JP5910133B2 - スパークプラグ用の保護筒 - Google Patents
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Description
また、上記スパークプラグ9は、図21に示すごとく、中心電極92と、中心電極92を内側に保持する絶縁碍子93と、絶縁碍子93を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部941を外周面に形成してなる取付金具94と、中心電極92との間に火花放電ギャップを形成する接地電極95とを有している。
また、取付金具94は、取付用ネジ部941の基端側にフランジ部942を形成している。
また、スパークプラグの搬送時や取扱い時には、高精度にて調整されている火花放電ギャップを構成する上記中心電極及び接地電極を保護したいという要請もある。
保護筒96の形状としては、例えば、図22に示すごとく、取付用ネジ部941の直径とほぼ同等の内径を有する円筒形状とすることにより、取付用ネジ部941に嵌合させることができる。
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
また、上記保護筒は、上記取付用ネジ部に塗布された塗布物を覆うように配置されるよう構成されており、上記保護筒を上記取付用ネジ部の外周に装着したとき、上記段部及び上記大径筒部の内側には、上記塗布物が溜まる塗布物溜りが形成されるよう構成されていることを特徴とするスパークプラグ用の保護筒にある(請求項1)。
本発明の第2の態様は、中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
上記大径筒部の肉厚は、上記本体円筒部の肉厚よりも大きいことを特徴とするスパークプラグ用の保護筒にある(請求項2)。
本発明の第3の態様は、中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
上記大径筒部は、上記段部よりも外周側において、軸方向先端側を向いた肩面を有することを特徴とするスパークプラグ用の保護筒にある(請求項3)。
また、上記スパークプラグにおいて、内燃機関の燃焼室内に挿入される側を先端側、その反対側を基端側として説明する。
本発明の実施例にかかる保護筒1について、図1〜図4を用いて説明する。
本例の保護筒1は、図1に示すごとく、内燃機関用のスパークプラグ6における取付用ネジ部41の外周に着脱可能に配置されている。
スパークプラグ6は、中心電極2と、中心電極2を内側に保持する絶縁碍子3と、絶縁碍子3を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部41を外周面に形成してなる取付金具4と、中心電極2との間に火花放電ギャップを形成する接地電極5とを備えている。
保護筒1は、図1〜図4に示すごとく、取付用ネジ部41の直径以上かつフランジ部42の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部11と、フランジ部42の直径以上の内径を有する大径筒部12と、大径筒部12と本体円筒部11との間に形成された段部13とを備えている。
また、スパークプラグ6の取付用ネジ部41の外周には、塗布物7が塗布される。塗布物7としては、例えば、金属粒子を含んだ導電性を有するグリスが用いられる。しかし、これに限定されるものではない。
ただし、傾斜角度αを小さくしすぎると、保護筒1とスパークプラグ6とを軸方向に位置決めするという、段部13の機能が低下するおそれがある。かかる観点から、本例においては、傾斜角度αは30度以上であることが好ましい。
以上により、傾斜角度αは、30〜45度であることが好ましい。
また、本体円筒部11は、その先端が、スパークプラグ6の先端よりも先端側に配される。つまり、本体円筒部11は、中心電極2及び接地電極5の外周にも配置されている。
本例の保護筒1は、本体円筒部11と大径筒部12と段部13とを備えている。これによって、大径筒部12がフランジ部42の外周に位置すると共に、本体円筒部11が取付用ネジ部41の外周に位置するように、保護筒1をスパークプラグ6に対して装着することができる。このとき、段部13をフランジ部42に直接的又は間接的に当接させることができるため、スパークプラグ6の取付用ネジ部41に対して、保護筒1を軸方向に位置決めすることができ、保護筒1を適切な位置に容易に装着することができる。
本例は、全体形状が円筒状に形成された保護筒10の例である。つまり、本例の保護筒10には、大径筒部12も、段部13も形成されていない。
保護筒10をスパークプラグ6の取付金具4に装着するにあたっては、図7(a)、(b)に示すごとく、スパークプラグ6の取付用ネジ部41の先端側の外周に対して、塗布物7を所定量塗布する。次いで、図7(c)に示すごとく、スパークプラグ6の先端側から、保護筒10を取付金具4に対して軸方向に挿嵌させて、保護筒10を取付用ネジ部41に嵌合させる。
本例は、図8〜図10に示すごとく、保護筒1における本体円筒部11の内周面にリブ110を形成した例である。
