JP5723355B2 - 浴室フロア - Google Patents

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本発明は、洗い場フロアと浴槽フロアとを接合して形成される浴室フロアに関する。
従来から、システムバスにおいては、洗い場フロアと浴槽フロアとを接合して浴室フロアを形成し、浴槽フロアに浴槽を設置している。また、洗い場フロアの中には、洗い場フロアの本体を構成する成形体の表面に表面シートを貼り付けたものもある(例えば、特許文献1参照)。この洗い場フロア(洗い場床部)は、浴槽側に土手部が形成された基材と、基材の表面側に貼り合された表面材とで構成されており、表面材における浴槽側部分は土手部の上部側まで延びている。そして、土手部の上部側まで延びた表面材の上端側部分は、浴槽の側面に取り付けられたバスエプロンの裏面下部によって土手部の側面に押し当てられており、これによって、表面材が土手部から剥がれ難くなっている。
特開2010−227501号公報
一般に、浴槽の側面に取り付けられるバスエプロンは、浴槽フロアを清掃したり、浴槽フロアに設置された機器等を点検や修理したりするメンテナンスの際には、取り外さなければならないため、容易に取り外しができるように構成されている。このため、前述した従来の洗い場フロアでは、土手部の上面に凸部を設け、バスエプロンの裏面には、土手部の凸部と噛合できる下に突出した凸部が設けられた取付治具を取り付けて、両凸部を噛合させることにより、バスエプロンの取り付けが容易にできるとともに、取り外しも容易にできるようにしている。しかしながら、このように、バスエプロンの裏面を表面材に側方から当てるだけでは、表面材が土手部から剥がれることを確実に防止することは難しい。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、洗い場フロアから表面シートが剥がれることを確実に防止できる浴室フロアを提供することである。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
前述した目的を達成するため、本発明に係る浴室フロアの構成上の特徴は、洗い場フロアの本体(13)の底面部(13d)の縁部に形成された立ち上がり部(15)と、浴槽フロア(17)の底面部(17a)の縁部に形成された立ち上がり部(18)とを接合して形成された浴室フロア本体と、洗い場フロアの本体の表面に貼り付けられた表面シート(16)と、洗い場フロアの立ち上がり部と浴槽フロアの立ち上がり部との接合部を覆うとともに、一端(22a)が洗い場フロアの本体の底面部側に延びて表面シートを上方から押さえるカバー部材(20)とを備え、カバー部材の上端部(21)に、浴槽フロアに設置される浴槽の側面に設けられ下端面に凹部(25a)または凸部が形成されたエプロン(25)を設置するための設置面を形成するとともに、設置面における洗い場フロア側部分に凹部または凸部に係合できる係合用突部(21a)または係合用凹部を形成したことにある。
本発明に係る浴室フロアでは、洗い場フロアの立ち上がり部と浴槽フロアの立ち上がり部との接合部、すなわち洗い場フロアと浴槽フロアとの隣接する両立ち上がり部の少なくとも境界部をカバー部材で覆い、カバー部材の洗い場フロア側部分を洗い場フロアの底面部側に延ばして表面シートを上方から押さえるようにしている。このカバー部材は着脱する必要はなく、常時洗い場フロアの立ち上がり部と浴槽フロアの立ち上がり部との接合部に固定しておくことができる。すなわち、カバー部材で表面シートを上方から洗い場フロアの本体の底面部に常時押さえ付けているため、表面シートが洗い場フロアの本体から剥がれることを確実に防止できる。
また、カバー部材は、洗い場フロアの立ち上がり部と浴槽フロアの立ち上がり部との接合部および表面シートの縁部を覆い隠すことができるため、美観が増すとともに、洗い場フロアの立ち上がり部と浴槽フロアの立ち上がり部との接合部に水が掛かることを防止できるので、接合部に水が浸入することをより確実に防止できる。なお、洗い場フロアにおける底面部と立ち上がり部との境界は直交するように形成しても曲面状に形成してもよく、曲面状に形成した場合には、洗い場フロアの本体におけるカバー部材によって表面シートが押し付けられる部分に曲面状の部分が含まれていてもよい。また、表面シートは、洗い場フロアの底面部だけに貼り付けられていても、立ち上がり部の側面まで貼り付けられていてもよい。
