JP5920573B2 - 竪型粉砕機 - Google Patents

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Description

本発明は、主に、石炭、オイルコークス、石灰石、スラグ、クリンカ、セメント原料又は化学品等を原料として、回転テーブル上で従動する粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機に係り、特に粉砕ローラの振動・磨耗を防止する竪型粉砕機に関する。
従来から、石炭等を粉砕する粉砕機として竪型粉砕機が広く用いられている。
図7は従来の竪型粉砕機の構成概略図である。図示のように従来の竪型粉砕機1は、竪型粉砕機1の外郭を形成するケーシング1Bと、回転テーブル2と、回転テーブル2の上面(以下、回転テーブルの上面2Aという)外周部を円周方向に等分する位置に配設した複数個のコニカル型の粉砕ローラ3を備えている。
粉砕ローラ3は、軸7により下部ケーシング1Aに回動自在に軸着した上部アーム6と、上部アーム6と一体に形成した下部アーム6Aとを介して油圧シリンダ8のピストンロッド9に連結されている。この油圧シリンダ8の作動によって回転テーブル上面2Aの回転方向に横圧されて、回転テーブル上面2Aに原料を介して従動することによって回転する。
特許文献1に開示の竪型粉砕機は、粉砕ローラを回転テーブルに押し付ける油圧シリンダの緊張油圧を検出している。緊張油圧が予め設定した設定値より規定値以上小さくなった場合に、回転テーブルの回転数を減速してから緊張油圧を設定値まで上昇させる。そして緊張油圧が設定値まで上昇した後、回転テーブルの回転数を減速前の速度になるまで増速させている。これにより設定値から規定値以上外れた緊張油圧を元の設定値まで回復させる際に発生しやすい竪型粉砕機の異常振動を防止することができる。
特開2008−178837号公報
運転中の粉砕ローラは、破砕運動によって回転テーブル上面で常時上下に微小振動している。このとき、粉砕ローラと上部アーム及び下部アームを介して直結した油圧シリンダのピストンロッドは、粉砕ローラが粉砕する粉砕物の層厚によって、往復運動中に油圧シリンダ内の同じ場所を上下運動することになる。そして、ピストンロッドの上下運動に伴い、油圧シリンダは、シリンダ内部の油圧力が変化する。
粉砕物の層厚とシリンダ内部の油圧力は、比例関係にあり、大きな塊状の粉砕物を粉砕する場合、粉砕ローラが大きく持ち上げられて大きな破砕力(粉砕ローラが回転テーブルを押し付ける力、換言すれば粉砕ローラと回転テーブルの間で粉砕物に加わる力)を発生する。この破砕力は粉砕物の大きさに比例し、粉砕物のサイズが一定範囲内のときに効率良く破砕することができる。しかし、破砕力は、破砕物が一定範囲以上のサイズになると破砕効果のある圧縮力を与えられなくなってしまう。
また、粉砕ローラが与える点荷重を直線上にテーブルに伝達することが破砕に有効である。しかし、被破砕物のサイズが大きくなると、被破砕物の剛性が増し、点荷重で集中的に与えるローラの押付力が被破砕物内で分散し、破砕効率が低下してしまう。
上記に加え、ローラはテーブル面に対し垂直ではなく円弧状に接近又は離れる軌跡を描く。これによって、被破砕物に対して、ローラの押付力に水平分力が作用し、被破砕物が荷重作用線から外れ、ローラが破砕できなくなる。これは、被破砕物の硬度が高くなるほど顕著となる。
図8は従来の粉砕ローラの説明図であり、同図(A)は、粒径の大きい被粉砕物が導入された場合の粉砕ローラを示し、同図(B)は、粉砕ローラが回転テーブルと接触した場合を示している。
(A)に示すように、粒径の大きい被粉砕物が回転テーブル2上に供給されると、粉砕ローラ3が回転テーブル2上の被粉砕物を乗り上げ、アーム6Bごと上方に持ち上がる。そして、支点を介してピストンロッド9が下がり、油圧シリンダ8内の圧力が増加する。油圧シリンダ8内では、所定の油圧力が作用しているため、圧力が加わると過剰な負荷がかかり、粉砕機の異音、振動が発生し、粉砕ローラ3に負荷がかかり偏摩耗が発生する。また油圧シリンダ8のオイルシールに負荷がかかり、油漏れの原因となる。
