JP5998064B2 - 車両のセンタコンソール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、インストルメントパネルにアッパ部およびロア部が上下に離間された状態で連結されることにより、アッパ部およびロア部で左右方向に貫通する開口部が形成された車両のセンタコンソール構造に関する。
車両のセンタコンソール構造のなかには、インストルメントパネルの下部からコンソール部材(以下、ロア部という)が車体後方に向けて延ばされ、ロア部に備えた収納部の上方にアッパパネル(以下、アッパ部という)が設けられたものが知られている。アッパ部はインストルメントパネルから車体後方に延ばされ、後端部の係合凹部がロア部の係合突起部に係合されている。
よって、アッパ部が収納部の上方に設けられ、アッパ部およびロア部間に左右方向に貫通された開口部が形成されている。この開口部に臨むように収納部が形成されている。これにより、センタコンソール構造の左右側から開口部を経て収納部に乗員の所有物などを収納することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−76607号公報
ここで、特許文献1の車両のセンタコンソール構造は、開口部が左右方向に貫通されている。よって、アッパ部が開口部の上方でロア部から離間された状態になり、アッパ部の全体をロア部で支えることができない。よって、アッパ部(特に、開口部の上方の部位)の強度を確保することが難しい。
このため、開口部の上方の部位に乗員が手をついたときにアッパ部が変形を抑える工夫が要求され、この観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、アッパ部およびロア部間に左右方向に貫通した開口部が形成され、かつ、アッパ部(すなわち、開口部の上方の部位)の強度を確保できる車両のセンタコンソール構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、インストルメントパネルの連結部においてアッパ部とロア部とが上下に離間された状態で連結され、前記アッパ部および前記ロア部で形成された開口部が左右方向に貫通された車両のセンタコンソール構造において、前記ロア部を支持するとともに前記開口部より前方に配置され、前記インストルメントパネルを支持するインパネ骨格に連結されたロア骨格と、前記開口部より後方に設けられ、前記アッパ部を車体に連結するアッパ骨格と、前記アッパ骨格および前記ロア骨格を前記開口部の上方で前後方向に連結し、前記アッパ部に設けられた橋渡し骨格と、を含むことを特徴とする。
請求項2は、前記ロア骨格に対して前記アッパ部を左右方向に位置決めする位置決め部が設けられたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、アッパ部およびロア部で開口部を形成し、開口部を左右方向に貫通するようにした。これにより、開口部の左右側から乗員の所有物などを収納することができる。
さらに、アッパ部に橋渡し骨格を設け、橋渡し骨格でロア骨格およびアッパ骨格を連結した。よって、アッパ部において開口部の上方部位を橋渡し骨格で補強できる。
これにより、アッパ部(開口部の上方の部位)に乗員が手をついた場合に、アッパ部に伝わる荷重を橋渡し骨格を経てロア骨格およびアッパ骨格で支えることができ、アッパ部の強度を確保できる。
請求項2に係る発明では、ロア骨格に対してアッパ部を左右方向に位置決めする位置決め部を設けた。
ここで、ロア骨格はインパネ骨格に連結されている。よって、アッパ部を位置決め部でロア骨格に対して位置決めすることにより、インストルメントパネルに対するアッパ部の左右方向の位置決めができる。
これにより、インストルメントパネルおよびアッパ部間の間隙を左右対称に保つことができるので、外観性(見栄え)を好適に確保できる。
本発明に係る車両のセンタコンソール構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1のセンタコンソール構造を示す側面図である。 図2のセンタコンソール構造を斜め前方から見た状態を示す斜視図である。 図3のセンタコンソール構造を示す分解斜視図である。 図2のセンタコンソール構造を前後方向に破断して斜め後方から見た状態を示す斜視図である。 図1の6−6線断面図であり、センタコンソール構造の左側部を前後方向に破断した状態を示す。 図2のセンタコンソール構造からアッパ部を除去した状態を示す平面図である。 図2のセンタコンソール構造を左右方向に破断して斜め前方から見た状態を示す斜視図である。 