JP5939059B2 - 電子書籍の参照コンテンツ表示システムおよび表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、書籍データを端末装置で閲覧する電子書籍に関し、特に表示している文書に関連する情報を取得するための技術に関する。
近年、コンピュータ技術の発達により、様々な情報が電子化されてきている。書籍に関しても電子化が進んでおり、携帯可能な情報処理装置に電子化された書籍を取り込み、画面表示して閲覧する電子書籍の普及が進んでいる。
電子書籍では、電子化されたことによるメリットを利用し、単体としてだけでなく、他の媒体にアクセスし、関連する情報を取得する技術も開発されている(特許文献1参照)。
特開2010−262441号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、電子書籍の内容に直接関連する情報を取得することは可能であるが、文字データに関連して、利用者が自分で気付かないような観点を用いて関連する情報へアクセスすることができるようになっていない。
そこで、本発明は、電子書籍の文字データに関連して、利用者が自分で気付かないような観点を用いて関連する情報を取得することが可能な電子書籍の参照コンテンツ表示システムおよび表示方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明第1の態様では、書籍データを表示する電子書籍装置と、前記書籍データに関連するデータを管理するデータ管理サーバが、データ送受信可能に接続された電子書籍の参照コンテンツ表示システムであって、前記電子書籍装置は、利用者からの指示に従って表示範囲を決定する表示範囲決定手段と、前記表示範囲決定手段により決定された表示範囲に含まれる参照対象を特定する対象識別情報を取得する参照対象特定手段と、前記参照対象特定手段により取得された対象識別情報を前記データ管理サーバに送信する対象識別情報送信手段と、前記データ管理サーバから受信した観点リストを表示する観点リスト表示手段と、前記表示された観点リストの中から利用者により指定された観点を特定する観点識別情報を取得し、前記データ管理サーバに送信する観点識別情報送信手段と、前記データ管理サーバから受信した参照コンテンツを表示する参照コンテンツ表示手段と、を有し、前記データ管理サーバは、前記対象識別情報と前記観点リストを対応付けて記憶した観点記憶手段と、前記観点識別情報と参照コンテンツを対応付けて記憶した参照コンテンツ記憶手段と、前記対象識別情報に対応する観点リストを取得する観点リスト取得手段と、前記取得された観点リストを前記電子書籍装置に送信する観点リスト送信手段と、前記電子書籍装置から受信した観点識別情報で前記参照コンテンツ記憶手段を参照し、対応する参照コンテンツを取得する参照コンテンツ取得手段と、前記参照コンテンツ取得手段により取得された参照コンテンツを前記電子書籍装置に送信する参照コンテンツ送信手段と、を有することを特徴とする電子書籍の参照コンテンツ表示システムを提供する。
本発明第1の態様によれば、電子書籍装置に表示された書籍データに含まれる参照対象を特定し、参照対象を特定する情報をデータ管理サーバに送信し、データ管理サーバが参照対象に対応する観点リストを電子書籍装置に送信し、電子書籍装置で表示された観点リストの中から選択された観点を特定する情報を電子書籍装置がデータ管理サーバに送信し、データ管理サーバが観点に対応する参照コンテンツを電子書籍装置に送信し、電子書籍装置が参照コンテンツを表示するようにしたので、利用者が自分で気付かないような観点が提示され、その観点に基づく参照コンテンツを取得することが可能となる。
また、本発明第2の態様は、本発明第1の態様の電子書籍の参照コンテンツ表示システムにおいて、前記参照コンテンツ送信手段は、前記観点識別情報に対応する参照コンテンツが参照コンテンツ記憶手段に記憶されておらず、参照コンテンツパスが前記データ管理サーバ以外の外部のサーバを示している場合に、当該外部のサーバを参照先サーバとして示す参照コンテンツパスを前記電子書籍装置に送信するものであり、前記電子書籍装置は、前記参照コンテンツ送信手段から受信した参照コンテンツパスを用いて前記参照先サーバにアクセスし、当該参照先サーバから参照コンテンツを受信した後、前記参照コンテンツ表示手段が前記参照先サーバから受信した参照コンテンツを表示することを特徴とする。
本発明第2の態様によれば、参照コンテンツパス記憶手段に記憶された参照コンテンツパスがデータ管理サーバ以外の外部のサーバである場合に、そのサーバを参照先サーバとして示す参照コンテンツパスを電子書籍装置に送信し、電子書籍装置は、受信した参照コンテンツパスを用いて参照先サーバにアクセスし、参照コンテンツを取得して表示するようにしたので、ネットワーク上の様々なサーバから参照コンテンツを取得することが可能となる。
また、本発明第3の態様は、本発明第2の態様の電子書籍の参照コンテンツ表示システムにおいて、前記電子書籍装置は、ネットワークを介して前記参照先サーバから取得した情報に基づき、前記データ管理サーバに、前記参照先サーバを示す前記参照コンテンツパスを送信する参照コンテンツパス送信手段と、前記データ管理サーバから受信した書籍情報を表示する書籍情報表示手段と、を更に有し、前記データ管理サーバは、書籍識別情報に対応付けてタイトル、表紙画像の一方を少なくとも含む書籍情報を記憶した書籍情報記憶手段と、前記電子書籍装置から受信した参照コンテンツパスで前記参照コンテンツ記憶手段を参照し、対応する対象IDおよび観点を取得し、取得した対象IDに含まれる書籍IDを取得した後、当該書籍IDで前記書籍情報記憶手段を参照し、対応するタイトル、表紙画像の一方を少なくとも含む書籍情報を取得する書籍情報取得手段と、前記書籍情報取得手段により取得された書籍情報を前記電子書籍装置に送信する書籍情報送信手段と、を更に有することを特徴とする。
本発明第3の態様によれば、電子書籍装置が、前記参照先サーバから取得した情報に基づき、データ管理サーバに、参照先サーバを示す参照コンテンツパスを送信し、データ管理サーバは、受信した参照コンテンツパスで参照コンテンツパス記憶手段を参照し、対応する対象IDおよび観点を取得し、取得した対象IDに含まれる書籍IDを取得し、その書籍IDで書籍情報記憶手段を参照し、対応するタイトル、表紙画像の一方を少なくとも含む書籍情報を取得し、その書籍情報を電子書籍装置に送信し、電子書籍装置が、受信した書籍情報を表示するようにしたので、参照先サーバから逆に書籍情報を取得することが可能となる。
また、本発明第4の態様は、本発明第2または第3の態様の電子書籍の参照コンテンツ表示システムにおいて、前記データ管理サーバは、前記参照コンテンツ記憶手段内に記憶された共通の観点を有する参照コンテンツパスを取得し、取得されたコンテンツパスへのアクセス命令を記述した統合ページデータを作成する観点統合サイト作成手段と、前記作成された統合ページデータを外部からアクセス可能なデータとして記憶する統合サイト記憶手段と、を更に有することを特徴とする。
