JP5910133B2 - スパークプラグ用の保護筒 - Google Patents

スパークプラグ用の保護筒 Download PDF

Info

Publication number
JP5910133B2
JP5910133B2 JP2012024373A JP2012024373A JP5910133B2 JP 5910133 B2 JP5910133 B2 JP 5910133B2 JP 2012024373 A JP2012024373 A JP 2012024373A JP 2012024373 A JP2012024373 A JP 2012024373A JP 5910133 B2 JP5910133 B2 JP 5910133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
protective cylinder
spark plug
mounting screw
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012024373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012212656A (ja
Inventor
高田 健一朗
健一朗 高田
篤 岩見
篤 岩見
義裕 中村
義裕 中村
端無 憲
憲 端無
香 土井
香 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012024373A priority Critical patent/JP5910133B2/ja
Priority to US13/427,010 priority patent/US20120267270A1/en
Priority to BRBR102012006654-8A priority patent/BR102012006654A2/pt
Publication of JP2012212656A publication Critical patent/JP2012212656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5910133B2 publication Critical patent/JP5910133B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D59/00Plugs, sleeves, caps, or like rigid or semi-rigid elements for protecting parts of articles or for bundling articles, e.g. protectors for screw-threads, end caps for tubes or for bundling rod-shaped articles
    • B65D59/04Sleeves, e.g. postal tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Spark Plugs (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、自動車エンジン等の内燃機関の燃焼室における着火手段として用いられるスパークプラグ用の保護筒に関する。
自動車エンジン等の内燃機関においては、シリンダヘッドに形成されるプラグ取付孔に形成した雌ネジ部に対して、スパークプラグの取付金具の先端側に形成された取付用ネジ部を螺合させて、スパークプラグをエンジン内へ取り付けている(特許文献1)。
また、上記スパークプラグ9は、図21に示すごとく、中心電極92と、中心電極92を内側に保持する絶縁碍子93と、絶縁碍子93を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部941を外周面に形成してなる取付金具94と、中心電極92との間に火花放電ギャップを形成する接地電極95とを有している。
また、取付金具94は、取付用ネジ部941の基端側にフランジ部942を形成している。
ところで、自動車エンジン等の内燃機関の燃料として、近年においては、原油価格の高騰や地球温暖化への関心の高まり等の理由から、ガソリンの他にアルコール燃料が用いられることが多くなってきている。かかるアルコール燃料は、燃焼時に多量の水分を発生し、蟻酸や硝酸等の酸性水を多量に発生する。そのため、スパークプラグをシリンダヘッドの雌ネジ部に取り付けている取付用ネジ部が、上記の酸性水の付着により腐食し、鉄さびが上記取付用ネジ部と上記雌ネジ部との間の隙間に蓄積してしまう。
その結果、スパークプラグの交換時において、シリンダヘッドからスパークプラグを取り外そうとした際、鉄さびが上記の隙間に目詰まりする。これによりスパークプラグの取付用ネジ部が内燃機関に固着し、シリンダヘッドからスパークプラグの取外しが困難となるおそれもある。
そこで、上記固着を防ぐため、上記取付用ネジ部の外周面にグリスを塗布することがある。しかし、この場合、スパークプラグの搬送時や組付時等において、例えば、作業者の手や治具等にグリスが付着してしまい、グリスの必要量が不足するおそれがある。また、上記取付用ネジ部にゴミ等も付着しやすくなるという問題もある。
また、スパークプラグの搬送時や取扱い時には、高精度にて調整されている火花放電ギャップを構成する上記中心電極及び接地電極を保護したいという要請もある。
そこで、図22に示すごとく、取付用ネジ部941及び火花放電ギャップの外周に対して保護筒96を取り付けることが考えられる。
保護筒96の形状としては、例えば、図22に示すごとく、取付用ネジ部941の直径とほぼ同等の内径を有する円筒形状とすることにより、取付用ネジ部941に嵌合させることができる。
特開平11−324878号公報
しかしながら、スパークプラグ9の組付時においては、保護筒96を作業者の手や治具等、あるいはロボット等によって、スパークプラグ9から取外す必要がある。そのため、上記のような円筒形状をなす保護筒96では、保護筒96の外周面を把持するしかなく、取外しにくいという問題がある。特にロボットで取外すことを想定すると、生産効率に多大な影響を及ぼすおそれがある。