リブ110は、本体円筒部11の内周面において、本体円筒部11の軸方向全体にわたって、略半円柱状に隆起した突条片によって形成される。また、リブ110は、図9に示すごとく、周方向の3箇所に等間隔に形成されている。
ただし、リブ110の配設本数は特に限定されるものではなく、例えば、リブ110を4本以上形成してもよい。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図11〜図13に示すごとく、大径筒部12の肉厚W1を本体円筒部11の肉厚W3よりも大きくした保護筒1の例である。
本例の保護筒11においては、図11に示すごとく、本体円筒部11と大径筒部12との間にテーパ状に形成された段部13の最大外径よりも、大径筒部12の外径の方が大きい。つまり、段部13の基端部の外径よりも、大径筒部12の外径の方が大きく、段部13の基端部から大径筒部12が径方向外側へ張り出している。これにより、大径筒部12の肉厚W1を本体円筒部11の肉厚W3よりも大きくしている。
一方で、梱包する場合のスパークプラグ6間のピッチは小さいほど、コンパクトな梱包を実現でき、輸送コスト面から望ましいと言える。それゆえ、保護筒1の大径筒部12の肩面121の幅W2をいたずらに大きくすることが望ましいとはいえず、すなわち、大径筒部12の肉厚W1を本体円筒部11の肉厚W3に対して大きくしすぎることは望ましいとは言えず、実用上、肉厚W1は肉厚W3の3倍程度にしておくことが適当である。
また、本例においては、本体円筒部11の内周面には、実施例2の保護筒1に設けたようなリブ110(図8〜図10参照)は形成されていない。
その他は、実施例1と同様であり、図面において実施例1と同じ符号を付した構成については、特に断らない限り実施例1において説明した構成と同様の構成である。
本例の保護筒1は、上記肩面121を備えることにより、以下のような作用効果を得ることができる。
つまり、保護筒1を装着したスパークプラグ6は、図13に示すごとく、発泡スチロール等からなる梱包材71に収納された状態で、搬送されたり、保管されたりする。つまり、梱包材71に形成された凹部711に、保護筒1を装着したスパークプラグ6を軸方向先端側から挿入配置した状態で立てられる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図18〜図20に示すごとく、大径筒部12の肩面121が、段部13の基端部よりも基端側(本体円筒部11側と反対側)へ後退している保護筒1の例である。
すなわち、図18に示すごとく、大径筒部12は、2段階の厚みを有し、肩面121よりも基端側に形成された肉厚の大きい厚肉部123と、該厚肉部123よりも肉厚の小さい薄肉部124とを有する。薄肉部124は、厚肉部123に対して相対的に肉厚が小さければよく、例えば、本体円筒部11の肉厚と同等の厚みを有する。
その他は、実施例3と同様であり、図面において実施例3と同じ符号を付した構成については、特に断らない限り実施例3において説明した構成と同様の構成である。
その他、実施例3と同様の作用効果を有する。
また、大径筒部12には、大径筒部12が弾性変形し易いように、軸方向に切り込まれたスリットを形成してもよい。
11 本体円筒部
12 大径筒部
13 段部
2 中心電極
3 絶縁碍子
4 取付金具
41 取付用ネジ部
42 フランジ部
5 接地電極
6 スパークプラグ
Claims (5)
- 中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
また、上記保護筒は、上記取付用ネジ部に塗布された塗布物を覆うように配置されるよう構成されており、上記保護筒を上記取付用ネジ部の外周に装着したとき、上記段部及び上記大径筒部の内側には、上記塗布物が溜まる塗布物溜りが形成されるよう構成されていることを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。 - 中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
上記大径筒部の肉厚は、上記本体円筒部の肉厚よりも大きいことを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。 - 中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
上記大径筒部は、上記段部よりも外周側において、軸方向先端側を向いた肩面を有することを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスパークプラグ用の保護筒において、上記大径筒部は、上記フランジ部に嵌合するよう構成されていることを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載のスパークプラグ用の保護筒において、上記段部は、上記保護筒の軸方向に対する傾斜角度が45度以下であることを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。
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