JP5992017B2 - 綴じ具 - Google Patents
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Description
綴杆ピンと前記綴杆ピンが立設された第1綴じ板とで構成された綴杆ピン部と、
前記綴杆ピンが挿入して係止する受け部を有している綴杆挿入穴と前記綴杆挿入穴が設けられた第2綴じ板とで構成された綴杆挿入穴部と、
前記第1綴じ板と前記第2綴じ板とを繋ぐために前記第1綴じ板と前記第2綴じ板との間に屈曲自在に配設された連設部および/またはヒンジ部と、を備え、
前記綴杆ピンは、外周面に周方向に間隔をおいて境界部が設けられ、
前記境界部は、頭部から根元部に向かって第1綴じ板の当接面に対して垂直な方向に延在しており、
前記綴杆挿入穴は、綴杆ピンの境界部に対応する位置からスリット穴が形成され、
前記綴杆ピンは、該境界部によって外周面が周方向に複数の区間に区分され、前記区間ごとに段差が形成され、かつ、複数の前記段差の位置は綴杆ピンの高さ方向に異なっており、
被綴じ物を綴じる際、前記綴杆挿入穴のスリット穴に、前記綴杆ピンの境界部が挿入され、かつ、前記綴杆挿入穴の受け部が前記綴杆ピンの段差のいずれかに係止することによって、前記綴杆ピンの前記綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、
を特徴とする綴じ具である。
綴杆ピンは、軸線を中心にして、外周面が周方向に間隔をおいて、複数区間に区分され、かつ、一つの区間は、綴じ具の幅方向の中心線の位置に形成され、
区画ごとに形成された、複数の段差を形成する複数の突条部は、段差状に形成され、かつ、区画ごとに、綴杆ピンの高さ方向において異なる高さ位置で、綴杆ピンの周方向に断続的に形成され、
綴杆挿入穴の受け部は、綴杆挿入穴の周方向に間隔をおいて、複数に区分され、かつ、一つの受け部の位置は、綴じ具の幅方向の中心線の位置にあり、
各受け部は、綴杆ピンの挿入方向において同一の高さ位置に位置し、
各受け部が、綴杆ピンに形成された複数の段差状の突条部のうち、綴杆ピンの頭部に近い側の段差状の突条部から順に係止することによって、綴杆ピンの綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、
を特徴とする綴じ具である。
複数の綴杆ピンの区間は、平面視で、綴杆ピンの外周面に周方向に間隔をおいて複数に区分され、
平面視で、綴杆挿入穴において、等間隔に区分された区間の境界に対応する位置から放射状に等間隔で複数のスリット穴が延在していることを特徴とする綴じ具である。
綴杆ピンと前記綴杆ピンが立設された第1綴じ板とで構成された綴杆ピン部と、
前記綴杆ピンが挿入して係止する受け部を有している綴杆挿入穴と前記綴杆挿入穴が設けられた第2綴じ板とで構成された綴杆挿入穴部と、
前記第1綴じ板と前記第2綴じ板とを繋ぐために前記第1綴じ板と前記第2綴じ板との間に屈曲自在に配設された連設部および/またはヒンジ部と、を備え、
前記綴杆ピンは、外周面に周方向に間隔をおいて境界部が設けられ、前記境界部によって外周面が周方向に複数の区間に区分され、
前記境界部は、頭部から根元部に向かって第1綴じ板の当接面に対して垂直な方向に延在しており、
前記綴杆挿入穴は、綴杆ピンの境界部に対応する位置からスリット穴が形成され、
前記綴杆挿入穴は、穴内壁面の周方向に間隔をおいて、複数の受け部が形成され、かつ、複数の前記受け部の位置は前記綴杆挿入穴の深さ方向に異なっており、
被綴じ物を綴じる際、前記綴杆挿入穴のスリット穴に、前記綴杆ピンの境界部が挿入され、かつ、前記綴杆ピンの外周面に周方向に形成された段差が、前記綴杆挿入穴の受け部のいずれかに係止することによって、前記綴杆ピンの前記綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、
を特徴とする綴じ具である。
また、本発明に係る綴じ具は、
綴杆ピンの複数の段差は、軸線を中心にして、綴杆ピンの高さ方向において異なる高さ
位置で、外周面に周方向に第1綴じ板に対して平行に延在して形成されている複数の突条
部によって、段差状に形成され、
各受け部が、綴杆ピンに形成された複数の段差状の突条部のうち、綴杆ピンの頭部に近
い側の段差状の突条部から順に係止することによって、綴杆ピンの綴杆挿入穴への挿入深
さが調整されるようになっていること、
を特徴とする綴じ具である。
綴杆ピンと前記綴杆ピンが立設された第1綴じ板とで構成された綴杆ピン部と、
前記綴杆ピンが挿入して係止する受け部を有している綴杆挿入穴と前記綴杆挿入穴が設けられた第2綴じ板とで構成された綴杆挿入穴部と、
前記第1綴じ板と前記第2綴じ板とを繋ぐために前記第1綴じ板と前記第2綴じ板との間に屈曲自在に配設された連設部および/またはヒンジ部と、を備え、