竪型粉砕機は、原料の投入直後において、粒径の大きな原料の厚みによって回転テーブル上面から粉砕ローラが離間する方向(回転テーブルの上方向)に押し上げられながら破砕運動している。そして、原料の粉砕が進行するにつれて回転テーブル上面と粉砕ローラの離間距離は次第に小さくなる。このため、粉砕ローラのローラ小径部、換言すれば、被粉砕物の供給側のローラ面の摩耗が進行し易くなる。
また、粉砕ローラは回転テーブル上面の原料層の厚みの変化によって上下運動する(図7矢印Bは引張り方向力)。このためピストンロッド9を軸方向に引っ張る力(シリンダ反力)に加えて(図7矢印A)、粉砕ローラと油圧シリンダ8間のリンク機構によって油圧シリンダ8の軸方向に対して直交する方向の水平力(外力)が作用する(図7矢印C)。ピストンロッド9は、通常、油圧シリンダ8のパッキンの中心で軸方向に往復運動している。しかし、前記水平力が作用すると、油圧シリンダ8とピストンロッド9の隙間が不均一となり、パッキンが局部的に強く接触する箇所のピストンロッド9と油圧シリンダ8内面は偏磨耗の原因となるおそれがあった。
また、被粉砕物が供給されていないときや、粉砕ローラと回転テーブルの隙間が小さいと、(B)に示すように、粉砕ローラ3が回転テーブル2と接触してしまい、異常振動や異音が発生し、粉砕ローラ3の摩耗が発生する。
そこで、本発明は、粉砕ローラの振動・摩耗を防止することが可能な竪型粉砕機を提供することを目的としている。また、粉砕ローラに押し付け力を与える油圧シリンダの油漏れを防止することが可能な竪型粉砕機を提供することを目的としている。
本発明の竪型粉砕機は、回転テーブルと、前記回転テーブル上を回転自在な粉砕ローラと、前記粉砕ローラを前記回転テーブルの上面に押し付ける油圧構造とを備えて前記回転テーブルに供給した原料を粉砕する竪型粉砕機において、前記油圧構造は、油圧シリンダと、前記粉砕ローラのシャフトと支点を介して接続し前記油圧シリンダの内部を往復運動するピストンロッドと、前記油圧シリンダと接続する第1油路と、前記第1油路から分岐して加圧解除手段へ接続する第2油路へ油圧を供給して、前記粉砕ローラと前記回転テーブルの離間距離を設定範囲に保持する油圧源と、からなり、前記加圧解除手段は、前記設定範囲を超えて、前記油圧シリンダへ過剰な油圧が作用したときに、前記油圧シリンダに近いドレインへリリーフすることを特徴としている。
前記加圧解除手段は、前記ピストンロッドが貫通する貫通孔と、前記貫通孔と接続するリリーフ孔を外周に形成したリリーフ弁と、前記第2油路と接続する前記ピストンロッドの端面孔と、外周面に形成された外周孔と接続し、前記ピストンロッドの軸芯に沿って形成された油路と、からなり、前記ピストンロッドが進退移動して前記リリーフ孔と前記外周孔が重なったときに前記第2油路の油圧がドレインへリリーフされることを特徴としている。
前記加圧解除手段は、前記支点の回転シャフトと、前記回転シャフトの軸回りに回転支持する軸受けと、からなり、前記回転シャフトは、前記第2油路と接続する端面孔と、外周面に形成された外周孔と接続し、軸芯に沿って形成された油路を形成し、前記軸受けは、軸心に沿って前記シャフトが貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔と接続するリリーフ孔を外周に形成し、前記回転シャフトが回転して前記リリーフ孔と前記外周孔が重なったときに前記第2油路の油圧がドレインへリリーフされることを特徴としている。
上記構成による本発明の竪型粉砕機によれば、ローラの稼動範囲内では油圧シリンダの油をリークさせることがなく、シリンダ内を所定圧力に維持することができる。ローラの稼動範囲外へ粉砕ローラが移動した場合、加圧解除手段により油圧シリンダに繋がる油を油圧シリンダに近いドレインへリークさせることによって、油圧シリンダ内に作用する過剰な圧力を解除することができる。すなわち、稼動範囲を超えて粉砕ローラが持ち上がった場合、粉砕ローラを押さえ付けるシリンダ油圧(ローラ押付力)をドレインへリリーフさせている。また、稼動範囲を超えて、ローラがテーブルに接触する前にローラ押付力をドレインへリリーフさせている。そして、リリーフした後は、油圧源によって粉砕ローラを稼動範囲へと戻す所定の油圧力が作用する。
