JP5968108B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置に関する。
近年、デジタルカメラや音楽プレーヤ、携帯電話など携帯型情報機器が普及している。こういった情報機器は、メモリカードなどの記憶媒体に画像や音声のデータを記憶する。また、パーソナルコンピュータに代表されるデータ保存装置とのやり取りも、記憶媒体を介して行なわれることが多いが、無線通信も利用される。
無線通信の中でも、非接触型ICカードに代表されるNFC(Near Field Communication)技術を用いた近距離無線通信技術が注目されている(例えば、特許文献1参照)。たとえば、プリペイドタイプの非接触型ICカードを使って代金を支払う場合、ユーザは、非接触型ICカードをICカードリーダ/ライタにタッチするだけでよいため、操作が直感的かつ簡単で便利である。
特開平10−293867号公報
デジタルカメラや携帯電話などの情報機器は、代金を支払うといった単一な機能だけでなく、さらに多くの機能を持っている。そのため、目的の処理を行わせるには、ユーザがいくつか面倒な通信設定をキー入力等により行なう必要があった。具体的には、送信か受信の指定、転送するコンテンツ(ファイル)の指定、ファイル転送かストリーミング(リアルタイム再生)の指定等である。
本発明は、このような問題を解決し、データ転送の設定を簡単な操作で行うことができる通信装置を提示することを目的とする。
本発明に係る通信装置は、無線通信により外部機器と通信を行う通信手段と、複数の項目に関する転送条件のそれぞれについて、前記外部機器通信可能な状態が維持される場合と、前記外部機器と通信可能な状態が一時的に維持されないが所定時間内に回復する場合とで、前記外部機器と前記通信手段との間に互いに異なるデータの転送条件を設定し、前記複数の項目に関する転送条件がそれぞれ設定された後に、前記複数の項目に関して設定された前記転送条件に従ってデータの転送を行うように前記通信手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記複数の項目に関する転送条件がそれぞれ設定されるまでは、前記外部機器と通信可能な状態である場合でも前記転送条件に従うデータの転送を行わないように前記通信手段を制御することを特徴とする。

本発明によれば、外部機器との間の転送条件を簡単な操作で設定できる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の通信処理を示すフローチャートである。 本実施例の通信処理を示すフローチャートである。 本実施例のタイマ処理を示すフローチャートである。 第2実施例の、図2Aを代替する通信処理部分を示すフローチャートである。 第3実施例の通信処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係る無線通信装置の一実施例の概略構成ブロック図である。本実施例の通信装置100の通信相手として、ここでは説明用に、図1(b)に示すようなデジタルカメラと、図1(c)に示すような音楽プレーヤを想定する。図1(b)に示す接続形態では、カメラ200で撮影された画像を通信装置100に転送する。便宜上、この方向の転送をアップロードと呼ぶ。図1(c)に示す接続形態では、通信装置100から音楽プレーヤ300に音楽データを転送する。便宜上、この方向の転送をダウンロードと呼ぶ。
通信装置100のアンテナ101は、デジタルカメラ200や音楽プレーヤ300などの外部機器からの電波を受信して通信部102に送ると共に、外部機器に対して電波を送信する。通信部102は、外部機器との間で各種のデータやコマンドを送受信する。本実施例では、通信部102は、近接無線通信(NFC)に従い通信を行う。
タイマ103はCPU107からの指示により経過時間をカウントする。表示部104は液晶パネル等を有し、各種の情報を表示する。音声出力部105は、無線通信に伴い各種の音を出力する。バス106は通信データやその他の制御信号を各ブロック間でやり取りするための内部バスである。
CPU107は不図示の不揮発メモリに記憶されたプログラムに従って通信装置100の動作を制御する。操作部108は、電源ボタン等の各種の操作ボタンやタッチパネル等を有し、ユーザによる操作を受けてCPU107に伝える。メモリ109は、各種データを一時的に保持する。
記録再生部110は、記録媒体111にデータの書き込みと読み出しを行う。記録媒体111は、フラッシュメモリ又はハードディスクなどのランダムアクセス記録媒体である。本実施例では、記録媒体111は通信装置100に内蔵されているものとするが、不図示の装着排出機構により、通信装置100に装着排出可能であってもよい。外部インターフェイス(IF)112はLAN等により外部機器との間で通信を行う。
