JP5820280B2 - シート貼付装置及びシート貼付方法 - Google Patents

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本発明は、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置及びシート貼付方法に関する。
従来、この種のシート貼付装置として、接着シートを繰り出す繰出手段と、複数の吸引孔を有し、繰出手段から繰り出された接着シートを基材シート側から吸引孔で吸引して保持する保持手段と、保持手段で保持された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備える装置が知られている。
ところで、同一のシート貼付装置で形状の異なる大小さまざまの種類の接着シートを貼付するには、保持手段を最も大きな形状の接着シートを吸引保持可能なものに形成することが必要になる。この場合、小さな形状の接着シートでは、接着シートに合致する領域以外の保持手段の領域が広くなって、この領域の吸引孔から多量の空気が吸引されることになる。そのため、接着シートに合致する領域の吸引力が低下して、保持手段から接着シートが脱落してしまうことがある。
そこで、従来、保持手段の複数の吸引孔のうち吸引力が付与される吸引孔が存する領域を吸引領域として、当該吸引領域の大きさを変更可能な吸引領域変更手段を設け、接着シートに合致する領域の吸引力が低下することを防止できるようにしたシート貼付装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
この吸引領域変更手段は、保持手段の下部に設けられる複数の吸引孔を有する吸引ブロックの上面に、接着シートに合致する領域以外の領域を覆う選択シートを固定する構成とされている。そして、形状の異なる複数種の接着シートに対応する複数種の選択シートを用意し、選択シートを接着シートの形状に合わせて交換している。然し、選択シートの交換には、保持手段を一旦分解して吸引ブロックに選択シートを付け換えることが必要になり、面倒な作業が増えて生産性が低下する、という不具合を生ずる。
特開2003−327223号公報
本発明は、保持手段の吸引領域を接着シートの大きさに応じて自動的に変更できるようにした生産性に優れたシート貼付装置及びシート貼付方法を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付する本発明のシート貼付装置は、接着シートを繰り出す繰出手段と、複数の吸引孔を有し、当該吸引孔に吸引力が付与されることで前記繰出手段から繰り出された接着シートを前記基材シート側から保持する保持手段と、前記保持手段で保持された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段と、前記保持手段の複数の吸引孔のうち吸引力が付与される吸引孔が存する領域を吸引領域として、当該吸引領域の大きさを変更可能な吸引領域変更手段と、前記接着シートの大きさを入力可能な入力手段とを備え、前記吸引領域変更手段は、前記入力手段に入力された前記接着シートの大きさを基に前記吸引領域の大きさを変更可能に設けられると共に、前記繰出手段による前記接着シートの繰り出しに同期して、当該接着シートの繰出速度と同じ速度で前記吸引領域の大きさを当該接着シートの繰出方向に拡大可能であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付する本発明のシート貼付方法は、接着シートを繰り出す繰出工程と、複数の吸引孔を有する保持手段を用い、前記吸引孔に吸引力を付与することで前記繰出工程で繰り出された接着シートを前記基材シート側から保持する保持工程と、前記保持手段で保持された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧工程と、前記保持手段の複数の吸引孔のうち吸引力が付与される吸引孔が存する領域を吸引領域として、当該吸引領域の大きさを変更可能な吸引領域変更工程と、前記接着シートの大きさを入力手段に入力する入力工程とを備え、前記吸引領域変更工程では、前記入力手段に入力された前記接着シートの大きさを基に前記吸引領域の大きさを変更すると共に、前記繰出手段による前記接着シートの繰り出しに同期して、当該接着シートの繰出速度と同じ速度で前記吸引領域の大きさを当該接着シートの繰出方向に拡大することを特徴とする。
