JP5890578B1 - 液面計付きタンク - Google Patents

液面計付きタンク Download PDF

Info

Publication number
JP5890578B1
JP5890578B1 JP2015218489A JP2015218489A JP5890578B1 JP 5890578 B1 JP5890578 B1 JP 5890578B1 JP 2015218489 A JP2015218489 A JP 2015218489A JP 2015218489 A JP2015218489 A JP 2015218489A JP 5890578 B1 JP5890578 B1 JP 5890578B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
diameter portion
communication passage
level gauge
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015218489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017090153A (ja
Inventor
善治 森
善治 森
Original Assignee
文化貿易工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 文化貿易工業株式会社 filed Critical 文化貿易工業株式会社
Priority to JP2015218489A priority Critical patent/JP5890578B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5890578B1 publication Critical patent/JP5890578B1/ja
Publication of JP2017090153A publication Critical patent/JP2017090153A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Abstract

【課題】液封現象が発生したときにローター表示器の表示不良を防止することを目的とする。【解決手段】液体を貯留するタンクに対して上下一対の上部導通部及び下部導通部を介してマグネットフロート式液面計を接続した液面計付きタンクであって、前記上部導通部には、前記タンクと前記ゲージ本体とを連通するための上部連通通路が形成されており、この上部側連通通路には上部小径部とこの上部小径部よりも前記タンク側に位置する上部大径部とが形成されており、この上部大径部の前記タンク側における終端部には前記タンクに接近するに従って縮径するテーパー面が形成されており、前記下部導通部には、前記タンクと前記ゲージ本体とを連通するための下部連通通路が形成されており、この下部連通通路には下部小径部とこの下部小径部よりも前記タンク側に位置する下部大径部とが形成されており、前記上部連通通路の前記上部大径部には上部ボールが転動可能に収容されており、前記下部連通通路の前記下部大径部には前記上部ボールと大きさが略等しい下部ボールが転動可能に収容されており、前記上部大径部の内径は前記下部大径部の内径よりも小さいことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、液体を貯留するタンクに対して上下一対の上部導通部及び下部導通部を介してマグネットフロート式液面計を接続した液面計付きタンクに関するものである。
液体アンモニア、プロピレン等の気泡性或いは沸騰性の高い液体を入れた大型球形タンクには、タンク内の液量を検知するマグネットフロート式液面計が実装されている場合がある。ここで、マグネットフロート式液面計は、球形タンクと、この球形タンクの上部及び下部の夫々に設けられている導管と、この導管に接続されて上下方向に延びる非磁性体の金属管から構成されるゲージ本体と、ゲージ本体の側面に沿って上下方向に配列されるローター表示器とを備える。
ローター表示器は、ゲージ本体内の液体に浮かせたフロートに取り付けた磁石の磁力により回動する多数個のローターをゲージ本体の外側面上下方向に配列し、フロートの磁石の上下移動によってゲージ本体の外側に取り付けたローター表示器の同じく磁石を内蔵したローターを回転させて、液面レベルを検出できる構成になっている。
すなわち、液面レベルが上昇すると、フロートが上昇してこのフロートの上部外側に設けた磁石の磁力により、ローター表示器のローターが次々と半回転して色が変わり、例えば液相部を赤色、気相部を白色に表示することによって色の違いで液面レベルを目視で確認することができる。