図6の9部を拡大して斜め前方から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係る収納開口部を示す斜視図である。 図4の要部を拡大した状態で示す分解斜視図である。 図2のセンタコンソール構造を前後方向に破断して斜め前方から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係るレバーカバーを示す斜視図である。 図7の14部拡大図である。 本発明に係る大収納部および右小収納部を示す斜視図である。 本発明に係る電装ユニットを示す斜視図である。 本発明に係る収納凹部を示す斜視図である。 本発明に係るアッパ部に荷重が作用する例を説明する図である。 本発明に係る右小収納部に音楽用プレーヤを収納した状態を説明する図である。 本発明に係る大収納部に携帯端末を収納した状態を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車両のセンタコンソール構造20について説明する。以下、車両のセンタコンソール構造20を「センタコンソール構造20」と略記して説明する。
図1に示すように、車両10は、車体11の前部11aに設けられたインストルメントパネル12と、インストルメントパネル12の下部13から車体後方に向けて設けられたフロアパネル18と、フロアパネル18に設けられたセンタコンソール構造20とを含む。
インストルメントパネル12は、車幅方向中央にインパネ連結部(連結部)14を有する。
図1、図2に示すように、センタコンソール構造20は、インストルメントパネル12のインパネ連結部14に前端部20aが連結され、底部20bがフロアパネル18に設けられ、インストルメントパネル12のインパネ連結部14から運転席および助手席間の空間まで延出されている。
図3、図4に示すように、センタコンソール構造20は、車体11のフロアパネル18側(図1参照)に設けられたロア骨格24と、ロア骨格24で支えられたロア部25と、車体11のフロアパネル18側(図1参照)に設けられたアッパ骨格(シフト支持体)27と、アッパ骨格27で支えられたアッパ部28と、アッパ部28を補強するアッパ補強体29と、ロア骨格24およびアッパ骨格27の各上端部24a,27aに架け渡された橋渡し骨格31とを備えている(含む)。
さらに、図5に示すように、センタコンソール構造20は、ロア骨格24、アッパ骨格27、橋渡し骨格31およびフロアパネル18を覆う収納壁部33と、収納壁部33に設けられて電源に接続可能な電装ユニット35とを備えている(含む)。
図4、図5に示すように、ロア骨格24は、車体11のフロアパネル18側(具体的には、車体骨格22)に下部24bが設けられている。このロア骨格24は、ロア部25の前部25aに設けられ、インストルメントパネル12を支持するインパネ骨格15に連結されている。
すなわち、ロア骨格24は、一例として鋼板で形成され、インパネ連結部14(図1も参照)の左側に配置された左ロア脚部37と、インパネ連結部14の右側に配置された右ロア脚部38と、左ロア脚部37の上端部37aおよび右ロア脚部38の上端部38aを連結するロア連結部39とを備えている。
左ロア脚部37、右ロア脚部38およびロア連結部39でロア骨格24が正面視門型に形成されている。ロア連結部39の左右方向中央に位置決め開口部42が略矩形状に形成されている。
位置決め開口部42については後で詳しく説明する。
図6、図7に示すように、ロア部25は、前部25aがロア骨格24で支持された状態でインパネ連結部14(図2参照)に前上部25bが連結され、底部(すなわち、センタコンソール構造20の底部20b)がフロアパネル18に設けられている。
ロア部25の前上部25bはインパネ連結部14にボルト・ナットなどの締結部材(図示せず)で連結されている。
このロア部25は、センタコンソール構造20の左側壁(具体的には、左側壁の主要部)を形成する左ロア側壁部45と、センタコンソール構造20の右側壁(具体的には、右側壁の主要部)を形成する右ロア側壁部46(図2も参照)とを備えている。
左ロア側壁部45および右ロア側壁部46は左右対称の部位であり、以下、右ロア側壁部46について詳説し、左ロア側壁部45の説明を省略する。
図5、図8に示すように、アッパ骨格27は、一例として鋼板で形成され、左側に設けられた左アッパ脚部47と、右側に設けられた右アッパ脚部48と、左アッパ脚部47の上端部47aおよび右アッパ脚部48の上端部48aを連結するアッパ連結部49とを備えている。
アッパ連結部49にアッパ部28のシフト支持部52が支えられることにより、アッパ部28がアッパ骨格27で車体11のフロアパネル18側(クロスメンバなどの車体骨格)に連結されている。