ここで、保護筒96の取外し作業性の向上の観点から、図23に示すごとく、保護筒96の内径を、取付金具94のフランジ部942の直径より大きく設定し、フランジ部942に対して嵌合させるようにすることが考えられる。このようにすると、ロボット等の把持部を保護筒96の基端側の端面960に引っ掛けることができ、保護筒96の取外しを容易にすることができる。しかし、この場合には、スパークプラグ9に対する保護筒96の軸方向の位置決めができず、正確な位置に保護筒96を装着することが困難となる。すなわち、上述の保護筒96の機能が果たせない状態での装着状態が生じやすくなってしまう。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、スパークプラグに対して適切な位置に容易に装着できると共に、スパークプラグからの取外しが容易なスパークプラグ用の保護筒を提供しようとするものである。
本発明の第1の態様は、中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
また、上記保護筒は、上記取付用ネジ部に塗布された塗布物を覆うように配置されるよう構成されており、上記保護筒を上記取付用ネジ部の外周に装着したとき、上記段部及び上記大径筒部の内側には、上記塗布物が溜まる塗布物溜りが形成されるよう構成されていることを特徴とするスパークプラグ用の保護筒にある(請求項1)。
本発明の第2の態様は、中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
上記大径筒部の肉厚は、上記本体円筒部の肉厚よりも大きいことを特徴とするスパークプラグ用の保護筒にある(請求項2)
本発明の第3の態様は、中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
上記大径筒部は、上記段部よりも外周側において、軸方向先端側を向いた肩面を有することを特徴とするスパークプラグ用の保護筒にある(請求項3)
本発明にかかるスパークプラグ用の保護筒は、上記本体円筒部と上記大径筒部と上記段部とを備えている。これによって、上記大径筒部が上記フランジ部の外周に位置すると共に、上記本体円筒部が取付用ネジ部の外周に位置するように、保護筒をスパークプラグに対して装着することができる。このとき、上記段部を上記フランジ部に直接的又は間接的に当接させることができるため、スパークプラグの上記取付用ネジ部に対して、保護筒を軸方向に位置決めすることができ、保護筒を適切な位置に容易に装着することができる。
また、スパークプラグへの保護筒の装着状態においては、上記大径筒部が上記フランジ部の外周に位置するため、スパークプラグから保護筒を取外す際、保護筒の基端側の端面である上記大径筒部の端面に治具等を引っ掛けることができる。それゆえ、保護筒を容易に取外すことができる。
以上のごとく、本発明によれば、スパークプラグに対して正確な位置に容易に装着できると共に、スパークプラグからの取外しが容易なスパークプラグ用の保護筒を提供することができる。
実施例1における、保護筒を装着したスパークプラグの一部断面による側面説明図。 実施例1における、保護筒の側面図。 実施例1における、保護筒の上面図。 図3のA−A線断面矢視図。 実施例1における、保護筒の装着工程の一部断面による側面説明図。 実施例1における、保護筒の塗布物溜りの断面による側面説明図。 比較例における、保護筒の装着工程の一部断面による側面説明図。 実施例2における、保護筒の側面図。 実施例2における、保護筒の上面図。 図9のB−B線断面矢視図。 実施例3における、保護筒の縦断面図。 実施例3における、保護筒の上面図。 実施例3における、保護筒が装着されたスパークプラグを梱包材に載置した状態の説明図。 肩面を有しない保護筒が、梱包材の凹部に嵌り込んだ状態の説明図。 肩面を有しない保護筒が、梱包材の一部を変形させて食い込んだ状態の説明図。 実施例3における、保護筒を装着したスパークプラグを、ロボットによって梱包材から抜き取る様子を示す説明図。 実施例3における、保護筒を装着したスパークプラグを、装着設備に保持させた状態の説明図。 実施例4における、保護筒の縦断面図。 実施例4における、保護筒が装着されたスパークプラグを梱包材に載置した状態の説明図。 実施例4における、保護筒が装着されたスパークプラグを一対の梱包材によって梱包した状態の説明図。 背景技術における、スパークプラグの側面図。 背景技術における、取付用ネジ部に嵌合された保護筒の一部断面による側面説明図。 背景技術における、フランジ部に嵌合された保護筒の一部断面による側面説明図。
上記本体円筒部は、上記中心電極及び接地電極の外周にも配置されるよう構成してあることが好ましい。この場合には、上記スパークプラグの搬送時や取扱い時に、高精度にて調整されている火花放電ギャップを構成する上記中心電極及び上記接地電極を確実に保護することができる。
また、上記大径筒部は、上記フランジ部に嵌合するよう構成されていることが好ましい(請求項)。この場合には、上記取付金具に対して、上記保護筒を確実に装着することができる。また、上記取付用ネジ部に塗布物が塗布されている場合においては、上記取付用ネジ部の基端側からの上記塗布物の漏れを防ぐことができる。さらに、上記本体円筒部において嵌合しなくてよいため、上記取付用ネジ部と本体円筒部との間のクリアランスを自由に設定することができる。
上記第1の態様において、上記保護筒は、上記取付用ネジ部に塗布された塗布物を覆うように配置されるよう構成されており、上記保護筒を上記取付用ネジ部の外周に装着したとき、上記段部及び上記大径筒部の内側には、上記塗布物が溜まる塗布物溜りが形成されるよう構成されている。この場合には、上記塗布物の上記取付用ネジ部の基端側からの漏れを効果的に防ぐことができる。
また、上記塗布物は、導電性を有することが好ましい。この場合には、仮に、塗布物が保護筒から漏れて、作業者の手や治具等を介して、上記中心電極、上記接地電極等、あるいは周囲の電子部品等に付着すると、短絡等の問題が発生しうる。そのため、上記のように、上記保護筒の構成が、塗布物の漏れを防止できる構成であることは、大きな意義を有する。
また、上記スパークプラグは、アルコール燃料を用いた内燃機関に用いられることが好ましい。この場合には、スパークプラグの内燃機関への固着が生じ易い使用状況となり易いため、取付用ネジ部の外周にグリス等を塗布することが要求される。したがって、上記のように、上記保護筒の構成が、塗布物の漏れを防止できる構成であることは、大きな意義を有する。
