JP5772352B2 - 通信装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
(システムの構成)
図面を参照して第1実施例を説明する。図1に示されるように、通信システム2は、IP網4と、LAN6、8と、多機能機10、110と、SIPサーバ120と、ホームゲートウェイ130を備える。多機能機10はLAN6に接続されている。多機能機110は、ホームゲートウェイ130を介してLAN8に接続されている。LAN6、8及びSIPサーバ120は、IP網4に接続されている。多機能機10と、SIPサーバ120と、多機能機110とは、LAN6、8とIP網4を介して、相互に通信可能である。
多機能機10の構成について説明する。なお、多機能機110は、多機能機10と同様の構成を備える。多機能機10は、印刷機能、スキャナ機能、コピー機能、電子メール送受信機能、IPFAX機能、電話機能等の多機能を備える。多機能機10は、表示部12と、操作部14と、ネットワークI/F(インターフェイス)16と、スキャン実行部18と、印刷実行部20と、制御部22と、を備える。上記の各部12〜22はバス線24に接続されている。表示部12は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部14は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部14を操作することによって、様々な指示を多機能機10に入力することができる。ネットワークI/F16は、LAN6に接続されている。スキャン実行部18は、CIS、CCD等のスキャン機構を備え、スキャン対象物をスキャンすることによって画像データを生成する。印刷実行部20は、インクジェットヘッド方式、レーザ方式等の印刷機構を備え、制御部22からの指示に従って印刷を行う。
SIPサーバ120の構成について説明する。SIPサーバ120は、多機能機10、110のそれぞれについて、当該多機能機のIPアドレスと、当該多機能機のSIPURIと、を対応付けて記憶している。SIPサーバ120は、SIP(Session Initiation Protocol)を利用して、多機能機10と多機能機110との間の通信セッションを確立する。即ち、例えば、多機能機10と多機能機110との間でIPFAX送信処理を実行するための通信セッションを確立するための各種コマンドは、SIPサーバ120を経由して送信される。
続いて、図2を参照して、IPFAX送信処理について説明する。以下では、多機能機10が、通信先機器である多機能機110にFAXデータを送信する場合を例として、IPFAX送信処理の内容を説明する。
図3を用いて、原稿読取処理(S13)を説明する。S111において、CPU30は、自動原稿搬送装置にセットされた原稿を、スキャン実行部18にスキャンさせる。これにより、スキャン実行部18は、スキャンデータを生成する。CPU30は、スキャン実行部18により生成されたスキャンデータをメモリ32に記憶する。S113において、CPU30は、メモリ32に記憶されたスキャンデータを取得し、符号化(圧縮)処理を行い、FAXデータを生成し、メモリ32に記憶する。FAXデータの符号化に用いられる方式の例としては、モノクロの場合には、JBIG方式、MMR方式、MR方式、MH方式などが挙げられる。また、カラーの場合には、JPEG符号化方式が挙げられる。 そして、回線接続処理(S15)へ進む。
図4を用いて、回線接続処理(S15)の処理内容を説明する。S211において、CPU30は、使用候補帯域をINVITEメッセージに設定する。具体的には、SDP(Session Description Protocol)に、使用候補とする帯域をkbps単位で記述することで、帯域を要求する。SDPは、メディアの種類(音声か映像か、など)、メディアを運ぶために使用するプロトコル、使用するポート番号などを明示するためのプロトコルである。図10に、INVITEメッセージのSDPの一例を示す。領域A1に示すように、使用する帯域60を「b=AS:64」、「b=AS:512」、「b=AS:1024」と記述することによって、「0kbps〜64kbps」、「64kbps〜512kbps」、「512kbps〜1Mbps」の各々の帯域60を、使用候補の帯域として要求することができる。また、使用候補の帯域のうち、多機能機110が対応できる帯域は、200OKによって多機能機110から通知される。
