JP5909754B2 - ソーラーパネル固定構造 - Google Patents
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Description
因みに、傾斜下手縁部PLの被固定部Hと、対応するパネル固定部1とは、単に固定状態に連結されている。
また、枢支連結部Jの構造は、図11に示すように、被固定部Hに備えた半割れパイプ状の内嵌部30と、パネル固定部1に備えた半割れパイプ状の外嵌部31とを、内外に嵌合させて、外嵌部31に形成されたスリット部32から被固定部Hの板部33が立ち上がる状態に構成され、外嵌部31に対して内嵌部30が周方向に回動することで、ソーラーパネルPを揺動可能に枢支連結してあった。
従って、ソーラーパネルの裏面側において各種メンテナンス作業(例えば、配線関係の着脱やメンテナンス作業や、取付下地の防水層の改修作業やメンテナンス作業等)を実施する際には、ソーラーパネルを枢支連結部周りに揺動させて、ソーラーパネルの裏面側空間を開放して、メンテナンス作業を実施しやすくすることが可能となる。
例えば、ソーラーパネルの裏面側の配線やコネクタ等に関しては、パネルによっては、傾斜上手縁部側に位置させてある場合があるから、配線関係の着脱作業やメンテナンス作業を、ソーラーパネルと取付下地との間の狭小空間で行う必要があり、作業効率が低下しやすい虞がある。
また、取付下地の防水層の改修作業やメンテナンス作業に関しても、同様であり、作業効率が低下しやすい虞がある。
また、本発明の第2の特徴構成は、ソーラーパネルの対向する縁部にそれぞれ被固定部を設け、前記被固定部に対応するパネル固定部を取付下地にそれぞれ設け、前記パネル固定部に前記被固定部をそれぞれ連結して前記ソーラーパネルが取付下地に固定されているソーラーパネル固定構造であって、前記パネル固定部と前記被固定部とは、枢支軸芯周りに揺動可能な枢支連結部によってそれぞれ連結してあり、前記枢支連結部は、前記枢支軸芯が前記ソーラーパネルの対向する縁部の長手方向に沿うように形成してあり、前記ソーラーパネルは、何れか一方の前記枢支連結部を取り外すことで、他方の前記枢支連結部の枢支軸芯周りに揺動可能な状態に取り付けてあり、前記枢支連結部は、着脱自在な枢支軸部材を備え、前記パネル固定部は、前記枢支軸部材を取り付ける枢支ピースと、前記枢支ピースを前記ソーラーパネルの対向する縁部の長手方向に沿って移動可能に支持する支持レールとを備え、前記枢支軸部材を前記枢支ピースに取り付ける操作に連動して、前記支持レールに対する前記枢支ピースの移動を規制する移動規制機構が設けてあるところにある。
即ち、ソーラーパネルは、何れの枢支連結部においてもその枢支軸芯周りに揺動操作することが可能となるから、ソーラーパネルの裏面側の何れの箇所をも開放することができ、各種メンテナンス作業(例えば、配線関係の着脱やメンテナンス作業や、取付下地の防水層の改修作業やメンテナンス作業等)を効率よく実施できる。
また、ソーラーパネルを各枢支軸芯が平行(又は、ほぼ平行)になるような状態で複数列にわたって設置してあるような場合、隣合う列に位置するソーラーパネルどうしを、枢支軸芯方向視によって「ハ」の字となるように上方に揺動させれば、それら隣接ソーラーパネルの下方にそれぞれ開放される空間が連続した広い開放空間となり、更に効率よく上記各種メンテナンス作業を実施することができる。
また、ソーラーパネルの対向する縁部のそれぞれの枢支連結部を連結状態にすることで、ソーラーパネルを揺動しない安定した支持状態で取付下地に固定することができる。
即ち、枢支軸部材は、枢支連結部における回動軸としての機能と、パネル固定部と被固定部とを一体に連結固定する機能とを担うことができ、部品の兼用化を叶えることができる。
また、枢支軸部材を取り外して劣化の度合を簡単にチェックしたり、場合によっては新しいものの取り替える等、部品のメンテナンスを簡単に実施することができる。
枢支軸部材の一例としては、ボルトであったり、ピン等が挙げられる。
よって、ソーラーパネルを取付下地に取り付けた状態で、支持レールに沿って取り付き位置を移動させることができ、取り付け後でも位置調整を簡単に実施することができる。
よって、ソーラーパネルの取付作業の効率化を図ることができる。
即ち、枢支軸部材を枢支ピースに取り付ける一連の操作のみでソーラーパネルの位置のロックをも行うことができ、複雑な操作が不要となる。
