JP6004247B2 - 生化学反応用基体、生化学反応処理システム、及び当該基体からの排液方法 - Google Patents
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Description
上記枠体状の疎水性領域に取り囲まれた領域が、生化学反応用のプローブを固定する固定領域となる、ことを特徴としている。
(基本構成)
本発明に係る生化学反応用基体の基本構成について図1に基づき説明する。なお、生化学反応用基体の形状は、後述する筒状壁部2及び疎水性リング4が形成された表面を有しうる形状である限り特に限定されないが、ここでは、基板形状の生化学反応用チップ(生化学反応用基体)10を例示して説明する。
本発明に係る生化学反応用基体の変形的な構成について図2に基づき説明する。なお、図1に示す生化学反応用チップ10と同一の部材については同一の部材番号を付し、その説明は省略する。
本発明に係る生化学反応用基体の変形的な構成について図3中の(a)に基づき説明する。なお、図1に示す生化学反応用チップ10と同一の部材については同一の部材番号を付し、その説明は省略する。
本発明に係る生化学反応用基体の変形的な構成について図3中の(b)に基づき説明する。なお、図1に示す生化学反応用チップ10と同一の部材については同一の部材番号を付し、その説明は省略する。
本発明に係る生化学反応用基体の変形的な構成について図3中の(c)に基づき説明する。なお、図1に示す生化学反応用チップ10と同一の部材については同一の部材番号を付し、その説明は省略する。
以下、本発明に係る生化学反応用基体に適用される排液方法の例について、図1から図4に基づき説明する。なお、便宜上、生化学反応用基体として、図1に示す生化学反応用チップ10を例に挙げて説明を行うが、本排液方法の適用対象は、特に当該チップ10に限定されない。
本発明に係る排液方法(1)は、例えば、生化学反応用チップ10から排液する方法である。当該排液方法は、水の凝集を利用することにより、簡便に、かつ、実用上十分な水準で、生化学反応用チップ10から排液可能とする点を1つの特徴とする。加えて、排液時の残液量を大幅に低減し、かつ排液処理の時間を短縮可能とする。
1)生化学反応用チップ(生化学反応用基体)10に対して、筒状壁部(枠体)2に取り囲まれた領域内に位置するチップの表面1A全体が液体で覆われるように液体を供給する液体供給工程と、
2)疎水性リング(疎水性領域)4に取り囲まれたチップの表面1A上方の位置を起点にして、疎水性リング4に取り囲まれたチップの表面1Aを覆う液体の一部を吸引する液体吸引第一工程と、
3)筒状壁部2と疎水性リング4との間の領域上方の位置を起点にして、当該筒状壁部2に取り囲まれた領域内に位置するチップの表面1Aを覆う液体を吸引する液体吸引第二工程と、をこの順番に含んでなる。
図4中の(a)は、生化学反応用チップ10に対して、液体供給ノズル(液体供給手段)51を用いて、上記液体供給工程を行った状態を示す図である。まず、生化学反応用チップ10が液体供給ノズル51の下方に位置するように両者を位置づける。そして、液体供給工程では、筒状壁部2に取り囲まれた領域内に位置するチップの表面1A全体、即ち、中間領域3、疎水性リング4、及びプローブ固定領域5の全体が液体41で覆われるように、液体供給ノズル51から液体41を供給する。
図4中の(b1)は、生化学反応用チップ10に対して、液体吸引ノズル(液体吸引手段)31を用いて、上記液体吸引第一工程を行った状態を示す図である。まず、生化学反応用チップ10のプローブ固定領域5が、液体吸引ノズル31の下方に位置するように両者を位置づける。そして、チップの表面1Aにおける疎水性リング4に取り囲まれた領域(ここではプローブ固定領域5と同義)の上方に位置づけた液体吸引ノズル31(図中、点線で示す)を用いて、疎水性リング4に取り囲まれた上記領域を覆う液体41の一部を吸引する。
図4の(b1)及び(c)は、生化学反応用チップ10に対して、液体吸引ノズル31を用いて、上記液体吸引第二工程を行った状態を示す図である。まず、図4中の(b1)に示すように、筒状壁部2と疎水性リング4との間に位置する中間領域3が、液体吸引ノズル31(図中、実線で示す)の下方に位置するように両者を位置づける。そして、中間領域3の上方に位置づけた液体吸引ノズル31を用いて、中間領域3を覆う液体41の一部を吸引する。
本発明に係る排液方法が、生化学反応を行った後の生化学反応用チップ10に対する洗浄方法として実行される場合は、必要に応じて予備洗浄工程を行ってもよい。
以下、本発明に係る生化学反応用基体に適用される排液方法の他の例について、図1から図4に基づき説明する。なお、便宜上、生化学反応用基体として、図1に示す生化学反応用チップ10を例に挙げて説明を行うが、本排液方法の適用対象は、特に当該チップ10に限定されない。
1)生化学反応用チップ(生化学反応用基体)10に対して、筒状壁部(枠体)2に取り囲まれた領域内に位置するチップの表面1A全体が液体で覆われるように液体を供給する液体供給工程と、
2)筒状壁部(枠体)2と疎水性リング(疎水性領域)4との間の領域上方の位置を起点にして、筒状壁部2に取り囲まれた領域内に位置するチップの表面1Aを覆う液体を吸引する液体吸引工程と、をこの順番に含んでなる。
3)筒状壁部2と疎水性リング4との間の領域上方の位置を起点にして、筒状壁部2に取り囲まれた領域内に位置するチップの表面1Aを覆う液体の一部を吸引した後に当該吸引を一旦停止する液体吸引第一工程と、
4)筒状壁部2と疎水性リング4との間の領域上方の位置を起点にして、上記液体の残りを吸引する液体吸引第二工程と、をこの順番に含んでなることが好ましい。以下、図4を用いて行う排液フローの説明では、液体吸引第一・第二工程を含むものについて具体的に説明する。ただし、筒状壁部2と疎水性リング4との間の領域上方の位置を起点にして、筒状壁部2に取り囲まれた領域内に位置するチップの表面1Aを覆う液体を一工程で吸引・除去するように上記液体吸引工程を行ってもよい。
上記排液方法(1)の上記液体供給工程と同じ操作を適用することができる。
図4中の(b2)は、生化学反応用チップ10に対して、液体吸引ノズル(液体吸引手段)31を用いて、上記液体吸引第一工程を行った状態を示す図である。まず、生化学反応用チップ10における筒状壁部2と疎水性リング4との間の領域(中間領域3)が、液体吸引ノズル31の下方に位置するように両者を位置づける。そして、液体吸引ノズル31を用いて、中間領域3を覆う液体41の一部を吸引した後に、吸引を一旦停止する。
図4の(b2)及び(c)は、生化学反応用チップ10に対して、液体吸引ノズル31を用いて、上記液体吸引第二工程を行った状態を示す図である。まず、図4中の(b2)に示すように、筒状壁部2と疎水性リング4との間に位置する中間領域3が、液体吸引ノズル31の下方に位置するように両者を位置づける。より好ましい態様では、上記液体吸引第一工程の終了時点における、液体吸引ノズル31と生化学反応用チップ10との位置関係を保った状態で、液体吸引第二工程を開始する。そして、中間領域3の上方に位置づけた液体吸引ノズル31を用いて、中間領域3を覆う液体41の残りを一気に吸引する。この際、必要に応じて液体吸引ノズル31を下方に移動させながら液体の吸引を行なってもよい。液体吸引第二工程における液体の吸引速度は、例えば、10μl/秒以上で100μl/秒以下の範囲内である。
上記排液方法(1)の上記予備洗浄工程と同じ操作を適用することができる。
(生化学反応装置の主要構成について)
以下、本発明に係る排液方法が適用される、生化学反応処理システムの一例について、図5及び図6に基づき説明を行う。生化学反応処理システム130は、液体供給ノズル51(液体供給部:図4も参照)と液体吸引ノズル31(液体吸引部:図4も参照)とを備えた生化学反応装置60、生化学反応用チップ10を搭載する移動ステージ(基体移動装置)100、及び生化学反応処理システム130の動作制御を行う制御用コンピュータ(制御部:制御装置)90を少なくとも備える。生化学反応装置60はさらに、反応液を供給する1つ以上の供給ノズル(反応液供給部)61を備える。