本発明第4の態様によれば、データ管理サーバが、参照コンテンツ記憶手段内に記憶された共通の観点を有する参照コンテンツパスを取得し、取得されたコンテンツパスへのアクセス命令を記述した統合ページデータを作成し、外部からアクセス可能なデータとして記憶するようにしたので、ある観点に基づく複数の参照先をまとめて提供することが可能となる。
また、本発明第5の態様は、本発明第1から第4のいずれかの態様の電子書籍の参照コンテンツ表示システムにおいて、前記電子書籍装置は、書籍に付された光学シンボルを読み取る光学シンボル読取手段と、前記光学シンボルから読み取った書籍識別情報を前記データ管理サーバに送信する書籍識別情報送信手段と、前記データ管理サーバから受信した関連書籍情報を表示する関連書籍情報表示手段と、を更に有し、前記データ管理サーバは、前記参照コンテンツパスと関連書籍識別情報を対応付けて記憶した関連書籍識別情報記憶手段と、前記電子書籍装置から受信した書籍識別情報で前記参照コンテンツ記憶手段を参照して参照コンテンツパスを取得し、当該参照コンテンツパスで関連書籍識別情報記憶手段を参照して関連書籍識別情報を取得し、当該関連書籍識別情報を書籍識別情報として前記書籍情報記憶手段を参照し、関連書籍の書籍情報である関連書籍情報を取得する関連書籍情報取得手段と、前記関連書籍情報取得手段により取得された関連書籍情報を前記電子書籍装置に送信する関連書籍情報送信手段と、を更に有することを特徴とする。
本発明第5の態様によれば、電子書籍装置が、書籍に付された光学シンボルを読み取って書籍識別情報を取得し、その書籍識別情報をデータ管理サーバに送信し、データ管理サーバが、受信した書籍識別情報で参照コンテンツ記憶手段を参照して参照コンテンツパスを取得し、参照コンテンツパスで関連書籍識別情報記憶手段を参照して関連書籍識別情報を取得し、関連書籍識別情報を書籍識別情報として書籍情報記憶手段を参照し、関連書籍の書籍情報である関連書籍情報を取得し、関連書籍情報を電子書籍装置に送信し、電子書籍装置が、関連書籍情報を表示するようにしたので、紙の書籍に関連する書籍の情報を簡易迅速に取得することが可能となる。
また、本発明第6の態様では、書籍データを表示する電子書籍装置と、当該電子書籍装置にデータ送受信可能に接続され、前記書籍データに関連するデータを管理するデータ管理サーバと、を利用した電子書籍の表示方法であって、前記電子書籍装置が、利用者からの指示に従って表示範囲を決定する段階と、前記電子書籍装置が、前記決定された表示範囲に含まれる参照対象を取得する段階と、前記電子書籍装置が、前記参照対象を特定する対象識別情報を前記データ管理サーバに送信する段階と、前記データ管理サーバが、前記対象識別情報に対応する観点リストを取得する段階と、前記データ管理サーバが、前記取得した観点リストを前記電子書籍装置に送信する段階と、前記電子書籍装置が、前記観点リストを表示する段階と、前記電子書籍装置が、前記観点リストの中から利用者により指定された観点を特定する観点識別情報を前記データ管理サーバに送信する段階と、前記データ管理サーバが、前記観点識別情報に対応する参照コンテンツを取得する段階と、前記データ管理サーバが、前記取得した参照コンテンツを前記電子書籍装置に送信する段階と、前記電子書籍装置が、前記参照コンテンツを表示する段階と、を有することを特徴とする電子書籍の表示方法を提供する。
本発明第6の態様によれば、それぞれ本発明第1の態様と同様の効果を得ることが可能となる。
本発明によれば、電子書籍の文字情報に関連して、利用者が自分で気付かないような観点を用いて関連する情報を取得することが可能となるという効果を有する。
本発明の一実施形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの構成図である。 携帯型端末10の詳細を示す図である。 データ管理サーバ20の詳細を示す図である。 HTML形式の書籍データにおける対象IDの記述例を示す図である。 観点記憶手段D2に記憶された情報の一例を示す図である。 参照コンテンツ記憶手段D3に記憶された情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシーケンス図である。 書籍データ、観点リストが表示された状態の携帯型端末10の画面を示す図である。 参照コンテンツが表示された状態の携帯型端末10の画面を示す図である。 本発明の第1の応用形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの構成図である。 データ管理サーバ20´の詳細を示す図である。 書籍情報記憶手段D4に記憶された情報の一例を示す図である。 本発明の第1の応用形態に係るシーケンス図である。 逆引きによる書籍情報が表示された状態の携帯型端末10の画面を示す図である。 本発明の第2の応用形態におけるデータ管理サーバ20´のフローチャートである。 観点統合サイトにアクセスした状態の携帯型端末10の画面を示す図である。 本発明の第3の応用形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの構成図である。 データ管理サーバ20´´の詳細を示す図である。 書籍コード記憶手段D6に記憶された情報の一例を示す図である。 関連書籍識別情報記憶手段D7に記憶された情報の一例を示す図である。 本発明の第3の応用形態に係るシーケンス図である。
<1.システム構成>
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの構成図である。図1において、10は携帯型端末、20はデータ管理サーバ、30はネットワークである。携帯型端末10、データ管理サーバ20はインターネット等の公衆のネットワーク30に接続されており、互いにデータの送受信が可能となっている。
携帯型端末10は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット等の情報処理機能、ネットワーク通信機能、表示機能を備えた携帯可能な端末装置であり、電子書籍の書籍データを表示する電子書籍装置として機能する。本発明を実施するに際し、携帯型端末10は通話機能を備えていなくても良い。データ管理サーバ20は、電子書籍に関連するデータを管理し、携帯型端末10からの要求に応じて供給するサーバコンピュータである。
図2(a)は、携帯型端末10のハードウェア構成図である。携帯型端末10は、いわゆるスマートフォンに専用のプログラムを組み込むことにより実現される。図2(a)に示すように、CPU(Central Processing Unit)10aと、メインメモリであるRAM(Random Access Memory)10bと、CPUが実行するプログラムやデータを記憶するための不揮発性の記憶装置10c(例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ等)と、キーボード、タッチパネル等の指示入力部10dと、外部装置(データ記憶媒体等)とデータ通信するためのデータ入出力I/F(インタフェース)10eと、表示部(液晶ディスプレイ等)10fと、ネットワークを介して他のコンピュータとネットワーク通信を行うための通信部10gと、写真撮影を行うカメラ部10hを備え、互いにバスを介して接続されている。現実には、スマートフォンには、図2に示した以外にも、マイクロフォン、スピーカ、音声処理部等の通話のための機能を有している。本発明では、マイクロフォンは用いないが、表示する対象である参照コンテンツが、音声データを有する場合には、スピーカ、音声処理部を用いる。