しかしながら、液体をタンクに流入又は流出させたり、或いはタンクが満液に近いとき、雰囲気温度が上昇することによって急激な圧力変化がタンク内部で生じることがある。すなわち、球形タンク、導管及びゲージ本体によって構成される系は外部から封止されているため、外熱等を受熱することによってタンク内部の液体が熱膨張して著しく高圧状態となる、いわゆる液封現象が生じる。
そして、液封状態になると、タンク内部の液体が気泡を含んだ状態で下部側接続管から流出して、ゲージ本体に流れ込む。ゲージ本体に流れ込んだ気泡を含む液体は、下側からフロートに衝突して、フロートを急速に押し上げる。フロートの上昇速度が遅ければ、個々のローターは順次回転するが、フロートの上昇速度が速い場合には、フロートの動きにローターが追従できなくなるため、ローター表示器に不連続な色帯が形成される表示不良の状態に陥る。
ここで、上述の液封対策として、ゲージ本体を二重管構造に構成して、フロートの移動領域と気抱を含む液体が上昇する上昇領域とを分割する方法が考えられる。この従来の構成は、急激に気泡が流入したときに、圧力変動がフロートの作動に干渉しないように、ゲージ本体内にフロート専用の通り道を別に設けたものである。瞬間的に流入する気泡の力を分散して、軽減する効果はあるが、急激な圧力変動が加わった場合には、フロートの動きにローターが追従できなくなるため、表示不良の状態に陥る。
そこで、本願発明は、液封現象が発生したときにローター表示器の表示不良を防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明に係る液面計付きタンクは、(1)液体を貯留するタンクに対して上下一対の上部導通部及び下部導通部を介して上下に配列された複数のローターをフロートの接近時に磁力によって回転させるマグネットフロート式液面計を接続した液面計付きタンクであって、前記上部導通部には、前記タンクと前記ゲージ本体とを連通するための上部連通通路が形成されており、この上部側連通通路には上部小径部とこの上部小径部よりも前記タンク側に位置する上部大径部とが形成されており、この上部大径部の前記タンク側における終端部には前記タンクに接近するに従って縮径するテーパー面が形成されており、前記下部導通部には、前記タンクと前記ゲージ本体とを連通するための下部連通通路が形成されており、この下部連通通路には下部小径部とこの下部小径部よりも前記タンク側に位置する下部大径部とが形成されており、前記上部連通通路の前記上部大径部には上部ボールが転動可能に収容されており、前記下部連通通路の前記下部大径部には前記上部ボールと大きさが略等しい下部ボールが転動可能に収容されており、前記上部大径部の内径は前記下部大径部の内径よりも小さいことを特徴とする。
(2)前記下部小径部には、前記下部導通部の軸方向に延びる少なくとも1本のスリットが形成されており、前記テーパー面には、該テーパー面の周方向に対して直交する方向に延びる少なくとも1本のスリットが形成されていることを特徴とする上記(1)に記載の液面計付きタンク。
(3)前記上部小径部には、前記上部導通部の軸方向に延びる少なくとも1本のスリットが形成されていることを特徴とする上記(1)に記載の液面計付きタンク。
(4)前記下部大径部の前記タンク側における終端部には、前記下部ボールが前記タンク側に移動するのを阻止するストッパーが設けられていることを特徴とする上記(1)乃至(3)のうちいずれか一つに記載の液面計付きタンク。
(5)前記上部導通部及び前記下部導通部は、前記ゲージ本体に対して溶接されていることを特徴とする上記(1)乃至(4)のうちいずれか一つに記載の液面計付きタンク。
(6)前記タンクに貯留される液体は、液体アンモニア又は液体プロピレンであることを特徴とする上記(1)乃至(5)のうちいずれか一つに記載の液面計付きタンク。
本願発明によれば、液封現象が発生したときにローター表示器の表示不良を防止することができる。
液面計付きタンクの概略図である。 マグネットフロート式液面計のA矢視図である。 上部導通部の拡大断面図である。 下部導通部の拡大断面図である。
図1は本実施形態のマグネットフロート式液面計が実装された液面計付きタンクの概略図である。タンク10は球形に形成されており、気胞性或いは沸騰性の高い液体Fが貯留されている。この種の液体Fとして、液体アンモニア、液体プロピレン等が例示される。LVはタンク10に貯留された液体Fの液面レベルであり、液体Fがタンク10に流入すると液面レベルLVは上昇し、液体Fがタンク10から流出すると液面レベルLVは下降する。タンク10は、脚部11によって支持されている。
上部導通部20は上部ジョイント部12を介してタンク10の上部(つまり、タンク10の気相部)に接続されており、下部導通部30は下部ジョイント部13を介してタンク10の下部(つまり、タンク10の液相部)に接続されており、これらの上部導通部20及び下部導通部30はマグネットフロート式液面計40にも接続されている。接続方法には、溶接を用いることができる。ただし、図示しないジョイントを設けて、上部導通部20及び下部導通部30をマグネットフロート式液面計40に接続してもよい。上部導通部20及び下部導通部30の詳細は、後述する。
