JP5962494B2 - 画像形成装置、媒体の搬送装置および媒体の収容容器 - Google Patents

画像形成装置、媒体の搬送装置および媒体の収容容器 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、媒体の搬送装置および媒体の収容容器に関する。
従来の画像形成装置において、媒体の大きさ、いわゆる、用紙サイズを検出する技術として、以下の特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2002−160828号公報には、手差しトレイ(100)上にスライド可能に配置され、用紙の幅方向の端に接触して用紙の幅方向の位置を揃える一対の側縁規制部材(102A,102B)が記載されている。特許文献1では、一方の側縁規制部材(102A)のスライド移動に、クランク(110,120)を介して回転式抵抗器(130)の回転を連動させ、用紙サイズを検出している。
すなわち、特許文献1には、側縁規制部材(102A)の移動位置に基づいて、直接、用紙サイズを検出する技術が記載されている。
特開2002−160828号公報(「0063」〜「0082」、「0100」〜「0104」、図2〜図4)
本発明は、媒体の大きさの検出精度を高めることを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
画像形成装置の本体と、
前記画像形成装置の本体に支持されて、媒体が積載される積載部と、
前記積載部に積載された媒体に接触、離間する方向に移動可能に支持されて、媒体に接触して前記積載部の媒体の位置を揃える揃え部と、
前記揃え部が前記積載部の媒体に接触した時期に基づく第1の時期と、前記第1の時期に比べて遅く前記積載部に積載された媒体が搬送される時期に基づく第2の時期と、において、前記揃え部の位置を検出する揃え部の位置の検出手段と、
前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置と、前記第2の時期に検出された前記揃え部の位置と、のずれ量を算出する手段と、
前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも小さい場合に、前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置に基づいて、前記積載部に積載された媒体の大きさを検出する手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置の本体から引き出されて媒体が積載可能な積載位置と、前記画像形成装置の本体の内部に収容されて媒体が搬送可能な搬送位置と、の間を移動可能に支持された前記積載部、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、
前記積載部の移動を検出可能な積載部の検出手段と、
前記積載部の検出手段の検出結果に基づいて、前記積載部が前記積載位置から前記搬送位置に向けて移動する際には、前記揃え部が前記積載部の媒体に接触された状態であるとして、前記積載部が前記積載位置から前記搬送位置に向けて移動する場合の時期を、前記第1の時期であると判別する検出時期の判別手段と、
前記検出時期の判別手段で判別された前記第1の時期に、前記揃え部の位置を検出する前記揃え部の位置の検出手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記積載部の移動に伴う加速度に基づいて、前記積載部の移動を検出可能な前記積載部の検出手段、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記揃え部の移動に連動する連動部材であって、前記搬送位置と前記積載位置との間を移動する前記積載部の移動方向に対して交差する方向に沿って前記積載部に移動可能に支持された前記連動部材と、
前記連動部材に支持され且つ前記積載部の移動方向に沿って第1の軸方向が設定された前記揃え部の位置の検出手段であって、前記第1の軸方向の加速度と、前記第1の軸方向に対して交差する方向に沿った加速度と、を検出可能であり、前記第1の軸方向の加速度に基づいて前記積載部の移動を検出する前記積載部の検出手段の機能を有すると共に、前記第1の軸方向に対して交差する方向の加速度に基づいて前記連動部材の移動量を検出して前記揃え部の位置を検出する前記揃え部の位置の検出手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記揃え部の移動に連動する連動部材であって、前記搬送位置と前記積載位置との間を移動する前記積載部の移動方向に沿った方向を回転中心として前記積載部に回転可能に支持された前記連動部材と、
前記連動部材に支持され且つ前記回転中心に沿って第1の軸方向が設定された前記揃え部の位置の検出手段であって、前記第1の軸方向の加速度と、前記第1の軸方向の回りの回転角度と、を検出可能であり、前記第1の軸方向の加速度に基づいて前記積載部の移動を検出する前記積載部の検出手段の機能を有すると共に、前記回転角度に基づいて前記連動部材の移動量を検出して前記揃え部の位置を検出する前記揃え部の位置の検出手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも大きい場合に、前記揃え部に位置ずれが生じたと判別する手段と、
前記揃え部に位置ずれが生じた場合に、前記揃え部に位置ずれが生じていることを通知する手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも大きい場合に、前記揃え部に位置ずれが生じたと判別する手段と、
前記揃え部に位置ずれが生じた回数を記憶する手段と、
前記位置ずれが生じた回数が予め設定された回数より大きい場合に、前記揃え部が故障していると判別する手段と、
前記揃え部が故障していると判別された場合に、前記揃え部が故障していることを通知する手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記積載部から搬送された媒体に画像を記録する記録部を有する前記画像形成装置の本体と、
前記ずれ量に基づいて、前記記録部が媒体に記録する画像の位置を移動させる制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項10に記載の発明の媒体の搬送装置は、
媒体が積載される積載部と、
前記積載部に積載された媒体を搬送する搬送部材と、
前記積載部に積載された媒体に接触、離間する方向に移動可能に支持されて、媒体に接触して前記積載部の媒体の位置を揃える揃え部と、
前記揃え部が前記積載部の媒体に接触した時期に基づく第1の時期と、前記第1の時期に比べて遅く前記積載部に積載された媒体が前記搬送部材によって搬送される時期に基づく第2の時期と、において、前記揃え部の位置を検出する揃え部の位置の検出手段と、
前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置と、前記第2の時期に検出された前記揃え部の位置と、のずれ量を算出する手段と、
前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも小さい場合に、前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置に基づいて、前記積載部に積載された媒体の大きさを検出する手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項11に記載の発明の媒体の収容容器は、
媒体が積載される積載部と、
前記積載部に積載された媒体に接触、離間する方向に移動可能に支持されて、媒体に接触して前記積載部の媒体の位置を揃える揃え部と、
前記揃え部が前記積載部の媒体に接触した時期に基づく第1の時期と、前記第1の時期に比べて遅く前記積載部に積載された媒体が搬送される時期に基づく第2の時期と、において、前記揃え部の位置を検出する揃え部の位置の検出手段と、
前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置と、前記第2の時期に検出された前記揃え部の位置と、のずれ量を算出する手段と、
前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも小さい場合に、前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置に基づいて、前記積載部に積載された媒体の大きさを検出する手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1,10,11に記載の発明によれば、第1の時期からのずれ量を算出して媒体の大きさを検出しない場合に比べて、媒体の大きさの検出精度を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、積載部の移動に伴う揃え部の位置のずれを検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、積載部が積載位置から搬送位置に向けて移動する場合の時期を第1の時期としない場合に比べて、揃え部が積載部の媒体に接触された時期に近い時期を第1の時期として、揃え部の位置を検出することができる。
請求項4に記載の発明によれば、加速度に基づいて、積載部の移動を検出することができる。
請求項5,6に記載の発明によれば、積載部の検出手段と揃え部の位置の検出手段とを共通化することができる。
請求項7に記載の発明によれば、位置ずれが生じていることを通知することができる。
請求項8に記載の発明によれば、故障していることを通知することができる。
請求項9に記載の発明によれば、ずれ量に基づいて画像の位置を移動させない場合に比べて、媒体に対する記録された画像の位置ずれを低減することができる。
図1は本発明の実施例1の媒体の収容容器を備えた画像形成装置の説明図である。 図2は実施例1の給紙トレイを後方から見た斜視図である。 図3は実施例1の給紙トレイを後方から見た斜視図であり、図2に比べて上方から見た斜視図である。 図4は実施例1のサイドガイドおよびサイドガイドの連動部材の斜視図である。 図5は実施例1の画像部を後壁の後方から見た斜視図であり、図5Aは要部拡大図、図5Bは図5AにおけるVB−VB線断面図である。 図6は実施例1のエンドガイドおよびエンドガイドの連動部材の説明図であり、図6Aは斜視図、図6Bは図6AにおけるVIB−VIB線断面図である。 図7は実施例1のボックスの説明図であり、図7Aは図2に対応する図、図7Bはセンサと画像部の説明図である。 図8は給紙トレイの開閉装置の説明図であり、図8Aは前方から見た説明図、図8Bは給紙トレイが装着位置に移動した状態の説明図、図8Cは給紙トレイが開放位置に移動した状態の説明図である。 図9は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図である。 図10は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図であり、図9の続きの図である。 図11は実施例1の画像部とセンサの読取位置とを前方から見て説明する説明図であり、図11Aは画像部の説明図、図11Bはセンサが読み取った画像の説明図である。 図12は実施例1のサイドガイド用のスライダの位置とサイドガイドの位置との関係の説明図であり、図12Aはスライダが基準の位置に移動している場合の読取位置の説明図、図12Bはスライダが基準の位置に対して移動した場合の読取位置の説明図、図12Cはサイドガイドの位置の説明図である。 図13は実施例1のエンドガイド用のスライダの位置とエンドガイドの位置との関係の説明図であり、図13Aはスライダが基準の位置に移動している場合の検出位置の説明図、図13Bはスライダが基準の位置に対して移動した場合の検出位置の説明図、図13Cはエンドガイドの位置の説明図である。 図14は開放時のガイドの位置の検出処理のフローチャートの説明図である。 図15は実施例1の画像形成の処理のフローチャートの説明図である。 図16は実施例1の画像形成の処理のフローチャートの説明図であり、図15の続きのフローチャートの説明図である。 図17は実施例1の画像形成の処理のフローチャートの説明図であり、図16の続きのフローチャートの説明図である。 図18は実施例1のガイドの位置の算出処理のフローチャートの説明図であり、図14のST6、図16のST31のサブルーチンの説明図である。 図19は実施例1のエラーの表示処理のフローチャートの説明図である。 図20は実施例1のサイドガイドのずれ量と画像の記録位置の説明図であり、図20Aはシートとガイドがセットされた直後の状態の説明図、図20Bは給紙トレイが装着位置に移動してサイドガイドとシートがずれた状態の説明図である。 図21は実施例2の連動部材の説明図であり、図21Aは給紙トレイを後方から見た斜視図、図21Bは連動部材の要部説明図である。 図22は実施例2の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図であり、実施例1の図9に対応する図である。 図23は実施例2の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図であり、図22の続きである。 図24は回転板の回転角度と重力加速度の検出成分の説明図であり、図24Aは回転板の伝達ピンが鉛直上方に存在する場合の説明図、図24Bは図24Aの状態から回転板が時計回り方向に回転した場合の説明図、図24Cは図24Aの状態から回転板が反時計回り方向に回転した場合の説明図、図24Dは図24Aに対応するj軸とk軸と重力加速度の説明図、図24Eは図24Bに対応するj軸とk軸と重力加速度の説明図、図24Fは図24Cに対応するj軸とk軸と重力加速度の説明図である。 図25は実施例2の開放時のガイドの位置の検出処理のフローチャートの説明図であり、図14に対応する図である。 図26は実施例2のガイドの位置の算出処理のフローチャートの説明図であり、図25のST306や、実施例2の場合の図16のST31のサブルーチンの説明図であって、図18に対応する図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例としての実施例を説明するが、
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左
右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す
方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後
側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意
味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するも
のとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外
の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の媒体の収容容器を備えた画像形成装置の説明図である。
図1において、実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、記録部の一例であ
って、画像記録装置の一例としてのプリンタ部U1を有する。プリンタ部U1の上部には
、読取部の一例であって、画像読取装置の一例としてのスキャナ部U2が支持されている
。スキャナ部U2の上部には、原稿の搬送装置の一例としてのオートフィーダU3が支持
されている。実施例1のスキャナ部U2には、入力部の一例としてのユーザインタフェー
スU0が支持されている。前記ユーザインタフェースU0は、操作者が入力をして、複写
機Uの操作が可能である。
オートフィーダU3の上部には、媒体の収容容器の一例としての原稿トレイTG1が配
置されている。原稿トレイTG1には、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容可
能である。原稿トレイTG1の下方には、原稿の排出部の一例としての原稿の排紙トレイ
TG2が形成されている。原稿トレイTG1と原稿の排紙トレイTG2との間には、原稿
の搬送路U3aに沿って、原稿の搬送ロールU3bが配置されている。
スキャナ部U2の上面には、透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPGが配置さ
れている。実施例1のスキャナ部U2には、プラテンガラスPGの下方に、読取り用の光
学系Aが配置されている。実施例1の読取り用の光学系Aは、プラテンガラスPGの下面
に沿って、左右方向に移動可能に支持されている。なお、読取り用の光学系Aは、通常時
は、図1に示す初期位置に停止している。
読取り用の光学系Aの左方には、撮像部材の一例としての撮像素子CCDが配置されて
いる。撮像素子CCDには、画像処理部GSが電気的に接続されている。
画像処理部GSは、プリンタ部U1の書込回路DLに電気的に接続されている。書込回
路DLは、潜像の形成装置の一例としての露光装置ROSに電気的に接続されている。
露光装置ROSの下方には、像保持体の一例としての感光体ドラムPRが配置されてい
る。感光体ドラムPRは、矢印Ya方向に回転する。
感光体ドラムPRには、帯電領域Q0において、帯電器の一例としての帯電ロールCR
が対向して配置されている。前記帯電ロールCRには、電源回路Eから帯電電圧が印加さ
れる。なお、電源回路Eは、制御部の一例としてのコントローラCにより制御される。前
記コントローラCは、画像処理部GSや書込回路DL等との間でも信号の送受信を行って
、各種制御を行う。
感光体ドラムPRの回転方向に対して、帯電領域Q0の下流側に設定された書込領域Q
1において、感光体ドラムPRの表面に、露光装置ROSから、書込光の一例としてのレ
ーザービームLが照射される。
感光体ドラムPRの回転方向に対して、書込領域Q1の下流側に設定された現像領域Q
2には、現像装置Gが感光体ドラムPRの表面に対向して配置されている。
前記現像装置Gの左方には、現像剤の収容容器の一例としてのカートリッジKが配置さ
れている。カートリッジKは、容器の支持部材の一例としてのカートリッジホルダKSに
着脱可能に装着される。カートリッジホルダKSの下方には、現像剤の一時的な貯留部の
一例としてのリザーブタンクRTが配置されている。リザーブタンクRTと現像装置Gと
は、現像剤の搬送装置GHで接続されている。
感光体ドラムPRの回転方向に対して、現像領域Q2の下流側には、転写領域Q3が設
定されている。
プリンタ部U1の下部には、媒体の収容容器の一例としての給紙トレイTR1〜TR4
が着脱可能に支持されている。給紙トレイTR1〜TR4には、媒体の一例としてのシー
トSが収容されている。
給紙トレイTR1〜TR4の左上方には、媒体の取出部材の一例としてのピックアップ
ロールRpが配置されている。ピックアップロールRpの左方には、捌き部材の一例とし
ての捌きロールRsが配置されている。
各給紙トレイTR1〜TR4の左方には、上方に延びる媒体の搬送路SH1が形成され
ている。搬送路SH1には、媒体の搬送部材の一例としての搬送ロールRaが複数配置さ
れている。搬送路SH1には、シートSの搬送方向の下流部であり且つ転写領域Q3の上
流側に、送出部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。
カートリッジホルダKS等の左方には、媒体の収容容器の一例であって、手差し部とし
ての手差しトレイTRtが設置されている。実施例1の手差しトレイTRtは、回転中心
TRt0を中心として回転可能に支持されている。したがって、手差しトレイTRtは、
図1の実線で示す収納された位置と、図1の一点鎖線で示された給紙可能な位置との間で
移動可能に構成されている。なお、実施例1の手差しトレイTRtは、収納された位置に
移動した状態では、手差しトレイTRtの一部TRt1が、カートリッジホルダKSの下
方且つリザーブタンクRTの左方に進入した状態で収容される。したがって、複写機Uの
全体が省容量で小型化される。
前記転写領域Q3には、感光体ドラムPRの下方に、転写装置の一例であって、媒体の
搬送装置の一例としての転写ユニットTUが配置されている。転写ユニットTUは、媒体
