JP5988105B2 - カバーの取付構造 - Google Patents

カバーの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5988105B2
JP5988105B2 JP2013153637A JP2013153637A JP5988105B2 JP 5988105 B2 JP5988105 B2 JP 5988105B2 JP 2013153637 A JP2013153637 A JP 2013153637A JP 2013153637 A JP2013153637 A JP 2013153637A JP 5988105 B2 JP5988105 B2 JP 5988105B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
cover
opening
piece
upper frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013153637A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015024678A (ja
Inventor
慎太郎 山口
慎太郎 山口
博士 藤田
博士 藤田
直之 宇佐見
直之 宇佐見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2013153637A priority Critical patent/JP5988105B2/ja
Publication of JP2015024678A publication Critical patent/JP2015024678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5988105B2 publication Critical patent/JP5988105B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、カバーの取付構造に関する。
従来、車両において、バッテリーなどの機能部品が車両シート付近に配置されたものが知られている(下記特許文献1参照)。特許文献1では、バッテリーなどの機能部品がシートバックの後側に配されている。
また、このような機能部品が、車両シートの下方に配置される構成の車両も知られている。具体的には、車両シートを構成するシートクッションの下方に形成された下方空間に機能部品が配置される。
このような下方空間は、意匠的な観点などから、乗員に対して隠すことが求められる。このため、カバーによって下方空間を覆う構成が知られている。このようなカバーは、例えば、シートクッションの下方に配されるシートフレームに対して取り付けられる。シートフレームに対するカバーの取付手段としては、一般的に、クリップなどが用いられる。
特開2011−31778号公報
カバーの取付手段として、クリップなどの別部品を用いた構成では、クリップの分だけ、部品点数が増加し、複雑な構成となってしまう。また、このようなカバーは、シートクッションの下方、すなわち、車両フロアを覆うフロアカーペットの上方付近に配される。このため、カバーによって、フロアカーペットの周端部を上方から押さえ付ける構成とし、フロアカーペットの浮きを抑制することが考えられる。このような構成では、押さえ付けたフロアカーペットの反力によって、カバーが上方に押圧(付勢)される場合がある。これにより、シートフレームに対するカバーの取付位置が所定の位置よりもずれてしまうことが懸念される。つまり、フロアカーペットをカバーで押さえ付ける場合には、カバーの位置決め精度が低下することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シートクッションの下方空間を覆うカバーの取付構造をより簡易な構成で実現するとともに、フロアカーペットをカバーで押さえ付けた際に、カバーの位置決め精度が低下する事態を抑制可能なカバーの取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両用シートのシートクッションの下方に形成された下方空間を覆うカバーを、前記下方空間に配されるシートフレームに対して取り付けるカバーの取付構造であって、前記シートフレームは、車幅方向に延びる棒状の上側フレーム部と、車幅方向に延びる棒状をなし、前記上側フレーム部の下方に配される下側フレーム部と、を備え、前記カバーは、車両フロアを覆うフロアカーペットに当接する下端部を備えるとともに板状をなすカバー本体部と、前記カバー本体部における前記シートフレーム側の面に一体的に設けられ、前記下側フレーム部に係止する下側係止部と、前記カバー本体部における前記シートフレーム側の面に一体的に設けられ、前記上側フレーム部に係止する上側係止部と、を備え、前記上側係止部は、前記カバー本体部における前記シートフレーム側の面から前記上側フレーム部に向けて突き出す台座部と、前記台座部に設けられ、前記上側フレーム部が嵌合可能な形状をなす係止片部と、を備え、前記係止片部は、前記上側フレーム部を内部に受け入れ可能な開口部を有しており、前記係止片部の前記開口部における上側の開口端部は、上下方向の撓み変位が可能とされ、前記係止片部の前記開口部における下側の開口端部は、上下方向の撓み変位が規制されていることに特徴を有する。