本発明によれば、入力手段に接着シートの大きさを入力するだけで、吸引領域を接着シートの大きさに応じて自動的に変更できる。従って、上記従来例のような面倒な選択シートの交換作業が不要となり、生産性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態のシート貼付装置の側面図。 実施形態のシート貼付装置の斜視図。 接着シートの繰出途中の状態を示す要部の断面図。 実施形態のシート貼付装置の変形例を示す要部の断面図。 他の実施形態のシート貼付装置の側面図。
以下、図面を参照して、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADを有する接着シートASを被着体AHに貼付するシート貼付装置に本発明を適用した実施形態について説明する。尚、本明細書の方向若しくは位置を示す用語は、特に明示しない限り、図1を基準とし、「前」とは同図中手前側を示す一方、「後」とは同奥行き側について用いられ、「左」、「右」、「上」、「下」も同様に図1を基準とする。
図1、図2を参照して、本実施形態のシート貼付装置は、被着体AHを搬送する搬送手段としてのコンベアCVと、コンベアCVよりも上方の装置フレーム1aに配置され、接着シートASを繰り出す繰出手段1と、複数の吸引孔21を有し、当該吸引孔21に吸引力が付与されることで繰出手段1から繰り出された接着シートASを基材シートBS側から保持する保持手段2と、保持手段2に保持された接着シートASを被着体AHに押圧して貼付する押圧手段3と、保持手段2の複数の吸引孔21のうち吸引力が付与される吸引孔21が存する領域を吸引領域として、当該吸引領域の大きさを変更可能な吸引領域変更手段4と、接着シートの大きさを入力可能な入力手段5とを備える。
繰出手段1は、帯状の剥離シートRLに間隔を存して多数の接着シートASがその接着剤層ADを介して仮着された原反RSを巻回した状態で支持する支持軸11と、上下2個のガイドローラ12、13と、剥離シートRLを折り返すことで当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離板14と、剥離板14を通過した剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ15及びニップローラ16と、剥離シートRLを巻き取る巻取軸17とを備え、接着シートASを剥離板14からその左方向(繰出方向)に繰り出すように構成されている。駆動ローラ15と巻取軸17は、夫々駆動機器としての回動モータDM1、DM2により回転駆動される。
保持手段2は、剥離板14の左方に隣接する位置に配置され、複数の吸引孔21が形成された下板部22aと、左端面に開口する内部空間SPを下板部22aとの間に形成する上板部22bとを有する保持ヘッド22と、保持ヘッド22の内部空間SPにチューブ23aを介して接続される減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段23とで構成される。
押圧手段3は、保持ヘッド22を上下動させる駆動機器としての直動モータLM1と、保持ヘッド22の内部空間SPにチューブ31aを介して接続される加圧ポンプや加圧タンク等の気体供給手段31とで構成される。尚、気体供給手段31で供給する気体は、空気に限らず、窒素ガスやネオンガス等のガスでもよい。
吸引領域変更手段4は、繰出手段1による接着シートASの繰出方向に吸引領域の大きさを変更可能な第1可動部材41と、前記繰出方向に直交する方向(前後方向)に吸引領域の大きさを変更可能な前側の第2可動部材42及び、後側の第2可動部材43とを有している。
第1可動部材41は、保持ヘッド22の内部空間SPの開口から当該内部空間SPに挿入されて下板部22aの上面及び上板部22bの内壁(下面及び側壁)に摺接し、吸引孔21を上方から閉塞する。そして、第1可動部材41に駆動機器としての直動モータLM2の出力軸LM2aが連結され、第1可動部材41を直動モータLM2により左右方向に移動させることで、吸引領域の大きさを変更可能としている。
前側、後側の第2可動部材42、43は、下板部22aの下面に摺接し、吸引孔21を下方から閉塞する。そして、前側の第2可動部材42に駆動機器としての直動モータLM3の出力軸LM3aが連結されると共に、後側の第2可動部材43に駆動機器としての直動モータLM4の出力軸LM4aが連結され、前側、後側の第2可動部材42、43を各直動モータLM3、LM4により前後方向に移動させることで、吸引領域の大きさを変更可能としている。
尚、直動モータLM3、LM4は保持ヘッド22の上面に支持されており、これら直動モータLM3、LM4の上面に交差するように直動モータLM2が支持され、この直動モータLM2の上面に直動モータLM1の出力軸LM1aが連結されている。
入力手段5は、光学センサやCCDカメラ等から成る撮像手段5aと、シート貼付装置の全体的な動作を制御するパーソナルコンピュータやシーケンサー等からなる制御手段5bとを備え、撮像手段5aで撮像(入力)した接着シートASの画像データを制御手段5bに送信し、制御手段5bは、その画像データを基に各直動モータLM2、LM3、LM4を制御する。