さらに、表面シートとしては、洗い場フロアの本体の表面形状に追従して変形できる軟質材料で構成されたものであってもよいし、ある程度の硬さを備えた材料で構成され所定の形状に形成されたものであってもよい。また、カバー部材としては、少なくとも洗い場フロアの立ち上がり部と浴槽フロアの立ち上がり部との接合部を覆う部分と、表面シートを上方から押さえる部分とが備わっていればよいが、洗い場フロアの立ち上がり部と浴槽フロアの立ち上がり部との接合部における上面、洗い場フロア側側面および浴槽フロア側側面を覆える断面形状がコ字状またはそれに近い形状の部材を用いることが好ましい。これによると、カバー部材を、洗い場フロアの立ち上がり部と浴槽フロアの立ち上がり部との接合部の適正位置に容易に設置することができる。また、本発明は、カバー部材の上面および係合用突部または係合用凹部を、エプロンの設置に利用するようにしている。本発明によると、エプロンの重さをカバー部材を介して表面シートに作用させることができるため、表面シートが洗い場フロアの本体から剥がれることをより確実に防止できる。また、エプロンへの取付治具の取り付けが不要になる。なお、この場合の係合用突部や係合用凹部は、連続した突条や溝条であってもよいし、間隔を保って配置された複数の突部や凹部であってもよい。
本発明に係る浴室フロアの他の構成上の特徴は、表面シートが洗い場フロアの本体の底面部だけに貼り付けられ、カバー部材が表面シートの縁部を押さえたことにある。本発明によると、表面シートに無駄な部分がなくなるとともに、表面シートの縁部を押さえることによって、洗い場フロアの本体からめくれる部分がなくなる。また、洗い場フロアの立ち上がり部に表面シートが位置しなくなるため、カバー部材の取り付けが容易になる。
本発明の一実施形態に係る浴室フロアを示した斜視図である。 図1に示した浴室フロアの分解斜視図である。 表面シートを示した斜視図である。 洗い場フロアと浴槽フロアとの接合部を示した断面図である。 カバー部材を示した斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は同実施形態に係る浴室フロア10を示しており、図2はその分解図を示している。この浴室フロア10は、洗い場フロア11と、浴槽フロア17と、カバー部材20とで構成されている。以下、洗い場フロア11側を前方、浴槽フロア17を後方とし、左右方向は、洗い場フロア11側から浴槽フロア17側を見たときの左右方向として説明する。洗い場フロア11は、フレーム12と、フレーム12の上部に設置された洗い場フロア本体13と、洗い場フロア本体13の上面に貼り付けられた表面シート16とで構成されている。フレーム12は、金属製の中空角材を枠状に組み立てて構成されるフレーム本体12aと、フレーム本体12aの四隅の下部にそれぞれ設けられた4個の脚部(図示せず)等で構成されている。
洗い場フロア本体13は、それぞれ発泡ポリスチレンの成形体からなる複数の分割フロア13a,13b,13cと排水部フロア14とを組み付けて構成されている。分割フロア13aはフレーム12の右側に配置され、分割フロア13bはフレーム12の左側に設置され前後および左右の長さが同じになっている。分割フロア13cは、分割フロア13a,13bよりも左右の長さが少し長く前後の長さが短くなっており、前端部をフレーム12の前部に合わせ、後端部をフレーム12の後端から距離をおいて分割フロア13a,13b間に配置されている。
排水部フロア14は、分割フロア13a,13bに挟まれて分割フロア13cの後方に配置されており、前後よりも左右に長い長方形の小フロア14aの左右方向の中央における後部に略四角箱形の排水口部14bを形成して構成されている。この排水部フロア14を設置することによって、前述したように、分割フロア13cは、分割フロア13a,13bよりも前後の長さが短くなっている。また、小フロア14aの上面は排水口部14bに向かって下り傾斜になった傾斜曲面で構成されており、排水口部14bの底部には外部に連通する排水口(図示せず)が形成されている。