の搬送部材の一例として、無端状の転写ベルトTBを有する。
転写ベルトTBは、駆動部材の一例としての駆動ロールRdと、従動部材の一例として
の従動ロールRfとにより回転可能に支持されている。
転写ベルトTBの内側には、転写器の一例としての転写ロールTRが支持されている。
前記転写ロールTRは、転写ベルトTBを挟んで感光体ドラムPRに対向して配置されて
いる。したがって、転写ロールTRと感光体ドラムPRとが対向する領域により、転写領
域Q3が構成されている。前記転写ロールTRには、電源回路Eから転写電圧が印加され
る。
転写ベルトTBの右端部には、媒体の剥離部材の一例としての剥離爪SCが配置されて
いる。剥離爪SCの下方には、転写装置の清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbが
、転写ベルトTBの表面に対向して配置されている。
なお、感光体ドラムPRの回転方向に対して、転写領域Q3の下流側には、像保持体の
清掃器の一例としてのドラムクリーナCLpが、感光体ドラムPRの表面に対向して配置
されている。
転写ユニットTUの右方には、定着装置Fが配置されている。定着装置Fは、加熱用の
回転部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧用の回転部材の一例としての加圧ロール
Fpと、を有する。
定着装置Fの右方には、媒体の搬送路の一例として、上方に延びる排出路SH2が接続
されている。
排出路SH2には、媒体の搬送部材の一例として、媒体を搬送可能且つ正逆回転可能な
搬送ロールRbや排出ロールRhが配置されている。
プリンタ部U1の上面には、媒体の排出部の一例としての排紙トレイTRhが形成され
ている。
排出路SH2の下方には、媒体の搬送路の一例としての反転路SH3が形成されている
。実施例1の反転路SH3は、排出路SH2から分岐して下方に延び、レジロールRrよ
りもシートの搬送方向の上流側で搬送路SH1に合流している。
排出路SH2と反転路SH3との分岐部には、搬送方向の切替部材の一例としてのゲー
トMGが配置されている。実施例1のゲートMGは、弾性変形可能な薄膜形状、いわゆる
フィルムにより構成されている。定着装置Fから搬送されるシートSがゲートMGを通過
する場合は、シートSにゲートMGが押されて弾性変形して、シートSが排出路SH2に
通過可能となるように配置されている。そして、シートSが排出路SH2から反転路SH
3に搬送される場合、ゲートMGは、弾性復元した状態で保持され、シートSが、定着装
置Fの側に進入することを妨げ、反転路SH3の側にシートSを案内するように配置され
ている。
(画像形成動作の説明)
前記原稿トレイTG1に収容された複数の原稿Giは、プラテンガラスPG上の原稿の
読み取り位置を順次通過して、原稿の排紙トレイTG2に排出される。
前記オートフィーダU3を使用して自動的に原稿を搬送して複写を行う場合は、読取り
用の光学系Aは初期位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の読み取り位置を順次
通過する各原稿Giを露光する。
原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う場合、読取り用の光
学系Aが左右方向に移動して、プラテンガラスPG上の原稿が、露光されながら走査され
る。
原稿Giからの反射光は、光学系Aを通って、撮像素子CCDに集光される。前記撮像
素子CCDは、撮像面上に集光された原稿の反射光を電気信号に変換する。
画像処理部GSは、撮像素子CCDから入力された読取信号を、デジタルの画像信号に
変換して、プリンタ部U1の書込回路DLに出力する。前記書込回路DLは、入力された
画像書込信号に応じた制御信号を、露光装置ROSに出力する。
前記感光体ドラムPRの表面は、帯電領域Q0において帯電ロールCRによりに帯電さ
れる。潜像書込位置Q1において、露光装置ROSから出力されたレーザビームLは、感
光体ドラムPRの表面に静電潜像を形成する。現像領域Q2において、現像装置Gは、現
像領域Q2を通過する感光体ドラムPRの静電潜像を、可視像の一例としてのトナー像T
nに現像する。現像装置Gで現像剤が消費されると、消費量に応じて現像剤の搬送装置G
Hが作動して、カートリッジKから現像装置Gに現像剤が補給される。
前記各トレイTR1〜TR4のシートSは、予め設定された給紙時期にピックアップロ
ールRpにより取り出される。ピックアップロールRpで取り出されたシートSは、複数
枚のシートSが重なった状態で取り出された場合には、さばきロールRsで1枚づつ分離
される。さばきロールRsを通過したシートSは、複数の搬送ロールRaにより、レジロ
ールRrに搬送される。
手差しトレイTRtから給紙されたシートSも、搬送路SHに合流して、レジロールR
rに搬送される。
前記レジロールRrに搬送されたシートSは、感光体ドラムPRの表面のトナー像が転
写領域Q3に移動する時期に合わせて、転写前の案内部材の一例としての転写前のシート
ガイドSG1から転写領域Q3に向けて搬送される。
レジロールRrから搬送されたシートSは、転写ベルトTBの表面に支持されて、転写
領域Q3を通過する。転写領域Q3を通過するシートSには、転写ロールTRに印加され
た転写電圧により、感光体ドラムPR表面のトナー像Tnが転写される。
転写領域Q3を通過後の感光体ドラムPR表面には、ドラムクリーナCLpにより残留
トナーが除去されて清掃される。清掃後の感光体ドラムPRの表面は、帯電ロールCRに
より再帯電される。
トナー像Tnが転写されたシートSは、剥離爪SCにより、転写ベルトTBから剥離さ
れる。シートSが剥離された転写ベルトTBは、ベルトクリーナCLbにより、転写ベル
トTBの表面に付着した現像剤や紙粉等の付着物が除去される。転写ベルトTBから剥離
されたシートSは、加熱ロールFhと加圧ロールFpとの接触領域を通過する際に、トナ
ー像が加熱および加圧されて定着される。
トナー像が定着された記録シートSは、ゲートMGを弾性変形させながら通過して、排
出路SH2に搬送される。排紙トレイTRhに排出されるシートSは、搬送ロールRbに
より搬送されて、排出ロールRhにより、排紙トレイTRhに排出される。
両面印刷が行われる場合には、片面が記録済のシートSの後端が、ゲートMGを通過す
るまで、搬送ロールRbや排出ロールRhにより下流側に搬送される。シートSの後端が
ゲートMGを通過すると、搬送ロールRbや排出ロールRhが逆回転をして、排出路S
H2から反転路SH3に向けて搬送される。すなわち、シートSは、搬送方向が逆転して
、いわゆるスイッチバックされる。スイッチバックされたシートSは、ゲートMGに案内
されて反転路SH3を搬送される。反転路SH3を搬送されたシートSは、搬送路SH1
に合流し、表裏が反転した状態で、レジロールRrに搬送される。そして、転写領域Q3
において、シートSの第2面に画像が印刷される。
(給紙トレイTR1〜TR4の説明)
(ケース1の説明)
図2は実施例1の給紙トレイを後方から見た斜視図である。
図3は実施例1の給紙トレイを後方から見た斜視図であり、図2に比べて上方から見た斜視図である。
図2、図3において、実施例1の積載部の一例としての各給紙トレイTR1〜TR4は、媒体の収容部の一例としての箱状のケース1を有している。前記ケース1は、積載部の本体の一例としての板状の底壁2を有している。前記底壁2の外周部には、後壁3、左壁4、右壁6及び前側の内壁7が支持されている。なお、前記前側の内壁7の前方には、前側の内壁7に比べて外側に配置された前側の外壁8が支持されている。
前記後壁3の右側上部には、後壁の貫通口の一例としての上ガイド口3aが形成されている。前記上ガイド口3aは、左右方向に延びる長方形状に形成されている。前記上ガイド口3aの下方には、連結部材の案内溝の一例としてのガイド溝3bが形成されている。前記ガイド溝3bは、後壁3を貫通している。また、前記ガイド溝3bは、左右方向に延びている。
図3において、前記底壁2の左部には、前後方向の中央部に対応する位置に、上方に向けて突出する軸部11が支持されている。前記軸部11には、歯車の一例としてのピニオンギア12が回転可能に支持されている。また、前記軸部11の前後両側には、第1の案内部の一例として、サイドガイド用の溝13,14が形成されている。前後の各サイドガイド用の溝13,14は、前側と後側のそれぞれの部分において、左右一対の前後方向に延びる溝で構成されている。前記軸部11の右側には、第2の案内部の一例としてのエンドガイド用の溝16が形成されている。前記エンドガイド用の溝16は、軸部11から右壁6に向かって左右方向に延びている。
前記エンドガイド用の溝16の後側には、第1の連動部材の案内部の一例としてのスライダ用の凹部17が形成されている。前記スライダ用の凹部17は、第1凹部17aを有する。前記第1凹部17aは、底壁2の上面に対して凹み且つ左右方向に沿って延びている。前記第1凹部17aの右端には、第1凹部17aの前後中央部から右方に延びる第2凹部17bが形成されている。前記第2凹部17bは前記第1凹部17aに比べて前後方向の幅が狭く形成されている。前記第1凹部17aと第2凹部17bとにより、実施例1のスライダ用の凹部17が構成されている。
(サイドガイド21,22の説明)
図4は実施例1のサイドガイドおよびサイドガイドの連動部材の斜視図である。
図2〜図4において、前側のサイドガイド用の溝13には、前側の第1の揃え部の一例としての前サイドガイド21が移動可能に支持されている。実施例1の前サイドガイド21は、底壁2に沿って平板状に形成された移動板21aを有する。前記移動板21aの下面には、図示しない被案内部が形成されている。すなわち、前記移動板21aは、前側のサイドガイド用の溝13に沿って移動可能に支持される。前記移動板21aの上面の前部には、第1の揃え部の本体の一例としての前ガイドの本体21bが支持されている。前記前ガイドの本体21bは、移動板21aの上面に対して直立している。
前記前ガイドの本体21bの後面には、ケース1に収容されたシートSの前端を揃える接触面21b1が形成されている。前記移動板21aには、後方に延びる前側のラック部21cが支持されている。前記前側のラック部21cには、ピニオンギア12に対向する側の側縁に、歯型部の一例としてのラックギア21c1が形成されている。前記ラックギア21c1は、ピニオンギア12に噛み合わされる。
前記移動板21a、前ガイドの本体21b、接触面21b1、前側のラック部21c、ラックギア21c1により、実施例1の前サイドガイド21が構成されている。
図2〜図4において、後側のサイドガイド用の溝14には、後側の第1の揃え部の一例としての後サイドガイド22が移動可能に支持されている。前記後サイドガイド22は、前サイドガイド21に対して前後対称状に形成された移動板22a、後ガイドの本体22b、接触面22b1、後側のラック部22c、ラックギア22c1を有する。また、後サイドガイド22は、前サイドガイド21とは異なり、移動板22aに支持された板状の伝達部22dを有する。前記伝達部22dは移動板22aから右方に向かって延びている。図4において、前記伝達部22dの右端部には、連結部の一例としての突出部22eが形成されている。前記突出部22eは、上方に突出した凸状に形成されている。
前記移動板22a、後ガイドの本体22b、接触面22b1、後側のラック部22c、ラックギア22c1、伝達部22d、突出部22eにより、実施例1の後サイドガイド22が構成されている。
(サイドガイド用のスライダ41の説明)
図3、図4において、前記後サイドガイド22の突出部22eには、被連結部材の一例としてのプレート31が連結されている。前記プレート31は、底壁2に沿った板状に形成されている。前記プレート31は、スライダ用の凹部17に沿って移動可能に配置される。前記プレート31は、第1凹部17aに配置される本体部31aを有する。また、前記プレート31は、前記本体部31aの右端から右方に延びる被規制部31bを有する。前記被規制部31bは、前記第2凹部17bの前後方向の幅に対応する前後方向の幅を有している。前記被規制部31bは、第2凹部17bに配置される。したがって、前記プレート31が、スライダ用の凹部17に沿って移動する際に、前記被規制部31bが第2凹部17bの内壁に接触して、プレート31全体の揺動が規制される。
前記プレート31には、被連結部の一例としての被案内溝31cが形成されている。前記被案内溝31cは、前方から後方に向かうに連れて、左側から右側に向かう方向に傾斜している。前記被案内溝31cには、後サイドガイド22の突出部22eが下方から貫通した状態で連結される。よって、後サイドガイド22が前後方向に移動すると、前記プレート31は、突出部22eを介して押され、前後方向に対して交差する方向の一例としての左右方向に沿って移動する。
図5は実施例1の画像部を後壁の後方から見た斜視図であり、図5Aは要部拡大図、図5Bは図5AにおけるVB−VB線断面図である。
図4において、前記プレート31の後端には、上方に延びる立ち壁状の立壁部32が支持されている。前記立壁部32の上端部には、左右方向に延びる板状の被固定部33が固定されている。前記被固定部33の上端部には、後方に延びる左右一対の突出部34が支持されている。前記突出部34は、後壁3の上ガイド口3aを貫通する。よって、前記突出部34は、後壁3に対して後方に突出している。実施例1の一対の突出部34は、後壁3の上ガイド口3aに沿って左右方向に案内可能に配置されている。前記突出部34の後端には、上方に延びる平板状の外端部36が支持されている。図5において、右方の外端部36には、第1の被検出部の一例であり、第1の画像部の一例としてのサイドガイド用の画像部37が支持されている。
前記プレート31、立壁部32、被固定部33、突出部34、外端部36、サイドガイド用の画像部37等により、実施例1の第1の連動部材の一例としてのサイドガイド用のスライダ41が構成されている。
(エンドガイド51の説明)
図6は実施例1のエンドガイドおよびエンドガイド用の連動部材の説明図であり、図6Aは斜視図、図6Bは図6AにおけるVIB−VIB線断面図である。
図2、図3、図6において、エンドガイド用の溝16の上方には、第2の揃え部の一例としてのエンドガイド51が配置されている。実施例1のエンドガイド51は、底壁2に沿って平板状に形成された移動板51aを有する。図6Bにおいて、前記移動板51aの下面には、挿入部の一例であり、案内部の一例としての軸部51bが形成されている。前記軸部51bは、下方に突出する突起状に形成されている。前記軸部51bは、エンドガイド用の溝16を貫通している。よって、前記軸部51bは、エンドガイド用の溝16に沿って移動可能に支持される。したがって、前記移動板51aが、エンドガイド用の溝16に沿って左右方向に移動可能に支持されている。
前記移動板51aの上面の右部には、第2の揃え部の本体の一例としての右ガイドの本体51cが支持されている。前記右ガイドの本体51cは、移動板51cの上面に対して直立している。前記右ガイドの本体51cの左面には、ケース1に収容されたシートSの右端を揃える接触面51c1が形成されている。
前記移動板51a、軸部51b、右ガイドの本体51c、接触面51c1により、実施例1のエンドガイド51が構成されている。
(エンドガイド用の連動部材81の説明)
(リンク61の説明)
図2、図3、図6において、エンドガイド51の下方には、底壁2を挟んで、中間部材の一例としてのリンク61が配置されている。前記リンク61は、底壁2に沿った長い板状に形成されている。前記リンク61の前端部には、前側の被挿入部の一例としてのガイド用の長孔62が形成されている。前記ガイド用の長孔62は、リンク61に沿って延びている。前記リンク61の後端部には、後側の被挿入部の一例としてのスライダ用の長孔63が形成されている。前記スライダ用の長孔63は、リンク61に沿って延びている。前記リンク61において、前後の長孔62,63の間には、被支持部の一例としての孔64が形成されている。
図6において、前記孔64は、底壁2の下面の右後部に設けられた回転中心66に回転可能に支持されている。また、前記ガイド用の長孔62には、エンドガイド51の軸部51bが上方から挿入されている。すなわち、エンドガイド51の軸部51bは、ガイド用の長孔62に沿って滑り移動可能、且つ、回転自由に構成されている。したがって、エンドガイド51がエンドガイド用の溝16に沿って移動すると、軸部51bが、ガイド用の長孔62の内壁を押して、回転中心66を中心にリンク61を回転させる。
(エンドガイド用のスライダ71の説明)
図5、図6において、前記後壁3の後面には、リンク61の後端部に対応して、移動部材の一例としてのエンドガイド用のスライダ71が配置されている。前記スライダ71は、平板状のプレート72を有する。前記プレート72は、後壁3の後面に沿って左右方向に延びている。前記プレート72の前面下部には、前方に延びる左右一対の突出部73が支持されている。前記突出部73は、後壁3のガイド溝3bを貫通する。よって、前記突出部73は、後壁3に対して前方に突出している。前記突出部73の前端には、後壁3の前面に沿って上方に延びる抜止部74が形成されている。前記抜止部74は、後壁3の前面に引っ掛かっている。実施例1の一対の突出部73は、ガイド溝3bに沿って左右方向に案内される。よって、プレート72は、抜止めされた状態で、後壁3の後面に沿って左右方向に移動可能に支持される。
前記プレート72の下端には、被伝達部の一例としての被ガイド板76が支持されている。前記被ガイド板76は、底壁2の下面に沿って前方に突出する板状に形成されている。前記ガイド板76の下面には、下方に突出する突起状の軸部77が支持されている。前記軸部77は、リンク61におけるスライダ用の長孔63に上方から挿入されている。よって、前記軸部77は、スライダ用の長孔63に沿って滑り移動可能、且つ、回転自由に構成されている。したがって、リンク61が回転すると、前記軸部77は、スライダ用の長孔63の内壁から押されて、リンク61の回転角度に基づいた位置に移動する。すなわち、リンク61が回転すると、軸部77を介して、スライダ71が後壁3に沿って左右方向に移動する。
図5において、プレート72の後面には、第2の被検出部の一例であり、第2の画像部の一例としてのエンドガイド用の画像部78が支持されている。
前記プレート72、突出部73は、抜止部74、ガイド板76、軸部77、エンドガイド用の画像部78などにより、実施例1のエンドガイド用のスライダ71が構成されている。
また、前記リンク61と、スライダ71とにより、実施例1の第2の連動部材の一例としてのエンドガイド用の連動部材81が構成されている。
(ボックス91の説明)
図7は実施例1のボックスの説明図であり、図7Aは図2に対応する図、図7Bはセンサと画像部の説明図である。
図7Bにおいて、前記後壁3の後方には、スライダ41,71の配置位置に対応して、検出部材の収容部の一例としてのボックス91が支持されている。前記ボックス91には、第1の揃え部の位置の検出部材の一例としてのサイドセンサ92が支持されている。実施例1のサイドセンサ92は、上下方向に検出素子が並んだ光学式の読取部材、いわゆる、ライン型のスキャナにより構成されている。前記サイドセンサ92は、スライダ41の後方に対応して配置されている。実施例1のサイドセンサ92は、サイドガイド用の画像部37に対して予め設定された間隔を空けて配置されている。前記サイドセンサ92は、サイドセンサ92に対向する検出位置のサイドガイド用の画像部37を読み取り可能に構成されている。なお、前記サイドセンサ92は、スライダ41が左右方向に移動して、サイドガイド用の画像部37が左右方向に移動しても、サイドガイド用の画像部37のいずれかの位置に対向するように配置されている。
図7Bにおいて、前記ボックス91には、第2の揃え部の位置の検出部材の一例としてのエンドセンサ93が支持されている。前記エンドセンサ93は、スライダ71の後方に対応して配置されている。実施例1のエンドセンサ93は、エンドガイド用の画像部78に対して予め設定された間隔を空けて配置されている。実施例1のエンドセンサ93とエンドガイド用の画像部78とは、サイドセンサ91とサイドガイド用の画像部37の構成と同様に構成されるので、詳細な説明は省略する。
前記ケース1や、サイドガイド21,22、サイドガイド用のスライダ41、エンドガイド51、エンドガイド用の連動部材81、ボックス91等により、実施例1の媒体の収容容器の一例としての給紙トレイTR1〜TR4が構成されている。
