JP5940873B2 - 遊技台監視ユニット、遊技場システム、情報登録装置及び遊技台管理システム - Google Patents

遊技台監視ユニット、遊技場システム、情報登録装置及び遊技台管理システム Download PDF

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Description

本発明は、遊技用チップ等を実装した遊技台のチップID等を監視する遊技台監視ユニットに関する。ここで、遊技台とは、遊技機、カードユニット及びその周辺装置をいう。
パチンコ遊技のような遊技機が設置される遊技場では、遊技用チップが不正に交換される等の行為が問題になっている。このような不正は、通常は、営業終了後の遊技機等の電源が遮断されている夜間帯に行われる。このような問題に対処するため、特許文献1に開示されたパチンコホールの自動監視装置では、夜間は不正侵入や行為のあった時のみそれを「島」のパチンコ台連設面を担当するカメラでビデオ録画することで、翌朝のチェックを簡単かつ確実にしている。
また、特許文献2に開示された遊技機では、遊技機内に夜間監視制御基板を設け、電源回路からの電源の供給が停止している時に扉が開状態になると開放情報を記憶しておき、翌朝に電源の供給が開始されると、記憶している開放情報を出力し、アラーム等を出力する。
さらに遊技機をメーカから遊技場へ輸送中や保管中においても、同様に不正に交換されるなどの行為も問題になっている。
特開2002−52235号公報 特開2008−142135号公報
特許文献1の自動監視装置では、大規模の遊技場の場合はカメラを随所に設置する必要があるため、監視コストが高くなる。また、カメラの位置が判明してしまうと不正侵入等が容易になり、また、夜間の不正侵入等の事実が翌朝以降にならないと判明しないという課題もある。特許文献2の遊技機も、電源が再供給されないと開放情報が出力されないので、翌朝の営業開始時にならないと不正行為の事実を検知することができない。このような問題は、通常、遊技場では、営業時間外になると、すべての遊技機の電源を断にすることに起因する。このような問題は、営業時間内の通電時に電力を充電しておき、営業時間外になると、充電電力を用いて種々の監視装置を稼働させることで夜間監視を行うことで解消できると考えられる。しかし、充電電力だけで営業時間外、例えば夜間のすべての時間にわたって監視装置を稼働させるためには、充電装置が大規模になる。
また、上記特許文献1,2その他の特許文献に開示された技術は、遊技場内で生じる不正行為の監視が主であり、遊技機及びその構成部品の輸送や保管過程における不正行為についても検知するという視点が無かった。
本発明は、このような問題を解決するために、例えば遊技機及びその構成部品に対する不正行為を簡易かつ効果的に検知するとともに、遊技機等の輸送や保管過程についての不正も検知することを容易にする装置を提供することを主たる課題とする。
本発明は、遊技台監視ユニット、遊技場システム、情報登録装置及び遊技台管理システムを提供する。
本発明の遊技台監視ユニットは、遊技機、又は遊技機とその周辺装置を含んで構成される遊技台に装備される遊技台監視ユニットであって、前記遊技台の構成部品が遊技場に納入されたときの出荷情報、遊技場における前記遊技台の設置状況を表す遊技場情報、前記遊技台のメンテナンス情報を取得可能にするとともに、前記遊技台の稼働状況を表す監視情報については、これを継続的に取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得した情報を無線により他の情報処理装置へ伝達する無線モジュールとを備えており前記情報取得手段は、前記出荷情報を登録するための出荷情報登録装置、前記遊技場情報を登録するための遊技場登録装置、又は、前記メンテナンス情報を出力する遊技場保守装置と接続するための第1の入力コネクタと、前記遊技台から前記監視情報を取り込むための第2の入力コネクタとを備え、前記第1の入力コネクタ又は前記第2の入力コネクタは、接続先と接続されたとき又は接続が断たれたときに、現在の接続状況を表す信号を前記無線モジュールへ出力することを特徴とする。
前記出荷情報、前記遊技場情報又は前記メンテナンス情報を調歩同期方式によってシリアル・パラレルデータに変換するデータ変換手段をさらに備え、このデータ変換手段で変換されたデータを無線モジュールに入力するようにしても良い。
本発明の遊技場システムは、上記遊技台監視ユニットと、遊技場に設置される遊技台の前記監視情報を記録する管理コンピュータと、この管理コンピュータと前記遊技台監視ユニットとの間で行われる通信を中継する島コンピュータとを備えたシステムである。
本発明の情報登録装置は、遊技機、又は遊技機とその周辺装置を含んで構成される遊技台を遊技場に設置するときの当該遊技台を前記遊技場において識別するための遊技台識別情報をディジタル情報として生成する遊技台情報生成手と、
前記遊技台と関連付けて設けられ、前記遊技台識別情報を無線により他の情報処理装置へ伝達する無線モジュール及び前記遊技台識別情報を登録する第1登録手段を備えた遊技台監視ユニットと接続する第1インタフェース手段と、前記遊技場に設置され、前記遊技台識別情報を前記遊技台監視ユニットのIDと共に登録する第2登録手段を備えた管理コンピュータと接続する第2インタフェース手段と、前記遊技台情報生成手段で生成した遊技台識別情報を、前記第1インタフェース手段を通じて前記第1登録手段に登録するか、あるいは、前記第2インタフェース手段を通じて前記第2登録手段に登録するかを選択可能にする制御装置とを備えたことを特徴とする。
前記制御装置は、前記遊技台情報生成手段で生成された遊技台識別情報に代えて、前記遊技台監視ユニット又は前記管理コンピュータのいずれかにおいて予め生成された遊技台識別情報のうち未登録のものを選択可能にし、選択したいずれかの遊技台識別情報を前記第1登録手段又は前記第2登録手段に登録するように構成しても良い。
本発明の遊技台管理システムは、上述した本発明の遊技場システムと、本発明の情報登録装置とを備え、前記遊技台監視ユニットで取得した情報を通じて当該遊技台監視ユニットが装着されている遊技台の構成部品の真性又は当該遊技台の稼働状況を監視することを特徴とするシステムである。
本発明によれば、遊技場に多数の遊技台を設置する場合であっても、場内にケーブル等を敷設することなく、簡易に各遊技台の構成部品の真性(不正行為が無いこと)並びに稼働状況の把握、すなわち不正行為がリアルタイムで行われていないかどうかの把握が可能になるという効果がある。
特に、IEEE 802.15.4規格に基づく近距離無線通信を行う無線モジュールは、消費電力が極めて少なく、電池だけでも数年使用できるので、遊技場の営業時間外であっても、上記遊技台の稼働状況を監視することができる。