分割フロア13a,13b,13cの上面は、分割フロア13a,13b,13cが組み付けられて洗い場フロア本体13を形成したときの上面が後縁部および左右の縁部側から後端中央の排水口部14bに向かって下り傾斜になるように形成されている。そして、分割フロア13a,13b,13cの後縁部には、それぞれ上方に突出する突部が形成されており、これらの突部で立ち上がり部15が形成されている。この立ち上がり部15は、洗い場フロア本体13の底面部13dに対して略直交して上方に延びている。
また、立ち上がり部15の上面における前部側部分には左右に延びる突部15a(図4参照)が形成されており、これによって、立ち上がり部15の上面における前部側部分は中央部分から後端にかけての部分よりも僅かに高くなっている。立ち上がり部15の上面を構成する前部側部分とそれ以外の部分とはそれぞれ水平面で構成されており、このため、立ち上がり部15の洗い場フロア本体13の底面部13dからの高さは、中央側が高く、左右両側にいくほど低くなっている。また、立ち上がり部15の上面における後部側には、左右方向に間隔を保って複数のねじ穴15bが形成されている。
表面シート16は、図3に示したように、洗い場フロア本体13の底面部13dに沿える形状に形成されており、厚みが、3〜5mmのポリ塩化ビニルの成形体で構成されている。表面シート16は、洗い場フロア本体13における排水口部14bおよび立ち上がり部15を除いた部分の上面に貼り付けられており、排水口部14bに対応する部分には、後部が開放された開口16aが形成されている。また、図示は省略しているが、表面シート16の表面には、滑り止めの目的と、美観を向上させる目的のための凹凸模様が施されている。さらに、表面シート16は、洗い場フロア本体13を構成する分割フロア13a,13b,13cや排水部フロア14の境界部の繋ぎ目を隠す機能や、クッション性および防水性を向上させる機能も備えている。
浴槽フロア17は、底面部17aと、底面部17aの周縁部に設けられた立ち上がり部17bとからなっており、底面部17aの左右両側には浴槽フロア17の下を点検するための点検口17cが形成され、前部中央には配管用穴部17dが形成されている。また、立ち上がり部17bの前端に位置する立ち上がり部18は、図4に示したように、下方から前方側斜め上方に傾斜して延びた傾斜部18aと、傾斜部18aの上端から前方に向かって水平に延びるフランジ部18bとで構成されており、傾斜部18aの後面とフランジ部18bの上面とが交差する部分には傾斜面18cが形成されている。
なお、立ち上がり部18における左右両側と中央部分の傾斜面は図4に示した傾斜部18aよりも垂直に近い傾斜面になっている。フランジ部18bの下面における前部側部分には、立ち上がり部15の突部15aに対応して左右に延びる凹部(段部)18dが形成されており、これによって、フランジ部18bの下面における前部側部分は中央部分から後端にかけての部分よりも僅かに高くなっている。
また、フランジ部18bの下面における後部側に、下方に突出した状態で左右に延びる突起からなるシール部18eが形成され、フランジ部18bにおける凹部18dとシール部18eとの間の部分には左右方向に一定間隔で上下に貫通するねじ挿通穴18fが形成されている。そして、浴槽フロア17は、フランジ部18bの下面を立ち上がり部15の上端面に位置させて、洗い場フロア11に組み付けられる。このとき、シール部18eが立ち上がり部15の上端面の後部側部分に当接し、凹部18dと突部15aとが対向する。また、フランジ部18bの下面の幅と、立ち上がり部15の上端面の幅とは略同じ長さに設定されて、フランジ部18bの前端面と立ち上がり部15の前側面との間に段差が生じないようにして立ち上がり部15とフランジ部18bとが組み付けられている。なお、シール部18eにはコーキング等のシール部材を設けても良い。
カバー部材20は、図5に示したように、ABSなどの硬質な樹脂で成形されており、上面部21と、洗い場側側面部22と、浴槽側係止部23とで構成されている。上面部21は、フランジ部18bの上面を覆える平面板状に形成されており、その上面は本発明に係る設置面を構成する。また、上面部21の上面における前部側には、左右に延びる係合用突部21aが形成され、上面部21の下面における前部側と後部側とには、それぞれ小さな突条21b,21cが形成されている。そして、上面部21には、上下に貫通する複数のねじ挿通穴21dが左右方向に間隔を保って形成されている。
