JP5903264B2 - 多段過給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に備えられ、複数の過給機を有する多段過給装置に関する。
内燃機関の過給装置の一つとして、過給効果を高めるために複数の過給機からなる多段過給装置が知られている。この多段過給装置では、例えば機関回転数が小さい場合には容量の小さい高圧段側の過給機を駆動し、機関回転数が大きい場合には、容量の大きい低圧段側の過給機を駆動する等して、広範囲の回転域に対応している。
図3に、2つの過給機からなる二段過給装置の一例を示す。内燃機関100に備えられた二段過給装置101は、低圧段過給機103と高圧段過給機104とを備えている。内燃機関本体102のエキゾーストマニホールド105には、排気浄化装置(図示略)へ連通する排気側過給通路107が接続され、その排気側過給通路107のうち上流側には、高圧段過給機104の高圧段タービン室108が接続されている。また、高圧段タービン室108には、連通路109を介して、低圧段過給機103の低圧段タービン室110が接続されている。
図4に示すように、第1の連通路109は、内側に高圧段タービン室108を有するハウジング111の排出口と、内側に低圧段タービン室110を有するハウジング112の導入口とを連結している。また、低圧段側のハウジング112の排出口には、排気浄化装置に連通する出口側排気通路113が連結されている。高圧段側のハウジング111から送り出された排気は、第1の連通路109を介して、低圧段側のハウジング112に供給される。低圧段側のハウジング112から送り出された排気は、出口側排気通路113に供給される。
また、図3に示すように、排気側過給通路107のうち高圧段タービン室108よりも上流からは、高圧段タービン室108を迂回する迂回通路114が分岐している。この迂回通路114の途中には切替バルブ115が備えられ、該バルブ115を開閉することによって、排気を迂回通路114を介して低圧段タービン室110へ供給する状態と、高圧段タービン室108から低圧段タービン室110に供給する状態とを切り替える。
また、出口側排気通路113に接続された排気浄化装置は、酸化触媒、排気中の粒子状物質(PM)を捕集するDPF等を備えている。また最近では、排気中のNOx(窒素酸化物)を選択的に浄化する尿素選択還元型触媒(SCR:Selective Catalytic Reduction)装置が備えられた排気浄化装置もある。
この尿素SCR装置の一例としては、排気通路に選択還元型触媒と、尿素水溶液を排気通路に添加する添加バルブとを備えるものがある。この添加バルブにより、排気通路内に尿素水溶液が添加されることで、触媒上で排気中のNOxが選択的に還元除去される。
一方、二段過給装置101は、排気側過給通路107の経路が長くなるために、経路内を移動するに従い排気の温度が低下していく問題を有していた。このため、図4に示すように、低圧段タービン室110の排出口における排気温度TL1は、高圧段タービン室108の排出口における排気温度THよりも低くなる。また、低圧段タービン室110から排出された排気は出口側排気通路113を通過する間に放熱するため、出口側排気通路113の出口における排気温度TL2は、低圧段タービン室110の排出口における排気温度TL1よりもさらに低くなる。
排気浄化装置に供給される排気の温度が低下すると、排気の浄化率低下の要因となるおそれがある。例えば、尿素SCR装置は、熱応答性が高く、排気温度の低下は、アンモニアによる還元反応が促進されない要因、又は尿素水溶液の加水分解効率が低下する要因となることがある。また、DPFでは、触媒再生時の温度低下により、PM堆積量が増え、フィルタの詰まりが発生しやすくなる可能性がある。
この問題を解決するために、特許文献1では、高圧段タービン室と低圧段タービン室との間に小容量触媒を配置する装置が提案されている。この装置では、小容量触媒に高圧段タービン室から排出された高温の排気を接触させることで、浄化率の向上を図っている。
特開2010−121521号公報
しかし、二段過給装置101は、連通路109や迂回通路114等、多数の管路が設けられるために大型化する問題があり、高圧段タービン室108及び低圧段タービン室110の間に小容量触媒を配設する構成では、多段過給装置の搭載スペースがさらに拡大されてしまう。
本発明は、上記実情を鑑みてなされたものであり、その目的は、良好な搭載性を保持しつつ、排気浄化率を高めることができる多段過給装置を提供することにある。
