JP5963559B2 - 医療用縫合具 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態に係る医療用縫合具(以下、単に縫合具100と称する)の構成例の一つを示す概略外観図である。図2は、縫合具100の外観構成を示す概略斜視図である。図3は、縫合具100の内部構成例の一つを示す概略内部構成図である。図1〜図3に基づいて、縫合具100の構成及び動作について説明する。縫合具100は、瘻孔カテーテルを挿入する瘻孔形成を容易にするために、胃や膀胱等の臓器の内臓壁を、体外から腹壁側に吊り上げて保持する縫合糸を内臓内に導入する際に用いられるものである。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
縫合具100は、外観的には、ハウジング50と、術者が操作を行なう操作部10と、ハウジング50の先端側に設けられたループ導入用針60と、ループ導入用針60から所定の距離を隔ててほぼ平行にハウジング50の先端側に設けられた縫合糸導入用針70と、を備えている。また、縫合具100は、ハウジング50内に、操作部10の動きに連動して動作するループ送り戻し機構30と、操作部10の動きに連動して動作する縫合糸送り機構40と、を備えている。さらに、縫合具100は、ループ導入用針60の内部に、移動可能に挿入されているループ形成部80を備えている。
縫合糸1は、縫合具100を構成するものではないが、臓器固定具として機能するものであるので簡単に説明しておく。縫合糸1は、生体内に挿通させたときに生体組織に沿って撓ることができる程度の柔軟性と、臓器を吊り上げ可能な程度の引っ張り強度とを有する材料(たとえば、ナイロン糸等)で構成するとよい。また、縫合糸1は、患者に取り付けあるいは取り外す際に切断される。このため、縫合糸1は、ハサミ等の医療現場に備えられている道具で切断可能な材料及び径寸法で構成するのが好ましい。また、縫合糸1が縫合糸導入用針70の先端まで挿入された状態で縫合具100を患者に穿刺する。
ハウジング50は、中空状であって、前後方向が長手方向となるような略直方体形状に構成されている。このハウジング50は、ループ送り戻し機構30と縫合糸送り機構40を格納するものである。ループ送り戻し機構30及び縫合糸送り機構40は、ハウジング50内でほぼ平行に並ぶように格納され、ハウジング50内で前後方向に移動可能になっている。このハウジング50は、縫合具100の全体をユニット化するものであり、術者が操作する際に実際に握る部分にもなる。なお、ハウジング50は、略直方体形状でなくてもよく、外観形状を特に限定するものではない。また、ハウジング50を骨組のみの構成としてもよい。つまり、ハウジング50は、以下に説明する他の構成を機能させることができるような構成であればよい。
操作部10は、縫合具100を使用して臓器固定具を内臓内に導入する際に術者が操作を実行するものである。また、操作部10は、術者から加えられた力をループ送り戻し機構30及び縫合糸送り機構40に伝達するものである。操作部10は、ループ送り戻し機構30を構成する第1弾性部材32の基端部32aとループ送り戻し部31の基端部31bとの間に設置される。操作部10の一部は、ハウジング50内に、又はハウジング50の側面の一部から突出するようにハウジング50のガイド穴55に設けられている。また、操作部10は、ガイド穴55に沿って前後方向に移動可能になっている。なお、図1〜図3では、操作部10の一部がガイド穴55から突出するように形成されている状態を例に示している。
ループ送り戻し機構30は、ループ導入用針60の内部に移動可能に挿入されているループ形成部80を、操作部10の動きに連動し、ループ導入用針60の先端側に送ったり、ハウジング50の内部に戻したりするものである。ループ送り戻し機構30は、ループ送り戻し部31と、第1弾性部材32と、で構成されている。なお、第1弾性部材32は本発明の弾性部材に相当する。