接着シートASを被着体AHに貼付する際は、先ず、減圧手段23を作動させて吸引孔21から空気を吸引し、この状態で繰出手段1を作動させて、剥離板14の左方に接着シートASを繰り出し、この接着シートASをその上面の基材シートBS側から吸引孔21で吸引して保持ヘッド22に保持する。また、次の接着シートASが剥離板14の先端近傍に到達したところで繰出手段1の作動を停止させる。
次に、図示省略したセンサにより被着体AHが保持ヘッド22の直下位置に到達したことが検知されたとき、コンベアCVを一時停止させると共に、保持ヘッド22を直動モータLM1により下動させ、接着シートASを被着体AHに押圧して貼付し、その後、保持ヘッド22を上動させる。以上により1回のシート貼付作業が終了し、以降上記同様の動作が繰り返される。
ところで、接着シートASの形状は一定ではなく、例えば、図1、図2に二点鎖線で示す如く、大きな接着シートASを貼付することもある。そのため、保持ヘッド22は、大きな接着シートASを吸引保持できる大きさに形成されている。この場合、図1、図2に実線で示す小さな接着シートASに対しては、保持ヘッド22が大き過ぎ、小さな接着シートASの平面形状に対応した領域以外の領域の吸引孔21から多量の空気が吸引され、小さな接着シートASを吸引する吸引力が低下して、当該接着シートASが保持ヘッド22から脱落する可能性がある。
そこで、撮像手段5aで撮像した接着シートASの画像データを基に制御手段5bが吸引領域変更手段4を制御して、種々の接着シートASの大きさに応じて保持ヘッド22の吸引領域の大きさを変更するようにしている。
即ち、吸引領域は、保持ヘッド22の右端部に接着シートASの右端部が略一致するように設定され、保持ヘッド22の前後方向のセンター位置が接着シートASの前後方向のセンター位置となるように設定されている。そして、制御手段5bにより、撮像手段5aで撮像した接着シートASの画像データを基に、当該接着シートASの左右方向寸法及び前後方向寸法を算出する。そして、第1可動部材41の右端部が保持ヘッド22の右端部から接着シートASの左右方向寸法だけ離れた位置(図1に示す位置)に配置されるように、直動モータLM2が駆動される。また、前側、後側の第2可動部材42、43間が接着シートASの前後方向寸法だけ離れた位置に配置されるように、各直動モータLM3、LM4が駆動される。これにより、接着シートASの大きさに対応した吸引領域以外の吸引孔21に吸引力が及ぶことがなくなり、接着シートASが小さな形状であっても、吸引領域以外の領域から多量の空気が吸引されて、接着シートASが脱落することを確実に防止することができる。そして、接着シートASの大きさに応じて吸引領域を自動的に変更できるため、上記従来例のような面倒な選択シートの交換作業が不要となり、生産性の向上を図ることができる。
尚、被着体AHが固いものであると、前側、後側の第2可動部材42、43が邪魔になって、接着シートASを被着体AHに押圧できなくなる。この場合は、保持ヘッド22が所定位置に下動したところで、減圧手段23の作動を停止させて気体供給手段31を作動させ、吸引孔21から吹き出す気体により接着シートASを被着体AHに押圧して貼付する。一方、被着体AHが変形可能なものであれば、前側、後側の第2可動部材42、43は邪魔にならず、吸引孔21から気体を吹き出す必要はないので、気体供給手段31及びチューブ31aは、必ずしも設ける必要はない。
ところで、第1可動部材41を接着シートASの左右方向寸法に対応した位置に停止させたまま、接着シートASを繰出手段1から繰り出した場合、例えば、接着シートASの腰が弱いと、図3に二点鎖線で示す如く、繰出手段1(剥離板14)から繰り出される接着シートASが垂れ下がってしまい、接着シートASを保持できなくなる。
そこで、繰出手段1による接着シートASの繰り出しに同期して、接着シートASの繰出速度と同じ速度で吸引領域の大きさを繰出方向に拡大させるようにすることもできる。即ち、接着シートASの繰出前に、第1可動部材41をその右端部が内部空間SP右端部近傍に位置するように移動して待機させておき、図3の矢印に示す如く、繰出手段1による接着シートASの繰り出しに同期して、第1可動部材41を接着シートASの繰出速度と同じ速度で、接着シートASの大きさに対応する位置まで繰出方向(左方)に移動させる。これによれば、吸引領域の吸引孔21に右端部側から接着シートASの繰り出しに同期して、順に吸引力が付与されることになり、吸引力が付与された吸引孔21に強い吸引力が作用して、腰の弱い接着シートASであってもその垂れ下がりを生ずることなく確実に保持できる。