生化学反応処理システム130は、生化学反応装置60より上流段にチップ収容ラック(収容装置)110を備える。また、生化学反応装置60より下流段に分析装置70を備える。さらに、チップ収容ラック110と移動ステージ100との間で、生化学反応用チップ10を把持して移動させるロボットアーム120を備える。
以下、図5及び図6に基づき、生化学反応処理システム130を用いた自動処理の一例を説明する。生化学反応処理システム130は、例えば、生化学反応用チップ10に固定されたプローブとしての抗原(特にアレルゲン)と、生物試料中に含まれる抗体との相互作用を、二次抗体試薬及び発光試薬を用いて検出する生化学反応を取り扱う。二次抗体試薬は特に限定されないが、ペルオキシダーゼ標識抗グロブリン抗体等が利用でき、発光試薬としてはペルオキシダーゼの作用により発光する各種試薬が挙げられる。
生化学反応装置60は、図6に示す抗原抗体反応工程(S1)を行う。すなわち、制御用コンピュータ90は、ロボットアーム120を駆動して、チップ収容ラック110内に収納された生化学反応用チップ10を把持して移動ステージ100上に載置する。なお、生化学反応用チップ10のプローブ固定領域5には、複数種類のアレルゲンがそれぞれ異なるスポットとして配置されている。
次いで、生化学反応装置60は、上記生物試料を含む液体を洗い流す洗浄工程を行う。洗浄工程は、図6に示す洗浄液供給工程(液体供給工程)S2、洗浄液吸引第一工程(液体吸引第一工程)S3、及び、洗浄液吸引第二工程(液体吸引第二工程)S4から構成される。すなわち、制御用コンピュータ90による動作制御を通じ、生化学反応装置60では、上記した液体供給ノズル51及び液体吸引ノズル31の上下動、並びに移動ステージ100を用いた生化学反応用チップ10の水平移動により、液体供給ノズル51と生化学反応用チップ10との位置関係、及び液体吸引ノズル31と生化学反応用チップ10との位置関係を所望のように制御する。
次いで、生化学反応装置60は、図6に示す二次抗体試薬反応工程(S5)を行う。すなわち、制御用コンピュータ90は、必要に応じて移動ステージ100をxy方向に駆動して、生化学反応用チップ10における疎水性リング4に取り囲まれた領域の真上に供給ノズル61を位置づける。次いで、制御用コンピュータ90は、供給ノズル61の1つを駆動して、当該供給ノズル61から生化学反応用チップ10に対して、工程S1での抗原抗体反応を検出する二次抗体試薬を所定量供給する。そして、所定の環境条件下で、所定の時間、上記疎水性リング4に取り囲まれた領域において生化学反応を行う。
次いで、生化学反応装置60は、上記二次抗体試薬を洗い流す二次抗体洗浄工程S6を行う。当該洗浄工程の詳細は上述の通りである。
次いで、生化学反応装置60は、図6に示す発光試薬反応工程(S7)を行う。すなわち、制御用コンピュータ90は、必要に応じて移動ステージ100をxy方向に駆動して、生化学反応用チップ10における疎水性リング4に取り囲まれた領域の真上に供給ノズル61を位置づける。次いで、制御用コンピュータ90は、供給ノズル61の1つを駆動して、当該供給ノズル61から生化学反応用チップ10に対して、二次抗体試薬を発光により可視化する発光試薬を所定量供給する。そして、所定の環境条件下で、所定の時間、上記疎水性リング4に取り囲まれた領域において生化学反応を行う。
次いで、生化学反応装置60は、上記発光試薬を洗い流す発光試薬洗浄工程S8を行う。当該洗浄工程の詳細は上述の通りである。
次いで、分析装置70は、図6に示す計測工程(S9)を行う。すなわち、上記生化学反応後、制御用コンピュータ90は、移動ステージ100をxy方向に駆動して、生化学反応用チップ10における疎水性リング4に取り囲まれた領域(プローブ固定領域5)の真上に分析部71を位置づける。次いで、制御用コンピュータ90は、分析部71を駆動して、生化学反応用チップ10上で行われた生化学反応の結果を計測する。分析部71が撮像装置の場合は、例えば、生化学反応用チップ10上における二次抗体由来の発光を示すスポットの分布を撮像して、当該撮像データを制御用コンピュータ90へ出力し蓄積する。なお、制御用コンピュータ90の画面(表示部)上に当該撮像データを表示することも出来る。