縫合糸送り機構40は、縫合糸導入用針70の内部に移動可能に挿入されている縫合糸(図1〜図3に示す縫合糸1)を、操作部10の動きに連動し、縫合糸導入用針70の先端(刃先)から送り出すものである。縫合糸送り機構40は、第1中空部材41と、第2中空部材42と、第3中空部材43と、縫合糸締結部材44と、縫合糸送り部45と、第2弾性部材46と、移動規制部材47と、で構成されている。
縫合糸送り部45の前方向の移動は、ストッパー51aの基端面に当接して移動を停止した移動規制部材47に、縫合糸送り部45の本体部45cの先端面が当接することによって規制される。
ループ導入用針60は、内腔を有し、その内腔にループ形成部80を前後方向に移動可能に収容するものである。ループ導入用針60は、ハウジング50に取り付けられた状態において、基端部がハウジング50内に開口し、ハウジング50の内部と連通するようになっている。このループ導入用針60は、その軸心がループ送り戻し機構30の軸心と一致するようにハウジング50の先端側に取り付けられる。このようにループ導入用針60をハウジング50に取り付ければ、ループ形成部80を直線的に送り戻すことが可能になる。このループ導入用針60は、たとえばステンレス等の金属で形成するとよい。
縫合糸導入用針70は、内腔を有し、その内腔に縫合糸1を前後方向に移動可能に挿入されるものである。縫合糸導入用針70は、ハウジング50に取り付けられた状態において、基端部が第3中空部材43の中空部と連通するようになっている。この縫合糸導入用針70は、その軸心が縫合糸送り機構40の軸心と一致するようにハウジング50の先端側に取り付けられる。このように縫合糸導入用針70をハウジング50に取り付ければ、縫合糸1を直線的に送り出すことが可能になる。この縫合糸導入用針70は、たとえばステンレス等の金属で形成するとよい。なお、縫合糸導入用針70の基端部を第3中空部材43として機能させるようにしてもよい。
ループ形成部80は、ループ導入用針60の内部に前後方向に移動可能に挿入されている。ループ形成部80は、ループ送り戻し部31の先端部に固定された基端側固定部83と、先端に固定されたループ82と、ループ導入用針60の内径より小さい外径を有し、基端側固定部83とループ82とを接続する棒状軸部81と、で構成されている。ループ82は、弾性材料により形成されており、ループ導入用針60の先端から送り出された状態(外力が加わっていない状態)では、環状に復元し、ループ導入用針60の先端から送り出されていない状態では、ほぼ直線状に変化してループ導入用針60の内部に収納可能になっている。
縫合具100では、操作部10と、ループ送り戻し機構30及び縫合糸送り機構40とが連結していない。加えて、ループ送り戻し機構30と、縫合糸送り機構40とも連結していない。すなわち、操作部10と、ループ送り戻し機構30と、縫合糸送り機構40とは、互いに独立した構成となっている。ただし、縫合具100は、術者に過度な操作負担を要求することなく、簡便な操作で、ループ82の送り出しタイミングと、縫合糸1の送り出しタイミングとに時間差を設けることが可能になっており、縫合糸1を内臓壁と腹壁とを通した状態にすることを可能にしている。その仕組みについて、詳しく説明する。
操作部10が操作されていない初期状態(あるいは2回目以降の操作前の状態)において、ループ送り戻し機構30側では、ループ送り戻し部31の基端部31bがハウジング50の内壁面57aに当接した状態となっている。このとき、収容部34には、所定の力が加えられた圧縮状態の第1弾性部材32が収容されている。また、操作部10は、第1弾性部材32とループ送り戻し部31の基端部31bとに挟持されている。
操作部10が操作されていない初期状態(あるいは2回目以降の操作前の状態)において、縫合糸送り機構40側では、縫合糸締結部材44が第1中空部材41の上に乗り上げた状態、つまり第1中空部材41を締結した状態となっており、縫合糸1は、縫合糸締結部材44によって締結されておらず、移動可能なフリーの状態(縫合糸1が縫合糸締結部材44に締め付けられておらず、進退自由の状態)となっている。
