JP5819246B2 - ガスコンロ - Google Patents

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本発明は、テーブルコンロやビルトインコンロ等のガスコンロに関する。
テーブルコンロやビルトインコンロ等のガスコンロにおいては、安全性の向上のために、五徳上に鍋等の調理容器が載置されているか否かを検出する調理容器検出手段を設けて、調理容器検出手段によって調理容器の載置が検出されない場合には、バーナの燃焼を禁止するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
但し、調理容器がない状態でもバーナを燃焼させてのり等のあぶり調理が行えるように、特許文献1のガスコンロでは、調理容器検出機能を任意に解除できる解除スイッチを設けている。すなわち、解除スイッチがONされると、電源を立上げて制御回路を起動させ、制御回路の解除設定部で調理容器検出機能の解除を受け付け可能とするもので、解除スイッチをONした後の一定時間内で点火操作すれば、調理容器がない状態でもバーナが燃焼するようになっている。
特開2011−106796号公報
しかし、特許文献1のガスコンロにおいては、点火操作よりも先に解除スイッチをONさせることで電源を立ち上げて調理容器検出機能の解除を受け付け可能とする必要がある。このため、電池電源を用いたものでは解除スイッチがONされた場合に各種制御回路に電源を供給する機構が必要となり、制御基板の構成が複雑化し、コストアップを招いてしまう。また、点火操作の前に解除スイッチのONを要求するため、使用者に違和感を与えるおそれもある。
そこで、本発明は、制御部の構成を複雑化することなく、解除スイッチによる調理容器検出機能の解除を簡単に行うことができるガスコンロを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、点火操作によって燃料ガスが供給されるバーナと、点火操作によって電源が供給されてバーナへの点火制御を行う制御部と、バーナ上への調理容器の載置を検出する調理容器検出手段と、を備え、制御部は、電源の供給後に調理容器検出手段によって調理容器の載置が検出されない場合は、バーナの点火制御を禁止するガスコンロであって、バーナの点火制御の禁止を解除する解除スイッチを設けて、制御部は、電源の供給後のバーナの点火制御の禁止状態で解除スイッチがON操作された際に、バーナの点火制御の禁止を解除することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、制御部は、電源の供給から所定時間経過する前に解除スイッチがON操作された際にバーナの点火制御の禁止を解除することを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、解除スイッチによって調理容器検出機能を任意に解除できるため、使い勝手が向上する。特に、点火操作により制御部に電源が供給されてから調理容器検出機能の解除の受け付けがなされるため、制御部の構成を複雑化することがなく、解除スイッチによる調理容器検出機能の解除を簡単に行うことができる。また、点火操作の後に解除操作を行う構成とすることで、使用者に違和感を与えることもない。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、電源の供給から所定時間経過前に解除スイッチがON操作されないとバーナの点火制御の禁止は維持されるため、安全性の向上が期待できる。
ガスコンロの概略図である。 ガスコンロの動作のフローチャートである。 ガスコンロの動作の変更例のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ガスコンロの一例を示す概略図である。このガスコンロ1において、2は器体の上部に設けられるバーナで、バーナ2上で器体の天板には、調理容器を載置可能な図示しない五徳が設けられる。
また、バーナ2へのガス通路3には、上流側からコックスイッチ4、セーフティバルブ5がそれぞれ設けられている。まずコックスイッチ4は、器体の正面に設けた図示しない点消火ボタンの押し操作に伴ってONして、ON信号を制御基板10へ出力するものである。次にセーフティバルブ5は、常態ではガス通路3を閉塞する閉弁状態にあり、点消火ボタンの押し操作に伴い、ガス通路3を開放する開弁状態に移行し、制御基板10からの通電により開弁状態が保持されるものである。
さらに、ガス通路3は、セーフティバルブ5の下流側で、流路断面積が大きい第1通路6と、流路断面積が小さい第2通路7とに部分的に分岐しており、第1通路6には、第1通路6を開閉可能な第1キープソレノイドバルブ8が設けられている。この第1キープソレノイドバルブ8は、揚げ物モード等の自動火力調整を行う際に制御基板10からの通電制御によって開閉動作するものである。
そして、第1、第2通路6,7の合流後のガス通路3には、第2キープソレノイドバルブ9が設けられている。この第2キープソレノイドバルブ9も、制御基板10からの通電制御によってガス通路3を開閉するものである。
一方、バーナ2の近傍には、熱電対11と点火電極12とが設けられている。熱電対11は、バーナ2の炎によって加熱されることで発生した熱起電力を制御基板10に出力するものである。点火電極12は、制御基板10によってイグナイタ13が作動することで連続スパークしてバーナ2に点火する。
14は、調理容器検出手段としての調理容器検出スイッチで、バーナ2の中央で上方に突出して調理容器の底面に当接する図示しないセンサ部の上下位置に応じてON/OFFする。すなわち、センサ部が上昇位置にあるとき(調理容器が五徳に載置されないとき)はOFFし、センサ部が下降位置にあるとき(調理容器が五徳に載置されているとき)はONして、ON信号を制御基板10へ出力するものである。