前記綴杆ピンは、外周面に周方向に間隔をおいて境界部が設けられ、
前記境界部は、頭部から根元部に向かって第1綴じ板の当接面に対して垂直な方向に延在しており、
前記綴杆挿入穴は、綴杆ピンの境界部に対応する位置からスリット穴が形成され、
前記綴杆ピンは、該境界部によって外周面が周方向に複数の区間に区分され、前記区間ごとに段差が形成され、かつ、複数の前記段差の位置は綴杆ピンの高さ方向に異なっており、
前記綴杆挿入穴は、穴内壁面の周方向に間隔をおいて、複数の受け部が形成され、かつ、複数の前記受け部の位置は前記綴杆挿入穴の深さ方向に異なっており、
被綴じ物を綴じる際、前記綴杆挿入穴のスリット穴に、前記綴杆ピンの境界部が挿入され、かつ、前記綴杆ピンの段差いずれかが、前記綴杆挿入穴の受け部のいずれかに係止することによって、前記綴杆ピンの前記綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、
を特徴とする綴じ具である。
また、本発明に係る綴じ具は、
綴杆ピン部と綴杆挿入穴部と連設部および/またはヒンジ部とが一体ものであり、樹脂
材からなることを特徴とする綴じ具である。
また、本発明によれば、綴杆ピン部と綴杆挿入穴部と連接部と第1ヒンジ部と第2ヒンジ部とが一体もので、かつ樹脂材からなるので、構造が簡素で、重量が軽く安価な綴じ具になる。
図1は、用紙を綴じる前の状態の第1実施の形態の綴じ具10を示す平面図である。図2は、綴じ具10の正面図である。図3は、綴じ具10の底面図である。図4は図1のA−A断面図である。図5は図1のB−B断面図である。図6は図1のC−C断面図である。図7は図1のD−D断面図である。図8は図1のE−E断面図である。図9は図1のF−F断面図である。
第1実施の形態の綴じ具10の綴杆ピン22は、外周面が周方向に複数の境界部24,25,26によって複数の区間S1,S2,S3に区分され、区間S1,S2,S3ごとに段差が形成され、かつ、複数の段差の位置は綴杆ピン22の高さ方向に異なっている。
綴じ具10は、被綴じ物を綴じた後の状態では、図14に示すように、綴杆ピン部12と綴杆挿入穴部14とが対向するように、綴じ具10の長さ方向の内側に折り曲げられて変形され、略逆コ字形状の状態となる。以下、図14に示すように、明細書中の「上側」、「下側」、「左側」、「右側(被綴じ物の差込方向)」は、綴じ具10が、綴杆ピン部12を下側に、綴杆挿入穴部14を上側にして、被綴じ物を綴じた後の状態での方向を意味するものとする。
なお、第1実施の形態では、綴杆ピン22およびこれに対応する綴杆挿入穴42をそれぞれ一つ有している綴じ具10について説明するけれども、これに限るものではなく、2つ以上の綴杆ピン22および綴杆挿入穴42を有している綴じ具であってもよい。
綴杆ピン部12は、略矩形の第1綴じ板20と、第1綴じ板20の上面(被綴じ物が綴じ具10に綴じられた状態では、被綴じ物が当接する面であり、以下、当接面と称する)20aの略中央部に設けられた1つの綴杆ピン22と、を有している。第1綴じ板20の当接面20aは、被綴じ物が当接するため平滑面になっている。
第1境界部24〜第3境界部26は、それぞれ、後述の第1スリット穴45〜第3スリット穴47と協働して綴杆ピン22が綴杆挿入穴42に挿入される際のガイドとしての機能も有している。第1境界部24〜第3境界部26は、上側からの平面視で、120度の等間隔で配置されている。第1境界部24の位置は、綴じ具10の幅方向の中心線F−Fの位置にある。第2境界部25および第3境界部26は、それぞれ、中心線F−Fに対して、第1境界部24の位置から120度離れた対称の位置関係にある。
なお、第1境界部24〜第3境界部26は、仮想的なものであって、第1実施の形態においては便宜上設けられたものであるので、必ずしも必要なものではなく、省略されていてもよい。
第1区間S1の外周面には、綴杆ピン22の頭部23aから根元部23bに向かって、径が中程度の円弧状の第1突条部27a(突条の最外周でφ2.6mm)、径が小さい第1小円周面28a(φ2mm)、径が中程度の円弧状の第2突条部29a(径は第1突条部27aと同じφ2.6mm)、径が小さい第2小円周面30a(径は第1小円周面28aと同じφ2mm)、傾斜面31a、径が大きい大円周面32a(φ3mm)が連接している。第1突条部27aおよび第2突条部29aは、第1区間S1の外周面上に第1綴じ板20の当接面20aに対して平行な方向に延在している。
表1に示すように、第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cは、綴杆ピン22の高さ方向に0.3mmピッチで配置されている。従って、第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cによって形成されている6個の段差は、綴杆ピン22の高さ方向に0.3mmピッチで配置されている。つまり、綴じ具10は、綴杆ピン22の頭部23aに近い側の段差(第1突条部27b)を始端としたとき、第1突条部27bが形成する段差から、第1突条部27aが形成する段差、第1突条部27cが形成する段差、第2突条部29bが形成する段差、第2突条部29aが形成する段差、そして、終端である根元部23bに近い側の段差(第2突条部29c)へと順に、綴杆ピン22の高さ方向に0.3mmピッチで6段階の係止位置を有している構造となり、被綴じ物Pの厚みに合わせて1段ずつ細かく調整することができる。ここで、例えば、綴杆ピン22の高さ方向において、第1突条部27bが形成する段差から、隣接する第1突条部27aが形成する段差までの距離が、0.3mmピッチの1単位となっている。
一方、第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cのそれぞれの、綴杆挿入穴42に挿入する方向の側とは反対側の面36は、後述の綴杆挿入穴42の第1受け部50a〜第3受け部50cが引っ掛かり易いように、第1綴じ板20の当接面20aに対して平行な平面になっている。つまり、面36のそれぞれの位置が、第1受け部50a〜第3受け部50cのいずれか一つとの係止位置となる。第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cの形状は任意であり、綴杆挿入穴42の第1受け部50a〜第3受け部50cに引っ掛かるものであればその形状は問わない。
図10は、綴杆ピン22の第1区間S1〜第3区間S3の高さ方向の位置関係を示す説明図である。図10に示すように、段差を形成する第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cは、綴杆ピン22の高さ方向に隣接する突条部が段差状にずれて形成されており、かつ、第1区間S1〜第3区間S3ごとに、綴杆ピン22の高さ方向において異なる高さ位置で、綴杆ピン22の周方向に断続的に形成されている。第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cの6個の突条部は、綴杆ピン22の頭部23aに近い側の始端の第1突条部27bから、根元部23bに近い側の終端の第2突条部29cへと順に、綴杆ピン22の周方向に反時計回りに階段状に下がりながら、略2周しているような構造となっている。つまり、第1区間S1〜第3区間S3の第1突条部27a〜27cが、綴杆ピン22の周方向に反時計回りに階段状に下がりながら略1周した後、更に、第1区間S1〜第3区間S3の第2突条部29a〜29cが、綴杆ピン22の周方向に反時計回りに階段状に下がりながら略1周しているような構造となっている。
また、例えば、第1綴じ板20の当接面20aから2.4mmの高さの位置での綴杆ピン22の横断面は、図12に示すような形状となる。図12は、図2のH−H断面図である。この位置には第2突条部29cが配置されている。
綴杆挿入穴部14は、略矩形の第2綴じ板40と、第2綴じ板40の略中央部に設けられた1つの円形綴杆挿入穴42とを有している。この綴杆挿入穴42は、綴じ具10の長さ方向の中心線D−Dに対して、綴杆ピン22の位置と対称の位置に配設されている。綴杆挿入穴42は、綴杆ピン22が挿通して綴杆ピン22と共に被綴じ物を綴じるためのものである。
第1受け部50a〜第3受け部50cのそれぞれは、綴杆ピン22が挿入される方向の側の面51(図13参照)が、綴杆ピン22を挿入し易いように、第2綴じ板40の当接面40aから綴杆挿入穴42の奥に向かって進むにしたがって綴杆挿入穴42の径が小さくなるように傾斜しており、その最小径は綴杆ピン22の最大径(φ3mm)より小さい(φ2.2mm)。
ただし、第1受け部50a〜第3受け部50cは、弾性を有しており、綴杆ピン22に係止したときは、第1受け部50a〜第3受け部50cの高さ位置が変わる。つまり、第1受け部50a〜第3受け部50cは、弾性力で綴杆ピン22に係止しており、綴杆ピン22は綴杆挿入穴42に密に嵌まっている。
第2綴じ板40の下面(被綴じ物が綴じ具10に綴じられた状態では、外側になる面であり、以下、外側面と称する)40bでの綴杆挿入穴42の径は綴杆ピン22の最大径(φ3mm)と同じである。なお、第1受け部50a〜第3受け部50cの形状は任意であり、綴杆ピン22の第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cに引っ掛かるものであればその形状は問わない。
連接部16は、綴杆ピン部12と綴杆挿入穴部14との間に配置されている。矩形の連接部16の上面(被綴じ物が綴じ具10に綴じられた状態では、被綴じ物が当接する面であり、以下、当接面と称する)16aは、被綴じ物の端が当接するため平滑面になっている。当接面16aは、綴杆ピン部12の第1綴じ板20の当接面20aや綴杆挿入穴部14の第2綴じ板40の当接面40aより後退した位置にある。従って、綴じ具10をヒンジ部18,19によって綴じ具10の長さ方向に内側に折り曲げた際に、連接部16が綴杆ピン部12や綴杆挿入穴部14に衝突することを防止できる。
第1ヒンジ部18は、綴杆ピン部12と連接部16とを繋ぐためのものであり、綴杆ピン部12と連接部16との間に屈曲自在に配設されている。第2ヒンジ部19は、綴杆挿入穴部14と連接部16とを繋ぐためのものであり、綴杆挿入穴部14と連接部16との間に屈曲自在に配設されている。ヒンジ部18,19は、綴じ具10の幅方向に延在し、綴じ具10をその長さ方向に折り曲げることができる。なお、ヒンジ部18,19の形状は任意であり、例えばヒンジ幅は狭くてもよいし、ヒンジ肉厚は薄くてもよい。
なお、ヒンジ部18,19や連接部16は必ずしも必要なものではなく、いずれか一方が他方の機能を併せ持つような構成となっていてもよい。
図14は第1実施の形態の綴じ具10よる綴じ方法を説明するための斜視図である。図15は図14に示した綴じ具10の一部断面図である。図16は図14に示した綴じ具1おの平面図である。
先ず、被綴じ物Pが、左側から右側に向かって差し込まれ、綴じ具10の綴杆ピン22に、被綴じ物Pの綴じ穴Paが通されて、綴杆ピン部12の当接面20aに被綴じ物Pが1枚〜複数枚載置される。
図22は、用紙を綴じる前の状態の第2実施の形態の綴じ具110を示す平面図である。図23は、綴じ具110の断面図である。
第2実施の形態の綴じ具110の綴杆挿入穴142は、穴内壁面の周方向に間隔をおいて、受け部150a,150bが形成され、かつ、受け部150a,150bの位置は綴杆挿入穴142の深さ方向に異なっている。
綴じ具110は、被綴じ物を綴じた後の状態では、前記図14に示すように、綴杆ピン部112と綴杆挿入穴部114とが対向するように、綴じ具110の長さ方向の内側に折り曲げられて変形され、略逆コ字形状の状態となる。以下、図14に示すように、明細書中の「上側」、「下側」、「左側」、「右側(被綴じ物の差込方向)」は、綴じ具110が、綴杆ピン部112を下側に、綴杆挿入穴部114を上側にして、被綴じ物を綴じた後の状態での方向を意味するものとする。
なお、第2実施の形態では、綴杆ピン122およびこれに対応する綴杆挿入穴142をそれぞれ一つ有している綴じ具110について説明するけれども、これに限るものではなく、2つ以上の綴杆ピン122および綴杆挿入穴142を有している綴じ具であってもよい。
綴杆ピン部112は、略矩形の第1綴じ板120と、第1綴じ板120の上面(被綴じ物が綴じ具110に綴じられた状態では、被綴じ物が当接する面であり、以下、当接面と称する)120aの略中央部に設けられた1つの綴杆ピン122と、を有している。第1綴じ板120の当接面120aは、被綴じ物が当接するため平滑面になっている。
一方、第1突条部127および第2突条部129のそれぞれの、綴杆挿入穴42に挿入する方向の側とは反対側の面136は、後述の綴杆挿入穴142の第1受け部150aおよび第2受け部150bが引っ掛かり易いように、第1綴じ板120の当接面120aに対して平行な平面になっている。つまり、面136のそれぞれの位置が、第1受け部150aおよび第2受け部150bのいずれか一つとの係止位置となる。第1突条部127および第2突条部129の形状は任意であり、綴杆挿入穴142の第1受け部150aおよび第2受け部150bに引っ掛かるものであればその形状は問わない。
綴杆挿入穴部114は、略矩形の第2綴じ板140と、第2綴じ板140の略中央部に設けられた1つの円形綴杆挿入穴142とを有している。この綴杆挿入穴142は、綴じ具110の長さ方向の中心線D−Dに対して、綴杆ピン122の位置と対称の位置に配設されている。綴杆挿入穴142は、綴杆ピン122が挿通して綴杆ピン122と共に被綴じ物を綴じるためのものである。
第1受け部150aおよび第2受け部150bのそれぞれは、綴杆ピン122が挿入される方向の側の面151a,151b(図23参照)が、綴杆ピン122を挿入し易いように、第2綴じ板140の当接面140aから綴杆挿入穴142の奥に向かって進むにしたがって綴杆挿入穴142の径が小さくなるように傾斜しており、その最小径は綴杆ピン122の最大径(φ3mm)より小さい(φ2.2mm)。
第1受け部150aの面152aの位置と第2受け部150bの面152bの位置とは、綴杆挿入穴142の深さ方向に異なっている。ここで、綴杆挿入穴142の深さ方向において隣接する面152aの位置と面152bとの位置の距離(ピッチ)は、綴杆ピン122の高さ方向において隣接する第1突条部127と第2突条部129との距離(ピッチ)より小さくなるように設定されている。
従って、綴じ具110が被綴じ物を綴じる際に、綴杆ピン122が綴杆挿入穴142に挿入されると、先ず、第1受け部150aの面152aが、綴杆ピン122の第1突条部127に引っ掛かり、次に、第2受け部150bの面152bが、綴杆ピン122の第1突条部127に引っ掛かる。さらに、綴杆ピン122が綴杆挿入穴142に挿入されると、第1受け部150aの面152aが、綴杆ピン122の第2突条部129に引っ掛かり、次に、第2受け部150bの面152bが、綴杆ピン122の第2突条部129に引っ掛かるようになっている。つまり、綴杆ピン122が綴杆挿入穴142に挿入される深さに従って、綴杆ピン122の突条部127,129のいずれかが、綴杆挿入穴142の受け部150a,150bのいずれかに順に係止し、綴杆ピン122の綴杆挿入穴142への挿入深さが調整されるようになっている。
この結果、綴じ具110は4段階の係止位置を有している構造となり、被綴じ物Pの厚みに合わせて1段ずつ細かく調整することができる。
ただし、第1受け部150aおよび第2受け部150bは、弾性を有しており、綴杆ピン122に係止したときは、第1受け部150aおよび第2受け部150bの高さ位置が変わる。つまり、第1受け部150aおよび第2受け部150bは、弾性力で綴杆ピン122に係止しており、綴杆ピン122は綴杆挿入穴142に密に嵌まっている。
第2綴じ板140の下面(被綴じ物が綴じ具110に綴じられた状態では、外側になる面であり、以下、外側面と称する)140bでの綴杆挿入穴142の径は綴杆ピン122の最大径(φ3mm)と同じである。なお、第1受け部150aおよび第2受け部150bの形状は任意であり、綴杆ピン122の第1突条部127および第2突条部129に引っ掛かるものであればその形状は問わない。
連接部116は、綴杆ピン部112と綴杆挿入穴部114との間に配置されている。矩形の連接部116の上面(被綴じ物が綴じ具110に綴じられた状態では、被綴じ物が当接する面であり、以下、当接面と称する)116aは、被綴じ物の端が当接するため平滑面になっている。当接面116aは、綴杆ピン部112の第1綴じ板120の当接面120aや綴杆挿入穴部114の第2綴じ板140の当接面140aより後退した位置にある。従って、綴じ具110をヒンジ部118,119によって綴じ具110の長さ方向に内側に折り曲げた際に、連接部116が綴杆ピン部112や綴杆挿入穴部114に衝突することを防止できる。
第1ヒンジ部118は、綴杆ピン部112と連接部116とを繋ぐためのものであり、綴杆ピン部112と連接部116との間に屈曲自在に配設されている。第2ヒンジ部119は、綴杆挿入穴部114と連接部116とを繋ぐためのものであり、綴杆挿入穴部114と連接部116との間に屈曲自在に配設されている。ヒンジ部118,119は、綴じ具110の幅方向に延在し、綴じ具110をその長さ方向に折り曲げることができる。なお、ヒンジ部118,119の形状は任意であり、例えばヒンジ幅は狭くてもよいし、ヒンジ肉厚は薄くてもよい。
第3実施の形態の綴じ具は、図1〜図13に示した第1実施の形態の綴じ具10において、綴杆挿入穴部14の綴杆挿入穴42の内周壁面に形成されている第1受け部50a、第2受け部50bおよび第3受け部50cの位置が、綴杆挿入穴42の深さ方向に異なっていること以外は、第1実施の形態の綴じ具10と略同様のものである。従って、第3実施の形態の綴じ具については、前記第1実施の形態の図1〜図13を参照(流用)して説明する。なお、以下の説明において、同一部品および同一部分には同一の符号を使用して説明する。
第3実施の形態の綴じ具は、被綴じ物を綴じた後の状態では、図14に示すように、綴杆ピン部12と綴杆挿入穴部14とが対向するように、綴じ具の長さ方向の内側に折り曲げられて変形され、略逆コ字形状の状態となる。以下、図14に示すように、明細書中の「上側」、「下側」、「左側」、「右側(被綴じ物の差込方向)」は、綴じ具が、綴杆ピン部12を下側に、綴杆挿入穴部14を上側にして、被綴じ物を綴じた後の状態での方向を意味するものとする。
なお、第3実施の形態では、綴杆ピン22およびこれに対応する綴杆挿入穴42をそれぞれ一つ有している綴じ具について説明するけれども、これに限るものではなく、2つ以上の綴杆ピン22および綴杆挿入穴42を有している綴じ具であってもよい。
綴杆ピン部12は、略矩形の第1綴じ板20と、第1綴じ板20の上面(被綴じ物が第3実施の形態の綴じ具に綴じられた状態では、被綴じ物が当接する面であり、以下、当接面と称する)20aの略中央部に設けられた1つの綴杆ピン22と、を有している。第1綴じ板20の当接面20aは、被綴じ物が当接するため平滑面になっている。
