JP6031808B2 - 包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、粉状・顆粒状・液状等の流動性を有する物質を包装し、その内容物を保存容器に移し替えるための包装容器に関するものである。
インスタントコーヒー等の粉末状または顆粒状の食品は、保存時の密閉性を保持できるように、一般に、キャップ付き瓶のような密閉性の高い包装容器に充填した状態で販売される。このような包装容器として、特許文献1では、より簡便に内容物の詰め替え作業が行える詰め替え用の包装容器が提案されている。
図17に、特許文献1が開示する従来の包装容器900の縦断面図を示す。包装容器900は、円筒形状の容器本体920と、漏斗パーツ930と、シール蓋960と、オーバーキャップ980とから構成されている。漏斗パーツ930は、漏斗931と、漏斗931の広口側の端部に接続された側壁932とから構成されている。側壁932は、容器本体920内部に嵌め込まれ、容器本体920の内面に接合されている。漏斗931は、容器本体920の開口部の外側に向けて径が狭まる形状となっている。容器本体920の内部には内容物950が充填され、容器本体920の開放端の端縁がシール蓋960で封止される。シール蓋960には、中心から放射状に延びる複数のミシン目(不図示)が形成されている。さらに保管時や流通時等に、シール蓋960の上を覆うオーバーキャップ980が取り付けられ、シール蓋960の破断を防止する。
包装容器900の内容物950の詰め替えを行う際は、包装容器900から、オーバーキャップ980を外し、詰め替え先の容器の開口部に、シール蓋960をあてがいながら押し込むことにより、ミシン目に沿ってシール蓋960を破断させることで、漏斗パーツ930に形成された漏斗931を介して、容易に内容物の詰め替えを行うことが可能となる。
特開2009−262955号公報
包装容器900においては、プラスチックのオーバーキャップ980を備えることにより部品点数が多くなり、製造コストが大きい。そのためこれらをなくすことが望ましいが、従来、これらがなければ、保管時や流通時にシール蓋の保護が不十分となり、シール蓋の破断を防止することが困難であった。
また、環境問題の観点から、包装容器のプラスチックおよびアルミニウム箔等の使用量を削減することが望ましい。
それ故に、本発明は、保管時や流通時等に破断されにくく、かつアルミニウム箔の使用量を削減するなど環境問題に対応した包装容器のシール蓋を低コストで提供することを目的とする。また、シール蓋において、ミシン目から内容物がこぼれ出ることを防止するとともに、ミシン目に沿ってシール蓋を破断する際の破断強度が強くなりすぎることを防止することを目的とする。
本発明は、容器本体および容器本体を封止するシール蓋からなる包装容器であって、シール蓋は、周縁部が容器本体の開口部にシールされて容器本体を封止し、当該周縁部を除いた中心部にミシン目が放射状に形成され、外部からの押圧によって破断する下側フィルムと、下側フィルムの周縁部の全周、および、中心部のミシン目が形成された領域の少なくとも一部に設けられる少なくとも1つの接着領域において、下側フィルムと剥離可能に接着される上側フィルムとからなり、シール蓋の接着領域は、ミシン目を取り囲む円環状の領域を含み、円環状の領域は、一部の幅を他部より広くした幅広部を有し、上側フィルムには、幅広部の内側周縁部を通過するエア抜き用スリットが形成されている。
本発明によれば、保管時や流通時等に破断されにくい包装容器のシール蓋を提供できる。また、シール蓋においてミシン目から内容物がこぼれ出ることを防止することができるとともに、ミシン目に沿ってシール蓋を破断する際の破断強度が強くなりすぎることを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る包装容器の斜視図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の縦断面図 本発明の第1の実施形態に係るシール蓋の上面図および断面図 本発明の第1の実施形態に係るシール蓋の断面図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の拡大断面図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の斜視図および縦断面図 従来の課題を示す図 本発明の第1の実施形態に係るシール蓋のタブ部分の拡大図 本発明の第2の実施形態に係るシール蓋の上面図および断面図 本発明の第3の実施形態に係るシール蓋の上面図および断面図 本発明の第4の実施形態に係るシール蓋の上面図および断面図 本発明の第5の実施形態に係るシール蓋の上面図および断面図 本発明の第6の実施形態に係るシール蓋の上面図および断面図 本発明の第7の実施形態に係るシール蓋の上面図および断面図 本発明の変形例に係る包装容器の斜視図およびシール蓋の平面図 従来の包装容器の縦断面図
(第1の実施形態)
以下に本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る包装容器100の斜視図である。図2は、図1に示したA−A´線に沿った断面図である。包装容器100は、円筒形状の容器本体120と、漏斗パーツ130と、シール蓋160とから構成されている。漏斗パーツ130は、漏斗131、および、漏斗131の広口側の端部に接続され、漏斗131の外面を取り囲む側壁132とから構成されている。また、漏斗パーツ130の材質は、プラスチックや紙を使用できるが、環境問題の観点から紙を使用するのが好ましい。側壁132は、容器本体120内部に嵌め込まれ、容器本体120の内面に接合されている。漏斗131は、容器本体120の開口部の外側に向けて径が狭まる形状となっている。容器本体120の内部に粉体等の内容物150が充填された後、容器本体120の開口部を構成するフランジ部121とシール蓋160とがシールされて、容器本体120が封止される。