また、上記スパークプラグにおいて、内燃機関の燃焼室内に挿入される側を先端側、その反対側を基端側として説明する。
また、上記段部は、上記保護筒の軸方向に対する傾斜角度が45度以下であることが好ましい(請求項)。この場合には、保護筒を取付用ネジ部へ装着する作業をより円滑に行うことができる。すなわち、スパークプラグの保護筒を装着する際に、取付用ネジ部の外周面にグリス等の塗布物を保護筒によって引き延ばして塗布することができる。このとき、保護筒の軸方向に対する段部の傾斜角度が45度以下であると、段部の内側から本体円筒部の内側への塗布物の潜り込みが円滑に行われやすい。その結果、塗布物が取付用ネジ部の全体に塗布されやすくなると共に、保護筒を取付用ネジ部へ装着する作業を円滑に行うことができる。
上記第2の態様において、上記大径筒部の肉厚は、上記本体円筒部の肉厚よりも大きくしている。この場合には、大径筒部の剛性を向上させやすい。それゆえ、大径筒部の端面に指等を引掛けながら大径筒部を掴んでスパークプラグから保護筒を取り外す際、大径筒部が変形し難い。これにより、スパークプラグからの保護筒の取り外しをより円滑に行うことができる。
上記第3の態様において、上記大径筒部は、上記段部よりも外周側において、軸方向先端側を向いた肩面を有している。この場合には、保護筒を装着したスパークプラグを、肩面において梱包材の凹部の開口端の周囲に載置することができ、スパークプラグを梱包材から抜き取る際に、抜き取り荷重がかかることを防いで、生産性を向上させることができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる保護筒1について、図1〜図4を用いて説明する。
本例の保護筒1は、図1に示すごとく、内燃機関用のスパークプラグ6における取付用ネジ部41の外周に着脱可能に配置されている。
スパークプラグ6は、中心電極2と、中心電極2を内側に保持する絶縁碍子3と、絶縁碍子3を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部41を外周面に形成してなる取付金具4と、中心電極2との間に火花放電ギャップを形成する接地電極5とを備えている。
また、取付金具4は、取付用ネジ部41の基端側に、取付用ネジ部41よりも直径の大きいフランジ部42を形成している。
保護筒1は、図1〜図4に示すごとく、取付用ネジ部41の直径以上かつフランジ部42の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部11と、フランジ部42の直径以上の内径を有する大径筒部12と、大径筒部12と本体円筒部11との間に形成された段部13とを備えている。
また、大径筒部12は、フランジ部42に嵌合するよう構成されている。すなわち、本例においては、大径筒部12の内径は、フランジ部42の直径と略同等に形成されている。そして、フランジ部42の外形と大径筒部12の内形とは、軸方向に直交する断面が略円形状に形成されている。すなわち、フランジ部42は、軸方向に直交する断面が略円形に形成されており、この外形に合わせるように、大径筒部12は、図3に示すごとく、円筒形状に形成されている。
また、段部13は、図1、図4に示すごとく、本体円筒部11と大径筒部12との間においてテーパ状に形成されている。なお、段部13は、保護筒1の軸方向に対する傾斜角度αを45度以下としている。
また、保護筒1は、PP(ポリプロピレン)によって一体的に成型されている。しかし、油分で溶けない材料であって、大径筒部12及び段部13が弾性変形可能であれば、保護筒1の材質は、特に限定されるものではない。そのため、例えば、保護筒1を、PET(ポリエチレンテレフタレート)、シリコン等によって成型してもよい。
次に、本例の保護筒1のスパークプラグ6への装着方法及び取外し方法について、図5、図6を用いて、以下説明する。
また、スパークプラグ6の取付用ネジ部41の外周には、塗布物7が塗布される。塗布物7としては、例えば、金属粒子を含んだ導電性を有するグリスが用いられる。しかし、これに限定されるものではない。
まず、図5(a)、(b)に示すごとく、スパークプラグ6の取付用ネジ部41の先端側の外周に対して、塗布物7を所定量塗布する。次いで、図5(c)に示すごとく、スパークプラグ6の先端側から、保護筒1を取付金具4に対して軸方向に挿嵌させて、大径筒部12をフランジ部42に嵌合させる。このとき、塗布物7は、本体円筒部11の内周面によってならされ、取付用ネジ部41の外周面の全面に対して塗布されることになる。
ここで、保護筒1を取付金具4に挿嵌させる過程において、塗布物7は最初に段部13に接触し、段部13によって塗布物7の一部が取付用ネジ部41の外周面を基端側に向かって押し広げられる。その一方で、塗布物7の他の一部が段部13から本体円筒部11と取付用ネジ部41との間に潜り込み、取付用ネジ部41の外周面に塗布される。上述のごとく、保護筒1の軸方向に対する段部13の傾斜角度αが45度以下であるため、段部13の内側から本体円筒部11の内側への塗布物7の潜り込みが円滑に行われやすい。その結果、塗布物7が取付用ネジ部41の全体に塗布されやすくなると共に、保護筒1を取付用ネジ部41へ装着する作業を円滑に行うことができる。
すなわち、スパークプラグ6を保護筒1に挿入する際、塗布物7は、まず、保護筒1の段部13とスパークプラグの取付用ネジ部41、フランジ部42、シール材43に囲まれた部分に一旦留まった後、取付用ネジ部41に引きずられるようにして本体円筒部11の内側へ潜り込んで行く。しかし、段部13の傾斜角度αが45度を超える場合、円筒部11の内側への塗布物7の潜り込みがスムーズに行われにくく、図6に示されるスパークプラグ6のフランジ部42と大径筒部12の隙間側へ塗布物7が逆流しやすくなり、フランジ部42と大径筒部12の隙間から塗布物7がはみ出る可能性がある。この場合、はみ出た塗布物7が保護筒1を取り付け作業している者の手に付着して、他の部分を汚すなどの問題が発生する。かかる問題は、段部13の傾斜角度αを小さくして塗布物7が滞留するスペースを確保することにより、抑制しやすくなる。上記の観点から、傾斜角度αは、45度以下であることが好ましい。
ただし、傾斜角度αを小さくしすぎると、保護筒1とスパークプラグ6とを軸方向に位置決めするという、段部13の機能が低下するおそれがある。かかる観点から、本例においては、傾斜角度αは30度以上であることが好ましい。