図2はマグネットフロート式液面計のA矢視図である。図1及び図2を参照して、マグネットフロート式液面計40は、ゲージ本体41と、フロート42と、表示器43とを含む。ゲージ本体41は非磁性体によって構成された金属管からなり、上下方向に延びている。ゲージ本体41の上部側面にはゲージ上部開口部41aが形成されており、ゲージ本体41の下部側面にはゲージ下部開口部41bが形成されており、これらのゲージ上部開口部41a及びゲージ下部開口部41bはタンク10と対向する位置に設けられている。
ゲージ上部開口部41aは上部導通部20を介してタンク10に連通しており、ゲージ下部開口部41bは下部導通部30を介してタンク10に連通している。なお、当然のことながら、上部ジョイント部12はタンク10及び上部導通部20に連通しており、下部ジョイント部13はタンク10及び下部導通部30に連通している。
ゲージ本体41における液面高さは、タンク10の液面レベルLVと同じである。したがって、ゲージ本体10の液面高さを表示器43で確認することによって、タンク10の液面レベルLVを把握することができる。
フロート42は、ゲージ本体41に貯留された液体に浮かんでおり、液面変化に従い一定の吃水深さでゲージ本体41の内部を上下に移動する。フロート42には、磁石が内蔵されている。磁石には、希土類マグネット、アルニコ磁石などを用いることができる。なお、フロート42の浮力を図示しないスプリングでアシストすることもできる。
表示器43は、磁石を内蔵した多数のローター43aを有しており、これらのローター43aは上下方向に配列されている。各ローター43aは円柱乃至八角柱状に形成されており、表裏面が互いに異なる色で色分けされている。本実施形態では表面が白色、裏面が赤色(又は黄色)に色分けされており、白色はタンク10の気相部に対応しており、赤色(又は黄色)はタンク10の液相部に対応している。裏面が黄色のローター43a(以下、黄色ローター43aと言う場合がある)は間欠的に設けられており、上下に離隔する黄色ローター43aの間に裏面が赤色のローター43a(以下、赤色ローター43aと言う場合がある)が連続的(例えば、9個)に並べられている。
液面レベルLVが上昇すると、フロート42に内蔵された磁石の磁力によって液面レベルLVと同一レベルに位置するローター43aが順次反転して、矢印A方向から視た時のローター43aの色が白色から赤色(又は黄色)に変わる。したがって、ローター43aの色を目視で確認することによって、現在の液面レベルLVを把握することができる。
次に、図1及び図3を参照しながら、上部導通部20について詳細に説明する。図3は上部導通部の拡大断面図である。上部導通部20は筒状に形成されており、軸方向の一端部には上部フランジ部21が設けられており、軸方向の他端部はゲージ上部開口部41aに接続されている。上部導通部20には上部小径部22、上部大径部23、テーパー部材24及び最小径部25からなる連通通路が形成されている。
上部小径部22はゲージ上部開口部41aを兼ねており、内径寸法がr1に設定されている。また、上部小径部22の内周面には、上部導通部20の軸方向に沿って延びる図示しないスリットが形成されている。スリットは、上部オリフィスボール27がゲージ本体41側に向かって作動したときに上部小径部22に食い込んだままの状態になり、上部導通部20の連通通路が閉塞してしまうことを防ぐために設けるもので、スリットの本数は、1本であってもよいし、或いは複数本であってもよい。
上部大径部23は、上部小径部22に連設しており、内径寸法がR1に設定されている。上部大径部23の内径寸法R1は、上部小径部22の内径寸法r1よりも大きい。また、上部小径部22及び上部大径部23の中心軸は互いに重なる位置に配置されている。したがって、上部小径部22及び上部大径部23の境界には、リング形状の段差形状部26が形成されている。上部小径部22の内径寸法r1は、例えば10mmであってもよい。上部大径部23の内径寸法R1は、例えば16mmであってもよい。
上部大径部23には、上部オリフィスボール27が転動可能に収容されている。上部オリフィスボール27の外径は、上部小径部22の内径寸法r1よりも大きく、上部大径部23の内径寸法R1よりも小さい。
テーパー部材24は、上部大径部23におけるタンク10側の終端部に設けられており、タンク10側に接近するにしたがって内径寸法が漸減するテーパー面24a及びテーパー面24aの最小径部からタンク10側に向かって延びる最小径部25を備えている。テーパー面24aには、周方向に対して直交する方向に延びる図示しないスリットが形成されている。スリットは、上部オリフィスボール27がタンク10側に向かって作動したときにテーパー部材24に食い込んだままの状態になり、上部導通部20の連通通路が閉塞してしまうことを防ぐために設けるもので、スリットの本数は、1本であってもよいし、或いは複数本であってもよい。テーパー部材24は、タンク10側から上部大径部23の内部に向かって押し込まれている。