本発明の態様の一つは、複数の過給機を備える内燃機関の多段過給装置において、高圧段過給機のタービンホイールが収容される高圧段タービン室と低圧段過給機のタービンホイールが収容される低圧段タービン室とを接続する連通路と、前記低圧段タービン室と、該多段過給装置よりも下流に配置された排気浄化装置とを接続する出口側排気通路とを備え、前記連通路の一部と前記出口側排気通路の一部とが隣接し、前記連通路及び前記出口側排気通路は、ハウジングに一体に備えられ、前記連通路と前記出口側排気通路とが隣接した隣接領域は、前記ハウジングの側壁部によって区画され、前記連通路は、前記高圧段タービン室の排出口から直線状に延びたあとに前記低圧段タービン室側へ屈曲する形状を有し、前記ハウジングの側壁部は、前記連通路のうちで前記低圧段タービン室側へ屈曲する部分である屈曲部を含み、前記高圧段タービン室の排出口に対向する位置に位置することである。
本発明の態様の一つでは、多段過給装置は、高圧段タービン室からの高温の排ガスが供給される連通路と、排気浄化装置に接続する出口側排気通路とを隣接させた構成を有する。このため、連通路と出口側排気通路との間の熱伝導性が高められ、連通路内の高温側の排ガスから、出口側排気通路内の低温側の排ガスに移動する熱量を大きくすることができる。従って、排気浄化率向上のための特殊な装置を別途設けることなく、連通路を流れる排ガスが有する熱量を有効利用して、排気浄化装置に供給される排ガスの温度を上昇させることができる。このため、良好な搭載性を保持しながら排気浄化装置の浄化効率を高めることができる。
本発明の態様の一つでは、連通路と出口側排気通路の隣接領域は、ハウジングの側壁部によって区画されているため、連通路と出口側排気通路の間に熱伝導率の低い空気が介在しない。このため、連通路から出口側排気通路へ熱が伝達される際に損失する熱量を軽減することができる。
本発明の態様の一つは、前記連通路と前記出口側排気通路とが隣接した隣接領域では、前記連通路内の排ガスの流れに対して前記出口側排気通路内の排ガスの流れが逆方向となることである。
本発明の態様の一つでは、多段過給装置は、隣接領域で、連通路内の排ガスの流れと出口側排気通路内の排ガスの流れとが逆になる配置を有する。このような配置にすることにより、経路の長さの変更量を小さくしつつ、連通路及び出口側排気通路とを隣接させることができる。
本発明の態様の一つでは、前記ハウジングの側壁部は、前記出口側排気通路のうち前記低圧段タービン室の排出口よりも下流側の部位を構成することである。
本発明の態様の一つでは、連通路は、出口側排気通路のうち排出口よりも下流側の流路に隣接しているので、排気浄化装置に供給される直前の排ガスに熱を移動させることができる。このため、熱伝熱後の損失量を軽減することができる。
本発明の態様の一つでは、前記ハウジングの側壁部は、前記出口側排気通路のうち前記低圧段タービン室の排出口よりも前記排気浄化装置側に偏倚した部位を構成することである。
本発明の態様の一つは、前記出口側排気通路は、尿素選択還元型触媒装置と連通していることである。
本発明の態様の一つでは、出口側排気通路は、温度応答性が高い尿素選択還元触媒装置に連通しているので、特に効果を発揮できる。
本発明に係る多段過給装置を備えた第1実施形態の内燃機関の概略図。 同多段過給装置の排気系の要部断面図。 従来の多段過給装置を備えた内燃機関の概略図。 従来の多段過給装置の排気系の要部断面図。
以下、本発明の多段過給装置をディーゼルエンジンに搭載された装置として具体化した第1実施形態について、図1〜図2を参照して説明する。
図1に示すように、内燃機関10は、外部から取り込まれた吸気を内燃機関本体11へ供給する吸気通路12と、内燃機関本体11から送り出された排気を外部へ排出する排気通路13とを備えている。また、内燃機関10は、高圧段過給機16及び低圧段過給機17を有する二段過給装置15を備えている。
高圧段過給機16は、ハウジング22内に、高圧段タービン室23と高圧段コンプレッサ室24とを備える。高圧段タービン室23には、排気の供給により回転する高圧段タービンホイール25が収容されている。高圧段コンプレッサ室24には、吸気を圧縮する高圧段コンプレッサホイール26が収容されている。これらのホイール25,26は、ローターシャフトS1によって互いに接続されている。