以上により、傾斜角度αは、30〜45度であることが好ましい。
また、保護筒1を、取付用ネジ部41に装着した状態においては、図6に示すごとく、段部13がフランジ部42に間接的に当接している。つまり、段部13が、塗布物7を介してフランジ部42に当接することとなる。その結果、本体円筒部11は、取付金具4の軸方向に対して位置決めされると共に、取付用ネジ部41の外周に位置される。
また、スパークプラグ6は、フランジ部42の先端側の面に金属製のリング状のシール材43を配置してなる。この、シール材43と段部13との間にも塗布物7が介在している。この状態において、保護筒1は、取付用ネジ部41に塗布された塗布物7を覆うように配置されている。そして、段部13及び大径筒部12の内側には、塗布物7が溜まる塗布物溜り14が形成されている。
また、本体円筒部11は、その先端が、スパークプラグ6の先端よりも先端側に配される。つまり、本体円筒部11は、中心電極2及び接地電極5の外周にも配置されている。
そして、図5(d)に示すごとく、保護筒1を取付用ネジ部41から軸方向に取外すにあたっては、大径筒部12における端面120に治具等を引っかけて、保護筒1をスパークプラグ6に対して、先端側へスライドさせる。
次に、本例の保護筒1についての作用効果について説明する。
本例の保護筒1は、本体円筒部11と大径筒部12と段部13とを備えている。これによって、大径筒部12がフランジ部42の外周に位置すると共に、本体円筒部11が取付用ネジ部41の外周に位置するように、保護筒1をスパークプラグ6に対して装着することができる。このとき、段部13をフランジ部42に直接的又は間接的に当接させることができるため、スパークプラグ6の取付用ネジ部41に対して、保護筒1を軸方向に位置決めすることができ、保護筒1を適切な位置に容易に装着することができる。
また、スパークプラグ6への保護筒1の装着状態においては、大径筒部12がフランジ部42の外周に位置するため、スパークプラグ6から保護筒1を取外す際、保護筒1の基端側の端面である大径筒部12の端面120に治具等を引っ掛けることができる。それゆえ、保護筒1を容易に取外すことができる。
また、大径筒部12は、フランジ部42に嵌合するよう構成されている。これによって、取付金具4に対して、保護筒1を確実に装着することができる。また、取付用ネジ部41に塗布物7が塗布されている場合においては、取付用ネジ部41の基端側からの塗布物7の漏れを防ぐことができる。さらに、本体円筒部11において嵌合しなくてよいため、取付用ネジ部41と本体円筒部11との間のクリアランスを自由に設定することができる。
また、保護筒1は、取付用ネジ部41に塗布された塗布物7を覆うように配置されるよう構成されており、保護筒1を取付用ネジ部41の外周に装着したとき、段部13及び大径筒部12の内側には、塗布物7が溜まる塗布物溜り14が形成されるよう構成されている。これによって、塗布物7の取付用ネジ部41の基端側からの漏れを効果的に防ぐことができる。
以上のごとく、本例によれば、スパークプラグに対して正確な位置に容易に装着できると共に、スパークプラグからの取外しが容易なスパークプラグ用の保護筒を提供することができる。
(比較例1)
本例は、全体形状が円筒状に形成された保護筒10の例である。つまり、本例の保護筒10には、大径筒部12も、段部13も形成されていない。
保護筒10をスパークプラグ6の取付金具4に装着するにあたっては、図7(a)、(b)に示すごとく、スパークプラグ6の取付用ネジ部41の先端側の外周に対して、塗布物7を所定量塗布する。次いで、図7(c)に示すごとく、スパークプラグ6の先端側から、保護筒10を取付金具4に対して軸方向に挿嵌させて、保護筒10を取付用ネジ部41に嵌合させる。
このとき、塗布物7は、保護筒10の内周面によって、取付用ネジ部41の外周の先端側から基端側に引き伸ばされて、取付用ネジ部41の外周の全面に塗布されることになる。しかし、図7(c)に示すごとく、保護筒10を取付金具4のフランジ部42に近接させるにしたがって、塗布物7は、保護筒10の内周側より押し出され、取付用ネジ部41の基端側からはみ出した状態となる。
そして、図7(d)に示すごとく、保護筒10を取付用ネジ部41から軸方向に取外した際、塗布物7がはみ出した分、取付用ネジ部41の外周面に対して塗布物7が適切量塗布されにくい状態となる。そのため、取付用ネジ部41に充分な量の塗布物7が塗布されないと、内燃機関へのスパークプラグ6の固着を防ぐ等の塗布物7の所期の目的を達することが困難となるおそれがある。
また、塗布物7のはみ出し分がフランジ部42付近に付着した状態になる。これにより、フランジ部42等に付着した塗布物7が作業者の手や、治具等に付着し、さらにスパークプラグ6の火花放電ギャップや、他の電子部品等に付着するなどの不具合を招きかねない。
また、図7(c)に示すごとく、保護筒10が取付金具4に装着されている状態においては、保護筒10の基端部がフランジ部42の先端側面に配されたシール材43に当接した状態にある。それゆえ、図7(d)に示すごとく、保護筒10を取付金具4から取り外す際、保護筒10の外周面を把持して軸方向先端側へ引き上げざるを得ない。そのため、保護筒10に対して把持手段(例えば、手、治具、ロボット等)が滑りやすく、保護筒10の取外しに失敗しやすくなる。その結果、生産効率が低下する要因となるおそれがある。
これに対し、上述したように、実施例1の保護筒1によれば、上記のような塗布物7の漏れや、スパークプラグ6からの取外しの失敗などの不具合を防ぐことができる。
(実施例2)
本例は、図8〜図10に示すごとく、保護筒1における本体円筒部11の内周面にリブ110を形成した例である。
リブ110は、本体円筒部11の内周面において、本体円筒部11の軸方向全体にわたって、略半円柱状に隆起した突条片によって形成される。また、リブ110は、図9に示すごとく、周方向の3箇所に等間隔に形成されている。
ただし、リブ110の配設本数は特に限定されるものではなく、例えば、リブ110を4本以上形成してもよい。