縫合具100によれば、先に操作部10の前方向への動きをループ82に伝達し、それから操作部10の前方向への動きを縫合糸1に伝達することを可能にしているので、縫合糸1の送り出しタイミングをループ82の送り出しタイミングよりも遅らすことが可能になっている。こうすることで、縫合糸1を確実にループ82の内部に挿入することができ、縫合糸1を確実に把持させることが可能になっている。
ループ送り戻し部31が後方向に移動されてしばらくすると、ループ送り戻し部31の第1当接部33が縫合糸送り部45の第2当接部45aと当接する。ループ送り戻し部31の第1当接部33と縫合糸送り部45の第2当接部45aとが当接すると、その感触が操作部10を介して術者に伝わる。ループ送り戻し部31の第1当接部33と縫合糸送り部45の第2当接部45aとが当接した後に、縫合糸1がループ82に把持されると、縫合糸1がループ82で把持されているのかどうかの判断が難しい。ループ送り戻し部31の第1当接部33と縫合糸送り部45の第2当接部45aとが当接する前に、縫合糸1がループ82で把持されていれば、縫合糸1のループ82による把持状態の判断が容易となり、更に術者の使い勝手が向上することになる。
図4〜図7は、縫合具100の操作手順を簡略的に示した概略断面図である。図4〜図7に基づいて、縫合具100の具体的な操作手順について説明する。図4が縫合具100の穿刺操作を、図5及び図6が各部の前方向の移動操作(以下、押込操作(押込操作1(B1)〜押込操作6(B6))と称する)を、図7が各部の後方向の移動操作(以下、戻し操作(戻し操作1(C1)〜戻し操作3(C3))と称する)を、それぞれ示している。また、図5〜図7には、縫合糸1及びループ82の送り出し状況を抽出した図を併せて示している。なお、図5〜図7では、便宜的に、ループ送り戻し機構30、ループ送り戻し部31、縫合糸送り機構40、縫合糸送り部45、ループ形成部80の符号を省略し、各部の移動状態を明確にしている。また、図4は、戻し操作4(C4)を兼用している。
まず、術者は、ループ形成部80のループ82がループ導入用針60の内部に収納され、縫合糸1が縫合糸導入用針70の内部に収納された状態の縫合具100を患者に穿刺する。このとき、縫合糸1は、縫合糸導入用針70の先端から突出しないように縫合糸導入用針70の内部に挿入されている。また、縫合糸締結部材44が第1中空部材41に乗り上げた状態であり、縫合糸1はフリー、つまり前方向に移動しない状態となっている。さらに、ループ送り戻し部31の基端部31bが内壁面57aに当接した状態となっている。
術者によって操作部10に前方向の力が加えられると、第1弾性部材32を介してループ送り戻し部31が前方向への移動を開始する。ループ送り戻し部31が前後方向に移動すると、ループ形成部80も前後方向に移動する。ループ送り戻し部31は、先端部31aが支持部53に突き当たるまで前方向の移動が可能になっている。
術者によって操作部10が更に前方向に移動させられると、ループ送り戻し機構30側では、先端部31aに接続されているループ形成部80もループ導入用針60の内腔を先端側に移動し、ループ導入用針60の先端から送り出される。ループ82は、ループ導入用針60の先端から送り出されると、外力が加わっていない状態となり、環状に復元する。
ループ送り戻し部31は、第1当接部33が内壁面54bに当接するまで前方向に移動を続ける。
そして、術者によって操作部10が更に前方向に移動させられると、ループ送り戻し機構30側では、第1当接部33が内壁面54bに当接し、ループ送り戻し部31がそれ以上前方向に移動しなくなる。そうすると、操作部10の動きが第1弾性部材32のみに伝達され、第1弾性部材32がループ送り戻し部31の収容部34内で前方向に向かって圧縮される。したがって、ループ82の形状を維持した状態で第1弾性部材32だけが前方向に移動する。このとき、第1弾性部材32の作用によって、操作部10を介して術者の手元に徐々に荷重がかかっていくことになる。したがって、操作部10をスムーズに前方向に移動することが可能になる。
同時に、第2中空部材42も前方向への移動を継続しているので、移動規制部材47の前方向の移動に伴い、第2弾性部材46が圧縮され始める。
ループ送り戻し機構30では、操作部10の動きが第1弾性部材32のみに伝達され、第1弾性部材32の圧縮が継続される。
