JP5777572B2 - バイアス回路 - Google Patents

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この発明は、パワーアンプの出力段などに使用されるバイアス回路に関する。
例えば、オーディオ用パワーアンプの出力段トランジスタは、温度が上昇してバイアス電圧が一定である場合、流れる電流が増加する特性を有している。このため、電流が増加してトランジスタ自体が発熱すると、この熱によってトランジスタを流れる電流がさらに増加し、発熱が促進されていく熱暴走が発生する可能性がある。
従来では、熱暴走を防ぐために、出力段トランジスタの周囲温度を検知して、検知温度が所定の温度範囲より上昇した場合に、バイアス電圧を下げる(アイドリング電流を減少させる)調整を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2には、出力段トランジスタを流れるアイドリング電流を直接検出してアイドリング電流を安定化させる電力増幅器が提案されている。
特開昭63−279605号公報 実開平7−33022号公報
特許文献1に代表される従来の技術は、出力段トランジスタに熱結合された温度検出点のみを基準としてバイアス温度補償を行うので、外気温度が上昇した場合にバイアス電圧が低下して最適なアイドリング電流値を維持できない可能性があるという課題があった。
また、大出力時に出力段トランジスタの温度が上昇した直後に出力が低下した場合は、トランジスタの発熱によってバイアス電圧が大きく低下してアイドリング電流が“0”になる可能性があった。例えば、オーディオ用パワーアンプでは、バイアス回路のアイドリング電流が“0”になると、出力段トランジスタのスイッチング歪みが増加して歪率が悪化し、音質が劣化する要因となる。
さらに、特許文献2に記載の従来の技術では、アイドリング電流を直接検出するための検出系統が必要であり、回路構成が複雑化するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡易な構成で適切なバイアス温度補償を行うことができるバイアス回路を得ることを目的とする。
この発明に係るバイアス回路は、出力段トランジスタのパッケージ表面温度に依存して変化する電圧VQを供給する電圧源回路と、バイアス回路が収容される筐体内の雰囲気温度に依存して変化する電流IQを供給する電流源回路と、電流源回路と一端が接続し、他端が電圧源回路と接続する抵抗R3と、抵抗R3の他端と直列に接続し、一定な基準電圧Vrefが抵抗R3とともに印加される抵抗R4とを備え、バイアス回路を収容する筐体内の雰囲気温度の変化量をΔT1、出力段トランジスタのパッケージ表面温度の変化量をΔT2、出力段トランジスタの内部ペレット温度の変化量をΔT3、出力段トランジスタの内部ペレットからパッケージ表面までの熱抵抗で決定される定数をα(α>1)とした場合に、ΔT3−ΔT1=α・(ΔT2−ΔT1)の関係に従って内部ペレット温度の変化量ΔT3を推定してバイアス電圧を調整し、電圧源回路および電流源回路を、バイアス電圧が電圧VQと抵抗R4における電圧であるVref−IQ・R3との合算となり、内部ペレット温度に対する出力段トランジスタの温度係数をaとした場合に、電圧VQの温度係数ΔVQが−a・α・ΔT2の関係を有し、電流IQの温度係数ΔIQが−a・(α−1)・ΔT1/R3の関係を有するように構成したことを特徴とする。
この発明によれば、簡易な構成で適切なバイアス温度補償を行うことができるという効果がある。
この発明に係るバイアス回路を収容する筐体内外の温度の関係を説明するための図である。 従来のバイアス回路の概要を示す図である。 この発明に係るバイアス回路の概要を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るバイアス回路の一例を示す回路図である。 この発明の実施の形態2に係るバイアス回路の一例を示す回路図である。
実施の形態1.
