JP6038450B2 - レポート作成装置及び医療情報システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置により収集された医用画像に関する読影レポートを作成するためのレポート作成装置及び医療情報システムに関する。
近年、人体内部の情報を収集し、この収集した情報に基づいて人体内部の構造や機能の状態を表す医用画像を生成して表示する医用画像診断装置が使用されている。この医用画像診断装置としては、X線診断装置、X線CT装置、MRI装置(核磁気共鳴画像診断装置)、超音波画像診断装置、核医学診断装置等が知られている。又、これら医用画像診断装置により収集された医用画像を保管する医用画像保管装置、医用画像に対して各種画像処理を施して表示する医用画像表示装置、医用画像に対する医学的な所見等を入力するレポート作成装置等の医用情報システムが知られている。
一般に、医用画像診断装置により収集された医用画像は、ネットワークを介して医用画像保管装置に送られ磁気記憶装置や光ディスク等の記録媒体に記憶される。読影医は、医用画像表示装置を用いて収集された医用画像に表示し、その医用画像に対する読影レポートをレポート作成装置で作成する。各診療科又は依頼科の医師は、この読影レポートを診療科の端末で表示して診療を行う。このような医用情報システムに関するものとして、例えば特許文献1が知られている。
特開2001−125995号公報
しかしながら、オペレータがレポート作成装置において読影レポートを保存する際、レポートサーバとの接続が読影レポートの保存中に切断される等、何らかの異常が発生し、読影レポートの情報を保存することができない場合がある。
そして、保存に失敗した読影レポートを再度作成する場合、レポートサーバには読影レポートの情報を保存できていないため、オペレータはレポート作成装置にて読影レポートの内容を再度入力しなければならなかった。
実施形態は、上記問題点を解決するためになされたもので、読影レポートの作成の効率化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態のレポート作成装置は、医用画像診断装置により作成された画像について読影レポートを作成するレポート作成手段と、前記読影レポートの保存をレポートサーバに依頼する保存依頼手段と、前記レポートサーバに保存依頼する読影レポートを保存する保存手段と、前記保存手段に保存されている読影レポートに基づいて当該読影レポートの情報を復元し画面に表示する復元手段と、前記レポートサーバと通信する通信手段と、を備え、前記保存依頼手段は、前記レポートサーバに保存依頼する読影レポートを前記通信手段を介して前記レポートサーバに送り、前記復元手段は、前記読影レポートの保存を依頼した前記レポートサーバからの応答が無い場合に、前記画面に文字が入力可能な画面を表示し、当該画面で入力した情報を前記レポートサーバに保存依頼した読影レポートと対応付けて前記保存手段に保存することを特徴とする。
本実施形態における医療情報システムの構成を示すブロック図。 本実施形態における画像サーバ、レポートサーバの構成を示すブロック図。 本実施形態におけるレポート作成装置の構成を示すブロック図。 本実施形態における読影レポートの一例を示す図。 本実施形態におけるレポート情報記憶部が備える各種情報テーブルを示す図。 本実施形態におけるレポート情報記憶部が備えるアドレス情報テーブルを示す図。 本実施形態におけるレポート復元確認画面の一例を示す図。 本実施形態における読影レポートの情報を管理するテーブルの一例を示す図。 本実施形態における読影レポートの情報を管理するテーブルの一例を示す図。 本実施形態におけるレポート作成装置に保存するレポートデータの一例(XMLファイル)を示す図。 本実施形態における読影レポートに関する情報を保存する際の、レポート情報記憶処理部等の動作を示すフローチャート。 本実施形態における読影レポートに関する情報を保存する際の、レポート情報記憶処理部等の動作を示すフローチャート。 本実施形態における読影レポートに関する情報を用いて、読影レポートを復元する際の、レポート情報記憶処理部等の動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(構成)
まず、本実施形態における医療情報システムの構成につき、図1を用いて説明する。
