寸法データ102から必要なモジュール数を計算する。これは開口寸法/素子アンテナ前面面積として求めることができる。次に、基本的な開口の形(例えば六角形)と相似形で、かつ必要なモジュール数に近くなるように開口面を区切る。そして、区切られた開口面に含まれるモジュールに、閉口を要求してきた機能(レーダ、ECM、通信等)の送信信号データを送り、その機能のためのモジュールとして動作するように指示する。
受信位相データは、全体として受信アレーアンテナ9がフェーズドアレーアンテナとして動作すべく、各モジュールに割り当てた機能のビーム走査角度データから算出する。
局部発振器34は、受信モジュールへの受信周波数データと受信位相データに従って正弦波の局発信号を発生する。
受信信号と局発信号は、周波数変換器33により混合されてベースバンド信号となり、A/D変換器35によってデジタルデータに変換されて受信信号データ108となる。
なお、送信モジュールの場合と同様に、各処理段で発生する不要波は濾波器(図示なし)で適宜除去される。
各機能ごとの受信信号データは、レーダ処理部14、ECM処理部15、通信処理部16に送られ、それぞれの処理部で各機能の処理を行い、表示データとして共通ユーザーインターフェース1に送られて表示される。
レーダ処理部14で行われる処理としては、例えば、次のようなものがある。
まず、周波数データ/ビーム走査角度データ/送信信号データ113を送信アンテナ制御部3に送り、送信信号を送信させる。
次に、目標物からの反射波を含んだ受信信号データ110を共通受信信号処理部13から受け取り、これを検波して目標物からの反射波(目標信号)を検出する。
目標信号を発見したら、送信信号を送信してから目標信号が受信されるまでの時間を計測して、目標までの距離を算出(目標距離= [送信信号を送信してから目標信号が受信
されるまでの時間]×[光速]÷2)する。
また、ビームの走査角度から目標の方位を求める。
このようにして求めた目標物の方位と距離を、レーダ機能における表示データ113として共通ユーザーインタ一フェース1に出力する。
まず、共通受信信号処理部13から受信信号111を受け取って検波し、妨害対象である相手レーダ信号を検出する。
相手レーダ信号が見つからない場合は、ビームの方向を変えて(即ち、ビーム走査角度データを受信アンテナ制御部に送って)受信・検波し、相手レーダ信号が見つかるまで繰
り返す。
相手レーダ信号を発見したら、その諸元(パルス繰返し周期、パルス幅、変調方式等)を分析する。
そして、分析したこれらの諸元に基づき、妨害信号を生成し、送信信号データとして送信アンテナ制御部3に送って妨害波を送信する。
共通ユーザーインターフェース1に対しては、相手レーダの方向や諸元等を表示データ114として出力する。
共通ユーザーインターフェース1は、PC端末のような装置であり、文字データ、画像データ、音声データといったデータを扱うことができる。
まず、共通ユーザーインターフユース1から通信機能の起動指示があると、通信処理部16は、パイロット信号を送信信号データとして送信アンテナ制御部3に送り、送信アンテナ制御部3は、その信号を空間に送信し、通信相手を探して通信を確立する。
この通信を確立する動作には、送信アンテナのビーム走査角度を変えて送信し、通信相手の方向を探す処理も含む。
この符号化されたデータを送信信号データとして送信アンテナ制御部3に送り、空間に送信する。
また、受信側の処理では、通信処理部16は、共通受信信号処理部13から受信信号112を受け取ってデコーディング(復号化)し、復号化した文字データ、画像データ、音声データ等を表示データ115として共通ユーザーインターフェース1に出力する。
それぞれの開口は多数の受信モジュールで構成されているので、共通受信信号処理部13では、個々の受信モジュールからの受信信号108を各機能に割り当てられた開口ごとに集めてビーム形成する処理を行う。
「表示データ」とは、レーダの場合では目標物の方位と距離であり、共通ユーザーインターフェース1ではレーダスクリーンのような方法で画像を用いて表示することを想定している。
また、ECMの表示データは、相手レーダの方向と信号諸元等であり、文字や画像を利用して表示する。
また、通信での表示データは、受信した文字、画像、音声等のデータであり、共通ユーザーインターフェース1にはキーボード、表示装置、マイクやヘッドホン等が備えてあり、電子メールや電話、FAXなどとして使われることを想定している。
共通ユーザーインターフェース1から開口要求があると、開口寸法計算部2は、後に示すような計算方法で所要ERP(Effective Radiation Power;実効輻射電力)を計算す
る(ステップ201)。
次に、ビーム幅は、広い方が望ましい場合とそうでない場合(即ち、狭い方が望ましい場合)とで条件分岐する(ステップ202)。
ECM機能における妨害目標の方向や通信機能における通信相手の方向が不明の場合は、広いビーム幅の方が望ましい。このような場合には、所要ERPから所要開口寸法を計算する(ステップ207)。
次に、ビーム幅から計算した開口寸法を用いて得られるERP(実効輻射電力)を計算する(ステップ204)。
得られるERPが所要ERPより大きいかどうかで条件分岐し(205)、得られるERPが所要ERPより大きい場合は所要ビーム幅から計算した開口寸法を所要開口寸法とする(ステップ206)。