本発明が適用される遊技台管理システムの全体構成図。 遊技用チップ等の実装、遊技機及びカードユニットの輸送や保管過程、並びに遊技場において加えられる不正を監視するため、遊技用チップ等のID及び遊技場における遊技機の設置状況を情報管理システムで管理する場合の情報の流れを示す図。 情報管理システムの機能構成図。 管理コンピュータの機能構成図。 出荷情報登録装置の機能構成図。 遊技場情報登録装置の機能構成図。 遊技場保守装置の機能構成図。 遊技機等と遊技台監視ユニットとのインタフェースの説明図。 遊技場システムが備える遊技台監視ユニットの機能構成図。 出荷情報登録の手順説明図。 遊技場情報の登録手順説明図。 遊技場情報の追加登録の手順説明図。 管理コンピュータにおける日常的なID情報監視の手順説明図。 営業中の保守員によるメンテナンス作業監視の手順説明図。
図1は、本発明が適用される遊技台管理システムの全体構成図である。ここでは、ある遊技場に設置される遊技場システム100とその関連システムとの接続状態を図示してある。遊技場システム100は、遊技機2に内蔵されている遊技台監視ユニット1に、カードユニット3を接続して構成される。但し、信号の接続の説明を容易にするため、図1では、遊技台監視ユニット1を外部に取り出して説明する。
遊技機2は、例えばパチンコ等の弾球遊技機であり、カードユニット3はファンが保有する遊技カードやプリペイドカード等を挿入して遊技を可能にするユニットである。1組の遊技機2及びカードユニット3を、本実施形態では「遊技台」という。遊技台は、台番号により識別される。遊技台監視ユニット1については後述するが、遊技機2及びカードユニット3の所定部位に設けられたセンサ等に基づいて当該遊技機2及びカードユニット3のメンテナンス状況や稼働状況を監視し、記録する機能を有する。
遊技台は「島」毎に複数台存在する。それぞれの島の遊技台の稼働状況等を、無線通信により接続される遊技台監視ユニット1を通じて監視、制御するのが島コンピュータ4である。各島コンピュータ4は、構内回線(LAN)LNを通じて、管理コンピュータ5に接続されている。
管理コンピュータ5は、遊技場内のすべての遊技台に関する情報を収集して管理するコンピュータである。管理コンピュータ5は、公衆通信網GNを通じて、情報管理システム200及び遊技機メーカシステム300と接続可能である。情報管理システム200は、遊技場等と利害の無い第三者管理機関に設置される情報処理システムである。遊技機メーカシステム300は、遊技制御に影響を与える遊技用チップ等を搭載した遊技機を製造・販売するメーカに設置される情報処理システムである。公衆通信網GNには、上記の遊技用チップ等を製造又は販売するチップメーカに備えられるチップメーカシステム400も接続されている。
遊技場システム100には、それぞれ、遊技台等とは独立に存在する遊技場情報登録装置7及び遊技場保守装置8も含まれる。また、遊技機メーカシステム300には、独立に存在する出荷情報登録装置6も含まれる。
本実施形態では、遊技用チップ等の実装、遊技機2及びカードユニット3の輸送や保管過程、並びに遊技場において加えられる不正を監視するため、遊技用チップ等のID(IDは識別情報の略、以下同じ)及び遊技場における遊技機2の設置状況を情報管理システム200で管理する。この場合の情報の流れを図2に示す。
図2を参照すると、チップメーカシステム400は、情報管理システム200にアクセスして遊技機2やカードユニット3に使用する遊技用チップ等のチップIDの登録を行った後、その遊技用チップ等を遊技機メーカに販売(輸送)する。
遊技機メーカシステム300は、チップメーカより購入した遊技用チップ等を遊技機2に実装(カードユニット3をも販売する場合は、カードユニット3に実装)するとともに、情報管理システム200にアクセスして、遊技機2(及びカードユニット3)の製造登録、具体的には遊技機2(及びカードユニット3)の製造番号を登録する。そして、その遊技機2(及びカードユニット3)を遊技場へ販売(輸送)する。
遊技機メーカは、遊技場への遊技機の販売前(輸送)に、遊技機2に内蔵されている遊技台監視ユニット1の電池V1を接続し、遊技台監視ユニット1の監視機能を有効にするとともに、出荷情報登録装置6を通じて情報管理システム200にアクセスして、遊技機2の出荷登録を行う。以降遊技機2は内蔵された遊技台監視ユニット1により、電池V1の容量が残っている限り遊技機2の監視を続ける。
遊技場では、遊技場システム100を通じて情報管理システム200にアクセスして、遊技機2(及びカードユニット3)の設置登録を行う。
これにより、情報管理システム200は、遊技用チップ等がどの遊技機2あるいはカードユニット3に実装され、それらがどの遊技場に設置されているかを把握することができる。そのため、遊技用チップ等の販売後の輸送や保管過程での不正をも検知することができる。
情報管理システム200は、また、遊技場システム100からの監視情報により、あるいは、遊技場システムにアクセスして、当該遊技場における遊技機2の稼働状況を監視する。遊技場において行われる不正の有無は、後述する遊技場システム100の運用の際に検知されるのであるが、遊技場システム100だけでなく、情報管理システム200によっても検知することができる。
このような不正防止を図るための情報処理を行うための各システムの例について、以下説明する。
[情報管理システム]
情報管理システム200の機能構成例を図3に示す。図3は、不正防止に関する部分だけを挙げている。
情報管理システム200は、公衆通信網GNを通じて外部システムと通信を行うことが可能なサーバ(サーバ機能を有するコンピュータ)と情報管理用プログラムとの協働により実現される。サーバは、CPU(Central Processing Unit)を含む主制御装置を有し、この主制御装置が情報管理用プログラムを読み込んで実行することにより、図3に示すように、サーバ内に、主制御部201、通信制御部202、遊技場管理部203、遊技台管理部204、チップ情報管理部205、オペレータ管理部206を形成するとともに、サーバがアクセス可能な記録装置に、チップ情報DB211、ユニット情報DB212、出荷情報DB213、遊技台の回収情報DB214、メーカ情報DB215、遊技場情報DB216及びオペレータDB217を構築する。
主制御部201は、サーバ内の動作を統括的に制御する。通信制御部202は、公衆通信網GNを通じて、遊技場システム100、遊技機メーカシステム300、チップメーカシステム400との通信を可能にする。
遊技場管理部203は、遊技場システム100から伝送される遊技場情報を遊技場情報DB216で管理する。遊技場情報DB216には、遊技場の識別情報、遊技場における遊技台の設置状況(台番号、遊技機2の機種ID、カードユニット3の機種ID、保守作業が許容されるオペレータのオペレータID等)及び稼働状況(各遊技場の日時毎の各遊技台の稼働状況の監視結果)等が記録される。