図1は、この発明に係るバイアス回路を収容する筐体内外の温度の関係を説明するための図である。図1において、温度T0は、この発明に係るバイアス回路を収容する筐体外の外気温度であり、温度T1は、筐体内の雰囲気温度(庫内雰囲気温度)である。
また、温度T2は、この発明に係るバイアス回路によってバイアス電圧が印加される、電界効果トランジスタ(FET)などのパワーアンプの出力段トランジスタQの表面温度であり、温度T3は、上記出力段トランジスタQの内部ペレット温度である。
なお、筐体は、この発明に係るバイアス回路を、例えばオーディオ用のパワーアンプに使用した場合、このバイアス回路を収容するアンプケースに相当する。
(A)外気温度T0が変動する場合
出力段トランジスタQ自身の発熱量が変化せず、外気温度T0が変化することで、庫内雰囲気温度T1が変化する。この変化量をΔT1とする。このとき、出力段トランジスタQの表面温度T2および内部ペレット温度T3のそれぞれの変化量をΔT2F,ΔT3Fとした場合、下記式(1)の関係が成り立つ。
ΔT1=ΔT2F=ΔT3F ・・・(1)
(B)出力段トランジスタQの使用電力が変化する場合
庫内雰囲気温度T1が一切変化せず、出力段トランジスタQの使用電力が変化することで、出力段トランジスタQの内部ペレット温度T3が変化する。このとき、出力段トランジスタQのパッケージ表面温度T2および内部ペレット温度T3の変化量をΔT2Q,ΔT3Qとした場合、これらの温度変化量は、下記式(2)の関係を有する。ただし、αは出力段トランジスタQの内部ペレットからパッケージ表面までの熱抵抗で決定される定数であり、α>1の関係が成り立つ。
ΔT3Q=α・ΔT2Q ・・・(2)
なお、実際には、温度T1,T2,T3は同時に変化するため、上述の(A)と(B)の場合の合算になるため、下記式(3)および下記式(4)の関係となる。
ΔT2=ΔT2F+ΔT2Q ・・・(3)
ΔT3=ΔT3F+ΔT3Q ・・・(4)
さらに、上記式(1)および上記式(2)により、下記式(5)、(6)が得られる。
ΔT2=ΔT1+ΔT2Q ・・・(5)
ΔT3=ΔT1+α・ΔT2Q ・・・(6)
上記式(5)、(6)によって、α・ΔT2Q=ΔT3−ΔT1、ΔT2Q=ΔT2−ΔT1の関係が得られ、下記式(7)が導出される。
ΔT3−ΔT1=α・(ΔT2−ΔT1) ・・・(7)
図2は、従来のバイアス回路の概要を示す図である。図2において、従来のバイアス回路が、出力段トランジスタQ3,Q4に対してVGS=VGS3+VGS4=VQに相当するバイアス電圧Vbiasを加えることにより、アイドリング電流IDが流れるものとする。ここで、出力段トランジスタQ3,Q4のゲート−ソース端子間電圧であるVGSが、出力段トランジスタQ3,Q4の内部ペレット温度T3に依存しており、温度係数を持っている。すなわち、温度T3が変化すると、VGSがその温度係数により変化する。このとき、アイドリング電流IDを一定に保つためには下記式(8)の関係を満たす必要がある。
ただし、aは、内部ペレット温度T3に対する出力段トランジスタQ3,Q4の温度係数の合算である。例えば、その実測値は、−a=−4.7mV/℃である。
また、下記式(8)から下記式(9)の関係が導出される。下記式(9)により、出力段トランジスタQ3またはQ4の内部ペレット温度T3がΔT3上昇した場合、バイアス電圧Vbias(=VQ)を−a・ΔT3下げればアイドリング電流IDは一定になる。
ΔVGS=−a・ΔT3 ・・・(8)
ΔVQ=−a・ΔT3 ・・・(9)
しかしながら、内部ペレット温度T3は測定できないため、従来のバイアス回路では、温度補償用のトランジスタQ1を、出力段トランジスタQ3またはQ4のパッケージ表面温度T2に依存して電圧VQが変化するように、出力段トランジスタQ3またはQ4のパッケージ表面と熱結合している。