図3の(a)は、シール蓋160の平面図であり、図3の(b)は、図3(a)に示したB−B´線に沿った断面を模式的に表した図である。シール蓋160は包装容器100において、外側となる上側フィルム161および内側となる下側フィルム162を積層して構成される。上側フィルム161は、包装容器100の外側から、バリアフィルム(厚さ12〜100μm)/イージーピール材(厚さ1〜150μm)の層構成を有し、下側フィルム162は、包装容器100の外側から、PET(ポリエチレンテレフタレート)(厚さ12μm)/ポリエチレン(厚さ30〜200μm)の層構成を有する。
あるいは、図4に示す断面図のように、上側フィルム161は、包装容器100の外方側にPET(厚さ12μm)の層をさらに備えてもよい。また、下側フィルム162は、PETの層と、ポリエチレンの層との間にバリアフィルム(厚さ12〜100μm)をさらに備えてもよい。特に、内容物として食品を収容する場合には、上側フィルム161および下側フィルム162は、インキを印刷したPET層をバリアフィルム層に積層することで、いずれも食品衛生面においてより安全な印刷が可能となる。
下側フィルム162には、放射状のミシン目199が中心から所定の長さにわたって形成されている。すなわち、シール蓋160の外周縁の端部近傍まで至らないようにミシン目199が形成されている。また、上側フィルム161および下側フィルム162は、ミシン目199を覆うように円形状にシールされ、円形状の接着領域163が形成されている。このような、接着領域163を設けることにより、ミシン目199から内容物がこぼれ出ることを防ぎ、美観と衛生性を向上している。上側フィルム161は、ミシン目199によって破断されやすくなっている下側フィルム162を保護する機能を有する。
なお、シール蓋160が容器本体120を封止する際、下側フィルム162の周縁部167と容器本体120のフランジ部121とがヒートシールされるとともに、上側フィルム161と下側フィルム162の周縁部166とが同時にヒートシールされる。また、ヒートシールは、フランジ部121の天面に対して行われるだけでなく、図2に矢印で示すフランジ部121の天面より外側の領域に対しても行われる。すなわち、フランジ部121の天面より外側の領域に沿った状態で、下側フィルム162の周縁部167の外周部分が加締められヒートシールされる。これらのヒートシールされた箇所および接着領域163は、図1と図3の(a)では斜線で示し、図3の(b)では、太線で示してある。
また、上側フィルム161および下側フィルム162の周縁部の一部に接続してタブ164が形成されている。タブ164は、その先端を含む一部の領域168において、上側フィルム161および下側フィルム162が互いに接着されているが、接着されていない他の領域がタブ164を横断する形で設けられている。下側フィルム162には、この接着されていない領域において、タブ164を横断してカット165が形成されている。すなわち、下側フィルム162はカット165によって分離されており、タブ164は、上側フィルム161のみによって接続されている。
本実施形態では、一例として、シール蓋160の直径を88mmとし、ミシン目199は、シール蓋160の中心から放射状に6本の直線状に形成した。また、ミシン目長は1.5mmとし、ミシン目つなぎ長は2mmとした。
ここで、詰め替えの手順を説明する。まず、タブ164をつまんで、シール蓋160を容器本体120から引き離す方向に引っ張る。このときのタブ164近傍の拡大断面図を図5に示す。下側フィルム162にはカット165が形成されている。また、シール蓋160は、上側フィルム161のイージーピール材の層を介して下側フィルム162と積層されているため、フランジ部121とカット165が形成された位置の間の領域において、フランジ部121と下側フィルム162とがシールされているが、上側フィルム161と下側フィルム162とがシールされていない領域が形成される。そのため、張力は、上側フィルム161のみを介して伝わり、下側フィルム162と容器本体120のフランジ部121とのヒートシールされた箇所には直接伝わらない。すなわち、張力は、フランジ部121上の、上側フィルム161と下側フィルム162との接着箇所に集中する。上側フィルム161のイージーピール材と下側フィルム162のPETフィルムとの間の接着力は、下側フィルム162のポリエチレンと容器本体120のフランジ部121との間のヒートシールによる接着力より弱いため、張力によって、上側フィルム161が、下側フィルム162から剥離される。次に、従来と同様、詰め替え先の容器の開口部に、下側フィルム162をあてがって押し込むことにより、ミシン目199に沿ってシール蓋160を破断させることで、漏斗131を介して、内容物の詰め替えを行う。
シール蓋160には、容器本体120が外部からの力を受けて、フランジ部121が変形した場合でも、容器本体120の封止を維持することが求められる。上側フィルム161および下側フィルム162は、周縁部166、167だけでなく接着領域163において接着されているため、落下等によってフランジ部121が径方向に変形してシール蓋160の面に水平方向に張力が発生しても、上側フィルム161が下側フィルム162から剥離せず、また、下側フィルム162のミシン目199への張力の集中が回避され、下側フィルム162の破断を防止できる。一般に、接着強度を評価する場合、接着面に対して垂直な方向に張力を発生させて剥離試験を行う。しかしながら、接着領域163は、シール蓋160の面に水平な方向の張力に対して剥離しないことが要求される。そのため、接着領域163の接着強度は、シール蓋160の面に水平な方向に張力を発生させて剥離試験を行い、評価するのが適切である。接着領域163の接着強度は、シール蓋160の面に水平な方向に30〜70Nの張力を加えても剥離しない強度であることが望ましい。接着強度が30N以上であれば、容器本体120のフランジ部121の変形量が25mmに達しても、上側フィルム161の下側フィルム162からの剥離および下側フィルム162の破断が防止できることを確認した。また、接着強度を70N以上とすると、詰め替え時に上側フィルム161を下側フィルム162から剥離することが困難となる。