ここで、圧力変動により、タンク10側から上部導通部20に向かって気体などが吹き込むと、上部オリフィスボール27は上部小径部22側に向かって転動する。吹き込み圧力が所定圧力P1を超えると上部オリフィスボール27は段差部26を乗り越え、上部大径部23側から上部小径部22の入口を閉塞する。ただし、上部小径部22に形成されたスリットは、上部オリフィスボール27によって塞がれていないため、スリットを介しての気体の移動は許容される。
上部オリフィスボール27によって上部小径部22の入口が閉塞されることによって、タンク10からゲージ本体41に向かって吹き込まれる気体が少なくなる。吹き込み圧力が所定圧力P1よりも低くなると、上部オリフィスボール27は上部小径部22の入口を閉塞する位置から落下して、上部大径部23に戻る。
一方、ゲージ本体41側から上部導通部20に向かって気体などが吹き込まれると、上部オリフィスボール27がテーパー部材24側に向かって転動する。吹き込み圧力が所定圧力P2を超えると、上部オリフィスボール27がテーパー面24aに沿って登り、最小径部25の入口を閉塞する。ただし、テーパー面24aに形成されたスリットは、上部オリフィスボール27によって塞がれていないため、スリットを介しての気体の移動は許容される。
上部オリフィスボール27によって最小径部25の入口が閉塞されることによって、ゲージ本体41からタンク10に向かって吹き込まれる気体の流量を減らすことができる。吹き込み圧力が所定圧力P2よりも低くなると、上部オリフィスボール27は最小径部25の入口からテーパー面24aに沿って落下し、上部大径部23に戻る。
ここで、上部オリフィスボール27が段差部26を乗り越えるためには、上部オリフィスボール27がテーパー面24aに沿って登る時よりも大きな圧力が必要となるため、所定圧力P1は、所定圧力P2よりも大きい。つまり、上部小径部22を閉塞する際の上部オリフィスボール27の作動圧P1は、最小径部25を閉塞する際の上部オリフィスボール27の作動圧P2よりも大きい。作動圧P1は、例えば0.2MPaであってもよい。作動圧P2は、例えば0.15MPaであってもよい。
次に、図1及び図4を参照しながら、下部導通部30について詳細に説明する。図4は下部導通部の拡大断面図である。下部導通部30は筒状に形成されており、軸方向の一端部には下部フランジ部31が設けられており、軸方向の他端部はゲージ下部開口部41bに接続されている。下部導通部30には下部小径部32、下部大径部33及びストッパー部34からなる連通通路が形成されている。下部小径部32はゲージ下部開口部41bを兼ねており、内径寸法がr2に設定されている。
下部大径部33は、下部小径部32に連設しており、内径寸法がR2に設定されている。下部大径部33の内径寸法R2は、下部小径部32の内径寸法r2よりも大きく設定されている。また、下部小径部32及び下部大径部33の中心軸は互いに重なる位置に配置されている。したがって、下部小径部32及び下部大径部33の境界には、段差形状部36が形成されている。下部小径部32には、下部導通部30の軸方向に延びるスリットが形成されている。スリットは、下部オリフィスボール37がゲージ本体41側に向かって作動したときに下部小径部32に食い込んだままの状態になり、下部導通部30の連通通路が閉塞してしまうことを防ぐために設けるもので、スリットの本数は、1本であってもよいし、複数本であってもよい。
下部小径部32の内径寸法r2は、上部導通部20の上部小径部22の内径寸法r1と同じ(例えば10mm)であってもよい。下部大径部33の内径寸法R2(例えば、20mm)は、上部導通部20の大径部22の内径寸法R1よりも大きく設定されている。したがって、下部導通部30の段差形状部36は、上部導通部20の段差形状部26よりも段差が大きくなっている。
下部大径部33の内部には、下部オリフィスボール37が転動可能に収容されている。下部オリフィスボール37の外径は、下部小径部32の内径寸法r2よりも大きく、下部大径部33の内径寸法R2よりも小さく、上部導通部20の上部オリフィスボール27と同じサイズに設定されている。
ストッパー部34は、タンク10と下部導通部30の下部大径部33とを連通する連通開口部34aを有している。タンク10側に転動した下部オリフィスボール37は、ストッパー部34に当接することによって、下部導通部30から抜け落ちることが防止される。