遊技台管理部204は、遊技機メーカシステム300から伝送される遊技機2の製造登録情報(カードユニット3を含む場合は当該カードユニット3の製造登録情報を含む)と、遊技機メーカシステム300から伝送される出荷情報、並びに図示しない回収機構より伝達される遊技機2等の回収情報を、ユニット情報DB212、出荷情報DB213、回収情報DB214、メーカ情報DB215で管理する。
ユニット情報DB212には、遊技機2に実装される遊技ユニット名、遊技機2と共に遊技台を構成するカードユニット3のユニット名、各ユニットの製造番号、各ユニットが実装される遊技機2の機種ID、カードユニット3の機種ID、実装される遊技用チップ等のチップID等が登録される。出荷情報DB213には、遊技場名、出荷日、出荷した遊技機2の機種ID、カードユニット3の機種ID等が登録される。回収情報DB213には、遊技機2の機種ID、カードユニット3の機種ID、回収日、登録者名等が記録される。メーカ情報DB215には、遊技機メーカ、チップメーカの識別情報及び遊技機メーカシステム300及びチップメーカシステム400の通信アドレス等が登録される。
チップ情報管理部205は、チップメーカシステム400から伝送される遊技用チップ等のチップIDをチップ情報DB211で管理する。チップ情報DB211には、チップID、製造日、そのチップの機能(用途)等が登録される。
上記の各DB211〜216は、機種IDやチップIDなど、重複して登録されるため、例えばチップIDを把握することができれば、それが実装されているユニットや遊技機2をトレースすることができる。
オペレータ管理部206は、情報管理システム200にアクセスを許容する各拠点のオペレータをオペレータDB217で管理する。オペレータDB217には、所属及び各DBへのアクセス権限及び操作権限を含むオペレータIDが登録される。
[各メーカシステム]
遊技機メーカシステム300及びチップメーカシステム400もまた、通信機能を有するコンピュータとコンピュータプログラムとの協働により実現されるシステムであり、情報管理システム200に対して各種情報の登録を行う。
[遊技場システム]
次に、遊技場システム100の構成要素について、詳しく説明する。
図4は、管理コンピュータ5の機能構成図である。管理コンピュータ5は、公衆通信網GN及び構内回線LNを通じて通信を行うことが可能なコンピュータにより実現される。このコンピュータは、CPUを含む主制御装置を有し、この主制御装置が管理用プログラムを読み込んで実行することにより、図4に示すように、コンピュータ内に、主制御部51、通信制御部52、遊技場管理部53及びオペレータ管理部54を形成するとともに、コンピュータがアクセス可能な記録装置に、遊技台DB55、遊技状況DB56、オペレータDB57及び連携システムDB58を構築する。
主制御部51は、コンピュータ内の動作を統括的に制御する。通信制御部52は、公衆通信網GNを通じて、情報管理システム200との通信を可能にするとともに、構内回線LN及び島コンピュータ4を介して、各遊技台に内蔵された遊技台監視ユニット1との通信を可能にする。
遊技場管理部53は、遊技場情報を遊技台DB55、遊技状況DB56で管理する。遊技台DB55には、遊技台の台番号、遊技機2の機種ID、遊技機2に内蔵されている遊技台監視ユニット1のID、カードユニット3の機種ID等が登録される。遊技状況DB56には、各遊技台の稼働状況(各遊技場の日時毎の各遊技台の稼働状況の監視結果)が記録される。
オペレータ管理部54は、各遊技台の保守作業が許容されるオペレータをオペレータDB57で管理する。オペレータDB57には、オペレータIDが登録される。
連携システムDB58には、管理コンピュータ5と通信するための他の情報処理装置ないしシステムのアドレス等が登録される。
図5は、出荷情報登録装置6の機能構成図である。出荷情報登録装置6は、図1及び図2に示したとおり、遊技機メーカシステム300と独立して存在する遊技機2(及びカードユニット3)の遊技機メーカの出荷情報の登録を行う装置であり、公衆通信網GNを通じて通信を行うことが可能な情報処理装置(コンピュータ)により実現される。
この出荷情報登録装置6は、無線IF部(IFはインタフェースの略、以下同じ)68とカードリーダ69とセットで実施される。コンピュータは、CPUを含む主制御装置を有し、この主制御装置が管理用プログラムを読み込んで実行することにより、図5に示すように、そのコンピュータ内に、主制御部61、通信制御部62、認証部63及びオペレータ管理部64を形成するとともに、コンピュータがアクセス可能な記録装置に、オペレータDB65、出荷情報DB66を構築する。
主制御部61は、出荷情報登録に関わるコンピュータ内の動作を統括的に制御する。通信制御部62は、公衆通信網GNを通じて、登録先となる情報管理システム200との通信を可能にする。認証部63は、出荷情報登録の権限を認証する。オペレータ管理部64は、出荷情報登録を許容するオペレータをオペレータDB65で管理する。出荷情報DB66には、遊技台使用部品ユニット等の出荷情報、出荷メーカ、チップID等が遊技機2の内部の使用部品ユニットから非接触で(例えばRFID等により)、あるいはオペレータによる入力によって登録されている。
なお、出荷情報登録の機能を遊技機メーカシステム300に持たせることもできる。
無線IF部68は、カードリーダ69に接続される遊技台監視ユニット1との間で無線によるデータ通信を行うためのものである。カードリーダ69は、遊技機2に内蔵されている遊技台監視ユニット1に接続するためのメンテナンス情報IF部691と、メンテナンスIDが記録されたメンテナンスカード60を離脱自在に装着し、装着されたときはカード情報を読み取る読取機構692とを含んで構成される。
出荷情報登録装置6は、登録が許可される作業者のメンテナンスIDが記録されたメンテナンスカード30が読取機構692に装着され、認証されない限り、出荷情報の登録操作ができないようになっている。さらに登録先となる情報管理システム200のオペレータDB217に予め登録しているオペレータIDと一致がとれないと、情報管理システム200に登録できないよう2重にチェックされる。
図6は、遊技場情報登録装置7の機能構成図である。この遊技場情報登録装置7は、遊技台の台番号、例えばロータリーディップスイッチの出力データ、遊技台に実装されている遊技用チップ等のチップID等を、遊技台監視ユニット1及び島コンピュータ4を介して管理コンピュータ5及び情報管理システム200へ登録するために使用される。
遊技台情報登録装置7は、携帯型の筐体に、離脱自在に装着されたメンテナンスカード60に記録されたカード記録情報を読み取る読取機構71、遊技台監視ユニット1と接続するためのインタフェース手段となるメンテナンス情報IF部72、遊技場情報登録を行う者の認証を行う認証部73、遊技台毎の台番号を設定する台番号設定部74、操作スイッチ75、状態表示部76及びこれらの機能を制御する制御装置(図示省略)を備えている。
台番号設定部74は、遊技場に設置されている遊技機2の台番号を設定する。
管理コンピュータ5による遊技機2の管理のために必要な台番号の設定は、遊技機2毎に配置するカードユニット3、あるいは、図示しない管理コンピュータ5用の情報収集装置により行われる。すなわち、カードユニット3や情報収集装置に、遊技場の台番号を設定するためのディップスイッチを内蔵し、このディップスイッチを通じて設定するように構築するのが一般的である。但し、一度設定すると遊技機2やカードユニット3の入れ替えがない限り再設定されることはなく、台番号も4桁程度必要なこともあり、台番号設定のための物理的容量や設定情報を読取るためのマイクロコンピュータの入力ポート数も多く必要とする場合がある。
台番号設定部74は、このような問題を解消するために、遊技場情報登録装置7に内蔵され、遊技機2を遊技場に設置するときに台番号を設定し、後述する遊技台監視ユニット1のインタフェース手段(コネクタ等)を通じて、当該遊技台監視ユニット1が備える登録手段、例えばEEPROMに遊技台番号を登録することにより、ディップスイッチを通じて設定する場合と同じ機能を実現したものである。
遊技監視ユニット1には登録せずに、台番号設定部74で設定した台番号を遊技台監視ユニット1のIDと関連付けて、所定のインターフェース手段(コネクタあるいはLAN)を通じて管理コンピュータ5側の登録手段に登録するようにしても良い。あるいは、管理コンピュータ5に予めその遊技場で登録すべき台番号を登録しておき、台番号設定時にその未登録の台番号を呼び出して、状態表示部に76にその未登録番号を表示させ、予定した台番号をセレクトして登録操作を行うことにより、管理コンピュータ5に遊技台監視ユニット1のIDを関連づけて登録することもできる。台番号をどこにどのように登録するかは、制御装置により選択的に決定される。
このように、ディップスイッチを用いる場合には実装数の範囲内で設定できる台番号の桁数に制限があったが、本実施形態の手法によれば、ディップスイッチの桁数に関係なく遊技台番号を設定できるほか、番号のみならず記号と組み合わせた遊技機2の管理番号の設定も容易になる。
遊技場情報登録装置7は、遊技台の遊技場への設置時に、当該遊技台の情報を既に登録されている遊技場設置情報と照合する。遊技場設置情報と相違がなければ台番号等を追加登録することになる。本実施形態では、例えば、追加登録が許可される作業者のメンテナンスIDが記録されたメンテナンスカード60が読取機構71に装着され、認証部73で認証されない限り、遊技場情報の登録操作ができないようにしている。
図7は、遊技場保守装置8の機能構成図である。遊技場保守装置8は、遊技台をメンテナンスする際にその権限を認証する際に使用される装置である。遊技場情報登録装置7と同様、携帯型の筐体に、メンテナンスカード60を離脱自在に装着させ、装着時にはカード記録情報を読み取る読取機構81、遊技台監視ユニット1と接続するためのメンテナンス情報IF部82、遊技場情報登録を行う者の認証を行う認証部83を備えている。登録が許可される作業者のメンテナンスIDが記録されたメンテナンスカード60が読取機構81に装着され、認証部83で認証されない限り、遊技場情報の登録操作ができないようになっている。
図8は、遊技機等と遊技台監視ユニット1とのインタフェースの説明図である。上述した通り、遊技台監視ユニット1は、実際には遊技機2に内蔵されるが、説明を容易にするため外部に取り出した図にて説明する。遊技機2及びカードユニット3の遊技台情報は、遊技台情報IF部91を通じて遊技台監視ユニット1へ伝達される。また、遊技機2に実装されている各種遊技用チップのチップIDやカードユニット3のユニットIDは、ID情報IF部92を通じて遊技台監視ユニット1へ伝達される。
遊技台情報IF部91は、従来の遊技場管理システムで使用している遊技台の稼働情報を取得する情報収集ユニットと同様に構成される。そのため、遊技台の稼働情報の他カードユニット3の稼働情報も同時に取得することができる。
ここでは遊技機2とカードユニット3をID情報IF部92と遊技台情報IF部91に各々接続する例を示しているが、接続を1か所にして、ID情報と遊技台情報とを伝達するための、遊技機2又はカードユニット3専用のシリアルインタフェースとすることもできる。
なお、遊技台の稼働状況、遊技機2のガラス扉や内枠の開閉等、通常運用状態と異なる事態の発生の事実、メンテナンス作業の履歴等を表す遊技機セキュリティ信号は、コネクタを通じて直接、遊技台監視ユニット1へ伝達される。
図9は、遊技台監視ユニット1の機能構成図である。遊技台監視ユニット1は、遊技機2に内蔵され、遊技機製造メーカから出荷時に電池V1を接続して、遊技台監視ユニット1の監視機能を有効にした後、出荷情報登録装置6を通じて情報管理システム200にアクセスして、遊技機2の出荷登録を行う。以降、遊技機2は、内蔵された遊技台監視ユニット1により、電池V1の容量が残っている限り、遊技機2の監視を続ける。
遊技台監視ユニット1は、1台の遊技機2に内蔵してカードユニット3を接続して設置される。容易に開けることができない気密性の筐体に、情報取込を行うための入力コネクタ1a〜1d、外部電源入力用のコネクタ1eが設けられている。
入力コネクタ1aは、出荷情報登録装置6のメンテナンス情報IF部691、遊技場情報登録装置7のメンテナンス情報IF部72、遊技場保守装置8のメンテナンス情報IF部82のいずれかとシリアルインタフェースを介して接続される。例えば、遊技台の出荷時(使用頻度小)はメンテナンス情報IF部691、遊技場に遊技台を設置する場合(使用頻度小)はメンテナンス情報IF部72、遊技場で日常の点検時に使用する場合(通常はこの状態)はメンテナンス情報IF部82が接続される。
入力コネクタ1bは、ID情報IF部92とシリアルインタフェースを介して接続される。入力コネクタ1cは、遊技台情報IF部91とシリアルインタフェースを介して接続される。
入力コネクタ1dには遊技台からダイレクトに遊技機セキュリティ信号(接点信号で伝えられる情報等)が入力される。
筐体内には、ユニット内セキュリティ信号、例えば筐体のオープン、コネクタ挿入/取り外し状態、ユニット内の部品交換等を表す信号を取り込むための入力コネクタ1fが設けられている。
入力コネクタ1a〜1fは、挿入/取り外し検出機能、すなわち接続先と接続されたとき又は接続が断されたときに、現在の接続状況を表す信号を無線通信モジュール10へ出力する機能を有するコネクタである。
遊技台監視ユニット1は、無線通信モジュール10を備えている。この無線通信モジュール10は、Zigbee(登録商標)規格に基づいて、無線通信に要する消費電力がきわめて小さい、島コンピュータ4、管理コンピュータ5、情報管理システム200との間で、無線通信を行なうモジュールであり、電池V1で駆動される。低速で転送距離が短く転送速度も低速である代わりに、消費電力が少ないため、リチュウムイオン電池などの大容量の電池を適切に使用することにより、3〜5年間、電池交換の必要が無いシステムを容易に構築することができる。
無線通信モジュール10は、電源端子VDDとアース端子GNDとを有する。電源端子VDDには、電池V1から、抵抗器R1及びダイオードD1を介して直流電力が供給される。アース端子GNDは、アースSGに接続される。電源端子VDDには、また、電解コンデンサC1が接続されている。
無線通信モジュール10は、I/O(Input/Output)101を情報の入力源として備えている。また、シリアル/パラレル変換機能を有するUART (Universal Asynchronous Receiver Transmitter)106を備えている。UARTは、調歩同期方式によるシリアル・パラレルの信号変換デバイスである。
I/O101に入力された情報は、接点信号のON又はOFFのディジタル信号で入力される他、一部の信号はアナログ/デジタル変換器(ADC)でデジタル信号に変換された後、CPU(Central Processing Unit)102により処理される。CPU102は、ROM(Read Only Memory)103に記録されたプログラム等にしたがって入力情報の処理及びモジュール内の各種動作制御を行う制御手段として機能する。RAM(Random Access Memory)104は、CPU102のワークメモリである。
EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)105は、遊技台の異常状態、遊技台を遊技場に設置するときの当該遊技台を遊技場において識別するためのディジタル情報としての台番号、自己(遊技台監視ユニット1)のID等を記憶しておくための不揮発性メモリである。なお、不揮発性メモリであれば、EEPROMでなくとも良い。
トランシーバ107は、通信規格IEEE 802.15.4により、近距離無線通信を行うものである。
遊技台監視ユニット1は、また、データセレクタ20、電源部30、電池電圧検出部31、非通電検出部32、アクチュエータ部40を有する。
データセレクタ20は、3つの入力コネクタ1a〜1cから取り込まれた情報のいずれかを、無線通信モジュール10のI/O101の出力で選択して出力する。例えば、使用頻度に応じた優先順位で切換えて出力する。これにより、一つのUART106で三つ分のUARTの機能を実現する。
電源部30は、外部電源入力により、ユニット内の各種電子回路(ロジック電源V2)やデバイス(ロジック以外の電源)に直流電力を供給する。外部電源の供給は、有線給電の他、ワイヤレス給電もできる。通電時(外部電源入力有り時)は、抵抗器R2及びダイオードD2を通じて、無線通信モジュール10の電源端子VDDとコンデンサC1にロジック電源V2が供給される。さらに抵抗器R3及びダイオードD3を通じて、アクチュエータ部40及びコンデンサC2にもロジック電源V2が供給される。ロジック電源V2は、電池V1よりも高い電圧値で電力を供給し、通電時の電池V1の消費を防いでいる。
電源部30の非通電時は、電池V1から抵抗器R1及びダイオードD1を通じてコンデンサC1にチャージした充電電力(直流電力)でユニット内の部品を動作させる。抵抗器R1により、急速な充電電力を供給しないので、電池V1の消費を抑えることができる。
電池電圧検出部31は、電池V1の取外し、あるいは、電池V1のショートを検出する。これらの検出結果がI/O101を通じてCPU102に伝達された場合、CPU102は、コンデンサC1にチャージされている充電電力で動作して、電池異常をEEPROM105に記録し、シャットダウンまで動作させる。電池電圧の低下時も同様の動作をする。なお、電池電圧検出部31の機能は、I/O101のADC機能で代用することもできる。
非通電検出部32は、電源部30からのロジック電源V2の供給停止を検出し、通電時にはオン信号、非通電時にはオフ信号をI/O101を通じてCPU102に伝達する。CPU102には、これにより、通電時/非通電時の動作の切換を行う。
通電時/非通電時の動作の切換による機能の例として、通電時は全ての機能を有効として無線通信モジュール10を最高スピード(第1通信速度)で動作させて情報量の多いデータ(第1データ)の伝達を可能とし、非通電時は通信スピードを落とし(第2通信速度)、伝達するデータも、例えば情報量が少なく且つ重要なセキュリティ信号(第2データ)のみとして、電池V1の電力消費を抑えるようにすることが挙げられる。UART106は、情報量が多くなると電力消費も多くなるので、その入力を停止させ、例えばI/O101を通じて入力される遊技機のセキュリティ信号のみをトランシーバ107で動作させるようにするのである。このとき、セキュリティ信号以外のデータを扱う電子回路への電源供給を停止させるようにしても良い。
これにより、非通電時の電池V1の消耗を少なくできるので、さらに長期間遊技機2のセキュリティ監視ができるようになる。
アクチュエータ部40は、遊技台監視ユニット1を保守する場合に、遊技台監視ユニット1の保守扉のロックを解除するためのものである。保守扉のロックの解除は、遊技場保守装置8から管理コンピュータ5へ保守開始許可要求を行い、管理コンピュータ5からロック解除信号を受信することにより行う。管理コンピュータ5は、正規の保守者であると認識された場合に、ロック解除信号をアクチュエータ部40に伝達して、上記保守扉のロックを解除させる。これにより、遊技台監視ユニット単独での保守ができなくなるので、遊技台監視ユニット1をセキュリティキーのみで保守の許可を与えるように構築した場合に比べ、より高度な遊技機の監視システムとすることができる。
アクチュエータ部40の駆動は、その駆動電源として電源端子VDDから抵抗器R3及びダイオードD3を通じてコンデンサC2を充電したアクチュエータ駆動電源V3により行う。アクチュエータ駆動には非常に多くの電力を使用するので、抵抗器R3を比較的大きい抵抗値のものを使用してゆっくりコンデンサC2を充電することにより、電池V1の消耗を抑え、電源端子VDDの電圧低下の影響もなくするように構築する。
[運用形態]
次に、上記のように構成される遊技場システム100の運用形態例を説明する。
<出荷情報登録>
