JP5705486B2 - 船舶の空気潤滑システム - Google Patents

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Description

本発明は、気泡を供給することにより船舶と水の間の抵抗を低減する技術に関する。
船舶の航行の効率を向上する技術として、空気潤滑システムが知られている。空気潤滑システムは、船体の喫水線より下の外面に気泡を供給することによって船舶と水の間の摩擦を低減し、航行の効率を向上する技術である。特許文献1に記載の技術は、その一例である。
特開2009−248831号公報
本願発明の発明者は、既存の船舶に空気潤滑システムを外付けする改装を施すことによって、航行の効率を向上させる技術を開発中である。そのような技術においては、改装が容易であることや、摩擦抵抗を低減する効果が大きいことが望まれる。
以下に、[発明を実施するための形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の一側面において、空気回収装置(8)は、船舶(1)の船底(4)に気泡を供給する空気吹き出し装置(7)に対して船尾(3)側の船底(4)に取り付けられ、船底(4)に対して下側に対向する面に空気取込孔(36)を有する回収側チャンバー(12)と、回収側チャンバー(12)の内部の空気を回収する回収部とを備える。
本発明の他の側面において、回収部は、空気取込孔(36)に対して船舶(1)の前後方向に異なる位置に配置される。
本発明の他の側面において、空気回収装置(8)の回収部は、空気取込孔(36)よりも船舶(1)の船尾(3)側の船底(4)に形成された空気回収孔(37)から回収側チャンバー(12)の内部の空気を回収する。回収側チャンバー(12)は、空気取込孔(36)から取り込まれた空気を集めて空気回収孔(37)から回収するための船舶(1)の前後方向に延長する空気蓄積部(35)を有する。
本発明の更に他の側面において、空気回収装置(8)の空気取入孔は、空気回収孔(37)よりも船舶(1)の横方向に広い領域に分布する。
本発明の一側面において、船舶(1)は、空気吹き出し装置(7)よりも船尾(3)側の船底(4)に設置された本発明による空気回収装置(8)と、空気吹き出し装置(7)とを備える。
本発明の一側面において、船底(4)に気泡を供給する空気吹き出し装置(7)を備えた船舶(1)の改装方法は、空気吹き出し装置(7)よりも船尾(3)側の船底(4)に、船底(4)に対して下側に対向する面に空気取込孔(36)を有する回収側チャンバー(12)を取り付ける工程と、回収側チャンバー(12)の内部の空気を回収する回収部を形成する工程とを備える。
本発明により、摩擦抵抗を低減する効果が大きい空気回収装置、空気潤滑システム及び船舶の改装方法が提供される。
更に本発明により、船舶に外付けされる空気潤滑システムにおいて、改装が比較的容易な空気回収装置、空気潤滑システム及び船舶の改装方法が提供される。
図1は、船舶の側面図である。 図2は、船舶の底面図である。 図3は、空気潤滑システムの動作を概略的に示す。 図4は、吹出側チャンバーの他の構成例を示す。 図5は、吹出側チャンバーの底面図である。 図6は、吹出側チャンバーを側面から見た断面図である。 図7は、回収側チャンバーの底面図である。 図8は、回収側チャンバーを側面から見た断面図である。 図9は、絞り込み部を備えた回収側チャンバーの底面図である。 図10は、絞り込み部を備えた回収側チャンバーを側面から見た断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態における空気回収装置、空気潤滑システム及び改装方法が適用された船舶の側面図である。図2は、その船舶を船底側から見た底面図である。船体1の船首2が右側に、船尾3が左側に描かれている。船尾3側の喫水線下に、プロペラ5と舵6が設置される。船底4の船首2に近い側に、空気吹き出し装置7が設置される。船底4の船尾3に近い側に、空気回収装置8が設置される。
