JP6025878B2 - 表示制御装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、複数の項目から順次項目を選択する技術に関する。
同一階層に含まれる複数の項目から選択をする際に、候補となる項目を順次選択することで目標となる項目まで移動するような項目の選択方法がある。どの項目が選択されるかが分かると、ユーザにとって使いやすいものになる。
特許文献1にはダイヤルの回転方向と、回転方向に応じたカーソルの移動方向を示すことが開示されている。
特許文献1に記載の表示方法のように操作方向とカーソルの移動方向を示しただけでは、ユーザから見て操作方向に対応する方向に、複数の選択されそうな項目がある、または項目がない場合に、次の操作に応じて選択される項目が分からない可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑み、次の選択操作に応じて選択可能な項目をユーザがより認識しやすいようにした表示制御装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の表示制御装置は、所定の選択操作が行われたことに応じて、表示部に表示された選択可能な複数の項目のうち、選択中の項目に代えて他の項目を選択する選択手段と、
選択中の項目は、直前に選択されていた項目から前記所定の選択操作に応じて選択された項目であり、かつ、前記直前に選択されていた項目から特定の方向に配置されている項目であり、該選択中の項目から該特定の方向とは異なる方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を、次の選択操作で選択されない項目とは異なる形態である第一形態で識別表示し、該選択中の項目から該特定の方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を、前記第一の形態で識別表示しないように制御する表示制御手段とを有することを特徴とすることを特徴とする。
選択中の項目は、直前に選択されていた項目から前記所定の選択操作に応じて選択された項目であり、かつ、前記直前に選択されていた項目から特定の方向に配置されている項目であり、該選択中の項目から該特定の方向とは異なる方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を、次の選択操作で選択されない項目とは異なる形態である第一形態で識別表示し、該選択中の項目から該特定の方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を、前記第一の形態で識別表示しないように制御する表示制御手段とを有することを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、次の選択操作に応じて選択可能な項目をユーザがより認識しやすくすることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図1(a)、(b)に本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。メインダイヤル71は操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメインダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブダイヤル73は操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。十字キー74は操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)である。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。再生ボタン79は操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。ファインダー16は、レンズユニットを通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダーである。
図1(a)、(b)に本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。メインダイヤル71は操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメインダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブダイヤル73は操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。十字キー74は操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)である。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。再生ボタン79は操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。ファインダー16は、レンズユニットを通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダーである。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。AEセンサー17は、被写体の輝度を測光する。クイックリターンミラー12は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。
撮影者は、レンズ103を通して得た光学像をペンタプリズム14とファインダー16を介して結像した像を観察することで、レンズ103を通して得た被写体の光学像の焦点状態や構図の確認が可能となる。
フォーカルプレーンシャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御するためのものである。
撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換回路23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換回路23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換回路23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換回路23は撮像部22によって電気信号に変換されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
D/A変換回路19はA/D変換回路23によってデジタル信号に変換された画像データやメモリ制御部15により入力される画像データをアナログ信号に変換して表示部28に出力することもできる。これらのD/A変換回路19による画像処理及び表示処理は、システム制御部50により切り替えられる。また、システム制御部50は、撮影画像のカラーバランス情報をもとにホワイトバランス調整を行う。
表示部28は画像を表示するための背面モニタであり、図1(b)に示すようにデジタルカメラ100の背面に設けられている。画像を表示するディスプレイであれば液晶方式に限らず、有機ELなど他の方式のディスプレイであってもよい。
メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記録容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、RAMが用いられ、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換回路19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、メニューボタンに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60でメニューボタンに一旦切り換えた後に、メニューボタンに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向キーやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。また、操作部70は、ユーザからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部が含まれる。シャッターボタン61、メインダイヤル71、電源スイッチ72、サブダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、再生ボタン79。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能(タッチ検出可能)なタッチパネルを有する。タッチパネルと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネルへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
次に、図3の選択操作のフローを図4の表示例を用いて説明する。デジタルカメラ100に電源が入り表示部28に表示がされると、選択操作のフローが開始される。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。
S301では、システム制御部50は、選択画面が表示されたか否かを判定する。本実施形態においては、ライブビュー表示429において表示される不図示のFUNCボタンが選択されたことによって、図4に示す選択画面413の表示が指示されたか否かを判定する。本実施形態において選択画面として、表示部28に表示される撮影に関するパラメータの選択画面を例にあげる。また、選択画面はメニュー画面や再生画面における画像選択画面でもよい。選択画面413の表示が指示されたと判定された場合には、選択画面を表示してS302へ進み、そうでない場合は、選択画面413の表示の指示を受けるまで待つ。
図4を用いて、選択画面について説明する。図4において、十字キー74の上下キー425、427を押下またはサブダイヤル73の回転操作を行うと選択項目が上下のいずれかに移動する。また、十字キー74の左右キー426、428を押下またはメインダイヤル71の回転操作を行うと選択項目が左右のいずれかに移動する。図4(a)の選択画面413において、項目群411a、411bは、設定値(設定項目)を変更可能である項目の一覧を表示している部分であり、それぞれ表示部28の左右両端に(対向する二辺沿うように)表示されている。また、項目群411a、411bは、表示部28に表示されている他の表示アイテム(ライブビュー表示429、ガイダンス430等の表示アイテム)よりも端に表示されている。項目群411aには項目401〜405が、項目群411bには項目406〜410が表示されており、項目401〜410は同一階層の項目であり、何れかの項目を選択可能である。また、下位選択層412は表示部28の下部に表示され、項目群411a、411bにおいて選択された選択項目について設定を変更する設定値(設定項目)の一覧を表示している部分である。図4(a)の選択画面413において選択中の項目403は撮影回数に関する設定項目であり、下位選択層412に表示されている下位選択項目414〜418の5つの設定値からいずれか1つの撮影に関する設定値を設定可能である。図4(a)の下位選択層412においては、下位選択項目414〜418が同一階層の項目であり、何れかの項目を設定値として選択(設定)可能である。また、図4(a)の下位選択層412においては下位選択項目414が選択されており、撮影指示をすると一回だけ撮影を行う一枚撮影が選択されていることが分かる。また、ガイダンス430のように下位選択層412において選択された設定値をライブビュー表示429上に2秒や4秒といった一定期間表示するようにしてもよい。ここで、十字キー74の左右キー426、428の押下もしくはメインダイヤル71の回転操作を行うと他の下位選択項目を選択することができる。他の上位層にある項目についての設定を変更したい場合には十字キー74の上下キー425、427の押下もしくはサブダイヤル73の回転操作を行えばよい。また、図4に示す選択画面413では、複数の選択項目のうち画面の右側と左側の領域に項目群411aと項目群411bが表示されている。項目群411aの下端から下方向への選択操作を行うと項目群411bの上端へ移動し、項目群411bの下端から下方向への選択操作を行うと項目群411aの上端へ移動するように順次選択される項目が移動する。