また、周縁部166がヒートシールされているため、上側フィルム161が備えるバリアフィルムの層によってシール蓋160の気密性が確保される。
図6を参照して、シール蓋160および包装容器100の製造方法を説明する。まず、図6の(a)に示すように下側フィルム162となるシート状の下側フィルム材172にミシン目199およびカット165を形成したのち、上側フィルム161となるシート状の上側フィルム材171を積層する。その後、上側フィルム材171および下側フィルム材172の接着領域163およびタブ164の先端を構成する部分を含む領域168をヒートシール処理により接着する。次に、図6の(b)に示すように、積層した上側フィルム材171および下側フィルム材172で、容器本体120の開口部を覆って、上側フィルム材171、下側フィルム材172と、容器本体120のフランジ部121とをヒートシール処理する。これにより、下側フィルム162の周縁部167と容器本体120のフランジ部121とに対するヒートシールと、上側フィルム161の周縁部166と下側フィルム162の周縁部167のヒートシールが同時に行われる。なお、ヒートシール処理の際の位置合わせは、下側フィルム材172に形成されたミシン目199が容器本体120の開口部のほぼ中央に位置するように、かつ、カット165が容器本体120のフランジ部121の外側に位置するようにすればよく、これ以上の高精度な位置合わせは必要ない。上述の処理と同じ処理を連続した同一の上側フィルム材171および下側フィルム172に行い、シール蓋160を巻き取って一時保管する。その後、図6の(c)に示すように、上側フィルム材171および下側フィルム材172をシール蓋160の形状に型抜きすることで、シール蓋160が容器本体120を封止した状態で包装容器100が完成する。また、さらに、下側フィルム162の周縁部167の外周部分は、フランジ部121の天面より外側の領域に沿って加締められた状態でフランジ部121にヒートシールされることが好ましい。なお、シール蓋160および包装容器100の製造方法は上述の方法に限定されるものではない。例えば、ヒートシール処理と、型抜きの順序を交換するなど、多様に変形可能である。
なお、図7の(a)に示す斜視図のように、下側フィルム162の周縁部167の外周部分を、フランジ部121の外縁に沿って加締めた状態でヒートシールしてくせ付けを行った場合、包装容器100の形状がコンパクトになり、美観が向上するとともに、保管時や流通時等においてシール蓋160の端部どうしが接触するなどしてシール蓋160が剥がれてしまう虞もなくなる。この場合、上側フィルム161のイージーピール材としてポリエステル系の材料を用いることが好ましい。これにより、ヒートシール処理時の加熱温度を適切に設定することで、くせ付け部分において、下側フィルム162と容器本体120のフランジ部121の天面より外側の部分とが接着するが、上側フィルム161と下側フィルム162とは接着しない領域を形成することができる。これにより、上側フィルム161を下側フィルム162から剥離する際、剥離が困難となることを防止できる。
また、くせ付けを行う場合、さらに、図7の(b)に示す断面図のように、シール蓋160の半径を、フランジ部121の外径半径と、フランジ部121を構成するトップカール部の高さとの合計より大きくしてもよい。こうすることで、上側フィルム161と下側フィルム162とがフランジ部121の外縁部分で仮に擬似溶着したとしても、シール蓋160のさらにその外側に溶着しない領域を設けることができる。これにより、開封時にシール蓋160が外周部分を起点として裂けることを防止できる。シール蓋160の半径は、フランジ部121のトップカール部の下端より、1mm〜3mmほど大きくすることが好ましい。また、シール蓋160の全周にわたって半径を大きくしなくてもよい。タブ164からの張力がシール蓋160の亀裂を進行させるおそれがある範囲について裂けを防止できればよく、少なくともタブ164を中心としたシール蓋160の半周にわたり、半径を大きくすればよい。
上述の製造方法により、下側フィルム162の周縁部167と容器本体120のフランジ部121とに対するヒートシール位置と、上側フィルム161と下側フィルム162とのヒートシール位置とが、高精度な位置合わせをすることなく、シール蓋160の面に対して鉛直な方向から見て略一致する。これにより、タブ164をつまんで、シール蓋160を容器本体から引き離す方向に引っ張ったとき、図5に示すように、カット165より蓋体160の中心側の下側フィルム162が、上側フィルム161とともに持ち上がることがなく、タブ164から伝わる張力は、上側フィルム161と下側フィルム162とのヒートシール位置の端部に集中しやすくなる。また、上側フィルム161のイージーピール材と下側フィルム162との接着強度は、下側フィルム162と容器本体120のフランジ部121の接着強度より弱いため、上側フィルム161が下側フィルム162から剥離され、下側フィルム162は、容器本体120のフランジ部121から剥離されない。なお、ここでいう接着強度とは、接着面に対して垂直な方向に張力を発生させて評価される、通常の接着強度である。