次いで、生化学反応装置60は、上記説明の通り、洗浄液供給工程(液体供給工程)S2、洗浄液吸引第一工程(液体吸引第一工程)S3、及び洗浄液吸引第二工程(液体吸引第二工程)S4を順次行い、生化学反応用チップ10からの完全排液を行う。次いで、完全に排液された生化学反応用チップ10は廃棄されるか、再利用をする場合は、ロボットアーム120を用いてチップ収容ラック110に回収された後、再び、生化学反応装置60に供される。なお、チップの表面1Aを覆う液体を一工程で吸引・除去するように液体吸引工程を行うこともでき、上記液体吸引第一工程・第二工程のように二段階に分けなくともよい。
(1)生化学反応用チップの設計例
図1中の(a)に示す構造を有する生化学反応用チップ10を製造した。基板1は、Az-PEGポリマーを用いて親水性処理をしたガラス基板である。筒状壁部2は、シリコーン樹脂で製造し、その内周直径が約22mmで、高さ約6mmの円筒状に形成した。疎水性リング4は、幅が約1.2mmで、その外周直径が約15.4mmになるように、疎水ペンSuper Pup Pen(商品名)で筆記した。なお、筒状壁部2と疎水性リング4とは中心軸を共有する略同心状の構造である。
生化学反応用チップ10における疎水性リング4で囲まれた領域へ、希釈した血清を50μl分注し、1分振動・1分静置を1セットとして4セット繰返し行い、アレルゲンと血清中に含まれうる抗体との抗原抗体反応を行った。すなわち、合計反応時間は8分である。
実施例1と同様に設計した生化学反応用チップ10に、図9中の(e)に示す通り、実施例1とは異なる配置でウィルス抗原やポジティブコントロールとして坑IgG抗体、ネガティブコントロールとしてBSA(牛血清アルブミン)をスポットを配置したものを4個用意した。なお、図9中の(e)の枠中で記載のない個所はブランク(スポットなし)に相当する。抗原等の固定量は0.5mg/mL〜1.4mg/mLの範囲にある。
実施例1、2と同様に設計した生化学反応用チップ10に、図9中の(e)に示す配置で、麻疹、風疹、水痘、ムンプス、EB(エプスタイン・バーン・ウイルス)の無毒化したウイルス(抗原)を、またポジティブコントロールとして坑IgG抗体を、ネガティブコントロール(図中のネガコン)としてBSA(ウシ血清アルブミン)をスポットし配置したものを4個用意した。なお、図9中の(e)の枠中でブランクの枠はスポット無しに相当する。抗原等の固定量は、0.5mg/mL〜1.5mg/mLの範囲にある。
2 筒状壁部(枠体)
2A 内壁(内側の側壁)
2D 試薬溜
3 中間領域(枠体と疎水性領域との間の領域)
4 疎水性リング(疎水性領域)
4A 縮小部
4B 分断部
5 プローブ固定領域(固定領域)
6 接合領域
10 生化学反応用チップ(生化学反応用基体)
20 生化学反応用チップ(生化学反応用基体)
22 筒状壁部(枠体)
22A 内壁(内側の側壁)
30 生化学反応用チップ(生化学反応用基体)
31 液体吸引ノズル(液体吸引手段:液体吸引部)
40 生化学反応用チップ(生化学反応用基体)
41 液体(洗浄液)
50 生化学反応用チップ(生化学反応用基体)
51 液体供給ノズル(液体供給手段:液体供給部)
90 制御用コンピュータ(制御部)
100 移動ステージ(位置移動機構の一部)
130 生化学反応処理システム
Claims (13)
- 生化学反応用の基体であって、
上記基体の少なくとも一つの表面には、
上記表面から突出した円筒状の枠体と、
上記枠体の内側に当該枠体と所定の間隔をあけて設けられ、基体の上記表面からの高さのない円環状の疎水性領域と、が設けられており、
上記円筒状の枠体と、上記円環状の疎水性領域とは、当該枠体と疎水性領域との間の距離がどの位置でも略等しくなるように、中心軸を共有する構造として設計されており、
上記円環状の疎水性領域に取り囲まれた領域が、生化学反応用のプローブを固定する固定領域となり、
基体の上記表面において、上記疎水性領域は、上記枠体と当該疎水性領域との間の領域、及び、当該疎水性領域に取り囲まれた上記領域よりも疎水性の程度が高い、ことを特徴とする生化学反応用基体。 - 上記円環状の疎水性領域に取り囲まれた領域に、生化学反応用のプローブが固定されていることを特徴とする請求項1に記載の生化学反応用基体。