(給紙トレイの開閉装置111の説明)
図8は給紙トレイの開閉装置の説明図であり、図8Aは前方から見た説明図、図8Bは給紙トレイが装着位置に移動した状態の説明図、図8Cは給紙トレイが開放位置に移動した状態の説明図である。
図8において、各給紙トレイTR1〜TR4の左壁4および右壁6の外側面には、被案内部材の一例としての被ガイドレールRL2がそれぞれ支持されている。前記被ガイドレールRL2は、壁4,6に沿って前後方向に延びている。前記被ガイドレールRL2の下部には、被案内部の本体の一例としての被ガイド部RL2aが形成されている。前記被ガイド部RL2aは、ガイドレールRL1に沿って前後方向に移動可能に支持される。よって、給紙トレイTR1〜TR4が前後方向に移動可能に支持される。被ガイド部RL2aの上部の内側には、板状の支持部RL2bが形成されている。
図8において、右側の支持部RL2bの上面には、駆動力の被伝達部の一例としてのラック部101が支持されている。前記ラック部101は、右側の被支持部RL2aの上面に沿って前後方向に延びている。前記ラック部101の上面には、平板型の歯車部の一例としてのラック歯102が形成されている。前記ラック歯102には、歯車部材の一例としてのギア103が噛み合っている。前記ギア103は、画像形成装置の本体の一例としてのプリンタ部U1の前部に回転可能に支持されている。前記ギア103には、駆動源の一例としての正逆回転可能なモータ104からの駆動力が伝達される。よって、モータ104が正逆回転すると、ギア103が回転して、ラック部101等を介して、給紙トレイTR1〜TR4がガイドレールRL1に沿って前後方向に移動する。
なお、右側のガイドレールRL1の前後部分には、積載部の検出部材の一例としての開閉センサ106,107が配置されている。前記開閉センサ106,107は、被ガイドレールRL2の有無を検出して、給紙トレイTR1〜TR4の開閉を検出する。
前記ガイドレールRL1、被ガイドレールRL2、ラック部101、ラック歯102、ギア103、モータ104、開閉センサ106,107等により、実施例1の媒体の収容容器の駆動機構の一例としての給紙トレイの開閉装置111が構成されている。
(給紙トレイTR1〜TR4の動作)
(サイドガイド21,22およびサイドガイド用のスライダ41の動作)
各サイドガイド21,22は、サイドガイド用の溝13,14に沿って、前後方向に移動可能に支持されている。したがって、前サイドガイド21および後サイドガイド22の一方または両方を、前後方向に移動させると、ラックギア21c1,22c1に噛み合うピニオンギア12が回転する。よって、他方のラック部22c,21cが、一方のラック部21c,22cとは逆向きの方向に移動する。したがって、前サイドガイド21と後サイドガイド22とは、互いに接近、離間する方向に移動する。すなわち、サイドガイド21,22は、底壁2に積載されたシートSに接触、離間する方向に移動可能に支持されている。よって、サイドガイドの本体21b,22bの接触面21b1,22b1が、シートSに接触して、底壁2上のシートSの幅方向における位置を揃える。
また、後サイドガイド22が前後方向に移動する場合、後サイドガイド22の突出部22eも前後方向に移動する。ここで、前記突出部22eは、サイドガイド用のスライダ41の被案内溝31cに嵌まった状態で支持されている。よって、後サイドガイド22の前後方向の移動に応じて、斜めに延びる被案内溝31cの内壁は、突出部22eに押される。ここで、スライダ41のプレート31は、スライダ用の凹部17に左右方向に案内可能に支持されている。よって、突出部22eが前後方向に移動して被案内溝31cを押すと、スライダ41のプレート31が、スライダ用の凹部17に案内されながら左右方向に移動する。すなわち、サイドガイド21,22の前後方向の移動に連動して、サイドガイド用のスライダ41が左右方向に移動する。そして、スライダ41が左右方向に移動すると、突出部34が後壁3の上ガイド口3aに沿って左右方向に移動する。よって、突出部34の外端部36上のサイドガイド用の画像部37が、サイドセンサ92に対して左右方向に移動する。したがって、サイドガイド21,22の前後方向の位置に応じて、サイドガイド用の画像部37の左右方向の異なる位置がサイドセンサ92に検出される。
なお、スライダ41の被案内溝31cが突出部22eに押される際に、プレート31には回転、揺動させる力が作用する。このとき、実施例1では、プレート31の本体部31aには、右方に延びる被規制部31bが支持されている。よって、プレート31全体が移動方向に長くなっている。したがって、スライダ用の凹部17の隙間に対してプレート31が回転する場合に、全体の回転角度は小さくなり、スライダー17の回転、揺動が規制され易くなっている。よって、スライダ41は円滑に左右方向に移動し易く、被規制部31bが設けられていない場合に比べて、後サイドガイド22の移動に伴う摩擦や引っ掛かりなどが低減されている。よって、サイドガイド21,22を移動させる際の負荷が低減されている。
(エンドガイド51およびエンドガイド用の連動部材81の動作)
エンドガイド51は、エンドガイド用の溝16に沿って、左右方向に移動可能に支持されている。すなわち、エンドガイド51は、底壁2に積載されたシートSの右端に接触、離間する方向に移動可能に支持されている。よって、エンドガイドの本体51cの接触面51c1は、シートSの右端、すなわち、シートSの搬送方向の上流端に接触して、底壁2上のシートSにおける搬送方向の位置を揃える。
また、エンドガイド51が左右方向に移動する場合、エンドガイド51の軸部51bが左右方向に移動する。ここで、前記軸部51bは、リンク61のガイド用の長孔62に嵌まった状態で支持されている。したがって、エンドガイド51が移動すると、前記軸部51bが、ガイド用の長孔62の内壁を押す。よって、リンク61は、前端側が押されて、回転中心66を中心に回転する。ここで、リンク61の後端側では、スライダ用の長孔63にスライダ71の軸部77が挿入されている。よって、リンク61が回転する場合に、スライダ用の長孔63の内壁が前記軸部77を押す。ここで、スライダ71のプレート72は、後壁3に沿って左右方向に移動可能に支持されている。したがって、リンク61が回転すると、軸部77はスライダ用の長孔63に沿って押されながら移動して、スライダ71は左右方向に移動する。よって、リンク61が回転すると、プレート72上のエンドガイド用の画像部78が左右方向に移動する。すなわち、エンドガイド51の左右方向の位置に応じて、エンドガイド用の画像部78の左右方向の異なる位置がエンドセンサ93に検出される。
(給紙トレイTR1〜TR4の開閉動作)
各給紙トレイTR1〜TR4は、ガイドレールRL1に沿って前後方向に移動可能に支持されている。よって、各給紙トレイTR1〜TR4は、搬送位置の一例として、プリンタ部U1の内部に収容されてプリンタ部U1にシートを搬送可能な図8Bに示す装着位置に移動可能である。また、各給紙トレイTR1〜TR4は、積載位置の一例として、プリンタ部U1から前方に引出されてシートSを積載可能な図8Cに示す開放位置に移動可能である。
(実施例1のコントローラCの説明)
図9は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図である。
図10は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図であり、図9の続きの図である。
図9、図10において、複写機UのコントローラCは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、コントローラCは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、コントローラCは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、コントローラCは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1のコントローラCは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、コントローラCは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(コントローラCに接続された信号出力要素)
前記プリンタ部U1のコントローラCは、ユーザインタフェースU0や、サイドセンサ92、エンドセンサ93、開閉センサ106,107等の信号出力要素からの出力信号が入力されている。
U0:ユーザインタフェース
ユーザインタフェースU0は、電源の投入部の一例としての電源ボタンU01や、表示部の一例としての表示パネルU02、複写開始の入力部の一例としてのスタートボタンU03、数字入力部U04、矢印入力部U05、媒体の大きさの入力部の一例としてのサイズ設定ボタンU06、媒体の収容容器の開閉操作部の一例として、各給紙トレイTR1〜TR4に対応する開閉ボタンU07a〜U07d等を備えている。
92:サイドセンサ
サイドセンサ92は、サイドガイド用の画像部37を読み取り、その読み取った画像をコントローラCに入力する。
93:エンドセンサ
エンドセンサ93は、エンドガイド用の画像部78を読み取り、読み取った画像をコントローラCに入力する。
106,107:開閉センサ
開閉センサ106,107は、被ガイドレールRL2の有無を検出する。よって、開閉センサ106,107により、被ガイドレールRL2の端部の通過が検出される。
(コントローラCに接続された被制御要素)
コントローラCは、駆動源の駆動回路D1や、電源回路E、開閉装置の駆動回路D2、その他の図示しない制御要素に接続されている。コントローラCは、各回路D1,D2,E等へ、それらの制御信号を出力している。
D1:駆動源の駆動回路
駆動源の駆動回路D1は、駆動源の一例としてのメインモータM1を介して感光体ドラムPR等を回転駆動する。
D2:開閉装置の駆動回路
開閉装置の駆動回路D2は、各給紙トレイTR1〜TR4の開閉装置111のモータ104を駆動する。
E:電源回路
前記電源回路Eは、現像用の電源回路Ea、帯電用の電源回路Eb、転写用の電源回路Ec、定着用の電源回路Ed等を有している。
Ea:現像用の電源回路
現像用の電源回路Eaは、現像装置Gの現像ロールR0に現像電圧を印加する。
Eb:帯電用の電源回路
帯電用の電源回路Ebは、帯電ロールCRに感光体ドラムPR表面を帯電させるための帯電電圧を印加する。
Ec:転写用の電源回路
転写用の電源回路Ecは、転写ロールTRに転写電圧を印加する。
Ed:定着用の電源回路
定着用の電源回路Edは、定着装置Fの加熱ロールFhにヒータ加熱用の電力を供給する。
(コントローラCの機能)
コントローラCは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。すなわち、コントローラCは次の機能を有している。
C1:画像形成の制御手段
画像形成の制御手段C1は、スキャナ部U2から入力された画像情報に応じて、複写機Uの各部材の駆動や各電圧の印加時期等を制御して、画像形成動作であるジョブを実行する。
C2:駆動源の制御手段
駆動源の制御手段C2は、駆動源の駆動回路D1を介してメインモータM1の駆動を制御し、感光体ドラムPR等の駆動を制御する。
C3:電源回路の制御手段
電源回路の制御手段C3は、各電源回路Ea〜Edを制御して、各部材へ印加される電圧や、各部材へ供給される電力を制御する。
C4:開閉装置の制御手段
開閉装置の制御手段C4は、位置の判別手段C4Aと、入力の判別手段C4Bと、モータの制御手段C4Cとを有し、開閉装置の駆動回路D2を介して、給紙トレイの開閉装置111の動作の制御をする。すなわち、実施例1の開閉装置の制御手段C4は、給紙トレイの開閉装置111を制御して、対象となる給紙トレイTR1〜TR4を装着位置と開放位置との間で移動させる制御を行う。
C4A:位置の判別手段
位置の判別手段C4Aは、開閉センサ106,107の検出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4の位置を判別する。実施例1の位置の判別手段C4Aは、被ガイドレールRL2を検出していることを示す有り信号を、後側の開閉センサ106が出力している場合には、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動していると判別する。また、実施例1の位置の判別手段C4Aは、被ガイドレールRL2が検出されないことを示す無し信号を、前側の開閉センサ107が出力している場合には、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動していると判別する。よって、位置の判別手段C4Aは、前側の開閉センサ107の出力が有り信号から無し信号に切り替わった場合には、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に到達したと判別する。また、位置の判別手段C4Aは、後側の開閉センサ106の出力が無し信号から有り信号に切り替わった場合には、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に到達したと判別する。
前記開閉センサ106,107と、位置の判別手段C4Aとにより、実施例1の積載部の検出手段106+107+C4Aが構成されている。
C4B:入力の判別手段
入力の判別手段C4Bは、開閉ボタンU07a〜U07dが押されたか否かを判別する。なお、押された開閉ボタンU07a〜U07dより、開閉動作の対象の給紙トレイTR1〜TR4が特定される。
C4C:モータの制御手段
開閉装置の駆動源の制御手段の一例としてのモータの制御手段C4Cは、開閉装置の駆動回路D2を介して、給紙トレイの開閉装置111のモータ104の駆動を制御する。すなわち、実施例1のモータの制御手段C4Cは、開閉ボタンU07a〜U07dが押された場合に、対応する給紙トレイTR1〜TR4のモータ104の駆動を制御する。具体的には、実施例1のモータの制御手段C4Cは、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動しており、且つ、開閉ボタンU07a〜U07dが押された場合に、モータ104を正回転させる。そして、前記モータの制御手段C4Cは、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に到達した場合には、モータ104を停止させる。また、実施例1のモータの制御手段C4Cは、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動しており、且つ、開閉ボタンU07a〜U07dが押された場合に、モータ104を逆回転させる。そして、前記モータの制御手段C4Cは、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に到達した場合には、モータ104を停止させる。
C5:検出時期の判別手段
検出時期の判別手段C5は、第1の時期の判別手段C5Aと、第2の時期の判別手段C5Bとを有する。前記検出時期の判別手段C5は、ガイド21,22,61の位置を検出する時期であるか否かを判別する。
C5A:第1の時期の判別手段
第1の時期の判別手段C5Aは、時期が、ガイド21〜51が底壁2上のシートSに接触した時期に基づく実施例2の第1の時期であるか否かを判別する。実施例1の第1の時期の判別手段C5Aは、積載部の検出手段106+107+C104の検出結果に基づいて、第1の時期を判別する。具体的には、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から装着位置に向けて移動する場合の一例として、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動していることが検出されており、且つ、開閉ボタンU07a〜U07dが押された場合に、第1の時期であると判別する。
C5B:第2の時期の判別手段
第2の時期の判別手段C5Bは、時期が、前記第1の時期に比べて遅く底壁2に積載されたシートSが搬送される時期に基づく第2の時期であるか否かを判別する。実施例1の第2の時期の判別手段C5Bは、積載部の検出手段106+107+C104の検出結果に基づいて、第2の時期を判別する。具体的には、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動していることが検出されており、且つ、スタートボタンU03が押され、さらに、後述するトレイの選択手段C11による給紙トレイTR1〜TR4の選択が終了した場合に、第2の時期であると判別する。
C6:センサの制御手段
検出部材の制御手段の一例としてのセンサの制御手段C6は、第1の時期の制御手段C6Aと、第2の時期の制御手段C6Bとを有し、センサ92,93に画像部37,78の画像を読み取らせる。
C6A:第1の時期の制御手段
第1の時期の制御手段C6Aは、前記第1の時期に、対象となる給紙トレイTR1〜TR4のセンサ92,93に画像部37,78の画像を読み取らせる。
C6B:第2の時期の制御手段
第2の時期の制御手段C6Bは、前記第2の時期に、対象となる給紙トレイTR1〜TR4のセンサ92,93に画像部37,78の画像を読み取らせる。実施例1の第2の時期の制御手段C6Bは、給紙トレイTR1〜TR4に収容されたシートSの用紙サイズに応じて、いずれかの給紙トレイTR1〜TR4のセンサ92,93を制御する。具体的には、実施例1の第2の時期の制御手段C6Bは、後述するトレイの設定手段C11で設定された給紙トレイTR1〜TR4のセンサ92,93を制御して、第2の時期に画像部37,78の画像を読み取る。
C7:サイドガイドの位置の検出手段
第1の揃え部の位置を検出する処理を行う手段の一例としてのサイドガイドの位置の検出手段C7は、読取位置の特定手段C7Aと、ガイド位置の算出手段C7Bとを有する。サイドガイドの位置の検出手段C7は、サイドセンサ92が読み取った画像に基づいて、サイドガイド21,22の位置を検出する処理を行う。
C7A:読取位置の特定手段
第1の検出部材の検出位置の特定手段の一例としての読取位置の特定手段C7Aは、画像情報の記憶手段C7A1と、読取画像の処理手段C7A2とを有する。前記読取位置の特定手段C7Aは、サイドセンサ92による検出位置の一例としての読取位置が、サイドセンサ用の画像部37のどの位置かを特定する。
図11は実施例1の画像部とセンサの読取位置とを前方から見て説明する説明図であり、図11Aは画像部の説明図、図11Bはセンサが読み取った画像の説明図である。
C7A1:画像情報の記憶手段
画像情報の記憶手段C7A1は、サイドガイド用の画像部37に関する設定情報を記憶する。図11Aにおいて、実施例1のサイドガイド用の画像部37には、直角三角形状の図形の画像が設定されている。すなわち、実施例1のサイドガイド用の画像部37は、左右方向に延びる底辺部37aと、前記底辺部37aの左端から右上に延びる斜辺部37bとを有する。実施例1の画像情報の記憶手段C7Aでは、底辺部37aと斜辺部37bとの為す角θを、設定情報として記憶している。
C7A2:読取画像の処理手段
読取画像の処理手段C7A2は、サイドセンサ92が読み取った画像を処理する。具体的には、実施例1の読取画像の処理手段C7A2は、サイドセンサ92が読み取った画像92a内において、底辺部37aと、斜辺部37bとを特定する。そして、実施例1の読取画像の処理手段C7A2は、底辺部37aと、斜辺部37bとの間隔Hを算出する。さらに、実施例1の読取画像の処理手段C7A2は、角度θと間隔Hに基づいて、距離L=H/tanθを算出する。したがって、図11Bにおいて、サイドセンサ92の読取位置は、底辺部37aの左端から距離Lの位置として算出される。
図12は実施例1のサイドガイド用のスライダの位置とサイドガイドの位置との関係の説明図であり、図12Aはスライダが基準の位置に移動している場合の読取位置の説明図、図12Bはスライダが基準の位置に対して移動した場合の読取位置の説明図、図12Cはサイドガイドの位置の説明図である。
C7B:ガイド位置の算出手段
第1の揃え部の位置の算出手段の一例としてのガイド位置の算出手段C7Bは、対応情報の記憶手段C7B1と、位置の算出手段C7B2とを有する。実施例1のガイド位置の算出手段C7Bは、サイドセンサ92の読取位置に基づいて、サイドガイド21,22の位置を算出する。
C7B1:対応情報の記憶手段