図1は本実施形態における医療情報システム100の構成を示すブロック図である。ネットワークNには、被検体の医用画像を得るためのフィルムディジタイザ11(FDG)、ディジタルラジオグラフィー12(DR)、ディジタルフルオログラフィ13(DF)、X線コンピュータ断層撮影装置14(CT)、核医学診断装置15(NM)、超音波診断装置16(US)、電子内視鏡17(EES)、磁気共鳴イメージング装置18(MRI)等の医用画像診断装置1(以下、モダリティともいう。)と、例えば放射線課読影室に設置され、依頼された読影画像に対する読影レポートを作成するレポート作成装置2と、画像サーバ31およびレポートサーバ32を有する医療情報サーバ3とが接続されており、相互に情報通信が可能となっている。医用画像診断装置1は、取得した医用画像を、ネットワークNを介して画像サーバ31に送信し、画像サーバ31は送られた医用画像を保存する。レポート作成装置2は、定期的に画像サーバ31にアクセスし、読影の必要がある医用画像が新たに画像サーバ31に保存されていないかどうかの確認を行い、新たに読影の必要のある医用画像が画像サーバ31に保存されていることが確認された場合、レポート作成装置2は新規の読影レポートを作成可能とする。作成された読影レポートは、ネットワークNを介してレポートサーバ32に送られ保存される。
更に、一般的なパーソナルコンピュータ等を医療情報の閲覧端末として用いるWebクライアント4がネットワークNに接続可能となっており、病院関係者や、読影を依頼された外部の読影医等が病院内外から医療情報の閲覧を行うために、このWebクライアント4を利用する。
続いて、医療情報サーバ3の構成に関して図2を用いてより詳細に説明する。
図2は本実施形態における医療情報サーバ3の構成を示すブロック図である。
医療情報サーバ3は、画像サーバ31とレポートサーバ32から構成され、画像サーバ31は、通信ポート311、サムネイル画像生成部312、画像データ保存部313、画像出力部314およびこれらの各ユニットの動作を統括的に制御し、CPUとメモリ(図示は省略)を有する制御部315を備える。
通信ポート311は、医用画像診断装置1が撮影した医用画像や、サムネイル画像生成指示部214から送られるサムネイル画像生成の対象となる医用画像のアドレス情報やサムネイル画像生成条件等の受信や、生成されたサムネイル画像の送信等の際に他の装置と通信を行う。
サムネイル画像生成部312は、通信ポート311を介してレポート作成装置2側のサムネイル画像生成指示部214からサムネイル画像生成条件を受け、そのサムネイル画像生成条件に基づいてサムネイル画像を生成すると共に、通信ポート311を介して、レポート作成装置2にサムネイル画像を送る。
更に、画像データ保存部313は、医用画像診断装置1から送られる医用画像や、前述のサムネイル画像生成部312により生成されたサムネイル画像を保存する。
また、レポートサーバ32は、レポート作成装置2により作成された読影レポートの受信や、レポート作成装置2からの読影レポートの閲覧要求に伴う読影レポート等の送信の際、他の装置と通信を行う通信ポート321、読影レポートを保存するレポートデータ保存部322、レポート出力部323を備える。また、これらの各ユニットの動作を統括的に制御し、CPUとメモリ(図示は省略)を備える制御部324を有する。
続いて、レポート作成装置2に関して更に詳細に説明する。
まず、レポート作成装置2の構成について図3を用いて説明する。
図3は本実施形態におけるレポート作成装置2の構成を示すブロック図である。
レポート作成装置2は、例えばコンピュータであり、読影レポートの作成及び閲覧に関する処理を行う情報処理部21、ネットワークN上の他の端末とデータの送受信を行う通信ポート22、情報処理において情報を一旦格納するための記憶部23を備える。
更に、レポート作成装置2は、入力部24、表示部25を備え、入力部24はキーボード241や、マウス242等のポインティングデバイスを有し、表示部25はレポート作成画面251、医用画像表示画面252を有する。
尚、医用画像表示画面252には、一度に多数の医用画像を表示できるように、マルチディスプレイを適用してもよい。
ここで本実施形態において重要な機能を有する情報処理部21に関して更に詳細な説明を行う。