図2(b)は、携帯型端末10の機能ブロック図である。図2(a)に示したハードウェア構成において、CPU10aが記憶装置10cに記憶されたプログラムをRAM10bに読み込んで実行することにより、携帯型端末10は、図2(b)に示した各手段を機能させることが可能となる。図2(b)に示すように、携帯型端末10は、表示範囲決定手段11、参照対象特定手段12、対象識別情報送信手段13、観点リスト表示手段14、観点識別情報送信手段15、参照コンテンツ表示手段16、書籍データ記憶手段D1を有する。
表示範囲決定手段11は、指示入力部10dにより指定された書籍データの表示範囲を決定する手段であり、CPU10aが、指示入力部10dの指示に従い、書籍データ中の対応範囲をRAM10bの所定領域に読み込むことにより実現される。参照対象特定手段12は、表示範囲決定手段11により決定された書籍データの表示範囲に含まれる参照対象を特定する手段であり、CPU10aが、専用のプログラムを実行し、表示範囲とされた書籍データに付随する対象識別情報を取得することにより実現される。対象識別情報送信手段13は、取得した対象識別情報(以下、対象IDという)をデータ管理サーバ20に送信する手段であり、通信部10gがCPU10aから受けた送信命令を実行することにより実現される。
観点リスト表示手段14は、データ管理サーバ20から受信した観点リストを表示する手段であり、CPU10aがRAM10b、表示部10fを制御することにより実現される。観点識別情報送信手段15は、指示入力部10dを介して外部から観点の選択指示が行われた場合に、選択された観点を特定する観点識別情報をデータ管理サーバ20に送信する手段であり、通信部10gがCPU10aから受けた送信命令を実行することにより実現される。参照コンテンツ表示手段16は、データ管理サーバ20から受信した参照コンテンツを表示する手段であり、CPU10aがRAM10b、表示部10fを制御することにより実現される。
書籍データ記憶手段D1は、書籍データを記憶した記憶手段である。書籍データ記憶手段D1は、記憶装置10c内に書籍データを記憶するための所定の領域を確保することにより実現される。書籍データは、文字データ(テキストデータ)を必須として、画像、音声、動画等のデータを含んだ構成となっており、本実施形態ではHTML形式を採用している。書籍データは、ページ番号と対応付けられており、ページ番号を特定するとHTMLのタグを含めてその範囲が特定可能に構成されている。図4は、HTML形式の書籍データのうち、対象IDが付与された文字列に対応する部分を示す図である。本実施形態では、所定の文字列に対応付けて対象IDを付与している。図4の例では、文字列「カブトムシ」に対象ID(図4においては“targetID”と標記)“10010001”を付与している。
図3(a)は、データ管理サーバ20のハードウェア構成図である。データ管理サーバ20は、汎用のサーバコンピュータで実現することができ、図3(a)に示すように、CPU(Central Processing Unit)20aと、コンピュータのメインメモリであるRAM(Random Access Memory)20bと、CPUが実行するプログラムやデータを記憶するための大容量の記憶装置20c(例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ等)と、キーボード、マウス等の入力機器からの入力を受け付ける入力I/F(インタフェース)20dと、外部装置(データ記憶媒体等)とデータ通信するためのデータ入出力I/F(インタフェース)20eと、表示装置(液晶ディスプレイ等)に情報を送出するための表示出力I/F(インタフェース)20fと、ネットワークを介して他のコンピュータとネットワーク通信を行うための通信部20gを備え、互いにバスを介して接続されている。
図3(b)は、データ管理サーバ20の機能ブロック図である。図3(a)に示したハードウェア構成において、CPU20aが記憶装置20cに記憶されたプログラムをRAM20bに読み込んで実行することにより、データ管理サーバ20は、図3(b)に示した各手段を機能させることが可能となる。図3(b)に示すように、データ管理サーバ20は、観点記憶手段D2、参照コンテンツ記憶手段D3、観点リスト取得手段21、観点リスト送信手段22、参照コンテンツ取得手段23、参照コンテンツ送信手段24を有する。
観点記憶手段D2は、対象IDに対応付けて観点リストを記憶した記憶手段である。参照コンテンツ記憶手段D3は、観点IDに対応付けて参照コンテンツを記憶した記憶手段である。観点記憶手段D2、参照コンテンツ記憶手段D3は、記憶装置20c内にそれぞれ観点リスト、参照コンテンツを記憶するための所定の領域を確保することにより実現される。
図5は、観点記憶手段D2に記憶された情報の一例を示す図である。図5に示すように、観点記憶手段D2には、対象IDに対応付けて1以上の観点が羅列される形式で記憶されている。本実施形態では、対象IDが書籍IDを含む形態となっている。具体的には、9桁の対象IDのうち、上位4桁が書籍IDとなっている。図5の例では、上位4桁がいずれも“1001”であるため、同一の書籍であることを示している。
図6は、参照コンテンツ記憶手段D3に記憶された情報の一例を示す図である。図6に示すように、参照コンテンツ記憶手段D3には、対象IDおよび観点に対応付けて1以上の参照コンテンツパスが列挙される形式で記憶されている。参照コンテンツ記憶手段D3においては、対象IDと観点の語句の組み合わせが、観点を特定可能な観点識別情報(以下、観点IDという)としての役割を果たしている。参照コンテンツパスとしては、データ管理サーバ20内(参照コンテンツ記憶手段D3内)のコンテンツのパスと、データ管理サーバ20以外の公開されたサーバを特定するURL(Uniform Resouce Locator)との2種類が記憶されている。
観点リスト取得手段21は、携帯型端末10から受信した対象IDを用いて観点記憶手段D2を参照し、該当する観点リストを取得する手段であり、CPU20aが専用のプログラムを実行することにより実現される。観点リスト送信手段22は、観点リスト取得手段21により取得された観点リストを携帯型端末10に送信する手段であり、通信部20gがCPU20aから受けた送信命令を実行することにより実現される。
参照コンテンツ取得手段23は、携帯型端末10から受信した観点ID(対象IDと観点の語句の組み合わせ)を用いて参照コンテンツ記憶手段D3を参照し、該当する参照コンテンツを取得する手段であり、CPU20aが専用のプログラムを実行することにより実現される。参照コンテンツ送信手段24は、参照コンテンツ取得手段21により取得された参照コンテンツを携帯型端末10に送信する手段であり、通信部20gがCPU20aから受けた送信命令を実行することにより実現される。