また、本例においては、以下の観点から、段部13の傾斜角度α(図6参照)は、30度以上であることが好ましい。すなわち、本例のように、リブ110を設けることにより、スパークプラグ6と保護筒1との固定を、取付用ネジ部41と本体円筒部11との嵌合によって行う場合には、いたずらに傾斜角度αを小さくすると、取付用ネジ部41と本体円筒部11との嵌合を安定して行うことが困難となるおそれがある。つまり、本例の場合、大径筒部12とフランジ部42とは嵌合させずに、本体円筒部11と取付用ネジ部41とを嵌合させて、スパークプラグ6に保護筒1を固定する。この場合、段部13の傾斜角度αを小さくしすぎると、本体円筒部11に設けたリブ110と取付用ネジ部41との当接部の長さが不充分となり、その固定力を大きくし難くなる。かかる観点で、本例においては、傾斜角度αを30度以上とすることが好ましい。そして、実施例1において述べた好ましい傾斜角度αの上限値の理由と共に総合的に勘案すると、本例の場合、傾斜角度αは、30〜45度であることが好ましい。
その他は、実施例1と同様であり、図面において実施例1と同じ符号を付した構成については、特に断らない限り実施例1において説明した構成と同様の構成である。
本例の保護筒1は、本体円筒部11の内周面において、リブ110が形成されている。これによって、取付用ネジ部41と本体円筒部11との間に、充分なクリアランスを得ることができる。それゆえ、塗布物7を取付用ネジ部41に対して充分な所定の厚みにて塗布することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
なお、上記実施例1、実施例2は、大径筒部12がフランジ部42に対して嵌合して、本体円筒部11と取付用ネジ部41との間にクリアランスを設ける構成を示したが、本体円筒部11が取付用ネジ部41に対して嵌合して、大径筒部12とフランジ部42との間にクリアランスを設ける構成とすることもできる。これによっても、本体円筒部11が取付用ネジ部41の外周に位置すると共に、大径筒部12がフランジ部42の外周に位置するように、保護筒1をスパークプラグ6に対して装着することができる。
(実施例3)
本例は、図11〜図13に示すごとく、大径筒部12の肉厚W1を本体円筒部11の肉厚W3よりも大きくした保護筒1の例である。
本例の保護筒11においては、図11に示すごとく、本体円筒部11と大径筒部12との間にテーパ状に形成された段部13の最大外径よりも、大径筒部12の外径の方が大きい。つまり、段部13の基端部の外径よりも、大径筒部12の外径の方が大きく、段部13の基端部から大径筒部12が径方向外側へ張り出している。これにより、大径筒部12の肉厚W1を本体円筒部11の肉厚W3よりも大きくしている。
そして、大径筒部12は、段部13よりも外周側において、軸方向先端側を向いた肩面121を有する。つまり、外周側への大径筒部12の張り出し部分における段部13側の軸方向端面に、上記肩面121が形成され、該肩面121は段部13の外周の全周に形成されている。また、肩面121は、保護筒1の軸方向に対して直交している。
なお、上記大径筒部12の肩面121の幅W2は、本体円筒部11の肉厚W3よりも大きいことが好ましい。また、大径筒部12の肉厚W1は、本体円筒部11の肉厚W3の2倍以上であることが好ましく、3倍以上であることがさらに好ましい。
保護筒1は、通常、使い捨てとするため、安価に作製できることが望まれる。それゆえPP(ポリプロピレン)などの素材が使われるが、その場合、背反事項として、成形・離型後の形状に歪みが生じやすいという問題が発生する。この歪みが大きければ、スパークプラグ6のフランジ部42の外径より大径筒部12の内接円の直径の方が小さくなり、保護筒1の嵌め合せに力が必要となる場合が生じ、生産性を低下させるという問題が発生し得る。それゆえ、大径筒部12の肉厚W1は、本体円筒部11の肉厚W3よりも大きいことが好ましい。特に本例のように、大径筒部12をフランジ部42に嵌め合わせて保護筒1を固定する場合に、上記のように大径筒部12の肉厚W1を大きくすることが望まれる。
本体円筒部11の肉厚W3は0.5mm前後でも機能的に十分であるが、大径筒部12の肉厚W1を、本体円筒部11の肉厚W3の2倍、より好ましくは3倍以上にすると、歪みを低減し、嵌め合せに支障のない形状を得ることができる。その結果、スパークプラグ6の短時間における大量生産に対応することができ、保護筒1自身のコストも低減できる。
さらには、大径筒部12の肉厚W1を上記のように大きくすることにより、肩面121の幅W2を大きくすることができるために、後述するように梱包し易さを付加することもでき、単なる「保護」以上の機能を多く持たせることができる。
一方で、梱包する場合のスパークプラグ6間のピッチは小さいほど、コンパクトな梱包を実現でき、輸送コスト面から望ましいと言える。それゆえ、保護筒1の大径筒部12の肩面121の幅W2をいたずらに大きくすることが望ましいとはいえず、すなわち、大径筒部12の肉厚W1を本体円筒部11の肉厚W3に対して大きくしすぎることは望ましいとは言えず、実用上、肉厚W1は肉厚W3の3倍程度にしておくことが適当である。
また、図11、図12に示すごとく、大径筒部12の内周面には、複数のリブ122が形成されている。リブ122は、大径筒部12の内周面において、大径筒部12の軸方向全体にわたって、略半円柱状に隆起した凸状片によって形成されている。また、リブ122は、周方向の3箇所に等間隔に形成されている。ただし、リブ122の配設本数等は特に限定されるものではない。
また、本例においては、本体円筒部11の内周面には、実施例2の保護筒1に設けたようなリブ110(図8〜図10参照)は形成されていない。
本例の保護筒1は、大径筒部12において、リブ122がスパークプラグ6のフランジ部42に当接することにより嵌合するよう構成されている。
その他は、実施例1と同様であり、図面において実施例1と同じ符号を付した構成については、特に断らない限り実施例1において説明した構成と同様の構成である。
次に、本例の作用効果につき説明する。
本例の保護筒1は、上記肩面121を備えることにより、以下のような作用効果を得ることができる。
つまり、保護筒1を装着したスパークプラグ6は、図13に示すごとく、発泡スチロール等からなる梱包材71に収納された状態で、搬送されたり、保管されたりする。つまり、梱包材71に形成された凹部711に、保護筒1を装着したスパークプラグ6を軸方向先端側から挿入配置した状態で立てられる。
このように梱包材71にスパークプラグ6を配置したとき、保護筒1の大径筒部12の肩面121が、梱包材71の凹部711の開口端の周囲に当接することで、梱包材71の上に載置されることとなる。これは、凹部711の直径を、大径筒部12の直径よりも若干小さくしておくことにより実現する。