ここで、タンク10側から下部導通部30に向かって気泡を含んだ液体が吹き込むと、下部オリフィスボール37は下部小径部32に向かって転動する。吹き込み圧力が所定圧力P3を超えると下部オリフィスボール37は段差部36を乗り越えて、下部小径部32の入口を下部大径部33側から閉塞する。ただし、下部小径部32に形成されたスリットは、下部オリフィスボール37によって塞がれていないため、スリットを介しての気泡などの移動は許容される。
下部オリフィスボール37によって下部小径部32の入口が閉塞されることによって、タンク10からゲージ本体41に向かって吹き込まれる気泡などの流量が低下する。吹き込み圧力が所定圧力P3よりも低くなると、下部オリフィスボール37は下部小径部32の入口を閉塞する位置から落下して、下部大径部33に戻る。
ここで、段差部36は上部導通部20の段差部26よりも大きいため、下部小径部32を閉塞する際の下部オリフィスボール37の作動圧P3は、上部小径部22を閉塞する際の上部オリフィスボール27の作動圧P1よりも大きい。作動圧P3は、例えば0.3MPaであってもよい。
なお、下部オリフィスボール37がタンク10側に転動して、ストッパー部34の連通開口部34aを閉塞することは、本実施形態の構成では想定されない。
本実施形態では、上部導通部20の上部大径部23の内径寸法R1を下部導通部30の下部大径部33の内径寸法R2よりも小さく設定して、流路を狭めることによって、上部オリフィスボール27を下部オリフィスボール37よりも小さな圧力で転動させることができるようになっている。
次に、図1、図3及び図4を参照しながら、液面計付きタンクにおいて液封現象が生じた際の動作について説明する。タンク10の内部において急激な圧力変動が生じて、タンク10から下部導通部30の連通開口部34aに向かって、気泡を含んだ液体が吹きこまれると、下部導通部30のチェックボール37及び上部導通部20のチェックボール27がそれぞれ下部小径部32及び上部小径部22に向かって転動する。
吹き込み圧力が増大して作動圧P2に達すると、チェックボール27は重力に抗しながらテーパー面24aに沿って登り、最小径部25を閉塞する。最小径部25が閉塞されることによって、下部導通部30から伝わる空気圧力を抑制できるため、フロート42が急激に上昇することを抑制できる。
吹き込み圧力がさらに増大して作動圧P3に達すると、チェックボール37は重力に抗しながら段差部36を登り、上部導通部30の下部小径部32を閉塞する。下部小径部32が閉塞されることによって、下部導通部30から伝わる気泡を含む液体の吹き込み圧力を抑制できるため、フロート42が急激に上昇することをより効果的に抑制できる。
すなわち、本実施形態の構成によれば、吹き込み圧力が比較的低い場合には上部導通部20のみを閉塞し、吹き込み圧力が比較的大きい場合には上部導通部20及び下部導通部30の双方を閉塞することによって、フロート42の急激な上昇を抑制している。
ここで、液封現象が生じた際に上部導通部20及び下部導通部30のうち下部導通部30のみを閉塞する構成を採用した場合には、以下の問題が生じる。上述したように、下部導通部30は吹き込み圧力が作動圧P3に達するまで閉塞されないが、作動圧P3に達する前の表示不良が生じていない状態であっても、フロート42が上下に激しく動き、上部導通部20及び下部導通部30を介した液面レベルLVの監視が不安定になることがある。そこで、液面レベルLVの監視をより安定化させるために、作動圧P3よりも低い圧力(作動圧P2)で作動する圧力調整機構を上部導通部20に設けている。
すなわち、吹き込み圧力が作動圧P2以上作動圧P3以下の場合には、上部導通部20を閉塞することによって下部導通部30に流入する気泡の空気圧を抑制し、液面レベルLVの表示に必要な連通状態を維持しながら段階的にフロート42の上下動を抑制することができる。つまり、上記圧力範囲内において、吹き込み圧力をゲージ本体41内の空気圧で調整する緩衝機構を設けることができる。
また、本実施形態では、圧力変動時に上部導通部20の最小径部25を下部導通部30の段差部36よりも早く閉塞するために、上部大径部23の内径R1を下部大径部33の内径R2よりも小さくするとともに、最小径部25に連通する部分の形状をテーパー状にしている。これにより、圧力変動時の閉塞機構の構成を簡素化することができる。また、本実施形態では、テーパー面24aを設けることによって、吹き込み圧力が作動圧P2よりも低くなった際に、チェックボール27が大径部24に戻り易くなる。
ここで、チェックボール27の作動機構としてバネを用いた構成も考えられる。すなわち、チェックボール27にバネを繋ぎ、吹き込み圧力が作動圧P2よりも低くなったときに、バネでチェックボール27を引っ張り、タンクと導通部とを接続する接続開口部から離脱させる方法も考えられる。しかしながら、この方法では、部品点数の増加によりコストが増大し、メンテナンス作業が煩雑となる。また、バネが外れて接続開口部の一部が閉塞されるなどの問題も懸念される。これに対して、本願発明では、吹き込み圧力が作動圧P2よりも低くなると、テーパー面24aに沿ってチェックボール27が重力で自然に滑落するため、チェックボール27を最小径部25から離脱させる構成を簡素化することができる。これにより、コストの削減及び異物による最小径部25の閉塞などの問題を起こりにくくすることができる。