最後に、このようにして求めた所要開口寸法(即ち、ステップ206およびステップ207で求めた所要開口寸法)が、アレーアンテナの未使用開口部分に確保可能かどうかで条件分岐し(ステップ208)、確保可能な場合は所要寸法の開口を確保して終了する(ステップ209)。
一方、既に動作中の機能の開口によって所要開口寸法が確保できない場合には、他に動作中の機能の有無で条件分岐し(210)、他に動作中の機能が無い場合にはアレーアンテナ全面を確保して終了する(ステップ211)。
一方、他に動作中の機能がある場合には、優先度の低い機能を停止し(ステップ212)、未使用開口面積を増大させて再び所要開口寸法を確保可能か判断する(ステップ208)。
1)レーダの場合
以下の式(1)に示すように、受信系の最小受信感度、受信アンテナ利得、最大探知距離、想定目標のRCS(Radar Cross Section:レーダ反射断面積)から所要ERPを計
算する。
ERPRADAR = (4π)3Pr_minR4 max/Grλ2σ ・・・ 式(1)
ここで、
Pr_min:最小受信感度[W]
Rmax:最大探知距離[m]
Gr:受信アンテナ利得
λ:波長[m]
σ:想定目標のRCS[m2]
以下の式(2)に示すように、仮の開口寸法で受信したり、他のESM(Electronic Support Measure)装置で観測した相手レーダ波の電力密度と、プラットホームも含めた自分のRCS(Radar Cross Section)から所要ERPを計算する。
ERPECM=PTARGET σ0 × α ・・・ 式(2)
ここで、
PTARGET:相手レーダ波の電力密度[W/m2]
σ0:自分のプラットホームのRCS[m2]
α:妨害を有効とするためのマージン係数
以下の式(3)に示すように、仮の開口寸法で受信した通信相手の受信感度、通信相手までの距離、通信相手の受信アンテナ利得から所要ERPを計算する。通信相手までの距
離が不明な場合は想定する最大値とする。
ERPCOM = (4π)2PC_minR2/GCλ2 ・・・ 式(3)
ここで、
PC_min:通信相手の受信感度[W]
R:通信相手までの距離[m]
GC:通信相手の受信アンテナ利得
λ:波長[m]
水平開口寸法DH= λ/BH ・・・ 式(4)
垂直開口寸法DV= λ/BV ・・・ 式(5)
ここで、
BH:所要水平ビーム幅[rad]
BV:所要垂直ビーム幅[rad]
λ:波長[m]
開口寸法からのERP計算(204)は次式のように行う。
ERP = 4π(DHDV)2P0/λ2 ・・・ 式(6)
ここで、
P0:アレーアンテナの単位面積当たりの送信電力
(=1素子の送信電力/1素子の占める面積)
A =λ(ERP/4πP0)1/2 ・・・ 式(7)
ここで、A:所要開口面積
ERP:所要ERP
P0:アレーアンテナの単位面積当たりの送信電力
(=1素子の送信電力/1素子の占める面積)
式(7)は所要開口面積しか与えないので、アレーアンテナが正方形に近く、ビーム形状に特に条件が無い場合は、次式(8)のように水平寸法と垂直寸法が等しくなるように計算する。
DH = DV= A1/2 ・・・ 式(8)
また、水平ビーム幅または垂直ビーム幅に所要の条件がある場合は、条件のある方向の寸法を式(4)または式(5)で計算し、求めた寸法を所要開口面積から除算して他方の寸法を定めてもよい。
また、開口寸法計算部2は、所要実効輻射電力から第1の開口面積を計算すると共に、所要ビーム幅から第2の開口面積を計算し、計算された第1の開口面積と第2の開口面積のうち大きい方を、複数の電波装置に割り当てる開口面積としてもよい。
所要ERPと所要ビーム幅の両方から計算した開口面積のうち大きい方を用いる場合、一方については過剰性能であるが、他方については過不足ない性能となり、双方について所要以上の性能を確保するという規範で開口面積を決定する場合における最小の開口面積となる。
また、レーダ、ECM、通信等の機能はそれぞれ1系統ずつとして説明したが、レーダ
処理部14、ECM処理部15、通信処理部16の数を増やして、複数のレーダ機能、複数のECM機能、複数の通信機能を実現することもできる。このような場合においても図4のフローチャートを用いて、それぞれの機能に割り当てる開口寸法を計算することができる。
A = λ(ERP/4πP0)1/2
ここで、A:所要開口面積 λ:波長 ERP:所要実効輻射電力
P0:アレーアンテナの単位面積当たりの送信電力
また、開口寸法計算部2は、下記の式に基づいて各電波装置に割り当てる所要開口寸法を計算する。
水平開口寸法=波長/所要水平ビーム幅
垂直開口寸法=波長/所要垂直ビーム幅
また、開口寸法計算部2は、所要実効輻射電力から第1の開口面積を計算すると共に、所要ビーム幅から第2の開口面積を計算し、計算された第1の開口面積と第2の開口面積のうち大きい方を、複数の電波装置に割り当てる開口面積とする。
また、複数の電波装置は、レーダ、ECMあるいは通信の機能を有する装置である。
ERPRADAR= (4π)3Pr_minR4 max/Grλ2σ
ここで、Pr_min:最小受信感度[W] Rmax:最大探知距離[m]
Gr:受信アンテナ利得 λ:波長[m] σ:想定目標のRCS[m2]