通信装置100は、アンテナ101の近傍に外部機器200,300が位置すると、外部機器200,300との通信が可能になり、通信部102は外部機器200,300の接近を認識する。通信部102は、当該外部機器200,300との間で認証処理を行い、無線通信による通信が可能であった場合には、当該外部機器200,300との間で無線通信を行う。
通信装置100は、外部機器200,300との通信が可能となった後、外部機器との通信の切断又は通信の再開動作により、データ転送方向及び転送対象データなどを自動決定する。以下の説明では、通信装置100と外部機器200,300との通信が可能な状態とするために外部機器200,300を通信装置100に近接させる動作をタッチと呼ぶ。また、外部機器200,300と通信装置100との通信が可能な状態から外部機器200,300が離間されたことにより通信が切断される動作をリリースと呼ぶ。通信部102は、外部機器200,300と通信が可能な状態であるか否かを検出し、検出結果をCPU107に送る。CPU107は、通信可能状態から通信不能状態に変化した場合、外部機器200,300がリリースされたものと判断する。タッチは、通信装置100に接続を要求する接続要求操作の一例であり、リリースは接続解除を要求する接続解除要求操作の一例である。
図2A及び図2Bは、通信装置100による通信処理例を示すフローチャートである。図2A及び図2Bに示す処理では、通信装置100に対して外部機器200,300をタッチしたりリリースしたりする操作を繰り返すことで、先ず、データ転送の方向、内容及び方法などの複数の項目に関する条件を設定する。その後、データ転送を実行する。図2A及び図2Bに示す処理は、CPU107が各部を制御することにより実行される。
通信装置100に外部機器200,300がタッチされ、アンテナ101により外部機器200,300のタッチが検出されると、図2A及び図2Bに示す処理が開始される。
外部機器200,300がタッチされると、通信部102は、タッチされた外部機器200,300との間で公知の技術による相互認識処理を実行する(S201)。相互の認識が完了すると、通信部102は、CPU107に認証完了を通知する。CPU107は、転送方向決定処理の実行中を示す所定色の画像(第1画像)を表示部104に表示する。CPU107は画像表示に代えて又は併用して、音声出力部105より相互認証の完了を知らせる所定音声を出力させてもよい。
CPU107は、タイマ処理を実行する(S202)。図3は、タイマ処理(S202)の詳細なフローチャートを示す。CPU107は、タイマ103を初期化し(S301)、タイマ103によるカウントを開始する(S302)。この間、通信部102は、外部機器200,300がリリースされたか否かを検出する(S303)。通信部102は、外部機器200,300のリリースを検出すると、その旨をCPU107に通知する。CPU107は、通信部102からの外部機器リリースの通知に応じて(S303)、戻り値にリリースを示す値をセットとして(S305)、タイマ処理を終了する。
外部機器のリリースを検出しない場合(S303)、CPU107は、タイマ103のカウント値が所定値に達したか否かを判別する(S304)。タイマ103のカウント値が所定値に達していない場合(S304)、CPU107は、ステップS302に戻り処理を繰り返す。タイマ103のカウント値が所定値に達した場合(S304)、CPU107は、戻り値にタッチを示す値をセットとして(S306)、タイマ処理を終了する。
図3に示すタイマ処理中、CPU107は、現在実行されている処理に関する情報を表示部104に表示する。例えば、外部機器200,300のタッチが継続している場合(S303)、データ転送方向は外部機器200,300から通信装置100へのアップロードとなる旨を表示部104に表示する。他方、リリースの場合(S303)、通信装置100から外部機器200,300へのダウンロードとなる旨を表示部104に表示する。