術者によって操作部10が更に前方向に移動させられると、第1弾性部材32の圧縮及び縫合糸送り部45の前方向の移動が継続される。ただし、第2中空部材42は、移動規制部材47がストッパー51aに当接しており、それ以上前方向には移動しなくなる。この状態で更に縫合糸送り部45が前方向に移動されると、第2中空部材42が縫合糸締結部材44に突き刺さることになる。そうすると、縫合糸1への締め付けが解除され、縫合糸1が再度フリーになる。つまり、縫合糸1が前方向に移動しなくなる。一方、ループ送り戻し機構30側では、ループ82の形状を維持した状態で第1弾性部材32だけが圧縮されている。したがって、ループ82の内部に縫合糸1が貫通された状態が維持される。
術者により操作部10に加えられている先端側への力が解除されると、第1弾性部材32及び第2弾性部材46の圧縮状態が解除される。第1弾性部材32の圧縮状態が解除されると、操作部10が第1弾性部材32に押され、後方向に移動する。そして、操作部10が、ループ送り戻し部31の基端部31bに当接する。縫合糸締結部材44には第2中空部材42が突き刺さっているので、縫合糸締結部材44と一緒に第2中空部材42も後方向に移動される。それから、縫合糸締結部材44は、移動規制部材47がストッパー51bに突き当たることによって移動が規制される第2中空部材42と一緒に一旦後方向への移動が停止される。
更に術者により操作部10が後方向へ移動されると、操作部10が、ループ送り戻し部31の基端部31bを押し、ループ送り戻し部31が後方向への移動を開始する。ループ送り戻し部31が後方向に移動するに伴い、縫合糸1をループ導入用針60の先端に引き寄せるように、ループ82がループ導入用針60内に収容され始める。
次に、術者は、体外に引き出した縫合糸導入用針70の刃先又は他のカット手段(ハサミやカッター等)で縫合糸1をカットする。そして、ループ導入用針60の先端で把持している余分な縫合糸1を取り除く。そうすると、ループ形成部80がループ導入用針60に入り込める状態となり、ループ送り戻し部31が後方向へ移動可能になる。
縫合糸送り部45が更に後方向に移動すると、縫合糸締結部材44が、第2中空部材42から抜け、初期状態と同様に第1中空部材41に乗り上げた状態となる。縫合糸1はフリーなままである。つまり、縫合糸1は移動しない。
図8は、縫合具100の作用を説明するための説明図である。図8に基づいて、縫合具100の作用を、縫合具100を使用した手技の流れに沿って説明する。ここでは、縫合具100を用いて、患者の腹壁101と内臓壁102(たとえば胃壁)との固定について説明する。
縫合具100によれば、縫合糸1を縫合具100に毎回挿入する必要がなく、縫合糸1がなくなるまで何度でも臓器固定が可能になる。また、縫合具100によれば、操作部10の押し引き操作(押込操作(押込操作1〜6)、戻し操作(戻し操作1、2))だけで、縫合糸1を内臓壁102と腹壁101とを略U字に通した状態にできる。具体的には、術者は、操作部10を前方向に移動させる操作、及び、縫合糸1がループ導入用針60の先端で把持されたときの感触が伝達されるまでの操作を実行するだけで縫合糸1を内臓壁102及び腹壁101に通した状態にできるので、術者に要求される手技が非常に簡便化できる。さらに、ループ82が環状に開いた状態になってから縫合糸1が送り出されるようになっているため、縫合糸1を確実にループ82の内部に挿入することができる。
Claims (5)
- ハウジングと、
前記ハウジングの先端側に設けられたループ導入用針と、
前記ループ導入用針から所定の距離を隔ててほぼ平行に前記ハウジングの先端側に設けられ、縫合糸が収容される縫合糸導入用針と、
先端にループが形成され、前記ループ導入用針の内部に移動可能に挿入されているループ形成部と、
前記ハウジング内に設けられ、前記ループ形成部を移動させるループ送り戻し機構と、
前記ハウジング内に設けられ、前記縫合糸を送り出す縫合糸送り機構と、
前記ハウジング内に又は前記ハウジングから突出するように設けられ、前記ループ送り戻し機構及び前記縫合糸送り機構を動作させる操作部と、を備え、