情報処理部21は、通信ポート22を介して医療情報サーバ3から読影レポートの作成において参照される医用画像、過去の読影レポート、またその読影レポートにおける所見や添付される読影対象の医用画像の編集に関する履歴情報等のコンテンツを読み出し、記憶部23に格納しておく。
また、情報処理部21は読影レポートを作成・編集するレポート作成部211、読影レポートの作成の際、所見欄に入力される所見を構成する文字列の少なくとも一部に対して、医用画像のアドレス情報をハイパーリンクの形式で貼るハイパーリンク処理部212、後述の画像サーバ31が備えるサムネイル画像生成部312によって生成されたサムネイル画像を貼付した読影レポートの表示用の画像を生成し、表示部25へ送る表示用画像生成部213を備える。ここで、アドレス情報とは、ネットワーク上で医用画像を特定するアドレス情報や、当該医用画像が保存されている画像サーバのネットワーク上でのアドレスと当該医用画像を識別するための識別情報とを含むようなものであり、当該医用画像を読み出すことができればどのような態様のものであっても良い。
更に、レポート作成装置2はサムネイル画像生成指示部214を備える。サムネイル画像生成指示部214は、ハイパーリンク処理動作中に、文字列にアドレス情報をハイパーリンクの形式で貼付する際、そのアドレス情報と、設定されているサムネイル画像生成条件を画像サーバ31に送る。そして、画像サーバ31が、サムネイル画像を生成保存し、当該サムネイル画像を特定するアドレス情報は、レポート作成部211によって読影レポートに医用画像のアドレス情報とは別途、貼付される。
尚、サムネイル画像生成条件には、サムネイル画像表示時の構成画素数や、表示画面上でのサイズなどのパラメータが含まれ、その設定は入力部24を用いて行なわれるものであり、随時変更可能に構成してもよい。
前述の各ユニットにより、レポート作成装置2は、図4に示されるような読影レポートを作成する。
更に、レポート作成装置2は、レポート情報記憶処理部215を備える。レポート情報記憶処理部215がレポート作成装置2にて読影レポートを作成している途中の所定の段階で都度作成された読影レポートのデータ、又は作成が完了した読影レポートのデータを医療情報サーバ3のレポートサーバ32に送信し、読影レポートの保存処理を行う。また、レポートサーバ32側での保存処理に加え、レポート情報記憶処理部215はレポートサーバ32に保存を依頼したレポート情報を記憶部23のレポート情報記憶部231にも保存する処理を行う。
レポートサーバ32との通信がエラーになる、レポートサーバ32からの応答が無い等の原因により、読影レポートのデータをレポートサーバ32のデータベースに登録する処理ができない場合、レポートサーバ32よりレポート作成装置2側へ、読影レポートの保存時にエラーが発生したことが通知され、レポートサーバ32は読影レポートの保存処理を中断する。
レポート作成装置2は、レポート情報記憶部231に記憶している読影レポートのデータはそのまま記憶部23に保存したままにする。
レポートサーバ23側での読影レポートの保存時にエラーが発生しない場合は、通常のレポート保存処理を行い、レポートの保存処理が正常に行われた場合には、レポート情報記憶部231に保存した読影レポートのデータは削除する。また、エラー発生時、必要に応じて、文字が入力可能な画面も表示し、ここで入力した情報も、レポート作成装置2のレポート情報記憶部231に読影レポートのデータと対応付けて保存してもよい。
更に、レポート情報記憶処理部215は、保存処理が正常に行われなかった読影レポートを復元する際に、読影レポートの情報だけでなく、その読影レポートが作成される際の操作情報、使用されていた他のアプリケーション情報、保存に失敗した際に入力した前述のテキスト情報を復元する手段も備える。
前述の操作情報、保存に失敗した際に入力したテキスト情報等を復元する場合、その内容を復元前に確認するため、図7の復元確認画面に表示してもよいし、復元したあとのレポートの作成画面上に表示してもよい。
更にレポート情報記憶処理部215は、読影レポートを復元する際に、復元する読影レポートの情報を用い、レポートサーバ23に対して復元する読影レポートの情報が復元可能な情報かどうかを、復元する読影レポートが、その他のレポート作成装置2で既に更新されているかどうか、その他のレポート作成装置2で編集中であるかどうか、更には読影が不要なレポートとなっているかどうかという点から判断する機能を備える。
レポート情報記憶部231に保存した読影レポートの情報を復元する処理は、次の読影レポートを開こうとしたタイミングか、復元する操作を手動または自動で行ったタイミングで、復元処理を実施する。
レポート情報記憶部231に保存される読影レポートの情報を復元する場合、復元する読影レポートの情報を本当に復元するかどうかをユーザに判断させるため、レポート作成装置2のデータを取得、表示した画面を表示しても良い。
更にレポート情報記憶処理部215は、レポート情報記憶部231に保存されている読影レポートの情報を表示画面上に復元する場合、レポート情報記憶部231に保存したデータと、レポートサーバ32のデータベースに保管される読影レポートのデータとの比較を行う。
ここで、レポートサーバ32において管理されている読影レポートのデータを登録するデータベースのテーブルの例を、図8に記載する。図8のテーブルには、レポートID、患者ID、検査情報という読影レポートの基本的な情報について、履歴番号、検査状況、更新日、登録日付が対応付けて管理されている。
更に、このテーブル内で同一の読影レポートの情報が複数管理されている場合、どのレポート情報が最新のものかを示すための最新フラグを立てる機能も備わっており、レポート作成装置2は、この最新フラグに基づいて、比較すべき読影レポートの情報を識別することが可能になる。
また、図8に示したテーブル内で管理されている読影レポートの情報のうち、別のレポート作成装置2にて内容が編集中である等、レポート作成装置2側でその読影レポートの復元を行い、内容の編集を行うべきでない読影レポートについては、読影レポートの復元作業、編集作業を許容させないために、図8に示したテーブルとは別に図9に示すようなテーブルで管理を行う。
図8で示した管理テーブルで管理される読影レポート数に比べ、レポート作成装置2側でその読影レポートの復元を行い、内容の編集を行うべきでない読影レポートの数の最大数は、例えば別のレポート作成装置2にて内容が編集中であるという理由であれば、医療情報システム100に接続されているレポート作成装置2の台数に当たる。そのため、図9に示した読影レポートの復元作業、編集作業を許容させないための管理テーブルを、図8に示した管理テーブルと別に設けることで、検索効率の向上を図ることが可能となる。
レポート情報記憶部231に読影レポートの情報を保存する処理は、保存操作の処理中にエラーを検知したタイミングで行う。
また、レポート情報記憶部231に読影レポートの情報を保存する処理は、保存操作など、特定の操作の開始直後に保存しても良い。この場合、レポートサーバ32での読影レポートの情報の保存処理が正常に終了した場合、レポート情報記憶部231にある読影レポートの情報を削除し、操作がエラーになった場合には、レポート情報記憶部231に保存した読影レポートのデータはそのまま残す。
読影レポートのデータをレポート情報記憶部231に保存する場合、画像情報は、JPEG、Bitmap、PNGなどの画像ファイル形式を用い、文字情報、操作情報はXMLファイルの形式で保存する。また、読影レポートにハイパーリンク処理等によって貼付された医用画像や医用画像表示画面252に表示されていた医用画像について、アノテーションが付されている、拡大、縮小処理が行われている等の画像処理が施されている場合、その画像処理の内容に関する情報も併せて保存していてもよい。読影レポートの情報をレポート情報記憶部231に保存した場合のXMLの例を、図10に記載する。なお、レポート情報記憶部231に保存するデータは、暗号化して保存しても良い。
暗号化して保存した場合、読影レポートの情報を復元する際、暗号化した読影レポートの情報は暗号化を解除してから復元する。
特定の操作の開始直後にレポート情報記憶部231にデータを保存してもよい。この場合、特定の操作でエラーになった場合は、レポート情報記憶部231にデータを残しておき、操作を終了させる。操作が正常に終了した場合には、レポート情報記憶部231にあるデータを削除する。
レポート情報記憶部231にレポートの情報を保存、または、レポート情報記憶部231に保存したレポートの情報を復元するタイミングは、他のアプリケーションの指示によって保存または復元処理が実行されても良い。
次に、レポート情報記憶部231が保存する読影レポートの情報を保存するための検査情報テーブル、患者情報テーブル、所見情報テーブル、アドレス情報テーブルについて図5、図6を用いて説明する。