空気吹き出し装置7は、船底4に設置される吹出側チャンバー9と、配管10と、コンプレッサ11とを備える。コンプレッサ11に替えて、ブロワが用いられてもよい。コンプレッサ11は、配管10の内部の空気を船底4の方向に押し出す。配管10の一端は、船底4の外壁に形成される空気供給孔(後述)に接続される。その空気供給孔が開口する位置の船底4に、溶接又はボルト締結により吹出側チャンバー9が取り付けられる。配管10の内部の空気は、コンプレッサ11によりチャンバー9の内部に供給される。
空気回収装置8は、回収側チャンバー12と、配管13とを備える。配管13の一端は、船底4の外壁に形成される空気回収孔(後述)に接続される。その空気回収孔が開口する位置の船底4に、溶接又はボルト締結により回収側チャンバー12が取り付けられる。回収側チャンバー12の内部の空気は、配管13を通って外部に放出されるか、空気吹き出し装置7側の配管10に再供給される。
図1、図2の例では、吹出側チャンバー9は複数(3個)取り付けられている。前列側の吹出側チャンバー9aは、船体1の中心線CL上に、中心線CLに対して線対称に取り付けられる。後列側の吹出側チャンバー9bの一方は、前列側の吹出側チャンバー9aに対して右舷14側に偏った位置に平行に取り付けられる。他方は、前列側の吹出側チャンバー9aに対して左舷15側に偏った位置に平行に取り付けられ、中心線CLに対して左右対称な後列側の吹出側チャンバー9bを形成する。
図1、図2の例では、吹出側チャンバー9に対応して、複数の回収側チャンバー12が取り付けられている。前列側及び後列側の吹出側チャンバー9a、9bに対応して、それぞれ後列側及び前列側の回収側チャンバー12a、12bが取り付けられる。各回収側チャンバー12は、吹出側チャンバー9と同様の形状を有し、且つ船体1の前後方向に反転した向きで設置される。その結果、吹出側チャンバー9と回収側チャンバー12は、船体1の横方向に延長する所定の基準線SLに対して線対称な構成を有する。
図3は、空気潤滑システムの動作を概略的に示す。配管10から吹出側チャンバー9に空気が供給される。吹出側チャンバー9はその空気を気泡40として外部の水中に吹き出す。気泡40は船底4を覆って船尾3側に流れる。船底4が気泡40に覆われることで、船体1と水との摩擦が低減する。気泡40は回収側チャンバー12に取り込まれ、配管13から回収される。気泡40がプロペラ5に対して船首2側で回収されることにより、気泡40によるプロペラ5の推進効率の低下を避けることができる。
図4は、吹出側チャンバー9の他の構成例を示す。図2に示された構成では3個の吹出側チャンバー9によって船底4の幅を概ね覆う気泡40が提供される。それに対して図4では、船底4の幅を概ね覆う3個の吹出側チャンバー12−1の群に加えて、船体1の長さ方向にずれた位置に更に同様の構成を有する3個の吹出側チャンバー12−2の群が設置される。この構成例では、より多数の気泡40を船底4に供給することができる。もしくは気泡40が船底4の左右方向から逃げやすい場合には、吹出側チャンバー12−1から供給された気泡40が船尾3側で不足したときに、次段の吹出側チャンバー12−2から気泡40を補うことができる。このような場合、複数群の吹出側チャンバー12−1、12−2と所定の基準線SLに対して線対称な構成を有する回収側チャンバーの群を船尾3側に設置することにより、気泡40を回収することができる。
次に吹出側チャンバー9の構成を説明する。図5は吹出側チャンバー9の底面図である。図6は吹出側チャンバー9を側面から見た断面図である。いずれも図の右側が船首2側である。吹出側チャンバー9は、平坦部21と、前端部22と、後端部23と、側板21−1、21−2とを備える。平坦部21は船底4の下側に設置される板状の部材である。平坦部21は船底4と対向して、船底4に対して平行又はそれに近い角度となるように配置される。図6の例では、平坦部21は船底4と平行に配置される。