対応情報の記憶手段C7B1は、サイドガイド用のスライダ41の位置情報と、サイドガイド21,22の位置情報と、を対応させる対応情報を記憶する。実施例1の対応情報の記憶手段C7B1は、対応情報の一例としての値α,L0を記憶する。すなわち、実施例1では、サイドガイド21,22が移動すると、前後方向に対して斜めに延びる直線状の被案内溝31cを介して、スライダ41が左右方向に移動する。よって、実施例1では、スライダ41の移動量と、サイドガイド21,22の移動量との間には、比例関係が成立しているとしてよい。よって、対応情報の記憶手段C7B1は、前記比例関係の比例定数αを記憶している。また、実施例1の対応情報の記憶手段C7B1は、図12Aにおいて、サイドガイド21,22が最も内側に移動する場合を基準として、サイドセンサ92の読取位置L0を記憶している。なお、対応情報の記憶手段C7B1には、値α,L0に加えて、サイドガイド21,22が最も内側に移動した場合の接触面21b1,22c1同士の間隔の値2×Sx0も予め測定されて記憶されている。
C7B2:位置の算出手段
位置の算出手段C7B2は、対応情報の記憶手段C7B1に記憶された値α,L0,2×Sx0と、サイドセンサ92の読取位置Lとに基づいて、サイドガイド21,22の位置を算出する。すなわち、前記読取位置の特定手段C7Aにより、スライダ41の位置に応じた読取位置Lが算出される。このとき、基準に対するスライダ41の移動量は(L−L0)である。よって、基準に対するサイドガイド21,22の移動量Sxは、α×(L―L0)である。したがって、このとき、図12Cに示すように、サイドガイド21,22は、最も内側の基準の位置から、前後方向の外側にそれぞれ長さSx離れた位置に移動している。ここで、基準の位置の接触面21b1,22c1同士の間隔は2×Sx0なので、長さSx移動した場合の接触面21b1,22c1同士の間隔は、2×(Sx+Sx0)となる。逆に、前記間隔が2×(Sx+Sx0)であれば、サイドガイド21,22は基準の位置から長さSx離れた位置に移動していることになる。
よって、実施例1では、前記間隔の値2×(Sx+Sx0)を用いて、サイドガイド21,22の位置とする。すなわち、実施例1の位置の算出手段は、Sx′=2×(Sx+Sx0)、すなわち、Sx′=2×{α×(L―L0)+Sx0}を算出する。よって、実施例1のサイドガイドの位置の検出手段C7では、サイドセンサ92が画像を読み込んだ場合に、サイドガイド21,22の位置がSx′として検出される。なお、値Sx′は、シートSの幅の長さに対応する。
なお、前記サイドセンサ92と、センサの制御手段C6と、サイドガイドの位置の検出手段C7とにより、実施例1の第1の揃え部の位置の検出手段92+C6+C7が構成されている。
C8:エンドガイドの位置の検出手段
第2の揃え部の位置を検出する処理を行う手段の一例としてのエンドガイドの位置の検出手段C8は、読取位置の特定手段C8Aと、ガイド位置の算出手段C8Bとを有する。エンドガイドの位置の検出手段C8は、エンドセンサ93が読み取った画像に基づいて、エンドガイド51の位置を検出する処理を行う。
C8A:読取位置の特定手段
読取位置の特定手段C8Aは、画像情報の記憶手段C8A1と、読取画像の処理手段C8A2とを有する。実施例1の読取位置の特定手段C8Aは、サイドガイド21,22に関する読取位置の特定手段C7Aと同様の制御を行う。すなわち、図11において、読取位置の特定手段C8Aは、エンドセンサ93の読取位置が、エンドガイド用の画像部78における底辺部78aの左端から距離M=H′/tanθ′の位置として算出、特定される。よって、画像位置の特定手段C8Aに関する詳細な説明は省略する。
図13は実施例1のエンドガイド用のスライダの位置とエンドガイドの位置との関係の説明図であり、図13Aはスライダが基準の位置に移動している場合の検出位置の説明図、図13Bはスライダが基準の位置に対して移動した場合の検出位置の説明図、図13Cはエンドガイドの位置の説明図である。
C8B:ガイド位置の算出手段
第2の揃え部の位置の算出手段の一例としてのガイド位置の算出手段C8Bは、対応情報の記憶手段C8B1と、位置の算出手段C8B2とを有する。実施例1のガイド位置の算出手段C8Bは、エンドセンサ93の検出位置に基づいて、エンドガイド51の位置を算出する。
C8B1:対応情報の記憶手段
対応情報の記憶手段C8B1は、エンドガイド用のスライダ71の位置情報と、エンドガイド51の位置情報と、を対応させる対応情報を記憶する。実施例1の対応情報の記憶手段C8B1は、対応情報の一例としての値β,M0を記憶する。すなわち、実施例1では、エンドガイド51が左右方向に移動すると、回転中心66を中心に回転するリンク61を介して、スライダ71が左右方向を逆方向に移動する。よって、実施例1では、スライダ71の移動量と、エンドガイド51の移動量との間には、相似の関係が成立しており、比例関係が成立しているとしてよい。よって、対応情報の記憶手段C8B1は、前記比例関係の比例定数βを記憶している。また、実施例1の対応情報の記憶手段C8B1は、図13Aにおいて、エンドガイド51が最も左側に移動する場合が基準となるように、エンドセンサ93の検出位置M0を記憶している。なお、対応情報の記憶手段C8B1には、値β,M0に加えて、エンドガイド51が最も左側に移動した場合の接触面51c1と、固定された第2の揃え部の一例としての左壁4と、の間隔の値Sy0も予め測定されて記憶されている。
C8B2:位置の算出手段
位置の算出手段C8B2は、対応情報の記憶手段C8B1に記憶された値β,M0,Sy0と、エンドセンサ93の読取位置Mとに基づいて、エンドガイド51の位置を算出する。すなわち、基準に対するエンドガイド51の移動量Syは、β×(M―M0)である。ここで、基準の位置の接触面51c1と左壁4との間隔はSy0なので、長さSy移動した場合の接触面51c1と左壁4との間隔は、Sy+Sy0となる。よって、サイドガイド21,22の位置の算出手段C7B2の場合と同様に、位置の算出手段C8B2は、Sy′=Sy+Sy0、すなわち、Sy′=β×(M―M0)+Sy0を算出する。したがって、実施例1のエンドガイドの位置の検出手段C8では、エンドセンサ93が画像を読み込んだ場合に、エンドガイド51の位置がSy′として検出される。なお、値Sy′は、シートSの搬送方向の長さに対応する。
なお、前記エンドセンサ93と、センサの制御手段C6と、エンドガイドの位置の検出手段C8とにより、実施例1の第2の揃え部の位置の検出手段93+C6+C8が構成されている。
C9:第1の時期のガイド位置の記憶手段
第1の時期の揃え部の位置の記憶手段の一例としての第1の時期のガイド位置の記憶手段C9は、第1の時期に検出されたガイド21,22,51の位置に関する情報を記憶する。実施例1の第1の時期のガイド位置の記憶手段C9は、サイドガイド21,22の位置に関する情報として、第1の時期、すなわち、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動しており、且つ、開閉ボタンU07a〜U07dが押された場合に、算出、検出された位置Sx′を記憶する。また、実施例1の第1の時期のガイド位置の記憶手段C9は、エンドガイド51の位置に関する情報として、前記第1の時期に、算出、検出された位置Sy′を記憶する。
C10:使用サイズの取得手段
使用する媒体の大きさの取得手段の一例としての使用サイズの取得手段C10は、これから実行されるジョブ時に使用するシートSの大きさ、いわゆる、シートSのサイズの情報を取得する。実施例1の使用サイズの取得手段C10は、シートSのサイズの情報として、シートSの幅方向に対応する長さλ1と、シートSの搬送方向に対応する長さλ2とを取得する。具体的には、実施例1の使用サイズの取得手段C10は、スキャナ部U2から読み込まれた原稿のサイズに基づく場合には、読み取った原稿の長さλ1,λ2を取得する。また、実施例1の使用サイズの取得手段C10は、サイズ設定ボタンU06が操作されて使用するシートSのサイズの指定がされている場合には、指定されたサイズに基づいて長さλ1,λ2を取得する。
C11:トレイの選択手段
媒体の収容容器の特定手段の一例としてのトレイの選択手段C11は、判別手段C11Aと、シート有無のフラグFL1と、通知手段C11Bとを有する。前記トレイの選択手段C11は、第1の時期のガイド位置の記憶手段C9が記憶した位置Sx′,Sy′と、使用サイズの取得手段C10が取得した長さλ1,λ2とに基づいて、シートSを給紙させる給紙トレイTR1〜TR4を選択する。すなわち、トレイの選択手段C11は、第1の時期のガイドの位置Sx′,Sy′が、長さλ1,λ2に対応している給紙トレイTR1〜TR4を選択する。トレイの選択手段C11は、スタートボタンU03が押された後に処理を開始する。
C11A:判別手段
判別手段C11Aは、ガイドの位置Sx′,Sy′が長さλ1,λ2に対応するか否かを判別する。実施例1では、対応する場合の一例として、ガイドの位置Sx′,Sy′が長さλ1,λ2に一致するか否かを判別する。具体的には、実施例1の判別手段C11Aは、給紙トレイTR1,TR2,TR3,TR4の順に、Sx′=λ1且つSy′=λ2であるか否かを判別する。この際に、実施例1の判別手段C11Aは、Sx′=λ1且つSy′=λ2であると判別した場合には、それ以後の給紙トレイTR2〜TR4については判別しないで処理を終了する。
また、実施例1の判別手段C11Aは、全ての給紙トレイTR1〜TR4について、Sx′=λ1且つSy′=λ2でないと判別した場合には、位置Sx′,Sy′に対して比較する長さλ1,λ2を入れ替えて判別する。すなわち、実施例1の判別手段C11Aは、給紙トレイTR1,TR2,TR3,TR4の順に、Sx′=λ2且つSy′=λ1であるか否かを判別する。この際に、実施例1の判別手段C11Aは、Sx′=λ2且つSy′=λ1であると判別した場合には、それ以後の給紙トレイTR2〜TR4については判別しないで処理を終了する。
FL1:シート有無のフラグ
媒体の有無の識別値の一例としてのシート有無のフラグFL1は、判別手段C11Aの判別結果に基づいて、シートの有無を識別するための値を記憶する。具体的には、実施例1のシート有無のフラグFL1は、初期値は「0」である。また、実施例1のシート有無のフラグFL1は、前記判別手段C11Aが全ての給紙トレイTR1〜TR4に対して、第1の時期のガイドの位置Sx′,Sy′が長さλ1,λ2に対応しないと判別した場合には、対応するシートSがないことを示す「1」がセットされる。
C11B:通知手段
指定された大きさの媒体が無いことを通知する手段の一例としての通知手段C11Bは、全ての給紙トレイTR1〜TR4において、第1の時期のガイドの位置Sx′,Sy′が長さλ1,λ2に対応しない場合、すなわち、FL1=「1」の場合に、予め設定された画像を、表示パネルU02に表示する。実施例1の通知手段C11Bは、使用サイズの取得手段C10が取得したサイズのシートSが、給紙トレイTR1〜TR4内に無いことを通知する画像を、表示パネルU02に表示する。
したがって、実施例1のトレイの選択手段C11は、位置Sx′,Sy′と長さλ1,λ2とが一致すると判別手段C11Aが判別した場合には、一致すると判別された給紙トレイTR1〜TR4を、シートSを給紙させる給紙トレイTR1〜TR4として選択する。また、実施例1では、全ての給紙トレイTR1〜TR4の位置Sx′,Sy′と長さλ1,λ2とが一致しないと判別手段C11Aが判別した場合には、通知手段C11Bが表示パネルU02に前記画像を表示する。
なお、実施例1では、通知手段C11Bが表示パネルU02に画像を表示すると、給紙トレイTR1〜TR4を選択する処理が中止される。したがって、以降のジョブが中断される。
C12:ずれ量の算出手段
ずれ量の算出手段C12は、サイドずれ量の算出手段C12Aと、エンドずれ量の算出手段C12Bとを有する。前記ずれ量の算出手段C12は、第1の時期に検出されたガイドの位置Sx′,Sy′と、第2の時期に検出されたガイドの位置Sx′,Sy′と、のずれ量ΔSx′,ΔSy′を算出する。なお、以下の説明では、前記第1の時期に検出されたガイドの位置Sx′,Sy′を、Sx1′,Sy1′で表す。また、前記第2の時期に検出されたガイドの位置Sx′,Sy′を、Sx2′,Sy2′で表す。
C12A:サイドずれ量の算出手段
第1の揃え部のずれ量の算出手段の一例としてのサイドずれ量の算出手段C12Aは、第1の揃え部のずれ量の一例としてのサイドずれ量ΔSx′を算出する。実施例1のサイドずれ量の算出手段C12Aは、第1の時期の位置の記憶手段C9に記憶されたサイドガイド21,22の位置Sx1′と、第2の時期の制御手段C6Bがサイドセンサ92を制御したことで検出されたサイドガイド21,22の位置Sx2′とに基づいて、サイドずれ量ΔSx′を算出する。具体的には、実施例1のサイドずれ量の算出手段C12Aは、サイドずれ量ΔSx′を、ΔSx′=Sx2′−Sx1′として算出する。
C12B:エンドずれ量の算出手段
第2のずれ量の算出手段の一例としてのエンドずれ量の算出手段C12Bは、第2の揃え部の位置のずれ量の一例としてのエンドずれ量ΔSy′を算出する。実施例1のエンドずれ量の算出手段C12Bは、第1の時期の位置の記憶手段C9に記憶されたエンドガイド51の位置Sy1′と、第2の時期の制御手段C6Bがエンドセンサ93を制御したことで検出されたエンドガイド51の位置Sy2′とに基づいて、エンドずれ量ΔSy′を算出する。具体的には、実施例1のエンドずれ量の算出手段C12Bは、エンドずれ量ΔSy′を、ΔSy′=Sy2′−Sy1′として算出する。
C13:サイドずれの判別手段
第1の揃え部のずれの判別手段の一例としてのサイドずれの判別手段C13は、基準値の記憶手段C13Aと、大小の判別手段C13Bとを有する。サイドずれの判別手段C13は、サイドガイド21,22に位置ずれが生じたか否か、すなわち、サイドガイド21,22の位置のずれが許容可能か否かを判別する。
C13A:基準値の記憶手段
基準値の記憶手段C13Aは、サイドずれ量ΔSx′の大きさが許容可能か否かの判断を行うための基準値εxを記憶する。前記基準値εxは、サイドガイド21,22の位置Sx′の検出精度や、サイドずれ量ΔSx′の算出精度など、画像形成装置の構成に応じて予め設定される。よって、例えば、ある値のサイドずれ量ΔSx′でシートSを給紙して画像を記録し、そのシートS上に記録された画像の位置のずれが許容できるか否かを評価して基準値εxを設定することが可能である。
C13B:大小の判別手段
大小の判別手段C13Bは、サイドずれ量ΔSx′と、前記基準値εxとの大小関係について判別する。具体的には、実施例1の大小の判別手段C13Bは、|ΔSx′|≦εxであるか否かを判別する。これにより、実施例1のサイドずれの判別手段C13では、サイドずれ量ΔSx′の大きさが基準値εx以下の場合には、サイドガイド21,22の位置のずれは許容可能と判別される。一方で、実施例1のサイドずれの判別手段C13では、サイドずれ量ΔSx′の大きさが基準値εxに比べて大きい場合には、位置のずれが許容できないと判別される。
C14:エンドずれの判別手段
第2の揃え部のずれの判別手段の一例としてのエンドずれの判別手段C14は、基準値の記憶手段C14Aと、大小の判別手段C14Bとを有する。エンドずれの判別手段C14は、エンドガイド51の位置のずれが許容可能か否かを判別する。前記エンドずれの判別手段C14や、基準値の記憶手段C14A、大小の判別手段C14Bは、エンドガイド51の位置のずれが許容可能か否かを判別するのに応じて構成されている点以外は、サイドずれの判別手段C13や、基準値の記憶手段C13A、大小の判別手段C13Bと同様なので詳細な説明は省略する。
C15:サイズの検出手段
媒体の大きさを検出する手段の一例としてのサイズの検出手段C15は、前記ずれ量ΔSx′,ΔSy′の大きさが基準値εx,εyよりも小さい場合に、検出されたガイド21,22,51の位置Sx′,Sy′に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4に積載されたシートSのサイズを検出する。実施例1のサイズの検出手段C15は、|ΔSx′|≦εx、且つ、|ΔSy′|≦εyである場合、すなわち、サイドずれ量の判別手段C13で許容可能と判別され、且つ、エンドずれ量の判別手段C14で許容可能と判別された場合に、第1の時期のガイド21,22,51の位置Sx1′,Sy1′をシートSのサイズとして検出する。よって、実施例1では、シートSのサイズとして、長さλ1,λ2が検出される。したがって、長さλ1,λ2に基づいて画像形成の処理が続行されて、選択されていた給紙トレイTR1〜TR4からシートSが給紙される。なお、実施例1のサイズの検出手段C15では、ずれ量の判別手段C13,C14のいずれかで許容可能でないと判別された場合には、シートSのサイズを検出しない。すなわち、この場合には、画像形成の処理は中断される。よって、選択されていた給紙トレイTR1〜TR4からはシートSが給紙されない。
C16:向きの変換手段
画像の回転手段の一例としての向きの変換手段C16は、画像情報とシートSの情報とに基づいて、画像の向きとシートSの向きを一致させる。実施例1の向きの変換手段は、元の画像の一例としての原稿から取得された画像情報がシートSの給紙方向に対応していない場合に、取得した画像情報を給紙方向に対応した画像情報に変換する。実施例1の向きの変換手段C16は、前記判別手段C11AがSx′=λ2且つSy′=λ1であると判別した場合に、スキャナ部U2が読み込んだ画像情報を90度回転させた画像情報に変換する。すなわち、実施例1では、給紙トレイTR1〜TR4のシートSが、原稿の画像情報に対しサイズは対応するが、向きが一致しない場合に、画像情報の変換を行う。よって、実施例1の向きの判別手段C16は、前記判別手段C11Aが、Sx′=λ1且つSy′=λ2であると判別した場合には、画像情報の変換は行わない。
C17:書込回路の制御手段
画像の位置を移動させる制御を行う制御手段の一例としての書込回路の制御手段C17は、サイドずれ量ΔSx′に基づいて、シートSに記録する画像の位置を移動させる制御を行う。実施例1の書込回路の制御手段C17は、記録部の一例としてのプリンタ部U1が有する書込回路DLを制御して、感光体ドラムPRに書き込まれるレーザー光Lの位置を距離ΔSx′/2だけ後側に移動させる。すなわち、実施例1の書込回路の制御手段C17は、サイドガイド21,22がずれてない場合に比べて、レーザー光Lの書き込まれる位置が、距離ΔSx′/2だけ感光体ドラムPR上で後側に移動するように書込回路DLを制御する。なお、距離ΔSx′は、両サイドガイド21,22がずれた量の合計に対応し、距離ΔSx′/2は、後側のサイドガイド22が移動した距離である。
C18:基準値の記憶手段
故障を判別するための基準値を記憶する手段の一例としての基準値の記憶手段C18は、ガイド21,22,51が故障しているか否かの判別をするための基準値を記憶する。実施例1の基準値の記憶手段C18は、測定間隔を定める基準値の一例として、給紙トレイTR1〜TR4の使用回数の基準値Nt0を記憶する。また、前記基準値の記憶手段C19は、測定間隔における発生数を定める基準値の一例として、サイドガイド21,22とエンドガイド51のそれぞれの故障の基準値Nx0,Ny0を記憶する。前記基準値Nt0,Nx0,Ny0は、ガイド21,22,51の移動し易さなどの画像形成装置の構成や、ずれの発生のバラツキを低減するのに十分な測定間隔などの観点から、実験、測定により予め設定されている。なお、実施例1では、基準値Nt0,Nx0,Ny0として、Nt0=100,Nx0=3,Ny0=3が記憶されている。
C19:サイドの故障の判別手段
第1の揃え部の故障の判別手段の一例としてのサイドの故障の判別手段C19は、判別履歴の記憶手段C19Aと、判別履歴の更新手段C19Bと、発生回数の計測手段C19Cと、故障の判別手段C19Dと、サイドのフラグFL2とを有する。サイドの故障の判別手段C19は、サイドずれの判別手段C13の判別結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4毎に、サイドガイド21,22が故障しているか否かを判別する。
C19A:判別履歴の記憶手段
位置ずれが生じた回数を記憶する手段の一例としての判別履歴の記憶手段C19Aは、給紙トレイTR1〜TR4毎に、サイドずれの判別手段C13の判別結果を、前記使用回数の基準値Nt0分だけ記憶する。よって、実施例1では、判別履歴の記憶手段C19Aは、給紙トレイTR1〜TR4毎に、サイドずれの判別手段C13の判別結果を100回分だけ記憶する。