第1境界部24〜第3境界部26は、それぞれ、後述の第1スリット穴45〜第3スリット穴47と協働して綴杆ピン22が綴杆挿入穴42に挿入される際のガイドとしての機能も有している。第1境界部24〜第3境界部26は、上側からの平面視で、120度の等間隔で配置されている。第1境界部24の位置は、第3実施の形態の綴じ具の幅方向の中心線F−Fの位置にある。第2境界部25および第3境界部26は、それぞれ、中心線F−Fに対して、第1境界部24の位置から120度離れた対称の位置関係にある。
なお、第1境界部24〜第3境界部26は、仮想的なものであって、第1実施の形態においては便宜上設けられたものであるので、必ずしも必要なものではなく、省略されていてもよい。
第1区間S1の外周面には、綴杆ピン22の頭部23aから根元部23bに向かって、径が中程度の円弧状の第1突条部27a(突条の最外周でφ2.6mm)、径が小さい第1小円周面28a(φ2mm)、径が中程度の円弧状の第2突条部29a(径は第1突条部27aと同じφ2.6mm)、径が小さい第2小円周面30a(径は第1小円周面28aと同じφ2mm)、傾斜面31a、径が大きい大円周面32a(φ3mm)が連接している。第1突条部27aおよび第2突条部29aは、第1区間S1の外周面上に第1綴じ板20の当接面20aに対して平行な方向に延在している。
表1に示すように、第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cは、綴杆ピン22の高さ方向に0.3mmピッチで配置されている。従って、第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cによって形成されている6個の段差は、綴杆ピン22の高さ方向に0.3mmピッチで配置されている。つまり、第3実施の形態の綴じ具は、綴杆ピン22の頭部23aに近い側の段差(第1突条部27b)を始端としたとき、第1突条部27bが形成する段差から、第1突条部27aが形成する段差、第1突条部27cが形成する段差、第2突条部29bが形成する段差、第2突条部29aが形成する段差、そして、終端である根元部23bに近い側の段差(第2突条部29c)へと順に、綴杆ピン22の高さ方向に0.3mmピッチで6段階の係止位置を有している。
一方、第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cのそれぞれの、綴杆挿入穴42に挿入する方向の側とは反対側の面36は、後述の綴杆挿入穴42の第1受け部50a〜第3受け部50cが引っ掛かり易いように、第1綴じ板20の当接面20aに対して平行な平面になっている。つまり、面36のそれぞれの位置が、第1受け部50a〜第3受け部50cのいずれか一つとの係止位置となる。第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cの形状は任意であり、綴杆挿入穴42の第1受け部50a〜第3受け部50cに引っ掛かるものであればその形状は問わない。
図10は、綴杆ピン22の第1区間S1〜第3区間S3の高さ方向の位置関係を示す説明図である。図10に示すように、段差を形成する第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cは、綴杆ピン22の高さ方向に隣接する突条部が段差状にずれて形成されており、かつ、第1区間S1〜第3区間S3ごとに、綴杆ピン22の高さ方向において異なる高さ位置で、綴杆ピン22の周方向に断続的に形成されている。第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cの6個の突条部は、綴杆ピン22の頭部23aに近い側の始端の第1突条部27bから、根元部23bに近い側の終端の第2突条部29cへと順に、綴杆ピン22の周方向に反時計回りに階段状に下がりながら、略2周しているような構造となっている。つまり、第1区間S1〜第3区間S3の第1突条部27a〜27cが、綴杆ピン22の周方向に反時計回りに階段状に下がりながら略1周した後、更に、第1区間S1〜第3区間S3の第2突条部29a〜29cが、綴杆ピン22の周方向に反時計回りに階段状に下がりながら略1周しているような構造となっている。
綴杆挿入穴部14は、略矩形の第2綴じ板40と、第2綴じ板40の略中央部に設けられた1つの円形綴杆挿入穴42とを有している。この綴杆挿入穴42は、第3実施の形態の綴じ具の長さ方向の中心線D−Dに対して、綴杆ピン22の位置と対称の位置に配設されている。綴杆挿入穴42は、綴杆ピン22が挿通して綴杆ピン22と共に被綴じ物を綴じるためのものである。
第1受け部50a〜第3受け部50cのそれぞれは、綴杆ピン22が挿入される方向の側の面51(図13参照)が、綴杆ピン22を挿入し易いように、第2綴じ板40の当接面40aから綴杆挿入穴42の奥に向かって進むにしたがって綴杆挿入穴42の径が小さくなるように傾斜しており、その最小径は綴杆ピン22の最大径(φ3mm)より小さい(φ2.2mm)。