前端部22は、平坦部21の船首2側の端部と船底4とを接続する板状の部材である。前端部22は、船体1が前方に航行するときの水流の抵抗を減らすために、船首2側に向って船底4に近づく傾斜を有する。後端部23は、平坦部21の船尾3側の端部と船底4とを接続する板状の部材である。後端部23は、船体1が前方に航行するときに抵抗となる渦の発生を抑え、更に気泡を円滑に船底4に導くために、船尾3側に向って船底4に近づく傾斜を有する。側板21−1は、平坦部21、前端部22、及び後端部23のそれぞれの左舷側の端部と船底4との間を塞ぐ。側板21−2は、平坦部21、前端部22、及び後端部23のそれぞれの右舷側の端部と船底4との間を塞ぐ。平坦部21、前端部22、後端部23、側板21−1、21−2と、それらによって覆われる船底4とにより、気泡室28が形成される。気泡室28は、空気吹出孔26において船体1が浮かぶ水面下の水と連通し、空気供給孔27において配管10と連通し、それ以外は閉鎖された空間である。
吹出側チャンバー9の設計上、平坦部21は、図5の点線を境界として、船首2側の領域である空気拡散部24と、船尾3側の領域である空気吹出部25とに分けられる。空気吹出部25に、複数の空気吹出孔26が形成される。これらの空気吹出孔26は、例えば船体1の幅方向に並んで形成される。図5の例では、船体1の長さ方向に2列の空気吹出孔26が千鳥状に配置されている。
空気拡散部24に対向する船底4の、空気吹出孔26と異なる位置(図5、図6では船首2側の位置)に、空気供給孔27が形成される。空気供給孔27に、配管10の一端が接続される。空気拡散部24により、空気供給孔27と空気供給孔26との間に、船体1の前後方向に所定の距離が設けられる。この距離が有ることにより、空気供給孔27から気泡室28に供給された空気が拡散されて、船体1の幅方向に並んだ複数の空気吹出孔26から均一に近い量で気泡を水中に吹き出すことが可能となる。空気拡散部24の効果を得るために、例えば、気泡室28の幅と比べて、空気供給孔27の中心と空気吹出孔26の中心の距離の方が長くなるように設定されることが望ましい。
コンプレッサ11の与える圧力により、空気供給孔27から気泡室28に供給された空気は、平坦部21の上面(内壁面)にインピンジされる。このインピンジメントの圧力により、供給された空気は細かい気泡となり、分布の幅が広がりやすくなる。気泡は、空気拡散部24の内部で下流側に押し出されるうちに、その分布が幅方向に広がる。
空気拡散部24が設けられていることにより、空気吹出孔26の船体の横方向の分布の幅よりも、空気供給孔27の幅を小さくすることができる。言い換えれば、空気拡散部24を設けることにより、空気供給孔27の数が少ない場合(図5の例では1個)でも、空気吹出孔26を船体1の横方向に広い領域に分布するように形成することにより、気泡40を幅方向に均一に近い分布で吹き出すことができる。従って、船舶を改装して空気潤滑システムを後付けする場合に、船体1に対して空気供給孔27と配管10を施工する手間が少なく済む。
吹出側チャンバー9に更に、気泡を拡散するための拡散部材を追加することもできる。例えば気泡室28を空気供給孔27と空気吹出孔26との間で船体1の前後方向に仕切るように多孔板を設置することにより、より細かい気泡を空気吹出孔26に供給することが可能である。
気泡室28の内部にある程度の空気が溜まると、空気吹出孔26から船底4の下の水中に気泡40が押し出される。船舶が航行中、船体1は水に対して前方に推進する。船底4において、水流は、吹出側チャンバー9の前端部22側から後端部23側に向う主方向を有する。それに対して吹出側チャンバー9の内部は相対的に閉鎖した空間であるため、外部の水流に比べて気泡室28の水及び空気の流れは緩い。そのため気泡室28の空気が空気吹出孔26から外部に吹き出すとき、水流のせん断力によって気泡がせん断され、より細かい気泡40となって下流側に流れる。細かい気泡40は船底4に留まる時間が長いため、高い空気潤滑効果が得られる。このように、空気供給孔27からの空気がそのまま船底4に供給されるのではなく、後端部23などによって一旦、気泡室28の内部に滞留した後、せん断力が働くように外部に供給されることにより、空気潤滑に適した気泡40が得られる。
空気吹出孔26の形状の設計により、気泡室28から、船体1の長さ方向に速度の異なる水流中に気泡40をより円滑に吹き出すことが可能である。図5の例では、各空気吹出孔26は、流れの主方向、すなわち船体1の前後方向に長いオーバル形状である。空気吹出孔26から吹き出した気泡40は、後端部23に沿って上昇し、船底4を覆いつつ船尾3側に流れ、空気回収側チャンバー12に到達する。