本発明によれば、下側係止部を下側フレーム部に係止するとともに、上側係止部を上側フレーム部に係止することでシートフレームに対してカバーを取り付けることができる。特に、上側係止部では、開口部を通じて上側フレーム部を内部に受け入れることができる。これにより、上側フレーム部を上側係止部に嵌合させることができる。
ここで、開口部における上側の開口端部は、上下方向の撓み変位が可能とされる。このため、上側フレーム部が開口部を通過する際には、上側の開口端部が上方に変位することで、開口部の開口幅が大きくなる。この結果、上側フレーム部が開口部を容易に通過することができる。
このように、本発明では、クリップなどの別部品を用いることなく、カバーの取付構造をより簡易な構成で実現することができる。
また、本発明のカバー本体部は、その下端部において、フロアカーペットに当接している。これにより、下端部によってフロアカーペットを押さえ付けることができ、フロアカーペットの浮きを抑えることができる。しかしながら、このような構成では、押さえ付けられたフロアカーペットの反力によって、カバー本体部が上方へ押圧(付勢)される事態が懸念される。
そこで、開口部における下側の開口端部は、上下方向の撓み変位が規制される構成とした。このような構成とすれば、係止片部の下部は比較的剛性が高くなる。この結果、係止片部に上側フレーム部が嵌合された状態で、カバー本体部が上方に押圧された際には、剛性の高い係止片部の下部が、上側フレーム部に対して下方から当接する。これにより、カバー本体部の上方への変位をより確実に規制することができる。このように、本発明では、フロアカーペットをカバーで押さえ付けた際に、カバーの位置決め精度が低下する事態を抑制することができる。
上記構成において、前記上側フレーム部は、断面視円形状をなし、前記係止片部は、前記上側フレーム部側に開口された前記開口部を有するC字状をなしており、前記係止片部は、前記台座部から前記上側フレーム部を上方から覆う形で延びる上側片部と、前記台座部から前記上側フレーム部を下方から覆う形で延びる下側片部と、を有しており、前記上側片部の先端部が、前記開口部における前記上側の前記開口端部を構成し、前記下側片部の先端部が、前記開口部における前記下側の前記開口端部を構成するものとすることができる。
このような構成とすれば、C字状をなす係止片部に断面視円形状をなす上側フレームを嵌合させることで、上側フレームに対して係止片部をより確実に位置決めすることができる。
また、前記上側係止部は、前記上側フレーム部の延設方向に沿って、少なくとも3つ配列され、前記3つの前記上側係止部のうち、中央側に配される前記上側係止部は、その両側に配される2つの前記上側係止部に対して、前記開口部の開口幅が大きく設定されているものとすることができる。
本発明のように、少なくとも3つの上側係止部を備えている構成において、各上側係止部を同時に上側フレーム部に係止しようとすれば、係止作業に必要な力がより大きくなり、作業性が低下する。このため、各上側係止部は、一つずつ順番に上側フレーム部に係止することが好ましい。
ここで、3つの上側係止部を係止する順番としては、外側の上側係止部を先に係止することが好ましい。つまり、両側に配される2つの上側係止部のうち、いずれか一方を係止した後、中央側に配される上側係止部を係止することが好ましい。これは、一般的に、外側に配される上側係止部を先に係止する方が、力を作用させ易く、作業性が良好となるためである。また、仮に、中央側の上側係止部を先に係止すると、両側の上側係止部が上側フレーム部に接近する結果、両側の上側係止部の係止作業を同時に行う必要が生じ、係止作業に必要な力が大きくなる。
上記のような係止作業の順番(外側の上側係止部を係止した後、中央側の上側係止部を係止すること)を考慮して、本発明では、3つの上側係止部のうち、中央側に配される上側係止部の開口部の開口幅を、その両側に配される上側係止部(外側に配される上側係止部)の開口幅よりも大きく設定することとした。
開口部の開口幅が大きいと、上側フレーム部を通過させ易くなるから、上側係止部を係止するために必要な力は小さくなる。外側に配される上側係止部(以下の説明では第1上側係止部と呼ぶ)、中央側に配される上側係止部(以下の説明では第2上側係止部と呼ぶ)の順番で係止作業を行う過程では、第1上側係止部を係止する途中で、第2上側係止部が上側フレーム部に接近し、第2上側係止部の係止作業が開始されることがある。この場合、第1上側係止部を係止する力に加えて、第2上側係止部を係止するための力が必要となり、作業者の負担が大きくなり易い。
このため、本発明では、第2上側係止部の開口幅をより大きくすることで、第2上側係止部の係止に必要な力をより小さくし、第1上側係止部を係止する途中で第2上側係止部の係止作業が開始された場合の作業者の負担を低減させることができ、作業性をより高くすることができる。