従来、油圧シリンダから離れたアキュムレータによって、圧力変化を吸収するように構成されていた粉砕機では、アキュムレータまでの配管が長くなり、油圧シリンダ内の急激な圧力変化に対応することができなかった。しかし、本発明の粉砕機によれば、急激な圧力変化が発生した場合、油圧シリンダの近く、すなわちピストンロッド又はアームに形成された加圧解除手段のドレインへリリーフすることにより、効率的に圧力を吸収することができる。従って、粉砕ローラの異音、粉砕機の異常振動、粉砕ローラと回転テーブルの金属同士の強い接触による摩耗やクラックの発生を防止することができる。
また、油圧シリンダのシリンダオイルのオイルシール負荷を低減することができ、油圧シリンダの油漏れのおそれがなくなる。
また、油圧シリンダに過剰な圧力が加わり、シリンダや油圧配管の異常圧を作用させないので、機器への負荷を低減することができる。
また、粉砕ローラの最大持ち上げで、シリンダや油圧機器内の圧力が、粉砕物のサイズや固さで急変化することを防止できる。
また、粉砕ローラが持ち上がった状態(粉砕ローラが回転テーブルから離間した状態)では、テーパー型の粉砕ローラの大径部の局部が回転テーブルと接触するおそれがある。この場合、粉砕ローラの局部が早期に摩耗してしまう。よって、稼動範囲を超えて粉砕ローラが持ち上がった場合、粉砕ローラの押付力を下げて、局部摩耗を防止することができる。
第1実施形態の竪型粉砕機の油圧構造を概念的に表した説明図である。 第1実施形態の加圧解除手段を拡大した断面図である。 粉砕ローラと回転テーブルが離間したときの、第1実施形態の油圧構造の説明図である。 粉砕ローラと回転テーブルが接近したときの、第1実施形態の油圧構造の説明図である。 第2実施形態の加圧解除手段の説明図であり、(A)は、回転シャフトの斜視図、(B)は回転シャフト及び軸受けの斜視図、(C)は回転シャフトの断面図である。 第1実施形態の竪型粉砕機の構成概略図である。 従来の竪型粉砕機の構成概略図である。 従来の粉砕ローラの説明図である。
本発明の竪型粉砕機の実施形態を添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
図6は第1実施形態の竪型粉砕機の構成概略図である。図示のように竪型粉砕機10は、ケーシング12と、回転テーブル14と、回転テーブル14の上面外周部を円周方向に等分する位置に配設した複数個のコニカル型の粉砕ローラ16とを備えている。
粉砕ローラ16は、支点となる下部ケーシング12Bに回動自在に軸着した上部アーム20と、上部アーム20と一体に形成した下部アーム22とを介して油圧シリンダ24のピストンロッド26と連結されている。粉砕ローラ16は油圧シリンダ24の作動(図6の油圧シリンダ24のロッド側の油室に油を供給してピストンロッド26を軸方向に引っ張る方向に作動)によって回転テーブル上面14Aの方向に横圧されて、回転テーブル14に原料を介して従動することによって回転する。
ケーシング12の回転テーブル上面14Aの中央部分には、セパレータ30と、原料投入口32が設けられており、また、セパレータ30の中心軸を上下に貫通するようにして原料投入シュート34が配されて、原料投入シュート34を介して原料投入口32から回転テーブル上面14Aに原料を投入することができるように構成されている。
またセパレータ30は、セパレータ30の回転軸を中心として上方に拡径する逆円錐台状に一定間隔の隙間を開けて並べられた複数枚の羽根36を備えて、図示しない駆動装置により自在に回転できる構成となっている。