図5を用いて、FAX送信処理(S17)を説明する。FAX送信処理は、IP網4を介して、FAXデータを多機能機110に送信する処理である。S302において、CPU30は、DIS信号を多機能機110から受信したか否かを判断する。DIS信号は最初のメッセージであり、応答側(多機能機110)の機能(サイズ、カラー、符号化方式、解像度、T.38有無、など)を述べる信号である。受信していない場合(S302:NO)にはS302へ戻り待機し、受信した場合(S302:YES)にはS306へ進む。
S338およびS353で実行される、MCF/RNR受信処理を、図6のフローを用いて説明する。S410において、CPU30は、MCF信号を多機能機110から受信したか否かを判断する。MCF信号は、部分FAXデータを受信した旨を報知する信号である。MCF信号を受信した場合(S410:YES)にはS412へ進む。S412において、CPU30は、メモリ32のパラメータ群38に記憶されている送信モードが、「低帯域送信モード」に設定されているか否かを判断する。送信モードが「低帯域送信モード」に設定されていない場合(S412:NO)にはMCF/RNR受信処理を終了し、設定されている場合(S412:YES)にはS414へ進む。S414において、CPU30は、UPDATE処理を実行する。UPDATE処理の内容については後述する。
S414およびS426で実行されるUPDATE処理を、図7のフローを用いて説明する。S502において、CPU30は、送信モードの設定内容を判断する。送信モードが「通常帯域送信モード」に設定されている場合(S502:通常帯域送信モード)には、S504へ進む。
図8を用いて、回線切断処理(S19)を説明する。S611において、CPU30は、BYE信号をSIPサーバ120へ送出する。BYE信号は、多機能機10と多機能機110との間に確立された通信セッションを終了するためのコマンドである。
本実施形態に係る通信システム2の動作の具体例を、図11および図12のシーケンス図を用いて説明する。図11および図12では、例として、使用候補帯域が「0kbps〜64kbps」、「64kbps〜512kbps」、「512kbps〜1Mbps」である場合を説明する。また、多機能機110が対応できる帯域が、「0kbps〜64kbps」および「64kbps〜512kbps」である場合を説明する。また、多機能機110がT.38FAX信号に非対応であり、多機能機110がホームゲートウェイ130のTEL_I/Fに接続されている場合を説明する。この場合、多機能機110は、ホームゲートウェイ130を介して、各種の信号(DIS信号又は、MCF信号など)を多機能機10と通信する。また、図11の期間T2において多機能機110の処理能力が低下してビジー状態となり、図12の期間T3において多機能機110が通常の状態に戻る場合を説明する。
以上説明した、第1実施例の説明例に係る多機能機10の効果を説明する。課金時間62当りの通信料金を用いるIP網4では、通信先機器である多機能機110が処理能力の低下によりFAXデータを受信することができない期間(データ通信停止期間DT1)においても課金されるため、当該期間中において無駄な課金が発生することになる。第1実施例に係る多機能機10では、多機能機110がFAXデータを受信できない状態(ビジー状態)であることが判明すると(S420:YES)、使用する帯域を通常帯域より遅い最低帯域に変更する(S504、S506)。これにより、図9の帯域課金情報テーブル36に示すように、利用する帯域60が遅くなることに応じて課金時間62当りの課金63が安くなることが一般的であるため、データ通信停止期間DT1の期間中の課金額が、必要以上に高くなってしまう事態を防止することができる。
第2実施例を説明する。第2実施例は、第1実施例で行われるMCF/RNR受信処理(S338、S353)を一部変更する実施例である。具体的には、データ通信停止期間DT1(RNR信号を受信してからMCF信号を受信するまでの期間)を毎度計測して、データ通信停止期間DT1の平均値である平均停止期間を算出する。そして、平均停止期間が通常帯域の課金時間を超えていた場合に、帯域を最低帯域に変更するという実施例である。また第2実施例では、メモリ32のパラメータ群38には、平均停止期間がさらに記憶される。なお、第2実施例のその他の構成や動作については、第1実施例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