低圧段過給機17は、高圧段過給機16に比べて大きい容積を有している。低圧段過給機17は、ハウジング28内に、低圧段タービン室29と低圧段コンプレッサ室30とを備える。低圧段タービン室29には、排気により回転する低圧段タービンホイール31が収容されている。また低圧段コンプレッサ室30には、吸気を圧縮する低圧段コンプレッサホイール32が収容されている。これらのホイール31,32は、ローターシャフトS2によって互いに接続されている。
また、二段過給装置15は、吸気通路12の一部を構成する吸気側過給通路18を備えている。吸気側過給通路18は、吸気通路12の途中に設けられたエアクリーナ19とインタークーラ20との間に設けられている。
この吸気側過給通路18は、エアクリーナ19と低圧段コンプレッサ室30との間に設けられた入口側吸気通路33を備えている。また、吸気側過給通路18は、低圧段コンプレッサ室30と高圧段コンプレッサ室24とを連通する吸気側連通路34を備えている。さらに、吸気側過給通路18は、高圧段コンプレッサ室24とインタークーラ20とを接続する出口側吸気通路35を備えている。吸気側連通路34の途中と出口側吸気通路35とには吸気側迂回通路36が接続されている。この吸気側迂回通路36の途中には、吸気側切替バルブ37が設けられ、該バルブ37を開閉することによって吸気側迂回通路36が開路及び閉路される。
また二段過給装置15は、排気通路13の一部を構成する排気側過給通路21を備えている。排気側過給通路21は、内燃機関本体11のエキゾーストマニホールド51と排気浄化装置55との間に設けられている。
この排気側過給通路21は、エキゾーストマニホールド51と高圧段タービン室23との間に設けられた入口側排気通路38を備えている。また、排気側過給通路21は、高圧段タービン室23と低圧段タービン室29とを連通する排気側連通路40を備えている。さらに、排気側過給通路21は、低圧段タービン室29と排気浄化装置55とを連通する出口側排気通路41を備えている。
入口側排気通路38の途中と排気側連通路40との間には排気側迂回通路42が接続されている。排気側迂回通路42の途中には、排気側切替バルブ43が設けられ、該バルブ43を開閉することによって排気側迂回通路42が開路及び閉路される。
また、出口側排気通路41には、排気通路13の上流側から順に、酸化触媒56、DPF57、及び尿素SCR装置58が接続されている。
機関回転数が低い低回転域では、吸気側切替バルブ37及び排気側切替バルブ43は閉状態とされる。これにより、エキゾーストマニホールド51から送り出された排気は、入口側排気通路38を介して、高圧段タービン室23に供給される。高圧段タービン室23から送り出された排気は、排気側連通路40を介して低圧段タービン室29に供給され、低圧段タービン室29から排気浄化装置55側に送り出される。
低回転域では排気量が少ないために、排気は、上流側に配置されるとともに低圧段タービンホイール31よりも小さい高圧段タービンホイール25のみを回転させる。このため、低圧段タービンホイール31はほぼ停止した状態となる。
また、エアクリーナ19から入口側吸気通路33を介して取り込まれた吸気は、低圧段コンプレッサ室30に供給される。低圧段コンプレッサ室30から送り出された吸気は、吸気側連通路34を介して高圧段コンプレッサ室24に供給される。上述したように、低回転域では、高圧段タービンホイール25のみが回転するため、該ホイール25に接続された高圧段コンプレッサホイール26が回転し、高圧段コンプレッサ室24に供給された吸気が圧縮されて、その下流側であるインタークーラ20側に圧送される。インタークーラ20によって冷却された吸気は、内燃機関本体11のインテークマニホールド50に供給される。
内燃機関本体11の高回転域では、吸気側切替バルブ37及び排気側切替バルブ43は開状態にされる。これにより、エキゾーストマニホールド51から送り出された排気は、入口側排気通路38及び排気側迂回通路42を介して低圧段タービン室29に供給される。これにより、低圧段タービンホイール31が回転し、該ホイール31に従動して、低圧段コンプレッサホイール32が回転する。
また、エアクリーナ19から入口側吸気通路33を介して取り込まれた吸気は、低圧段コンプレッサ室30に供給され、回転する低圧段コンプレッサホイール32によって圧縮される。圧縮された吸気は、吸気側連通路34及び吸気側迂回通路36を介してインタークーラ20側に送り出される。
次に、二段過給装置15の排気側過給通路21の構成について説明する。図2に示すように、高圧段タービン室23と低圧段タービン室29とを連結する排気側連通路40と、低圧段タービン室29から送り出された排気を排気浄化装置55に供給する出口側排気通路41とは、鋳造等により成形された排気系ハウジング47に一体に形成されている。