<2.事前準備>
まず、事前の準備として、利用者は、所定の手順により自身のスマートフォン等を携帯型端末10として機能させるための電子書籍用の専用プログラムを入手する。例えば、専用プログラムを“アプリ”と呼ばれるプログラムとして、ネットワーク上の所定のサーバに登録しておき、利用者がスマートフォンから、そのサーバにアクセスしてダウンロードすることにより、専用プログラムを入手することができる。この専用プログラムをスマートフォンにダウンロードすることにより、URL等のデータ管理サーバ20にアクセスするためのネットワーク上のアドレスが携帯型端末10の記憶装置10cに格納される。
また、利用者は、ネットワークを介したダウンロード等により書籍データを取得し、記憶装置10cに格納する。これにより、携帯型端末10内に書籍データ記憶手段D1が形成される。
<3.処理動作>
次に、本実施形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの処理動作について、図7のシーケンス図を用いて説明する。利用者が、電子書籍用のアプリケーションを起動させると、指示入力部10dを介した利用者の指示に応じて書籍データを表示部10fに表示させることが可能な状態となる。この状態で、利用者は、表示する書籍データの範囲を指定する。すると、表示範囲決定手段11は、指示入力部10dによる指示入力内容に基づいて、表示する書籍データの範囲を決定する(ステップS11)。具体的には、利用者が表示するページを指定し、表示範囲決定手段11は指定されたページに対応する書籍データを表示範囲として決定する。実際には、CPU10aが、指定されたページに対応する書籍データを、RAM10b内の表示用メモリとして確保された領域に読み込み、読み込まれた書籍データが表示範囲として決定されることになる。この際、RAM10bとは別に表示用メモリが用意されている場合は、その表示用メモリに書籍データを読み込む。
そして、参照対象特定手段12が、表示範囲決定手段11により決定された表示範囲に含まれる参照対象を特定する(ステップS12)。具体的には、参照対象特定手段12を実現するCPU10aが、表示用メモリに読み込まれた書籍データに付随する対象ID(参照対象を特定するID)を取得することにより参照対象を特定する。対象IDが複数存在する場合は、複数の対象IDを取得することになる。
一方、CPU10aは、表示メモリに読み込まれた書籍データを表示部10fに表示する。これにより、表示部10fには、図8(a)に示すような状態で書籍データが表示される。CPU10aは、HTMLで記述された書籍データを解釈して表示部10fに表示する。本実施形態では、参照対象となる文字列には、表示の際に所定の加工が行われるHTMLタグを付与しているため、参照対象には加工が行われて表示される。図8(a)では、参照対象である「カブトムシ」「クワガタムシ」「ハチ」の各文字列を枠で囲み、表示加工が行われることを示している。表示加工は、様々な形態で行うことができ、例えば、図4に示したHTMLタグが付与されている場合は、青色(color=blue)で表示されることになる。
次に、対象識別情報送信手段13が、参照対象特定手段12により取得された対象IDをデータ管理サーバ20に送信する(ステップS13)。図8の例では、「カブトムシ」「クワガタムシ」「ハチ」にそれぞれ対応する“10010001”、“10010002”、“10010003”の3つの対象IDが送信されることになる。
データ管理サーバ20では、携帯型端末10から送信された対象IDを、通信部20gが受信する。そして、観点リスト取得手段21が、受信した対象IDで観点記憶手段D2を参照し、対応する観点リストを取得する(ステップS14)。対象IDが複数存在する場合は、複数の対象IDに対応して、複数の観点リストを取得することになる。本例では、図5に示した対象ID“10010001”、“10010002”、“10010003”に対応する観点リストが取得されることになる。続いて、観点リスト送信手段22が、取得された観点リストを携帯型端末10に送信する(ステップS15)。
携帯型端末10では、データ管理サーバ20から送信された観点リストを、通信部10gが受信する。そして、受信した観点リストを、観点リスト表示手段14が表示する(ステップS16)。実際には、受信した観点リストを、CPU10aが表示部10fに表示させる。観点リストが表示された際の、画面の状態を図8(b)に示す。観点リストを表示する場合、画面の左側の所定の領域が、観点リスト表示領域として確保される。この際、観点リストの数が多く、全てが観点リスト表示領域に収まらない場合は、スクロール可能な状態とする。図8(b)の例では、観点リストが3件あり、観点リスト表示領域に収まらないため、「カブトムシ」「クワガタムシ」の2件の観点リストを表示し、「ハチ」の観点リストについては、「▽」のマークにより下方にスクロール可能であることを示している。したがって、「ハチ」の観点リストについては、下方にスクロールすることにより、表示されることになる。表示された観点リストの中から、利用者が1つの観点を選択すると、観点識別情報送信手段は選択された観点を認識し、選択された観点を特定する観点IDとともに、参照コンテンツ要求を、データ管理サーバ20に送信する(ステップS17)。
データ管理サーバ20では、携帯型端末10から送信された参照コンテンツ要求と観点IDを、通信部20gが受信する。そして、参照コンテンツ取得手段23が、受信した観点IDで参照コンテンツ記憶手段D3を参照し、対応する参照コンテンツを取得する(ステップS18)。具体的には、図6に示したように、観点ID(対象IDと観点の語句の組み合わせ)に対応する参照コンテンツパスを取得し、参照コンテンツパスが、参照コンテンツ記憶手段D3内を示している場合は、その参照コンテンツパスを利用して参照コンテンツを取得する。そして、観点IDに対応する参照コンテンツが複数存在する場合は、複数の参照コンテンツを取得することになる。続いて、参照コンテンツ送信手段24が、参照コンテンツ取得手段23により取得された参照コンテンツを携帯型端末10に送信する(ステップS19)。
携帯型端末10では、データ管理サーバ20から送信された参照コンテンツを、通信部10gが受信する。そして、受信した参照コンテンツを、参照コンテンツ表示手段16が表示する(ステップS20)。具体的には、CPU10aが、受信した参照コンテンツを表示部10fに表示させる。参照コンテンツを複数受信した場合は、複数の参照コンテンツを所定の体裁で表示する。
上記ステップS18において、参照コンテンツ記憶手段D3に、観点IDに対応する参照コンテンツが存在せず、参照コンテンツのURLが記録してある場合は、参照コンテンツ送信手段24は、そのURLを携帯型端末10に送信する。そして、携帯型端末10では、通信部10gが参照コンテンツのURLを受信すると、そのURLを利用して参照コンテンツが存在するサイトにアクセスし、参照コンテンツを取得する。そして、参照コンテンツ表示手段16は、取得した参照コンテンツを表示する。