ステップS202のタイマ処理終了後、CPU107は、タイマ処理の戻り値に応じて、外部機器200,300との間のデータ転送方向を設定する。タッチ(の継続)の場合、CPU107は、アップロード(外部機器200,300から通信装置100へのデータ転送)を設定する(S203)。他方、タイマ処理(図3)でリリースと判定された場合、CPU107は、ダウンロード(通信装置100から外部機器200,300へのデータ転送)を設定する(S205)。そして、CPU107は、外部機器200,300が再度タッチされたか否かを判別する(S206)。外部機器200,300のタッチが検出されると(S206)、CPU107は、通信部102に相互認識処理を行わせ(S207)、今回タッチされた外部機器200,300がステップS201でタッチされたものと同じ個体か否かを判別する(S208)。そのために、例えば、通信部102は、ステップS201で外部機器200,300から機器識別情報を受信し、メモリ109に記憶している。CPU107は、ステップS207で認識した外部機器200,300から機器識別情報を受信し、メモリ109の機器識別情報と比較して、S201で認識された機器と同じかどうかを判断する。
前回タッチされた機器と同じであった場合(S208)、CPU107は、S204に進む。一方、同じ機器で無い場合(S208)、CPU107は、表示部104にエラーを示す警告情報を表示することでユーザにエラーを通知し(S227)、処理を終了する。
また、ステップS206でタッチを検出しない場合、CPU107は、ステップS303で外部機器200,300のリリースを検出してから所定期間が経過したか否かを判定する(S209)。所定期間が経過するまでは(S209)、CPU107は、タッチ検出(S206)を繰り返す。所定期間が経過した場合(S209)、CPU107は、表示部104にエラーを示す警告情報を表示することでユーザにエラーを通知して(S227)、処理を終了する。
ステップS202(タイマ処理)及びS205〜S209からなる処理は、外部機器のタッチによる相互認証後に、タッチが一定時間維持されたのか、それとも一旦リリースされるも所定時間内にタッチを回復されたかを識別する処理である。後者は、ダブルタッチ、より一般的には、複数回の繰り返しタッチとも言える。
この様にデータ転送方向が決定されると(S203,S205〜S209)、次に、転送対象データの決定処理を実行する。まず、CPU107は、転送方向決定をユーザに知らせる所定音(第1の音)を音声出力部105から出力させ、転送対象決定処理の実行中を示す所定色の画像(第2画像)を表示部104に表示する(S204)。ここで表示する画像は、転送方向決定処理の際に表示される第1画像とは異なる画像である。
CPU107は再度、図3に示すタイマ処理を実行する(S210)。ステップS210のタイマ処理中、CPU107は、現在実行されている処理に関する情報を表示部104に表示する。例えば、ステップS210のタイマ処理では、外部機器をタッチし続けた場合には未転送のデータが送信され、リリースした場合にはユーザが指定したデータが転送される旨の情報が表示部104に表示される。
タイマ処理(S210)でタイマ103のカウント値が所定値に達した場合、即ちタッチと判定された場合、CPU107は、未転送データを転送対象に設定する(S211)。
例えば、カメラ200が認識された場合には転送方向設定処理でアップロードが設定され、カメラ200に記憶されたデータのうち通信装置100に未だ転送されていないデータが転送対象に選択される。CPU107は、通信部102を使って、記憶データのリストを送信するようにカメラ200に要求する。CPU107は、カメラ200から受信したデータのリストと記録媒体111に記録されているデータとを比較し、カメラ200に記憶されたデータのうち、記録媒体111に記録されていないデータを選択する。
あるいは、音楽プレーヤ300が認識され、転送方向設定処理でダウンロードが設定された場合、CPU107は、通信装置100の記録媒体111に記憶されたデータのうち音楽プレーヤ300に未だ転送されていないデータを、転送対象に選択する。なお、通信装置100は、保持するデータを外部機器に転送する場合、送信したデータと送信先の外部機器の機器識別情報とを対応づけて記録媒体111に記録している。記録媒体111のこの転送情報を参照することで、CPU107は、記録媒体111に記録されたデータのうち、音楽プレーヤ300に未転送のデータを決定できる。
一方、タイマ処理(S210)でリリースと判定された場合、CPU107は、ユーザが指定するデータを転送対象に設定する(S213)。例えば、先の転送方向設定処理においてアップロードが設定された場合、外部機器(例えば、カメラ200)に記憶されたデータからユーザが転送対象を選択する。この場合、ユーザはカメラ200をリリースした状態でカメラ200を操作し、転送対象のデータを選択する。転送方向設定処理でダウンロードが設定された場合、記録媒体111に記録されたデータからユーザが転送対象を選択する。この場合、CPU107は、記録媒体111に記録されたデータの一覧を表示部104に表示し、ユーザは、操作部108を操作して転送対象を選択する。
