JP5998064B2 - 車両のセンタコンソール構造 - Google Patents
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Description
このため、開口部の上方の部位に乗員が手をついたときにアッパ部が変形を抑える工夫が要求され、この観点から改良の余地が残されていた。
さらに、アッパ部に橋渡し骨格を設け、橋渡し骨格でロア骨格およびアッパ骨格を連結した。よって、アッパ部において開口部の上方部位を橋渡し骨格で補強できる。
これにより、アッパ部(開口部の上方の部位)に乗員が手をついた場合に、アッパ部に伝わる荷重を橋渡し骨格を経てロア骨格およびアッパ骨格で支えることができ、アッパ部の強度を確保できる。
ここで、ロア骨格はインパネ骨格に連結されている。よって、アッパ部を位置決め部でロア骨格に対して位置決めすることにより、インストルメントパネルに対するアッパ部の左右方向の位置決めができる。
これにより、インストルメントパネルおよびアッパ部間の間隙を左右対称に保つことができるので、外観性(見栄え)を好適に確保できる。
図1に示すように、車両10は、車体11の前部11aに設けられたインストルメントパネル12と、インストルメントパネル12の下部13から車体後方に向けて設けられたフロアパネル18と、フロアパネル18に設けられたセンタコンソール構造20とを含む。
インストルメントパネル12は、車幅方向中央にインパネ連結部(連結部)14を有する。
すなわち、ロア骨格24は、一例として鋼板で形成され、インパネ連結部14(図1も参照)の左側に配置された左ロア脚部37と、インパネ連結部14の右側に配置された右ロア脚部38と、左ロア脚部37の上端部37aおよび右ロア脚部38の上端部38aを連結するロア連結部39とを備えている。
位置決め開口部42については後で詳しく説明する。
ロア部25の前上部25bはインパネ連結部14にボルト・ナットなどの締結部材(図示せず)で連結されている。
左ロア側壁部45および右ロア側壁部46は左右対称の部位であり、以下、右ロア側壁部46について詳説し、左ロア側壁部45の説明を省略する。
アッパ連結部49にアッパ部28のシフト支持部52が支えられることにより、アッパ部28がアッパ骨格27で車体11のフロアパネル18側(クロスメンバなどの車体骨格)に連結されている。
アッパ部28の前端部28aはインパネ連結部14にボルト・ナットなどの締結部材(図示せず)で連結されている。
アッパ部28の前端部28aおよびロア部25の前上部25bでセンタコンソール構造20の前端部20a(図2参照)が構成されている。
アッパ骨格27(アッパ連結部49)にシフト支持部52が設けられることによりアッパ部28がアッパ骨格27で支えられている。
シフト支持部52は、コンソール上部51の前後方向略中央に設けられている。このシフト支持部52から変速レバー(シフトレバー)58が立ち上げられ、立ち上げられた変速レバー58がシフト開口部53からコンソール上部51の上方に突出されている。
同様に、右アッパ側壁部56(図4参照)に右アッパ係止爪が形成され、右アッパ係止爪が右ロア側壁部46の右ロア係止孔64に係止されている。
左アッパ側壁部55および右アッパ側壁部56は左右対称の部位であり、以下、右アッパ側壁部56について詳説し、左アッパ側壁部55の説明を省略する。
具体的には、右アッパ側壁部56(前アッパ側壁56a)の下部56bが上方に向けて凹状に形成され、前ロア側壁66の上部66aが下方に向けて凹状に形成されている。
よって、右アッパ側壁部56の前アッパ側壁56aおよび前ロア側壁66が上下に離間された状態で配置され、前アッパ側壁56a(下部56b)および前ロア側壁66(上部66a)で右開口部77が形成されている。
左開口部76および右開口部77が左右方向において同軸上に形成されている。
この収納開口部75より前方にロア骨格24(図5参照)が配置され、収納開口部75より後方にアッパ骨格27(図5も参照)が配置されている。
すなわち、アッパ補強体29は、一例として樹脂材で形成され、左アッパ側壁部55の左上係止部81…に左係止口82…が係止され、同様に、右アッパ側壁部56(図8参照)の右上係止部に右係止口が係止されている。
左係止口82…がアッパ補強体29の左側部29aに設けられ、右係止口がアッパ補強体29の右側部29b(図4参照)に設けられている。
左係止孔85がアッパ補強体29の左側部29aに設けられ、右係止孔87がアッパ補強体29の右側部29bに設けられている。
これにより、アッパ補強体29がアッパ部28の裏面28cに沿って設けられ(図6も参照)、アッパ補強体29でアッパ部28が補強されている。
この位置決め突起部43は、前述した位置決め開口部42と組み合わされて位置決め部41(図3も参照)が構成される。
よって、位置決め部41は、図3に示すように、位置決め突起部43が位置決め開口部42に係合されることにより、アッパ部28がロア骨格24に対して左右方向に位置決めされる。
これにより、図1に示すように、インストルメントパネル12およびアッパ部28間の間隙36を左右対称に保つことができるので、外観性(見栄え)を好適に確保できる。
橋渡し骨格31は、一例として鋼板で形成され、平面視略矩形状に形成された骨格平坦部94と、骨格平坦部94の中央に形成された開口95と、骨格平坦部94の左側部94a設けられた左折曲部96と、骨格平坦部94の右側部94bに設けられた右折曲部97とを備えている。
骨格平坦部94に左右の折曲部96,97を備えることにより、左右の折曲部96,97で橋渡し骨格31が補強されている。よって、橋渡し骨格31に上方から作用する荷重を好適に支えることができる。
左後係止孔98に左アッパ側壁部55の係止爪101が係止され、右後係止孔99に右アッパ側壁部56の係止爪102が係止されている。
この状態で、橋渡し骨格31がアッパ部28に設けられ、アッパ補強体29の補強平坦部91が橋渡し骨格31の骨格平坦部94に載置される。これにより、アッパ補強体29(すなわち、アッパ部28)が橋渡し骨格31で補強される。
左前締結部104がロア連結部39の左締結部108にボルト111・ナット112で締結され、右前締結部105がロア連結部39の右締結部109にボルト111・ナット112で締結されている(図3も参照)。
また、後締結部106がアッパ連結部49の前締結部(すなわち、アッパ骨格27の上端部27a)にボルト114…・ナット115…で締結されている。
ロア連結部39およびアッパ連結部49が橋渡し骨格31で連結されることにより、収納開口部75の上方を橋渡し骨格31で補強することができる。
これにより、アッパ部28(収納開口部75の上方の部位28d(図2も参照))に乗員が手をついた場合に、アッパ部28に伝わる荷重を橋渡し骨格31を経てロア骨格24およびアッパ骨格27で支えることができ、アッパ部28の強度を確保できる。
収納壁部33は、アッパ骨格27を収納するレバーカバー117と、レバーカバー117の下端部117aから前方(ロア骨格24方向)に向けて延びた底部カバー118と、底部カバー118の前端部118aから上方に向けて延びた前部カバー119と、前部カバー119の上端部119aからレバーカバー117の上端部まで後方に向けて延びた頂部カバー121とを備えている。
前部カバー119は、図3に示すように、上端部119aが締結部材122でロア骨格24の上端部24aに連結されている。
図5に戻って、頂部カバー121は、左アッパ側壁部55および右アッパ側壁部56の一部(前部)を形成する部位であり、平坦状に形成されている。
この収納部123はアッパ部28およびロア部25の間に設けられている。
カバー左底部129およびカバー右底部131は左右対称の部位であり、以下カバー右底部131について詳説し、カバー左底部129の説明を省略する。
下半部128aおよび上半部128bがそれぞれ平断面略U字状に形成されることにより、カバー本体128の内側に空間135が形成される。この空間135にアッパ骨格27が収納されることにより、アッパ骨格27が乗員から目視できないようにレバーカバー117で覆われている。
これにより、収納部123の後半部に左右の小収納部(小収納部)125,126が形成され、収納部123の前半部に大収納部124が形成される。
換言すれば、収納部123は、カバー本体128により大収納部124と左右の小収納部125,126とに形成されている。
なお、大収納部124および左右の小収納部125,126については後で詳しく説明する。
右傾斜底部139は、右後壁部138の下端部から右突起部141に向けて傾斜角θの下がり勾配に傾斜されている。
右突起部141は、右傾斜底部139の前端部139bから上方に向けて立ち上げられている。
右前壁部142は、右突起部141からカバー前底部132の右後端部132aまで略鉛直に垂下されている。
図5に示すように、カバー前底部132の前端部132aがフロア支持部材144に支持されている。フロア支持部材144は、車体11のフロアパネル18側に設けられている。カバー前底部132およびフロア支持部材144に底部カバー118が載置されている。
このフロア支持部材144の前端部144aに前部カバー119の下端部119bが設けられ、前部カバー119の上端部119aがロア骨格24の上端部24aに設けられている。
すなわち、前ロア側壁66(後壁部67および前壁部68)で側壁部が形成されている。
すなわち、前ロア側壁71(後壁部72および前壁部73)で側壁部が形成されている。
すなわち、図15に示すように、カバー本体128の右側に右小収納部126が設けられている。
よって、右小収納部126にセンタコンソール構造20の左側から手が届かないようにカバー本体128で仕切ることができる。
これにより、右小収納部126に収納した所有物を、センタコンソール構造20の左側の乗員が勘違いして手に取ることを防止できる。
すなわち、カバー本体128の左側に左小収納部125が設けられている。
よって、左小収納部125にセンタコンソール構造20の右側から手が届かないようにカバー本体128で仕切ることができる。これにより、左小収納部125に収納した所有物を、センタコンソール構造20の右側の乗員が勘違いして手に取ることを防止できる。
すなわち、カバー本体128の前側に大収納部124が設けられている。
これにより、センタコンソール構造20の左右側(すなわち、収納開口部75の左開口部76および右開口部77)から大収納部124に乗員の所有物などを収納することができる。
同様に、大収納部124と左小収納部125とが左突起部151で仕切られている。
これにより、大収納部124と左右の小収納部125,126とに所有物を分けて収納できるので、収納部123の使い勝手(利便性)をさらに高めることができる。
これにより、右小収納部126に収納した所有物を取り出すとき、手がカバー本体128に邪魔されることなく所有物を掴むことができるので、所有物を取り出しやすくできる。
これにより、大収納部124に収納した乗員の所有物を左右の前壁部68,73で隠すことができ、収納した所有物を車外から目視し難くできる。
電装ユニット35は、前部カバー119の下半部119cに設けられたシガーソケット端子155、第1USB(Universal Serial Bus)端子156、HDM1(High-Definition Multimedia Interface)端子157および第2US端子158を備えている。
さらに、電装ユニット35は、シガーソケット端子155を覆うソケットカバー161、第1USB端子156を覆う端子カバー162、HDM1端子157を覆う端子カバー163、および第2USB端子158を覆う端子カバー164を備えている。
HDM1端子157は、下半部119cのうち第1USB端子156の右側に寄せて設けられ、電源166に接続されている。第2USB端子158は、下半部119cのうち端子カバー163の右側に寄せて下半部119cの右端部119eに設けられ、電源166に接続されている。
さらに、HDM1端子157から端子カバー163を外すことにより、HDM1端子157を大収納部124に臨ませることができる。加えて、第2USB端子158から端子カバー164を外すことにより、第2USB端子158を大収納部124に臨ませることができる。
これにより、収納部123の利便性(使い勝手)をさらに高めることができる。
図18に示すように、ロア骨格24(ロア連結部39)およびアッパ骨格27が橋渡し骨格31で収納開口部75の上方において前後方向に連結されている。よって、収納開口部75の上方が橋渡し骨格31で補強されている。
これにより、上方の部位28d(すなわち、アッパ部28)の強度を確保できるので、アッパ部28に乗員が手をついて荷重をかけることが可能になり、センタコンソール構造20の使い勝手を高めることができる。
図19に示すように、右傾斜底部139の前端部139bに右突起部141が設けられることにより大収納部124と右小収納部126とが右突起部141で仕切られている。
これにより、大収納部124から区分けした状態で右小収納部126に音楽用プレーヤ171を収納できるので、収納部123の使い勝手(利便性)を高めることができる。
よって、大収納部124側から矢印Aの如く手を差し込んで音楽用プレーヤ171を掴むことができる。これにより、手がカバー本体128に邪魔されることなく音楽用プレーヤ171を容易に取り出すことができる。
これにより、収納した音楽用プレーヤ171を車外から目視し難くできる。
図20に示すように、収納開口部75が左開口部76および右開口部77により左右方向に貫通されている。左開口部76から大収納部124に矢印Bの如く手を差し込むことができ、さらに、右開口部77から大収納部124に矢印Cの如く手を差し込むことができる。
これにより、センタコンソール構造20の左右側(すなわち、左開口部76および右開口部77)から大収納部124に携帯端末172などを収納できるので、収納部123の使い勝手(利便性)を高めることができる。
これにより、大収納部124に収納した携帯端末172を左右の前壁部68,73で隠すことができ、収納した携帯端末172を車外から目視し難くできる。
例えば、前記実施例では、カバー本体128の左右側に左右の小収納部125,126をそれぞれ設けた例について説明したが、これに限らないで、カバー本体128の左右側のいずれか一方に小収納部を設けることも可能である。
Claims (2)
- インストルメントパネルの連結部においてアッパ部とロア部とが上下に離間された状態で連結され、前記アッパ部および前記ロア部で形成された開口部が左右方向に貫通された車両のセンタコンソール構造において、
前記ロア部を支持するとともに前記開口部より前方に配置され、前記インストルメントパネルを支持するインパネ骨格に連結されたロア骨格と、
前記開口部より後方に設けられ、前記アッパ部を車体に連結するアッパ骨格と、
前記アッパ骨格および前記ロア骨格を前記開口部の上方で前後方向に連結し、前記アッパ部に設けられた橋渡し骨格と、
を含むことを特徴とする車両のセンタコンソール構造。 - 前記ロア骨格に対して前記アッパ部を左右方向に位置決めする位置決め部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の車両のセンタコンソール構造。
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