S302では、システム制御部50は、表示時間Tの計測を開始する。表示時間は、後述する移動可能項目の識別表示を止めるまでの時間を計るためのものである。
S303では、システム制御部50は、現在表示中の選択画面において選択中の項目を強調表示する。図4(a)の選択画面413においては選択中の項目403を、図4(b)の選択画面413においては選択中の項目401を、図4(c)の選択画面413においては選択中の項目405を強調表示419(カーソル、フォーカス)のような表示形態で表示する。また、選択画面413に示すように下位選択層412を表示する。強調表示419とは、現在選択されている項目を、他の選択されていない項目と識別できるように表示色彩を変えたり、項目を強調するために他項目を示す線(枠線)よりも太い線や異なる色で示したりする。異なる色とは、具体的には図4(a)、(b)の選択画面413の強調表示419に示すような黒色表示(他の項目は白色の背景に黒色で項目が示される白色表示である)等である。また、図4(c)の選択画面413の強調表示419のような他の項目よりも太い線で示す等の表示形態で選択中の項目405を表示してもよい。さらに、図4(a)の下位選択層412に示すように、下位選択層412において選択されている下位選択項目414を下位選択項目414が選択されていることを示す強調表示421のような線で項目を線で囲むような表示形態で示してもよい。
S304では、システム制御部50は、現在選択中の項目から次の操作によって選択可能(移動可能)な項目である移動可能項目を識別表示する。図4(a)の選択画面413においては項目402を、図4(b)の選択画面413においては項目410を、図4(c)の選択画面413においては項目404をそれぞれ識別表示420aのような表示形態で示す。図4(a)の選択画面413においては項目404を、図4(b)の選択画面413においては項目402を、図4(c)の選択画面413においては項目406をそれぞれ識別表示420bのような表示形態で示す。識別表示とは、選択項目を変更する次の1回の選択操作によってどの位置に選択項目が移動するのか(移動可能であるのか)を示すものである。移動可能項目は、図4(a)の選択画面413の項目402及び404に示される識別表示420a、420bのように項目の回りを太線で表示するような表示形態で示してもよい。さらに、図4(b)の選択画面413の項目401の表示形態である強調表示419よりも薄い色で示す識別表示420a、420bのような表示形態で移動可能である項目410、402を表示してもよい。また、図4(c)の選択画面413のように選択中の項目405の表示形態である太線で示される強調表示419とは異なる表示形態である薄い色で示す識別表示420a、420bのような表示形態で移動可能である項目404、406を表示してもよい。いずれの場合にも同一階層の項目において、選択中の項目(選択項目)と移動可能項目とその他の項目は異なる形態で表示する。
図4(b)の選択画面413の項目401、図4(c)の選択画面413の項目405に示すように選択中の項目が項目群の端にあり、移動可能な項目が連続して(隣り合って)表示されていない場合には、ユーザが次の選択操作でどの項目に移るのか分かりにくい。また、項目401は項目402の上方向に配置されており、上キー425への操作で移動したが、項目401の上方向には項目が表示されていない。項目401が選択されている際には上キー425への操作によって、項目401の上方向ではない方向(右下の方向)にある項目410が選択される。よって、図4(b)の選択画面413の項目410を識別表示420a、図4(c)の選択画面413の項目406を識別表示420bの表示形態で示すことにより、移動先の項目が連続して表示されていなくても移動可能な項目を認識することができる。移動可能な全てまたはいくつかの項目が選択中の項目と連続して表示されていないような場合には移動可能項目を識別表示の表示形態で示すことによって、次の選択操作で移動可能な項目を認識できる。また、移動可能な項目を全ての場合で識別表示の表示形態で示さなくても、例えばユーザが分かりにくいような位置にある移動可能な項目のみを識別表示の表示形態で示してもよい。
また、各選択画面413において識別表示420aの表示形態で示される項目402、410、404は各選択画面413において選択中の項目403、401、405から上キー425の1回の押下で移動可能な項目である。もしくはサブダイヤル73の左回りの1クリック分の回転操作でも移動可能である。各選択画面413において識別表示420bの表示形態で示され項目404、402、406は各選択画面413において選択中の項目403、401、405から下キー427の1回の押下で移動可能な項目である。もしくはサブダイヤル73の右回りの1クリック分の回転操作で移動可能である。
さらに、連続していない移動可能項目へ移動する操作方向を示すために、図4(b)の選択画面413の項目410に表示される上向きの矢印423や、図4(c)の選択画面413の項目406に表示される下向きの矢印424を更に表示してもよい。この矢印423のように項目に操作方向を示すと、矢印423が表示されている項目410へは上側へ移動するような選択操作である上キー425の押下もしくはサブダイヤル73の左回りの回転操作を行えばよいことがわかる。また、矢印424のように項目に操作方向を示すと、矢印424が表示されている項目406へは下側へ移動するような選択操作である下キー427の押下もしくはサブダイヤル73の右回りの回転操作を行えばよいことがわかる。このように矢印423、424(操作方向を示す記号)の表示により、操作部70のうちどの部材を操作すればどの移動可能項目に移動することができるのかを示すことができる。