排気側連通路40は、高圧段タービン室23を内側に有する高圧段タービンハウジング45の排出口と、低圧段タービン室29を内側に有する低圧段タービンハウジング46の導入口とを連結している。排気側連通路40は、高圧段タービンハウジング45から直線状に延びた後、低圧段タービンハウジング46側へ屈曲する。さらに排気側連通路40は、その屈曲部40aから、低圧段タービンハウジング46の導入口に向かって延びる延出部40bを備える。この屈曲部40aと、延出部40bの一部とは、排気系ハウジング47の側壁部48を介して出口側排気通路41と隣接している。
また、出口側排気通路41は、低圧段タービンハウジング46の排出口と、排気浄化装置55の図示しない入口とを連結している。出口側排気通路41は、低圧段タービンハウジング46から排気浄化装置55に向かって、排気側連通路40側に偏倚するように屈曲し、排気側連通路40の屈曲部40a及び延出部40bと、一枚の側壁部48を介して接している。また、出口側排気通路41のうち、排気側連通路40に接する隣接領域49は、出口側排気通路41の入口よりも下流側、即ち排気浄化装置55側に偏倚している。
このように排ガスが異なる方向に流れる排気側連通路40及び出口側排気通路41を連通させるため、隣接領域49では、排気側連通路40内の排ガスの流れに対して、出口側排気通路41内の排ガスの流れがほぼ逆方向となる。このようなレイアウトにすることにより、例えば、排気側連通路40及び出口側排気通路41を隣接させるために、上流側の排気側連通路40を下流側の出口側排気通路41の隣まで引き延ばすことがない。
一方、高圧段タービン室23の排出口近傍における排気温度THは、低圧段タービン室29の排出口近傍における排気温度TL1よりも高いが、上述したように排気側連通路40と出口側排気通路41とを隣接させることで、排気側連通路40から出口側排気通路41に側壁部48を介して熱が伝達されやすくなる。その結果、高温側の排気側連通路40から、低温側の出口側排気通路41へ移動する熱量が増加し、出口側排気通路41内の排ガス温度が上昇する。
その結果、出口側排気通路41のうち、排気側連通路40との隣接領域49よりも下流であって排気浄化装置55の入口付近の排気温度TL2は、低圧段タービン室29の排出口近傍における排気温度TL1よりも高温となる(TL1<TL2<TH)。このため、排気浄化装置55に供給される排気の温度が上昇し、DPF57や、尿素SCR装置58の浄化効率を高めることができる。また、出口側排気通路41と排気側連通路40との隣接領域49は、出口側排気通路41の排出口よりも排気浄化装置55側に偏倚しているので、排気浄化装置55に流入する直前の排ガスに熱が伝達される。
この際、排気側連通路40及び出口側排気通路41の間には、排ガスよりも低温である空気(外気)が介在しないため、熱伝達の際の損失量が少なくなる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、以下に列挙する効果が得られるようになる。
(1)上記実施形態によれば、二段過給装置15は、高圧段タービン室23からの高温の排ガスが供給される排気側連通路40と、排気浄化装置55に接続する出口側排気通路41とを隣接させた構成を有する。このため、排気側連通路40を流れる高温の排ガスから出口側排気通路41を流れる低温の排ガスへ移動する熱量を大きくすることができる。従って、排気浄化率向上のための特殊な装置を別途設けることなく、排気側連通路40を流れる排ガスの熱量を有効利用して、排気浄化装置55に供給される排ガスの温度を上昇させることができるため、良好な搭載性を保持しながら排気浄化装置55の浄化効率を高めることができる。
(2)上記実施形態によれば、排気側連通路40及び出口側排気通路41は、排気系ハウジング47に一体に形成されている。即ち、排気側連通路40と出口側排気通路41の隣接領域49は、排気系ハウジング47の側壁部48によって区画されているため、排気側連通路40と出口側排気通路41との間に排ガスよりも低温である空気(外気)が介在しない。このため、排気側連通路40から出口側排気通路41への熱が伝達される際の損失量を軽減することができる。