遊技機メーカは、遊技台の出荷に出荷情報登録装置6で出荷情報の登録を行う。図10は、出荷情報登録の手順説明図である。
なお、出荷情報登録装置6と情報管理システム200には、予めオペレータカード60に記録されるオペレータID等が登録されているものとする。情報管理システム200には、また、遊技機2に実装する遊技用チップ等のチップID等も登録されているものとする。
出荷情報登録に際しては、遊技台監視ユニット1の電池V1を接続して監視を開始しているものとし、出荷情報登録装置6を遊技台監視ユニット1の入力コネクタ1aに接続し、遊技台監視ユニット1を出荷情報登録モードにする。遊技台監視ユニット1には、また、遊技機2の遊技機セキュリティ信号が入力コネクタ1dを通じて入力されているものとする。
出荷情報登録装置6は、カードリーダ69でオペレータカード60に記録されているオペレータIDを読み取り(S101)、認証を行う(S102)。認証は、読み取ったオペレータIDとオペレータDB65(あるいは遊技機メーカシステム300に登録されているオペレータIDとを照合することで行う。正常の場合(オペレータIDが一致)、遊技台監視ユニット1を通じて、遊技台使用部品ユニット等の登録情報の読取りを行う(S103:Y,S104)。そして、読み取った情報(出荷情報)を、オペレータID、遊技場ID、出荷メーカ、チップIDと共に無線データに変換し、公衆通信網GNを通じて情報管理システム200へ送信する(S105)。その後、情報管理システム200からの結果受領を待つ(S106:N)。
情報管理システム200では、出荷情報等を受信すると(S107)、オペレータIDが正常かどうか、すなわち予め登録されたオペレータIDと一致するかどうかをチェックする(S108)。正常であればチップIDが正常かどうか、すなわち予めチップメーカシステム400から登録を受けたものと一致するかどうかをチェックする(S108:Y,S109)。正常であれば、出荷情報をオペレータ名を含めて追加登録するとともに、出荷情報登録装置6に登録完了を通知する(S109:Y,S110)。オペレータID、チップIDが正常でない場合はエラー処理を行い、その結果を出荷情報登録装置6に通知する(S108:N,S109:N,S111)。
出荷情報登録装置6は、受領した結果が正常登録であった場合は、登録情報を出荷情報DB66の該当フィールドに、情報管理センタ200からの登録番号等を保管する(S112:Y,S113)。他方、正常登録でなかった場合は、エラー内容を出荷情報DB66の該当フィールドに記録する。S103オペレータIDが正常でなかった場合(S103:N)も同様である。その後、遊技台監視ユニット1及びカードリーダ69を取り外し、出荷情報登録の作業を終え(S115)、遊技場へ向けて出荷(輸送)される。
遊技台メーカで出荷登録作業を終えた遊技機1は、遊技台監視ユニット1が内蔵されているので、輸送中及び保管中においても電池V1で監視を続けており、輸送及び保管中のセキュリティ信号を検出した場合は、EEPROM105に書き込んでおき、遊技場に設置した場合等にまとめてEEPROM105に書き込まれたセキュリティ情報を吸い上げて、輸送又は保管中のセキュリティ情報のチェックを行う。これにより、適切な対応ができるように管理することができる。
<遊技場情報登録>
遊技機メーカから輸送された遊技機2を受け取った遊技場では、遊技機2を遊技場の所定の場所へ設置し、遊技場情報登録装置7を遊技台監視ユニット1に接続し、遊技場情報の登録を行う。図11は遊技場情報の登録の一例を示す手順説明図である。
遊技場情報登録装置7は、読取機構71でメンテナンスカード60からオペレータIDを読み取り(S201)、認証を行う(S202)。具体的には、遊技台監視ユニット1を通じて管理コンピュータ5から予め登録されているオペレータIDを取得し、取得したオペレータIDとオペレータカード60から読み取った情報とを照合する。正常であれば、すなわちオペレータIDが一致すれば、台番号設定部74で当該遊技台の台番号(ディジタル情報)を設定する(S203:Y,S204)。
その後、操作スイッチ75の台番号登録開始操作により、設定した台番号を、遊技台監視ユニット1を介して当該遊技台監視ユニット1のIDと共に、管理コンピュータ5へ送信する(S205)。
管理コンピュータ5は、台番号を受信すると(S207)、その遊技台が管理対象のものかどうかをチェックする(S208)。管理対象である場合は、台番号を遊技台監視ユニット1のIDと関連付けて登録手段に登録するとともに、登録完了を遊技台監視ユニット1を介して遊技場情報登録装置7へ通知する(S208:Y,S209)。管理対象外であった場合は、エラー処理を行い、その結果を通知する(S208:N,S210)。
遊技場情報登録装置7は、受領した結果が正常登録であった場合は、状態表示部76に正常登録表示を行う(S211:Y,S212)。他方、正常登録でなかった場合は、登録NG(不可)を表示させる(S211:N,S213)。オペレータIDが正常でなかった場合(S203:N)も同様である。その後、遊技台監視ユニット1等を取り外し、遊技場情報登録の作業を終える(S214)。
なお、引き続き、情報管理システム200への遊技場情報の追加登録を行う場合は、遊技台監視ユニット1等をそのまま接続した状態としても良い。
以上は、管理コンピュータ5へ登録する場合の例であるが、遊技台監視ユニット1のEEPROM105に一時的に登録しておくこともできる。
<遊技場情報追加登録>
遊技場情報の管理コンピュータ5への登録が完了すると、その遊技場情報を情報管理システム200に追加登録する。図12は、遊技場情報の追加登録の手順説明図である。
オペレータIDの認証まで(S301〜S303)は、図11のS201〜S203)と同じである。
オペレータIDが正常であった場合は、遊技台監視ユニット1で、遊技機2とカードユニット3のID情報(チップID)等を読み取る(S303:Y,S304)。そして、読み取ったID情報等を遊技場管理情報(遊技場システム100における遊技台の管理番号等)と共に、情報管理システム200へ送信する(S305)。
情報管理システム200は、遊技場管理情報、ID情報等を受信すると(S307)、そのID情報等が登録されている出荷情報に含まれるものかどうか、つまり、追加登録できるかどうかを照合する(S308)。追加登録できる場合は、ID情報等を追加登録するとともに、登録完了を遊技場情報登録装置7へ通知する(S309:Y,S310)。追加登録できない場合は、エラー処理を行い、その結果を遊技場情報登録装置7へ通知する(S309:N,S311)。
遊技場情報登録装置7は、受領した結果が正常登録であった場合は、追加登録内容を、遊技台監視ユニット1及び島コンピュータ4、構内回線LNを介して管理コンピュータ5へ送信するとともに、状態表示部76に正常登録表示を行う(S312:Y,S313)。他方、正常登録でなかった場合は、登録NG(不可)を表示させる(S312:N,S314)。オペレータIDが正常でなかった場合(S303:N)も同様である。その後、遊技台監視ユニット1等を取り外し、遊技場情報追加登録の作業を終える(S315)。
<遊技台の日常的なID情報監視>
遊技場情報の登録及び追加登録が完了すると、遊技場システム100は、遊技場内の遊技台の稼働状況の監視を行う。
図13は、管理コンピュータ5における日常的なID情報監視の手順説明図である。
まず、管理コンピュータ5は、開店又は閉店処理、すなわち、各遊技台監視ユニット1へID取得コマンドを送信する(S401)。
各遊技台監視ユニット1から、遊技台からチップID、遊技機ID等が送信されると、管理コンピュータ5は、これらを取得し(S402)、取得したチップID等を台番号と共に保管するとともに、情報管理システム200へ送信する(S403)。送信後は、情報管理システム200からの照合結果及びID情報の受領を待つ(S404:N)。
情報管理システム200から、登録されている情報との照合結果をID情報と共に受領すると、この照合結果とID情報で再度、管理コンピュータ5に登録されているID情報のチェックを行う(S404:Y、S405)。
正常であった場合は、「正常」を記録し、遊技台の稼働を許容する(S406:Y,S407)。他方、異常であった場合は、異常のあった遊技台の稼働を停止して、原因の調査を行う(S406:N,S408)。異常がない場合は、IDチェック処理を終え、通常の稼働状況の監視モードに移行する。
<営業中の保守員によるメンテナンス作業監視>
図14は、営業中の保守員によるメンテナンス作業監視の手順説明図である。
対象となる遊技台の遊技台監視ユニット1に、遊技場保守装置8を接続する(S501)。その後、メンテナンスカード60を読取機構81に差し込み、認証を行う(S502)。なお、遊技場保守装置8は通常の営業中継続して接続しておくことも可能である。認証は、読み取ったメンテナンスIDを、遊技台監視ユニット1、島コンピュータ4及び構内回線LNを介して管理コンピュータ5へ送信し、その照合結果を受領する。予め認証部83で管理コンピュータ5から取得して保管しておいても良い(S502)。
正常であった場合は、遊技台監視ユニット1で管理コンピュータ5から保守対象部品の保守許可情報を受信する(S504)。例えば遊技台監視ユニット1で保守カバーオープン用電磁アクチュエータ駆動信号を受信する。これにより、アクチュエータ部40がドライブされ、保守カバーがオープンする。このとき、保守カバーオープンのログが遊技台監視ユニット1のEEPROM105に記録される。保守対象部品の保守センサが動作すると、そのログもEEPROM105に記録される。
メンテナンス後は、EEPROM105に記録された保守ログデータを管理コンピュータ5へ送信する(S505)。これを保守対象部品毎に繰り返す(S506:N)。メンテナンスIDが正常でなかった場合は、警報を出力するとともに不正アクセスの可能性がある旨をEEPROM105に記録する(S507)。
その後、メンテナンス作業監視を終え、通常の稼働状況の監視モードに移行する。
このように、本実施形態の遊技台管理システムでは、遊技機2に内蔵している遊技台監視ユニット1で、遊技台の構成部品である遊技用チップ等を納入したときのチップID等の出荷情報、遊技場情報、メンテナンス情報のいずれかをデータセレクタ20で選択的に取得するとともに、当該遊技台の稼働状況又はその変化情報を表す監視情報を日常的に取り込み、出荷情報、遊技場情報又はメンテナンス情報については、1つのUART106で調歩同期方式によってシリアル・パラレルデータに変換し、監視情報又は変換されたデータを、電池で駆動されるIEEE 802.15.4規格に基づく近距離無線通信を行う無線モジュール10及び島コンピュータ4を通じて管理コンピュータ5、あるいは出荷情報登録装置6へ伝達するようにしたので、遊技場に多数の遊技台を設置する場合であっても、場内にケーブル等を敷設することなく、簡易に各遊技台の構成部品の真性並びに稼働状況の把握が可能になる。
特に、IEEE 802.15.4規格に基づく近距離無線通信を行う無線モジュールは、消費電力が極めて少なく、電池だけでも数年使用できるので、遊技場の営業時間外であっても、上記遊技台の稼働状況を監視することができる。
また、遊技台監視ユニット1は、電池V1のほかに、外部電源入力により電力を供給する電源部30と、この電源部30及び電池V1の通電時に電力を蓄電する蓄電回路C1,C2と、電源部30の非通電を検出する非通電検出部32を備えており、無線モジュール10は、非通電検出部32で非通電を検出したときに電池V1又は蓄電された電力を駆動電力とするので、遊技台監視ユニット1の電池の寿命をより長く維持することができる。そのため、遊技台監視ユニット1の電子部品を筐体内に埋め込んでおき、不正に筐体内を開封されることを防止することも可能となる。
また、無線モジュールは、電源部30から電力が供給されるときは高速の第1通信速度で多くの情報量を持つ第1データを管理コンピュータ5等へ伝達し、他方、電源部30の非通電が検出されたときは、第1データよりも情報量が少なく且つ伝達時の電力消費が少ない、例えばセキュリティ信号等だけの第2データを第1通信速度よりも低速の第2通信速度で管理コンピュータ5等へ伝達するようにしたので、非通電時の電力消費を抑制することができ、電池の寿命をより長く維持することができる。
また、無線モジュール10は、例えば管理コンピュータ5から島コンピュータ4を中継装置として伝達されるメンテナンス用の制御情報(アクチュエータ部40の駆動信号)を受信し、受信した制御情報により遊技機2の扉等を変位させるための制御を行うCPU102を含んで構成されるので、遊技機2の不正な開閉を阻止することができるだけでなく、このことによって、メンテナンスが不要な(それ故に動作確認ができない)遊技台監視ユニット1が正常に動作しているかどうかの確認も可能となる。
なお、通信相手先を登録する通信相手登録DBと、監視情報が所定内容(今まさに不正行為が行われている等)の緊急事態の場合に、登録された通信相手への即時通信を行う即時通信手段、例えばポケットベル、携帯電話無線機、Wifi機構を内蔵又は外付けで設けておくことにより、不正行為に対してリアルタイムに対応することが可能となる。
このような遊技台監視ユニット1を遊技台毎に内蔵して設置するとともに、情報管理システム200において、遊技台の構成部品に固有となるチップID等を登録しておき、遊技場に設置された遊技台から出荷情報、又は、遊技場情報を選択的に取得し、取得した情報と登録されている出荷情報とを照合して、各構成部品の同一性を判別することにより、構成部品や遊技台の輸送や保管過程で加えられる不正も容易に検知することができる。