制御部としての制御基板10は、マイコンの他、各バルブの駆動回路や各スイッチの入力回路、熱電対回路やイグナイタ作動回路、電源回路等を備えた周知の構成で、乾電池15を電源として動作する。この制御基板10には、解除スイッチ16と解除確認ランプ17とが電気的に接続されている。この解除スイッチ16と解除確認ランプ17とは、器体の正面に設けた操作部に設けられるもので、解除スイッチ16を押すと、ON信号が制御基板10に入力されて、後述するように、五徳への調理容器の載置が確認されないと点火制御が禁止される調理容器検出機能が解除される。この解除の際に、制御基板10は解除確認ランプ17を点灯させるようになっている。18はブザーである。
以上の如く構成されたガスコンロ1の動作を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
点消火ボタンが押し操作されると、まずコックスイッチ4がONしてセーフティバルブ5が開弁し、S1で制御基板10に電源が供給されて制御基板10が立ち上がる。すると、制御基板10は、S2で、調理容器検出スイッチ14がONしているか否か、すなわち五徳上に調理容器が載置されているか否かを判別する。ここで調理容器検出スイッチ14のONが確認されると、調理容器が載置されているとして、S3で制御基板10は、第2キープソレノイドバルブ9を開弁させてバーナ2へ燃料ガスを供給すると共に、イグナイタ13を作動させてバーナ2に点火する点火制御を行う。
なお、バーナ2の点火後は、熱電対11の熱起電力を監視して、所定の閾値以上であればセーフティバルブ5への通電を継続して開弁保持させ、熱起電力が所定の閾値を下回ると、失火が生じたとしてセーフティバルブ5への通電を停止して閉弁させ、燃料ガスの供給を遮断してバーナ2を自動消火させる。
一方、S2の判別で調理容器検出スイッチ14のONが確認されなければ、五徳上に調理容器が載置されていないとして、第2キープソレノイドバルブ9を開弁させず、S4で点火禁止としてブザー18を鳴動させる。
その後、S5の判別で解除スイッチ16のONが確認されると、制御基板10は調理容器検出機能を解除して解除確認ランプ17を点灯させる。そして、S6で制御基板10は、第2キープソレノイドバルブ9を開弁させてバーナ2へ燃料ガスを供給すると共に、イグナイタ13を作動させてバーナ2に点火する点火制御を行う。
このように、上記形態のガスコンロ1によれば、バーナ2の点火制御の禁止を解除する解除スイッチ16を設けて、制御基板10は、電源の供給後のバーナ2の点火制御の禁止状態で解除スイッチ16がON操作された際に、バーナ2の点火制御の禁止を解除することで、解除スイッチ16によって調理容器検出機能を任意に解除できるため、使い勝手が向上する。また、点火操作により制御基板10に電源が供給されてから調理容器検出機能の解除の受け付けがなされるため、制御基板10の構成を複雑化することがなく、解除スイッチ16による調理容器検出機能の解除を簡単に行うことができる。さらに、点火操作の後に解除操作を行う構成とすることで、使用者に違和感を与えることもない。
なお、上記形態では、S4での点火禁止後の任意のタイミングで解除スイッチ16をON操作すれば、調理容器検出機能が解除されるようにしているが、図3に示すように、S5で解除スイッチ16のONが確認されると、S6において、電源ONしてから所定時間経過したか否かを判別して、所定時間経過していなければ、解除確認ランプ17を点灯させてS7で点火制御を実行するようにしてもよい。すなわち、SS6の判別で電源ONから所定時間経過していれば、調理容器検出機能を解除することなくS8で点火禁止を継続するものである。
このように、図3の変更例では、制御基板10は、電源の供給から所定時間経過する前に解除スイッチ16がON操作された際にバーナ2の点火制御の禁止を解除するようにしたことで、安全性の向上が期待できる。
その他、ガスコンロの各部の構成も上記形態に限らず、例えば第1キープソレノイドバルブがなく二叉に分岐する部分がないガス通路であっても本発明は適用可能であるし、解除確認ランプやブザーは省略したものであっても差し支えない。また、解除スイッチは、数秒間の長押しによって調理容器検出機能の解除がなされるようにすることもできる。
1・・ガスコンロ、2・・バーナ、3・・ガス通路、4・・コックスイッチ、5・・セーフティバルブ、6・・第1通路、7・・第2通路、8・・第1キープソレノイドバルブ、9・・第2キープソレノイドバルブ、10・・制御基板、14・・調理容器検出スイッチ、15・・乾電池、16・・解除スイッチ、17・・解除確認ランプ。

Claims (2)

  1. 点火操作によって燃料ガスが供給されるバーナと、
    点火操作によって電源が供給されて前記バーナへの点火制御を行う制御部と、
    前記バーナ上への調理容器の載置を検出する調理容器検出手段と、を備え、前記制御部は、前記電源の供給後に前記調理容器検出手段によって前記調理容器の載置が検出されない場合は、前記バーナの点火制御を禁止するガスコンロであって、
    前記バーナの点火制御の禁止を解除する解除スイッチを設けて、
    前記制御部は、前記電源の供給後の前記バーナの点火制御の禁止状態で前記解除スイッチがON操作された際に、前記バーナの点火制御の禁止を解除することを特徴とするガスコンロ。
  2. 前記制御部は、前記電源の供給から所定時間経過する前に前記解除スイッチがON操作された際に前記バーナの点火制御の禁止を解除することを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ。
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