つまり、測定可能なパッケージ表面温度変化ΔT2を用いて、下記式(10)により、出力段トランジスタQ3またはQ4のパッケージ表面温度T2がΔT2上昇したときに、バイアス電圧VQを−b・ΔT2下げることで、アイドリング電流IDを一定に保とうとしている。ただし、bは、トランジスタQ1の温度係数である。
ΔVQ=−b・ΔT2 ・・・(10)
上述の場合、下記式(11)の関係が成り立たなければならないが、実際には、上記式(7)の関係が成り立ち、下記式(11)においては、庫内雰囲気温度T1が考慮されておらず、トランジスタQ1の温度係数bが定数の場合、上記式(7)と上記式(10)とを同時に満足させる解が存在しない。
−a・ΔT3=−b・ΔT2 ・・・(11)
そこで、本発明では、庫内雰囲気温度T1と出力段トランジスタのパッケージ表面温度T2との2箇所を温度検出点とする。これにより、外気温度T0が変動した場合や出力段トランジスタの出力が急変した場合であっても、アイドリング電流IDを一定に保つことができる。
図3は、この発明に係るバイアス回路の概要を示す図である。図3に示すバイアス回路では、自身を収容するアンプケースなどの庫内雰囲気温度T1に電流IQが依存し、出力段トランジスタQ3,Q4のパッケージ表面温度T2に電圧VQが依存する。
シャントレギュレータIC1は、温度係数が非常に小さく(≒0)、基準電圧Vrefを直列接続された抵抗R3,R4に印加する。基準電圧Vrefは、温度変化によらず、一定値(通常は2.5V)である。
上述した配置により、出力電圧Vout(電圧Vbias)について、下記式(12)の関係が得られる。ただし、VR3は抵抗R3の電圧であり、VR4は抵抗R4の電圧である。
Vout=VQ+VR4
=VQ+(Vref−VR3)
=VQ+(Vref−IQ・R3) ・・・(12)
上記式(12)の変動分を求めると、下記式(13)が得られる。
ΔVout=ΔVQ−R3・ΔIQ ・・・(13)
上記式(8)と上記式(13)から下記式(14)の関係が得られる。
ΔVGS=−a・ΔT3=ΔVQ−R3・ΔIQ ・・・(14)
従って、上記式(14)が成り立てば、庫内雰囲気温度T1と出力段トランジスタQ3,Q4の内部ペレット温度T3の双方が変動しても、適切なバイアス温度補償を行うことができるバイアス回路が得られる。なお、上記式(7)を用いれば、下記式(15)が得られる。
ΔT3=α・(ΔT2−ΔT1)+ΔT1
=α・ΔT2−(α−1)・ΔT1 ・・・(15)
つまり、T1、T2、およびαよりT3が推定できることがある。
上記式(14)および上記式(15)から、出力段トランジスタQ3,Q4のゲート−ソース端子間電圧の温度係数ΔVGS(バイアス電圧の温度係数ΔVbias)について下記式(16)が得られる。
ΔVGS=−a・ΔT3
=−a・α・ΔT2+a・(α−1)・ΔT1 ・・・(16)
上記式(14)および上記式(16)は、両式ともΔVGSの関係式であるので、下記式(17)の関係が成立する。
ΔVQ−R3・ΔIQ=−a・α・ΔT2+a・(α−1)・ΔT1 ・・・(17)
上記式(17)の右辺と左辺を比べると、下記式(18)および下記式(19)の関係が得られる。下記式(18)と下記式(19)の双方が成立すれば、庫内雰囲気温度T1と出力段トランジスタQ3,Q4の表面温度T2との変動に応じて、適切なバイアス温度補償を行うことができる
ΔVQ=−a・α・ΔT2 ・・・(18)
ΔIQ=−a・(α−1)・ΔT1/R3 ・・・(19)
図4は、この発明の実施の形態1に係るバイアス回路の一例を示す回路図であり、上述の式の関係が成り立つ具体的な回路例を示したものである。図4に示すバイアス回路は、基準電圧Vrefを基準として動作し、庫内雰囲気温度T1が変動しても安定な基準電圧Vrefを基に上記式(17)の温度係数を正確に設定する。