アッパ部28は、インパネ連結部14に前端部28a(図2も参照)が連結され、アッパ部28の上部を形成するコンソール上部51と、コンソール上部51の左側部に設けられた左アッパ側壁部55と、コンソール上部51の右側部に設けられた右アッパ側壁部56とを備えている。
アッパ部28の前端部28aはインパネ連結部14にボルト・ナットなどの締結部材(図示せず)で連結されている。
アッパ部28の前端部28aおよびロア部25の前上部25bでセンタコンソール構造20の前端部20a(図2参照)が構成されている。
左アッパ側壁部55は、センタコンソール構造20の左側壁(具体的には、左側壁の上部)を形成する部位である。右アッパ側壁部56は、センタコンソール構造20の右側壁(具体的には、右側壁の上部)を形成する部位である。
コンソール上部51は、アッパ骨格27(アッパ連結部49)に設けられたシフト支持部52と、シフト支持部52の上方に設けられたシフト開口部53と、シフト開口部53の前方に設けられたトレイ54とを備えている。
アッパ骨格27(アッパ連結部49)にシフト支持部52が設けられることによりアッパ部28がアッパ骨格27で支えられている。
シフト支持部52は、コンソール上部51の前後方向略中央に設けられている。このシフト支持部52から変速レバー(シフトレバー)58が立ち上げられ、立ち上げられた変速レバー58がシフト開口部53からコンソール上部51の上方に突出されている。
図7、図9に示すように、左アッパ側壁部55に左アッパ係止爪61が形成され、左アッパ係止爪61が左ロア側壁部45の左ロア係止孔62に係止されている。
同様に、右アッパ側壁部56(図4参照)に右アッパ係止爪が形成され、右アッパ係止爪が右ロア側壁部46の右ロア係止孔64に係止されている。
左アッパ側壁部55および右アッパ側壁部56は左右対称の部位であり、以下、右アッパ側壁部56について詳説し、左アッパ側壁部55の説明を省略する。
図8、図10に示すように、右アッパ側壁部56の前アッパ側壁56aおよび右ロア側壁部46の前ロア側壁(側壁部)66が上下に離間された状態でインパネ連結部14に連結されている。
具体的には、右アッパ側壁部56(前アッパ側壁56a)の下部56bが上方に向けて凹状に形成され、前ロア側壁66の上部66aが下方に向けて凹状に形成されている。
よって、右アッパ側壁部56の前アッパ側壁56aおよび前ロア側壁66が上下に離間された状態で配置され、前アッパ側壁56a(下部56b)および前ロア側壁66(上部66a)で右開口部77が形成されている。
同様に、左アッパ側壁部55の前アッパ側壁55aおよび左ロア側壁部45の前ロア側壁(側壁部)71が上下に離間された状態でインパネ連結部14に連結されている。よって、左アッパ側壁部55の前アッパ側壁55aおよび左ロア側壁部45の前ロア側壁71で左開口部76が形成されている。
左開口部76および右開口部77が左右方向において同軸上に形成されている。
これにより、アッパ部28およびロア部25の各前半部28b,25dに、左開口部76および右開口部77により、左右方向に貫通された収納開口部(開口部)75が形成されている。
この収納開口部75より前方にロア骨格24(図5参照)が配置され、収納開口部75より後方にアッパ骨格27(図5も参照)が配置されている。
図5、図6に戻って、アッパ補強体29がアッパ部28の裏面28cに沿って設けられている。
すなわち、アッパ補強体29は、一例として樹脂材で形成され、左アッパ側壁部55の左上係止部81…に左係止口82…が係止され、同様に、右アッパ側壁部56(図8参照)の右上係止部に右係止口が係止されている。
左係止口82…がアッパ補強体29の左側部29aに設けられ、右係止口がアッパ補強体29の右側部29b(図4参照)に設けられている。
また、図8に示すように、コンソール上部51の左係止部84に左係止孔85が係止され、コンソール上部51の右係止部86に右係止孔87が係止されている。
左係止孔85がアッパ補強体29の左側部29aに設けられ、右係止孔87がアッパ補強体29の右側部29bに設けられている。
これにより、アッパ補強体29がアッパ部28の裏面28cに沿って設けられ(図6も参照)、アッパ補強体29でアッパ部28が補強されている。
図11に示すように、アッパ補強体29は、左係止口82…(図6参照)および右係止口間に設けられた補強平坦部91と、補強平坦部91(前端部91a)の左右方向中央に隆起部92が設けられ、隆起部92から前方に向けて位置決め突起部43が突出されている。
この位置決め突起部43は、前述した位置決め開口部42と組み合わされて位置決め部41(図3も参照)が構成される。