図9は、参照コンテンツ表示手段16により参照コンテンツが画面に表示された状態を示す図である。図9に示すように、参照コンテンツは、書籍データ表示領域に、書籍データに重ねて表示される。複数の参照コンテンツが取得された場合は、1つを中央に表示し、他の参照コンテンツは所定の比率で縮小して表示する。縮小しても書籍データ表示領域に収まらない場合は、中央に表示された参照コンテンツの背後に一部が隠れる状態で表示させる。中央に表示された参照コンテンツの両側には、左右を示すマークが表示され、このマークが操作されると、CPU10aが、中央に表示する参照コンテンツを他の参照コンテンツと入れ替える処理を行う。
<4.第1・第2の応用形態・システム構成>
次に、第1・第2の応用形態について説明する。第1・第2の応用形態では、上記実施形態(以下、基本形態という)において、参照コンテンツの参照先とされた参照先サーバから、逆引きを行うことを特徴とする。図10は、本発明の第1・第2の応用形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの構成図である。図10中、基本形態と同一の構成要素については、同一符号を付してある。携帯型端末10は、基本形態に示したものと同様の構成であるが、データ管理サーバ20´は、基本形態におけるデータ管理サーバ20と若干異なっている。40は参照先サーバである。携帯型端末10、データ管理サーバ20´、参照先サーバ40は、インターネット等の公衆のネットワーク30に接続されており、互いにデータの送受信が可能となっている。
携帯型端末10は、スマートフォンとしての基本的な構成と、WWWブラウザにより、参照先サーバ40から取得した情報に基づき、データ管理サーバ20に、参照先サーバ40が有する参照コンテンツのパスである参照コンテンツパスを送信する参照コンテンツパス送信手段、データ管理サーバ20から受信した書籍情報を表示する書籍情報表示手段としての機能を有する。
データ管理サーバ20´のハードウェア構成は、図3(a)と同一である。図11(a)は、データ管理サーバ20´の機能ブロック図である。図3(a)に示したハードウェア構成において、CPU20aが記憶装置20cに記憶されたプログラムをRAM20bに読み込んで実行することにより、データ管理サーバ20´は、図11(a)に示した各手段を機能させることが可能となる。図11(a)に示すように、データ管理サーバ20´は、観点記憶手段D2、参照コンテンツ記憶手段D3、観点リスト取得手段21、観点リスト送信手段22、参照コンテンツ取得手段23、参照コンテンツ送信手段24に加えて、書籍情報記憶手段D4、書籍情報取得手段25、書籍情報送信手段26、観点統合サイト作成手段27を有する。
書籍情報記憶手段D4は、書籍識別情報である書籍IDに対応付けて書籍に関する情報である書籍情報を記憶した記憶手段である。本実施形態では、書籍情報として書籍のタイトル、表紙画像のパス、表紙画像を記憶している。書籍情報記憶手段D4は、記憶装置20c内にタイトル、表紙画像のパス、表紙画像を記憶するための所定の領域を確保することにより実現される。
図12は、書籍情報記憶手段D4に記憶された情報の一例を示す図である。図12に示すように、書籍情報記憶手段D4には、書籍IDに対応付けてその書籍のタイトル、その書籍の表紙画像パスが対応付けて記憶されている。
書籍情報取得手段25は、携帯型端末10から受信した参照コンテンツパスを用いて参照コンテンツ記憶手段D3、書籍情報記憶手段D4を参照し、対応する書籍情報を取得する手段であり、CPU20aが専用のプログラムを実行することにより実現される。書籍情報送信手段26は、書籍情報取得手段25により取得された参照コンテンツを携帯型端末10に送信する手段であり、通信部20gがCPU20aから受けた送信命令を実行することにより実現される。
観点統合サイト作成手段27は、第2の応用形態で用いるものであり、参照コンテンツ記憶手段D3内に記憶された同一の観点について、参照コンテンツパスを抽出し、各参照コンテンツパスをまとめたHTMLページを観点統合サイトとして作成する手段であり、CPU20aが専用のプログラムを実行することにより実現される。
<5.第1の応用形態・処理動作>
次に、第1の応用形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの処理動作について、図13のシーケンス図を用いて説明する。利用者が、携帯型端末10から参照先サーバ40にアクセスすると、携帯型端末10のWWWブラウザとしての機能、および参照先サーバ40のWWWサーバとしての機能により、携帯型端末10は、参照先サーバ40からHTMLページを受信し、CPU10aが解釈して表示部10fに表示する。具体的には、携帯型端末10は、参照先サーバ40にHTMLページの送信を要求し(ステップS21)、参照先サーバ40は、要求に応じて携帯型端末10にHTMLページを送信する(ステップS22)。
参照先サーバ40から受信したHTMLページに埋め込まれたスクリプトは、携帯型端末10が備えるWWWブラウザにより、実行される。現実には、CPU10aがスクリプトを読み込み、実行することになる。参照先サーバ40から受信したHTMLページには、データ管理サーバ20´にアクセスして、参照先サーバ40内の参照コンテンツを特定する参照コンテンツパスをデータ管理サーバ20´にアクセスするためのスクリプトが埋め込まれているので、CPU10aは、このスクリプトを実行し、データ管理サーバ20´に参照コンテンツパスを送信する(ステップS23)。ステップS21〜S23までの処理は、参照先サーバ40のHTMLページにスクリプトを埋め込んでおき、携帯型端末10は汎用のWWWブラウザを備えるだけで実現される。
データ管理サーバ20´では、通信部20gが携帯型端末10から参照コンテンツパスを受信する。そして、書籍情報取得手段25が、書籍IDを取得する(ステップS24)。具体的には、まず、書籍情報取得手段25は、受信した参照コンテンツパスで参照コンテンツ記憶手段D3を参照し、対応する対象IDおよび観点を取得する。取得した対象IDは、上述のように上位の所定の桁数(本例では4桁)が書籍IDとなっているので、書籍情報取得手段25は、上位の所定の桁数のみ抽出することにより、書籍IDを取得する。
次に、書籍情報取得手段25は、取得した書籍IDで書籍情報記憶手段D4を参照し、対応するタイトルおよび表紙画像を書籍情報として取得する(ステップS25)。そして、書籍情報送信手段26が、書籍情報取得手段25により取得された書籍情報を携帯型端末10に送信する(ステップS26)。
携帯型端末10は、書籍情報を受信すると、WWWブラウザの機能により受信した書籍情報を表示する。具体的には、CPU10aが、受信した書籍情報を表示部10gに表示させる処理を行う。図14に、書籍情報を表示した携帯型端末10の画面の例を示す。図14に示すように、携帯型端末10から参照先サーバ40にアクセスすると、参照先サーバ40のHTMLページが表示され、その一部にデータ管理サーバ20から取得された書籍情報が表示される。基本形態では、書籍データから関連するサイトを参照コンテンツとして取得するのみであったが、第1の応用形態では、参照コンテンツが存在する参照先サーバから書籍の情報を取得している。すなわち、第1の応用形態における処理は、基本形態における処理の逆引きとなっている。なお、上記説明では、携帯型端末10に表示させる書籍情報を、タイトルおよび表紙画像としたが、タイトル、表紙画像のどちらか一方であっても良い。