C19B:判別履歴の更新手段
判別履歴の更新手段C19Bは、判別履歴の記憶手段C19Aの記憶情報を更新する。実施例1の判別履歴の更新手段C19Bは、サイドずれの判別手段C13が判別処理を行った場合に、判別履歴の記憶手段C19Aの記憶情報を更新する。すなわち、実施例1の判別履歴の更新手段C19Bは、最新の判別結果が得られると、判別履歴の記憶手段C19Aに記憶された最も古い判別結果を消去して、最も古い判別結果に替えて前記最新の判別結果を記憶させる。よって、実施例1の判別履歴の記憶手段C19Aには、給紙トレイTR1〜TR4毎に、サイドずれの判別手段C13の過去100回分の判別結果が記憶される。
C19C:発生回数の計測手段
発生回数の計測手段C19Cは、サイドガイド21,22に位置ずれが生じた回数、すなわち、ずれの発生回数Nxを計測する。実施例1の発生回数の計測手段C19Cは、判別履歴の記憶手段C20Aに記憶された記憶情報に基づいて、発生回数Nxを計測する。すなわち、実施例1では、サイドずれの判別手段C13の判別結果に関し、過去100回分の中で、サイドガイド21,22の位置のずれが許容できないと判別された回数が、発生回数Nxとして計測される。なお、実施例1の発生回数の計測手段C19Cは、サイドずれの判別手段C13により、サイドガイド21,22の位置のずれが許容できないと判別された場合に、発生回数Nxの計測処理を実行する。
C19D:故障の判別手段
故障の判別手段C19Dは、発生回数Nxに基づいて、サイドガイド21,22が故障しているか否かを判別する。実施例1の故障の判別手段C19Dは、発生回数Nxが、故障の基準値Nx0以上の場合に、サイドガイド21,22が故障していると判別する。したがって、実施例1では、過去100回分の中で、サイドガイド21,22の位置のずれが許容できないと判別された回数が3回以上発生する場合にサイドガイド21,22が故障していると判別される。なお、実施例1の故障の判別手段C19Dは、発生回数の計測手段C19Cが発生回数Nxを計測した場合に、故障しているか否かの判別処理を実行する。
FL2:サイドのフラグ
第1の揃え部の識別値の一例としてのサイドのフラグFL2は、前記サイドずれの判別手段C13とサイドの故障の判別手段C19の判別結果を識別するための値を記憶する。具体的には、実施例1のサイドのフラグFL2は、初期値は「00」である。また、実施例1のサイドのフラグFL2には、故障の判別手段C19Dが、サイドガイド21,22が故障していると判別した場合に、「01」がセットされる。さらに、実施例1のサイドのフラグFL2には、故障の判別手段C19Dが、サイドガイド21,22が故障していないと判別した場合、すなわち、ずれが生じたと判別されただけの場合に、「10」がセットされる。
C20:エンドの故障の判別手段
第2の揃え部の故障の判別手段の一例としてのエンドの故障の判別手段C20は、判別履歴の記憶手段C20Aと、判別履歴の更新手段C20Bと、発生回数の計測手段C20Cと、故障の判別手段C20Dと、エンドのフラグFL3とを有する。エンドの故障の判別手段C20は、エンドずれの判別手段C14の判別結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4毎に、エンドガイド51が故障しているか否かを判別する。前記エンドの故障の判別手段C20や、前記エンドの故障の判別手段C20が有する各手段C20A〜C20Dは、エンドガイド51が故障しているか否かを判別するのに応じて構成されている点以外は、前記サイドの故障の判別手段C19や、前記サイドの故障の判別手段C19が有する各手段C19A〜C19D,FL2と同様なので詳細な説明は省略する。
C21:ずれ発生の通知手段
揃え部に位置ずれが生じていることを通知する手段の一例としてのずれ発生の通知手段C21は、ずれの判別手段C13,C14が位置のずれを許容できないと判別した場合に、ガイド21,22,51に位置ずれが生じていることを利用者に通知する。実施例1のずれ発生の通知手段C21は、サイドずれの判別手段C13およびエンドずれの判別手段C14の少なくとも一方が位置ずれを許容できないと判別した場合において、故障の判別手段C19,C20が故障していないと判別した場合に、表示パネルU02に、ガイド21,22,51に位置ずれが生じていることを通知する画像を表示する。具体的には、実施例1のずれ発生の通知手段C21は、フラグの値が、FL2=「10」且つFL3=「10」、FL2=「10」且つFL3=「00」、または、FL2=「00」且つFL3=「10」の場合に、トレイの選択手段C11により選択された給紙トレイTR1〜TR4と、ずれの判別手段C13,C14により位置ずれが許容できないと判別されたガイド21,22,51とを通知する画像を表示する。なお、実施例1では、ずれ発生の通知手段C21が表示パネルU02に画像を表示すると、以降のジョブを中断する。
C22:故障の通知手段
故障の通知手段C22は、故障の判別手段C19,C20がガイド21,22,51が故障していると判別した場合に、ガイド21,22,51が故障していることを利用者に通知する。実施例1の故障の通知手段C22は、サイドの故障の判別手段C19およびエンドの故障の判別手段C20の少なくとも一方が故障していると判別した場合に、表示パネルU02に、ガイド21,22,51が故障していることを通知する画像を表示する。具体的には、実施例1の故障の通知手段C22は、フラグFL2,FL3の少なくとも一方が「01」の場合に、トレイの選択手段C11により選択された給紙トレイTR1〜TR4と、故障の判別手段C19,C20により故障していると判別されたガイド21,22,51とを通知する画像を表示する。なお、実施例1では、故障の通知手段C22が表示パネルU02に画像を表示すると、以降のジョブを中断する。
(実施例1の流れ図の説明)
次に、実施例1の複写機Uにおける制御の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
(実施例1の開放時のガイドの位置の検出処理のフローチャートの説明)
図14は開放時のガイドの位置の検出処理のフローチャートの説明図である。
図14のフローチャートの各ステップSTの処理は、前記複写機UのコントローラCに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複写機Uの他の各種処理と並行して実行される。
図14に示すフローチャートは複写機Uの電源投入により開始される。
図14のST1において、開閉ボタンU07a〜U07dが押されたか否かを判別する。イエス(Y)場合はST2に進み、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、押された開閉ボタンU07a〜U07dに対応する給紙トレイTR1〜TR4を開放位置に向けて移動させる。すなわち、押された開閉ボタンU07a〜U07dに対応するモータ104を正回転させる。そして、ST3に進む。
ST3において、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST4に進み、ノー(N)の場合はST3を繰り返す。
ST4において、モータ104を停止させる。そして、ST5に進む。
ST5において、開閉ボタンU07a〜U07dが押されたか否かを判別する。イエス(Y)場合はST6に進み、ノー(N)の場合はST5を繰り返す。
ST6において、第1の時期のガイド21,22,51の位置Sx1′,Sy1′を検出する。すなわち、後述する図18に示すガイドの位置の算出処理を実行する。そして、ST7に進む。
ST7において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ST8に進む。
(1)サイドガイド21,22の位置Sx1′を記憶する。
(2)エンドガイド51の位置Sy1′を記憶する。
ST8において、開放位置に移動している給紙トレイTR1〜TR4を装着位置に向けて移動させる。すなわち、開放位置に移動している給紙トレイTR1〜TR4のモータ104を逆回転させる。そして、ST9に進む。
ST9において、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST10に進み、ノー(N)の場合はST9を繰り返す。
ST10において、モータ104を停止させる。そして、ST1に戻る。
(実施例1の画像形成の処理のフローチャートの説明)
図15は実施例1の画像形成の処理のフローチャートの説明図である。
図16は実施例1の画像形成の処理のフローチャートの説明図であり、図15の続きのフローチャートの説明図である。
図17は実施例1の画像形成の処理のフローチャートの説明図であり、図16の続きのフローチャートの説明図である。
図15〜図17のフローチャートの各ステップSTの処理は、前記複写機UのコントローラCに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は、複写機Uの他の各種処理と並行して並列処理で実行される。
図15〜図17に示すフローチャートは複写機Uの電源投入により開始される。
図15のST11において、スタートボタンU03が押されたか否か、すなわち、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST12に進み、ノー(N)の場合はST11を繰り返す。
ST12において、ジョブ時に使用されるシートSのサイズの情報を取得する。すなわち、シートSの幅方向に対応する長さλ1と、シートSの搬送方向に対応する長さλ2と、を取得する。そして、ST13に進む。
ST13において、給紙トレイTR1について、Sx1′=λ1且つSy1′=λ2であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST17に進み、ノー(N)の場合はST14に進む。
ST14において、給紙トレイTR2について、Sx1′=λ1且つSy1′=λ2であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST18に進み、ノー(N)の場合はST15に進む。
ST15において、給紙トレイTR3について、Sx1′=λ1且つSy1′=λ2であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST19に進み、ノー(N)の場合はST16に進む。
ST16において、給紙トレイTR4について、Sx1′=λ1且つSy1′=λ2であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST20に進み、ノー(N)の場合は図16に示すST21に進む。
ST17において、給紙トレイTR1を選択する。そして、図16に示すST31に進む。
ST18において、給紙トレイTR2を選択する。そして、図16に示すST31に進む。
ST19において、給紙トレイTR3を選択する。そして、図16に示すST31に進む。
ST20において、給紙トレイTR4を選択する。そして、図16に示すST31に進む。
図16のST21において、給紙トレイTR1について、Sx1′=λ2且つSy1′=λ1であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST25に進み、ノー(N)の場合はST22に進む。
ST22において、給紙トレイTR2について、Sx1′=λ2且つSy1′=λ1であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST26に進み、ノー(N)の場合はST23に進む。
ST23において、給紙トレイTR3について、Sx1′=λ2且つSy1′=λ1であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST27に進み、ノー(N)の場合はST24に進む。
ST24において、給紙トレイTR4について、Sx1′=λ2且つSy1′=λ1であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST28に進み、ノー(N)の場合はST30に進む。
ST25において、給紙トレイTR1を選択する。そして、ST29に進む。
ST26において、給紙トレイTR2を選択する。そして、ST29に進む。
ST27において、給紙トレイTR3を選択する。そして、ST29に進む。
ST28において、給紙トレイTR4を選択する。そして、ST29に進む。
ST29において、スキャナ部U2が読み込んだ画像情報を90度回転させた画像情報に変換する。そして、ST31に進む。
ST30において、シート有無のフラグFL1に「1」をセットする。そして、処理を終了する。
ST31において、第2の時期のガイド21,22,51の位置Sx2′,Sy2′を検出する。すなわち、後述する図18に示すガイドの位置の算出処理を実行する。そして、図17に示すST32に進む。
図17のST32において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ST33に進む。
(1)サイドずれ量ΔSx′(ΔSx′=Sx2′−Sx1′)を算出する。
(2)エンドずれ量ΔSy′(ΔSy′=Sy2′−Sy1′)を算出する。
ST33において、サイドずれ量ΔSx′の大きさが許容可能か否か、すなわち、サイドずれ量ΔSx′の大きさが、基準値εx以下であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST34に進み、ノー(N)の場合はST35に進む。
ST34において、サイドガイド21,22の判別履歴を更新する。そして、ST40に進む。
ST35において、サイドガイド21,22の判別履歴を更新する。そして、ST36に進む。
ST36において、サイドガイド21,22の判別履歴に基づいて、ずれの発生回数Nxを計測する。そして、ST37に進む。
ST37において、サイドガイド21,22が故障しているか否か、すなわち、ずれの発生回数Nxが、基準値Nx0以上であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST38に進み、ノー(N)の場合はST39に進む。
ST38において、サイドのフラグFL2に「01」をセットする。そして、ST40に進む。
ST39において、サイドのフラグFL2に「10」をセットする。そして、ST40に進む。
ST40において、エンドずれ量ΔSy′の大きさが許容可能か否か、すなわち、サイドずれ量ΔSy′の大きさが、基準値εy以下であるか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST41に進み、ノー(N)の場合はST42に進む。
ST41において、エンドガイド51の判別履歴を更新する。そして、ST47に進む。
ST42において、エンドガイド51の判別履歴を更新する。そして、ST43に進む。
ST43において、エンドガイド51の判別履歴に基づいて、ずれの発生回数Nyを計測する。そして、ST44に進む。
ST44において、エンドガイド51が故障しているか否か、すなわち、ずれの発生回数Nyが、基準値Ny0以上であるか否か判別する。イエス(Y)の場合はST45に進み、ノー(N)の場合はST46に進む。
ST45において、エンドのフラグFL3に「01」をセットする。そして、ST47に進む。
ST46において、エンドのフラグFL3に「10」をセットする。そして、ST47に進む。
ST47において、FL1=「00」且つFL2=「00」か否かを判別する。イエス(Y)の場合はST48に進み、ノー(N)の場合は処理を終了する。
ST48において、選択された給紙トレイTR1〜TR4のシートSのサイズを検出する。そして、ST49に進む。
ST49において、書込回路DLを制御して、感光体ドラムPRに書き込まれるレーザー光Lの位置を距離ΔSx′/2だけ後側に移動させる。そして、ST50に進む。
ST50において、ジョブが終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合は図15に示すST11に戻り、ノー(N)の場合はST50を繰り返す。
(実施例1のガイドの位置の算出処理のフローチャートの説明)
図18は実施例1のガイドの位置の算出処理のフローチャートの説明図であり、図14のST6、図16のST31のサブルーチンの説明図である。
図18のST101において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ST102に進む。
(1)サイドセンサ92で画像部37から画像92aを読み取る。
(2)エンドセンサ93で画像部78から画像93aを読み取る。
ST102において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ST103に進む。
(1)画像92aに基づいて、底辺部37aと斜辺部37bとの間隔Hを算出する。
(2)画像93aに基づいて、底辺部78aと斜辺部78bとの間隔H′を算出する。
ST103において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ST104に進む。
(1)画像部37の間隔Hに基づいて、底辺部37aの右端からの距離L=H/tanθを算出する。
(2)画像部78の間隔H′に基づいて、底辺部78aの右端からの距離M=H′/tanθ′を算出する。
ST104において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ガイドの位置の算出処理を終了する。
(1)距離Lに基づいて、サイドガイド21,22の位置Sx′=2×{α×(L−L0)+Sx0}を算出する。
(2)距離Mに基づいて、エンドガイド51の位置Sy′=β×(M−M0)+Sy0を算出する。
(実施例1のエラーの表示処理のフローチャートの説明)
図19は実施例1のエラーの表示処理のフローチャートの説明図である。
図19のフローチャートの各ステップSTの処理は、前記複写機UのコントローラCに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複写機Uの他の各種処理と並行して実行される。
図19に示すフローチャートは複写機Uの電源投入により開始される。
ST201において、スタートボタンU03が押されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST202に進み、ノー(N)の場合はST201を繰り返す。
ST202において、シートの有無のフラグFL1が「1」か否かを判別する。イエス(Y)の場合はST203に進み、ノー(N)の場合はST204に進む。
ST203において、給紙トレイTR1〜TR4に長さλ1,λ2のシートSがないことを通知する画像を表示パネルU02に表示する。そして、処理を終了する。
ST204において、サイドのフラグFL2が「01」か否かを判別する。イエス(Y)の場合はST206に進み、ノー(N)の場合はST205に進む。
ST205において、エンドのフラグFL3が「01」か否かを判別する。イエス(Y)の場合はST206に進み、ノー(N)の場合はST207に進む。
ST206において、FL2,FL3の値に基づいて、ガイド21,22,51が故障していることをパネルU02に表示する。そして、処理を終了する。
ST207において、サイドのフラグFL2が「10」か否かを判別する。イエス(Y)の場合はST209に進み、ノー(N)の場合はST208に進む。
ST208において、エンドのフラグFL3が「10」か否かを判別する。イエス(Y)の場合はST209に進み、ノー(N)の場合はST210に進む。
ST209において、FL2,FL3の値に基づいて、ガイド21,22,51に位置ずれが生じていることを表示するパネルU02に表示する。そして、処理を終了する。
ST210において、ジョブが終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST201に戻り、ノー(N)の場合はST202に戻る。