これに対して、あらかじめ上側フィルム161と下側フィルム162の周縁部166の接着をしたのち、下側フィルム162の周縁部167と容器本体120のフランジ部121とに対するヒートシールを行った場合、下側フィルム162とフランジ部121とのヒートシール位置と、上側フィルム161と下側フィルム162との接着位置とを、シール蓋160の面に対して鉛直な方向から見て一致させるためには、高精度な位置合わせが必要となる。位置合わせの精度が低い場合、図8の(a)に示すように、ヒートシール位置の外側に接着位置がはみ出すおそれがある。この場合、タブ164をつまみ上げると、下側フィルム162が、上側フィルム161とともに持ち上がってしまい、タブ164から伝わる張力は、剥離開始位置である上側フィルム161と下側フィルム162との接着箇所の端部に集中しにくく、上側フィルム161を下側フィルム162から剥離することが困難となる。
なお、一般に、上側フィルムと下側フィルムとを積層したシール蓋を用い、使用時に上側フィルムのみを剥離する包装容器全般においても、同様の問題がある。図8の(b)に、上側フィルム1161と下側フィルム1162とを積層したシール蓋で、容器本体1120を封止した包装容器の断面の例を示す。この例では、上側フィルム1161と下側フィルム1162との間に剥離層1169が設けられている。また、タブ1164の下側フィルム1162側にハーフカット1165が設けられている。このような例では、ハーフカット1165がフランジ部1121の外縁から一定距離以上外方に離れた状態で、下側フィルム1162がフランジ部1121にシールされた場合、上側フィルム1161と下側フィルム1162とが全面で接着されているため、タブ1164をつまみ上げると、上側フィルム1161とともに下側フィルム1162が持ち上がってしまう。そのため、剥離開始位置となるハーフカット1165に張力が集中しにくく、上側フィルム1161を下側フィルム1162から剥離することが困難となる。また、ハーフカット1165がフランジ部1121上部に重なった状態で、下側フィルム1162がフランジ部1121にシールされた場合、剥離開始位置が失われ、タブ1164を引っ張っても、上側フィルム1161を下側フィルム1162から剥離することができない。これらの理由により、ハーフカット1165が、容器本体1120のフランジ部1121の外縁から一定距離内の外方に位置するよう高精度な位置合わせをする必要がある。
本実施形態では、シール蓋160とフランジ部121との高精度な位置合わせを行うことなく、上側フィルム161の剥離を容易化し、また、上側フィルム161によって、ミシン目199を形成した下側フィルム162を保護できるため、シール蓋160自体の強度が向上し、部品点数を減らすことができるため、製造コストの低減を実現できる。なお、タブ164は、図9に示すように、上側フィルム161および下側フィルム162をシールした後、さらにエンボス加工することで凸部170を形成し、滑りにくくつまみやすい形状にしてもよい。タブ164に用いられる形状は限定されるものではない。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態のシール蓋160の構成要素と同一または対応する構成要素に、同一の参照符号を付す。図10(a)は、本実施形態に係るシール蓋260の平面図を示し、図10(b)は、図10(a)に示したC−C´線に沿った断面を模式的に表した図である。シール蓋260は、第1の実施形態に係るシール蓋160において、接着領域163を円形状とする代わりに、円環形状としたものである。また、円環状の接着領域163の一部に幅を広くした幅広部191を設け、接着領域163に囲まれた内方の領域から、幅広部191の内側周縁をとおり、接着領域163の内部にかけて、上側フィルム161に、エア抜き用スリット192を形成する。幅広部191およびエア抜き用スリット192は、接着領域163のヒートシール処理における開始側と終了側の近傍に形成される。また、幅広部191にエア抜き用スリット192を形成することにより、位置決め精度が低くても、エア抜き用スリット192が、接着領域163を横断することを防止でき、シール品質の低下を防止できる。さらに、接着領域163の一部から、ミシン目199に沿った接着領域1163を設ける。ここで円環の中心はシール蓋260の中心と一致する。このような、接着領域163および1163を設けることにより、ミシン目199から内容物がこぼれ出ることを防ぎ、美観と衛生性を向上しており、かつ接着領域163および1163に囲まれた領域の内部のエア溜まりの発生を低減することができる。また、ヒートシール処理後、ロール状等に巻き取るなどした際に、エア抜き用スリット192を通じて接着領域163の内方の上側フィルム161と下側フィルム162との間の領域においてフィルム間に溜まった空気がエア抜きされることで、シールが破壊されるのを防ぐことができる。また、タブ164の先端は、複数の円形状の接着領域169において部分的に接着されている。
上側フィルム161および下側フィルム162は、第1の実施形態と同様であるが、上側フィルム161の包装容器100の外方側にPET(厚さ12μm)の層をさらに備えてもよい。また、下側フィルム162は、PETの層と、ポリエチレンの層との間にバリアフィルム(厚さ12〜100μm)をさらに備えてもよい。
本実施形態では、一例としてシール蓋260の直径を86.8mmとし、ミシン目199の長さは55mmとした。また、円環形状の接着領域163は、内径60mm、外径66mmとした。また、タブ164の先端の接着領域169における接着領域の直径は2mmとし、6mm間隔で配置した。なお、本実施形態においても、タブ164にエンボス加工を行ってもよい。タブ164に用いられる形状は限定されるものではない。