<6.第2の応用形態・処理動作>
次に、第2の応用形態について説明する。第2の応用形態では、書籍の別に関わらず、同一の観点語句についての参照コンテンツ先を統合したサイトを作成する。第2の応用形態における処理は、データ管理サーバ20´単体で行う。第2の応用形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの処理動作について、図15のフローチャートを用いて説明する。
まず、観点統合サイト作成手段27が、参照コンテンツ記憶手段D3内の観点の項目を参照し、統合対象とする観点を決定する(ステップS31)。具体的には、参照コンテンツ記憶手段D3内の観点の項目の先頭のレコードの観点を統合対象とする観点として決定する。既に、その観点について、統合サイトが作成されている場合には、次のレコードの観点を統合対象とする。例えば、図6の例では、先頭のレコードの“驚きの生態”が統合対象の観点として決定されることになる。
統合対象の観点が決定したら、観点統合サイト作成手段27は、参照コンテンツ記憶手段D3の観点の項目において、統合対象とされた観点と同一の観点となる参照コンテンツパスを抽出する(ステップS32)。1つの観点について複数の参照コンテンツパスが記録されている場合は、全て抽出する。
次に、観点統合サイト作成手段27は、抽出した各参照コンテンツパスに所定の画像を割り当て、各参照コンテンツパスへのアクセス命令をスクリプトとして埋め込んだHTMLページを作成する(ステップS33)。そして、観点統合サイト作成手段27は、作成したHTMLページを公開サイトとして登録する(ステップS34)。具体的には、作成したHTMLページを観点統合サイトとして統合サイト記憶手段D5に格納する。
上記のようにして、観点統合サイトとなるHTMLページが作成された後、携帯型端末10がWWWブラウザの機能により、データ管理サーバ20の観点統合サイトにアクセスしたとする。すると、データ管理サーバ20は、統合サイト記憶手段D5に記憶された観点統合サイトのHTMLページを携帯型端末10に送信する。携帯型端末10は、WWWブラウザの機能により、受信したHTMLページを表示部10fに表示する。この際、携帯型端末10の画面に表示された観点統合サイトを図16に示す。
観点統合サイトには、複数の参照コンテンツパスに対応する枠が表示される。図16の例では、4つの参照コンテンツパスに対応した4つの枠が表示されている。各枠には、異なる参照コンテンツパスへのアクセス命令がスクリプトとして記録されている。実際には、図16に示した各枠には、各参照コンテンツ先を表現した画像が表示されることになる。携帯型端末10を用いて観点統合サイトにアクセスした利用者は、いずれかの枠を選択指示することにより、対応する参照コンテンツ先にアクセスすることができる。
<7.第3の応用形態・システム構成>
次に、第3の応用形態について説明する。第3の応用形態では、紙の書籍を利用して関連する書籍の情報を取得する。図17は、本発明の第3の応用形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの構成図である。図17中、基本形態、第1・第2の応用形態と同一の構成要素については、同一符号を付してある。携帯型端末10´は、データ管理サーバ20´´は、それぞれ基本形態、第1・第2の応用形態における携帯型端末10、データ管理サーバ20、データ管理サーバ20´と若干異なっている。図17において、Bは書籍であり、Kは印刷・貼付等により書籍に付された光学シンボルである。携帯型端末10´、データ管理サーバ20´´は、インターネット等の公衆のネットワーク30に接続されており、互いにデータの送受信が可能となっている。
携帯型端末10´のハードウェア構成は、図2(a)と同一である。図18(a)は、携帯型端末10´の機能ブロック図である。図2(a)に示したハードウェア構成において、CPU10aが記憶装置10cに記憶されたプログラムをRAM10bに読み込んで実行することにより、携帯型端末10´は、図18(a)に示した各手段を機能させることが可能となる。図18(a)に示すように、携帯型端末10´は、表示範囲決定手段11、参照対象特定手段12、対象識別情報送信手段13、観点リスト表示手段14、観点識別情報送信手段15、参照コンテンツ表示手段16、書籍データ記憶手段D1に加えて、光学シンボル読取手段17、書籍コード送信手段18を有する。
光学シンボル読取手段17は、書籍Bに付された光学シンボルKに記録されている情報を取得する手段であり、CPU10aがカメラ部10hで撮影した画像に対して画像処理を行うことにより実現される。光学シンボルとは、情報を光学識別可能に記録したものであり、バーコード等の一次元コードや、QRコード(登録商標)等の二次元コードを用いることができる。本実施形態では、書籍を識別可能な書籍コードを記録したバーコードを、光学シンボルKとして採用している。書籍コード送信手段18は、光学シンボル読取手段17が光学シンボルKから取得した書籍コードをデータ管理サーバ20に送信する手段であり、通信部10gがCPU10aから受けた送信命令を実行することにより実現される。また、携帯型端末10´は、通信部10gが関連書籍情報を受信した場合に、CPU10aが表示部10hを制御することにより、関連書籍情報を表示する関連書籍情報表示手段としての機能も有する。
データ管理サーバ20´´のハードウェア構成は、図3(a)と同一である。図18(b)は、データ管理サーバ20´´の機能ブロック図である。図3(a)に示したハードウェア構成において、CPU20aが記憶装置20cに記憶されたプログラムをRAM20bに読み込んで実行することにより、データ管理サーバ20´´は、図18(b)に示した各手段を機能させることが可能となる。図18(b)に示すように、データ管理サーバ20´´は、観点記憶手段D2、参照コンテンツ記憶手段D3、書籍情報記憶手段D4、観点リスト取得手段21、観点リスト送信手段22、参照コンテンツ取得手段23、参照コンテンツ送信手段24、書籍情報取得手段25、書籍情報送信手段26に加えて、関連書籍情報取得手段28、関連書籍情報送信手段29、書籍コード記憶手段D6、関連書籍識別情報記憶手段D7を有する。
書籍コード記憶手段D6は、書籍を特定するコードである書籍コードと書籍IDを記憶した記憶手段である。関連書籍識別情報記憶手段D7は、参照コンテンツパスと関連書籍IDを対応付けて記憶した記憶手段である。書籍コード記憶手段D6、関連書籍識別情報記憶手段D7は、記憶装置20c内にそれぞれ書籍コードと書籍ID、参照コンテンツパスと関連書籍IDを記憶するための所定の領域を確保することにより実現される。