ERPECM =PTARGET σ0 × α
ここで、PTARGET:相手レーダ波の電力密度[W/m2]
σ0:自分のプラットホームのRCS[m2]
α:妨害を有効とするためのマージン係数
計算する。
ERPCOM = (4π)2PC_minR2/GCλ2
ここで、PC_min:通信相手の受信感度[W]
R:通信相手までの距離[m] GC:通信相手の受信アンテナ利得
λ:波長[m]
即ち、同じ寸法の開口ならば、固定分割の場合に比べてより多数のレーダ、ECM、通信等の機能を実現できるという利点がある。
また、実現する機能の数が一定ならば、最小のアレーアンテナで、全ての機能を実現することができるという利点がある。
一方、本実施の形態によるフェーズドアレイアンテナ装置では、各電波装置のアンテナは同一平面内に配置されるので、正対することはないし、また、送信は全て送信アレーアンテナ、受信は全て受信アレーアンテナで纏めて行うので、送信アレーアンテナと受信アレーアンテナ間の干渉のみを防止すれば、電波装置間の電磁干渉は無くなる。
3 送信アンテナ制御部 4 送信アレーアンテナ
5 送信アレーアンテナの開口面
5a レーダ機能を割り当てた送信開口
5b ECM機能を割り当てた送信開口
5c 通信機能を割り当てた送信開口
6 送信モジュール 7 送信素子アンテナ
8 受信アンテナ制御部 9 受信アレーアンテナ
10 受信アレーアンテナを開口面
10a レーダ機能を割り当てた受信開口
10b ECM機能を割り当てた受信開口
10c 通信機能を割り当てた受信開口
11 受信モジュール 12 受信素子アンテナ
13 共通受信信号処理部 14 レーダ処理部
15 ECM処理部 16 通信処理部
21 送信信号発生器 22 励振器
23 周波数変換器 24 電力増幅器
31 低雑音増幅器 32 周波数可変バンドパスフィルタ
33 周波数変換器 34 局部発振器
35 A/D変換器
101 開口要求データ
102 開口寸法データ
103 レーダ機能の周波数/ビーム走査角度/送信信号データ
104 ECM機能の周波数/ビーム走査角度/送信信号データ
105 通信機能の周波数/ビーム走査角度/送信信号データ
106 各送信モジュールへの送信周波数/送信位相/送信信号データ
107 各受信モジュールへの受信周波数/受信位相データ
108 各受信モジュールからの受信信号データ
109 受信モジュールの機能割り当てデータ
110 レーダ機能の受信信号データ
111 ECM機能の受信信号データ
112 通信機能の受信信号データ
113 レーダ機能の起動指示/表示データ(双方向)
114 ECM機能の起動指示/表示データ(双方向)
115 通信機能の起動指示/表示データ(双方向)
Claims (8)
- 2次元配列された複数の送信モジュールで構成された送信アンテナと2次元配列された複数の受信モジュールで構成された受信アンテナとを有し、前記送信アンテナおよび前記受信アンテナの開口を分割することにより使用する複数の電波装置の機能を実現するフェーズドアレーアンテナ装置であって、
前記複数の電波装置のそれぞれが必要とする開口寸法を計算する開口寸法計算部と、
前記開口寸法計算部の計算結果に基づいて前記送信アンテナの開口を分割すると共に、分割された各開口のビーム形成やビーム走査の制御を行う送信アンテナ制御部と、
前記開口寸法計算部の計算結果に基づいて前記受信アンテナの開口を分割し、前記複数の電波装置から受信する複数の受信信号を前記複数の電波装置の各機能に対応して制御する受信アンテナ制御部を備え、
前記開口寸法計算部は、それぞれの電波装置が必要とする所要実効輻射電力を計算し、前記送信アンテナによる実効輻射電力が前記所要実効輻射電力以上となる前記開口寸法を、前記所要実効輻射電力、所要ビーム幅あるいはその両方を用いて計算することを特徴とするフェーズドアレーアンテナ装置。 - 前記開口寸法計算部は、前記所要実効輻射電力を用いて、下記の式により所要開口面積を計算し、この所要開口面積から前記開口寸法を計算することを特徴とする請求項1に記載のフェーズドアレーアンテナ装置。
A = λ(ERP/4πP0)1/2
ここで、
A:所要開口面積 λ:波長 ERP:所要実効輻射電力
P0:アレーアンテナの単位面積当たりの送信電力 - 前記開口寸法計算部は、前記所要ビーム幅を用いて下記の式により計算した水平開口寸法と垂直開口寸法を、前記水平開口寸法と前記垂直開口寸法から計算する前記送信アンテナによる実効輻射電力が前記所要実効輻射電力より大きい場合、前記開口寸法とすることを特徴とする請求項1に記載のフェーズドアレーアンテナ装置。
水平開口寸法=波長/所要水平ビーム幅
垂直開口寸法=波長/所要垂直ビーム幅 - 前記開口寸法計算部は、前記所要実効輻射電力から第1の開口面積を計算すると共に、前記所要ビーム幅から第2の開口面積を計算し、
計算された前記第1の開口面積と前記第2の開口面積のうちの面積の大きい方から前記開口寸法を計算することを特徴とする請求項1に記載のフェーズドアレーアンテナ装置。 - 前記複数の電波装置は、レーダ、ECMあるいは通信の機能を有する装置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフェーズドアレーアンテナ装置。
- 前記開口寸法計算部は、前記電波装置がレーダ機能を有する装置の場合、下記の式に基づいて所要実効輻射電力(ERPRADAR)を計算することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフェーズドアレーアンテナ装置。
ERPRADAR= (4π)3Pr_minR4 max/Grλ2σ
ここで、
Pr_min:最小受信感度[W] Rmax:最大探知距離[m]
Gr:受信アンテナ利得 λ:波長[m]
σ:想定目標のRCS[m2] - 前記開口寸法計算部は、前記電波装置がECM機能を有する装置の場合、下記の式に基づいて所要実効輻射電力(ERPECM)を計算することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフェーズドアレーアンテナ装置。
ERPECM =PTARGET σ0 × α
ここで、
PTARGET:相手レーダ波の電力密度[W/m2]
σ0:自分のプラットホームのRCS[m2]
α:妨害を有効とするためのマージン係数 - 前記開口寸法計算部は、前記電波装置が通信機能を有する装置の場合、下記の式に基づいて所要実効輻射電力(ERPCOM)を計算することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフェーズドアレーアンテナ装置。
ERPCOM = (4π)2PC_minR2/GCλ2
ここで、
PC_min:通信相手の受信感度[W] R:通信相手までの距離[m]
GC:通信相手の受信アンテナ利得 λ:波長[m]
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011056540A JP5704980B2 (ja) | 2011-03-15 | 2011-03-15 | フェーズドアレーアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011056540A JP5704980B2 (ja) | 2011-03-15 | 2011-03-15 | フェーズドアレーアンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012195669A JP2012195669A (ja) | 2012-10-11 |
| JP5704980B2 true JP5704980B2 (ja) | 2015-04-22 |
Family
ID=47087204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011056540A Active JP5704980B2 (ja) | 2011-03-15 | 2011-03-15 | フェーズドアレーアンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5704980B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016134784A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | 株式会社東芝 | アレイアンテナ装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3456167B2 (ja) * | 1999-06-24 | 2003-10-14 | 三菱電機株式会社 | 多機能アンテナ装置 |
| JP2003066133A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
| GB0213976D0 (en) * | 2002-06-18 | 2002-12-18 | Bae Systems Plc | Common aperture antenna |
| JP3894490B2 (ja) * | 2003-01-06 | 2007-03-22 | 三菱電機株式会社 | レーダ装置及びアンテナ開口面の分割制御方法 |
| JP3941940B2 (ja) * | 2003-02-13 | 2007-07-11 | 三菱電機株式会社 | 広帯域アクティブフェーズドアレイアンテナ装置 |
| JP2004279147A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Toshiba Corp | アンテナ装置 |
-
2011
- 2011-03-15 JP JP2011056540A patent/JP5704980B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2012195669A (ja) | 2012-10-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11670849B2 (en) | Aimable beam antenna system | |
| JP5449372B2 (ja) | 無線ネットワークのカバレッジの最適化 | |
| CN114026927B (zh) | 一种角度定位的方法、装置以及设备 | |
| CN108711682B (zh) | 一种可重构智能天线及其重构方法 | |