本発明によれば、シートクッションの下方空間を覆うカバーの取付構造をより簡易な構成で実現することができる。
本発明の一実施形態に係るカバー及び車両用シートを示す斜視図 図1のカバーを裏側から視た斜視図 図1のカバーの取付構造を示す断面図(図1のIII−III線で切断した図に対応) 図3の上側係止部付近を拡大して示す断面図 シートフレームに対してカバーを取り付ける過程を示す断面図 上側フレームに対して上側係止部を係止する過程を示す断面図
本発明の一実施形態を図1ないし図6によって説明する。本実施形態では、車両の後部座席を構成する車両用シート10を例示し、その下方に形成された下方空間S1(図3参照)を覆うカバー40の取付構造について説明する。
車両用シート10は、図1に示すように、シートバック11と、シートクッション12と、を備えている。図1及び図3に示すように、シートクッション12の下方には、下方空間S1が形成されており、下方空間S1には、車両の動力源であるバッテリー14が収容されている。
下方空間S1には、バッテリー14を囲む形でシートフレーム20が配されている。シートフレーム20は、例えば、フロアパネル15に対して取り付けられ、車両用シート10を支持する構成となっている。
下方空間S1は、図3に示すように、車両前方(図3の左側)に開口されており、カバー40は、下方空間S1の開口部S2を塞ぐ形でシートフレーム20に対して取り付けられている。
シートフレーム20は、例えば、金属製とされ、図1の破線で示すように、車幅方向に延びる3本のフレーム部21,22,23を主体として構成されている。カバー40は、3本のフレーム部21,22,23のうち、下方空間S1の開口端付近に配された各フレーム部(上側フレーム部21及び下側フレーム部22)に取り付けられる。なお、シートフレーム20の材質は、金属に限定されず適宜変更可能である。
上側フレーム部21は、図3に示すように、車幅方向に延びる中空の棒状部材とされ、断面視円形状(円環状)をなしている。下側フレーム部22は、車幅方向に延びる中空の棒状部材とされ、断面視円形状(円環状)をなしている。
下側フレーム部22は、上側フレーム部21の下方に配されている。下側フレーム部22の両端部には、図1に示すように、上側フレーム部21に向かって延びる延設部24が設けられており、下側フレーム部22は、延設部24を介して上側フレーム部21に接続されている。
カバー40(シートアンダーカバー)は、例えば、合成樹脂製とされ、板状をなすカバー本体部41と、カバー本体部41の裏面(シートフレーム20側の面)に設けられる下側係止部51と、カバー本体部41の裏面に設けられる上側係止部61と、を備えている。下側係止部51及び上側係止部61は、カバー本体部41と一体的に形成されている。なお、カバー40の材質は、合成樹脂に限定されず適宜変更可能である。例えば、カバー40の材質として、繊維と合成樹脂とが混合されたものを用いてもよい。
カバー本体部41は、図2に示すように、車幅方向に長い略方形板状をなしている。カバー本体部41の上部は、上方に向かうにつれて車両後方に向かう形で傾斜されている。カバー本体部41は、下方空間S1の開口部S2を塞ぐ形で配されるとともに、バッテリー14を車両前側から覆う構成となっている。
図3に示すように、カバー本体部41の下端部41Aは、車両前方に延びる形状をなしている。下端部41Aは、図3に示すように、車両フロアを構成するフロアパネル15を覆う形で載置されたフロアカーペット16の周端部に対して上方から当接される。
下側係止部51は、下側フレーム部22に係止するもので、図2に示すように、車幅方向に沿って複数個(本実施形態では2個)配列されている。下側係止部51は、図3に示すように、カバー本体部41の裏面から下側フレーム部22に向けて突出された台座部52と、台座部52に設けられ、下側フレーム部22が嵌合される係止片部53と、を備えている。
係止片部53は、下方に開口された開口部53Aを有するU字状をなしており、その内面は、下側フレーム部22の外周面の形状に倣うものとされる。これにより、下側フレーム部22に対して上方から係止片部53を取り付けることが可能となっている。
また、係止片部53における車両後側の端部には、下方に向かうにつれて車両後方へ傾斜する形で延びる延設片部54が設けられている。
上側係止部61は、上側フレーム部21に係止するもので、図2に示すように、車幅方向に沿って複数個(本実施形態では4個)配列されている。上側係止部61は、図4に示すように、カバー本体部41の裏面から上側フレーム部21に向けて突出された台座部62と、台座部62に設けられ、上側フレーム部21が嵌合される係止片部63と、を備えている。
台座部62は、図2に示すように、車幅方向における一方が開口された形状をなしており、図4に示すように、底壁部62Aと側壁部62Bと、を有している。