位置決め突起部43は、ロア骨格24(ロア連結部39)の位置決め開口部42に係合可能(差込可能)に形成されている。位置決め開口部42に位置決め突起部43が係合されることにより、位置決め突起部43の左右の側部43a,43bが位置決め開口部42の左右の側部42a,42bにそれぞれ接触される。
よって、位置決め部41は、図3に示すように、位置決め突起部43が位置決め開口部42に係合されることにより、アッパ部28がロア骨格24に対して左右方向に位置決めされる。
ここで、ロア骨格24はインパネ骨格15(図5参照)に連結されている。よって、アッパ部28を位置決め部41でロア骨格24に対して位置決めすることにより、インストルメントパネル12(図1参照)に対するアッパ部28の左右方向の位置決めができる。
これにより、図1に示すように、インストルメントパネル12およびアッパ部28間の間隙36を左右対称に保つことができるので、外観性(見栄え)を好適に確保できる。
図11に戻って、アッパ補強体29の下方に橋渡し骨格31が配置されている。
橋渡し骨格31は、一例として鋼板で形成され、平面視略矩形状に形成された骨格平坦部94と、骨格平坦部94の中央に形成された開口95と、骨格平坦部94の左側部94a設けられた左折曲部96と、骨格平坦部94の右側部94bに設けられた右折曲部97とを備えている。
左折曲部96は、骨格平坦部94の左側部94aから上方に向けて折り曲げられている。右折曲部97は、骨格平坦部94の右側部94bから上方に向けて折り曲げられている。
骨格平坦部94に左右の折曲部96,97を備えることにより、左右の折曲部96,97で橋渡し骨格31が補強されている。よって、橋渡し骨格31に上方から作用する荷重を好適に支えることができる。
さらに、図8、図11に示すように、橋渡し骨格31は、骨格平坦部94(後端部94c)の後左側部94dに設けられた左後係止孔98と、後右側部94eに設けられた右後係止孔99とを備えている。
左後係止孔98に左アッパ側壁部55の係止爪101が係止され、右後係止孔99に右アッパ側壁部56の係止爪102が係止されている。
この状態で、橋渡し骨格31がアッパ部28に設けられ、アッパ補強体29の補強平坦部91が橋渡し骨格31の骨格平坦部94に載置される。これにより、アッパ補強体29(すなわち、アッパ部28)が橋渡し骨格31で補強される。
加えて、図11、図12に示すように、橋渡し骨格31は、骨格平坦部94(前端部94f)の左右側に設けられた左右の前締結部104,105と、後端部94cの左右方向中央94gに設けられた後締結部106とを備えている。
左前締結部104がロア連結部39の左締結部108にボルト111・ナット112で締結され、右前締結部105がロア連結部39の右締結部109にボルト111・ナット112で締結されている(図3も参照)。
また、後締結部106がアッパ連結部49の前締結部(すなわち、アッパ骨格27の上端部27a)にボルト114…・ナット115…で締結されている。
よって、図5に示すように、ロア骨格24(ロア連結部39)およびアッパ骨格27(アッパ連結部49)が橋渡し骨格31で収納開口部75の上方において前後方向に連結されている。
ロア連結部39およびアッパ連結部49が橋渡し骨格31で連結されることにより、収納開口部75の上方を橋渡し骨格31で補強することができる。
これにより、アッパ部28(収納開口部75の上方の部位28d(図2も参照))に乗員が手をついた場合に、アッパ部28に伝わる荷重を橋渡し骨格31を経てロア骨格24およびアッパ骨格27で支えることができ、アッパ部28の強度を確保できる。
橋渡し骨格31の下方に収納壁部33が設けられている。
収納壁部33は、アッパ骨格27を収納するレバーカバー117と、レバーカバー117の下端部117aから前方(ロア骨格24方向)に向けて延びた底部カバー118と、底部カバー118の前端部118aから上方に向けて延びた前部カバー119と、前部カバー119の上端部119aからレバーカバー117の上端部まで後方に向けて延びた頂部カバー121とを備えている。
前部カバー119は、図3に示すように、上端部119aが締結部材122でロア骨格24の上端部24aに連結されている。
図5に戻って、頂部カバー121は、左アッパ側壁部55および右アッパ側壁部56の一部(前部)を形成する部位であり、平坦状に形成されている。
この収納壁部33によりロア骨格24、アッパ骨格27、橋渡し骨格31およびフロアパネル18が収納開口部75側から覆われる。これにより、収納開口部75に臨む収納部123が収納壁部33で形成されている。
この収納部123はアッパ部28およびロア部25の間に設けられている。