シール蓋260の製造方法は、第1の実施形態のシール蓋160の製造方法と同様である。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様、シール蓋260とフランジ部121との高精度な位置合わせを行うことなく、上側フィルム161の剥離を容易化でき、また、シール蓋260自体の強度を向上でき、部品点数を減らすことができる。また、気密性をさらに高めることができる。
接着領域163および1163の接着強度は、シール蓋260の面に水平な方向に30〜70Nであることが望ましい。接着領域163がミシン目199を取り囲む円環の全周にわたって設けられ、接着領域1163がミシン目199の全領域に設けられているため、シール蓋260の面に水平な方向に、大きな接着強度が得られやすい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について説明する。第2の実施形態のシール蓋260の構成要素と同一または対応する構成要素に、同一の参照符号を付す。図11(a)は、本実施形態に係るシール蓋360の平面図を示し、図11(b)は、図11(a)に示したD−D´線に沿った断面を模式的に表した図である。シール蓋360は、第2の実施形態に係るシール蓋260において、ミシン目199に沿った接着領域1163を、円環状の接着領域163に接しないように設けたものである。このような接着領域1163を設けることにより、ミシン目199から内容物がこぼれ出ることを防ぎ、美観と衛生性を向上し、かつ接着領域1163内部に発生するエア溜まりのエア抜きをより確実に行えるようになり、シール蓋360を巻き取って保管する際に、支障なく巻き取れるようになる。また、タブ164の先端は、複数の円形状の接着領域169において部分的に接着されている。なお、本実施形態においても、タブ164にエンボス加工を行ってもよい。タブ164に用いられる形状は限定されるものではない。
上側フィルム161および下側フィルム162は、上側フィルム161の包装容器100の外方側にPET(厚さ12μm)の層をさらに備えてもよい。また、下側フィルム162は、PETの層と、ポリエチレンの層との間にバリアフィルム(厚さ12〜100μm)をさらに備えてもよい。
シール蓋360の製造方法は、第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、シール蓋360とフランジ部121との高精度な位置合わせを行うことなく、上側フィルム161の剥離を容易化でき、また、シール蓋360自体の強度を向上でき、部品点数を減らすことができる。また、気密性をさらに高めることができる。
接着領域163および1163の接着強度は、シール蓋360の面に水平な方向に30〜70Nであることが望ましい。接着領域163がミシン目199を取り囲む円環の全周にわたって設けられ、接着領域1163がミシン目199の領域の一部に設けられているため、シール蓋360の面に水平な方向に、大きな接着強度が得られやすい。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について説明する。第3の実施形態のシール蓋360の構成要素と同一または対応する構成要素に、同一の参照符号を付す。図12(a)に本実施形態に係るシール蓋460の平面図を示し、図12(b)は、図12(a)に示したE−E´線に沿った断面を模式的に表した図である。シール蓋460は、第3の実施形態に係るシール蓋360において、接着領域1163をミシン目に沿った形状とする代わりにミシン目の中心に関して互いに点対称な複数の円形状とし、ミシン目199の中心部を中心とした円形状の領域と漏斗内径133より内側にあるミシン目199とに設けたものである。このような、接着領域1163を設けることにより、ミシン目199から内容物がこぼれ出ることを防ぎ、美観と衛生性を向上し、かつ接着領域1163にエア溜まりが発生するのを防止でき、エア抜きも十分に行えるため、シール蓋460を巻き取って保管する際、エア溜まりによるシール剥れを防止することができる。また、タブ164の先端は、複数の円形状の接着領域169において部分的に接着されている。なお、本実施形態においても、タブ164にエンボス加工を行ってもよい。タブ164に用いられる形状は限定されるものではない。
上側フィルム161および下側フィルム162は、上側フィルム161の包装容器100の外方側にPET(厚さ12μm)の層をさらに備えてもよい。また、下側フィルム162は、PETの層と、ポリエチレンの層との間にバリアフィルム(厚さ12〜100μm)をさらに備えてもよい。
シール蓋460の製造方法は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態においても、シール蓋460とフランジ部121との高精度な位置合わせを行うことなく、上側フィルム161の剥離を容易化でき、また、シール蓋460自体の強度を向上でき、部品点数を減らすことができる。また、気密性をさらに高めることができる。
接着領域163および1163の接着強度は、シール蓋460の面に水平な方向に30〜70Nであることが望ましい。接着領域163がミシン目199を取り囲む円環の全周にわたって設けられ、接着領域1163が複数の円形状でミシン目199に設けられているため、シール蓋460の面に水平な方向に、大きな接着強度が得られやすい。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態について説明する。第4の実施形態のシール蓋460の構成要素と同一または対応する構成要素に、同一の参照符号を付す。図13(a)は、本実施形態に係るシール蓋560の平面図を示し、図13(b)は、図13(a)に示したF−F´線に沿った断面を模式的に表した図である。シール蓋560は、第4の実施形態に係るシール蓋460において、接着領域1163をミシン目199の中心部を中心とした円形状の領域と、ミシン目199を覆って漏斗パーツの内径の内側から、円環状の領域と接しないように形成した領域とにしたものである。