JP6013199B2 - 電子内視鏡 - Google Patents
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Description
前記少なくとも三つの束に分割された信号ケーブル束のうち、最も径寸法が大径な第1の信号ケーブル束を前記処置具用チャンネル管に隣設させて径方向に沿って前記挿入部内に配設し、前記第1の信号ケーブル束以外の残りの信号ケーブル束を、前記挿入部内に配設された第1の信号ケーブル束及び前記処置具用チャンネル管を挟んで該挿入部内に構成され二つの内部空間内に少なくとも一つずつ配列する一方、
前記撮像装置を構成する基板に設けられる各信号線がそれぞれ接続される電気的接続部を、前記挿入部内に配列された信号ケーブル束の配列順に対応させて設けている。
図1−図16を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1に示すように電子内視鏡(以下、内視鏡と略記する)1は、挿入部2と、操作部3と、ユニバーサルケーブル4とを有して構成されている。挿入部2は、観察対象部位に向けて挿入される細長で長尺な部材である。挿入部2は、先端側から順に先端部2aと、湾曲部2bと、可撓管部2cとを連設して構成されている。
操作部3には、湾曲操作部5、各種スイッチ6、吸引シリンダー7、処置具挿入口8などが設けられている。
術者が湾曲操作部5を適宜操作することによって、湾曲部2bは上方向又は下方向に湾曲する。先端部2aは、湾曲部2bが上方向に湾曲されていくことによって、矢印U方向である上方向に移動していく。一方、先端部2aは、湾曲部2bが下方向に湾曲されていくことによって、矢印D方向である下方向に移動していく。
各種スイッチ6は、例えば、レリーズスイッチ、フリーズスイッチ、あるいは、通常観察と蛍光観察との切替を行うための観察モード切替スイッチ等である。吸引シリンダー7には吸引釦(不図示)が配置される。処置具挿入口8は、後述する処置具用チャンネル管を介して先端部2aの処置具開口9cに連通している。
図2Bに示すように挿入部2の先端側には、先端部2a、湾曲部2bが設けられている。湾曲部2bは、先端湾曲駒2bfと、複数の上下湾曲用駒2udと、図示しない基端湾曲駒とを回動自在に連設して構成されている。先端湾曲駒2bfは、湾曲部2bの先端部を構成し、基端湾曲駒は、湾曲部2bの基端部を構成する。複数の上下湾曲用駒2udは、先端湾曲駒2bfと基端湾曲駒との間に回動自在に連設されている。先端湾曲駒2bfは、先端部2aを構成する先端硬質部2hに取り付けられている。符号2bgは湾曲ゴムであって、先端湾曲駒2bf、上下湾曲用駒2ud、及び基端湾曲駒を被覆して、湾曲部2bを構成している。
なお、本実施形態において、CCDの33の撮像面上にはオンチップレンズが設けられており、オンチップレンズ上に平坦化膜を設けた上で光学接着剤を介してカバーガラス31の一側面に固定されている。
本実施形態において、結像面33fは、上方向を向いて配設されている。
また、CCD33の基端側の結像面33側にはフレキシブル基板40と電気的に接続するための複数の素子側接続パッド33pが複数配列されている。
第1基板部41は、CCD33に対して対向して配置される。この配置状態において、フレキシブル基板40を構成する第1基板部41の基板側接続パッド41pとCCD33の素子側接続パッド33pとは対向した位置関係であり、対向した基板側接続パッド41pと素子側接続パッド33pとが電気的に接続される。
なお、第1基板部41の基板側接続パッド41pが設けられている面側には電子部品34等が実装されている。また、フレキシブル基板40の予め定めた位置には複数の信号線51、52、53、61、62、63、64、71、72、73が接続されている。図2B及び図2Dに示すように第2基板42の先端側には信号線61、62、63、64が接続され、図2Bに示すように第2基板42の基端側には信号線51、52、53が接続され、第1基板41の基端側には信号線71、72、73が接続されている。