第2実施例に係るMCF/RNR受信処理を、図13および図14のフローを用いて説明する。S710において、CPU30は、MCF信号を多機能機110から受信したか否かを判断する。MCF信号を受信した場合(S710:YES)にはS712へ進む。S712において、CPU30は、データ通信停止期間DT1を計測中であるか否かを判断する。計測中ではない場合(S712:NO)にはS722へ進み、計測中である場合(S712:YES)にはS714へ進む。S714において、CPU30は、データ通信停止期間DT1の計測を終了する。
以上説明した、第2実施例の説明例に係る多機能機10の効果を説明する。RNR信号を受信してからMCF信号を受信するまでのデータ通信停止期間DT1は、通信先機器である多機能機110がビジー状態である期間である。そして、データ通信停止期間DT1が通常帯域の課金時間62を越えている場合は、帯域を通常帯域から最低帯域に変更することで、課金額が必要以上に高くなる事態を確実に防止できる場合である。そこで、第2実施例に係る多機能機10では、データ通信停止期間DT1の平均値(平均停止期間)が通常帯域の課金時間62を越えている場合(S740:YES)にのみ帯域変更を行うことができるため、無駄な帯域変更処理が実行されてしまう事態を防止することができる。
本実施例では、通信先機器である多機能機110がT.38FAX信号に非対応であることを検出した場合(S306:NO、S422:非対応)にのみ、使用帯域を通常帯域から最低帯域に変更する場合を説明したが、この形態に限られない。通信先機器がT.38FAX信号に対応しているか否かに関わらず、使用帯域を変更する形態であってもよい。この場合、図5のフローにおいてS306、S308、S310のステップを省略し、図6のフローにおいてS422のステップを省略すればよい。
Claims (5)
- 帯域確保型ネットワークに接続され、通信速度が異なるとともに課金単位時間当りの通信料金が異なる複数個の帯域のいずれかに従って、通信先機器との間でデータの通信を実行する通信装置であって、
データを所定の第1帯域に従って送信する第1送信手段と、
前記データを送信した旨を示す第1信号を前記第1帯域に従って送信する第2送信手段と、
前記通信先機器が前記帯域確保型ネットワークに非対応である旨を示す特定信号を受信している場合に、前記第1信号の応答として前記通信先機器がビジー状態である旨を示す第2信号を受信することを条件として、前記第1送信手段によるデータの送信を停止するとともに、使用する帯域を前記第1帯域より遅い第2帯域に変更する帯域変更手段と、
前記通信先機器がビジー状態であるか否かを問い合わせるための第3信号を前記第2帯域に従って送信する第3送信手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記帯域変更手段は、
前記第3信号の応答として前記通信先機器がビジー状態でない旨を示す第4信号を受信することを条件として、帯域を前記第1帯域に戻し、前記第1送信手段は、前記第1帯域に従ってデータの送信を再開することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記帯域変更手段は、
前記第2信号を受信してから前記第4信号を受信するまでの第1期間が、前記第1帯域の課金単位時間を越えている場合に、帯域を前記第1帯域から前記第2帯域に変更することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記帯域変更手段は、前記複数個の帯域のうち前記通信速度が最小の帯域を前記第2帯域として使用することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の通信装置。
- 帯域確保型ネットワークに接続され、通信速度が異なるとともに課金単位時間当りの通信料金が異なる複数個の帯域のいずれかに従って、通信先機器との間でデータの通信を実行する通信装置のためのプログラムであって、
データを所定の第1帯域に従って送信部に送信させる第1送信手段と、
前記データを送信した旨を示す第1信号を前記第1帯域に従って前記送信部に送信させる第2送信手段と、
前記通信先機器が前記帯域確保型ネットワークに非対応である旨を示す特定信号を受信している場合に、前記第1信号の応答として前記通信先機器がビジー状態である旨を示す第2信号受信することを条件として、前記第1送信手段によるデータの送信を停止するとともに、使用する帯域を前記第1帯域より遅い第2帯域に変更する帯域変更手段と、
前記通信先機器がビジー状態であるか否かを問い合わせるための第3信号を前記第2帯域に従って前記送信部に送信させる第3送信手段と、
を前記通信装置に搭載されるコンピュータに機能させることを特徴とするプログラム。
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