- 上記枠体の内側の側壁と基体の上記表面とが当該側壁より内側に向かってなす角の大きさが90度を超え180度未満の範囲内である、又は、上記枠体の内側の側壁と基体の表面とが接合する接合領域が隣接する領域と比較して疎水性が高くなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の生化学反応用基体。
- 生化学反応に用いる試薬、又は生化学反応後に行う洗浄に用いる試薬を格納するための試薬溜をさらに備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の生化学反応用基体。
- 上記生化学反応用のプローブは、核酸、タンパク質、抗原、又は抗体であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の生化学反応用基体。
- 生化学反応用の基体は、生化学反応用の基板であることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の生化学反応用基体。
- 請求項2に記載の生化学反応用基体と、
上記生化学反応用基体に対して液体を供給する液体供給部と、
上記生化学反応用基体上の液体を吸引する液体吸引部と、
上記生化学反応用基体と上記液体供給部との相対的な位置関係、及び上記生化学反応用基体と上記液体吸引部との相対的な位置関係を変更する位置移動機構と、
上記液体供給部、上記液体吸引部、及び上記位置移動機構の動作を制御する制御部と、を備え、
上記制御部は、
生化学反応を行った後の上記生化学反応用基体における上記枠体に取り囲まれた領域内に位置する基体の表面全体が液体で覆われるように、上記液体供給部から上記液体を供給し、次いで、上記枠体と上記円環状の疎水性領域との間の領域の上方を起点にして、当該枠体に取り囲まれた領域を覆う液体を吸引するように、上記液体供給部、上記液体吸引部、及び上記位置移動機構の動作を制御することを特徴とする生化学反応処理システム。 - 上記生化学反応用基体を用いた生化学反応を行う生化学反応装置と、上記生化学反応を行った後の上記生化学反応用基体を分析する分析装置と、を備えることを特徴とする請求項7に記載の生化学反応処理システム。
- 請求項1から6の何れか一項に記載の生化学反応用基体からの排液方法であって、
生化学反応用基体に対して、上記枠体に取り囲まれた領域内に位置する基体の表面全体が液体で覆われるように液体を供給する液体供給工程と、次いで、
上記枠体と上記円環状の疎水性領域との間の領域の上方を起点にして、当該枠体に取り囲まれた領域を覆う液体を吸引する液体吸引工程と、を含むことを特徴とする排液方法。 - 上記液体吸引工程は、
上記枠体と上記円環状の疎水性領域との間の領域の上方を起点にして、当該枠体に取り囲まれた領域を覆う液体の一部を吸引した後に当該吸引を一旦停止する液体吸引第一工程と、次いで、
上記枠体と上記円環状の疎水性領域との間の領域の上方を起点にして、上記液体の残りを吸引する液体吸引第二工程と、を含んでなることを特徴とする請求項9に記載の排液方法。 - 上記液体吸引第一工程は、疎水性領域上を覆う上記液体が0.1mm以上で0.5mm以下の範囲内の厚さの薄層として残るように、上記液体の一部を吸引することを特徴とする請求項10に記載の排液方法。
- 上記生化学反応用基体は、上記円環状の疎水性領域に取り囲まれた領域に、生化学反応用のプローブが固定されているものであり、
上記液体供給工程では、生化学反応を行った後の生化学反応用基体に対して、上記枠体に取り囲まれた領域内に位置する基体の表面全体が上記液体としての洗浄液で覆われるように当該洗浄液が供給されることを特徴とする請求項9から11の何れか一項に記載の排液方法。 - 上記液体供給工程の前に、界面活性剤を含むバッファー溶液を供給し、次いで当該バッファー溶液を除去する予備洗浄工程を少なくとも一回含み、
上記洗浄液として、予備洗浄工程で用いるバッファー溶液より低濃度で界面活性剤を含むバッファー溶液を用いることを特徴とする請求項12に記載の排液方法。
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