ところが、凹部711の直径を大径筒部12の直径よりも若干小さくしておいても、保護筒1に肩部121がないと、図14に示すごとく、大径筒部12まで凹部711に嵌り込んでしまうことがある。あるいは、図15に示すごとく、保護筒1の段部13が凹部711の周囲の梱包材71を変形させて食い込んでしまうこともある。この場合、梱包材71からスパークプラグ6を抜き取って、スパークプラグ6をエンジンに組み付ける際などに、抜き取り荷重がかかりすぎるおそれが考えられる。そうすると、特にロボット等を用いてスパークプラグ6の抜き取りを行う場合、ロボットがエラーで停止したりするなど、生産性を低下させる要因となるおそれも考えられる。
これに対し、大径筒部12の肩面121を備えた保護筒1を用いれば、スパークプラグ6に装着した保護筒1が梱包材71に嵌り込むことがなく、梱包材71からのスパークプラグ6の抜き取りを円滑に行うことができる。例えば、図16に示すごとく、ロボットのチャック部72によってスパークプラグ6を梱包材から抜き取る際に、抜き取り荷重がかかることを防いで、円滑に抜き取ることができる。
また、上記大径筒部12の肉厚W1が大きいため、大径筒部12の剛性を向上させやすい。それゆえ、大径筒部12の端面121に指等を引掛けながら大径筒部12を掴んでスパークプラグ6から保護筒1を取り外す際、大径筒部12が変形し難い。これにより、スパークプラグ6からの保護筒1の取り外しをより円滑に行うことができる。
また、本体円筒部11を掴んでスパークプラグ6から保護筒1を取り外すこともある。この場合、本例のように、リブ122を、大径筒部12の内周面に設け、本体円筒部11の内周面には設けない構造とすることにより、取り外し作業をより円滑に行うことができる。つまり、本体円筒部11の内周面にリブが形成されている場合、本体円筒部11を過大な力で把持すると、スパークプラグ6の取付用ネジ部41に食い込んで、保護筒1の円滑な抜き取りを阻害することも考えられる。ところが、大径筒部12の内周面に形成されたリブ122であれば、上記のような保護筒1の円滑な抜き取り作業を阻害することはない。
例えば、スパークプラグ6をエンジンに装着するための装着設備73に、マグネット731によってスパークプラグ6を保持させる場合などにおいて、上記のような保護筒1の円滑な抜き取りを実現できることは、生産性の観点で特に意義がある。つまり、装着設備73のマグネット731によるスパークプラグ6の保持力は、さほど大きいものではない。そのため、マグネット731にスパークプラグ6を保持させた状態で、スパークプラグ6から保護筒1を取り外す際に、取付用ネジ部41に対する保護筒1の引っ掛かりがあると、スパークプラグ6までもが装着設備73から外れてしまうことが考えられる。スパークプラグ6からの保護筒1の取り外しが円滑に行われれば、このようなスパークプラグ6の脱落を防ぐことができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図18〜図20に示すごとく、大径筒部12の肩面121が、段部13の基端部よりも基端側(本体円筒部11側と反対側)へ後退している保護筒1の例である。
すなわち、図18に示すごとく、大径筒部12は、2段階の厚みを有し、肩面121よりも基端側に形成された肉厚の大きい厚肉部123と、該厚肉部123よりも肉厚の小さい薄肉部124とを有する。薄肉部124は、厚肉部123に対して相対的に肉厚が小さければよく、例えば、本体円筒部11の肉厚と同等の厚みを有する。
その他は、実施例3と同様であり、図面において実施例3と同じ符号を付した構成については、特に断らない限り実施例3において説明した構成と同様の構成である。
本例の場合には、図19に示すごとく、保護筒1を装着したスパークプラグ6を、梱包材71に対して安定して収納することができる。すなわち、保護筒1を装着したスパークプラグ6を梱包材71に配置する際、大径筒部12の薄肉部124の外周面を梱包材71の凹部711の内側に配置し、大径筒部12の肩面121を梱包材71の凹部711の開口端の周囲に載置する。これにより、保護筒1を装着したスパークプラグ6を、梱包材71への嵌り込みや食い込み等を招くことなく、梱包材71に安定して保持させることができる。その結果、梱包材71に収納したスパークプラグ6が、搬送中等において振動や衝撃によって暴れることを防ぎ、接地電極5等の変形などの不具合を確実に防ぐことができる。
また、図20に示すごとく、スパークプラグ6を載置した下側の梱包材71に対して、上側の梱包材710を被せる場合、下側の梱包材71と上側の梱包材710とによって、大径筒部12の厚肉部123を軸方向から挟持することができる。これにより、スパークプラグ6は、梱包材71、710によって軸方向にも固定され、より安定した梱包を実現することができる。
その他、実施例3と同様の作用効果を有する。
なお、図13〜図16、図19、図20に示した梱包材71、710は、複数の凹部711を有し、複数のスパークプラグ6を保持することができるが、特にこれに限定されるものではない。そして、図19、図20においては、梱包材71、710に保持されたスパークプラグ6を2個記載し、図13〜図16においては、梱包材71に保持されたスパークプラグ6を1個記載しているが、これは便宜的な記載であり、特にその個数の相違による機能や効果の差異はない。
上記実施例1〜3は、スパークプラグ6の取付用ネジ部41へ塗布物7を塗布した構成を示したが、取付用ネジ部41の外周に塗布物7を塗布せずに、保護筒1を装着してもよい。
また、大径筒部12には、大径筒部12が弾性変形し易いように、軸方向に切り込まれたスリットを形成してもよい。
また、実施例1〜3の保護筒1の中心軸を含む平面によって分断した形状の分割保護筒を一対、着脱可能に組み合わせることができるように、保護筒1を構成することもできる。この場合、スパークプラグ6の取付金具4に保護筒1を装着する際、取付金具4の取付用ネジ部41を側方から挟みこむように、一対の分割保護筒を装着し、両者を組み付けることもできる。
また、大径筒部12の形状は、フランジ部42に嵌合可能であれば特に限定されるもではない。そのため、例えば、フランジ部42の形状が、軸方向に直交する断面が多角形に形成されている場合においては、大径筒部12の形状を、フランジ部42の形状に追従できるよう、多角形をなす筒状に形成してもよい。
1 保護筒
11 本体円筒部