前記ループ送り戻し機構に第1当接部を設け、
前記縫合糸送り機構に、前記第1当接部に当接可能な第2当接部を設け、
前記操作部の動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針の先端側から送り出し、
前記操作部の動きを、前記縫合糸送り機構に伝達し、前記縫合糸を前記縫合糸導入用針の先端側から送り出し、
その後、前記操作部の反対方向への動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針内に収容し、
前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持された後、又は、前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持されたと同時に、前記操作部の反対方向への動きを、前記ループ送り戻し機構を介して前記縫合糸送り機構に伝達するように、
前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持されたときにおける前記第1当接部と前記第2当接部との間の距離を調節している
ことを特徴とする医療用縫合具。 - ハウジングと、
前記ハウジングの先端側に設けられたループ導入用針と、
前記ループ導入用針から所定の距離を隔ててほぼ平行に前記ハウジングの先端側に設けられ、縫合糸が収容される縫合糸導入用針と、
先端にループが形成され、前記ループ導入用針の内部に移動可能に挿入されているループ形成部と、
前記ハウジング内に設けられ、前記ループ形成部を移動させるループ送り戻し機構と、
前記ハウジング内に設けられ、前記縫合糸を送り出す縫合糸送り機構と、
前記ハウジング内に又は前記ハウジングから突出するように設けられ、前記ループ送り戻し機構及び前記縫合糸送り機構を動作させる操作部と、を備え、
前記操作部の動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針の先端側から送り出し、
前記操作部の動きを、前記縫合糸送り機構に伝達し、前記縫合糸を前記縫合糸導入用針の先端側から送り出し、
その後、前記操作部の反対方向への動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針内に収容し、
前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持された後、又は、前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持されたと同時に、前記操作部の反対方向への動きを、前記縫合糸送り機構に伝達するようになっており、
前記ループ送り戻し機構は、
前記操作部の動きが伝達される弾性部材と、
前記弾性部材を介して移動し、前記ループ形成部を送り戻すループ送り戻し部と、を有し、
前記縫合糸送り機構は、
少なくとも前記ハウジングの基端側に固定され、内部に前記縫合糸が挿入される第1中空部材と、
前記操作部の動きが伝達される縫合糸送り部と、
前記第1中空部材が挿通可能な中空部を有し、前記縫合糸送り部を介して前記操作部の動きが伝達される第2中空部材と、
前記縫合糸送り部に装着され、前記縫合糸送り部の位置に応じて、前記第1中空部材、前記縫合糸、又は、前記第2中空部材を締め付ける縫合糸締結部材と、を有し、
前記ループ送り戻し機構では、
前記ループ送り戻し部が移動しなくなった後に、前記弾性部材のみに前記操作部の動きを伝達して前記弾性部材を圧縮することで前記ループの形状を維持し、
前記縫合糸送り機構では、
前記ループ送り戻し部が移動しなくなった後に、前記操作部の動きが伝達され、前記縫合糸送り部とともに移動を開始する前記縫合糸締結部材が、前記第2中空部材を押しながら前記第1中空部材から抜けて前記縫合糸を締め付け、既に送り出されている又は送り出され始めている前記ループの内部に挿入するように前記縫合糸を前記縫合糸導入用針の先端から送り出す
ことを特徴とする医療用縫合具。 - ハウジングと、