10 タンク 11 脚部 12 上部ジョイント部 13 下部ジョイント部
20 上部導通部 21 上部フランジ部 22 上部小径部 23 上部大径部
24 テーパー部材 24a テーパー面 25 最小径部 30 下部導通部
31 下部フランジ部 32 下部小径部 33 下部大径部 34 ストッパー部
34a 連通開口部 40 マグネットフロート式液面計 41 ゲージ本体
41a ゲージ上部開口部 41b ゲージ下部開口部 43 表示器 43a ローター


Claims (6)

  1. 液体を貯留するタンクに対して上下一対の上部導通部及び下部導通部を介して上下に配列された複数のローターをフロートの接近時に磁力によって回転させるマグネットフロート式液面計を接続した液面計付きタンクであって、
    前記上部導通部には、前記タンクと前記ゲージ本体とを連通するための上部連通通路が形成されており、この上部側連通通路には上部小径部とこの上部小径部よりも前記タンク側に位置する上部大径部とが形成されており、この上部大径部の前記タンク側における終端部には前記タンクに接近するに従って縮径するテーパー面が形成されており、
    前記下部導通部には、前記タンクと前記ゲージ本体とを連通するための下部連通通路が形成されており、この下部連通通路には下部小径部とこの下部小径部よりも前記タンク側に位置する下部大径部とが形成されており、
    前記上部連通通路の前記上部大径部には上部ボールが転動可能に収容されており、前記下部連通通路の前記下部大径部には前記上部ボールと大きさが略等しい下部ボールが転動可能に収容されており、前記上部大径部の内径は前記下部大径部の内径よりも小さいことを特徴とする液面計付きタンク。
  2. 前記下部小径部には、前記下部導通部の軸方向に延びる少なくとも1本のスリットが形成されており、
    前記テーパー面には、該テーパー面の周方向に対して直交する方向に延びる少なくとも1本のスリットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液面計付きタンク。
  3. 前記上部小径部には、前記上部導通部の軸方向に延びる少なくとも1本のスリットが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液面計付きタンク。
  4. 前記下部大径部の前記タンク側における終端部には、前記下部ボールが前記タンク側に移動するのを阻止するストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の液面計付きタンク。
  5. 前記上部導通部及び前記下部導通部は、前記ゲージ本体に対して溶接されていることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の液面計付きタンク。
  6. 前記タンクに貯留される液体は、液体アンモニア又は液体プロピレンであることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載の液面計付きタンク。
JP2015218489A 2015-11-06 2015-11-06 液面計付きタンク Active JP5890578B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015218489A JP5890578B1 (ja) 2015-11-06 2015-11-06 液面計付きタンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015218489A JP5890578B1 (ja) 2015-11-06 2015-11-06 液面計付きタンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5890578B1 true JP5890578B1 (ja) 2016-03-22
JP2017090153A JP2017090153A (ja) 2017-05-25

Family

ID=55530547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015218489A Active JP5890578B1 (ja) 2015-11-06 2015-11-06 液面計付きタンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5890578B1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927418U (ja) * 1982-08-14 1984-02-20 岡本 良男 液面計