図4、図13に示すように、レバーカバー117は、アッパ骨格27を収納するカバー本体(壁部)128と、カバー本体128(下半部128a)の左側底部から左方向に張り出されたカバー左底部129(図14も参照)と、カバー本体128(下半部128a)の右側底部から右方向に張り出されたカバー右底部131とを備えている。
さらに、レバーカバー117は、カバー本体128(下半部128a)の前底部から前方に張り出されたカバー前底部132と、カバー本体128(上半部128b)の後端部から後方に張り出されたカバー後部133とを備えている。
カバー左底部129およびカバー右底部131は左右対称の部位であり、以下カバー右底部131について詳説し、カバー左底部129の説明を省略する。
カバー本体128は、平断面略U字状に形成された下半部128aと、下半部128aの上端部に一体に設けられて平断面略U字状に形成された上半部128bとを備えている。
下半部128aおよび上半部128bがそれぞれ平断面略U字状に形成されることにより、カバー本体128の内側に空間135が形成される。この空間135にアッパ骨格27が収納されることにより、アッパ骨格27が乗員から目視できないようにレバーカバー117で覆われている。
図14に示すように、カバー本体128は、左開口部76の後半部76aおよび右開口部77の後半部77a間に配置されている。すなわち、カバー本体128は、収納開口部75の後半部(一部)75aを左右方向に対して遮る位置に設けられている。
これにより、収納部123の後半部に左右の小収納部(小収納部)125,126が形成され、収納部123の前半部に大収納部124が形成される。
換言すれば、収納部123は、カバー本体128により大収納部124と左右の小収納部125,126とに形成されている。
なお、大収納部124および左右の小収納部125,126については後で詳しく説明する。
図13に戻って、カバー右底部131は、カバー後部133の右側部133aに沿って設けられた右後部137と、右後部137から略鉛直に垂下された右後壁部138と、右後壁部138から前方に向けて延ばされた右傾斜底部(底部)139と、右傾斜底部139から立ち上げられた右突起部(仕切部)141と、右突起部141から略鉛直に垂下された右前壁部142とを備えている。
右後壁部138は、右後部137の前端部137aから下半部128aの後端部128cに沿って右傾斜底部139の後端部139aまで略鉛直に設けられている。
右傾斜底部139は、右後壁部138の下端部から右突起部141に向けて傾斜角θの下がり勾配に傾斜されている。
右突起部141は、右傾斜底部139の前端部139bから上方に向けて立ち上げられている。
右前壁部142は、右突起部141からカバー前底部132の右後端部132aまで略鉛直に垂下されている。
カバー本体128(下半部128a)の前底部128dからカバー前底部132が前方に張り出されている。
図5に示すように、カバー前底部132の前端部132aがフロア支持部材144に支持されている。フロア支持部材144は、車体11のフロアパネル18側に設けられている。カバー前底部132およびフロア支持部材144に底部カバー118が載置されている。
このフロア支持部材144の前端部144aに前部カバー119の下端部119bが設けられ、前部カバー119の上端部119aがロア骨格24の上端部24aに設けられている。
図13、図14に示すように、カバー右底部131の右外側部131aに右ロア側壁部46(前ロア側壁66)の後壁部67が設けられ、カバー前底部132の右外側部132bに前ロア側壁66の前壁部68が設けられている。
すなわち、前ロア側壁66(後壁部67および前壁部68)で側壁部が形成されている。
同様に、カバー左底部129の左外側部129aに左ロア側壁部45(前ロア側壁71)の後壁部72が設けられ、カバー前底部132の左外側部132cに前ロア側壁71の前壁部73が設けられている。
すなわち、前ロア側壁71(後壁部72および前壁部73)で側壁部が形成されている。
これにより、右傾斜底部139、右後壁部138、右突起部141、カバー本体128(下半部128a)および前ロア側壁66(後壁部67)で右小収納部126(小収納部)が形成されている。
すなわち、図15に示すように、カバー本体128の右側に右小収納部126が設けられている。
よって、右小収納部126にセンタコンソール構造20の左側から手が届かないようにカバー本体128で仕切ることができる。
これにより、右小収納部126に収納した所有物を、センタコンソール構造20の左側の乗員が勘違いして手に取ることを防止できる。
さらに、前ロア側壁66の後壁部67は、右小収納部126の幅方向外側の端部において右傾斜底部139より高さ寸法H1だけ上方へ起立されている。これにより、右小収納部126に収納した乗員の所有物を前ロア側壁66の後壁部67で隠すことができ、収納した所有物を車外から目視し難くできる。
また、図9、図14に示すように、左傾斜底部(底部)149、左後壁部148、左突起部(仕切部)151、カバー本体128(下半部128a)(図13参照)および左ロア側壁部45(後壁部72)で左小収納部(小収納部)125が形成されている。
すなわち、カバー本体128の左側に左小収納部125が設けられている。
よって、左小収納部125にセンタコンソール構造20の右側から手が届かないようにカバー本体128で仕切ることができる。これにより、左小収納部125に収納した所有物を、センタコンソール構造20の右側の乗員が勘違いして手に取ることを防止できる。
さらに、左ロア側壁部45(前ロア側壁71)の後壁部72は、左小収納部125の幅方向外側の端部において左傾斜底部149より高さ寸法H1(図示せず)だけ上方へ起立されている。これにより、左小収納部125に収納した乗員の所有物を前ロア側壁71の後壁部72で隠すことができ、収納した所有物を車外から目視し難くできる。
また、カバー本体128(前部128e)、前部カバー119、頂部カバー121(図5参照)、右ロア側壁部46(前ロア側壁66)の前壁部68および左ロア側壁部45(前ロア側壁71)の前壁部73で大収納部124が形成されている。
すなわち、カバー本体128の前側に大収納部124が設けられている。
よって、大収納部124は収納開口部75(具体的には、収納開口部75の前半部75b)を介してセンタコンソール構造20の左右側に連通されている。
これにより、センタコンソール構造20の左右側(すなわち、収納開口部75の左開口部76および右開口部77)から大収納部124に乗員の所有物などを収納することができる。
ここで、図14、図15に示すように、右傾斜底部139の前端部139bから右突起部141が上方に向けて立ち上げられている。よって、大収納部124と右小収納部126とが右突起部141で仕切られている。
同様に、大収納部124と左小収納部125とが左突起部151で仕切られている。
これにより、大収納部124と左右の小収納部125,126とに所有物を分けて収納できるので、収納部123の使い勝手(利便性)をさらに高めることができる。
さらに、右小収納部126は、右傾斜底部139が右突起部141(すなわち、大収納部124)に向けて下がり勾配に傾斜されている。よって、右小収納部126に収納した乗員の所有物を大収納部124側に寄せることができるので、所有物を大収納部124側から掴むことができる。
これにより、右小収納部126に収納した所有物を取り出すとき、手がカバー本体128に邪魔されることなく所有物を掴むことができるので、所有物を取り出しやすくできる。
加えて、右ロア側壁部46(前ロア側壁66)の前壁部68は、大収納部124の幅方向右外側の端部において底部カバー118より高さ寸法H2だけ上方へ起立されている。さらに、左ロア側壁部45(前ロア側壁71)の前壁部73は、大収納部124の幅方向左外側の端部において底部カバー118より高さ寸法H2(図示せず)だけ上方へ起立されている。
これにより、大収納部124に収納した乗員の所有物を左右の前壁部68,73で隠すことができ、収納した所有物を車外から目視し難くできる。
また、図2、図15に示すように、右ロア側壁部46(前ロア側壁66)の後壁部67および前壁部68は、大収納部124および右小収納部126に共通するように形成されている。よって、前ロア側壁66は後壁部67および前壁部68が一体に形成されている。
同様に、図14に示すように、左ロア側壁部45(前ロア側壁71)の後壁部72および前壁部73は、大収納部124および左小収納部125に共通するように形成されている。よって、前ロア側壁71の後壁部72および前壁部73が一体に形成されている。
このように、右ロア側壁部46(前ロア側壁66)の後壁部67および前壁部68を一体に形成し、さらに、左ロア側壁部45(前ロア側壁71)の後壁部72および前壁部73を一体に形成することにより、左右のロア側壁部45,46の外観性(見栄え)を好適に保つことができる。
図16に示すように、大収納部124の前側(すなわち、収納壁部33の前部カバー119)に電装ユニット35が設けられている。
電装ユニット35は、前部カバー119の下半部119cに設けられたシガーソケット端子155、第1USB(Universal Serial Bus)端子156、HDM1(High-Definition Multimedia Interface)端子157および第2US端子158を備えている。