原料投入シュート34から投入した原料は、回転テーブル上面14Aを渦巻き状の軌跡を描きながら回転テーブル上面14Aの外周部に移動して、回転テーブル上面14Aと粉砕ローラ16に噛み込まれ粉砕される。そして、回転テーブル上面14Aと粉砕ローラ16に噛み込まれて粉砕された原料の一部は、回転テーブル上面14Aの外縁部に周設されたダムリング38を乗り越え、回転テーブル上面14Aと外周部とケーシング12との隙間である環状通路40へと向かう。ここで、下部ケーシング12Bの回転テーブル14の下方には、ガスを導入するためのガス導入口42を設けており、さらに回転テーブル14の上方にはガスとともに粉砕した原料を取り出すための上部取出口44を設けている。
竪型粉砕機10の運転中において、ガス導入口42よりガス(本実施形態においては空気)を導入することによって、ケーシング12内では、回転テーブル14の下方からセパレータ30を通過して上部取出口44へと流れるガスの気流が生じている。
竪型粉砕機10内に投入した原料と、回転テーブル14と粉砕ローラ16に粉砕されてダムリング38を乗り越えた原料の一部は、ガスにより吹き上げられてケーシング12内を上昇し、セパレータ30に到達する。
ここで、径及び重量の大きな原料はセパレータ30の羽根36を通過することができずセパレータ30の下方に落下して再度粉砕ローラ16に噛み込まれて粉砕されるとともに、径の小さな原料は、隙間を開けて並べられた羽根36の間を抜けてセパレータ30を通過し、上部取出口44より取り出される。
また、粉砕ローラ16に噛み混まれずそのまま環状通路に達したような一部の極大の粒径の原料は、環状通路40より回転テーブル14の下方に落下して下部取出口46より竪型粉砕機10の外に取り出される。
なお竪型粉砕機の型式は、粉砕ローラの形状がスフェリカル形状のタイヤ型の竪型粉砕機であってもよい。また要求される製品の粒度に応じて、セパレータ30は固定タイプのものであってもよい。或いはセパレータを備えていないタイプであってもよい。
図1は第1実施形態の竪型粉砕機の油圧構造を概念的に表した説明図である。図示のように第1実施形態の油圧構造50は、油圧シリンダ24と、シリンダ内を往復運動するピストン28と、ピストン28に接続して油圧シリンダ24から突出したピストンロッド26と、加圧解除手段60と、油圧ポンプ70と、アキュムレータ80を主な基本構成としている。
油圧シリンダ24は下部ケーシング12Bのベース13に取り付けている(図6)。ピストンロッド26は、ピストン28が接続する端部と反対側の端部に加圧解除手段60を設けている。そして、ピストンロッド26のピストン28と加圧解除手段60の間には、リンクを介して回転自在にアーム23と接続させている。アーム23の端部には粉砕ローラ16が形成されている。そして、アーム23の一端のリンクと、他端の粉砕ローラ16の間には、支点となるシャフト18が形成されている。このようなアーム23は、支点を介して回転自在に形成されている。
粉砕ローラ16を回転テーブル14に押し付ける油圧構造50は、緊張油圧を発生させる蓄圧機としてアキュムレータ80と、アキュムレータ80に圧油を供給する油圧ポンプ70を備えている。油圧ポンプ70と油圧シリンダ24の間には第1油路72が形成されている。そして、第1油路72から分岐した第2油路74は、加圧解除手段60と接続させている。
図2は第1実施形態の加圧解除手段を拡大した断面図である。図示のように第1実施形態の加圧解除手段60は、ピストンロッド26が貫通する貫通孔63と、この貫通孔63と接続するリリーフ孔64を外周に形成したリリーフ弁62と、第2油路74と接続するピストンロッド26の端面孔77と、外周面に形成された外周孔78と接続し、ピストンロッド26の軸芯に沿って形成された第3油路76と、から構成されている。
リリーフ弁62は、ピストンロッド26の端部の外周を覆う筒体である。リリーフ弁62には、ピストンロッド26のピストン28が形成された端部と反対側の端部が貫通する貫通孔63が形成されている。また、リリーフ弁62には、筒体の外周に形成された複数のリリーフ孔64が形成されている。リリーフ孔64は貫通孔63と接続させている。またリリーフ孔64は、筒体の長手方向に沿って複数形成されている。実施形態のリリーフ弁62には、ピストンロッド26の端部側(ピストンロッド26の端面孔側)に上部リリーフ孔64a、ピストン側に下部リリーフ孔64bが形成されている。上部リリーフ孔64a及び下部リリーフ孔64bはいずれも外部のドレインと接続している。上部リリーフ孔64aと下部リリーフ孔64bの間は、粉砕ローラ16の稼動範囲となる。