(実施例1の各処理の機能)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、電源が投入されて、開閉ボタンU07a〜U07dが押されると、実施例1の開放時のガイドの位置の検出処理のST1〜ST4が実行される。よって、押された開閉ボタンU07a〜U07dに対応して、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置から開放位置に移動する。給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動すると、ケース1の内部に対して利用者が作業可能となる。よって、開放位置では、給紙トレイTR1〜TR4に対してシートSを補充したり交換することが可能である。また、収容されたシートSに合わせてガイド21,22,51を移動させ、積載されたシートSの端を揃えることも可能である。すなわち、開放位置では、給紙トレイTR1〜TR4に対して、いわゆる、シートSのセットを行うことが可能である。
給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動した状態から、開閉ボタンU07a〜U07dが押されると、ガイドの位置の算出処理が実行される。したがって、ガイド21,22,51に連動する連動部材41,81上の画像部37,78がセンサ92,93で読み取られる。そして、読み取られた画像92a,93aに基づいて、サイドガイド21,22の位置Sx′とエンドガイドの位置Sy′とが算出される。よって、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から移動する直前のガイド21,22,51の位置が、第1の時期のガイド21,22,51の位置Sx1′,Sy1′として検出される。そして、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から装着位置に移動する。
また、実施例1の複写機Uでは、スタートボタンU03が押されると、実施例1の画像形成の処理が実行される。すなわち、スタートボタンU03が押されてジョブが開始されると、スキャナ部U2が読み取った原稿の画像情報などに基づいて、画像情報に関するシートSの幅方向に対応する長さλ1と、シートSの搬送方向に対応する長さλ2とが取得される。そして、長さλ1,λ2と、第1の時期のガイド21,22,51の位置Sx1′,Sy1′との関係に応じて、給紙トレイTR1〜TR4が選択される。この際に、長さλ1,λ2は一致するが向きは一致しないと判別された場合には、原稿の画像情報が90°回転される。なお、長さλ1,λ2に対応するシートSが給紙トレイTR1〜TR4にないと判別された場合には、給紙トレイTR1〜TR4は選択されない。この場合には、シートの有無のフラグFL1が「1」にセットされ、画像形成の処理が中断する。
給紙トレイTR1〜TR4が選択されると、ガイドの位置の算出処理が実行される。よって、選択された給紙トレイTR1〜TR4のガイドの位置Sx′,Sy′が算出される。したがって、実施例1では、給紙動作が開始される直前のガイド21,22,51の位置が、第2の時期のガイド21,22,51の位置Sx2′,Sy2′として検出される。第2の時期のガイド21〜51の位置Sx2′,Sy2′が検出されると、第1の時期と第2の時期の位置Sx1′〜Sy2′に基づいて、ガイドのずれ量ΔSx′,ΔSy′が算出される。
そして、ガイドのずれ量ΔSx′,ΔSy′と基準値εx,εyとの大小関係に基づいて、ガイド21〜51の位置ずれの許容の可否や、ガイド21〜51の故障の有無が判別される。
一般に、給紙トレイTR1〜TR4では、シートSのセット時に、ガイドの位置もセットされる。しかし、ガイドは移動可能に構成されており、ガイドの位置を保持する必要がある。ガイドの位置を保持するには、爪を穴に引っ掛けるなどして固定する固定機構を用いる構成が考えられる。しかし、固定機構を用いる場合、ガイドの構成が複雑化し易い。また、異なるサイズのシートSに入れ替えようとする場合に、固定機構の解除、設定の必要があり、ガイドの移動作業が煩雑化する。さらに、穴の位置を予め設けておく必要があり、いわゆる、定型サイズにしか対応できない。
これに対して、ガイドと、ガイドを支持する部材との摩擦力でガイドの位置を保持する構成では、固定機構を用いる場合に比べて、ガイドの構成が簡素化され、ガイドの移動作業も容易である。また、非定型サイズのシートSを揃えることも可能である。しかしながら、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動する場合には、装着時の衝撃や、慣性でシートSがガイドを押したりする。よって、このとき、ガイドに過剰な力が働き易く、摩擦力でガイドの位置を保持する構成では、ガイドの位置がずれてしまう場合がある。また、プリンタ部U1の駆動時の振動や、ピックアップロールRpの動作、プリンタ部U1と利用者との接触などで、ガイドにガタが生じてガイドの位置がずれてしまう恐れもある。したがって、摩擦力でガイドの位置を保持する場合、利用者がシートSのサイズに合わせてガイドをセットしても、実際に、サイズを検出したり給紙を行う際には、ガイドの位置がずれている場合がある。
ここで、特許文献1に記載のような従来の構成では、給紙トレイが装置本体に収容された後に、ガイドの位置に応じて、直接、シートSのサイズを検出していた。すなわち、従来の構成では、ガイドに位置ずれが生じることを想定しておらず、ガイドの位置を一度検出するだけで、シートSのサイズを特定してシートSを給紙していた。したがって、従来の構成では、検出されたガイドの位置が、本来のシートSに対してずれている場合があり、シートSのサイズを誤検出してしまう場合があった。そして、シートSのサイズを誤検出してしまうと、実際のサイズとは異なる誤ったサイズに基づいて画像形成を行ってしまう恐れがあった。
すなわち、例えば、給紙トレイTR1〜TR4にA4サイズの紙を収容している場合に、ガイド21〜51の位置がUSリーガルサイズの位置までずれる場合を考える。この場合、従来の装着後にサイズを検出する技術では、A4サイズの紙が収容されているにも関わらず、USリーガルサイズと誤検出されてしまう。よって、画像の記録位置がシートS上でずれたり、画像が大き過ぎて実際のシートSからはみ出たりして、いわゆる、印刷ミスが生じてしまう場合があった。また、原稿のサイズに対応するシートSが実際には収容されているにも関わらず、対応するシートSが存在しないと判別されてしまい、画像形成の動作が中断してしまう場合もあった。
また、ガイドのずれが大き過ぎる場合には、シートSとガイドとの間に隙間が生じて、シートSに対するガイドの揃え能力が低下してしまう。したがって、この場合には、シートSが給紙されるとしても、給紙時にシートSの姿勢が乱れ易く、シートSが傾斜して搬送されてしまって、いわゆる、スキューが発生する場合がある。よって、従来の構成では、シートSの誤検出に加えて、スキューも発生してしまい、シートS上に画像が傾斜して記録されたり、搬送路に引っ掛かって紙詰まりが生じてしまう場合があった。
これに対して、実施例1では、第1の時期の位置Sx1′,Sy1′と第2の時期の位置Sx2′,Sy2′とに基づいて、ずれ量ΔSx′,ΔSy′を算出している。したがって、実施例1では、ガイド21〜51の位置がずれたか否かを検出可能である。すなわち、実施例1では、ガイド21〜51のずれが検出可能でない構成に比べて、ずれたガイドの位置に基づいてシートSのサイズを誤検出してしまうことが低減されている。
その上、実施例1のずれ量ΔSx′,ΔSy′は、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から移動する直前に検出された第1の時期の位置Sx1′,Sy1′と、給紙直前に検出された第2の時期の位置Sx2,Sy2とに基づいて算出されている。
すなわち、第1の時期の位置Sx1′,Sy1′は、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動する前の位置である。よって、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動した後の位置Sx2′,Sy2′に比べて、ガイドの位置Sx1′,Sy1′がシートSのサイズに対応した位置となり易い。
したがって、実施例1では、ずれ量ΔSx′,ΔSy′が基準値εx,εy以下の場合には、シートSとサイドガイド21,22との隙間が小さくて、シートSはサイドガイド21,22に案内されながら給紙され易い。一方で、ずれ量ΔSx′,ΔSy′が基準値εx,εyより大きい場合には、給紙を行わずにジョブを中断する。したがって、実施例1では、シートSのサイズの誤検出の低減に加えて、スキューの発生も低減させ易くなっている。
また、実施例1では、選択された給紙トレイTR1〜TR4からシートSが給紙される場合には、書込回路DLを制御して、サイドガイド21,22がずれてない場合に比べて、距離ΔSx′/2だけ後側にずらして感光体ドラムPR上にレーザー光Lを書き込む。すなわち、感光体ドラムPR上には、サイドガイド21,22がずれていない場合に比べて、距離ΔSx′/2だけ後側にトナー像が形成される。よって、転写領域Q3では、サイドガイド21,22がずれていない場合に比べて、距離ΔSx′/2だけ後側の位置でトナー像がシートSに転写される。
図20は実施例1のサイドガイドのずれ量と画像の記録位置の説明図であり、図20Aはシートとガイドがセットされた直後の状態の説明図、図20Bは給紙トレイが装着位置に移動してサイドガイドとシートがずれた状態の説明図である。
実施例1では、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に向けて後方に移動した後に停止する。よって、停止時に、給紙トレイTR1〜TR4内のシートSは、慣性で、後側のサイドガイド22に押しつけられたり、後側のサイドガイド22を押して移動させたりし易い。したがって、給紙トレイTR1〜TR4内のシートSも、図20に示すように、後側のサイドガイド22がずれた距離ΔSx′/2だけ後方にずれていることが多い。
そして、シートSが距離ΔSx′/2だけ後方にずれて積載されていると、距離ΔSx′/2だけ後方にずれたまま転写領域Q3までシートSは搬送され易い。したがって、転写領域Q3において、距離ΔSx′/2だけ後側でトナー像をシートSに転写すると、シートSが幅方向にずれている距離とトナー像の転写位置が相殺し易くなっている。よって、実施例1では、サイドずれ量ΔSx′に基づいてシートSに記録する画像の位置を制御しない場合に比べて、シートS上に記録される画像の位置がシートSに対してずれ難くなっている。
また、実施例1では、ずれ量ΔSx′,ΔSy′が基準値εx,εyより大きい場合には、ガイド21〜51の位置のずれの発生頻度に基づいて、ガイド21〜51が故障しているか否かを判別している。すなわち、実施例1では、選択された給紙トレイTR1〜TR4に関する履歴情報に基づいて、ずれ量ΔSx′,ΔSy′が大きいと判別された発生回数Nx,Nyが、基準値Nt0回中、基準値Nx0,Ny0以上の場合に、ガイド21〜51が故障していると判別される。
ここで、ガイド21〜51が位置合わせの移動で磨耗したりして劣化すると、ガイド21〜51の摩擦力が低下して、ガイド21〜51の位置が保持され難くなる。よって、ガイド21〜51の位置がずれ易くなり、いわゆる、ガイド21〜51が故障した状態となる。そして、ガイド21〜51が故障すると、給紙トレイTR1〜TR4の装着動作でガイド21〜51の位置が大きくずれ易くなる。また、給紙トレイTR1〜TR4の装着時には位置のずれが小さくても、プリンタ部U1の駆動時の振動などによって、ガイド21〜51の位置がずれてしまう場合もある。よって、ガイド21〜51が故障すると、ガイド21〜51をセットし直す必要が多くなってしまう。よって、実施例1では、ガイド21〜51の位置がずれ易い場合には、ガイド21〜51が故障と判別して利用者に、ガイド21〜51が故障していることを通知すると共に、ジョブを中断する。
ここで、ガイド21〜51に位置ズレが生じた場合には、即、ガイド21〜51が故障していると判別する構成も考えられる。しかしながら、例えば、利用者がプリンタ部U1に接触するなど、偶発的にガイド21〜51の位置がずれる場合もある。よって、ガイド21〜51の位置がずれただけで、即、ガイド21〜51の故障と判別してしまうと、故障していないにもかかわらず、給紙トレイTR1〜TR4等を交換することになって、資源の無駄が生じ易い。これに対して、実施例1では、発生頻度に基づく構成であり、偶発的に生じたガイド21〜51の位置のずれを故障と判定し難くなっている。よって、実施例1では、ガイド21〜51の故障の誤検出が低減されている。
なお、実施例1では、故障しているか否かの判別結果に応じて、フラグFL2,FL3には、値「01」,「10」のいずれかがセットされて、ジョブが中断される。
この際に、実施例1では、エラーの表示処理が実行されている。よって、フラグFL2,FL3に値「01」,「10」がセットされた場合には、フラグFL2,FL3の値「01」,「10」に応じて、フラグFL2,FL3に対応するガイド21〜51が故障していることや、フラグFL2,FL3に対応するガイド21〜51に位置ずれが生じていることが、表示パネルU02に表示される。よって、利用者は表示パネルU02に表示された画像に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4を交換したり、ガイド21〜51をセットし直したりすることが可能となる。したがって、実施例1では、実際にシートSに画像を記録したり、紙詰まりが生じて初めてガイド21〜51の位置のずれに気づく構成に比べて、早期に利用者にガイド21〜51に位置のずれが生じたこと等を認識させ易くなっている。また、実施例1では、印刷ミスや紙詰まりの発生を減らせて、シートSの無駄を省き易くなっている。
なお、実施例1のエラーの表示処理では、シートの有無のフラグFL1に「1」がセットされた場合には、長さλ1,λ2に対応するシートSが給紙トレイTR1〜TR4に収容されていないことが、表示パネルU02に表示される。
この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
(実施例2の給紙トレイTR1〜TR4の説明)
(実施例2のサイドガイド用の連動部材41′の説明)
図21は実施例2の連動部材の説明図であり、図21Aは給紙トレイを後方から見た斜視図、図21Bは連動部材の要部説明図である。
図21において、実施例2のサイドガイド用の連動部材41′では、サイドガイド用の画像部37が省略されている。
実施例2のサイドガイド用の連動部材41′において、プレート31の右方の外端部36には、伝達部材の一例としての伝達板201が支持されている。前記伝達板201は、後壁3の後面に沿って右方に延びている。前記伝達板201の右端には、上下方向に長い長孔201aが形成されている。前記伝達板201の右下には、板状の回転板202が後壁3に回転可能に支持されている。
前記回転板202の上部には、凸部の一例としての伝達ピン203が支持されている。前記伝達ピン203は、後方に突出して前記長孔201aに嵌る。前記伝達ピン203の下側には、前記回転板202の回転中心204が前後方向を回転軸方向として配置されている。よって、伝達板201が左右方向に移動すると、伝達ピン203を介して、回転板202は回転中心204を中心に回転する。
前記プレート31、立壁部32、被固定部33、突出部34、外端部36、伝達板201、回転板202、伝達ピン203等により、実施例2の第1の連動部材の一例としてのサイドガイド用の連動部材41′が構成されている。
(実施例2のエンドガイド用の連動部材81′の説明)
図21において、実施例2のエンドガイド用の連動部材81′では、スライダ71におけるエンドガイド用の画像部78が省略されている。
実施例2のスライダ71のプレート72の右端部には、伝達板211が支持されている。前記伝達板211は、回転板212に伝達ピン213を介して接続される。前記回転板212は、回転中心214を中心に回転する。前記伝達板211、回転板212、伝達ピン213、回転中心214は、サイドガイド用の連動部材41′における伝達板201、回転板202,回転中心203、伝達ピン204と同様に構成されるため、それらの詳細な説明は省略する。
前記リンク61、スライダ71、伝達板211、回転板212、伝達ピン213等により、実施例2の第2の連動部材の一例としてのエンドガイド用の連動部材81′が構成されている。
(加速度センサ92′,93′の説明)
実施例2の給紙トレイTR1〜TR4では、実施例1のボックス91が省略されている。よって、実施例2では、サイドセンサ92、エンドセンサ93などが省略されている。
実施例2のサイドガイド用の連動部材41′の回転板202上には、実施例2の第1の揃え部の位置の検出部材の一例であり、積載部の検出部材の一例としてのサイドガイド21,22用の加速度センサ92′が支持されている。前記加速度センサ92′は、回転中心204上に配置されている。実施例2の加速度センサ92′は、互いに直交する3軸方向の加速度を検出可能な加速度センサで構成されている。前記加速度センサ92′は、第1の軸方向の一例として、3軸のうちの1つの軸方向が、回転中心204の回転軸方向、すなわち、前後方向に設定されている。よって、実施例2の加速度センサ92′では、前後方向に設定された1つの軸方向で、前後方向の加速度が検出可能に構成されている。よって、実施例2では、給紙トレイTR1〜TR4の前後方向の移動に伴う加速度が検出可能に構成されている。
また、前記回転板202が回転中心204を中心に回転した場合には、回転板202上の加速度センサ92′も回転中心204を中心に回転する。よって、加速度センサ92′の残りの2つの軸方向も回転中心204を中心に回転する。したがって、前記残りの2つの軸方向は、回転板202の回転角度に応じて、重力方向に対して異なる角度をとる。よって、実施例2では、前記第1の軸方向に対して交差する前記残りの2つの軸方向で、回転板202の回転角度に応じた重力加速度の成分、すなわち、回転角度に応じて異なる重力加速度に基づく加速度の大きさと正負の値が検出可能に構成されている。なお、加速度の大きさと正負の値に基づけば、連動部材41′の移動量の一例として、回転板202の回転角度が検出可能である。
さらに、エンドガイド用の連動部材81′の回転板212上には、実施例2の第2の揃え部の位置の検出部材の一例として、エンドガイド51用の加速度センサ93′が支持されている。前記加速度センサ93′は、サイドガイド21,22用の加速度センサ92′と同様に構成されており、回転板212の回転中心214上に配置されている。よって、エンドガイド用の加速度センサ93′も、前後方向の加速度と、回転板211の回転角度に応じた重力加速度の成分を検出可能に構成されている。
なお、加速度センサ92′,93′はコントローラC′と電気的に接続されている。
前記ケース1や、サイドガイド21,22、サイドガイド用の連動部材41′、エンドガイド51、エンドガイド用の連動部材81′、加速度センサ92′,93′等により、実施例2の媒体の収容容器の一例としての給紙トレイTR1〜TR4が構成されている。
(開閉センサ106の説明)
実施例2の複写機Uでは、ラック部101、ラック歯102、ギア103、モータ104、開閉センサ107が省略されている。よって、実施例2では、開閉装置111は設置されておらず、給紙トレイTR1〜TR4は手動で着脱可能に構成されている。
なお、実施例2では、実施例1と同様に、開閉センサ106が、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動しているか否かを検出する。
(実施例2の給紙トレイTR1〜TR4の動作)
実施例2の給紙トレイTR1〜TR4では、サイドガイド21,22の前後方向の移動に連動して、サイドガイド用の連動部材41′が左右方向に移動する。すなわち、サイドガイド21,22の前後方向の移動に連動して、スライダ41が左右方向に移動する。そして、スライダ41が左右方向に移動すると、伝達板201、伝達ピン203を介して、回転板202が回転中心204を中心に回転する。したがって、サイドガイド21,22の前後方向の位置に応じて、回転板202は異なる回転角度の位置に移動する。
同様に、エンドガイド51の左右方向の移動に連動して、エンドガイド用の連動部材81′が左右方向に移動する。したがって、エンドガイド51の左右方向の位置に応じて、回転板212が異なる回転角度の位置に移動する。
また、実施例2の給紙トレイTR1〜TR4は、手動で、開放位置と装着位置との間を移動する。この際に、給紙トレイTR1〜TR4はガイドレールRL1に沿って移動しており、前後方向に移動する。