前記ハウジングの先端側に設けられたループ導入用針と、
前記ループ導入用針から所定の距離を隔ててほぼ平行に前記ハウジングの先端側に設けられ、縫合糸が収容される縫合糸導入用針と、
先端にループが形成され、前記ループ導入用針の内部に移動可能に挿入されているループ形成部と、
前記ハウジング内に設けられ、前記ループ形成部を移動させるループ送り戻し機構と、
前記ハウジング内に設けられ、前記縫合糸を送り出す縫合糸送り機構と、
前記ハウジング内に又は前記ハウジングから突出するように設けられ、前記ループ送り戻し機構及び前記縫合糸送り機構を動作させる操作部と、を備え、
前記ループ送り戻し機構に第1当接部を設け、
前記縫合糸送り機構に、前記第1当接部に当接可能な第2当接部を設け、
前記操作部の動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針の先端側から送り出し、
前記操作部の動きを、前記縫合糸送り機構に伝達し、前記縫合糸を前記縫合糸導入用針の先端側から送り出し、
その後、前記操作部の反対方向への動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針内に収容し、
前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持された後、又は、前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持されたと同時に、前記操作部の反対方向への動きを、前記ループ送り戻し機構を介して前記縫合糸送り機構に伝達するように、
前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持されたときにおける前記第1当接部と前記第2当接部との間の距離を調節しており、
前記ループ送り戻し機構は、
前記操作部の動きが伝達される弾性部材と、
前記弾性部材を介して移動し、前記ループ形成部を送り戻すループ送り戻し部と、を有し、
前記縫合糸送り機構は、
少なくとも前記ハウジングの基端側に固定され、内部に前記縫合糸が挿入される第1中空部材と、
前記操作部の動きが伝達される縫合糸送り部と、
前記第1中空部材が挿通可能な中空部を有し、前記縫合糸送り部を介して前記操作部の動きが伝達される第2中空部材と、
前記縫合糸送り部に装着され、前記縫合糸送り部の位置に応じて、前記第1中空部材、前記縫合糸、又は、前記第2中空部材を締め付ける縫合糸締結部材と、を有し、
前記ループ送り戻し機構では、
前記ループ送り戻し部が移動しなくなった後に、前記弾性部材のみに前記操作部の動きを伝達して前記弾性部材を圧縮することで前記ループの形状を維持し、
前記縫合糸送り機構では、
前記ループ送り戻し部が移動しなくなった後に、前記操作部の動きが伝達され、前記縫合糸送り部とともに移動を開始する前記縫合糸締結部材が、前記第2中空部材を押しながら前記第1中空部材から抜けて前記縫合糸を締め付け、既に送り出されている又は送り出され始めている前記ループの内部に挿入するように前記縫合糸を前記縫合糸導入用針の先端から送り出す
ことを特徴とする医療用縫合具。 - ハウジングと、
前記ハウジングの先端側に設けられたループ導入用針と、
前記ループ導入用針から所定の距離を隔ててほぼ平行に前記ハウジングの先端側に設けられ、縫合糸が収容される縫合糸導入用針と、
先端にループが形成され、前記ループ導入用針の内部に移動可能に挿入されているループ形成部と、
前記ハウジング内に設けられ、前記ループ形成部を移動させるループ送り戻し機構と、
前記ハウジング内に設けられ、前記縫合糸を送り出す縫合糸送り機構と、
前記ハウジング内に又は前記ハウジングから突出するように設けられ、前記ループ送り戻し機構及び前記縫合糸送り機構を動作させる操作部と、を備え、
前記ループ送り戻し機構に第1当接部を設け、
前記縫合糸送り機構に、前記第1当接部と前記操作部に当接可能な第2当接部を設け、
前記操作部の動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針の先端側から送り出し、