第3油路76は、ピストンロッド26の端部の端面に形成された端面孔77と、ピストンロッド26の外周に形成された外周孔78に接続し、ピストンロッド26の軸心に沿って形成されている。また、端面孔77は第2油路74と接続している。
このような構成の第1実施形態の加圧解除手段60は、粉砕機の通常の稼動時において、ピストンロッド26の外周孔78が、リリーフ弁62の上部リリーフ孔64aと下部リリーフ孔64bの間の稼動範囲に配置されている。この稼動範囲内に外周孔78が配置されていると、粉砕ローラ16は、回転テーブル14から所定間隔を開けた位置に配置されることになる。このとき、油圧ポンプ70からアキュムレータ80に圧油が供給され、アキュムレータ80から第1油路72及び第2油路74に緊張油圧が発生している。そして、第2油路に接続する第3油路76にも緊張油圧が発生している。外周孔78は、リリーフ弁62の内壁によって塞がれているため、第3油路76の圧油が外部へ漏れることがない。そして、油圧シリンダ24に過剰の圧力が作用して外周孔78が稼動範囲を超えると、上部リリーフ孔64a又は下部リリーフ孔64bと平面視で重なり、第3油路76の圧油がリリーフ孔64から外部のドレインへとリリーフされる。リリーフ後は、アキュムレータ80による緊張油圧によって、稼動範囲内に外周孔78が戻される。
次に上記構成による本発明の竪型粉砕機の作用について以下説明する。
図3は粉砕ローラと回転テーブルが離間したときの、第1実施形態の油圧構造の説明図である。図示のように、回転テーブル14上に塊状の被粉砕物が供給されると、点線に示す稼動範囲内にある粉砕ローラが、回転テーブル14上の被粉砕物を乗り上げて、実線に示す粉砕ローラのように、回転テーブルから離間する方向(上方向)へ持ち上げられる(矢印A)。そして、アーム23とシャフト18を介してリンク接続しているピストンロッド26は、矢印Bに示すように下方へ移動する。油圧シリンダ24内のピストン28がシリンダ側油室へ移動すると、シリンダ側の油室に過剰な圧力が加わる。この過剰な圧力は、油圧シリンダ24と接続する第1〜第3油路72,74,76に作用する。リリーフ弁62では、稼動範囲内に配置されたピストンロッド26の外周孔78が矢印Cに示す下方(油圧シリンダ24側)へ移動する。外周孔78が稼動範囲を超えて、下方の下部リリーフ孔64bと平面視で重なる位置まで移動すると、第3油路76の圧油が下部リリーフ孔64bを介して外部のドレインへリリーフされる(矢印D)。これにより、第1〜第3油路72,74,76に作用する過剰な圧力が解除されるため、粉砕ローラ16の矢印A方向の移動が停止する。そして、リリーフ後は、アキュムレータ80による緊張油圧によって、稼動範囲内に外周孔78が戻されて、粉砕ローラ16が稼動範囲に再配置される。
図4は粉砕ローラと回転テーブルが接近したときの、第1実施形態の油圧構造の説明図である。図示のように、被粉砕物が粉砕機に供給されずに、粉砕ローラ16と回転テーブル14の隙間が小さくなると、点線に示す稼動範囲内にある粉砕ローラ16が、実線に示す粉砕ローラ16のように回転テーブル14へ接近する方向(下方向)へ押し下げられる(矢印E)。そして、アーム23とシャフト18を介してリンク接続しているピストンロッド26は、矢印Fに示すように上方へ移動する。リリーフ弁62では、稼動範囲内に配置されたピストンロッド26の外周孔78が矢印Gに示す上方(第2油路74側)へ移動する。外周孔78が稼動範囲を超えて、上方の上部リリーフ孔64aと平面視で重なる位置まで移動すると、第3油路76の圧油が上部リリーフ孔64aを介して外部のドレインへリリーフされる(矢印H)。これにより、粉砕ローラ16の矢印E方向の移動が停止する。そして、リリーフ後は、アキュムレータ80による緊張油圧によって、稼動範囲内に外周孔78が戻されて、粉砕ローラ16が稼動範囲に再配置される。