係止片部63は、車両後側(上側フレーム部21側)に向かって開口された開口部63Aを有するC字状(有端環状)をなしている。つまり、係止片部63は、上側フレーム部21が嵌合可能な形状をなしている。係止片部63は、底壁部62Aの端部及び側壁部62Bの端部とそれぞれ連結されている。また、係止片部63の内周面は、上側フレーム部21の外周面に沿った曲面とされる。これにより、係止片部63の内周面に上側フレーム部21の外周面が当接される構成となっている。
具体的には、係止片部63は、図4に示すように、台座部62から上側フレーム部21を上方から覆う形で延びる上側片部64と、台座部62から上側フレーム部21を下方から覆う形で延びる下側片部65と、を有している。
上側片部64は、係止片部63の上半分を主に構成するものとされる。下側片部65は、係止片部63の下半分を主に構成するものとされる。開口部63Aは、上側片部64の先端部64Aと下側片部65の先端部65Aとの間に形成された隙間とされる。
つまり、上側片部64の先端部64Aが、開口部63Aにおける上側の開口端部を構成し、下側片部65の先端部65Aが、開口部63Aにおける下側の開口端部を構成するものとされる。
本実施形態では、上側片部64(先端部64Aを含む)は、台座部62との接合部分を基点として、上下方向に弾性的に撓み変形が可能とされる。つまり、上側片部64の先端部64Aは、上下方向の撓み変位が可能となっている。
本実施形態の上側係止部61は、図4に示すように、下側片部65の下面と台座部62の底壁部62Aとを連結する連結リブ66(連結部)を備えている。これにより、下側片部65は、上下方向の撓み変形が規制されている。つまり、下側片部65の先端部65Aは、上下方向の撓み変位が規制されている。
言い換えると、本実施形態の係止片部63は、その上部(上側片部64、C字状の一端側)が撓み変形可能とされ、下部(下側片部65、C字状の他端側)の撓み変形が規制される構成となっている。
本実施形態のカバー40は、上述したように、4つの上側係止部61を備えている。図2に示すように、4つの上側係止部61のうち、内側に配される2つの上側係止部61(符号61Aを付す)の開口部63Aの開口幅B1(開口部63Aの開口方向と直交する方向の長さ)は、その両側に配される2つの上側係止部61(符号61Bを付す)の開口部63Aの開口幅B2よりも大きく設定されている。
言い換えると、3つの上側係止部61A,61B,61Bのうち、中央側に配される上側係止部61A(2つの上側係止部61Aのうちいずれか一方)は、その両側(カバー本体部41の外周端側)に配される上側係止部61B,61Bに対して、開口部63Aの開口幅が大きく設定されている。
なお、本実施形態では、自然状態(図4に示す状態)における開口部63Aの開口幅B1及び開口幅B2は、上側フレーム部21の直径(外径)よりも小さく設定されている。
次に、シートフレーム20に対するカバー40の取付手順について説明する。作業者は、まず、2つの下側係止部51を下側フレーム部22に対して係止する。具体的には、図5に示すように、係止片部53の開口部53Aを通じて、下側フレーム部22を係止片部53の内部に差し入れる。つまり、下側フレーム部22を係止片部53に嵌合させる。
なお、下側フレーム部22を係止片部53の内部に差し入れる際には、延設片部54を下側フレーム部22に当接させることで、下側フレーム部22が係止片部53の内部までガイドされる。
下側フレーム部22を係止片部53に嵌合させることで、カバー40は、下側フレーム部22を中心として回動可能となる。
次に、作業者は、カバー40の上端部が上側フレーム部21に接近するようにカバー40を回動させる。これにより、上側係止部61の各々が上側フレーム部21に対して接近し、各係止片部63が上側フレーム部21に係止される。
係止片部63の係止作業の過程では、上側片部64の先端部64Aが上側フレーム部21に対して当接する。この状態から、作業者が、さらにカバー本体部41を上側フレーム部21側に押圧すると、上側フレーム部21に押圧された先端部64Aは、図6に示すように、上方に撓み変位する。
これにより、図6に示すように、開口部63Aの開口幅(図6ではB1)が、上側フレーム部21の直径よりも大きくなり、開口部63Aを上側フレーム部21が通過可能となる。この結果、上側フレーム部21を係止片部63に嵌合させることが可能となる。
上側フレーム部21が係止片部63の内部に収容されると、先端部64Aは、弾性復帰し、自然状態(変形前の状態)となる。これにより、開口部63Aの開口幅が、上側フレーム部21の直径よりも小さくなる。この結果、上側フレーム部21が係止片部63の内部で保持される。これにより、シートフレーム20に対するカバー40の取付が完了する。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、下側係止部51を下側フレーム部22に係止するとともに、上側係止部61を上側フレーム部21に係止することでシートフレーム20に対してカバー40を取り付けることができる。特に、上側係止部61では、開口部63Aを通じて上側フレーム部21を内部に受け入れることができる。これにより、上側フレーム部21を上側係止部61に嵌合させることができる。