尚、このような動作で強い吸引力が作用して接着シートASの繰り出しに支障を来す場合は、接着シートASの左端部と第1可動部材41の右端部との間に、空気を積極的に内部空間SP内に取り入れる所定間隔のスペースをおいて接着シートASの繰り出しと、第1可動部材41の移動とを行うようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1可動部材41は、図4に示すように、吸引孔21を上方から閉塞することなく、例えば、第1可動部材41の右端部に気体の移動を遮断するパッキン部材41aを設け、減圧手段23の吸引力が及ぶ空間と、及ばない空間に内部空間SPを分断できる構成として吸引領域の大きさを変更できるようにしてもよい。
また、第1可動部材41を下板部22aの下面に摺接するように構成して、吸引孔21を下方から閉塞する構成とし、前側、後側の第2可動部材42、43を内部空間SPに挿入するように構成してもよい。この場合も、前側、後側の第2可動部材42、43は、吸引孔21を上方から閉塞することなく、減圧手段23の吸引力が及ぶ空間と、及ばない空間に内部空間SPを分断できる構成であれば足りる。
尚、第1可動部材41と前側、後側の第2可動部材42、43との一方を省略したり、前側の第2可動部材42と後側の第2可動部材43との一方を省略したりすることも可能である。
更に、吸引領域変更手段4は、可動部材41、42、43を有するものを用いる以外に、各吸引孔21に設けられ、電気やエア等を駆動源として各吸引孔21を閉塞可能な弁、蓋、栓等で構成してもよい。
また、撮像手段5aを光学センサで構成した場合、接着シートASの左右方向寸法は、例えば、当該接着シートASを繰り出したときに、光学センサが接着シートASに反応してON、又は、OFF状態となった時間を計測すればよいし、接着シートASの左右方向寸法は、例えば、前後方向に複数の光学センサを並べておき、当該複数の光学センサのうち接着シートASに反応してON、又は、OFF状態となった光学センサの数を数えればよい。
更に、繰出手段1の支持軸11に支持する原反RSは、図5に示す如く、帯状の基材シートBSの一方の面に接着剤層ADを有する帯状シートWSをその接着剤層ADを介して帯状の剥離シートRLに仮着したものであってもよい。この場合、繰出手段1は、上記実施形態と同様の部材に加え、上下のガイドローラ12、13間に配置され、帯状シートWSに切り込みを形成することで当該切り込みの内側に接着シートASを形成すると共に切り込みの外側に不要シートUSを形成する切断手段18を備えるものに構成される。
切断手段18は、接着シートASの前後両側の辺に沿う切り込みを形成する前後一対の丸カッター181と、接着シートASの繰出方向に交差する辺に沿う切り込みを形成する平カッター182と、これらカッター181、182に原反RSを挟んで対向するロール状と板状のプラテン183、184とで構成される。丸カッター181と平カッター182は、駆動機器としての直動モータLM5、LM6により帯状シートWSに向けて進退され、更に、丸カッター181は、図示省略した駆動機器により少なくとも前後方向に移動可能であって、形状の異なる接着シートASを形成可能になっている。
このものでは、制御手段5bの例えばパーソナルコンピュータのキーボードを介して入力された接着シートASの形状データを基に、切断手段18を制御して、このデータ通りの形状の接着シートASを形成する。この場合には、撮像手段5aを用いなくてもよく、制御手段5bに入力されたデータを基に各直動モータLM2、LM3、LM4を制御して、吸引領域を接着シートASの大きさに応じて変更することができる。
尚、接着シートASを剥離シートRLに仮着した原反RSを用いる場合、原反RSを巻回した芯筒に、接着シートASの大きさや形状を含む原反RSに関するデータを記憶させたICタグ等のデータ記憶部材を取り付け、このデータをシート貼付装置に設けたリーダで読取ることがある。この場合は、入力手段にリーダを含めればよい。
また、上記実施形態では、接着シートASの輪郭(平面形状)に対応する領域を吸引領域としたが、当該吸引領域は、接着シートASの平面形状よりも小さくてもよいし、少々ならば接着シートASの平面形状よりも大きくてもよい。つまり、保持手段2が接着シートASを吸引して保持する上で、当該接着シートASが保持ヘッド22に当接していない部分の吸引孔21から多量の空気が吸引され、吸引領域での吸引力が低下して保持手段2から接着シートASが脱落してしまうことを防止することが可能なものであれば特に限定されることはない。
更に、接着シートASの形状は、丸形や楕円形や菱形や三角形等の方形以外の形状であってもよく、接着シートASの形状がこのような方形以外の形状の場合にでも、接着シートASの平面形状よりも小さな吸引領域を形成したり、少々大きな吸引領域を形成すればよい。