次に、CPU107は、外部機器200,300が再度タッチされたか否かを判別する(S214)。外部機器200,300のタッチが検出されると(S214)、CPU107は、通信部102に相互認識処理を行わせ(S215)。CPU107は、今回タッチされた外部機器200,300がステップS201及びS207でタッチされたものと同じ個体か否かを判別する(S216)。
前回タッチされた機器と同じであった場合(S216)、CPU107は、S212に進む。他方、今回タッチされた機器がS201,S207で認識された機器と同じ機器で無い場合(S216)、CPU107は、表示部104にエラーを示す警告情報を表示して(S227)、処理を終了する。
また、ステップS214でタッチを検出しない場合、CPU107は、S303で外部機器のリリースを検出してから所定期間が経過したか否かを判定する(S217)。所定期間が経過するまでは(S217)、CPU107は、タッチ検出(S214)を繰り返す。一方、所定期間が経過した場合(S217)、CPU107は、表示部104にエラーを示す警告情報を表示して(S227)、処理を終了する。
この様に転送対象データが決定されると、次に、転送対象データの転送形式を決定する。ここでは、データ転送形式としてファイル転送とストリーミング転送の何れかを選択する。
CPU107は、音声出力部105より、転送対象データが選択されたことをユーザに知らせる所定音(第2音)を音声出力部105から出力させ、転送形式決定処理の実行中を示す所定色の画像(第3画像)を表示部104に表示する(S212)。ここで表示する画像は、第1画像とも第2画像とも異なる。
CPU107は再度、図3に示すタイマ処理を実行する(S218)。このタイマ処理中、CPU107は、外部機器200,300をタッチし続けた場合にはファイル転送が設定され、リリースした場合にはストリーミング転送が設定される旨の情報を表示部104に表示する。ステップS218のタイマ処理でタイマ103のカウント値が所定値に達した場合、即ちタッチと判定された場合、CPU107は、転送形式としてファイル転送を設定する(S219)。一方、ステップS218のタイマ処理でリリースが検出された場合、CPU107は、転送形式としてストリーミング転送を設定する(S221)。
次に、CPU107は、外部機器200,300が再度タッチされたか否かを判別する(S222)。外部機器200,300のタッチが検出されると(S222)、CPU107は、通信部102に相互認識処理を行わせ(S223)。CPU107は、今回タッチされた外部機器200,300がステップS201,S207及びS215でタッチされたものと同じ個体か否かを判別する(S224)。
前回タッチされた機器と同じであった場合(S224)、CPU107は、S220に進む。他方、今回タッチされた機器がS201,S207及びS215で認識された機器と同じ機器で無い場合(S224)、CPU107は、表示部104にエラーを示す警告情報を表示して(S227)、処理を終了する。
また、ステップS222でタッチを検出しない場合、CPU107は、S303で外部機器のリリースを検出してから所定期間が経過したか否かを判定する(S225)。所定期間が経過するまでは(S225)、CPU107は、タッチ検出(S222)を繰り返す。一方、所定期間が経過した場合(S225)、CPU107は、表示部104にエラーを示す警告情報を表示して(S227)、処理を終了する。
この様にデータ転送形式が決定され、CPU107は、転送方法の決定をユーザに知らせる所定の音(第3の音)を音声出力部105から出力させる(S220)。
この様にデータ転送方向、転送対象データ及びデータ転送形式が決定されると、CPU107は、決定された条件に従いデータ転送を行うように、通信装置100を制御すると共に外部機器200,300に制御コマンドを送信する(S226)。
例えば、外部機器がデジタルカメラ200で、カメラ200から通信装置100へのデータ転送が選択された場合、CPU107は、通信部102からカメラ200に、選択されたデータの送信を要求する。通信部102は、カメラ200から送信されたデータを受信し、記録再生部110が受信データを記録媒体111に記録する。
外部機器が音楽プレーヤ300であり、通信装置100から音楽プレーヤ300へのデータ転送が選択された場合、CPU107は、記録再生部110に転送対象データを記録媒体111から読み出させる。データ転送形式がストリーミング形式であった場合、CPU107は、記録再生部110を制御して、読み出したデータをストリーミング形式の転送に適した形式に変換させて通信部102に供給させる。通信部102は、記録再生部110からのデータを、アンテナ101を介して音楽プレーヤ300に送信する。