12 大径筒部
13 段部
2 中心電極
3 絶縁碍子
4 取付金具
41 取付用ネジ部
42 フランジ部
5 接地電極
6 スパークプラグ

Claims (5)

  1. 中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
    上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
    上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
    また、上記保護筒は、上記取付用ネジ部に塗布された塗布物を覆うように配置されるよう構成されており、上記保護筒を上記取付用ネジ部の外周に装着したとき、上記段部及び上記大径筒部の内側には、上記塗布物が溜まる塗布物溜りが形成されるよう構成されていることを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。
  2. 中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
    上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
    上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
    上記大径筒部の肉厚は、上記本体円筒部の肉厚よりも大きいことを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。
  3. 中心電極と、該中心電極を内側に保持する絶縁碍子と、該絶縁碍子を内側に保持すると共に内燃機関に螺合する取付用ネジ部を外周面に形成してなる取付金具と、上記中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグにおける、上記取付用ネジ部の外周に着脱可能に配置される保護筒であって、
    上記取付金具は、上記取付用ネジ部の基端側に、該取付用ネジ部よりも直径の大きいフランジ部を備え、
    上記保護筒は、上記取付用ネジ部の直径以上かつ上記フランジ部の直径よりも小さい内径を有する本体円筒部と、上記フランジ部の直径以上の内径を有する大径筒部と、該大径筒部と上記本体円筒部との間に形成された段部とを備えており、
    上記大径筒部は、上記段部よりも外周側において、軸方向先端側を向いた肩面を有することを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスパークプラグ用の保護筒において、上記大径筒部は、上記フランジ部に嵌合するよう構成されていることを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のスパークプラグ用の保護筒において、上記段部は、上記保護筒の軸方向に対する傾斜角度が45度以下であることを特徴とするスパークプラグ用の保護筒。
JP2012024373A 2011-03-23 2012-02-07 スパークプラグ用の保護筒 Active JP5910133B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012024373A JP5910133B2 (ja) 2011-03-23 2012-02-07 スパークプラグ用の保護筒
US13/427,010 US20120267270A1 (en) 2011-03-23 2012-03-22 Protective sleeve for spark plug
BRBR102012006654-8A BR102012006654A2 (pt) 2011-03-23 2012-03-23 luva protetora para uma vela de igniÇço

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011064792 2011-03-23
JP2011064792 2011-03-23
JP2012024373A JP5910133B2 (ja) 2011-03-23 2012-02-07 スパークプラグ用の保護筒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012212656A JP2012212656A (ja) 2012-11-01
JP5910133B2 true JP5910133B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=47020456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012024373A Active JP5910133B2 (ja) 2011-03-23 2012-02-07 スパークプラグ用の保護筒

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20120267270A1 (ja)
JP (1) JP5910133B2 (ja)
BR (1) BR102012006654A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6570468B2 (ja) * 2016-03-17 2019-09-04 日本特殊陶業株式会社 点火プラグ
US11469542B2 (en) * 2016-11-07 2022-10-11 Andy BAILEY Jack caps
US20180131125A1 (en) * 2016-11-07 2018-05-10 Andy BAILEY Jack caps
BR112019024923A2 (pt) 2017-05-26 2020-06-23 Swift Fuels, Llc Conjunto de vela de ignição

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2045781A (en) * 1936-06-30 Spark pltig
US972140A (en) * 1904-06-21 1910-10-04 Electric Storage Battery Co Means for protecting bolts, nuts, &c.