この結果、第3実施の形態の綴じ具は多段階の係止位置を有している構造となり、被綴じ物Pの厚みに合わせて1段ずつ細かく調整することができる。
第2綴じ板40の下面(被綴じ物が第3実施の形態の綴じ具に綴じられた状態では、外側になる面であり、以下、外側面と称する)40bでの綴杆挿入穴42の径は綴杆ピン22の最大径(φ3mm)と同じである。なお、第1受け部50a〜第3受け部50cの形状は任意であり、綴杆ピン22の第1突条部27a〜27cおよび第2突条部29a〜29cに引っ掛かるものであればその形状は問わない。
連接部16は、綴杆ピン部12と綴杆挿入穴部14との間に配置されている。矩形の連接部16の上面(被綴じ物が第3実施の形態の綴じ具に綴じられた状態では、被綴じ物が当接する面であり、以下、当接面と称する)16aは、被綴じ物の端が当接するため平滑面になっている。当接面16aは、綴杆ピン部12の第1綴じ板20の当接面20aや綴杆挿入穴部14の第2綴じ板40の当接面40aより後退した位置にある。従って、第3実施の形態の綴じ具をヒンジ部18,19によって綴じ具の長さ方向に内側に折り曲げた際に、連接部16が綴杆ピン部12や綴杆挿入穴部14に衝突することを防止できる。
第1ヒンジ部18は、綴杆ピン部12と連接部16とを繋ぐためのものであり、綴杆ピン部12と連接部16との間に屈曲自在に配設されている。第2ヒンジ部19は、綴杆挿入穴部14と連接部16とを繋ぐためのものであり、綴杆挿入穴部14と連接部16との間に屈曲自在に配設されている。ヒンジ部18,19は、第3実施の形態の綴じ具の幅方向に延在し、綴じ具をその長さ方向に折り曲げることができる。なお、ヒンジ部18,19の形状は任意であり、例えばヒンジ幅は狭くてもよいし、ヒンジ肉厚は薄くてもよい。
なお、ヒンジ部18,19や連接部16は必ずしも必要なものではなく、いずれか一方が他方の機能を併せ持つような構成となっていてもよい。
12,122 綴杆ピン部
14,144 綴杆挿入穴部
16,116 連接部
16a,116a 連接部の当接面
16b,116b 連接部の外側面
18,118 第1ヒンジ部
18a,18b R状凹部
19,119 第2ヒンジ部
19a,19b R状凹部
20,120 第1綴じ板
20a,120a 第1綴じ板の当接面
20b,120b 第1綴じ板の外側面
22,122 綴杆ピン
23a,123a 頭部
23b,123b 根元部
24 第1境界部
25 第2境界部
26 第3境界部
27a,27b,27c,127 第1突条部
28a,28b,128 第1小円周面
29a,29b,29c,129 第2突条部
30a,30b,130 第2小円周面
31a,31b,31c,131 傾斜面
32a,32b,32c,132 大円周面
28c 第1平面
30c 第2平面
35,135 突条部の傾斜面
36,136 突条部の平面
40,140 第2綴じ板
40a,140a 第2綴じ板の当接面
40b,140b 第2綴じ板の外側面
42,142 綴杆挿入穴
44 溝
45 第1スリット穴
46 第2スリット穴
47 第3スリット穴
50a,150a 第1受け部
50b,150b 第2受け部
50c 第3受け部
51,151a,151b 受け部の傾斜面
52,152a,152b 受け部の平面
S1 第1区間
S2 第2区間
S3 第3区間
P 被綴じ物
Pa 綴じ穴
Claims (7)
- 綴杆ピンと前記綴杆ピンが立設された第1綴じ板とで構成された綴杆ピン部と、
前記綴杆ピンが挿入して係止する受け部を有している綴杆挿入穴と前記綴杆挿入穴が設けられた第2綴じ板とで構成された綴杆挿入穴部と、
前記第1綴じ板と前記第2綴じ板とを繋ぐために前記第1綴じ板と前記第2綴じ板との間に屈曲自在に配設された連設部および/またはヒンジ部と、を備え、
前記綴杆ピンは、外周面に周方向に間隔をおいて境界部が設けられ、
前記境界部は、頭部から根元部に向かって第1綴じ板の当接面に対して垂直な方向に延在しており、
前記綴杆挿入穴は、綴杆ピンの境界部に対応する位置からスリット穴が形成され、
前記綴杆ピンは、該境界部によって外周面が周方向に複数の区間に区分され、前記区間ごとに段差が形成され、かつ、複数の前記段差の位置は綴杆ピンの高さ方向に異なっており、
被綴じ物を綴じる際、前記綴杆挿入穴のスリット穴に、前記綴杆ピンの境界部が挿入され、かつ、前記綴杆挿入穴の受け部が前記綴杆ピンの段差のいずれかに係止することによって、前記綴杆ピンの前記綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、
を特徴とする綴じ具。 - 前記綴杆ピンは、軸線を中心にして、外周面が周方向に間隔をおいて、複数区間に区分され、