ステップS202、S210、S218のタイマ処理でカウントする期間は、1乃至2秒程度とするのが好ましい。カウント期間が短すぎると、ユーザが処理機能を判断するのに間に合わないことが考えられる。カウント期間が長すぎると、待ち時間が長くなって操作性が低下する。
ステップS209、S217、S225において外部機器200,300がリリースされてから再度タッチされたことを検出するための期間は、それぞれ独立に設定するのが好ましい。例えば、ステップS217では、ユーザが外部機器200,300を操作して転送対象データを選択しなければならない場合があり、その場合、数秒程度では間に合わない。このような状況に対応できるように、ステップS217における待ち時間は、1分乃至2分、或いはそれ以上とするのが好ましい。
このように、本実施例では、ユーザは通信装置100に対する外部機器200,300のタッチ及びリリースにより、簡単にデータ転送条件等を設定できる。
ユーザが予め外部機器に又は操作部108を操作してデータ転送方向、転送対象データ及び転送形式のうちの一つ以上を設定していた場合、図3に示すタイマ処理におけるカウント値を短くしてもよい。例えば、ユーザが予め外部機器を操作してデータ転送方向を決めていた場合、相互認識(S201)の処理において通信装置100は、転送方向の情報を外部機器から受信し、メモリ109に記憶する。そして、タイマ処理(S202)で、タイマが所定カウント値をカウントする前に、S204に移行する。
外部機器200,300が電源オフ状態で通信装置100にタッチされ、相互認識が完了した場合、通信装置100は、外部機器200,300に電源オンコマンドを送信し電源オンさせてから、図2A及び図2Bに示す処理を開始してもよい。この場合、通信装置100は、S202の前に電源オンコマンドを外部機器200,300に送信し、転送処理(S226)の完了後に外部機器200,300に電源オフコマンドを送信する。
図4は、図2Aに示す処理の変更例を示す。図4において、図2Aと同様の処理については同じ符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
図4に示す処理では、データ転送方向の設定(S403,S405)と転送データの選択(S411)が、図2Aの対応するステップS203,S205,S211とは異なる。
図4に示すフローでは、タイマ処理(S202)でタイマ103のカウント値が所定値に達した場合、CPU107は、通信装置100から外部機器200,300へのデータ転送、即ちダウンロードを設定する(S403)。他方、タイマ処理(S202)で外部機器200,300がリリースされた場合、CPU107は、外部機器200,300から通信装置100へのデータ転送、即ちアップロードを設定する(S405)。
また、タイマ処理(S210)でタイマ103のカウント値が所定値に達した場合、CPU107は、所定のフォルダに格納されている全てのデータを転送対象として選択する(S411)。
例えば、通信装置100から外部機器200,300へのダウンロードの場合、CPU107は、記録媒体111に作成された複数のフォルダのうち、所定のフォルダに格納された全データを転送対象に選択する。例えば、ユーザが外部機器200,300に送信すべきデータを格納する専用フォルダを記録媒体111に作成し、このフォルダをS411で選択されるべき所定フォルダとして設定しておく。これにより、ユーザは、音楽プレーヤ300などの外部機器に送信したいデータをこの所定フォルダに格納しておけば、送信対象として個別に指定すること無く外部機器に送信できる。
外部機器200,300から通信装置100へのアップロードの場合、CPU107は、外部機器200,300に記憶されているフォルダとデータの情報、及び転送対象データが格納されているフォルダの情報を外部機器200,300に要求する。そして、通信部102は、これらの情報を外部聞き200,300から受け取りメモリ109に格納する。
このように、本実施例でも、ユーザは通信装置100に対する外部機器200,300のタッチ及びリリースにより、簡単にデータ転送条件等を設定できる。