US1049903A (en) * 1911-08-01 1913-01-07 Edgar E Grimes Container for spark-plugs.
US1203943A (en) * 1916-02-02 1916-11-07 Elmer G Ware Spark-plug protector and cleaner.
US1254514A (en) * 1917-02-14 1918-01-22 Mabel Christ Nut and thread protector.
US1457234A (en) * 1922-10-09 1923-05-29 Elmer J Strout Plug holder
US1540180A (en) * 1923-07-25 1925-06-02 Munroe Harry Threadless spark plug and adapter therefor
US1511106A (en) * 1923-10-15 1924-10-07 Michael A Capobianco Spark-plug-cleaning device
US1566240A (en) * 1925-02-27 1925-12-15 Walter Wilhelm Protective casing for reserve spark plugs
US2055408A (en) * 1932-06-09 1936-09-22 Hahn Lewis Franklin Terminal cap for spark plugs
US2056739A (en) * 1935-05-11 1936-10-06 Gen Motors Corp Explosionproof shielded spark plug
US2718298A (en) * 1954-08-30 1955-09-20 Charles W Houser Spark plug container
US2945585A (en) * 1957-11-01 1960-07-19 Jack T Whelan Tubular container
CA849810A (en) * 1969-03-11 1970-08-25 Barber Machinery Co. Limited Protective cap
US3851847A (en) * 1973-10-19 1974-12-03 R Hinkley Spark plug holder for motorcycles and the like
US3910541A (en) * 1974-06-18 1975-10-07 Ronald L German Spark plug holder
JPS5642518U (ja) * 1979-09-10 1981-04-18
US4400123A (en) * 1980-07-14 1983-08-23 Rodun Development Corporation Nut and thread protector
US4671586A (en) * 1984-12-17 1987-06-09 General Motors Corporation Spark plug shield and boot seal assembly
JPS6315592U (ja) * 1986-07-15 1988-02-01
JPH025294U (ja) * 1988-06-23 1990-01-12
CA1315712C (en) * 1989-05-11 1993-04-06 Robert A. Nason Protective lubricating cap
US5302069A (en) * 1992-09-29 1994-04-12 Key Manufacturing Group, Inc. Stepped, capped wheel nut
JP3131669B2 (ja) * 1992-11-10 2001-02-05 本田技研工業株式会社 点火コイル一体結合型点火プラグキャップ
US5752795A (en) * 1997-01-21 1998-05-19 D'adamo; Bruce Apparatus and method for protecting exposed sections of a nut and bolt
JP3635612B2 (ja) * 1998-08-03 2005-04-06 積水ハウス株式会社 アンカーボルト保持具の養生体
US6152100A (en) * 1999-07-21 2000-11-28 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Spare spark plug holder for snowmobiles
JP2001063752A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Naotake Ide アンカーボルトのねじ部保護用キャップ
US6808350B1 (en) * 2003-01-27 2004-10-26 Norman L. Tooman Anchor bolt cap and method of use
US7665941B2 (en) * 2005-07-27 2010-02-23 The Dyson Corporation Method and structure for an anchor rod cap
US8002508B2 (en) * 2008-09-26 2011-08-23 Griptight Bolt Cover Co. Protective cover for fasteners

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012212656A (ja) 2012-11-01
BR102012006654A2 (pt) 2013-06-04
US20120267270A1 (en) 2012-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5910133B2 (ja) スパークプラグ用の保護筒
CA2950198C (en) Fuel injector insert
WO2009059275A1 (en) Spark plug casing and spark plug having the spark plug casing
US11333057B2 (en) Captive screw spray nozzle
US10058002B2 (en) Casing and rubber plug of power conversion equipment
JP2004525487A (ja) 電気的接触部のためのファスナ
US11986933B2 (en) Fuel injector removal adapter
JP6565344B2 (ja) 内燃機関用のスパークプラグ及びその製造方法
JP5412493B2 (ja) 取外し防止カバーおよびこれを備えた燃圧センサユニット
JP4693077B2 (ja) 細径厚肉配管用防塵保護キャップ
JP6597791B2 (ja) ブレーキホースジョイント組立体
US20120321412A1 (en) Cover for a stud and nut assembly
JP5312509B2 (ja) 落下防止具
CN103492770A (zh) 密封部件和发动机的火花塞管密封结构
CN211309477U (zh) 大口径钢塑组合螺纹保护器
JP2016223463A (ja) インサートナット
BR112015002277A2 (pt) revestimento de rosca interna de junta rosqueada e métodos de produção
CN204003209U (zh) 一种汽油滤清器安装结构和一种汽车
CN102758664A (zh) 油位表的安装结构
CN102642665A (zh) 带有锥度的内螺纹保护器
JP6442213B2 (ja) 密封装置
JP5877871B2 (ja) 金属管の端部防蝕構造及びそれに用いられる被覆カバー
CN215788230U (zh) 一种装夹定位工装
CN221336971U (zh) 一种电火花石墨电极夹具及电火花加工设备
JP7422386B2 (ja) オイル注入口用接続具の取付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160314

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5910133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250