図19は、書籍コード記憶手段D6に記憶された情報の一例を示す図である。書籍コードと書籍IDはいずれも書籍を特定する情報であるので、同一のものを利用すれば、書籍コード記憶手段D6を用意する必要はない。
図20は、関連書籍識別情報記憶手段D7に記憶された情報の一例を示す図である。図20に示すように、関連書籍識別情報記憶手段D7には、参照コンテンツパスに対応付けて関連書籍IDが記憶されている。
関連書籍情報取得手段28は、携帯型端末10から受信した書籍コードを用いて書籍コード記憶手段D6を参照して該当する書籍IDを取得し、書籍IDを用いて参照コンテンツ記憶手段D3を参照して該当する参照コンテンツパスを取得し、参照コンテンツパスを用いて関連書籍識別情報記憶手段D7を参照して該当する関連書籍IDを取得し、関連書籍IDを書籍IDとして書籍情報記憶手段D4を参照して該当する書籍情報を取得する手段であり、CPU20aが専用のプログラムを実行することにより実現される。関連書籍情報送信手段29は、関連書籍情報取得手段28により取得された書籍情報を関連書籍情報として携帯型端末10に送信する手段であり、通信部20gがCPU20aから受けた送信命令を実行することにより実現される。
<8.第3の応用形態・処理動作>
第3の応用形態に係る電子書籍の参照コンテンツ表示システムの処理動作について、図21のシーケンス図を用いて説明する。利用者が、紙の書籍に興味を持ち、関連する書籍の情報も知りたいと考えたとする。この場合、利用者は、携帯型端末10の指示入力部10dを操作することにより携帯型端末10のカメラ部10hを起動させる。カメラ部10hが起動したら、利用者は、カメラ部10hのレンズを書籍に添付された光学シンボルKに向ける。カメラ部10hが光学シンボルを認識すると、カメラ部10hは光学シンボルKを撮影し、光学シンボルKに記録された情報を読み取る(ステップS41)。光学シンボルKには、様々な情報を記録することができるが、このうち、所定の書籍コードが記録されていることを認識した場合には、書籍コード送信手段18が、事前に記憶装置10cに登録されたURLを利用して、データ管理サーバ20にアクセスして書籍コードを送信する(ステップS42)。例えば、光学シンボルがバーコードである場合は、CPU10aが専用プログラムを実行し、バーコードに記録された情報が書籍コードであるか否かを判断する。そして、バーコードに記録された情報が書籍コードである場合は、記憶装置10cに登録されているURLで特定されるデータ管理サーバ20に、読み取りにより取得した書籍コードを送信する。
データ管理サーバ20では、通信部20gが携帯型端末10から書籍コードを受信する。そして、関連書籍情報取得手段28が、受信した書籍コードで書籍コード記憶手段D6を参照し、対応する書籍IDを取得する(ステップS43)。次に、関連書籍情報取得手段28は、取得した書籍IDで参照コンテンツ記憶手段D3を参照し、対応する参照コンテンツパスを取得する(ステップS44)。図6の例では、書籍IDは対象IDの上位4桁であるので、書籍IDと一致する上位4桁を有する対象IDに対応する参照コンテンツパスを取得する。複数の参照コンテンツパスが該当する場合は、それらを全て取得する。
次に、関連書籍情報取得手段28は、取得した参照コンテンツパスで関連書籍識別情報記憶手段D7を参照し、対応する関連書籍IDを取得する(ステップS45)。ステップS45において、複数の参照コンテンツパスが得られた場合は、複数の参照コンテンツパスそれぞれに対応する関連書籍IDを全て取得する。次に、関連書籍情報取得手段28は、取得した関連書籍IDを書籍IDとして書籍情報記憶手段D4を参照し、対応するタイトルおよび表紙画像パスを関連書籍情報として取得する(ステップS46)。そして、関連書籍情報送信手段29が、関連書籍情報取得手段28により取得された関連書籍情報を携帯型端末10に送信する(ステップS47)。
携帯型端末10では、通信部10gが関連書籍情報を受信する。そして、受信した関連書籍情報を、関連書籍情報表示手段が表示する(ステップS48)。具体的には、CPU10aが、受信した関連書籍情報を表示部10fに表示させる。関連書籍情報を複数受信した場合は、複数の関連書籍情報を所定の体裁で表示する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、電子書籍がページ単位で構成されており、表示範囲の決定をページ単位で行う場合について説明したが、電子書籍がページ単位でなく巻物のように、任意の行数だけ移動させて読み進める巻物形式であっても良い。巻物形式の場合、利用者の指示に従って表示面積の増分を決定し、その増分に相当する文字列に対応する書籍データをHTMLタグとともに読み込む。これにより表示範囲が決定されるので、読み込まれたHTMLタグに含まれる対象IDを参照対象として取得する。
また、上記実施形態では、観点として、書籍に登場する「昆虫」についての観点について説明したが、小説に登場する「喫茶店」についての「モデルとなった店」、小説に登場する「人物」についての「死の解釈」、動物の習性の解説に対する「別の説」、本能寺の変が起こった頃の「同時代のヨーロッパの状況」、主人公の決め台詞についての「台詞の元ネタ」等、特定の様式にとらわれず、利用者が自分では思い付かないが興味を惹く様々な観点を付することが可能である。
上記実施形態では、基本形態と第1〜第3の応用形態に分けて説明したが、各形態において説明した各手段を適宜組み合わせて実施するようにしても良い。例えば、第2の応用形態と第3の応用形態の各手段を組み合わせて、参照される書籍の光学シンボルを撮影して書籍コードを取得し、関連書籍IDを取得した後、関連書籍識別情報記憶手段D7から参照コンテンツパスを取得することにより書籍データ記憶手段D1に記憶された書籍データに関する書籍情報を逆に取得するようにしても良い。
本発明は、書籍データを端末装置に表示する電子書籍に関する産業、特に、表示された書籍の文字データに関連する情報を表示するための産業に利用可能である。
10、10´・・・携帯型端末(電子書籍装置)
10a・・・CPU
10b・・・RAM
10c・・・記憶装置
10d・・・指示入力部
10e・・・データ入出力I/F
10f・・・表示部
10g・・・通信部
10h・・・カメラ部
11・・・表示範囲決定手段
12・・・参照対象特定手段
13・・・対象識別情報送信手段
14・・・観点リスト表示手段
15・・・観点識別情報送信手段
16・・・参照コンテンツ表示手段
17・・・光学シンボル読取手段
18・・・書籍コード送信手段
20、20´、20´´・・・データ管理サーバ
20a・・・CPU
20b・・・RAM
20c・・・記憶装置
20d・・・入力I/F
20e・・・データ入出力I/F
20f・・・表示出力I/F
20g・・・通信部
21・・・観点リスト取得手段
22・・・観点リスト送信手段
23・・・参照コンテンツ取得手段
24・・・参照コンテンツ送信手段
25・・・書籍情報取得手段
26・・・書籍情報送信手段
27・・・観点統合サイト作成手段
28・・・関連書籍情報取得手段
29・・・関連書籍情報送信手段
30・・・ネットワーク
40・・・参照先サーバ
100、101、102・・・電子書籍の参照コンテンツ表示システム