また、図4(a)の下位選択層412において選択中の下位選択項目414から次の選択操作において移動可能な項目である下位選択項目415を識別表示422のような点線表示である表示形態で示してもよい。下位選択層412のように項目が少なく、連続して選択する項目の移動が行われるとユーザが選択中の項目を見失ってしまうような場合には、項目列の片方の端から他方の端に直接移動させないことがある。下位選択項目414は下位選択層412において左端に表示されており、上述のように端から端への移動をしない場合には、移動可能である1つの下位選択項目415を下位移動可能項目として識別表示422のような表示形態で示してもよい。下位選択項目415への移動は、十字キー74の右キー426への1回の押下もしくはメインダイヤル71の右回りの回転操作で行うことができる。下位選択項目が端にない場合には、移動可能な左右の項目を下位移動可能項目として識別表示するので、選択中の項目が端にある場合にはユーザはどちらか一方の項目の移動しかできないことを認識することができる。なお、下位選択層412においては、隣り合わない項目に選択が移動することがないので、ユーザは次の移動先について迷うことはないとみなして、識別表示を行わないものとしてもよい。
S305では、システム制御部50は、表示時間Tが所定時間αになったか否かを判定する。表示時間T=αになったと判定した場合には、S306へ進み、そうでない場合は、S307へ進む。
S306では、システム制御部50は、移動可能項目の識別表示をやめる。図4(a)の選択画面413の表示状態から図4(d)の選択画面413の表示状態になる。つまり、識別表示420a及び420bの表示形態で示していた項目の表示形態を移動可能項目ではない項目と同じ表示形態となるようにする。所定時間αが経過するまで図4(a)で選択中の項目403(図4(b)では項目401、図4(c)では項目405)から選択する項目を変更する選択操作を受け付けなかったのだから、ユーザは選択する項目の変更を行おうとしていない可能性が高い。また、表示時間Tが所定時間α経過したことに応じて選択画面413の表示を止めるようにしてもよい。
S307では、システム制御部50は、十字キー74、メインダイヤル71、サブダイヤル73に対する操作があったか否かを判定する。これらの操作部材に対する操作があったと判定した場合は、S308へ進み、そうでない場合は、S303へ戻る。
S308では、システム制御部50は、十字キー74の左右キー426、428もしくは上下キー425、427への押下があったか否かを判定する。十字キー74への操作があったと判定した場合は、S313へ進み、そうでない場合は、S309へ進む。
S309では、システム制御部50は、サブダイヤル73への回転操作があったか否かを判定する。回転操作があったと判定した場合は、S310へ進み、そうでない場合は、S313へ進む。
S310では、システム制御部50は、サブダイヤル73が右回りに回転されたか否かを判定する。右回りに回転されたと判定された場合は、S312へ進み、そうでない場合は、S311へ進む。
S311では、システム制御部50は、現在選択中の項目の上側にある項目に選択を移す。図4(a)の選択画面413においては、移動可能項目である項目402へ選択する項目が移動する。また、図4(b)の選択画面413のように、選択中の項目401が項目群411aの最も上側にある場合は、識別表示420a、420bで示される項目410、402のうち(項目401の上側にはないが)上側への選択操作で項目410が選択される。図4(c)の選択画面413においては、移動可能項目である項目404へ選択する項目が移動する。このとき、図4(b)においては、順次選択される項目が上下のいずれかである。よって、選択中の項目401の下側に移動可能項目である項目402があれば、識別表示420a、420bで示されている項目のうち上方向への選択操作では項目402ではない項目410に移動することが感覚的に分かる。また、図4(b)においては、移動可能項目である項目410にS304で述べた補助表示である上向きの矢印423を示すことでも、上方向への選択操作で移動する項目(移動先)がよりわかりやすくなる。
S312では、システム制御部50は、現在選択中の項目の下側にある項目に選択を移す。図4(a)の選択画面413においては、移動可能項目である項目404へ選択する項目が移動する。図4(b)の選択画面413においては、移動可能項目である項目402へ選択する項目が移動する。図4(c)の選択画面413に示すように、選択中の項目405が項目群411bの最も下側にある場合には、識別表示420a、420bされている項目404、406のうち(項目405の下側にはないが)下側への選択操作で項目406が選択される。このとき、図4(c)においては、順次選択される項目が上下のいずれかである。よって、選択中の項目405の上側に移動可能項目である項目404があれば、識別表示420a、420bがされている項目のうち下方向への選択操作では項目404ではない項目406に移動することが感覚的に分かる。また、図4(c)においては、移動可能項目である項目406にS304で述べた補助表示である下向きの矢印424を示すことでも、下方向への選択操作で移動する項目(移動先)がよりわかりやすくなる。
S313では、システム制御部50は、十字キー74の左右キー426、428への押下もしくはメインダイヤル71の回転のいずれかの操作があったか否かを判定する。操作があったと判定した場合は、S317へ進み、そうでない場合は、S314へ進む。
S314では、システム制御部50は、十字キー74の上キー425への押下があったか否かを判定する。上キー425への押下があったと判定した場合は、S315へ進み、そうでない場合は、S316へ進む。
S315では、システム制御部50は、S312と同様に現在選択中の項目の上側にある項目に選択項目を移す。
S316では、システム制御部50は、S311と同様に現在選択中の項目の下側にある項目に選択項目を移す。
S311、S312、S315、S316で選択を移動すると、S302に進み、表示時間Tの計測を行うと共に移動先の項目に応じて選択中の項目を強調表示、及び移動可能項目を識別表示する。
S317では、システム制御部50は、十字キー74の左キー428への押下もしくはメインダイヤル71の左回りの回転操作のいずれかの操作があったか否かを判定する。操作があったと判定した場合は、S318へ進み、そうでない場合は、S319へ進む。