洗い場側側面部22は、上面部21の前縁部から下方に延びる板状に形成されており、その下端部22aは表面シート16の後縁部を押圧できる位置まで延びている。すなわち、洗い場側側面部22の下縁部は左右両側から中央側に行くほど下方まで延び、中央部分には、排水口部14bの内部後端部分に向かって僅かに突出する突出部22bが形成されている。また、洗い場側側面部22の後面におけるフランジ部18bの前端面に対向する部分には後方に突出する突条22cが左右に延びている。浴槽側係止部23は、上面部21の後縁部から後方斜め下方に延びる上下(前後)方向の幅が小さな板状に形成されており、浴槽側係止部23と上面部21との角度は、立ち上がり部18におけるフランジ部18bの上面と傾斜面18cとの角度と同じに設定されている。
このように構成されたカバー部材20は、上面部21をフランジ部18bの上面に合わせ、浴槽側係止部23を傾斜面18cに合わせた状態で立ち上がり部15とフランジ部18bとの接合部を覆っており、このとき、洗い場側側面部22は、突出部22bを排水口部14bの内部後端部分に位置させ、突条22cをフランジ部18bの前端面に当接させ、下端部22aを表面シート16の後縁部に当接させる。また、上面部21の下面の突条21b,21cは、それぞれフランジ部18bの上面に当接する。そして、カバー部材20は、ねじ(図示せず)を、上面部21のねじ挿通穴21dおよびフランジ部18bのねじ挿通穴18fに通し、立ち上がり部15のねじ穴15bに螺合させることにより立ち上がり部15とフランジ部18bとの接合部に固定される。
これによって、上面部21の突条21b,21cがフランジ部18bの上面に圧接し、洗い場側側面部22の突条22cがフランジ部18bの前端面に圧接し、下端部22aが表面シート16の後縁部を洗い場フロア本体13の底面部13dに押し付ける。このように、カバー部材20は、立ち上がり部15とフランジ部18bとの接合部を覆い隠すことによって、美観を高めるとともに、表面シート16を洗い場フロア本体13の底面部13dに押し付けて表面シート16が洗い場フロア本体13から剥がれることを防止する。また、カバー部材20は、洗い場フロア11上の湯水が、立ち上がり部15と立ち上がり部18との接合部に付着することも防止する。
また、上面部21の上面には、エプロン25が設置される。このエプロン25は浴槽の前側面側に設置されて、浴槽の前側面を覆い隠すもので、板状に形成され、その下端面には、カバー部材20の係合用突部21aに係合できる凹部からなる溝条25aが形成されている。また、図示は省略するが、浴槽の前側面部の上端には、前方水平方向に延びた後に屈曲して下方に延びるフランジ状の縁部が形成されており、エプロン25は、上部をこの縁部の内部に挿入して持ち上げたのちに、下端面の溝条25aをカバー部材20の係合用突部21aに係合させることによって、浴槽の前面側に設置されている。
このエプロン25の重さは、カバー部材20を介して表面シート16に作用する。これによって、表面シート16は洗い場フロア本体13の底面部13dにさらに強く押し付けられ表面シート16が洗い場フロア本体13から剥がれることをより確実に防止する。また、エプロン25を取り外す際には、エプロン25を上方に持ち上げて下部を前方に移動させることにより容易に取り外すことができる。
このように、本実施形態に係る浴室フロア10では、洗い場フロア11の立ち上がり部15と浴槽フロア17の立ち上がり部18とを接合して、その接合部をカバー部材20で覆うとともに、表面シート16の後縁部を上方から押さえて洗い場フロア本体13の底面部13dに押し付けるようにしている。このカバー部材20は、ねじで立ち上がり部15とフランジ部18bとの接合部に固定され、取り外す必要のないものであるため、表面シート16の後縁部は常時上方から洗い場フロア本体13の底面部13dに押さえ付けられる。このため、表面シート16が洗い場フロア本体13から剥がれることを確実に防止できる。また、カバー部材20は、洗い場フロア11の立ち上がり部15と浴槽フロア17の立ち上がり部18との接合部および表面シート16の後縁部を覆い隠せるため、美観が増すとともに、立ち上がり部15と立ち上がり部18との接合部に湯水が付着することを防止できる。