本実施形態において、信号線71、72、73が接続される第1基板41の信号線接続面の第1法線NL1は、先端部2aの移動方向と平行な位置関係となるように設定され、信号線51、52、53、61、62、63、64が接続される第2基板42の信号線接続面の第2法線NL2も、先端部2aの移動方向と平行な位置関係となるように設定されている。つまり、第1基板41と第2基板42とは平行に配置され、第1基板41の信号線接続面、第2基板42の信号線接続面、及びCCD33の結像面33fは、同方向である上方向を向いて配置されている。
なお、第2封止部材82の充填量をCCD33を覆っている第1封止部材81の全周囲においてC1に示すように均一にして高弾性接着剤の硬化収縮を均等にしている。
なお、処置具用チャンネル管35の外径Dは、湾曲部2b内に挿通される内蔵物で最も太径である。
db>D+D1 の関係である。
図2、図5に示すようにCCD33に電気的に接続されているフレキシブル基板40は、先端部2a内において折り曲げ形成されている。
なお、仮想線Lvは、鉛直線PLに対して直交又は略直交する線である。また、図6A、図6Cに示すように第1基板部41の幅W1は、第2基板部42の幅W2より幅広に設定されている。
これに対して、第2信号ケーブル用接続部60cは、先端側に設けられ、該接続部60cには第2信号ケーブル束60の信号線61、62、63、64がそれぞれ接続されるようになっている。
db>D+W1 の関係である。
すなわち、上述した構成の先端部2a及び湾曲部2bを設けて挿入部2を構成することによって、さらなる挿入部の小径化を実現することができる。
作業者は、まず、シールド線束ね部38のシールド接続部38Cを第1基板部41に実装された電子部品34のグランド接続部に半田接続する。次に、作業者は、出力信号線71、接地線72及び電源線73を第1基板部41の第3信号ケーブル用接続部70cに半田接続する。その後、作業者は、フレキシブル基板40の折曲基板部43を折り曲げている。次いで、作業者は、信号線51、52、53を第2基板部42の基端側に設けられている第1信号ケーブル用接続部50cに半田接続する。最後に、作業者は、信号線61、62、63、64を第2基板部41の先端側に設けられている第2信号ケーブル用接続部60cに半田接続する。
そして、上述したように信号ケーブル用接続部50c、60c、70cに対して信号線51、52、53の配置位置及び可撓性が考慮されているので、作業者は、各信号線の引き回しをスムーズに行って半田付け作業を行うことができる。
この結果、折り曲げられた第2基板42が折曲基板部43の有する弾性力によって開く不具合を防止することができると共に、信号線71、72、73が第2基板部42に電気的に接触する不具合を防止することができる。
図11示すように撮像装置30Aのフレキシブル基板40Aは、第1基板部44と、第2基板部45と、第3基板部46と、第1折曲部47と、第2折曲部48とを設けて構成されている。本実施形態においては、第1折曲部47及び第2折曲部48を折り曲げた状態において、第1基板部44と、第2基板部45と、第3基板部46が重なって配置される三段重ね構造である。
しかし、第1基板部41と第2基板部42とを重ねる構造において、重ねる方向は、下方向湾曲ワイヤ37d側から上方向湾曲ワイヤ37u側に限定されるものでは無い。
以下に示す構成において、上述した実施形態と同部材には同符号を付して説明を省略する。
フレキシブル基板40Bを構成する第1基板部49a、第2基板部49b、及び折曲基板部43の予め定めた位置には、各信号線に対応するケーブル接続部であるランドとパターンとが設けられている。
以下に示す構成において、上述した実施形態と同部材には同符号を付して説明を省略する。
なお、符号33Cは、CCDであり、CCD33Cの撮像面にはカバーガラス31Cが接着固定されている。
以下に示す構成において、上述した実施形態と同部材には同符号を付して説明を省略する。
すなわち、本実施形態においても、各信号ケーブル束50、60、70から剥き出される各信号線の配置位置及び各信号線の可撓性を考慮して、信号ケーブル用接続部50c、60c、70cを設けているので、作業者は、信号線51、52、53を第1信号ケーブル用接続部50cに接続する作業、信号線61、62、63、64を第2信号ケーブル用接続部60cに接続する作業、信号線71、72、73を第3信号ケーブル用接続部70cに接続する作業を容易に行える。