(実施例2のコントローラC′の説明)
図22は実施例2の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図であり、実施例1の図9に対応する図である。
図23は実施例2の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図であり、図22の続きである。
(実施例2のコントローラC′に接続された信号出力要素)
実施例2のコントローラC′に接続された信号出力要素では、実施例1の開閉ボタンU07a〜U07dや、開閉センサ107が省略されている。また、実施例2では、コントローラC′に加速度センサ92′,93′からの出力信号が入力される。
サイドガイド21,22用の加速度センサ92′は、互いに直交する3軸方向の加速度を検出して入力する。
エンドガイド51用の加速度センサ93′は、互いに直交する3軸方向の加速度を検出して入力する。
(実施例2のコントローラC′に接続された被制御要素)
実施例2のコントローラC′では、開閉装置の駆動回路D2が省略されている点以外は、実施例1と同様なので説明は省略する。
(実施例2のコントローラC′の機能)
図22、図23において、実施例2のコントローラC′では、実施例1のコントローラCが有する各手段と比較して、開閉装置の制御手段C4、センサの制御手段C6が省略されている。また、実施例2のコントローラC′では、実施例1の検出時期の判別手段C5と、サイドガイドの位置の検出手段C7と、エンドガイドの位置の検出手段C8とに替えて、実施例2の検出時期の判別手段C5′と、サイドガイドの位置の検出手段C7′と、エンドガイドの位置の検出手段C8′とを有する。また、実施例2のコントローラC′では、加速度の取得手段C101と、トレイの速度の算出手段C102と、トレイの位置の算出手段C103と、位置の判別手段C104とが追加されている。
図24は回転板の回転角度と重力加速度の検出成分の説明図であり、図24Aは回転板の伝達ピンが鉛直上方に存在する場合の説明図、図24Bは図24Aの状態から回転板が時計回り方向に回転した場合の説明図、図24Cは図24Aの状態から回転板が反時計回り方向に回転した場合の説明図、図24Dは図24Aに対応するj軸とk軸と重力加速度の説明図、図24Eは図24Bに対応するj軸とk軸と重力加速度の説明図、図24Fは図24Cに対応するj軸とk軸と重力加速度の説明図である。
C101:加速度の取得手段
加速度の取得手段C101は、加速度センサ92′,93′の出力信号に基づいて、加速度センサ92′,93′が検出した加速度を取得する。
ここで、実施例2の加速度センサ92′,93′では、i軸、j軸、k軸を、互いに直交する3軸として加速度成分ai,aj,akを検出する。具体的には、図24において、実施例2の加速度センサ92′,93′では、回転板202,212の回転中心204,214の軸方向が、i軸として設定されている。よって、i軸方向は前後方向に一致している。なお、実施例2の加速度センサ92′,93′では、i軸の正方向は前方が設定されている。
また、実施例2の加速度センサ92′,93′では、回転板202,212の伝達ピン203,213が鉛直上方に移動した図24Aに示す基準位置において、i軸方向と直交する左右方向および上下方向が、j軸方向およびk軸方向として設定されている。なお、実施例2の加速度センサ92′,93′では、j軸の正方向は、図24Aでは、左方、すすなわち、−Y方向となるように設定されている。また、実施例2の加速度センサ92′,93′では、k軸の正方向は、図24Aでは、下方、すなわち、−Z方向となるように設定されている。
よって、図24Aに示す基準位置から回転板202,212が回転した場合には、実施例2の加速度センサ92′,93′は、図24B、図24Cに示すように、Y軸、Z軸に対して傾斜したj軸、k軸の加速度成分aj,akを検出する。
したがって、実施例2の加速度の取得手段C101では、加速度センサ92′,93′が給紙トレイTR1〜TR4と共に前後方向に加速度移動すると、加速度成分aiとして正や負の値が取得される。
また、図24A、図24Dにおいて、実施例2の加速度の取得手段C101では、回転板202,212が基準位置に移動している場合には、重力加速度の大きさをgとして、aj=0,ak=gが取得される。さらに、図24B、図24Eや、図24C、図24Fにおいて、回転板202,212が基準位置から図24上での時計回り方向を正として角度φ回転した場合には、aj=g×sinφ,ak=g×cosφが取得される。
C102:トレイの速度の算出手段
媒体の収容容器の速度の算出手段の一例としてのトレイの速度の算出手段C102は加速度センサの検出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4の速度viを算出する。実施例2のトレイの速度の算出手段C102は、サイドガイド用の加速度センサ92′の検出した加速度成分aiに基づいて速度viを算出する。具体的には、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置から移動して装着位置に戻る間、加速度成分aiを積分して速度viを算出する。
C103:トレイの位置の算出手段
媒体の収容容器の位置の算出手段の一例としてのトレイの位置の算出手段C103は加速度センサの検出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4の位置xiを算出する。実施例2のトレイの位置の算出手段C103は、サイドガイド用の加速度センサ92′の検出した加速度成分aiに基づいて、装着位置から移動した距離に対応する位置xiを算出する。具体的には、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置から移動して装着位置に戻る間、加速度成分aiを2回積分、すなわち、トレイの速度の算出手段X102で算出された速度viを1回積分して位置xiを算出する。
なお、前記加速度センサ92′と、加速度の取得手段C101と、トレイの速度の算出手段C102と、トレイの位置の算出手段C103とにより、実施例2の加速度に基づく積載部の検出手段92′+C101〜C103が構成されている。
C104:位置の判別手段
実施例2の位置の判別手段C104は、装着位置の判別手段C104Aと、開放位置の判別手段C104Bとを有する。位置の判別手段C104は、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置や開放位置に移動しているか否かを判別する。
C104A:装着位置の判別手段
搬送位置の判別手段の一例としての装着位置の判別手段C104Aは、開閉センサ106の検出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動しているか否かを判別する。実施例2の装着位置の判別手段C104Aは、開閉センサ107に基づく処理が省略されて、開閉センサ106に基づく処理のみが実行される点以外は、実施例1の位置の判別手段C4Aと同様なので説明は省略する。
C104B:開放位置の判別手段
積載位置の判別手段の一例としての開放位置の判別手段C104Bは、トレイの位置の算出手段C103の算出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動しているか否かを判別する。実施例2の開放位置の判別手段C104Bでは、トレイの位置の算出手段C103によって算出された位置xiが、予め設定された位置xi0以上の場合に、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動していると判別する。なお、実施例2の前記予め設定された位置xi0は、利用者がシートSを補充可能な程度に給紙トレイTR1〜TR4が引き出された位置が設定されている。すなわち、給紙トレイTR1〜TR4が、ガイド21〜51がセットできない程度にしか引き出されず再び装着された場合に
は、開放位置の判別手段C104Bは、給紙トレイTR1〜TR4は開放位置に移動してないと判別する。
なお、前記開閉センサ106と、加速度に基づく積載部の検出手段92′+C101〜C103と、位置の判別手段C104とにより、実施例2の積載部の検出手段106+92′+C101〜C104が構成されている。
C5′:検出時期の判別手段
実施例2の検出時期の判別手段C5′は、実施例1の第1の時期の判別手段C5Aに替えて、実施例2の第1の時期の判別手段C5A′を有する。よって、実施例2の検出時期
の判別手段C5′では、第1の時期の判別手段C5A′以外は、実施例1と同様なため、第1の時期の判別手段C5A′以外の説明は省略する。
C5A′:第1の時期の判別手段
実施例2の第1の時期の判別手段C5A′は、時期が、ガイド21〜51が底壁2上のシートSに接触した時期に基づく実施例2の第1の時期であるか否かを判別する。実施例2の第1の時期の判別手段C5A′では、加速度に基づく積載部の検出手段92′+C101〜C103の検出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から装着位置に向けて移動する場合の時期を、第1の時期であると判別する。
具体的には、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動しており、且つ、サイドガイド用の加速度センサ92′の検出した加速度成分aiが後向きに加速する成分を有しており、且つ、給紙トレイTR1〜TR4の速度viが後向きの速さを有する場合に、第1の時期であると判別する。すなわち、実施例2では、xi>xi0且つai<0且つvi<0である場合に、第1の時期であると判別する。したがって、実施例2では、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動している状態から、利用者が給紙トレイTR1〜TR4を複写機Uの本体に装着する方向に力を加えて、給紙トレイTR1〜TR4を後ろ向きに移動させると、第1の時期と判別される。
C7′:サイドガイドの位置の検出手段
実施例2のサイドガイドの位置の検出手段C7′は、実施例1の読取位置の特定手段C7Aとガイド位置の算出手段C7Bとに替えて、実施例2の回転角度の算出手段C7A′と対応情報の記憶手段C7B′と、位置の算出手段C7C′とを有する。実施例2のサイドガイドの位置の検出手段C7′は、サイドガイド用の加速度センサ92′の検出結果に基づいて、サイドガイド21,22の位置Sx′を検出する処理を行う。実施例2のサイドガイドの位置の検出手段C7′は、検出時期の判別手段C5′が第1の時期または第2の時期であると判別した場合に、サイドガイドの位置Sx′を検出する。
C7A′:回転角度の算出手段
連動部材の位置情報の特定手段の一例としての回転角度の算出手段C7A′は、サイドガイド用の加速度センサ92′の検出結果に基づいて、連動部材の位置情報を算出する。実施例2の回転角度の算出手段では、検出時期の判別手段C5′が第1の時期または第2の時期であると判別した場合に、連動部材の位置情報の一例として、回転板202の回転角度φに基づく正接値tanφを算出する。具体的には、図24において、加速度センサ92′のj,k方向の加速度成分aj,akに基づいて、正接値tanφを、tanφ=aj/akとして算出する。
C7B′:対応情報の記憶手段
対応情報の記憶手段C7B′は、回転板202の正接値tanφと、サイドガイド21,22の位置情報とを対応させる情報を記憶する。
ここで、実施例2では、回転板201の回転角度φが異なる場合、スライダ41の位置や、サイドガイドの位置Sx′が異なる。すなわち、回転板202の回転角度φと、サイドガイドの位置Sx′とは、一対一に対応している。よって、回転角度φの正接値tanφと、サイドガイドの位置Sx′とも、一対一に対応している。したがって、実施例2の対応情報の記憶手段C7B′では、対応させる情報の一例としての関数fを記憶している。実施例2の関数fは、正接値tanφと、サイドガイドの位置Sx′とを対応させるSx′=f(tanφ)で表される関数により構成されている。なお、前記関数fは、実験などにより予め測定、設定されている。
C7C′:位置の算出手段
位置の算出手段C7C′は、サイドガイドの位置Sx′を算出する。実施例2の位置の算出手段C7C′は、回転角度の算出手段C7A′でtanφが算出されると、対応情報の記憶手段C7B′に記憶された関数fに基づいて、サイドガイドの位置Sx′を、Sx′=f(tanφ)として算出する。したがって、実施例2のサイドガイドの位置の検出手段C7′でも、サイドガイド21,22の位置Sx′が検出される。
なお、前記加速度センサ92′と、加速度の取得手段C101と、サイドガイドの位置の検出手段C7′とにより、実施例2の第1の揃え部の位置の検出手段92′+C101+C7′が構成されている。
C8′:エンドガイドの位置の検出手段
実施例2のエンドガイドの位置の検出手段C8′は、回転角度の算出手段C8A′と、対応情報の記憶手段C8B′と、位置の算出手段C8C′とを有する。実施例2の各手段C8′,C8A′〜C8C′は、エンドガイド用の加速度センサ93′の検出結果に基づきエンドガイド51の位置Sy′を検出する構成に応じて構成されている点以外は、サイドガイド21,22に関する各手段C7′,C7A′〜C7C′と同様である。よって、例えば、対応情報の記憶手段C8B′では、関数fに替えて、エンドガイド用の加速度センサ93′の検出結果に基づきエンドガイド51の位置Sy′を検出する構成に応じた関数fを記憶している。したがって、各手段C8′、C8A′〜C8C′に関する詳細な説明は省略する。
なお、前記加速度センサ93′と、加速度の取得手段C101と、エンドガイドの位置の検出手段C8′とにより、実施例2の第2の揃え部の位置の検出手段93′+C101+C8′が構成されている。
C9′:第1の時期のガイド位置の記憶手段
実施例2の第1の時期のガイド位置の記憶手段C9′は、第1の時期に検出されたガイド21〜51の位置に関する情報を記憶する。実施例2の第1の時期のガイド位置の記憶手段C9′では、第1の時期の判別手段C5A′が第1の時期と判別した場合に検出された位置Sx1′,Sy1′を記憶する。
(実施例2の流れ図の説明)
図25は実施例2の開放時のガイドの位置の検出処理のフローチャートの説明図であり、図14に対応する図である。
図26は実施例2のガイドの位置の算出処理のフローチャートの説明図であり、図25のST306や、実施例2の場合の図16のST31のサブルーチンの説明図であって、図18に対応する図である。
次に、実施例2の複写機Uにおける制御の流れをフローチャートを使用して説明する。
なお、実施例2の画像形成の処理では、実施例1の画像形成の処理のST31において実行されるサブルーチンが異なるだけである。すなわち、図16のST31において、図18に示す実施例1のガイドの位置の算出処理に替えて、図26に示す実施例2のガイドの位置の算出処理が実行される点以外は、図15〜図17に示すフローチャートと同様である。よって、実施例2の画像形成の処理のフローチャートの説明と図示は省略する。また、実施例2のエラーの表示処理では、実施例1と同様の処理が実行されるため、実施例2のエラーの表示処理のフローチャートの説明と図示は省略する。
(実施例2の開放時のガイドの位置の検出処理のフローチャートの説明)
図25のフローチャートの各ステップSTの処理は、前記複写機UのコントローラC′に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複写機Uの他の各種処理と並行して実行される。
図25に示すフローチャートは複写機Uの電源投入により開始される。
図25のST301において、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置から移動したか否かを判別する。イエス(Y)場合はST302に進み、ノー(N)の場合はST301を繰り返す。
ST302において、以下の(1),(2)の処理を実行する。そして、ST303に進む。
(1)サイドガイド用の加速度センサ92′の検出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4の速度viの算出を開始する。
(2)サイドガイド用の加速度センサ92′の検出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4の位置xiの算出を開始する。
ST303において、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動しているか否か、すなわち、xi≧xi0であるか否かを判別する。イエス(Y)場合はST304に進み、ノー(N)の場合はST308に進む。
ST304において、給紙トレイTR1〜TR4が後向きに加速しているか否か、すなわち、ai<0であるか否かを判別する。イエス(Y)場合はST305に進み、ノー(N)の場合はST308に進む。
ST305において、給紙トレイTR1〜TR4が後向きの速さを有しているか否か、すなわち、vi<0であるか否かを判別する。イエス(Y)場合はST306に進み、ノー(N)の場合はST308に進む。
ST306において、第1の時期のガイド21,22,51の位置Sx1′(Sx′),Sy1′(Sy′)を検出する。すなわち、後述する図26に示す実施例2のガイドの位置の算出処理を実行する。そして、ST307に進む。
ST307において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ST303に戻る。
(1)サイドガイド21,22の位置Sx1′を記憶する。
(2)エンドガイド51の位置Sy1′を記憶する。
ST308において、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動しているか否かを判別する。イエス(Y)場合はST309に進み、ノー(N)の場合はST303に戻る。
ST309において、以下の(1),(2)の処理を実行する。そして、ST301に戻る。
(1)給紙トレイTR1〜TR4の速度viの算出を終了する。
(2)給紙トレイTR1〜TR4の位置xiの算出を終了する。
(実施例2のガイドの位置の算出処理のフローチャートの説明)
図26のST401において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ST402に進む。
(1)サイドガイド用の加速度センサ92′の加速度成分aj,akを取得する。
(2)エンドガイド用の加速度センサ93′の加速度成分aj,akを取得する。
ST402において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ST403に進む。
(1)回転板202の回転角度φに基づくtanφをaj/akで算出する。
(2)回転板212の回転角度φ′に基づくtanφ′をaj/akで算出する。
ST403において、以下の(1),(2)の処理を実行し、ガイドの位置の算出処理を終了する。
(1)回転板202に基づくtanφと関数fに基づいて、Sx′=f(tanφ)を算出する。
(2)回転板212に基づくtanφ′と関数fに基づいて、Sy′=f(tanφ′)を算出する。
(実施例2の各処理の機能)
前記構成を備えた実施例2の複写機Uでは、電源が投入されると、実施例1の開放時のガイドの位置の検出処理に替えて、実施例2の開放時のガイドの位置の検出処理が実行される。したがって、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置から開放位置に向けて引き出されると、加速度センサ92′の加速度成分aiに基づいて、引き出された給紙トレイTR1〜TR4の速度viや位置xiが算出される。そして、位置xiが設定値xi0以上になると、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動したと判別される。なお、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動している場合には、給紙トレイTR1〜TR4にシートSをセットしたり、ガイド21〜51をセットしたりすることが可能である。