このような本発明の竪型粉砕機によれば、ローラの稼動範囲内では油圧シリンダの油をリークさせることがなく、シリンダ内を所定圧力に維持することができる。一方、稼動範囲を超えて粉砕ローラが持ち上がった場合、粉砕ローラを押さえ付けるシリンダ油圧(ローラ押付力)をドレインへリリーフさせることができる。また、稼動範囲を超えて、粉砕ローラが回転テーブルに接触する前にローラ押付力をドレインへリリーフさせている。
これにより、粉砕ローラの異音、粉砕機の異常振動、粉砕ローラと回転テーブルの金属同士の強い接触による摩耗やクラックの発生を防止することができる。
また、油圧シリンダのシリンダオイルのオイルシール負荷を低減することができ、油圧シリンダの油漏れのおそれがなくなる。
また、油圧シリンダに過剰な圧力が加わり、シリンダや油圧配管の異常圧を作用させないので、機器への負荷を低減することができる。
図5は第2実施形態の加圧解除手段の説明図であり、(A)は、回転シャフトの斜視図、(B)は回転シャフト及び軸受けの斜視図、(C)は回転シャフトの断面図である。図示のように第2実施形態の加圧解除手段60Aは、支点となる回転シャフト90と、回転シャフト90の軸回りに回転支持する軸受け100と、から構成されている。
回転シャフト90は、軸心の中央部分であって軸心と交差する箇所に粉砕ローラ16のアーム23が貫通する孔が形成されている。そして、回転シャフト90は、いずれか一方の端面に第2油路74と接続する端面孔92が形成されている。また、回転シャフト90の外周面には外周孔94が形成されている。第3油路96は、端面孔92と外周孔94と接続し、軸芯に沿って形成されている。また端面孔92は第2油路74と接続している。なお、回転シャフト90とアーム23は一体的に形成した構成としても良い。
軸受け100は、軸心に沿って回転シャフト90が貫通する貫通孔102を形成し、回転シャフト90を軸回りに回転自在に支持している。また軸受け100は、貫通孔102と接続するリリーフ孔を外周に形成している。またリリーフ孔は、回転シャフト90の軸回りに沿って複数形成されている。実施形態の軸受け100には、回転シャフト90の軸回りに沿って、第1リリーフ孔104a、第2リリーフ孔104bが形成されている。第1リリーフ孔104a及び第2リリーフ孔104bはいずれも外部のドレイン(不図示)と接続している。第1リリーフ孔104aと第2リリーフ孔104bの間は、粉砕ローラ16の稼動範囲となる。
このような構成の第2実施形態の加圧解除手段60Aは、粉砕機の通常の稼動時において、回転シャフト90の外周孔94が、軸受け100の第1リリーフ孔104aと第2リリーフ孔104bの間の稼動範囲に配置されている。この稼動範囲内に外周孔94が配置されていると、粉砕ローラ16は、回転テーブル14から所定間隔を開けた位置に配置されることになる。このとき、油圧ポンプ70からアキュムレータ80に圧油が供給され、アキュムレータ80から第1油路72及び第2油路74に緊張油圧が発生している。そして、第2油路に接続する第3油路96にも緊張油圧が発生している。外周孔94は、軸受け100の内壁によって塞がれているため、第3油路96の圧油が外部へ漏れることがない。油圧シリンダ24に過剰の圧力が作用して外周孔94が稼動範囲を超えると、第1リリーフ孔104a又は第2リリーフ孔104bと平面視で重なり、第3油路96の圧油が第1リリーフ孔104a又は第2リリーフ孔104bから外部のドレインへとリリーフされる。リリーフ後は、アキュムレータ80による緊張油圧によって、稼動範囲内に外周孔94が戻される。
このような第2実施形態の加圧解除手段を用いた竪型粉砕機によっても、ローラの稼動範囲内では油圧シリンダの油をリークさせることがなく、シリンダ内を所定圧力に維持することができる。一方、稼動範囲を超えて粉砕ローラが持ち上がった場合、粉砕ローラを押さえ付けるシリンダ油圧(ローラ押付力)を油圧シリンダに近いドレインへリリーフさせることができる。また、稼動範囲を超えて、粉砕ローラが回転テーブルに接触する前にローラ押付力をドレインへリリーフさせることができる。
粉砕ローラの振動・摩耗、油圧シリンダの油漏れを防止することが可能な本発明の竪型粉砕機は非常に有用である。
1………竪型粉砕機、1A………下部ケーシング、1B………ケーシング、2………回転テーブル、3………粉砕ローラ、7………軸、6………上部アーム、6A………下部アーム、8………油圧シリンダ、9………ピストンロッド、10………竪型粉砕機、12………ケーシング、12B………下部ケーシング、13………ベース、14………回転テーブル、14A………回転テーブル上面、16………粉砕ローラ、18………シャフト、20………上部アーム、22………下部アーム、24………油圧シリンダ、26………ピストンロッド、28………ピストン、30………セパレータ、32………原料投入口、34………原料投入シュート、36………羽根、38………ダムリング、40………環状通路、42………ガス導入口、44………上部取出口、50………油圧構造、60,60A………加圧解除手段、62………リリーフ弁、63………貫通孔、64………リリーフ孔、70………油圧ポンプ、72………第1油路、74………第2油路、76………第3油路、77………端面孔、78………外周孔、80………アキュムレータ、90………回転シャフト、92………端面孔、94………外周孔、96………第3油路、100………軸受け、102………貫通孔、104a………第1リリーフ孔、104b………第2リリーフ孔。

Claims (2)

  1. 回転テーブルと、前記回転テーブル上を回転自在な粉砕ローラと、前記粉砕ローラを前記回転テーブルの上面に押し付ける油圧構造と、を備えて前記回転テーブルに供給した原料を粉砕する竪型粉砕機において、
    前記油圧構造は、
    油圧シリンダと、
    前記粉砕ローラのアームと支点を介して接続し前記油圧シリンダの内部を往復運動するピストンロッドと、
    前記油圧シリンダと接続する第1油路と、前記第1油路から分岐して加圧解除手段へ接続する第2油路へ油圧を供給して、前記粉砕ローラと前記回転テーブルの離間距離を設定範囲に保持する油圧源と、からなり、
    前記加圧解除手段は、
    前記ピストンロッドが貫通する貫通孔と、前記貫通孔と接続するリリーフ孔を外周に形成したリリーフ弁と、
    前記第2油路と接続する前記ピストンロッドの端面孔と、外周面に形成された外周孔と接続し、前記ピストンロッドの軸芯に沿って形成された第3油路と、からなり、
    前記設定範囲を超えて、前記油圧シリンダへ過剰な油圧が作用して、前記ピストンロッドが進退移動して前記リリーフ孔と前記外周孔が重なったときに前記第3油路の油がドレインへリリーフされることを特徴とする竪型粉砕機。
  2. 回転テーブルと、前記回転テーブル上を回転自在な粉砕ローラと、前記粉砕ローラを前記回転テーブルの上面に押し付ける油圧構造と、を備えて前記回転テーブルに供給した原料を粉砕する竪型粉砕機において、
    前記油圧構造は、
    油圧シリンダと、
    前記粉砕ローラのアームと支点を介して接続し前記油圧シリンダの内部を往復運動するピストンロッドと、
    前記油圧シリンダと接続する第1油路と、前記第1油路から分岐して加圧解除手段へ接続する第2油路へ油圧を供給して、前記粉砕ローラと前記回転テーブルの離間距離を設定範囲に保持する油圧源と、からなり、
    前記加圧解除手段は、
    前記支点の回転シャフトと、前記回転シャフトの軸回りに回転支持する軸受けと、からなり、
    前記回転シャフトは、前記第2油路と接続する端面孔と、外周面に形成された外周孔と軸芯に沿って接続した第3油路を形成し、
    前記軸受けは、軸心に沿って前記シャフトが貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔と接続するリリーフ孔を外周に形成し、
    前記設定範囲を超えて、前記油圧シリンダへ過剰な油圧が作用して、前記回転シャフトが回転して前記リリーフ孔と前記外周孔が平面視で重なったときに前記第3油路の油がドレインへリリーフされることを特徴とする竪型粉砕機。
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