S318では、システム制御部50は、選択画面413の下位選択層412において選択中の項目から左側の項目へ移動する。図4(a)の下位選択層412のように、選択中の下位選択項目414の左側に連続して(隣り合って)項目が表示されていないような、移動前に左端の項目が選択されていた場合は、逆端の項目へと選択を移動する。このとき、S304で述べたように一方の端から他方の端へ選択項目の移動をしない場合には、左側への移動はしない。また、S318において選択された下位選択層412の項目が選択されたことを示す表示(選択表示)をする。
S319では、システム制御部50は、下位選択層412において選択中の項目から右側の項目へ移動する。図4(a)の下位選択層412においては、選択中の下位選択項目414の右側にある下位選択項目415へと移動する。また、S319において選択された下位選択層412にある項目が選択されたことを示す表示(選択表示)をする。
以上説明した実施形態によれば、直前に選択していた項目から特定の方向に選択中の項目が配置されているが、選択中の項目から特定の方向には選択可能な項目が表示されていない場合に、次の選択操作で選択される項目がわかる。所定の選択操作によって順次選択される項目が特定の方向に並んでいる場合に、選択中の項目から特定の方向に選択項目が配置されていない場合には、次にどの項目が選択されるのかわからない。よって、本実施形態で説明したように次に選択される項目を補助表示することでユーザは次の所定の選択操作で選択される項目を認識することができる。また、複数の項目が複数の領域に分かれて表示されており、他の領域にある項目列へ選択項目が移動する場合にもどの項目に移動するのか分かる。さらに、所定の選択操作によって複数の項目を順次選択する場合に、まとまって表示される項目列の端にある項目が選択されると次に選択される項目が異なる項目列にある場合がある。よって、本実施形態のように識別表示をすることで、次に所定の選択操作を行った場合に選択される項目が分かりにくい位置にあったとしても、どの項目に移動することができるのかが分かる。また、次の選択操作によって選択可能な項目を識別表示によって示すことで、意図しない項目へ誤って移動し余計な操作を行う可能性を低減することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、デジタルカメラ100の構成に関しては第1実施形態で説明した図1及び図2と同様である。第二実施形態では、図4とは異なり下位層と上位層を同時に表示しないが、表示部28全面に同一階層である項目を表示する例を説明する。図6に示す第二実施形態の選択画面においては、上下方向と左右方向への4方向の選択する項目の移動が可能である。
第2実施形態は、デジタルカメラ100の構成に関しては第1実施形態で説明した図1及び図2と同様である。第二実施形態では、図4とは異なり下位層と上位層を同時に表示しないが、表示部28全面に同一階層である項目を表示する例を説明する。図6に示す第二実施形態の選択画面においては、上下方向と左右方向への4方向の選択する項目の移動が可能である。
図6の選択画面では横方向へ連続して項目が並ぶ行と、縦方向へ連続して項目が並ぶ列があり、行は下側にある行が次の行、列は右側にある列が次の列としてその位置関係を説明する。図6(a)〜(d)において選択操作によって、行または列の端にある選択項目からどのように選択される項目が移動するのかどうかを説明する。図6(a)〜(d)に示す選択画面では項目601〜604が同じ行(1行目)に表示されており、次の行(2行目)には項目605〜607が表示されている。また、項目604、607〜609が同じ列(右端の列)に表示されている。
図6(a)は、左右方向へ選択する項目の移動を行っている際の表示部28の一例を示している。各行の左端にある項目が選択されている場合に左方向への移動の指示をすると前行の右端の項目へ移る。また、各行の右端にある項目が選択されている場合に右方向への移動の指示をすると次行の左端にある項目へ移る。図6(a)は、1行目の右端の項目604が選択されている場合の表示例である。
図6(b)は、上下方向へ選択する項目の移動を行っている際の表示部28の一例を示している。各列の上端にある項目が選択されている場合に上方向への移動の指示をすると前列の下端の項目へ移る。また、各列の下端にある項目が選択されている場合に下方向への移動の指示をすると次列の上端にある項目へ移る。図6(b)は、右端の列の上端の項目604が選択されている場合の表示例である。
図6(c)は、図6(b)と同様、上下方向へ選択する項目の移動を行っている際の表示部28の図6(b)とは異なる表示例を示している。各列の上端にある項目が選択されている場合に上方向への移動の指示をすると前列の下端の項目へ移る。また、各列の下端にある項目が選択されている場合に下方向への移動の指示をすると次列の上端にある項目へ移る。また、各行の左端にある項目が選択されている場合に左方向への移動の指示をすると前行の右端の項目へ移る。また、各行の右端にある項目が選択されている場合に右方向への移動の指示をすると次行の左端にある項目へ移る。図6(c)は、1行目の右端で、かつ右端の列の上端の項目604が選択されている場合の表示例である。
図6(d)は、上下方向へ選択する項目の移動を行っている際の表示部28の一例を示している。各列の上端にある項目が選択されている場合に上方向への移動の指示をすると同じ列の下端の項目へ移る。また、各列の下端にある項目が選択されている場合に下方向への移動の指示をすると同じ列の上端にある項目へ移る。さらに、各行の左端にある項目が選択されている場合に左方向への移動の指示をすると同じ行の右端の項目へ移り、各行の右端にある項目が選択されている場合に右方向への移動の指示をすると同じ行の左端の項目へ移る。図6(d)は、1行目の右端で、かつ右端の列の上端の項目604が選択されている場合の表示例である。
次に、図5の選択操作のフローを図6の表示例を用いて説明する。デジタルカメラ100に電源が入り表示部28に表示がされると、選択操作のフローが開始される。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。本実施形態においては、図6に示す選択画面を用いて選択操作のフローを説明する。
S501〜S502は、図3のS301〜S302と同様の処理である。
S503では、システム制御部50は、現在表示中の選択画面において選択中の選択項目を強調表示する。図6(a)〜(d)においては選択中の項目604の表示形態を強調表示610(カーソル、フォーカス)のように太線で示す。このように表示することで他の項目とは異なり、選択中の項目であることがわかる。
S504では、システム制御部50は、現在選択中の項目から次に選択可能である項目である移動可能項目である項目を識別表示する。図6(a)においては移動可能項目である項目603を識別表示611aの表示形態で、項目605を識別表示611bの表示形態で示す。図6(b)においては移動可能項目である項目609を識別表示612aの表示形態で、項目606を識別表示612bの表示形態で示す。図6(c)においては、図6(b)と同様に移動可能項目である項目606と609を識別表示612aと612bの表示形態で示す。図6(d)においては、移動可能項目である項目609を識別表示612aの表示形態で、項目607を識別表示612bの表示形態で示す。
項目の選択操作をしているユーザにとっては、図6のように項目が表示されている行または列の端の項目を選択した際に次の操作でどの位置に選択する項目が移動するのが分かりにくい。このように左右両方もしくは上下両方の移動方向にある項目に識別表示をすることで、選択項目の前後にある項目を把握し、選択項目として順次移動していく選択の流れが分かりやすくなる。また、選択中の項目604を強調表示610の表示形態で示しているだけでは下方向への選択操作をした場合に項目606に移動するのか、項目607に移動するのか分かりにくいが、識別表示をすることで移動先が分かる。また、移動先が隣り合っておらず、ユーザからみて複数の候補があるような場合に、指示操作を移動先の法則や流れを考えながら操作をする必要もなく、余計な操作が発生することもない。項目604のうち項目604を囲う四辺のうちの下辺(一辺)には項目606と項目607の二つの項目が接するように(隣あうように)表示されており、下キー427等の下方向に選択する項目を変える操作によってどちらの項目に移動するのか分かりにくい。識別表示612bをすることにより、項目604から下方向にある複数の項目のうちどの項目が次の選択操作で選択されるのか分かる。
S505〜S510は、図3のS305〜S310と同様の処理である。
S511では、システム制御部50は、現在選択中の項目の上側にある項目に選択項目を移す。図6(a)〜(d)においては、項目609に移動する。
S512では、システム制御部50は、現在選択中の項目の下側にある項目に選択項目を移す。図6(a)〜(c)においては、項目606に移動する。図6(d)の移動ルールの場合は、項目607に移動する。
S513では、システム制御部50は、上下の移動があったことをシステムメモリ52に記録する。
S514〜S515は、図3のS313〜S314と同様の処理である。
S516〜S518は、S511〜S513と同様の処理である。
S519では、システム制御部50は、十字キー74の左キー428への押下もしくはメインダイヤル71の左回りの回転操作のいずれかの操作があったか否かを判定する。操作があったと判定した場合は、S520へ進み、そうでない場合は、S521へ進む。
S520では、システム制御部50は、選択中の項目604から左側の項目へ移動する。図6(a)〜(d)においては、項目603へ移動する。
S521では、システム制御部50は、選択中の項目604から右側の項目へ移動する。図6(a)〜(c)においては、移動可能項目である項目605へと移動する。また、図6(d)の移動ルールの場合は、選択中の項目604からは移動可能項目である項目601へと移動する。
S522では、システム制御部50は、左右の移動があったことをシステムメモリ52に記録する。
S523では、システム制御部50は、S502と同様に表示時間Tの計測を開始する。
S524では、システム制御部50は、選択中の項目を強調表示する。
S525では、システム制御部50は、直前の移動方向に基づく識別表示を行う。詳しくは、移動可能な選択項目のうち、S513、S518、S522でシステムメモリ52に記録した左右もしくは上下の移動方向のいずれかの方向にある項目のみを識別表示する。直前の移動方向が上下であった場合には、図6(b)〜(d)に示すような選択中の項目604の上下にある(上下方向への選択操作により移動する)移動可能項目である項目を識別表示612a、612bの表示形態で示す。図6(b)、(c)においては、選択中の項目604から上方向へ移動する選択操作で移動可能項目である項目609を識別表示612aの表示形態で、下側にある移動可能項目である項目606を識別表示612bの表示形態で示す。項目609は選択中の項目604が表示されている行の次の行の下端に表示されている項目である。一方、図6(d)においては、選択中の項目604の下側にある項目607を識別表示612bの表示形態で、選択中の項目604から下方向へ移動する選択操作で移動可能な項目である項目609を識別表示612aの表示形態で示す。項目609は選択中の項目605が表示されている行と同じ行の下端に表示されている項目である。
また、直前の移動方向が左右であった場合には、図6(a)に示すような選択中の項目604の左右にある(左右方向への選択操作により移動する)移動可能項目である項目を識別表示611a、611bの表示形態で示す。図6(a)においては、選択中の項目604から右方向へ移動する選択操作で移動可能な項目である項目605を識別表示611bの表示形態で、左側にある移動可能な項目である項目603を識別表示611aの表示形態で示す。項目605は選択中の項目604が表示されている列の次の列の左端に表示されている項目である。