このような接着領域1163を設けることにより、ミシン目199から内容物がこぼれ出ることを防ぎ、美観と衛生性を向上し、かつエア溜まりの発生を防止出来るため、シール蓋560を巻き取り保管しやすくなっている。また、本実施形態ではタブ164は、その先端を含む一部の領域168において、上側フィルム161および下側フィルム162が互いに接着されているが、接着されていない他の領域がタブ164を横断する形で設けられている。なお、タブ164の先端は、複数の円形状の接着領域において部分的に接着されていてもよく、本実施形態においても、タブ164にエンボス加工を行ってもよい。また、タブ164の先端形状においても、図13に示した形状に限定されるものではなく、第1〜4の実施形態と同様の形状を使用してもよい。
上側フィルム161および下側フィルム162は、上側フィルム161の包装容器100の外方側にPET(厚さ12μm)の層をさらに備えてもよい。また、下側フィルム162は、PETの層と、ポリエチレンの層との間にバリアフィルム(厚さ12〜100μm)をさらに備えてもよい。
本実施形態では、一例としてシール蓋560の直径を92mmとし、ミシン目199の長さを67mmとした。また、ミシン目199の中心とシール蓋560の中心とを一致するようにし、シール蓋560の中心から放射状に各ミシン目199のなす角を60°とし、3本の直線状に形成した。また、ミシン目長は外側から2mm、6mm、7mm、7mm、7mm、7mm、7mm、7mm、6mm、2mmとし、ミシン目つなぎ長は1mmとした。また、円環形状の接着領域163は、内径65mm、外径71mmとした。また、エア抜き用スリット192の長さは4mmとした。接着領域1163は、ミシン目199の中心部を中心とした直径15mmの円形状の領域1か所と、各ミシン目199に沿った方向に16mm、それと直行する方向に9mmの接着領域を各ミシン目199上部に2か所と合わせて7か所形成した。
本実施形態においても、シール蓋560とフランジ部121との高精度な位置合わせを行うことなく、上側フィルム161の剥離を容易化でき、また、シール蓋560自体の強度を向上でき、部品点数を減らすことができる。また、気密性をさらに高めることができる。
接着領域163および1163の接着強度は、シール蓋560の面に水平な方向に30〜70Nであることが望ましい。接着領域163がミシン目199を取り囲む円環の全周にわたって設けられ、接着領域1163が、ミシン目199を覆って漏斗パーツの内径の内側から、円環状の領域と接しないように形成した領域に設けられているため、シール蓋560の面に水平な方向に、大きな接着強度が得られやすい。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態について説明する。第5の実施形態のシール蓋560の構成要素と同一または対応する構成要素に、同一の参照符号を付す。図14(a)は、本実施形態に係るシール蓋660の平面図を示し、図14(b)は、図14(a)に示したそのG−G´線に沿った断面を模式的に表した図である。シール蓋660は、第5の実施形態に係るシール蓋560において、接着領域1163のミシン目199を覆って漏斗パーツの内径の内側から、円環状の領域と接しないように形成した領域の代わりに、シール蓋660の中心に関して互いに点対称となるように、各ミシン目199を覆って漏斗パーツの内径の内側に1か所、外側に1か所、接着領域1163を設けたものである。このような接着領域を設けることにより、ミシン目199から内容物がこぼれ出ることを防ぎ、美観と衛生性を向上し、かつミシン目199の開封強度が強くなりすぎないようにしている。また、本実施形態ではタブ164は、その先端を含む一部の領域168において、上側フィルム161および下側フィルム162が互いに接着されているが、接着されていない他の領域がタブ164を横断する形で設けられている。なお、タブ164の先端は、複数の円形状の接着領域において部分的に接着されていてもよく、本実施形態においても、タブ164にエンボス加工を行ってもよい。また、タブ164の先端形状においても、図14に示した形状に限定されるものではなく、第1〜4の実施形態と同様の形状を使用してもよい。
上側フィルム161および下側フィルム162は、上側フィルム161の包装容器100の外方側にPET(厚さ12μm)の層をさらに備えてもよい。また、下側フィルム162は、PETの層と、ポリエチレンの層との間にバリアフィルム(厚さ12〜100μm)をさらに備えてもよい。
本実施形態では、一例としてシール蓋660の直径を92mmとし、ミシン目199の長さを67mmとした。また、ミシン目199の中心とシール蓋660の中心とを一致するようにし、シール蓋660の中心から放射状に各ミシン目199のなす角を60°とし、3本の直線状に形成した。また、ミシン目長は外側から2mm、6mm、7mm、7mm、7mm、7mm、7mm、7mm、6mm、2mmとし、ミシン目つなぎ長は1mmとした。また、円環形状の接着領域163は、内径65mm、外径71mmとした。また、漏斗内径133を35.4mmとした。また、エア抜き用スリット192の長さは4mmとした。接着領域1163は、ミシン目199の中心部を中心とした直径15mmの円形状の領域に1か所と、各ミシン目199の漏斗内径より内側と外側との領域とに各2か所と合わせて13か所形成した。
本実施形態においても、シール蓋660とフランジ部121との高精度な位置合わせを行うことなく、上側フィルム161の剥離を容易化でき、また、シール蓋660自体の強度を向上でき、部品点数を減らすことができる。また、気密性をさらに高めることができる。
接着領域163および1163の接着強度は、シール蓋660の面に水平な方向に30〜70Nであることが望ましい。接着領域163がミシン目199を取り囲む円環の全周にわたって設けられ、接着領域1163が、ミシン目199を覆って漏斗パーツの内径の内側と外側との領域に設けられているため、シール蓋660の面に水平な方向に、大きな接着強度が得られやすい。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態について説明する。第6の実施形態のシール蓋660の構成要素と同一または対応する構成要素に、同一の参照符号を付す。図15(a)は、本実施形態に係るシール蓋760の平面図を示し、図15(b)は、図15(a)に示したそのH−H´線に沿った断面を模式的に表した図である。シール蓋760は、第6の実施形態に係るシール蓋660において、各ミシン目199を覆って漏斗パーツの内径の内側にさらに1か所接着領域1163を設けたものである。このような接着領域を設けることにより、シール蓋の直径が大きい場合においても、ミシン目199から内容物がこぼれ出ることを防ぎ、美観と衛生性を向上し、かつミシン目199の開封強度が強くなりすぎないようにしている。また、本実施形態ではタブ164は、その先端を含む一部の領域168において、上側フィルム161および下側フィルム162が互いに接着されているが、接着されていない他の領域がタブ164を横断する形で設けられている。なお、タブ164の先端は、複数の円形状の接着領域において部分的に接着されていてもよく、本実施形態においても、タブ164にエンボス加工を行ってもよい。また、タブ164の先端形状においても、図15に示した形状に限定されるものではなく、第1〜4の実施形態と同様の形状を使用してもよい。
上側フィルム161および下側フィルム162は、上側フィルム161の包装容器100の外方側にPET(厚さ12μm)の層をさらに備えてもよい。また、下側フィルム162は、PETの層と、ポリエチレンの層との間にバリアフィルム(厚さ12〜100μm)をさらに備えてもよい。
本実施形態では、一例としてシール蓋760の直径を108mmとし、ミシン目199の長さを84mmとした。また、ミシン目199の中心とシール蓋760の中心とが一致するようにし、シール蓋760の中心から放射状に各ミシン目199のなす角を60°とし、3本の直線状に形成した。また、ミシン目長は外側から5mm、5mm、9mm、9mm、9mm、9mm、9mm、9mm、5mm、5mmとし、ミシン目つなぎ長は外側から1mm、1mm、1mm、1mm、2mm。1mm、1mm、1mm、1mmとした。また、円環形状の接着領域163は、内径83mm、外径89mmとした。また、エア抜き用スリット192の長さは5mmとした。接着領域1163は、ミシン目199の中心部を中心とした直径20mmの円形状の領域に1か所と、各ミシン目199に沿った方向に2mm、それと直行する方向に6mm、角をR0.5の曲面で面取りされた接着領域を、各ミシン目199の漏斗内径より内側に4か所と外側との領域とに2か所と合わせて19か所形成した。また、各ミシン目199の漏斗内径より内側および外側に設けた接着領域は、シール蓋760の中心に関して点対称となるように、シール蓋760の中心からそれぞれ14.5mm、24.5mm、32.5mmの位置に形成した。
本実施形態においても、シール蓋760とフランジ部121との高精度な位置合わせを行うことなく、上側フィルム161の剥離を容易化でき、また、シール蓋760自体の強度を向上でき、部品点数を減らすことができる。また、気密性をさらに高めることができる。
接着領域163および1163の接着強度は、シール蓋760の面に水平な方向に30〜70Nであることが望ましい。接着領域163がミシン目199を取り囲む円環の全周にわたって設けられ、接着領域1163が、ミシン目199を覆って漏斗パーツの内径の内側と外側との領域に設けられているため、シール蓋760の面に水平な方向に、大きな接着強度が得られやすい。
以上の各実施形態におけるシール蓋160〜760は、接着のためにインキ、ニス等を使用しないため、臭気が発生しない。また、透明感のあるフィルムで構成されており美観に優れた印刷が可能であり、上側フィルム161または下側フィルム162に印刷して透過的に視認させることもできる。
また、各実施形態では、上側フィルム161を下側フィルム162から剥離する際、剥離進行にともなって徐々にミシン目199が露出する。従来のシュリンクフィルムやオーバーキャップでシール蓋を保護する場合は、シュリンクフィルムやオーバーキャップを外すことでミシン目が瞬時に露出する。すなわち、高地や高温状態においては、包装容器の内圧が外圧より高いため、従来はミシン目の露出と同時に、ミシン目が破断して、シール蓋が破裂し内容物が飛散するおそれがあった。これに対し、本実施形態では、上側フィルム161が下側フィルム162を保護しながら徐々に剥離が進行するため、ミシン目199は、破断することなく空気を通過させ、包装容器100内外の気圧差を解消する。そのため、下側フィルム162の破裂を防止することができる。
また、シール蓋160〜760のサイズ、下側フィルム162のミシン目199の本数や長さ等、接着領域163の位置や個数等は、各実施形態に示す例に限られず、適宜変形可能である。
また、図16の(a)に示すように、シール蓋160において、タブ164を、容器本体120の側壁132に溶着してもよい。この場合、タブ164において、下側フィルム162と側壁132とが溶着されると同時に上側フィルム161と下側フィルム162とが溶着される。タブ164の溶着領域は、図16の(b)に示す平面図のように、先端側中央部のみとなる。タブ164を、容器本体120の側壁132に溶着すると、タブ164を用いて開封を試みた場合、タブ164が側壁132から剥がれる際に、側壁132の表面を形成する樹脂も一緒に剥がれるなど、開封した痕跡が残るため、店頭等におけるいたずら防止を図ることができる。