この構成においては、例えば図15の(A)の図に示すように突起部40Dbの一側面側には、上方向湾曲ワイヤ37u側から下方向湾曲ワイヤ37d側に向かって、信号ケーブル用接続部60c、60c、50c、50c、70c、グランド接続部(図示は省略)を配列して、信号線61、63、52、53、71及びシールド接続部38Cを接続する。一方、他側面側には、上方向湾曲ワイヤ37u側から下方向湾曲ワイヤ37d側に向かって信号ケーブル用接続部60c、60c、50c、70c、70c(図示は省略)を配列して、信号線62、64、51、73、72を接続する。
なお、処置具用チャンネル管35の外径Dは、湾曲部2b内に挿通される内蔵物で最も太径である。
dba=D+D1
なお、湾曲部2bの内周面と処置具用チャンネル管35の外周面との間、処置具用チャンネル管35の外周面と第1信号ケーブル束50の外周面との間、及び第1信号ケーブル束50の外周面と湾曲部2bの内周面との間にはそれぞれ予め定めた量の隙間sを設けている。したがって、湾曲部2bの内径dbは、処置具用チャンネル管35の管外径Dと第1信号ケーブル束50の外径D1との和よりも隙間sの分だけ大きくなっている。つまり、
db>D+D1 の関係である。
2bg…湾曲ゴム 2c…可撓管部 2h…先端硬質部 2ud…上下湾曲用駒
3…操作部 4…ユニバーサルケーブル 5…湾曲操作部 6…スイッチ
7…吸引シリンダー 8…処置具挿入口 20…撮像光学系20 21…対物光学系
22…レンズ枠 23…先端レンズ 24…対物ユニット 30…撮像装置
31…カバーガラス 32…プリズム 33…CCD 33c…接続用端子
34…電子部品 35…処置具用チャンネル管 36…ライトガイドファイバ束
37d…下方向湾曲ワイヤ 37l…左方向湾曲ワイヤ 37r…右方向湾曲ワイヤ
37u…上方向湾曲ワイヤ 38…シールド線重ね部 38C…シールド接続部
39a…パンプ 39b…補強部材 40…フレキシブル基板
40D…積層セラミック基板 40Da…庇部 40Db…突起部 41…第1基板部
41a…逃がし部 41c…CCD接続部 42…第2基板部 42x…端部
43…折曲基板部 43a…金メッキ 43b…ベースフィルム 43c…配線
43d…下面 43p…パターン 43u…上面 44…第1基板部 45…第2基板部
46…第3基板部 47…第1折曲部 48…第2折曲部 49a…第1基板部
49b…第2基板部 49c…CCD接続基板部 50…第1信号ケーブル束
50c…第1信号ケーブル用接続部 50s…第1シールド束
51、52、53…信号線 54…銅蒸着バインドテープ 55…チューブ体
60…第2信号ケーブル束 60c…第2信号ケーブル用接続部
60s…第2シールド束 61、62、63、64…信号線
65…銅蒸着バインドテープ 66…チューブ体 70…第3信号ケーブル束
70c…第3信号ケーブル用接続部 70s…第3シールド束 71…出力信号線
72…接地線 73…電源線 74…銅蒸着バインドテープ 75…シールド線
76…チューブ体 80…送気送水チューブ 81…第1封止部材 82…第2封止部材
Claims (10)
- 挿入部の先端部で開口する処置具チャンネル用開口及び該挿入部の先端側に設けられた撮像装置を備え、前記挿入部内に少なくとも、該撮像装置から延出する複数本の信号線を少なくとも三つの束に分割して構成される複数の信号ケーブル束と、前記処置具チャンネル用開口に連通する処置具用チャンネル管と、を挿通した電子内視鏡において、
前記少なくとも三つの束に分割された信号ケーブル束のうち、最も径寸法が大径な第1の信号ケーブル束を前記処置具用チャンネル管に隣設させて径方向に沿って前記挿入部内に配設し、前記第1の信号ケーブル束以外の残りの信号ケーブル束を、前記挿入部内に配設された第1の信号ケーブル束及び前記処置具用チャンネル管を挟んで該挿入部内に構成された二つの内部空間内に少なくとも一つずつ配列する一方、