| Zhu et al. | Unified time-and frequency-domain study on time-modulated arrays | |
| US20170108585A1 (en) | Radio frequency energy-transmitting apparatus with location detection function and radio frequency energy-harvesting apparatus and radio frequency energy-transmitting method with location detection function | |
| WO2010050816A2 (en) | A system, a method and a computer program product | |
| US20160359237A1 (en) | Wideband antenna star array | |
| Yang et al. | A time-modulated array with digitally preprocessed rectangular pulses for wireless power transmission | |
| EP3316400B1 (en) | Phase-controlled array system and beam scanning method | |
| JP5704980B2 (ja) | フェーズドアレーアンテナ装置 | |
| Tran et al. | Realization of wireless power and information coexistence through reconfigurable intelligent surface: A practical approach with experimental validation | |
| Singh et al. | Assessing Potential Health and Environmental Side Effects of 5G Technology Deployment | |
| Chen et al. | Physical layer secure transmission for multi-user scenarios using 4-D antenna arrays with pseudo-random time modulation | |
| CN107425874A (zh) | 通信侦察干扰一体化数据链收发天线阵列 | |
| CN115243275B (zh) | 一种通信方法及设备 | |
| US10218059B2 (en) | Beam-steering antenna deflector | |
| Wijenayake et al. | DOA-estimation and source-localization in CR-networks using steerable 2-D IIR beam filters | |
| US20230370134A1 (en) | Network-Independent Intelligent Reflecting Surface | |
| Du et al. | IRS backscatter enabled uplink multi-user communications coexisting with radar sensing | |
| WO2021015722A1 (en) | Preconfigured antenna beamforming | |
| Zhang et al. | IRS architecture and hardware design | |
| Li et al. | Range-Velocity Deception Jamming Based on 4-D Antenna Arrays | |
| CN116669059B (zh) | 发射端口数确定方法、装置及存储介质 | |
| KR102541472B1 (ko) | 다중 대역 동시 대응이 가능한 신호 송신 방법 및 그를 위한 장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140207 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140717 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140819 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141016 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150127 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150224 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5704980 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |