JP5961992B2 - 作業者管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、作業現場にて作業する作業者を管理するための作業者管理システムに関する。
作業現場等において作業者等を管理するシステムとしては、たとえば、作業者やロボットなどの動体の所在を確認し衝突等を防止する所在管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この所在管理システムは、一定の強度にて発信する複数の発信手段からの発信信号を受信する3つ以上の受信手段にて受信した受信強度と発信手段の識別情報とから演算により受信手段から発信手段までの距離を求めて所在位置を検出している。
特開平5―11039号公報
上記の所在管理システムは、平面的な二次元の位置として作業者等の所在を確認することは可能であるが、例えば、複数の階床を有する建設現場のように三次元の作業現場において作業者等の所在を確認することはできないという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作業空間における作業者の所在を三次元空間にて特定することが可能な作業者管理システムを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の作業者管理システムは、建設現場の作業現場にて作業する各々の作業者が所持し当該作業者の三次元の位置を示す三次元位置情報を発信する発信装置を特定可能な装置情報と、当該発信装置を所持する前記作業者と、前記作業者の状態を示す状態情報と、を対応づけた作業者データベース、
前記作業現場における現実の三次元の位置と対応づけられており、前記作業現場を三次元の情報に基づいてモデリングした三次元現場モデル上にて、前記作業現場を区分けした複数の領域と、各々の前記領域に設定されている当該領域に留まることを制限するレベルを示す残留制限レベルと、を対応づけ、前記建設現場の進捗に応じて前記三次元現場モデルと前記領域の情報と共に更新される三次元領域データベース、
及び、
前記発信装置から発信された前記三次元位置情報及び前記装置情報を受信し、
受信した前記三次元位置情報と前記三次元現場モデルとに基づいて、前記複数の領域のうちの、前記発信装置が位置する所属領域を特定し、
受信した前記装置情報と前記作業者データベースとに基づいて、当該発信装置を所持し管理対象となる対象作業者を特定し、特定された前記所属領域及び前記対象作業者の状態情報と前記三次元領域データベースとに基づいて、当該対象作業者の前記所属領域における残留制限レベルを特定するサーバー、
を有することを特徴とする作業者管理システムである。
このような作業者管理システムよれば、発信装置から発信された位置情報と、作業現場をモデリングして複数の領域に区分けした三次元現場モデルとにて、発信装置が位置する所属領域を特定することが可能である。このとき、三次元現場モデルは作業の進捗に応じて更新されるので、常に現場と対応した三次元現場モデル上にて、発信装置が位置する所属領域をより正確に特定することが可能である。
また、特定された所属領域と三次元領域データベースとに基づいて、所属領域における残留制限レベルを特定し、受信した装置情報と作業者データベースとに基づいて作業者と作業者の状態情報を特定し、特定した作業者の状態情報に基づいて、対象作業者の所属領域における残留制限レベルを対比することが可能である。このため、発信装置からの情報を受信することにより作業者が留まっている所属領域に当該作業者が留まり続けることが可能か否かを特定することが可能である。
かかる作業者管理システムであって、前記サーバーは、前記発信装置から受信した情報に基づいて、前記対象作業者が前記所属領域に留まっている時間を計測し前記状態情報として記憶可能であり、前記残留制限レベルは、各々の前記領域において前記作業者が継続して留まることが許容される時間に基づいて設定されていることが望ましい。
このような作業者管理システムによれば、計測された、対象作業者が所属領域内に留まっている時間と、設定されている当該所属領域における対象作業者が継続して留まることが許容される時間とに基づいて、対象作業者の残留制限レベルを特定することが可能である。
かかる作業者管理システムであって、前記サーバーは、前記所属領域における前記対象作業者の特定された残留制限レベルが、設定された所定のレベルであるときに、該残留制限レベルが該所定のレベルである事象を報知することが望ましい。
このような作業者管理システムによれば、計測された、対象作業者が所属領域内に留まっている時間が、設定された所定のレベルである場合に、その事象が対象作業者に報知されるので、所属領域における対象作業者の残留制限レベルに応じて、その事象を知らせることが可能である。
かかる作業者管理システムであって、前記事象を表示する表示部を備えていることが望ましい。
このような作業者管理システムによれば、計測された、対象作業者が所属領域内に留まっている時間が、設定された所定のレベルである場合に、その事象が表示部に表示されるので、表示を見ている管理者等にその事象を確実に知らせることが可能である。
かかる作業者管理システムであって、前記サーバーは、前記事象示す情報を発信可能であり、前記発信装置は、前記サーバーから発信された前記情報を受信可能であるとともに、前記事象を報知可能な報知部を有していることが望ましい。
このような作業者管理システムによれば、計測された、対象作業者が所属領域内に留まっている時間が、設定された所定のレベルである場合に、その事象が直接対象作業者に報知されるので、速やかに、かつ確実に、その事象を対象作業者に知らせることが可能である。
かかる作業者管理システムであって、前記残留制限レベルは、各々の前記領域における日照量及び温度に基づいて設定されていることが望ましい。
このような作業者管理システムによれば、残留制限レベルは、各々の領域における日照量及び温度に基づいて設定されているので、作業者が熱中症に罹ることを防止することが可能である。
かかる作業者管理システムであって、前記残留制限レベルは、各々の前記領域における放射線量に基づいて設定されていることとしてもよい。
このような作業者管理システムによれば、残留制限レベルは、各々の領域における放射線量に基づいて設定されているので、作業者が基準値を超える放射線を浴びることを防止することが可能である。
本発明によれば、作業空間における作業者の所在を三次元空間にて特定するとともに所定領域に留まる作業者を三次元空間上で管理することが可能な作業者管理システムを提供する。
本発明に係る作業者管理システムの一例を示す概念図である。 作業者データベースの一例を示す概念図である。 2階の床スラブが構築された建設現場に対応した三次元領域データベースの一例を示す図である。 三次元現場モデルの一例を示す図である。 三次元現場モデルに示された領域情報を示す図である。 3階の床スラブが構築された建設現場に対応した三次元領域データベースの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態の作業者管理システム1は、例えば、建設現場内に設けられ、当該建設現場を管理する工事事務所等に構築されている。
図1は、本発明に係る作業者管理システムの一例を示す概念図である。
本作業者管理システムは、図1に示すように、工事事務所に設けられた管理サーバー10と、管理サーバー10がアクセス可能な作業者データベース12及び三次元領域データベース14とを有しており、管理サーバー10は、キーボード等の入力部10a及びディスプレイなどの表示部10bを有する、例えばパーソナルコンピュータである。
管理サーバー10は、建設現場Sにて作業する各作業者に1台ずつ割り当てられた発信装置としての通信端末16との通信機能を有している。また、管理サーバー10内には、建設現場Sを、現実の三次元の位置と対応させてモデリングした三次元現場モデル20の情報が記憶されている。
建設現場Sは、所定のルールに基づいて、複数の領域に区分けされており、区分けされた領域は三次元現場モデル20上の座標として定義されている。
より具体的には、建設現場Sの三次元現場モデル20は、たとえば、建設現場Sの三次元の形態情報に、仕様情報などを加えた、現実の現場に対応した三次元のモデルであり、この三次元現場モデル20上に、所定のルールに基づいて区分けした領域が、現実の位置と対応させて示されている。この三次元現場モデル20と区分けされた各領域を示す領域情報は、例えばBIM(Building Information Modeling)等にて生成された三次元現場モデル20とともに、現場における作業の進捗に応じて更新される。
本実施形態では、建設現場Sにて作業する各作業者が、作業中に熱中症の症状を引き起こさないように管理する作業者管理システム1を例に挙げて説明する。このため、建設現場S内には、日照量及び温度に基づいて、所定の領域に作業者が継続して留まることが許容される許容時間(ルール)が設定されており、この許容時間に基づいて建設現場S内が複数の領域に区分けされている。
図2は、作業者データベースの一例を示す概念図である。
管理サーバー10がアクセス可能な作業者データベース12は、図2に示すように、各作業者と、各作業者が各々所持している通信端末16を特定する端末IDとが対応づけられて記憶されている。この作業者データベース12には、書き換え可能な記憶領域が設けられており、各作業者が所持する通信端末16から受信した位置情報とともに、特定された当該作業者が属する領域(所属領域)及び受信した時刻を記憶するとともに、計測された、同一領域内に留まっている累積時間が当該作業者の状態情報として記憶されている。
図3は、2階の床スラブが構築された建設現場に対応した三次元領域データベースの一例を示す図である。
管理サーバー10がアクセス可能な三次元領域データベース14は、図3に示すように、区分けされた各領域及び各領域として定義されている座標情報(座標定義)と、各領域における残留制限レベルとが対応づけられて記憶されている。本実施形態の場合には、各領域を矩形状に区分けしているため各領域の座標情報は、三次元現場モデル20上の始点と終点とで示されている。また、各領域に対応づけられた残留制限レベルは、たとえば、危険度に応じて設定されている。具体的には、領域内にて作業者が継続して留まることが許容される許容時間を超える残留不可レベルI、許容時間前15分以内の要警告レベルII、許容時間内である残留許容レベルIIIが、領域毎に設定されている。ここで、要警告レベルを許容時間前15分以内としたが、これに限るものではない。この三次元領域データベース14は、作業の進捗に応じて更新される三次元現場モデル20及び領域情報とともに更新される。
図4は、三次元現場モデルの一例を示す図である。図5は、三次元現場モデルに示された領域情報を示す図である。
例えば、建設現場Sとして、図4(a)に示すような、基礎30と基礎30から柱32が立設され、2階の床スラブ34が構築されている建設現場Sを立体的に示した三次元現場モデル20を生成し、日照時間や領域内の温度などに基づいて、領域に作業者が継続して留まることが許容される許容時間ごとに区分けした領域が図5(a)に示すように、三次元現場モデル20上に示されている。
図4(a)の例では、基礎30から4本の柱32が立設され2階の床スラブ34が構築された三次元現場モデル20が現実の位置と対応させて生成されている。生成された三次元現場モデル20には、図5(a)に示すように、2階の床スラブ34にて日陰となる領域、本実施形態では建設現場Sの基礎30上、すなわち1階部分がエリアAとして設定され、2階の床スラブ34上の日向となる領域がエリアBとして設定されている。このとき、図3に示すような、三次元領域データベース14も生成されて記憶される。図3の例では、エリアAの許容時間が120分に設定されており、エリアBの許容時間が60分に設定されている。
図6は、3階の床スラブが構築された建設現場に対応した三次元領域データベースの一例を示す図である。
建設現場Sでの作業が進み3階の床スラブ34が構築されると、その進捗に合わせて、三次元現場モデル20、領域情報、三次元領域データベース14が更新される。このように、建設現場Sの進捗に対応させて順次更新されていく。図4(c)の場合には、3階の床スラブ34が構築された建設現場Sに対応させて三次元現場モデル20が更新され、更新された現場モデル20には、図5(c)に示すように、エリアBである2階部分は3階の床スラブ34にて日陰となる領域であり、3階の床スラブ34上が新たにエリアCとして設定される。このとき、図6に示すような、三次元領域データベース14も更新されて記憶される。
建設現場Sにて作業する作業者は、各々通信端末16を所持している。この通信端末16は、GPS機能を有しており、所定の時間間隔にてGPS用の衛星と通信して通信端末16の位置情報を取得するとともに、GPS用の衛星との通信が不能なときに、建設現場Sの天井部分に設けられた位置送信機18からの位置情報を受信して、自身の位置を特定する機能を有している。ここで、建設現場Sの天井部分に設けられて位置情報を送信する位置送信機18は、例えば、GPS用の衛星と同等の信号を送信するIMES(Indoor Messaging System)の送信器である。このため、本建設現場Sでは、床スラブ34によりGPSの信号が受信し難いような場所であってもIMESの信号により、通信端末16は位置を特定することが可能である。
通信端末16は、所定の時間間隔にて管理サーバー10と通信し、取得している位置情報と、通信端末16に設定されている装置情報としての端末IDとを管理サーバー10に送信する。
通信端末16からの位置情報と端末IDとを受信した管理サーバー10は、端末IDと作業者データベース12に基づいて、発信された通信端末16を所持する作業者を特定するとともに、この通信端末16から受信した時刻を記憶する。また、受信した位置情報に基づいて、三次元現場モデル20上での位置を特定し、特定された位置が含まれる所属領域を特定し、作業者データベース12に記憶するとともに、特定された領域と三次元領域データベース14とに基づいて、特定された領域における残留制限レベルを特定する。このとき、特定された領域に当該作業者が立ち入ってからの累積時間を算出する。そして管理サーバー10は、たとえば、受信した位置情報に基づいて特定した所属領域が、前回受信したときの所属領域と同じ場合には、累積時間に受信間隔に相当する時間を加算し、前回受信したときの所属領域と異なる場合には、記憶されている累積時間をリセットして受信間隔に相当する時間を記憶する。
管理サーバー10は、各作業者の通信端末16からの信号を受信しているが、たとえば、管理サーバー10が、図4(a)に示すような建設現場SのエリアBにいる管理対象となる対象作業者の通信端末16から、端末ID「004」とエリアB内の位置を示す位置情報を受信したとする。
管理サーバー10は、端末IDと作業者データベース12に基づいて、発信された通信端末16を所持する対象作業者を特定するとともに、受信した時刻を対象作業者と対応づけて作業者データベース12に記憶する。また、受信した位置情報に基づいて、三次元現場モデル20上での位置を特定し、特定された位置が含まれる所属領域が「エリアB」であることを特定して作業者データベース12に記憶するとともに、特定された領域「エリアB」における対象作業者の累積時間を算出する。このとき、算出された累積時間が70分だったとする。
管理サーバー10は、算出された累積時間(70分)と三次元領域データベース14とに基づいて、対象作業者のエリアBにおける残留制限レベルが残留不可レベルの「I」であることを特定する。
管理サーバー10は、受信した位置情報及び端末IDを発信した通信端末16に、この通信端末16を所持する対象作業者がいる所属領域(エリアB)における累積時間が「残留不可レベルI」であることを示す信号を送信する。この信号を受信した通信端末16は、例えば報知部としてブザーを備えており、このブザーを鳴らして、対象作業者に累積時間が「残留不可レベルI」であるという事象を報知する。このとき、たとえば、対象作業者の累積時間が50分であり「要警告レベルII」であった場合には、異なる音のブザーを鳴らしたり、また、「残留不可レベルI」の場合には継続的に鳴らし「要警告レベルII」の場合には、一定の時間間隔にて断続的に鳴らすようにしても良い。
そして、建設現場Sの作業が進行すると建設現場Sの進捗に対応して三次元現場モデル20、領域情報、三次元領域データベース14が更新される。
このため、たとえば、図4(c)に示すような建設現場Sにて、管理サーバー10が、エリアAにいる対象作業者の通信端末16から、端末ID「002」とエリアA内の位置を示す位置情報を、エリアBにいる対象作業者の通信端末16から、端末ID「004」とエリアB内の位置を示す位置情報を、エリアCにいる対象作業者の通信端末16から、端末ID「003」とエリアC内の位置を示す位置情報をそれぞれ受信したとする。
管理サーバー10は、端末IDと作業者データベース12に基づいて、発信された通信端末16を所持する対象作業者を特定するとともに、受信した時刻を対象作業者と対応づけて作業者データベース12に記憶する。また、受信した位置情報に基づいて、三次元現場モデル20上での位置を特定し、特定された位置が含まれる所属領域がそれぞれ「エリアA」、「エリアB」、「エリアC」であることを特定し、特定されたそれぞれの領域において各対象作業者の各領域における累積時間を算出する。このとき、算出された累積時間が、エリアAの対象作業者は120分、エリアBの対象作業者は110分、エリアCの対象作業者は50分だったとする。
管理サーバー10は、算出された経過時間と三次元領域データベース14とに基づいて、エリアAの対象作業者の残留制限レベルが「残留許容レベルIII」であり、エリアBの対象作業者の立入規制レベルが「残留不可レベルI」であり、エリアCの対象作業者の立入規制レベルが「要警告レベルII」であることを特定する。
管理サーバー10は、受信した端末IDに応じた通信端末16に、この通信端末16を所持する対象作業者のうち、エリアBの対象作業者には経過時間が「不可レベルI」であることを示す信号を送信し、エリアCの対象作業者には警告レベルが「要警告レベルII」であることを示す信号をそれぞれ送信する。この信号を受信した通信端末16は、それぞれブザーを鳴らして、対象作業者の経過時間「残留不可レベルI」または「要警告レベルII」であるという事象を報知する。
本実施形態の作業者管理システム1よれば、通信端末16から発信された位置情報と、建設現場Sをモデリングして複数の領域に区分けした三次元現場モデル20とにて、通信端末16が位置する所属領域を特定することが可能である。このとき、三次元現場モデル20は作業の進捗に応じて更新されるので、常に現場と対応した三次元現場モデル20上にて、通信端末16が位置する所属領域をより正確に特定することが可能である。
また、特定された所属領域と三次元領域データベース14とに基づいて、所属領域における残留制限レベルを特定し、受信した装置情報と作業者データベース12とに基づいて作業者と作業者の状態情報を特定し、特定した対象作業者の状態情報に基づいて、対象作業者の所属領域における残留制限レベルを特定することが可能である。このため、通信端末16からの情報を受信することにより作業者が留まっている所属領域に当該作業者が留まり続けることが可能か否かを特定することが可能である。
また、管理サーバー10は、通信端末16から受信した情報に基づいて、対象作業者が所属領域に留まっている時間を計測するので、計測された、対象作業者が所属領域内に留まっている累積時間と、当該所属領域において対象作業者が継続して留まることが許容される時間とを対比させることが可能である。
また、計測された、対象作業者が所属領域内に留まっている累積時間が、設定された所定のレベル、すなわち、「残留不可レベルI」及び「要警告レベルII」である場合に、その事象が対象作業者に報知されるので、所属領域における対象作業者の残留制限レベルに応じて、その事象を知らせることが可能である。このため、作業者の安全を確保することが可能である。
特に、計測された、対象作業者が所属領域内に留まっている累積時間が、設定された「残留不可レベルI」及び「要警告レベルII」である場合に、その事象を各作業者が所持している通信端末16に直接に報知することとしたので、「残留不可レベルI」及び「要警告レベルII」の対象である作業者に、速やかに、かつ確実に、知らせることが可能である。
また、上位実施形態の残留制限レベルは、各々の領域における日照量及び温度に基づいて設定されているので、各領域に留まっている作業者が熱中症に罹ることを防止することが可能である。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
上記実施形態においては、残留制限レベルが、各々の領域における日照量及び温度に基づいて設定されている例について説明したが、これに限るものではない。たとえば、残留制限レベルを各領域における放射線量に基づいて設定すると、作業者が基準値を超える放射線を浴びることを防止することが可能である。
上記実施形態においては、計測された、対象作業者が所属領域内に留まっている累積時間が、設定された「残留不可レベルI」及び「要警告レベルII」である場合に、その事象を通信端末16のブザーを鳴らして報知する例について説明したが、これに限らず、例えば、騒音が大きな現場等ではランプや振動等にて報知してもよい。また、管理サーバー10の表示部10bなどに表示して報知し、表示部10bの表示を見た管理サーバー10の操作者から作業者に、その事象を伝える方法でも構わない。
また、上記実施形態においては、「残留不可レベルI」及び「要警告レベルII」の場合に報知する例について説明したが、例えば「残留許容レベルIII」の場合にも、LEDなどを発光させて、残留制限レベルに基づいて管理されていることを作業者に報知しても良い。この場合には、作業者は残留許容レベルであることが確認できるので、安心して作業を進めることが可能である。
上記実施形態においては、作業者データベース12に、計測された、同一領域内に留まっている累積時間を記憶する例について説明したが、複数の領域にそれぞれ留まっていた時間の累積時間を記憶しても良い。このとき、各領域は、日照時間や温度など条件が相違するため、各領域の累積時間に重み付けして累積時間を算出し記憶しても良い。
また、上記実施形態においては、作業者管理システム1が建設現場S内に構築されている例について説明したが、建設現場S外に構築されていてもよい。
1 作業者管理システム
10 管理サーバー
10a 入力部
10b 表示部
12 作業者データベース
14 三次元領域データベース
16 通信端末
18 位置送信機
20 三次元現場モデル
30 基礎
32 柱
34 床スラブ
S 建設現場

Claims (7)

  1. 建設現場の作業現場にて作業する各々の作業者が所持し当該作業者の三次元の位置を示す三次元位置情報を発信する発信装置を特定可能な装置情報と、当該発信装置を所持する前記作業者と、前記作業者の状態を示す状態情報と、を対応づけた作業者データベース、
    前記作業現場における現実の三次元の位置と対応づけられており、前記作業現場を三次元の情報に基づいてモデリングした三次元現場モデル上にて、前記作業現場を区分けした複数の領域と、各々の前記領域に設定されている当該領域に留まることを制限するレベルを示す残留制限レベルと、を対応づけ、前記建設現場の進捗に応じて前記三次元現場モデルと前記領域の情報と共に更新される三次元領域データベース、
    及び、
    前記発信装置から発信された前記三次元位置情報及び前記装置情報を受信し、
    受信した前記三次元位置情報と前記三次元現場モデルとに基づいて、前記複数の領域のうちの、前記発信装置が位置する所属領域を特定し、
    受信した前記装置情報と前記作業者データベースとに基づいて、当該発信装置を所持し管理対象となる対象作業者を特定し、特定された前記所属領域及び前記対象作業者の状態情報と前記三次元領域データベースとに基づいて、当該対象作業者の前記所属領域における残留制限レベルを特定するサーバー、
    を有することを特徴とする作業者管理システム。
  2. 請求項1に記載の作業者管理システムであって、
    前記サーバーは、前記発信装置から受信した情報に基づいて、前記対象作業者が前記所属領域に所属している時間を計測し、前記状態情報として記憶可能であり、
    前記残留制限レベルは、各々の前記領域において前記作業者が継続して留まることが許容される時間に基づいて設定されていることを特徴とする作業者管理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の作業者管理システムであって、
    前記サーバーは、前記所属領域における前記対象作業者の特定された残留制限レベルが、設定された所定のレベルであるときに、該残留制限レベルが該所定のレベルである事象を報知することを特徴とする作業者管理システム。
  4. 請求項3に記載の作業者管理システムであって、
    前記事象を表示する表示部を備えていることを特徴とする作業者管理システム。
  5. 請求項3または請求項4に記載の作業者管理システムであって、
    前記サーバーは、前記事象を示す情報を発信可能であり、
    前記発信装置は、前記サーバーから発信された前記情報を受信可能であるとともに、前記事象を報知可能な報知部を有していることを特徴とする作業者管理システム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の作業者管理システムであって、
    前記残留制限レベルは、各々の前記領域における日照量及び温度に基づいて設定されていることを特徴とする作業者管理システム。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の作業者管理システムであって、
    前記残留制限レベルは、各々の前記領域における放射線量に基づいて設定されていることを特徴とする作業者管理システム。
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