また、図6(c)、(d)のように選択中の項目604から移動可能な項目ではあるが、直前の移動方向とは別軸(別方向)にある項目は、補助識別表示613a、613bのような前述の識別表示とは異なる表示形態で(識別可能になるように)示してもよい。補助識別表示は、識別表示よりも細い線や異なる色で表示することで、識別表示よりは目立ちにくい、若しくは、識別表示されている項目とは異なるが、移動可能な項目としてユーザは認識することができる。図6(c)においては、移動可能項目ではあるが直前の移動方向である上下方向へ移動する選択操作ではなく、左右方向へ移動する選択操作により選択可能である項目603、605を補助識別表示613a、613bの表示形態で示す。また、図6(d)においては同様に項目603、601を補助識別表示613a、613bの表示形態で示す。このように直前の移動方向に基づく移動可能項目に対しては識別表示をし、それ以外の移動可能項目に対しては補助識別表示をすることで直前の移動方向と同じ方向(もしくは反対方向)への選択操作でどの項目に移動するのかをユーザは認識することができる。また、直前の移動方向と、直前の移動方向と垂直の方向とのどちらの選択操作で、どの項目に移動するのかもユーザは認識することができる。図6の選択画面のように、選択中の項目604に隣り合って3つ以上の項目が表示され、選択操作の方向と、選択中の項目から該選択操作により選択される項目の位置関係とが一致しないような場合には、補助識別表示をすることにより操作性が向上する。また、多数の方向に移動可能であるような場合には、選択操作と対応する移動先が分からず所望の項目に移動するために何度も選択操作を行わなくてもよくなる。また、識別表示を補助識別表示よりも濃い色や太い線で表示した場合には、直前と同じ方向へ選択項目を移動する選択操作でどの項目へ移動可能なのかをユーザはより認識することができる。
S526〜S528はS505〜507と同様の処理である。
以上説明した実施形態によれば、直前に選択していた項目から特定の方向に選択中の項目が配置されているが、選択中の項目から特定の方向には選択可能な項目が表示されていない場合に、次の選択操作で選択される項目がわかる。また、複数の方向に移動可能であるような場合にも、移動可能な移動方向のうち直前の移動方向に基づいた項目と、そうでない項目をそれぞれ認識することができるので、操作方向と選択される項目をより関連付けて把握することができる。本実施形態で示したように4方向への移動が可能であるような場合には、操作方向と選択可能な項目が分かりにくいことがある。特に、次の選択操作によって選択可能な項目が現在選択されている項目と隣り合って表示されていないような場合には、各方向への選択操作によってどの位置に移動するのか分からず、何度も選択操作を繰り返さなければならないことがある。しかし、直前の移動方向とそうでない移動方向への選択操作によって移動可能な項目を分けて表示することで、直前の操作指示と同じ操作によって移動可能な候補が隣り合った位置に表示されていなくても表示形態により項目を認識することができる。
なお、本実施形態においては上下または左右の移動方向のどちらかが直前の移動方向であるかを判定し、識別表示をするとしたが、これに限らず直前に移動した一方向のみに基づいて識別表示してもよい。つまり、左方向への移動を直前の移動方向として記録し、左側にある項目を識別表示し、右側にある項目には識別表示しない、あるいは右側にある項目を補助識別表示するようにしてもよい。
なお、本実施形態においては十字キー74やメインダイヤル71、サブダイヤル73への操作によって選択する項目の移動をすることを説明したが、本発明はタッチパネルにおいても有効である。タッチパネルでは選択する項目を直接タッチ操作で選択することがあるが、連続した操作で選択可能な項目が離れて表示されおり、さらに項目を直接タッチ操作で選択しない場合などには特に有効である。また、操作画面と表示画面が異なる画面であるような場合にも有効である。例えば、操作用のタッチパネルに上下左右方向の矢印(選択方向)が表示されており各矢印へのタッチで選択操作を行う場合や、スワイプ操作の方向で選択操作を行う場合等には操作方向と選択する項目の移動先が分かると操作性が向上する。
または、選択操作が行われる部材に応じて識別表示を行うか否かを決定してもよい。つまり、十字キー74やメインダイヤル71、サブダイヤル73への操作によって選択操作が行われた場合には本実施形態で説明したように識別表示や補助識別表示等の表示を行う。しかし、タッチパネルでの項目の選択操作を受け付けたことに応じて識別表示や補助識別表示等の表示をやめるようにしてもよい。タッチパネルで選択操作を行う際には直接項目をタッチし、順次項目を選択するわけではないので識別表示等をする必要性が低い。
なお、ダイヤルの回転方向が右回りの場合は下側もしくは右側へ、左回りの場合は上側もしくは左側へ移動するものとして説明したがこれに限らず、右回りの場合に上側もしくは左側へ、左回りの場合は下側もしくは右側へ移動するようにしてもよい。
なお、表示制御装置の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず複数の項目から順次項目を選択する操作を行うことができるような表示制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、タブレット端末、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
Claims (19)
- 所定の選択操作が行われたことに応じて、表示部に表示された選択可能な複数の項目のうち、選択中の項目に代えて他の項目を選択する選択手段と、
選択中の項目は、直前に選択されていた項目から前記所定の選択操作に応じて選択された項目であり、かつ、前記直前に選択されていた項目から特定の方向に配置されている項目であり、該選択中の項目から該特定の方向とは異なる方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を、次の選択操作で選択されない項目とは異なる形態である第一形態で識別表示し、
該選択中の項目から該特定の方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を、前記第一の形態で識別表示しないように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする表示制御装置。 - 選択中の項目から前記特定の方向に選択可能な項目が配置されている場合には、次の前記所定の選択操作が行われたことに応じて、該特定の方向に配置された項目が選択されることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段はさらに、前記直前に選択されていた項目を前記第一の形態で識別表示することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記選択中の項目からみて特定の方向において該選択中の項目と隣りあって複数の項目がある場合に、次の前記所定の選択操作において選択可能な項目を、前記複数の項目のうち前記選択手段により次の選択操作で選択されない項目とは異なる形態である第二の形態で識別表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記選択中の項目を囲う辺のうち該選択中の項目から前記特定の方向にある一辺において、複数の項目が該選択中の項目と隣り合うように配置されている場合に、前記複数の項目のうち次の前記所定の選択操作において選択可能な項目を、前記複数の項目のうち前記選択手段により次の選択操作で選択されない項目とは異なる形態である第二の形態で識別表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記選択可能な複数の項目が並べて表示されており、前記選択中の項目が前記選択可能な複数の項目の並びにおける端に表示されている場合に、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を前記第一の形態で識別表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記選択可能な複数の項目は前記表示部のうち対向する二辺に沿って表示されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、選択中の項目が直前に選択されていた項目から第一の方向にある、第一の選択操作に応じて選択された項目であり、該選択中の項目から該第一の方向とは異なる方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記第一の選択操作に応じて選択される第一の項目を前記第一の形態で識別表示し、
前記選択中の項目が直前に選択されていた項目から前記第一の方向及び該第一の方向と反対の方向とのいずれとも異なる第二の方向ある、前記所定の選択操作とは異なる選択操作に応じて選択された項目であり、該選択中の項目から該第二の方向とは異なる方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記異なる選択操作に応じて選択される第二の項目を前記第一の形態で識別表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記第一の項目を前記第一の形態で識別表示した場合には前記第二の項目を、前記第二の項目を前記第一の形態で識別表示した場合には前記第一の項目を、次の選択操作で選択されない項目及び前記第一の形態の識別表示とは異なる形態で識別可能に表示するように制御することを特徴とする請求項8に記載の表示制御装置。
- 前記選択可能な複数の項目は複数の行または列に並べて表示されており、前記選択中の項目が前記行または列の端に表示されている場合に、前記選択手段は、前記所定の選択操作が行われたことに応じて前記選択中の項目に代えて前記選択中の項目が表示されている行または列とは異なる行または列の端に表示されている項目を選択することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記選択中の項目が他の選択可能な複数の項目とは異なる形態で表示されるように制御することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記選択手段は、選択中の項目からみて押下されたキーに対応する方向にある項目を前記選択中の項目に代えて選択可能であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記所定の操作は、選択中の項目からみてダイヤルの回転方向に応じた方向にある項目を前記選択中の項目に代えて選択可能であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記選択手段により前記選択中の項目が選択されてから所定の時間が経過したことに応じて、
前記表示制御手段は、前記第一の形態で識別表示されている項目を前記第一の形態で識別表示の形態から前記選択手段により次の選択操作で選択されない項目と同じ形態に変更して表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の表示制御装置。 - タッチ操作を検知するタッチ検出手段をさらに有し、
前記タッチ検出手段によって、前記表示部へのタッチ操作を検知したことに応じて、
前記表示制御手段は、前記第一の形態で識別表示されている項目を前記第一の形態から前記選択手段により次の選択操作で選択されない項目と同じ形態に変更して表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記選択手段により次の前記所定の選択操作に応じて選択される項目に、前記所定の選択操作に対応する操作方向を示す記号を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 所定の選択操作が行われたことに応じて、表示部に表示された選択可能な複数の項目のうち、選択中の項目に代えて他の項目を選択する選択ステップと、
選択中の項目は、直前に選択されていた項目から前記所定の選択操作に応じて選択された項目であり、かつ、前記直前に選択されていた項目から特定の方向に配置されている項目であり、該選択中の項目から該特定の方向とは異なる方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を、次の選択操作で選択されない項目とは異なる形態である第一形態で識別表示し、
該選択中の項目から該特定の方向に次の前記所定の選択操作で選択可能な項目が表示されている場合には、次の前記所定の選択操作で選択可能な項目を、前記第一の形態で識別表示しないように制御する表示制御ステップとを有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至16のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1乃至16のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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