JPH0729423U (ja) * 1993-11-08 1995-06-02 文化貿易工業株式会社 マグネット式液面計用点灯指示器
JPH09138155A (ja) * 1995-11-15 1997-05-27 Nippon Kuringeeji Kk マグネットフロート式液面計
WO2004105915A1 (ja) * 2003-05-28 2004-12-09 Moritex Corporation 液体分離方法と液体分離装置、液/液分離界面の検知装置
JP2008224612A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Sawada Seisakusho:Kk 液面検出表示装置
JP2012208028A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Japan Oil Gas & Metals National Corp マグネット式液面計、炭化水素合成反応装置および炭化水素合成反応システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927418U (ja) * 1982-08-14 1984-02-20 岡本 良男 液面計
JPH0729423U (ja) * 1993-11-08 1995-06-02 文化貿易工業株式会社 マグネット式液面計用点灯指示器
JPH09138155A (ja) * 1995-11-15 1997-05-27 Nippon Kuringeeji Kk マグネットフロート式液面計
WO2004105915A1 (ja) * 2003-05-28 2004-12-09 Moritex Corporation 液体分離方法と液体分離装置、液/液分離界面の検知装置
JP2008224612A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Sawada Seisakusho:Kk 液面検出表示装置
JP2012208028A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Japan Oil Gas & Metals National Corp マグネット式液面計、炭化水素合成反応装置および炭化水素合成反応システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017090153A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9599250B2 (en) Actuator apparatus having integral yoke tubing
CN104913099B (zh) 锥面密封型液压大流量高速数字阀
CN105641843A (zh) 探火管感温自启动灭火装置容器阀
CN103836851B (zh) 一种电子膨胀阀的阀座组件及其制造方法
JP5890578B1 (ja) 液面計付きタンク
CN207864654U (zh) 一种流体流量调节器
CN107631524A (zh) 电子膨胀阀
CN102102725B (zh) 液体阻尼延时器
CN105570119B (zh) 排液柱塞及排液设备
CN212251410U (zh) 一种复合进排气阀
JP6371477B2 (ja) 弁座およびドレントラップ
CN204595625U (zh) 一种用于湿式放散阀的自动补水装置
CN103939650B (zh) 一种有超压保护功能的大流量恒流量阀
CN103591304B (zh) 延开节流截止阀
CN102840368B (zh) 一种可调式自动截止阀
CN103090092A (zh) 一种补水装置
CN102797867A (zh) 流量控制阀阀塞及流量控制阀
CN109439920A (zh) 一种铸造前的真空除气装置
CN203797325U (zh) 一种低温液化气运输车的槽罐
JP2011102773A (ja) 面積流量計
CN103742103B (zh) 双导杆强制复位式浮箍
CN100429442C (zh) 一种压力自动关闭阀
CN203099046U (zh) 一种补水装置
JP2009144824A (ja) フロート式スチームトラップ
CN206802345U (zh) 一种多级节流调节阀

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5890578

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250