次に回収側チャンバー12の構成を説明する。図7は回収側チャンバー12の底面図である。図8は回収側チャンバー12を側面から見た断面図である。いずれも図の右側が船首2側である。回収側チャンバー9は吹出側チャンバー9と同様の形状を有し、船体1の前後方向に逆の向きで船底4に取り付けられる。回収側チャンバー12は、平坦部31と、前端部32と、後端部33と、側板31−1、31−2とを備える。平坦部31は船底4の下側に設置される板状の部材であり、船底4に対向して平行に配置される。
前端部32は、平坦部31の船首2側の端部と船底4とを接続する板状の部材である。前端部32は、船体1が前方に航行するときの水流の抵抗を減らすために、船首2側に向って船底4に近づく傾斜を有する。後端部33は、平坦部31の船尾3側の端部と船底4とを接続する板状の部材である。後端部33は、船体1が前方に航行するときに抵抗となる渦の発生を抑えるために、船尾3側に向って船底4に近づく傾斜を有する。側板31−1、31−2は、吹出側チャンバーの側板21−1、21−2と同様に回収側チャンバー12の左右を塞ぎ、気泡室38を形成する。気泡室38は、空気取込孔36において船体1が浮かぶ水面下の水と連通し、空気回収孔37において配管13と連通し、それ以外は閉鎖された空間である。このような構成を有する回収側チャンバー12は、吹出側チャンバー9用の部材を船体1の前後方向に逆にして船底4に設置することで実現できる。
回収側チャンバー12の設計上、平坦部31は、図7の点線を境界として、船首2側の領域である空気取込部34と、船尾3側の領域である押出圧発生部35とに分けられる。空気取込部34に、吹出側チャンバー9の空気吹出孔26と同様に複数の空気取込孔36が形成される。
押出圧発生部34に対向する船底4に、空気回収孔37が形成される。空気回収孔37に、配管13の一端が接続される。押出圧発生部35により、ある程度の容積を有する気泡室38を得ることができる。空気取込孔36から取り込まれた気泡は、気泡室に溜まる。気泡が一旦、押出圧発生部35に溜まることにより、ある程度まとまった量の空気の塊が気泡室38に蓄積される。その結果、気泡を円滑に空気回収孔37から回収することができる。
水の抵抗を抑制するために、回収側チャンバー12の厚さは薄いことが望ましい。押出圧発生部35の長さを大きく取ることにより、回収側チャンバー12が薄くても十分な気泡室38の体積を得ることができる。そのため例えば、吹出側チャンバー9と同様に、気泡室38の幅と比べて、空気取込孔36の中心と空気回収孔37の中心の方が長くなるように設定されることが望ましい。
回収側チャンバー12に案内板39を設置することによって気泡40をより円滑に取り込むことができる。案内板39は、上下方向に見て空気取込孔36と重なる位置の回収側チャンバー12の内部に接地される。案内板39は、船首2側から船尾3側に向って船底4に近づくように傾けて設置される。この案内板39により、空気取込孔36から取り込まれた気泡40が円滑に押出圧発生部35に送り込まれる。
図9、図10は、本実施形態の変形例における回収側チャンバーを示す底面図と断面図である。本変形例においては、回収側チャンバーは、その下流側の端部に絞り込み部41を備える。絞り込み部41においては、回収側チャンバーの幅が下流側に向かって漸次的に小さくなるように絞り込まれる。絞り込み部41は好ましくは更に、図8の後端部33と同様に、下流側ほど船底4に近づく板材によって形成される。空気回収孔37は、絞り込み部41の鉛直方向上部に位置する。このような構成によって、気泡室38に取り入れられた気泡が絞り込み部41において集まりやすくなり、より効率的に空気回収孔37から気泡を回収することが可能となる。
既存の船舶に改装を施して本実施形態の空気潤滑システムを取り付ける場合、船底4に空気供給孔27と空気回収孔37を形成する。船内に配管10、配管13、コンプレッサ11を設置する。船底4に吹出側チャンバー9と回収側チャンバー12を設置する。このようにして既存の船舶の航行の効率を向上することができる。新造船に対して本実施形態における空気潤滑システムを設置する場合も、同様の手順により、少ない設計変更で空気潤滑システムを設置することができる。