よって、ソーラーパネルの取付作業の更なる効率化を図ることができる。
但し、取付下地2は、このような構成に限るものではなく、例えば、屋上スラブ2Aと防水層2Bとの間に断熱材を配置した構成であったり、コンクリート製の屋上スラブ2Aに替えて折板屋根に使用される折板(金属板)を使用するものや、その上に断熱材が設けられたもの等、さまざまな対応が考えられる。
枢支ピース1Aに、ソーラーパネルPの被固定部Hが取り付けられる。
また、四つの前記控え壁部5cの内、支持レール1Bと直交配置となる二つの控え壁部5cには、図6に示すように、屋上スラブ2Aへねじ込んで接地部材1Cを固定するネジ部材7を挿入するための挿入部8が夫々設けられている。そして、この挿入部8へは、前記ネジ部材7を設置した後、シーリング材を充填すると共にキャップ9が設置される。
これらキャップ9の上には、支持レール1Bが載置状態に設置される。
支持レール1Bは、左右に間隔をあけて立設された、一対の立壁部10と、前記一対の立壁部10の上下中間部どうしを一体に連結する連結板部11とを設けて構成してある。
各立壁部10の上縁部の内面には、枢支ピース1Aを嵌合させた状態でスライドを許容するアリ溝部10aが、対向する状態に設けてある。
各立壁部10の下縁部は、前述のようにキャップ9の上に載置される。
連結板部11には、接地部材1Cのボルト5dに対応したボルト挿通孔11aが形成してあり、このボルト挿通孔11aに、ボルト5dを挿通させてナット締めを行うことで、支持レール1Bが固定されている。
ピース本体部12bの上半部には、支持レール1Bの軸芯方向に沿って貫通するボルト貫通孔h0が形成してある。このボルト貫通孔h0には、後述するボルト(枢支軸部材に相当)Bを挿通させて(図4、図5、図7参照)、ソーラーパネルPのフレーム部材3をボルト軸芯周りに揺動操作可能に支持することができる。
裏面部には、2つの桟状の金属製フレーム部材3が、短辺に平行に且つ長辺方向に間隔をあけてボルト固定してある。長辺方向での取付位置は、両端からそれぞれ中央側に入った位置に設定されており、このことにより、雨水がフレーム部材3にかかり難くなり、腐食防止効果によって耐久性の向上を図ることができる。
また、図には示さないが、ソーラーパネルPの裏面側にはコネクタや配線等が設けられている。
また、ウェブ3Aの長手方向での両端部側に、それぞれボルト(枢支軸部材に相当)Bを挿通可能なボルト貫通部3a,3bが形成してある。因みに、ボルトBは、フレーム部材3と固定装置1の枢支ピース1Aとを連結して枢支連結部Jを構成することができる。ボルトBの軸芯が、枢支連結部Jの枢支軸芯Xとなる(図6参照)。
ボルト貫通部3a,3bには、前記ボルトBの外径に合わせた丸穴のボルト貫通孔h1がそれぞれ設けられている。
ボルト貫通部3aとボルト貫通部3bとは、当該実施形態においては、一連のフレーム部材3の両端側に、ソーラーパネルPの対向する長辺縁部PLに対応させて設けてあり、本発明に係る被固定部Hに相当する。即ち、2つのボルト貫通部3a,3bを、1つのフレーム部材3に兼用化する状態で設けてあるものであり、部品点数の減小化を図ってある。従って、フレーム部材3とは別部材で、2つのボルト貫通部3a,3bを各別に設ける構成を採用することも可能である。
従って、ソーラーパネルPを固定装置1の支持レール1Bの上にセットする際には、下フランジ部3Cの先端部から支持レール1Bに接触する。ウェブ3Aが支持レール1Bに接触するまでソーラーパネルPが下降すると、下フランジ部3Cが上方に撓み、下フランジ部3Cとウェブ3Aとの交差角度が直角に近い方向にフレーム部材3が弾性変形するから、その弾性復元力の作用で、下フランジ部3Cと支持レール1Bとの間に摩擦力が生じる。その状態で、枢支ピース1AからのボルトBをボルト貫通孔h1に挿通させて固定すると、支持レール1Bに対する枢支ピース1Aの移動を上述の摩擦力の作用で規制することができる。
このように形成されたフレーム部材3によって移動規制機構Kが構成されている。
[1] 少なくとも2列配置となるように(図1参照)、屋上スラブ2A上の所定位置に接地部材1Cをそれぞれ配置して(図2参照)、ネジ部材7を挿入部8を通して屋上スラブ2Aにねじ込んで固定する(図6参照)。
その後、防水シート6を屋上スラブ2Aの防水層2Bに接着する。
また、挿入部8にシーリング材を充填してキャップ9を設置する。この工程によって、固定装置1の設置部分の防水性の維持を図ることが可能となる。