ここで、開口部63Aを構成する上側片部64の先端部64Aは、上下方向の撓み変位が可能とされる。このため、上側フレーム部21が開口部63Aを通過する際には、上側片部64の先端部64Aが上方に変位することで、開口部63Aの開口幅が大きくなる。この結果、上側フレーム部21が開口部63Aを容易に通過することができる。
このように、本実施形態では、クリップなどの別部品を用いることなく、カバー40の取付構造をより簡易な構成で実現することができる。
また、本実施形態のカバー本体部41は、その下端部41Aにおいて、フロアカーペット16に当接している。これにより、下端部41Aによってフロアカーペット16を押さえ付けることができ、フロアカーペット16の浮きを抑えることができる。しかしながら、このような構成では、押さえ付けられたフロアカーペット16の反力によって、カバー本体部41が上方へ押圧される事態が懸念される。これにより、例えば、カバー40が所定の取付位置よりも上方にずれてしまい、シートフレーム20に対するカバー40の位置決め精度が低下する事態が懸念される。
そこで、本実施形態では、開口部63Aを構成する下側片部65の先端部65Aは、上下方向の撓み変位が規制される構成とした。このような構成とすれば、係止片部63の下部は比較的剛性が高くなる。この結果、係止片部63に上側フレーム部21が嵌合された状態で、カバー本体部41が上方に押圧された際には、剛性の高い下側片部65(係止片部の下部)が上側フレーム部21に対して下方から当接する。これにより、カバー本体部41の上方への変位をより確実に規制することができる。このように、本実施形態では、フロアカーペット16をカバー40で押さえ付けた際に、カバー40の位置決め精度が低下する事態を抑制することができる。
また、上側フレーム部21は、断面視円形状をなし、係止片部63は、上側フレーム部21側に開口された開口部63Aを有するC字状をなしており、係止片部63は、台座部62から上側フレーム部21を上方から覆う形で延びる上側片部64と、台座部62から上側フレーム部21を下方から覆う形で延びる下側片部65と、を有しており、上側片部64の先端部64Aが、開口部63Aにおける上側の開口端部を構成し、下側片部65の先端部65Aが、開口部63Aにおける下側の開口端部を構成するものとされる。
このような構成とすれば、C字状をなす係止片部63に断面視円形状をなす上側フレーム部21を嵌合させることで、上側フレーム部21に対して係止片部63をより確実に位置決めすることができる。
また、上側係止部61は、上側フレーム部21の延設方向に沿って、少なくとも3つ配列され、3つの上側係止部61A,61B,61Bのうち、中央側に配される上側係止部61Aは、その両側に配される2つの上側係止部61B,61Bに対して、開口部63Aの開口幅が大きく設定されている。
本実施形態のように、複数(少なくとも3つ)の上側係止部61を備えている構成において、各上側係止部61を同時に上側フレーム部21に係止しようとすれば、係止作業に必要な力がより大きくなり、作業性が低下する。このため、各上側係止部61は、一つずつ順番に上側フレーム部21に係止することが好ましい。
複数の上側係止部61を係止する順番としては、外側の上側係止部61Bを先に係止することが好ましい。つまり、両側に配される2つの上側係止部61B,61Bのうち、いずれか一方を係止した後、中央側に配される上側係止部61A(2つの上側係止部61Aのうち、係止された上側係止部61Bと隣接する上側係止部61A)を係止することが好ましい。
これは、一般的に、外側に配される上側係止部61Bを先に係止する方が、力を作用させ易く、作業性が良好となるためである。また、仮に、中央側の上側係止部61Aを先に係止すると、両側の上側係止部61B,61Bが上側フレーム部21に接近する結果、両側の上側係止部61B,61Bの係止作業を同時に行う必要が生じ、係止作業に必要な力が大きくなる。
上記のような係止作業の順番(上側係止部61Bを係止した後、上側係止部61Aを係止すること)を考慮して、本実施形態では、3つの上側係止部61A,61B,61Bのうち、中央側に配される上側係止部61Aの開口部63Aの開口幅B1を、他の上側係止部61B(外側に配される上側係止部)の開口幅B2よりも大きく設定することとした。
自然状態における開口部63Aの開口幅が大きいと、上側片部64を撓ませる量が少なくて済み、上側フレーム部21を通過させ易くなるから、上側係止部61を係止するために必要な力は小さくなる。外側に配される上側係止部61B(第1上側係止部)、中央側に配される上側係止部61A(第2上側係止部)の順番で係止作業を行う過程では、上側係止部61Bを係止する途中で、上側係止部61Bと隣接する上側係止部61Aが上側フレーム部21に接近し、上側係止部61Aの係止作業が開始されることがある。この場合、上側係止部61Bを係止する力に加え、上側係止部61Aを係止するための力が必要となり、作業者の負担が大きくなり易い。