給紙トレイTR1〜TR4が開放位置に移動している状態から、利用者が給紙トレイTR1〜TR4を複写機Uの本体に装着する方向に向けて力を加えると、給紙トレイTR1〜TR4は後ろ向きに移動する。よって、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から装着位置に移動し始める際には、xi≧xi0、且つ、ai<0、且つ、vi<0となる状況が発生する。このとき、実施例2では、第1の時期であると判別し、加速度センサ92′,93′の検出結果aj,akに基づいて、ガイドの位置Sx1′,Sy1′を検出している。
なお、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動した場合には、実施例2でも、実施例1と同様の処理が行われる。すなわち、スタートボタンU03が押されると、加速度センサ92′,93′の検出結果aj,akに基づいて、第2の時期のガイドの位置Sx2′,Sy2′が検出される。そして、第1の時期の位置Sx1′,Sy1′と第2の時期の位置Sx2′,Sy2′とに基づいて、ガイドのずれ量ΔSx′,ΔSy′が算出される。よって、実施例2でも、ガイド21〜51のずれの有無が判別されており、実施例1と同様に、シートSのサイズの誤検出の低減や、スキューの発生の低減、印刷ミスの低減などがされ易くなっている。
ここで、実施例2では、給紙トレイTR1〜TR4は手動で着脱可能な構成であり、実施例1のような開閉装置111は設けられていない。よって、実施例2の複写機Uでは、給紙トレイTR1〜TR4の移動に関する構成が簡素化されており、実施例1に比べて、小型化、低費用化し易くなっている。
また、実施例2では、給紙トレイTR1〜TR4の加速度などを検出して、加速度aiや速度viが後ろ向きになった場合に、第1の時期であると判別している。したがって、実施例2では、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から装着位置に向けて動き出した際に、第1の時期のガイドの位置Sx1′,Sy1′が検出されている。よって、実施例2でも、シートSやガイド21〜51がセットされた後で給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動する際に、第1の時期の位置Sx1′,Sy1′が検出されている。
なお、実施例2の給紙トレイTR1〜TR4では、位置xiが設定値xi0未満の場合には、給紙トレイTR1〜TR4の引き出しが不十分であり、シートS等をセットするのが困難である。よって、この場合には、給紙トレイTR1〜TR4の装着位置に向かう移動が検出されても、ガイド21〜51が再セットされている可能性は低く、ガイドの位置Sx′,Sy′はシートSのサイズに対応していない恐れがある。したがって、実施例2では、位置xiが設定値xi0未満の場合には、第1の時期のガイドの位置Sx1′,Sy1′を検出しておらず、ガイドの位置Sx′,Sy′がシートSのサイズに対応していない状態で検出してしまう無駄な処理を低減している。
また、実施例2では、ガイドの位置Sx′,Sy′は、連動部材41′,71′を介して検出されており、連動部材41′,81′の移動量、すなわち、回転板202,212の回転角度φ,φ′に基づいて検出されている。具体的には、ガイド21〜51の位置Sx′,Sy′は、回転板202,212の回転角度φ,φ′に応じて変化する加速度成分aj,akに基づいて検出される。よって、実施例2では、給紙トレイTR1〜TR4の移動も、ガイド21〜51の位置Sx′,Sy′も加速度に基づいて検出可能であり、多軸型の加速度センサ92′,93′で検出されている。したがって、実施例2では、給紙トレイTR1〜TR4の加速度、すなわち、給紙トレイTR1〜TR4の移動を検出するセンサと、ガイドの位置Sx′,Sy′を検出するセンサと、を別々に設ける場合に比べて、部品点数を削減し易くなっている。
なお、実施例2では、サイドガイド21,22が、給紙トレイTR1〜TR4が着脱される方向に沿って移動するのに対して、サイドガイド用の連動部材41′は、給紙トレイTR1〜TR4が着脱される方向に交差する方向に沿って移動する。すなわち、実施例2では、サイドガイドの位置Sx′は、給紙トレイTR1〜TR4の加速度aiと直交する方向の加速度成分aj,akのみに基づいて、二次元的に検出されている。よって、実施例2では、位置Sx′を検出する際に、三次元の加速度成分ai〜ak全ての処理が必要な場合に比べて、処理が単純化されている。なお、これに伴って、実施例2では、第1の時期の位置Sx1′の検出時には、給紙トレイTR1〜TR4が移動する際の加速度の影響を受け難くなっている。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく
、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能であ
る。本発明の変更例(H01)〜(H014)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例として複写機Uを例示したが、これに限定されず、FAX、あるいはこれら複数の機能を備えた複合機等に適用可能である。また、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェット記録方式やサーマルヘッド方式などをはじめリソグラフ等の印刷機等任意の画像形成方式の画像形成装置に適用可能である。また、単色、いわゆるモノクロの画像形成装置に限定されず、多色現像の画像形成装置により構成することも可能であり、いわゆるロータリ式の画像形成装置に限定されず、タンデム式等の画像形成装置にも適用可能である。
(H02)前記各実施例において、着脱可能な給紙トレイTR1〜TR4の構成を例示したが、本願発明の構成は、着脱可能な構成に限定されない。よって、例えば、着脱不能な手差しトレイや、媒体の搬送装置の一例として、着脱不能に構成されたドキュメントフィーダなどにも、本願発明の構成を適用することが可能である。なお、ドキュメントフィーダの場合には、例えば、原稿の有無を検出するセンサで原稿を検出してから、揃え部がセット可能な予め設定された時間の経過した場合に、第1の時期の揃え部の位置を検出し、原稿が搬送される直前に第2の時期の揃え部の位置を検出して、揃え部のずれ量を検出することが可能である。
(H03)前記各実施例において、第1の時期としては、ガイド21〜51がセットされた直後の時期が望ましく、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から装着位置に向けて移動し始める際の時期を例示したが、これに限定されない。第1の時期としては、ガイド21〜51が積載部のシートSに接触した時期に基づく時期であれば、任意の時期を第1の時期とすることが可能である。したがって、例えば、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置と装着位置との間を移動可能に構成されている場合には、シートSやガイド21〜51がセットされた後となり易い時期、すなわち、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置から装着位置に向けて移動を開始してから装着位置に移動し終える迄の時期であれば、任意の時期を第1の時期とすることが可能である。
(H04)前記各実施例において、第2の時期としては、給紙トレイTR1〜TR4からシートSの給紙動作が行われる直前の時期が望ましいが、これに限定されない。第2の時期としては、第1の時期に比べて遅く積載部に積載されたシートSが搬送部材Rpによって搬送される時期に基づく時期であれば、任意の時期を第2の時期とすることが可能である。したがって、例えば、給紙トレイTR1〜TR4が開放位置と装着位置との間を移動可能に構成されている場合には、積載部に積載されたシートSが搬送部材Rpによって搬送されることが可能な時期、すなわち、給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動した後の時期であれば、任意の時期を第2の時期とすることが可能である。
(H05)前記各実施例において、センサ92〜93′で連動部材41〜81′の移動量を検出して、ガイドの位置Sx′,Sy′を検出する構成を例示したが、ガイドの位置Sx′,Sy′を検出する構成は、これらに限定されない。例えば、特許文献1に記載の回転式抵抗器や、光センサとスリットを用いた構成など、第1の時期と第2の時期の位置Sx′,Sy′が検出可能であれば、従来公知の任意の構成でガイドの位置Sx′,Sy′を検出することが可能である。よって、例えば、実施例2において、加速度センサを、給紙トレイTR1〜TR4の加速度のみを検出する構成にして、ガイドの位置Sx′,Sy′については、実施例1と同様にスキャナ式のセンサ92,93を使用して検出することなども可能である。
(H06)前記各実施例において、サイドガイド21,22とエンドガイド51の両方のずれ量ΔSx′,ΔSy′を検出する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、エンドガイド51の位置がずれにくい場合には、エンドずれ量ΔSy′を検出する構成を省略することが可能である。すなわち、サイドガイド21,22またはエンドガイド51のいずれか一方のずれ量ΔSx′,ΔSy′についてのみ検出する構成にすることが可能である。
(H07)前記実施例2において、複写機Uの電源が投入された後に、第1の時期のガイドの位置Sx1′,Sy1′が検出可能となる構成を例示したが、これに限定されない。例えば、各給紙トレイTR1〜TR4毎に、給紙トレイ用の制御部と、電力の供給部材の一例としてのバッテリとを配置して、給紙トレイTR1〜TR4のバッテリで、センサ92′93′や制御部などを作動させて、複写機Uの電源の投入とは無関係にガイドの位置Sx′,Sy′を検出する構成が可能である。
(H08)前記実施例2において、開閉センサ106で給紙トレイTR1〜TR4が装着位置に移動しているか否かを検出する構成を例示したが、これに限定されない。開放位置と同様に、加速度センサ92′,93′の検出結果に基づいて、給紙トレイTR1〜TR4の装着位置への移動を検出する構成も可能である。
(H09)前記実施例2において、給紙トレイTR1〜TR4の加速度が、サイドガイド用の加速度センサ92′にのみ基づいて検出する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、エンドガイド用の加速度センサ93′に基づく構成が可能である。また、両センサ92′,93′のi方向の加速度成分の平均値を算出して、給紙トレイTR1〜TR4の加速度を検出する構成も可能である。
(H010)前記実施例2において、回転板201,211の回転角度φ,φ′を検出する構成として、加速度センサ92′,93′を用いる構成を示したが、これに限定されない。例えば、角度センサや、角速度センサを用いる構成も可能である。
(H011)前記実施例2において、多軸型の加速度センサ92′,93′でi〜k方向の全ての加速度成分を検出する構成が部品点数の少なさの点で望ましいが、これに限定されない。例えば、軸毎や、加速度の目的毎に、センサを複数配置する構成も可能である。
(H012)前記実施例2において、加速度センサ92′,93′を回転板202,212の回転中心204,214上に配置する構成を例示したが、これに限定されず、回転板202,212の任意の位置に配置することが可能である。
(H013)前記各実施例において、ガイド21〜51が故障していることを判別する際に、基準値Nt0回中の発生回数Nx,Nyに基づき、発生頻度の点から故障の判別を行うことが望ましいが、これに限定されない。たとえば、基準値Nt0を省略して、単に、発生回数の累積値Nx,Nyが基準値Nx0,Ny0を超えているか否かを判別する構成も可能である。
(H014)前記各実施例において、ガイド21〜51の位置がずれたことや、ガイド21〜51が故障していることなどを通知する際に、表示パネルU02に画像を表示する構成を例示したが、これに限定されない。たとえば、音を発してガイドの位置がずれたことなどを通知する構成も可能である。
21,22,51…揃え部、
41,81,41′,81′…連動部材、
92+C6+C7,93+C6+C8,92′+C101+C7′,93′+C101+C8′…揃え部の位置の検出手段、
106+107+C4A,106+92′+C101〜C104…積載部の検出手段、
204,214…回転中心、
ai,aj,ak…加速度、
C5…検出時期の判別手段、
C12…ずれ量を算出する手段、
C13,C14…揃え部に位置ずれが生じたと判別する手段、
C17…画像の位置を移動させる制御を行う制御手段、
C19A,C20A…位置ずれが生じた回数を記憶する手段、
C19D,C20D…揃え部が故障していると判別する手段、
C21…位置ずれが生じていることを通知する手段、
C22…故障していることを通知する手段、
Rp,Ra…搬送部材、
S…媒体、
Sx′,Sy′,Sx1′,Sy1′…第1の時期に検出された揃え部の位置、
Sx′,Sy′,Sx1′,Sy1′…第2の時期に検出された揃え部の位置、
TR1,TR2,TR3,TR4…媒体の収容容器、積載部、
ΔSx′,ΔSy…ずれ量、
φ,φ′…回転角度、
U1…画像形成装置の本体、記録部、
U3…媒体の搬送装置。

Claims (11)

  1. 画像形成装置の本体と、
    前記画像形成装置の本体に支持されて、媒体が積載される積載部と、
    前記積載部に積載された媒体に接触、離間する方向に移動可能に支持されて、媒体に接触して前記積載部の媒体の位置を揃える揃え部と、
    前記揃え部が前記積載部の媒体に接触した時期に基づく第1の時期と、前記第1の時期に比べて遅く前記積載部に積載された媒体が搬送される時期に基づく第2の時期と、において、前記揃え部の位置を検出する揃え部の位置の検出手段と、
    前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置と、前記第2の時期に検出された前記揃え部の位置と、のずれ量を算出する手段と、
    前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも小さい場合に、前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置に基づいて、前記積載部に積載された媒体の大きさを検出する手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置の本体から引き出されて媒体が積載可能な積載位置と、前記画像形成装置の本体の内部に収容されて媒体が搬送可能な搬送位置と、の間を移動可能に支持された前記積載部、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記積載部の移動を検出可能な積載部の検出手段と、
    前記積載部の検出手段の検出結果に基づいて、前記積載部が前記積載位置から前記搬送位置に向けて移動する際には、前記揃え部が前記積載部の媒体に接触された状態であるとして、前記積載部が前記積載位置から前記搬送位置に向けて移動する場合の時期を、前記第1の時期であると判別する検出時期の判別手段と、
    前記検出時期の判別手段で判別された前記第1の時期に、前記揃え部の位置を検出する前記揃え部の位置の検出手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記積載部の移動に伴う加速度に基づいて、前記積載部の移動を検出可能な前記積載部の検出手段、
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記揃え部の移動に連動する連動部材であって、前記搬送位置と前記積載位置との間を移動する前記積載部の移動方向に対して交差する方向に沿って前記積載部に移動可能に支持された前記連動部材と、
    前記連動部材に支持され且つ前記積載部の移動方向に沿って第1の軸方向が設定された前記揃え部の位置の検出手段であって、前記第1の軸方向の加速度と、前記第1の軸方向に対して交差する方向に沿った加速度と、を検出可能であり、前記第1の軸方向の加速度に基づいて前記積載部の移動を検出する前記積載部の検出手段の機能を有すると共に、前記第1の軸方向に対して交差する方向の加速度に基づいて前記連動部材の移動量を検出して前記揃え部の位置を検出する前記揃え部の位置の検出手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記揃え部の移動に連動する連動部材であって、前記搬送位置と前記積載位置との間を移動する前記積載部の移動方向に沿った方向を回転中心として前記積載部に回転可能に支持された前記連動部材と、
    前記連動部材に支持され且つ前記回転中心に沿って第1の軸方向が設定された前記揃え部の位置の検出手段であって、前記第1の軸方向の加速度と、前記第1の軸方向の回りの回転角度と、を検出可能であり、前記第1の軸方向の加速度に基づいて前記積載部の移動を検出する前記積載部の検出手段の機能を有すると共に、前記回転角度に基づいて前記連動部材の移動量を検出して前記揃え部の位置を検出する前記揃え部の位置の検出手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも大きい場合に、前記揃え部に位置ずれが生じたと判別する手段と、
    前記揃え部に位置ずれが生じた場合に、前記揃え部に位置ずれが生じていることを通知する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも大きい場合に、前記揃え部に位置ずれが生じたと判別する手段と、
    前記揃え部に位置ずれが生じた回数を記憶する手段と、
    前記位置ずれが生じた回数が予め設定された回数より大きい場合に、前記揃え部が故障していると判別する手段と、
    前記揃え部が故障していると判別された場合に、前記揃え部が故障していることを通知する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記積載部から搬送された媒体に画像を記録する記録部を有する前記画像形成装置の本体と、
    前記ずれ量に基づいて、前記記録部が媒体に記録する画像の位置を移動させる制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 媒体が積載される積載部と、
    前記積載部に積載された媒体を搬送する搬送部材と、
    前記積載部に積載された媒体に接触、離間する方向に移動可能に支持されて、媒体に接触して前記積載部の媒体の位置を揃える揃え部と、
    前記揃え部が前記積載部の媒体に接触した時期に基づく第1の時期と、前記第1の時期に比べて遅く前記積載部に積載された媒体が前記搬送部材によって搬送される時期に基づく第2の時期と、において、前記揃え部の位置を検出する揃え部の位置の検出手段と、
    前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置と、前記第2の時期に検出された前記揃え部の位置と、のずれ量を算出する手段と、
    前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも小さい場合に、前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置に基づいて、前記積載部に積載された媒体の大きさを検出する手段と、
    を備えたことを特徴とする媒体の搬送装置。
  11. 媒体が積載される積載部と、
    前記積載部に積載された媒体に接触、離間する方向に移動可能に支持されて、媒体に接触して前記積載部の媒体の位置を揃える揃え部と、
    前記揃え部が前記積載部の媒体に接触した時期に基づく第1の時期と、前記第1の時期に比べて遅く前記積載部に積載された媒体が搬送される時期に基づく第2の時期と、において、前記揃え部の位置を検出する揃え部の位置の検出手段と、
    前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置と、前記第2の時期に検出された前記揃え部の位置と、のずれ量を算出する手段と、
    前記ずれ量の大きさが予め設定された値よりも小さい場合に、前記第1の時期に検出された前記揃え部の位置に基づいて、前記積載部に積載された媒体の大きさを検出する手段と、
    を備えたことを特徴とする媒体の収容容器。
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