トランジスタQ1および抵抗R1,R2からなるマルチプライヤー回路は、電圧VQを与える電圧源回路であり、抵抗R1,R2とトランジスタQ1のベース−エミッタ端子間電圧VBEとの温度係数によって電圧VQの温度係数が決定される。
なお、温度補償用のトランジスタQ1と出力段のトランジスタQ3,Q4のパッケージ表面とは、温度変化が同じになるように熱結合して直近に配置される。
VBEの温度係数が−2mV/℃であると、VQの温度係数は、下記式(20)で求めることができる。
VQの温度係数=−2・((R1+R2)/R1) ・・・(20)
従って、上記式(18)および上記式(20)から、トランジスタQ1の温度係数が、上記式(18)の−a・α、すなわち−2・((R1+R2)/R1)となるように抵抗R1,R2を設定すればよい。
また、基準電圧Vrefは、温度変化に対して安定しているので、電圧VR4は、庫内雰囲気温度T1に依存する電流IQの値で決定される。トランジスタQ2のベース電圧をVB2とし、ベース−エミッタ端子間電圧をVBE2とした場合、電流IQは、下記式(21)の関係で表される。
IQ=(VB2−VBE2)/R5 ・・・(21)
なお、トランジスタQ2のベース電圧VB2は、ダイオードD2の両端電圧をVD2、ダイオードD3の両端電圧をVD3とすると、下記式(22)で求められるが、ダイオードD2とトランジスタQ2が熱結合しているため、VBE2の温度係数はダイオードD2によって打ち消される。従って、VB2の温度係数は、ダイオードD3により決定され、これが電流IQの温度係数に相当する。
VB2=(R8/(R6+R8))・Vbias+VD2+VD3 ・・・(22)
以上のように、この実施の形態1によれば、当該バイアス回路を収容する筐体内の雰囲気温度T1の変化量をΔT1、出力段トランジスタQ3,Q4のパッケージ表面温度T2の変化量をΔT2、出力段トランジスタQ3,Q4の内部ペレット温度T3の変化量をΔT3、出力段トランジスタの内部ペレットからパッケージ表面までの熱抵抗で決定される定数をα(α>1)とした場合に、ΔT3−ΔT1=α・(ΔT2−ΔT1)の関係に従って内部ペレット温度の変化量ΔT3を推定してバイアス電圧を調整する。
特に、出力段トランジスタQ3,Q4のパッケージ表面温度T2に依存して変化する電圧VQを供給する電圧源回路と、当該バイアス回路が収容される筐体内の雰囲気温度T1に依存して変化する電流IQを供給する電流源回路と、電流源回路と一端が接続し、他端が電圧源回路と接続する抵抗R3と、抵抗R3の他端と直列に接続し、一定な基準電圧Vrefが抵抗R3とともに印加される抵抗R4とを備え、電圧源回路および電流源回路を、バイアス電圧が電圧VQと抵抗R4における電圧であるVref−IQ・R3との合算となり、内部ペレットの温度に対する出力段トランジスタの温度係数をaとした場合に、電圧VQの温度係数ΔVQが−a・α・ΔT2の関係を有し、電流IQの温度係数ΔIQが−a・(α−1)・ΔT1/R3の関係を有するように構成する。
このように構成することで、上記式(7)の関係に従って直接測定できない内部ペレット温度T3の変動量ΔT3を適切に推定することができ、庫内雰囲気温度T1、すなわちトランジスタの周辺温度とトランジスタの自己発熱T3のそれぞれに適したバイアス温度補償を行うことができる。
また、特許文献2のようなアイドリング電流を検出するための検出系統が不要であり、従来の一般的なバイアス回路で必須であった出力段トランジスタのエミッタまたはソース間の抵抗を省略できることから簡易な構成のバイアス回路を実現できる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2に係るバイアス回路の一例を示す回路図である。図5に示すバイアス回路では、トランジスタQ2のベース電圧VB2の温度係数、すなわち、電流IQの温度係数を微調整することができるように、上記実施の形態1で図4を用いて示した回路に対して、ダイオードD1および抵抗R7を追加している。