図5(a)は検査情報テーブルを示しており、各患者ID、検査が実施された日付及び検査に用いられたモダリティ名が記録されており、それぞれの情報に対してレポートIDが付けられている。新規に読影レポートを作成するとレポートIDが発行され、そのレポートの対象となる検査の患者ID、検査日、モダリティ名が関連付けされ保存される。このテーブルを使って、同一患者、同一モダリティ等の条件で読影レポートを検索することが可能となる。
図5(b)は、患者情報テーブルを示しており、患者IDに対応する、患者の氏名、性別、年齢等が記録されている。後述する患者の患者情報の表示に利用される。
図5(c)は、所見情報テーブルを示しており、レポートIDと、そのレポートIDに対応する読影レポートの各レポート項目(本実施形態では書誌的事項、所見欄、診断欄)とこれらのレポート項目に記載される文字列データが記録されている。読影レポートの作成に当たって入力された各項目の内容は、このテーブルに記録され、読影レポートの表示の際には、このテーブルの内容が読み出され表示される。
図6は、アドレス情報テーブルを示しており、レポートIDと、そのレポートIDに対応する読影レポートの所見欄に記載される文字列に設定されているハイパーリンク設定箇所情報と、更に各ハイパーリンク設定箇所情報に貼付されている医用画像のアドレス情報及び当該医用画像のサムネイル画像のアドレス情報が保存されている。ハイパーリンク処理動作によって、これらの情報が保存されていき、後述するハイパーリンクが貼られた所見からの医用画像の表示処理や、読影レポートの表示における縮小画像の表示処理にこのテーブルの情報が利用される。尚、サムネイル画像のアドレス情報は、医用画像のアドレス情報を所定の規則によって変更したものとして設定しておけば、アドレス情報テーブルとして記憶する必要はない。例えば、医用画像のアドレス情報が「http://report/report.asp?pid=123456&std=20110901&xxx=0001」である場合、サムネイル画像を保存する際、その保存先のアドレス情報を前述の医用画像のアドレス情報の末尾に「&mode=thumbnail」を付けた「http://report/report.asp?pid=123456&std=20110901&xxx=0001&mode=thumbnail」とするとあらかじめ設定しておけばよい。
以上説明したような図5及び図6に示されるテーブルにおいて、1つのレポートIDに関連付けられている情報を全てあるいはその一部を集めたものが1つのレポートIDに対応する読影レポートの情報を構成することになる。(以下、この情報をレポートデータともいう。)尚、これらの情報テーブルは本実施形態に記載した内容に限ったものではなく、必要に応じて情報の種類は更に増加させてもよい。
(動作)
次に、本実施形態における各ユニットの動作について説明を行う。
まず、読影レポートに関する情報をレポート作成装置2側に保存する場合の動作についてだが、保存するタイミングとしては、レポート作成装置2によって読影レポートが作成された後にレポートサーバ32へ読影レポートの情報が送信されるタイミング(以下、ケース1とする。)と、レポート作成装置2によって読影レポートが作成される途中の任意のタイミング(以下、ケース2とする。)が挙げられる。
(ケース1)
まず、読影レポートをレポートサーバに保存するための処理中にエラーが発生した場合に、レポート作成装置2に読影レポートに関する情報を保存する処理の流れを説明する。
(図11のステップS11)
読影医等のオペレータにより、レポート作成装置2により読影レポートを作成した後、オペレータの入力部24による保存指示に基づいて、レポート作成装置2からレポートサーバ32に読影レポートの情報が送信される。
レポートサーバ32におけるレポートの保存処理時に、レポートサーバ32との通信がエラーになる、レポートサーバ32からの応答が無い等の原因により、読影レポートの情報をレポートサーバ32のデータベースに登録する処理ができない場合、レポートサーバ32よりレポート作成装置2側へ、読影レポートの保存時にエラーが発生したことが通知される。
保存処理がエラーにならない場合、レポートサーバ32は通常の読影レポートの保存処理を行う。
(図11のステップS12)