本発明は、粉状・顆粒状・液状等の流動性を有する物質を他の容器に移し替えるための包装容器等に有用である。
100、900、901 包装容器
120、920、1120 容器本体
121、 フランジ部
130、930 漏斗パーツ
131、931 漏斗
132、932 側壁
133 漏斗内径
150、950 内容物
160、260、360、460、560、660、760 シール蓋
161、1161 上側フィルム
162、1162 下側フィルム
163、169、1163 接着領域
164、1164 タブ
165 カット
166、167 周縁部
168 タブの先端領域
170 凸部
171 上側フィルム材
172 下側フィルム材
191 幅広部
192 エア抜き用スリット
199、999 ミシン目
960 シール蓋
980 オーバーキャップ
981 リブ
995 粘着ラベル
990 シュリンクフィルム
1165 ハーフカット
1169 剥離層

Claims (15)

  1. 容器本体と、漏斗パーツと、当該容器本体を封止するシール蓋とからなる包装容器であって、
    前記シール蓋は、
    周縁部が前記容器本体の開口部にシールされて前記容器本体を封止し、当該周縁部を除いた中心部にミシン目が放射状に形成され、外部からの押圧によって破断する下側フィルムと、
    前記下側フィルムの周縁部の全周、および、中心部の前記ミシン目が形成された領域の少なくとも一部に設けられる少なくとも1つの接着領域において、前記下側フィルムと剥離可能に接着される上側フィルムとからなり、
    前記シール蓋の前記接着領域は、前記ミシン目を取り囲む円環状の領域を含み、
    前記円環状の領域は、一部の幅を他部より広くした幅広部を有し、
    前記上側フィルムには、前記幅広部の内側周縁部を通過するエア抜き用スリットが形成されている、包装容器。
  2. 前記シール蓋の前記接着領域は、前記ミシン目を覆って前記円環状の領域まで形成された領域をさらに含む、請求項に記載の包装容器。
  3. 前記シール蓋の前記接着領域は、前記ミシン目を覆って前記円環状の領域と接しないように形成された領域をさらに含む、請求項に記載の包装容器。
  4. 前記シール蓋の前記接着領域は、前記ミシン目の中心部を中心とした円形状の領域と、前記漏斗パーツの内径より内側のミシン目にあり、前記ミシン目の中心に関して互いに点対称な複数の円形状の領域とをさらに含む、請求項に記載の包装容器。
  5. 前記シール蓋の前記接着領域は、前記ミシン目の中心部を中心とした円形状の領域と、ミシン目を覆って前記漏斗パーツの内径の内側から、前記円環状の領域と接しないように形成された領域とをさらに含む、請求項に記載の包装容器。
  6. 前記シール蓋の前記接着領域は、前記ミシン目の中心部を中心とした円形状の領域と、前記ミシン目の中心に関して互いに点対称となるように、前記ミシン目の前記漏斗パーツの内径より内側および前記漏斗パーツの内径より外側の領域にそれぞれ1か所形成された領域とをさらに含む、請求項に記載の包装容器。
  7. 前記シール蓋の前記接着領域は、前記ミシン目の中心部を中心とした円形状の領域と、前記ミシン目の中心に関して互いに点対称となるように、前記ミシン目の前記漏斗パーツの内径より内側に2か所および前記漏斗パーツの内径より外側の領域に1か所形成された領域とをさらに含む、請求項に記載の包装容器。
  8. 前記シール蓋は、前記周縁部の一部から延びるタブをさらに有し、
    前記タブは、その先端を含む一部の領域において、前記上側フィルムおよび前記下側フィルムが接着され、当該一部の領域以外の領域において、前記下側フィルムが当該タブを横断してカットされている、請求項1〜のいずれかに記載の包装容器。
  9. 前記タブは、前記上側フィルムおよび前記下側フィルムに施されたエンボス加工によって凸部が形成されている、請求項1〜のいずれかに記載の包装容器。
  10. 前記タブは、前記容器本体の側壁に溶着されている、請求項またはに記載の包装容器。
  11. 前記上側フィルムは、バリアフィルム/イージーピール材の層構成を含み、
    前記下側フィルムは、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンの層構成を含む、請求項1〜1のいずれかに記載の包装容器。
  12. 前記上側フィルムのイージーピール材は、ポリエステル系樹脂である、請求項1に記載の包装容器。
  13. 前記シール蓋は、前記容器本体の開口部外縁に沿って加締めた状態で当該開口部に溶着される、請求項1に記載の包装容器。
  14. 前記シール蓋は、前記容器本体の開口部と溶着される領域の外方において、前記上側フィルムと前記下側フィルムとが溶着されない領域を備える、請求項1に記載の包装容器。
  15. ミシン目を形成した下側フィルムを準備する工程と、
    エア抜き用スリットを形成した上側フィルムを準備する工程と、
    前記上側フィルムを、前記下側フィルムに重ね、前記下側フィルムの前記ミシン目が形成された領域に設けられる少なくとも1つの領域と、前記ミシン目を取り囲み一部の幅を他部より広くした幅広部を有し、前記幅広部の内側周縁部を前記エア抜き用スリットが通過する円環状の領域とにおいて、前記下側フィルムと剥離可能に接着積層する工程と、
    容器本体の開口部と、積層された前記上側フィルムおよび前記下側フィルムとをヒートシール処理することによって、前記下側フィルムと当該容器本体の開口部とをシールするとともに、前記上側フィルムと前記下側フィルムとを、当該容器本体の開口部に当接する位置で接着する工程とを含む、包装容器の製造方法。
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