このため、本実施形態では、上側係止部61Aの開口部63Aの開口幅B1をより大きくすることで、上側係止部61Aの係止に必要な力をより小さくし、上側係止部61Bを係止する途中で上側係止部61Aの係止作業が開始された場合の作業者の負担を低減させることができ、作業性をより高くすることができる。なお、本実施形態において、上側係止部61を係止するために必要な力とは、上側片部64を上方に撓ませて、開口部63Aの開口幅を上側フレーム部21の直径よりも大きくするために必要な力のことである。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、下方空間S1内にバッテリー14が収容される構成を例示したが、これに限定されない。下方空間S1には、少なくともシートフレーム20が配されていればよい。
(2)上記実施形態では、4つの上側係止部61を備える構成を例示したが、これに限定されない。上側係止部61の個数は適宜変更可能である。例えば、2つの上側係止部61を備えていてもよい。また、2つの上側係止部61のうち、内側(カバー本体部41の内側)に配される上側係止部61の開口幅を、外側に配される上側係止部61の開口幅よりも小さく設定してもよい。
(3)上記実施形態では、連結リブ66を設けることで、下側片部65の上下方向の撓み変形を規制する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、下側片部65の板厚を、例えば、上側片部65の板厚よりも大きくすることで、下側片部65の上下方向の撓み変形を規制する構成としてもよい。
(4)係止片部63の形状は、C字状に限定されない。係止片部63は、開口部63Aを有する有端環状であればよく、例えば、U字状をなしていてもよい。
10…車両用シート、12…シートクッション、15…フロアパネル(車両フロア)、16…フロアカーペット、20…シートフレーム、21…上側フレーム部、22…下側フレーム部、40…カバー、41…カバー本体部、41A…下端部、51…下側係止部、61…上側係止部、61A…中央側に配される上側係止部、61B…両側に配される上側係止部、62…台座部、63…係止片部、63A…開口部、64…上側片部、64A…上側片部の先端部(上側の開口端部)、65…下側片部、65A…下側片部の先端部(下側の開口端部)、S1…下方空間

Claims (3)

  1. 車両用シートのシートクッションの下方に形成された下方空間を覆うカバーを、前記下方空間に配されるシートフレームに対して取り付けるカバーの取付構造であって、
    前記シートフレームは、車幅方向に延びる棒状の上側フレーム部と、車幅方向に延びる棒状をなし、前記上側フレーム部の下方に配される下側フレーム部と、を備え、
    前記カバーは、
    車両フロアを覆うフロアカーペットに当接する下端部を備えるとともに板状をなすカバー本体部と、
    前記カバー本体部における前記シートフレーム側の面に一体的に設けられ、前記下側フレーム部に係止する下側係止部と、
    前記カバー本体部における前記シートフレーム側の面に一体的に設けられ、前記上側フレーム部に係止する上側係止部と、を備え、
    前記上側係止部は、
    前記カバー本体部における前記シートフレーム側の面から前記上側フレーム部に向けて突き出す台座部と、
    前記台座部に設けられ、前記上側フレーム部が嵌合可能な形状をなす係止片部と、を備え、
    前記係止片部は、前記上側フレーム部を内部に受け入れ可能な開口部を有しており、
    前記係止片部の前記開口部における上側の開口端部は、上下方向の撓み変位が可能とされ、
    前記係止片部の前記開口部における下側の開口端部は、上下方向の撓み変位が規制されているカバーの取付構造。
  2. 前記上側フレーム部は、断面視円形状をなし、
    前記係止片部は、前記上側フレーム部側に開口された前記開口部を有するC字状をなしており、
    前記係止片部は、
    前記台座部から前記上側フレーム部を上方から覆う形で延びる上側片部と、
    前記台座部から前記上側フレーム部を下方から覆う形で延びる下側片部と、を有しており、
    前記上側片部の先端部が、前記開口部における前記上側の前記開口端部を構成し、
    前記下側片部の先端部が、前記開口部における前記下側の前記開口端部を構成するものとされる請求項1に記載のカバーの取付構造。
  3. 前記上側係止部は、前記上側フレーム部の延設方向に沿って、少なくとも3つ配列され、
    前記3つの前記上側係止部のうち、中央側に配される前記上側係止部は、その両側に配される2つの前記上側係止部に対して、前記開口部の開口幅が大きく設定されている請求項1又は請求項2に記載のカバーの取付構造。
JP2013153637A 2013-07-24 2013-07-24 カバーの取付構造 Active JP5988105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153637A JP5988105B2 (ja) 2013-07-24 2013-07-24 カバーの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153637A JP5988105B2 (ja) 2013-07-24 2013-07-24 カバーの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015024678A JP2015024678A (ja) 2015-02-05