(3)上記実施形態によれば、二段過給装置15は、排気側連通路40及び出口側排気通路41の隣接領域49で、それらの流路内の排ガスの流れが逆になる配置を有する。このため、排気側連通路40及び出口側排気通路41を隣接させやすい配置となる。このような配置にすることにより、経路の長さをほぼ変更することなく、排気側連通路40及び出口側排気通路41とを隣接させることができる。
(4)上記実施形態では、排気側連通路40は、出口側排気通路41のうち排出口よりも下流側の流路に隣接しているので、排気浄化装置55に供給される直前の排ガスを昇温することができる。このため、出口側排気通路41に熱が伝達された後に失われる熱量を軽減することができる。
(5)上記実施形態では、出口側排気通路41は、温度応答性が高い尿素SCR装置58に連通しているので、出口側排気通路41の排気温度を数度上げるだけでも浄化効率が飛躍的に高まり、特に効果を発揮できる。
なお、上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・上記実施形態では、排気側連通路40と出口側排気通路41とを排気系ハウジング47に一体に形成するようにしたが、別のハウジングにそれぞれ形成された排気側連通路40及び出口側排気通路41を接した状態で配置するようにしてもよい。この際、隣接領域を薄肉化してもよい。
・上記実施形態では、排気側連通路40の排気の流れと出口側排気通路41の排気の流れを逆方向となるように配置したが、これ以外の配置でもよい。
・上記実施形態では、排気側連通路40を、出口側排気通路41のうち下流側の位置から隣接させるようにしたが、出口側排気通路41の排出口から隣接させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、低速回転時に高圧段過給機16を駆動し、高速回転時に低圧段過給機17を駆動するようにしたが、駆動方式はこれ以外の方式でもよい。例えば吸気側切替バルブ37及び排気側切替バルブ43を流量調整弁として機能させることにより、高速回転時に高圧段過給機16及び低圧段過給機17の両方を駆動させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、多段過給装置を、高圧段過給機16及び低圧段過給機17からなる二段過給装置15に具体化したが、複数の過給機を備えたものであればよい。
10…内燃機関、15…二段過給装置、16…高圧段過給機、17…低圧段過給機、22,28…ハウジング、23…高圧段タービン室、25,31…タービンホイール、29…低圧段タービン室、40…排気側連通路、41…出口側排気通路、47…排気系ハウジング、48…側壁部、49…隣接領域、55…排気浄化装置、58…尿素選択還元型触媒装置。

Claims (5)

  1. 複数の過給機を備える内燃機関の多段過給装置において、
    高圧段過給機のタービンホイールが収容される高圧段タービン室と低圧段過給機のタービンホイールが収容される低圧段タービン室とを接続する連通路と、
    前記低圧段タービン室と、該多段過給装置よりも下流に配置された排気浄化装置とを接続する出口側排気通路とを備え、
    前記連通路の一部と前記出口側排気通路の一部とが隣接し
    前記連通路及び前記出口側排気通路は、ハウジングに一体に備えられ、
    前記連通路と前記出口側排気通路とが隣接した隣接領域は、前記ハウジングの側壁部によって区画され、
    前記連通路は、前記高圧段タービン室の排出口から直線状に延びたあとに前記低圧段タービン室側へ屈曲する形状を有し、
    前記ハウジングの側壁部は、前記連通路のうちで前記低圧段タービン室側へ屈曲する部分である屈曲部を含み、前記高圧段タービン室の排出口に対向する位置に位置することを特徴とする多段過給装置。
  2. 前記連通路と前記出口側排気通路とが隣接した隣接領域では、前記連通路内の排ガスの流れに対して前記出口側排気通路内の排ガスの流れが逆方向となる請求項1に記載の多段過給装置。
  3. 前記ハウジングの側壁部は、前記出口側排気通路のうち前記低圧段タービン室の排出口
    よりも下流側の部位を構成する請求項1又は2に記載の多段過給装置。
  4. 前記ハウジングの側壁部は、前記出口側排気通路のうち前記低圧段タービン室の排出口よりも前記排気浄化装置側に偏倚した部位を構成する請求項3に記載の多段過給装置。
  5. 前記出口側排気通路は、尿素選択還元型触媒装置と連通している請求項1〜4のいずれか1項に記載の多段過給装置。
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