前記操作部の動きを、前記縫合糸送り機構に伝達し、前記縫合糸を前記縫合糸導入用針の先端側から送り出し、
その後、前記操作部の反対方向への動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針内に収容し、
前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持された後、又は、前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持されたと同時に、前記操作部の反対方向への動きを、前記ループ送り戻し機構を介して前記縫合糸送り機構に伝達するように、
前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持されたときにおける前記第1当接部と前記第2当接部との間の距離を調節しており、
前記ループ送り戻し機構は、
前記操作部の動きが伝達される弾性部材と、
前記弾性部材を介して移動し、前記ループ形成部を送り戻すループ送り戻し部と、を有し、
前記縫合糸送り機構は、
少なくとも前記ハウジングの基端側に固定され、内部に前記縫合糸が挿入される第1中空部材と、
前記操作部の動きが伝達される縫合糸送り部と、
前記第1中空部材が挿通可能な中空部を有し、前記縫合糸送り部を介して前記操作部の動きが伝達される第2中空部材と、
前記縫合糸送り部に装着され、前記縫合糸送り部の位置に応じて、前記第1中空部材、前記縫合糸、又は、前記第2中空部材を締め付ける縫合糸締結部材と、を有し、
前記ループ送り戻し機構では、
前記ループ送り戻し部が移動しなくなった後に、前記弾性部材のみに前記操作部の動きを伝達して前記弾性部材を圧縮することで前記ループの形状を維持し、
前記縫合糸送り機構では、
前記ループ送り戻し部が移動しなくなった後に、前記操作部の動きが伝達され、前記縫合糸送り部とともに移動を開始する前記縫合糸締結部材が、前記第2中空部材を押しながら前記第1中空部材から抜けて前記縫合糸を締め付け、既に送り出されている又は送り出され始めている前記ループの内部に挿入するように前記縫合糸を前記縫合糸導入用針の先端から送り出すようになっており、
前記ループ送り戻し部が移動しなくなり、前記弾性部材に前記操作部の動きを伝達するとき、前記操作部と前記第2当接部とが当接し、前記操作部の動きが前記縫合糸送り機構側に伝達される
ことを特徴とする医療用縫合具。 - ハウジングと、
前記ハウジングの先端側に設けられたループ導入用針と、
前記ループ導入用針から所定の距離を隔ててほぼ平行に前記ハウジングの先端側に設けられ、縫合糸が収容される縫合糸導入用針と、
先端にループが形成され、前記ループ導入用針の内部に移動可能に挿入されているループ形成部と、
前記ハウジング内に設けられ、前記ループ形成部を移動させるループ送り戻し機構と、
前記ハウジング内に設けられ、前記縫合糸を送り出す縫合糸送り機構と、
前記ハウジング内に又は前記ハウジングから突出するように設けられ、前記ループ送り戻し機構及び前記縫合糸送り機構を動作させる操作部と、を備え、
前記ループ送り戻し機構に第1当接部を設け、
前記縫合糸送り機構に、前記第1当接部に当接可能な第2当接部を設け、
前記操作部の動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針の先端側から送り出し、
前記操作部の動きを、前記縫合糸送り機構に伝達し、前記縫合糸を前記縫合糸導入用針の先端側から送り出し、
その後、前記操作部の反対方向への動きを、前記ループ送り戻し機構に伝達し、前記ループを前記ループ導入用針内に収容し、
前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持された後、又は、前記縫合糸が前記ループによって前記ループ導入用針の先端で把持されたと同時に、前記操作部の反対方向への動きを、前記第1当接部と当接した前記第2当接部を介して前記縫合糸送り機構に伝達する
ことを特徴とする医療用縫合具。
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