抵抗R7は、庫内雰囲気温度T1に依存するトランジスタQ2側の回路に設けられ、ダイオードD2のカソード端子に接続するトランジスタQ2のベース端子と抵抗R8との間に接続される。また、ダイオードD1は、抵抗R7と抵抗R8との接続点にカソード端子が接続し、アノード端子がダイオードD3のアノード端子に接続する抵抗R6のもう一端と接続している。これにより、ダイオードD1は、ダイオードD3と熱結合している。
図5に示す回路において、ベース−エミッタ端子間電圧VB2の温度係数は、ダイオードD3の温度係数およびダイオードD1の温度係数を抵抗R6,R7で分圧した値により決定される。このため、抵抗R6,R7の値に応じてベース−エミッタ端子間電圧VB2の温度係数を容易に設定できる。これにより、電流IQの温度係数が可能である。
以上のように、この実施の形態2によれば、電流IQの温度係数ΔIQを調整する手段を備える。上記実施の形態2において、トランジスタQ1と抵抗R1,R2からなるマルチプライヤー回路では、トランジスタQ1の温度係数とバイアス電圧の関係が一定であるが、出力段トランジスタQ3,Q4の温度係数とバイアス電圧の関係は、デバイスによって異なる。このため、抵抗R6,R7を適切な値に設定してトランジスタQ2のベース電圧VB2の温度係数、すなわち電流IQの温度係数を微調整することで、様々なデバイスにおいても、電圧VQと電流IQの温度係数を上記実施の形態1で示した関係に設定することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
Q1〜Q4 トランジスタ、R1〜R8 抵抗、D1〜D3 ダイオード、IC1 シャントレギュレータ。

Claims (3)

  1. 出力段トランジスタにバイアス電圧を供給するバイアス回路において、
    前記出力段トランジスタのパッケージ表面温度に依存して変化する電圧VQを供給する電圧源回路と、
    前記バイアス回路が収容される筐体内の雰囲気温度に依存して変化する電流IQを供給する電流源回路と、
    前記電流源回路と一端が接続し、他端が前記電圧源回路と接続する抵抗R3と、
    前記抵抗R3の他端と直列に接続し、一定な基準電圧Vrefが前記抵抗R3とともに印加される抵抗R4とを備え、
    前記バイアス回路を収容する筐体内の雰囲気温度の変化量をΔT1、前記出力段トランジスタのパッケージ表面温度の変化量をΔT2、前記出力段トランジスタの内部ペレット温度の変化量をΔT3、前記出力段トランジスタの内部ペレットからパッケージ表面までの熱抵抗で決定される定数をα(α>1)とした場合に、ΔT3−ΔT1=α・(ΔT2−ΔT1)の関係に従って前記内部ペレット温度の変化量ΔT3を推定して前記バイアス電圧を調整し、
    前記電圧源回路および前記電流源回路を、
    前記バイアス電圧が前記電圧VQと前記抵抗R4における電圧であるVref−IQ・R3との合算となり、
    前記内部ペレット温度に対する前記出力段トランジスタの温度係数をaとした場合に、
    前記電圧VQの温度係数ΔVQが−a・α・ΔT2の関係を有し、
    前記電流IQの温度係数ΔIQが−a・(α−1)・ΔT1/R3の関係を有するように構成したことを特徴とするバイアス回路。
  2. 前記電流IQの温度係数ΔIQを調整する手段を備えることを特徴とする請求項記載のバイアス回路。
  3. パワーアンプの出力段のバイアス回路であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のバイアス回路。
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