B・・・書籍
D1・・・書籍データ記憶手段
D2・・・観点記憶手段
D3・・・参照コンテンツ記憶手段
D4・・・書籍情報記憶手段
D5・・・統合サイト記憶手段
D6・・・書籍コード記憶手段
D7・・・関連書籍識別情報記憶手段
K・・・光学シンボル

Claims (6)

  1. 書籍データを表示する電子書籍装置と、前記書籍データに関連するデータを管理するデータ管理サーバが、データ送受信可能に接続された電子書籍の参照コンテンツ表示システムであって、
    前記電子書籍装置は、
    利用者からの指示に従って表示範囲を決定する表示範囲決定手段と、
    前記表示範囲決定手段により決定された表示範囲に含まれる参照対象を特定する対象識別情報を取得する参照対象特定手段と、
    前記参照対象特定手段により取得された対象識別情報を前記データ管理サーバに送信する対象識別情報送信手段と、
    前記データ管理サーバから受信した観点リストを表示する観点リスト表示手段と、
    前記表示された観点リストの中から利用者により指定された観点を特定する観点識別情報を取得し、前記データ管理サーバに送信する観点識別情報送信手段と、
    前記データ管理サーバから受信した参照コンテンツを表示する参照コンテンツ表示手段と、を有し、
    前記データ管理サーバは、
    前記対象識別情報と前記観点リストを対応付けて記憶した観点記憶手段と、
    前記観点識別情報と参照コンテンツを対応付けて記憶した参照コンテンツ記憶手段と、
    前記対象識別情報に対応する観点リストを取得する観点リスト取得手段と、
    前記取得された観点リストを前記電子書籍装置に送信する観点リスト送信手段と、
    前記電子書籍装置から受信した観点識別情報で前記参照コンテンツ記憶手段を参照し、対応する参照コンテンツを取得する参照コンテンツ取得手段と、
    前記参照コンテンツ取得手段により取得された参照コンテンツを前記電子書籍装置に送信する参照コンテンツ送信手段と、
    を有することを特徴とする電子書籍の参照コンテンツ表示システム。
  2. 前記参照コンテンツ送信手段は、前記観点識別情報に対応する参照コンテンツが参照コンテンツ記憶手段に記憶されておらず、参照コンテンツパスが前記データ管理サーバ以外の外部のサーバを示している場合に、当該外部のサーバを参照先サーバとして示す参照コンテンツパスを前記電子書籍装置に送信するものであり、
    前記電子書籍装置は、前記参照コンテンツ送信手段から受信した参照コンテンツパスを用いて前記参照先サーバにアクセスし、当該参照先サーバから参照コンテンツを受信した後、前記参照コンテンツ表示手段が前記参照先サーバから受信した参照コンテンツを表示することを特徴とする請求項1に記載の電子書籍の参照コンテンツ表示システム。
  3. 前記電子書籍装置は、
    ネットワークを介して前記参照先サーバから取得した情報に基づき、前記データ管理サーバに、前記参照先サーバを示す前記参照コンテンツパスを送信する参照コンテンツパス送信手段と、
    前記データ管理サーバから受信した書籍情報を表示する書籍情報表示手段と、を更に有し 、
    前記データ管理サーバは、
    書籍識別情報に対応付けてタイトル、表紙画像の一方を少なくとも含む書籍情報を記憶した書籍情報記憶手段と、
    前記電子書籍装置から受信した参照コンテンツパスで前記参照コンテンツ記憶手段を参照し、対応する対象IDおよび観点を取得し、取得した対象IDに含まれる書籍IDを取得した後、当該書籍IDで前記書籍情報記憶手段を参照し、対応するタイトル、表紙画像の一方を少なくとも含む書籍情報を取得する書籍情報取得手段と、
    前記書籍情報取得手段により取得された書籍情報を前記電子書籍装置に送信する書籍情報送信手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項2に記載の電子書籍の参照コンテンツ表示システム。
  4. 前記データ管理サーバは、
    前記参照コンテンツ記憶手段内に記憶された共通の観点を有する参照コンテンツパスを取得し、取得されたコンテンツパスへのアクセス命令を記述した統合ページデータを作成する観点統合サイト作成手段と、
    前記作成された統合ページデータを外部からアクセス可能なデータとして記憶する統合サイト記憶手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子書籍の参照コンテンツ表示システム。
  5. 前記電子書籍装置は、
    書籍に付された光学シンボルを読み取る光学シンボル読取手段と、
    前記光学シンボルから読み取った書籍識別情報を前記データ管理サーバに送信する書籍識別情報送信手段と、
    前記データ管理サーバから受信した関連書籍情報を表示する関連書籍情報表示手段と、
    を更に有し、
    前記データ管理サーバは、
    前記参照コンテンツパスと関連書籍識別情報を対応付けて記憶した関連書籍識別情報記憶手段と、
    前記電子書籍装置から受信した書籍識別情報で前記参照コンテンツ記憶手段を参照して参照コンテンツパスを取得し、当該参照コンテンツパスで関連書籍識別情報記憶手段を参照して関連書籍識別情報を取得し、当該関連書籍識別情報を書籍識別情報として前記書籍情報記憶手段を参照し、関連書籍の書籍情報である関連書籍情報を取得する関連書籍情報取得手段と、
    前記関連書籍情報取得手段により取得された関連書籍情報を前記電子書籍装置に送信する関連書籍情報送信手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子書籍の参照コンテンツ表示システム。
  6. 書籍データを表示する電子書籍装置と、当該電子書籍装置にデータ送受信可能に接続され、前記書籍データに関連するデータを管理するデータ管理サーバと、を利用した電子書籍の表示方法であって、
    前記電子書籍装置が、利用者からの指示に従って表示範囲を決定する段階と、
    前記電子書籍装置が、前記決定された表示範囲に含まれる参照対象を取得する段階と、
    前記電子書籍装置が、前記参照対象を特定する対象識別情報を前記データ管理サーバに送信する段階と、
    前記データ管理サーバが、前記対象識別情報に対応する観点リストを取得する段階と、
    前記データ管理サーバが、前記取得した観点リストを前記電子書籍装置に送信する段階と、
    前記電子書籍装置が、前記観点リストを表示する段階と、
    前記電子書籍装置が、前記観点リストの中から利用者により指定された観点を特定する観点識別情報を前記データ管理サーバに送信する段階と、
    前記データ管理サーバが、前記観点識別情報に対応する参照コンテンツを取得する段階と、
    前記データ管理サーバが、前記取得した参照コンテンツを前記電子書籍装置に送信する段階と、
    前記電子書籍装置が、前記参照コンテンツを表示する段階と、
    を有することを特徴とする電子書籍の表示方法。
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