前記区間ごとに形成された、複数の前記段差を形成する複数の突条部は、段差状に形成され、かつ、区間ごとに、前記綴杆ピンの高さ方向において異なる高さ位置で、前記綴杆ピンの周方向に断続的に形成され、
前記綴杆挿入穴の受け部は、前記綴杆挿入穴の周方向に間隔をおいて、複数に区分され、
前記各受け部は、前記綴杆ピンの挿入方向において同一の高さ位置に位置し、
前記各受け部が、前記綴杆ピンに形成された複数の段差状の前記突条部のうち、前記綴杆ピンの頭部に近い側の段差状の前記突条部から順に係止することによって、前記綴杆ピンの前記綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、
を特徴とする請求項1に記載の綴じ具。 - 複数の前記綴杆ピンの区間は、平面視で、前記綴杆ピンの外周面に周方向に間隔をおいて複数に区分され、
平面視で、前記綴杆挿入穴において、等間隔に区分された前記区間の境界に対応する位置から放射状に等間隔で複数のスリット穴が延在していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の綴じ具。 - 綴杆ピンと前記綴杆ピンが立設された第1綴じ板とで構成された綴杆ピン部と、
前記綴杆ピンが挿入して係止する受け部を有している綴杆挿入穴と前記綴杆挿入穴が設けられた第2綴じ板とで構成された綴杆挿入穴部と、
前記第1綴じ板と前記第2綴じ板とを繋ぐために前記第1綴じ板と前記第2綴じ板との間に屈曲自在に配設された連設部および/またはヒンジ部と、を備え、
前記綴杆ピンは、外周面に周方向に間隔をおいて境界部が設けられ、前記境界部によって外周面が周方向に複数の区間に区分され、
前記境界部は、頭部から根元部に向かって第1綴じ板の当接面に対して垂直な方向に延在しており、
前記綴杆挿入穴は、綴杆ピンの境界部に対応する位置からスリット穴が形成され、
前記綴杆挿入穴は、穴内壁面の周方向に間隔をおいて、複数の受け部が形成され、かつ、複数の前記受け部の位置は前記綴杆挿入穴の深さ方向に異なっており、
被綴じ物を綴じる際、前記綴杆挿入穴のスリット穴に、前記綴杆ピンの境界部が挿入され、かつ、前記綴杆ピンの外周面に周方向に形成された段差が、前記綴杆挿入穴の受け部のいずれかに係止することによって、前記綴杆ピンの前記綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、
を特徴とする綴じ具。 - 前記綴杆ピンの複数の段差は、軸線を中心にして、前記綴杆ピンの高さ方向において異なる高さ位置で、外周面に周方向に前記第1綴じ板に対して平行に延在して形成されている複数の突条部によって、段差状に形成され、
前記各受け部が、前記綴杆ピンに形成された複数の段差状の前記突条部のうち、前記綴杆ピンの頭部に近い側の段差状の前記突条部から順に係止することによって、前記綴杆ピンの前記綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、 を特徴とする請求項4に記載の綴じ具。 - 綴杆ピンと前記綴杆ピンが立設された第1綴じ板とで構成された綴杆ピン部と、
前記綴杆ピンが挿入して係止する受け部を有している綴杆挿入穴と前記綴杆挿入穴が設けられた第2綴じ板とで構成された綴杆挿入穴部と、
前記第1綴じ板と前記第2綴じ板とを繋ぐために前記第1綴じ板と前記第2綴じ板との間に屈曲自在に配設された連設部および/またはヒンジ部と、を備え、
前記綴杆ピンは、外周面に周方向に間隔をおいて境界部が設けられ、
前記境界部は、頭部から根元部に向かって第1綴じ板の当接面に対して垂直な方向に延在しており、
前記綴杆挿入穴は、綴杆ピンの境界部に対応する位置からスリット穴が形成され、
前記綴杆ピンは、該境界部によって外周面が周方向に複数の区間に区分され、前記区間ごとに段差が形成され、かつ、複数の前記段差の位置は綴杆ピンの高さ方向に異なっており、
前記綴杆挿入穴は、穴内壁面の周方向に間隔をおいて、複数の受け部が形成され、かつ、複数の前記受け部の位置は前記綴杆挿入穴の深さ方向に異なっており、
被綴じ物を綴じる際、前記綴杆挿入穴のスリット穴に、前記綴杆ピンの境界部が挿入され、かつ、前記綴杆ピンの段差いずれかが、前記綴杆挿入穴の受け部のいずれかに係止することによって、前記綴杆ピンの前記綴杆挿入穴への挿入深さが調整されるようになっていること、
を特徴とする綴じ具。 - 前記綴杆ピン部と前記綴杆挿入穴部と前記連設部および/または前記ヒンジ部とが一体ものであり、樹脂材からなることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の綴じ具。
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