前記撮像装置を構成する回路基板に設けられる各信号線がそれぞれ接続される電気的接続部を、前記挿入部内に配列された信号ケーブル束の配列順に対応させて設けることを特徴とする電子内視鏡。 - 前記回路基板は、フレキシブル基板、又は積層セラミック基板であることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡。
- 前記第1の信号ケーブル束内に、前記信号線として水平駆動信号線を含む構成において、
前記水平駆動信号線は、前記フレキシブル基板、又は積層セラミック基板に設けられて前記先端部内において水平軸線近傍に配置された前記第1の信号ケーブル束の信号線に対応する電気的接続部に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子内視鏡。 - 前記第1の信号ケーブル束とは別の信号ケーブル束の一つに前記信号線として出力信号線を含む構成において、
前記出力信号線は、前記フレキシブル基板、又は積層セラミック基板に設けられて前記先端部内において水平軸線近傍、または、前記水平軸線から前記出力信号線を含んだ信号ケーブル束が配置された前記空間側に位置ずれして配置された該信号ケーブル束の信号線に対応する電気的接続部に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子内視鏡。 - 前記回路基板は、複数のフレキシブル基板で構成され、
前記複数のフレキシブル基板は、
先端側が前記撮像装置に接続され、基端側に出力信号線を含む信号ケーブル束に纏められている信号線がそれぞれ接続される複数の信号ケーブル用接続部を備えた第1基板部と、
前記第1の信号ケーブル束に纏められている信号線がそれぞれ接続される複数の第1信号ケーブル用接続部を備えた第2基板部と、
前記第1基板部と前記第2基板部とを一体に構成すると共に、二つの基板部を電気的に接続する折曲基板部と、
を具備することを特徴とする請求項4に記載の電子内視鏡。 - 前記第1基板部に、さらに、出力信号線を含む信号ケーブル束および前記第1の信号ケーブル束とは、別の信号ケーブル束の複数の信号線がそれぞれ接続される複数の信号ケーブル用接続部を設ける構成において、
前記複数の第1信号ケーブル用接続部は、前記第2基板部の基端側に設けられることを特徴とする請求項5に記載の電子内視鏡。 - 前記折曲基板部を折り曲げて、前記撮像装置に接続された前記第1基板部の一面と、前記第2基板部の一面とは対面して配置する一方、該折曲基板部を上方向湾曲ワイヤーが配置される側の内部空間内に配設された信号ケーブル束の中心と下方向湾曲ワイヤーが配置される側の内部空間内に配設された信号ケーブル束の中心を結ぶ仮想線に対して平行に配置したことを特徴とする請求項5または6に記載の電子内視鏡。
- 前記第1の信号ケーブル束とは別の信号ケーブル束の一つに前記信号線として接地線を含む構成において、
前記接地線及び該接地線を含む信号ケーブル束の信号線は、前記フレキシブル基板、又は積層セラミック基板に設けられて前記先端部内において水平軸線近傍に配置された当該信号ケーブル束に対応する信号ケーブル用接続部、または、前記水平軸線より該信号ケーブル束が配置された内部空間側に位置ずれして配置された当該信号ケーブル用接続部に接続されることを特徴とする請求項1−請求項7に記載の電子内視鏡。 - 前記接地線を含んだ信号ケーブル束に、さらに、前記信号線として電源線を含む構成において、
前記接地線、前記電源線、及び該電源線を更に含む信号ケーブル束の信号線は、前記フレキシブル基板、又は積層セラミック基板に設けられて前記先端部内において水平軸線近傍に配置された当該号ケーブル束に対応する信号ケーブル用接続部、または、前記水平軸線より該信号ケーブル束が配置された内部空間側に位置ずれして配置された当該信号ケーブル用接続部にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項8に記載の電子内視鏡。 - 前記出力信号線は、前記接地線を含む信号ケーブル束、または、前記電源線及び前記接地線を含む信号ケーブル束に含まれることを特徴とする請求項3、又は請求項8、9の何れか1項に記載の電子内視鏡。
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