本実施形態における空気潤滑システムの構成は、空気回収装置8の側だけを用いても有効である。例えば、空気潤滑システムを備えた新造船と同じように気泡吹き出しのためのチャンバーを船体1の内部に形成する内装式とし、回収側チャンバー12を外付けにすることにより、空気回収装置8側について本実施形態と同じ効果を得ることができる。
1 船体
2 船首
3 船尾
4 船底
5 プロペラ
6 舵
7 空気吹き出し装置
8 空気回収装置
9、9a、9b 吹出側チャンバー
10 配管
11 コンプレッサ
12、12a、12b 回収側チャンバー
12−1、12−2 吹出側チャンバー
13 配管
14 右舷
15 左舷
21 平坦部
21−1、21−2 側板
22 前端部
23 後端部
24 空気拡散部
25 空気吹出部
26 空気吹出孔
27 空気供給孔
28 気泡室
31 平坦部
31−1、31−2 側板
32 前端部
33 後端部
34 空気取込部
35 押出圧発生部
36 空気取込孔
37 空気回収孔
38 気泡室
39 案内板
40 気泡
41 絞り込み部

Claims (8)

  1. 船舶の船底に気泡を供給する空気吹き出し装置に対して船尾側の前記船底に、前記船底から外側に突出するように取り付けられた回収側チャンバーと、前記回収側チャンバーは、前記船底に対向していて空気取込孔を有する下側面を有し
    前記空気取込孔に対して前記船舶の前後方向に異なる位置に設けられ、前記回収側チャンバーの内部の空気を回収する回収部と
    を具備する
    空気回収装置。
  2. 請求項1に記載された空気回収装置であって、
    前記回収部は、前記空気取込孔に対して前記船舶の前後方向に異なる位置の前記船底に設けられた空気回収孔を備える
    空気回収装置。
  3. 請求項1に記載された空気回収装置であって、
    前記回収部は、前記空気取込孔よりも前記船舶の船尾側の前記船底に形成された空気回収孔から前記回収側チャンバーの内部の空気を回収し、
    前記回収側チャンバーは、前記空気取込孔から取り込まれた空気を集めて前記空気回収孔から回収するための前記船舶の前後方向に延長する空気蓄積部を有する
    空気回収装置。
  4. 請求項3に記載された空気回収装置であって、
    前記空気取孔は、前記空気回収孔よりも前記船舶の横方向に広い領域に分布する
    空気回収装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載された空気回収装置であって、
    前記回収側チャンバーは、船首側の前端部と、前記前端部から前記船尾側に延び、前記船底に対向する前記下側面としての平坦部と、前記平坦部から前記船尾側に延びる後端部と、及び前記前端部、前記平坦部、及び前記後端部に接続される側板とを具備し、
    前記前端部は前記船底から前記平坦部に延び、前記後端部は、前記平坦部から前記船底に延びており、
    前記平坦部は、前記船首側の前部と前記船尾側の後部とを有し、前記空気取込孔は、前記平坦部の前記前部に設けられている
    空気回収装置。
  6. 請求項5に記載された空気回収装置であって、
    前記回収側チャンバーは、前記空気取込孔に対応する前記平坦部の位置から前記船底に延びる案内板を更に備える
    空気回収装置。
  7. 前記空気吹き出し装置よりも船尾側の前記船底に設置された請求項1からのいずれか1項に記載された空気回収装置と、
    前記空気吹き出し装置と
    を具備する
    船舶。
  8. 船底に気泡を供給する空気吹き出し装置を備えた船舶の改装方法であって、
    前記空気吹き出し装置よりも船尾側の前記船底に、回収側チャンバーを前記船底から外側に突出するように取り付ける工程と、前記回収側チャンバーは、前記船底に対向して空気取込孔を有する下側面を有し、
    前記回収側チャンバーの内部の空気を回収する回収部を形成する工程と
    を具備する
    船舶の改装方法。
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