このように、遊技機2に遊技台監視ユニット1を内蔵して電池駆動により非通電時も監視できるようにしたことにより、遊技機2を遊技場から取外した場合の遊技機2のリサイクル利用、廃棄された遊技機2の履歴管理もできるようになる。そのため、遊技機に関わる不正排除に大きな成果を上げることができる遊技台監視システムとすることができる。
1・・・遊技台監視ユニット、2・・・遊技機、3・・・カードユニット、4・・・島コンピュータ、5・・・管理コンピュータ、51・・・管理コンピュータの主制御部、52・・・同通信制御部、53・・・同遊技場管理部、54・・・同オペレータ管理部、55・・・同遊技台DB、56・・・同遊技状況DB、57・・・同オペレータDB、58・・・同連携システムDB、6・・・出荷情報登録装置、60・・・メンテナンスカード、61・・・出荷情報登録装置の主制御部、62・・・同通信制御部、63・・・同認証部、64・・・同オペレータ管理部、65・・・同オペレータDB、66・・・同出荷情報DB、68・・・同無線IF部、69・・・同カードリーダ、7・・・遊技場情報登録装置、71・・・遊技場情報登録装置の読取機構、72・・・同メンテナンス情報IF部、73・・・同認証部、74・・・台番号設定部、75・・・同操作スイッチ、76・・・同状態表示部、8・・・遊技場保守装置、81・・・遊技場保守装置の読取機構、82・・・同メンテナンス情報IF部、83・・・同認証部、91・・・遊技台情報IF部、92・・・ID情報IF部、100・・・遊技場システム、200・・・情報管理システム、201・・・情報管理システムの主制御部、202・・・同通信制御部、203・・・同遊技場管理部、204・・・同メーカ管理部、205・・・同チップ情報管理部、206・・・オペレータ管理部、211・・・同チップ情報DB、212・・・同ユニット情報DB、213・・・同出荷情報DB、214・・・同回収情報DB、215・・・同メーカ情報DB、216・・・同遊技場情報DB、217・・・オペレータDB、300・・・遊技機メーカシステム、400・・・チップメーカシステム、GN・・・公衆通信網、LN・・・構内回線、
1a〜1d、1f・・・遊技台監視ユニットの入力コネクタ、1e・・・同外部電源入力用コネクタ、10・・・無線通信モジュール、101・・・無線通信モジュールのI/O、102・・・同CPU、103・・・同ROM、104・・・同RAM、105・・・同EEPROM、106・・・同UART、107・・・同トランシーバ、20・・・遊技台監視ユニットのデータセレクタ、30・・・同電源部、31・・・同電池電圧検出部、32・・・同非通電検出部、40・・・同アクチュエータ部。

Claims (7)

  1. 遊技機、又は遊技機とその周辺装置を含んで構成される遊技台に装備される遊技台監視ユニットであって、
    前記遊技台の構成部品が遊技場に納入されたときの出荷情報、遊技場における前記遊技台の設置状況を表す遊技場情報、前記遊技台のメンテナンス情報を取得可能にするとともに、前記遊技台の稼働状況を表す監視情報については、これを継続的に取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得した情報を無線により他の情報処理装置へ伝達する無線モジュールとを備えており
    前記情報取得手段は、
    前記出荷情報を登録するための出荷情報登録装置、前記遊技場情報を登録するための遊技場登録装置、又は、前記メンテナンス情報を出力する遊技場保守装置と接続するための第1の入力コネクタと、
    前記遊技台から前記監視情報を取り込むための第2の入力コネクタとを備え、前記第1の入力コネクタ又は前記第2の入力コネクタは、接続先と接続されたとき又は接続が断たれたときに、現在の接続状況を表す信号を前記無線モジュールへ出力することを特徴とする、
    遊技台監視ユニット。
  2. 前記遊技台を遊技場に設置するときの当該遊技台を前記遊技場において識別するための遊技台識別情報をディジタル情報として登録する遊技台情報登録手段をさらに備えており、
    登録された前記遊技台識別情報を自己のIDと関連付けて所定の外部情報処理装置へ伝達可能に構成されたことを特徴とする、
    請求項1記載の遊技台監視ユニット。
  3. 通信相手を登録する通信相手登録手段と、
    前記監視情報が緊急対応を要する所定内容の場合に、登録された前記通信相手への即時通信を行う即時通信手段とを更に有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の遊技台監視ユニット。
  4. 請求項1、2又は3に記載の遊技台監視ユニットと、遊技場に設置される遊技台の前記監視情報を記録する管理コンピュータと、この管理コンピュータと前記遊技台監視ユニットとの間で行われる通信を中継する島コンピュータとを備えたことを特徴とする、
    遊技場システム。
  5. 遊技機、又は遊技機とその周辺装置を含んで構成される遊技台を遊技場に設置するときの当該遊技台を前記遊技場において識別するための遊技台識別情報をディジタル情報として生成する遊技台情報生成手と、
    前記遊技台と関連付けて設けられ、前記遊技台識別情報を無線により他の情報処理装置へ伝達する無線モジュール及び前記遊技台識別情報を登録する第1登録手段を備えた遊技台監視ユニットと接続する第1インタフェース手段と、
    前記遊技場に設置され、前記遊技台識別情報を前記遊技台監視ユニットのIDと共に登録する第2登録手段を備えた管理コンピュータと接続する第2インタフェース手段と、
    前記遊技台情報生成手段で生成した遊技台識別情報を、前記第1インタフェース手段を通じて前記第1登録手段に登録するか、あるいは、前記第2インタフェース手段を通じて前記第2登録手段に登録するかを選択可能にする制御装置とを備えたことを特徴とする、
    情報登録装置。
  6. 前記制御装置は、前記遊技台情報生成手段で生成された遊技台識別情報に代えて、前記遊技台監視ユニット又は前記管理コンピュータのいずれかにおいて予め生成された遊技台識別情報のうち未登録のものを選択可能にし、選択したいずれかの遊技台識別情報を前記第1登録手段又は前記第2登録手段に登録することを特徴とする、
    請求項5に記載の情報登録装置。
  7. 請求項4に記載された遊技場システムと、請求項5又は6に記載された情報登録装置とを備え、
    前記遊技台監視ユニットで取得した情報を通じて当該遊技台監視ユニットが装着されている遊技台の構成部品の真性又は当該遊技台の稼働状況を監視することを特徴とする、
    遊技台管理システム。
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