また、本実施形態に係る浴室フロア10では、カバー部材20の上面部21の上面における前部側に係合用突部21aを設けて、この係合用突部21aに、エプロン25の下端面に形成された溝条25aを係合させることにより、エプロン25を上面部21の上面に設置できるようにしている。これによると、エプロン25の重さがカバー部材20を介して表面シート16にかかるようになり、表面シート16が洗い場フロア本体13から剥がれることをより確実に防止できる。また、この場合、エプロン25は上面部21の上面に載せるだけですむため、エプロン25を設置するための取付治具等は不要になる。
また、本発明に係る浴室フロアは、前述した実施形態に限定するものでなく、本発明の技術的範囲において適宜変更して実施することができる。例えば、前述した実施形態では、洗い場フロア11の立ち上がり部15が洗い場フロア本体13に対して略直交するようにして上方に延びているが、この洗い場フロア本体13の底面部と立ち上がり部15の前面とは滑らかな曲面で接続されていてもよい。この場合、表面シート16の後縁部は、立ち上がり部15の前面下部から上部にかけての所定部分まで延ばしてもよい。そして、カバー部材20の下端部22aは、洗い場フロア本体13の曲面に対応する形状にして、洗い場フロア本体13の底面部から曲面の部分を押圧できるようにする。
また、前述した実施形態では、表面シート16を、洗い場フロア本体13の上面形状に沿った形状に成形された軟質のシートで構成しているが、成形せずに洗い場フロア本体13の上面形状に追従して自在に変形できる軟質のシートを用いることもできる。この場合、表面シートを構成する軟質シートとしては、前述した塩化ビニルの他、例えば、スチレン・ポリエステル・オレフィン・アクリル系の各種エラストマーやゴム材料等から選択したもので構成することができる。これによると、表面シートは、平面状のシートで構成され、洗い場フロア本体13の上面に貼り付けられることによって、洗い場フロア本体13の上面と同じ形状になる。また、軟質のシートの他に、洗い場フロア本体13の上面形状に沿った形状に成形された比較的硬質のシートで構成しても良い。この場合、ポリエステル、オレフィン、アクリル系などの硬質樹脂が挙げられる。
また、カバー部材20としては、浴槽側係止部23を除いて、上面部21と洗い場側側面部22とで構成したものを用いてもよいし、浴槽側係止部23をさらに下方まで延ばしたものを用いてもよい。さらに、係合用突部21aに代えて上面部21の上面に溝条を設け、エプロン25の下端面に突条を設けてもよい。また、係合用突部21aに代えて上面部21の上面に複数の突部を間隔を保って設け、エプロン25の下端面に複数の凹部を間隔を保って設けてもよいし、上面部21の上面に複数の凹部を間隔を保って設け、エプロン25の下端面に複数の突部を間隔を保って設けてもよい。また、実施例ではカバー部材の材質をABSなどの樹脂で成形したものを例示したが、ステンレス等の金属などで形成してもよい。さらに、浴室フロアを構成するその他の部分についても、本発明の技術的範囲において適宜変更して実施することができる。
10…浴室フロア、11…洗い場フロア、13…洗い場フロア本体、15,18…立ち上がり部、16…表面シート、17…浴槽フロア、13d,17a…底面部、20…カバー部材、21…上面部、21a…係合用突部、22a…下端部、25…エプロン、25a…溝条。

Claims (2)

  1. 洗い場フロアの本体の底面部の縁部に形成された立ち上がり部と、浴槽フロアの底面部の縁部に形成された立ち上がり部とを接合して形成された浴室フロア本体と、
    前記洗い場フロアの本体の表面に貼り付けられた表面シートと、
    前記洗い場フロアの立ち上がり部と前記浴槽フロアの立ち上がり部との接合部を覆うとともに、一端が前記洗い場フロアの本体の底面部側に延びて前記表面シートを上方から押さえるカバー部材と
    を備え、
    前記カバー部材の上端部に、前記浴槽フロアに設置される浴槽の側面に設けられ下端面に凹部または凸部が形成されたエプロンを設置するための設置面を形成するとともに、前記設置面における前記洗い場フロア側部分に前記凹部または前記凸部に係合できる係合用突部または係合用凹部を形成したことを特徴とする浴室フロア。
  2. 前記表面シートが前記洗い場フロアの本体の底面部だけに貼り付けられ、前記カバー部材が前記表面シートの縁部を押さえた請求項1に記載の浴室フロア。
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