尚、ソーラーパネルPを上方へ揺動させた状態を維持させるためには、例えば、ソーラーパネルP(又は、フレーム部材3)の揺動端部と、支持レール1Bとの間に、図には示していないが支持棒を配置する等の方法をとることが好ましい。
以下に他の実施の形態を説明する。
それらを含めて取付下地2と総称する。
〈2〉 パネル固定部1は、先の実施形態で説明した固定装置に限るものではなく、例えば、枢支ピース1Aと支持レール1Bとを備え、支持レール1Bを取付下地2に直に固定するように構成してあってもよい。また、各パーツの形状は、適宜変更することが可能である。
〈3〉 被固定部Hは、1つのフレーム部材3の両端にそれぞれ設けてある構成に限らず、個別に設けてあってもよい。
〈4〉 移動規制機構Kは、先の実施形態で説明したフレーム部材3によって構成するものに限らず、例えば、ウェブ3Aに形成したボルト貫通孔h1を、図9に示すような縦長の長穴として形成し、ボルトBとフレーム部材3とが上下に相対移動できるように構成してあってもよい。この場合、図9(a)に示すように、ボルト貫通孔h1にボルトBを仮固定した状態でフレーム部材3を浮かせることができ、支持レール1Bに沿って枢支ピース1Aをスムースにスライドさせて、固定位置の移動調整を簡単に実施することができる。位置が決まれば、長穴のボルト貫通孔h1に沿ってフレーム部材3を下降させてボルトBを本締めすることで(図9(b)参照)、下フランジ部3Cと支持レール1Bとの摩擦力が作用し、移動規制機構Kとしての機能を発揮させることができる。
また、移動規制機構Kの他の実施形態としては、例えば、図10に示すように、上フランジ3Bとウェブ3Aとの交差角度も、下フランジ3Cとウェブ3Aとの交差角度と同様に鈍角に形成しておき、ボルトBとナットBaとの螺合を深めるに伴って、ウェブ3Aを枢支ピース1Aに引き寄せながら、下フランジ3Cを支持レール1Bに押し付けられるように構成するものであってもよい。
1A 枢支ピース
1B 支持レール
2 取付下地
B ボルト(枢支軸部材に相当)
H 被固定部
J 枢支連結部
K 移動規制機構
P ソーラーパネル
PL 長辺縁部(対向する縁部)
X 枢支軸芯
Claims (2)
- ソーラーパネルの対向する縁部にそれぞれ被固定部を設け、
前記被固定部に対応するパネル固定部を取付下地にそれぞれ設け、
前記パネル固定部に前記被固定部をそれぞれ連結して前記ソーラーパネルが取付下地に固定されているソーラーパネル固定構造であって、
前記パネル固定部は、前記ソーラーパネルの対向する縁部の長手方向に沿う状態で、且つ、平行な状態で前記取付下地にそれぞれ固定される一対の支持レールと、前記長手方向に沿って移動可能な状態で前記支持レールに支持される枢支ピースと、を備え、
前記枢支ピースと前記被固定部とは、前記一対の支持レールの何れ側においても、締結具を、前記長手方向に沿って前記枢支ピースと前記被固定部とに亘って締結することで、前記締結具周りに揺動可能な状態で連結してあり、
前記ソーラーパネルは、前記一対の支持レールのうち何れか一方側の支持レール側において前記締結具を取り外すことで、前記一対の支持レールのうち他方側の支持レール側における前記締結具を枢支軸芯として揺動可能であるソーラーパネル固定構造。 - ソーラーパネルの対向する縁部にそれぞれ被固定部を設け、
前記被固定部に対応するパネル固定部を取付下地にそれぞれ設け、
前記パネル固定部に前記被固定部をそれぞれ連結して前記ソーラーパネルが取付下地に固定されているソーラーパネル固定構造であって、
前記パネル固定部と前記被固定部とは、枢支軸芯周りに揺動可能な枢支連結部によってそれぞれ連結してあり、
前記枢支連結部は、前記枢支軸芯が前記ソーラーパネルの対向する縁部の長手方向に沿うように形成してあり、
前記ソーラーパネルは、何れか一方の前記枢支連結部を取り外すことで、他方の前記枢支連結部の枢支軸芯周りに揺動可能な状態に取り付けてあり、
前記枢支連結部は、着脱自在な枢支軸部材を備え、
前記パネル固定部は、前記枢支軸部材を取り付ける枢支ピースと、前記枢支ピースを前記ソーラーパネルの対向する縁部の長手方向に沿って移動可能に支持する支持レールとを備え、
前記枢支軸部材を前記枢支ピースに取り付ける操作に連動して、前記支持レールに対する前記枢支ピースの移動を規制する移動規制機構が設けてあるソーラーパネル固定構造。
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