図2Aに示す処理と、図4に示す処理とを選択可能としてもよい。例えば、何れを採用するかを事前に操作部108で設定する。又は、接続する外部機器の種類に応じて自動的に選択するようにしてもよい。例えば、相互認識(S201)の際に外部機器の種類に関する識別情報を外部機器から取得する。そして、取得した識別情報に応じて、図2Aに示す処理と図4に示す処理を切り替える。また、外部機器の種類だけでなく、時間帯によって図2Aに示す処理と図4に示す処理を切り替えるように設定してもよい。
ユーザが予め外部機器に又は操作部108を操作してデータ転送方向、転送対象データ及びデータ転送形式のうちの一つ以上を設定していた場合、図3に示すタイマ処理におけるカウント値を短くしてもよい。例えば、ユーザが予め外部機器を操作してデータ転送方向を決めていた場合、相互認識(S201)の処理において通信装置100は、転送方向の情報を外部機器から受信し、メモリ109に記憶する。そして、タイマ処理(S202)で、タイマが所定カウント値をカウントする前に、S204に移行する。
外部機器200,300が電源オフ状態で通信装置100にタッチされ、相互認識が完了した場合、通信装置100は、外部機器200,300に電源オンコマンドを送信し電源オンさせてから、図2A及び図2Bに示す処理を開始してもよい。この場合、通信装置100は、S202の前に電源オンコマンドを外部機器200,300に送信し、転送処理(S226)の完了後に外部機器200,300に電源オフコマンドを送信する。
最初のタイマ処理でのタッチとリリースに応じて、図2Aに示す処理と、図4に示す処理を切り替えるようにしてもよい。図5は、そのような変更を加えた処理フローチャートを示す。
通信装置100に外部機器200,300がタッチされ、アンテナ101及び通信部102により外部機器200,300のタッチが検出されると、図5に示す処理が開始される。
外部機器200,300がタッチされると、通信部102は、タッチされた外部機器200,300との間で公知の技術により相互に認識処理を行う(S501)。相互に認識が完了すると、通信部102はCPU107に認証完了を通知する。
CPU107は、図3に示すタイマ処理を実行する(S502)。タイマ処理(S502)において外部機器200,300のタッチ状態でカウント値が所定値に達した場合、CPU107は、図2A及び図2BのS202〜227の処理(第1の処理)を実行する。タイマ処理(S502)中に外部機器200,300がリリースされた場合、CPU107は、図4及び図2BのS202〜S227,S403,S405及びS411の処理(第2の処理)を実行する。
CPU107は、タイマ処理(S502)中に外部機器200,300のタッチが継続する場合には第1の処理が実行設定され、リリースの場合には第2の処理が実行設定される旨の情報を表示部104に表示する。
この様に、本実施例では、外部機器のタッチとリリースによりデータ転送条件を切り替えることができる。

Claims (5)

  1. 無線通信により外部機器と通信を行う通信手段と、
    複数の項目に関する転送条件のそれぞれについて、前記外部機器通信可能な状態が維持される場合と、前記外部機器と通信可能な状態が一時的に維持されないが所定時間内に回復する場合とで、前記外部機器と前記通信手段との間に互いに異なるデータの転送条件を設定し、前記複数の項目に関する転送条件がそれぞれ設定された後に、前記複数の項目に関して設定された前記転送条件に従ってデータの転送を行うように前記通信手段を制御する制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記複数の項目に関する転送条件がそれぞれ設定されるまでは、前記外部機器と通信可能な状態である場合でも前記転送条件に従うデータの転送を行わないように前記通信手段を制御する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 項目は、前記外部機器と前記通信手段との間のデータ転送方向を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 項目は、転送対象データを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 項目は、転送対象データの転送形式を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信装置。


  5. 表示手段を備え、
    前記制御手段は、前記複数の項目に関する転送条件の設定中に、各項目に関する転送条件の設定処理であることを前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。
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