さらに、電装ユニット35は、シガーソケット端子155を覆うソケットカバー161、第1USB端子156を覆う端子カバー162、HDM1端子157を覆う端子カバー163、および第2USB端子158を覆う端子カバー164を備えている。
シガーソケット端子155は、前部カバー119の下半部119cのうち左端部119dに設けられ、電源166に接続されている。第1USB端子156は、下半部119cのうちシガーソケットカバー161の右側に寄せて設けられ、電源166に接続されている。
HDM1端子157は、下半部119cのうち第1USB端子156の右側に寄せて設けられ、電源166に接続されている。第2USB端子158は、下半部119cのうち端子カバー163の右側に寄せて下半部119cの右端部119eに設けられ、電源166に接続されている。
電装ユニット35によれば、シガーソケット端子155からソケットカバー161を外すことにより、シガーソケット端子155を大収納部124に臨ませることができる。また、第1USB端子156から端子カバー162を外すことにより、第1USB端子156を大収納部124に臨ませることができる。
さらに、HDM1端子157から端子カバー163を外すことにより、HDM1端子157を大収納部124に臨ませることができる。加えて、第2USB端子158から端子カバー164を外すことにより、第2USB端子158を大収納部124に臨ませることができる。
このように、大収納部124の前側に電装ユニット35を設けることにより、例えば、電装ユニット35を利用して大収納部124および左右の小収納部125,126に電装部品(携帯端末や音楽用プレーヤ)を収納した状態で充電することができる。さらに、シガーソケット端子155にシガーソケットを接続することにより、シガーソケットで煙草に火をつけることができる。
これにより、収納部123の利便性(使い勝手)をさらに高めることができる。
さらに、大収納部124の前側に電装ユニット35を設けることにより、電装ユニット35を乗員から見えやすい(目視しやすい)位置に配置できる。これにより、電装ユニット35の利便性(使い勝手)をさらに高めることができる。
図17に示すように、センタコンソール構造20(アッパ部28)の後部28eに収納凹部168が設けられている。収納凹部168に乗員の所有物や飲み物などが収納される。収納凹部168を覆う収納カバー169が、アッパ部28の後部28eに前後方向に向けて移動自在に設けられている。
つぎに、センタコンソール構造20のアッパ部28(収納開口部75の上方の部位28d)に荷重F1が作用する例を図18に基づいて説明する。
図18に示すように、ロア骨格24(ロア連結部39)およびアッパ骨格27が橋渡し骨格31で収納開口部75の上方において前後方向に連結されている。よって、収納開口部75の上方が橋渡し骨格31で補強されている。
この状態において、例えば、アッパ部28(収納開口部75の上方の部位28d)に乗員が手をつくことにより、上方の部位28dに荷重F1が作用する。収納開口部75の上方が橋渡し骨格31で補強されているので、上方の部位28dに作用した荷重F1を橋渡し骨格31を経てロア骨格24およびアッパ骨格27で支えることができる。
これにより、上方の部位28d(すなわち、アッパ部28)の強度を確保できるので、アッパ部28に乗員が手をついて荷重をかけることが可能になり、センタコンソール構造20の使い勝手を高めることができる。
ついで、センタコンソール構造20の右小収納部126に音楽用プレーヤ171を収納した例を図19に基づいて説明する。なお、左右の小収納部125,126は左右対称の収納部であり、左小収納部125の説明を省略する。
図19に示すように、右傾斜底部139の前端部139bに右突起部141が設けられることにより大収納部124と右小収納部126とが右突起部141で仕切られている。
これにより、大収納部124から区分けした状態で右小収納部126に音楽用プレーヤ171を収納できるので、収納部123の使い勝手(利便性)を高めることができる。
さらに、右小収納部126は、右傾斜底部139が大収納部124に向けて下がり勾配に傾斜されている。右傾斜底部139を傾斜させることにより、右小収納部126に収納した音楽用プレーヤ171を大収納部124側に寄せることができる。
よって、大収納部124側から矢印Aの如く手を差し込んで音楽用プレーヤ171を掴むことができる。これにより、手がカバー本体128に邪魔されることなく音楽用プレーヤ171を容易に取り出すことができる。
加えて、前ロア側壁66の後壁部67が右小収納部126の幅方向外側の端部において上方へ起立されている。よって、右小収納部126に収納した音楽用プレーヤ171を前ロア側壁66の後壁部67で隠すことができる。