また、接着シートASの種別や材質などは、特に限定されず、例えば、接着シートASは、基材シートBSと接着剤層ADとの間に中間層を有するものや、基材シートBSの上面にカバー層を有するもの等3層以上のものでもよい。また、接着シートASは、基材シートBSを接着剤層ADから剥離することのできるもの、所謂、両面接着シートのようなものであってもよく、このような両面接着シートとしては、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。更に、被着体AHが適宜な物品(例えば、食品や樹脂容器等)であって、接着シートASがラベルであってもよく、被着体AHが半導体ウエハであって、接着シートASが保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムなどであってもよい。この際、半導体ウエハは、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等が例示でき、このような半導体ウエハに貼付する接着シートASは、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムに限らず、その他の任意のシート、フィルム、テープ等、任意の用途、形状の接着シート等が適用できる。さらに、被着体AHが光ディスクの基板であって、接着シートSが記録層を構成する樹脂層を有したものであってもよい。以上のように、被着体としては、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、その他の板状部材のみならず、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。
更に、上記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエタ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
AS…接着シート、BS…基材シート、AD…接着剤層、AH…被着体、1…繰出手段、2…保持手段、21…吸引孔、3…押圧手段、4…吸引領域変更手段、41…第1可動部材、42、43…第2可動部材、5…入力手段。

Claims (2)

  1. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
    前記接着シートを繰り出す繰出手段と、
    複数の吸引孔を有し、当該吸引孔に吸引力が付与されることで前記繰出手段から繰り出された接着シートを前記基材シート側から保持する保持手段と、
    前記保持手段で保持された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段と、
    前記保持手段の複数の吸引孔のうち吸引力が付与される吸引孔が存する領域を吸引領域として、当該吸引領域の大きさを変更可能な吸引領域変更手段と、
    前記接着シートの大きさを入力可能な入力手段とを備え、
    前記吸引領域変更手段は、前記入力手段に入力された前記接着シートの大きさを基に前記吸引領域の大きさを変更可能に設けられると共に、前記繰出手段による前記接着シートの繰り出しに同期して、当該接着シートの繰出速度と同じ速度で前記吸引領域の大きさを当該接着シートの繰出方向に拡大可能であることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートを被着体に貼付するシート貼付方法であって、
    前記接着シートを繰り出す繰出工程と、
    複数の吸引孔を有する保持手段を用い、前記吸引孔に吸引力を付与することで前記繰出工程で繰り出された接着シートを前記基材シート側から保持する保持工程と、
    前記保持手段で保持された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧工程と、
    前記保持手段の複数の吸引孔のうち吸引力が付与される吸引孔が存する領域を吸引領域として、当該吸引領域の大きさを変更可能な吸引領域変更工程と、
    前記接着シートの大きさを入力手段に入力する入力工程とを備え、
    前記吸引領域変更工程では、前記入力手段に入力された前記接着シートの大きさを基に前記吸引領域の大きさを変更すると共に、前記繰出手段による前記接着シートの繰り出しに同期して、当該接着シートの繰出速度と同じ速度で前記吸引領域の大きさを当該接着シートの繰出方向に拡大することを特徴とするシート貼付方法。
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