JP5988105B2 true JP5988105B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=52489707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013153637A Active JP5988105B2 (ja) 2013-07-24 2013-07-24 カバーの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5988105B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7205287B2 (ja) * 2019-02-22 2023-01-17 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートの下部構造
EP3950545A4 (en) * 2019-04-05 2022-12-28 Itoh Denki Co., Ltd. CONVEYING SYSTEM, CAUSE INFORMATION REPORTING DEVICE, CAUSE INFORMATION REPORTING DEVICE PROGRAM, AND COMPUTER READABLE RECORDING MEDIA WITH CAUSE INFORMATION REPORTING DEVICE RECORDED PROGRAM

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0352237U (ja) * 1989-09-28 1991-05-21
JP2012240609A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Honda Motor Co Ltd 車両用シート
JP6016194B2 (ja) * 2012-08-08 2016-10-26 スズキ株式会社 車両用シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015024678A (ja) 2015-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8746801B2 (en) Headrest structure
JP2008178533A (ja) 車両用シートの表皮固定構造
WO2015122313A1 (ja) チャイルドシートロック装置
US9914379B2 (en) Vehicle seat
JPWO2012172674A1 (ja) シートバックボード及び車両用シート
EP2899065B1 (en) Conveyance seat
WO2012056854A1 (ja) 椅子の座体の取り付け構造
US10099589B2 (en) Headrest guide
JP2015209065A (ja) 乗物用シートのヘッドレストの組み付け構造
JP2018001825A (ja) 乗物用シート
JP5988105B2 (ja) カバーの取付構造
US20200130549A1 (en) Headrest guide and vehicle seat
US8882169B2 (en) Lock structure for seat back of vehicle seat
US9630536B2 (en) Vehicle seat
JP2019006257A (ja) 車両用シート
JP6066062B2 (ja) 車両用シートのケーブル類保持構造
JP2015223955A (ja) 車両用シートの構造
JP2014231287A (ja) 乗物用シート
JP6587546B2 (ja) 表皮材の取付け構造
JP7366629B2 (ja) 乗物用シート
KR101403858B1 (ko) 차량용 그로밋
JP2014147432A (ja) シートクッション
JP2018149885A (ja) ヘッドレスト支持構造
JP5199547B2 (ja) ワイヤハーネスの接続構造
JP7384048B2 (ja) スライド装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160714

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160727

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5988105

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250