これにより、収納した音楽用プレーヤ171を車外から目視し難くできる。
また、図16に示す第1USB端子156や第2USB端子158を利用することにより、右小収納部126に音楽用プレーヤ171を収納した状態で音楽用プレーヤ171を充電することが可能である。
つぎに、センタコンソール構造20の大収納部124に携帯端末(携帯電話)172を収納した例を図20に基づいて説明する。
図20に示すように、収納開口部75が左開口部76および右開口部77により左右方向に貫通されている。左開口部76から大収納部124に矢印Bの如く手を差し込むことができ、さらに、右開口部77から大収納部124に矢印Cの如く手を差し込むことができる。
これにより、センタコンソール構造20の左右側(すなわち、左開口部76および右開口部77)から大収納部124に携帯端末172などを収納できるので、収納部123の使い勝手(利便性)を高めることができる。
さらに、右ロア側壁部46(前ロア側壁66)の前壁部68が上方へ起立され、左ロア側壁部45(前ロア側壁71)の前壁部73が上方へ起立されている。
これにより、大収納部124に収納した携帯端末172を左右の前壁部68,73で隠すことができ、収納した携帯端末172を車外から目視し難くできる。
また、図19に示す第1USB端子156や第2USB端子158を利用することにより、大収納部124に携帯端末172を収納した状態で携帯端末172を充電することが可能である。
なお、本発明に係る車両のセンタコンソール構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、カバー本体128の左右側に左右の小収納部125,126をそれぞれ設けた例について説明したが、これに限らないで、カバー本体128の左右側のいずれか一方に小収納部を設けることも可能である。
また、前記実施例では、乗員の所有物として音楽用プレーヤ171や携帯端末(携帯電話)172を大収納部124、左右の小収納部125,126に収納する例について説明したが、これに限らないで、その他の所有物を収納することも可能である。
さらに、前記実施例では、位置決め部41として、アッパ補強体29に位置決め突起部43を設け、ロア骨格24に位置決め開口部42を設けた例について説明したが、これに限らないで、アッパ補強体29に位置決め開口部42を設け、ロア骨格24に位置決め突起部43を設けることも可能である。
また、前記実施例では、電装ユニット35として、シガーソケット端子155、第1USB端子156、HDM1端子157および第2USB端子158を例示したが、端子の種類や個数は任意に選択することが可能である。
さらに、前記実施例で示したセンタコンソール構造、車体、インストルメントパネル、インパネ連結部、インパネ骨格、ロア骨格、ロア部、アッパ骨格、アッパ部、橋渡し骨格、位置決め部および収納開口部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、アッパ部およびロア部が上下に離間されることにより左右方向に貫通する開口部が形成されたセンタコンソール構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両のセンタコンソール構造(センタコンソール構造)、11…車体、12…インストルメントパネル、14…インパネ連結部(連結部)、15…インパネ骨格、24…ロア骨格、25…ロア部、27…アッパ骨格、28…アッパ部、31…橋渡し骨格、41…位置決め部、75…収納開口部(開口部)。

Claims (2)

  1. インストルメントパネルの連結部においてアッパ部とロア部とが上下に離間された状態で連結され、前記アッパ部および前記ロア部で形成された開口部が左右方向に貫通された車両のセンタコンソール構造において、
    前記ロア部を支持するとともに前記開口部より前方に配置され、前記インストルメントパネルを支持するインパネ骨格に連結されたロア骨格と、
    前記開口部より後方に設けられ、前記アッパ部を車体に連結するアッパ骨格と、
    前記アッパ骨格および前記ロア骨格を前記開口部の上方で前後方向に連結し、前記アッパ部に設けられた橋渡し骨格と、
    を含むことを特徴とする車両のセンタコンソール構造。
  2. 前記ロア骨格に対して前記アッパ部を左右方向に位置決めする位置決め部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の車両のセンタコンソール構造。
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