レポートサーバ32において、読影レポートの情報をデータベースに登録する作業にエラーが発生した場合、レポート作成装置2は、対象となる読影レポートの情報、読影レポートの作成時の操作情報、画像表示装置で参照していた医用画像の情報、その他に併用していたアプリケーションの情報の抽出を行う。
(図11のステップS13)
レポート情報記憶処理部215は、図11ステップS12で抽出した情報を、レポート情報記憶部231に保存する。読影レポートに貼り付けたキー画像等の画像情報は、JPEG、Bitmap、PNG等の画像ファイル形式を用い、文字情報、操作情報はXMLファイルの形式で保存する。
尚、レポート情報記憶処理部215は、前述の保存する情報について、暗号化処理を行った後、保存してもよい。
(ケース2)
次に、オペレータがレポート作成装置2を用いて読影レポートを作成している途中の所定の段階で都度レポート作成装置2に読影レポートに関する情報を保存する処理の流れを説明する。
(図12のステップS21)
読影医等のオペレータにより、レポート作成装置2により読影レポートを作成している途中の任意の段階で、レポート情報記憶処理部215は、作成途中の読影レポートに関する種々の情報を抽出する。
(図12のステップS22)
レポート情報記憶処理部215は、抽出された種々の情報をレポート情報記憶部231に保存する。
読影レポートに貼り付けたキー画像等の画像情報は、JPEG、Bitmap、PNG等の画像ファイル形式を用い、文字情報、操作情報はXMLファイルの形式で保存する。
尚、レポート情報記憶処理部215は、前述の保存する情報について、暗号化処理を行った後、保存してもよい。
(図12のステップS23)
読影医等のオペレータにより、レポート作成装置2により読影レポートを作成した後、オペレータの操作部による保存指示に基づいて、レポート作成装置2からレポートサーバ32に読影レポートの情報が送信される。
レポートサーバ32における読影レポートの保存処理時に、レポートサーバ32との通信がエラーになる、レポートサーバからの応答が無い等の原因により、読影レポートのデータをレポートサーバ32のデータベースに登録する処理ができない場合、レポートサーバ32よりレポート作成装置2側へ、読影レポートの保存時にエラーが発生したことが通知される。
保存処理がエラーにならない場合、レポートサーバ32は通常の読影レポートの保存処理を行う。
レポートサーバ32は、読影レポートの保存処理を終了し、レポート情報記憶処理部215は、レポート情報記憶部231に記憶している読影レポートのデータはそのままレポート情報記憶部231に保存したままにする。
エラーにならない場合は、通常のレポート保存処理を行い、レポートの保存処理が正常に行われた場合には、レポート情報記憶部231に保存した読影レポートの情報は削除する。また、エラー発生時、必要に応じて、文字が入力可能な画面も表示し、ここで入力した情報も、レポート情報記憶部231に保存してもよい。
(クライアントに保存したデータを復元する際の動作)
次に、前述のようにレポート情報記憶部231に保存された読影レポートに関する情報を用いて、読影レポートを復元する処理の流れを以下のとおり説明する。
(図13のステップS31)
レポート情報記憶処理部215は、レポート情報記憶部231に保存した、読影レポートの情報、読影レポートが行った操作情報と、医用画像表示画面252で参照していた画像の情報といった、読影レポート以外のアプリケーションの情報を取得する。レポート情報記憶部231に読影レポートのデータを保存する際、テキスト情報を入力した場合には、そのテキスト情報も取得する。
尚、レポート情報記憶処理部215は、レポート情報記憶部231に保存した読影レポートの情報が暗号化されている場合には、暗号化の解除も行う。
(図13のステップS32)
レポート情報記憶処理部215は、図13のステップS31で取得した情報と、図8、図9に示したテーブルの情報に基づいて、復元対象の読影レポートの情報が復元可能な状態であるかどうかを判断する。判断する基準は、以下のいずれか、又はその併用とする。
(判断基準1) 復元する読影レポートの情報が更新されていないか、読影レポートの履歴番号を比較する。復元する読影レポートの情報の履歴番号と、レポートサーバ32のテーブルに含まれる同じレポートIDの読影レポートの履歴番号が異なっていれば、復元しない。
(判断基準2) 復元する読影レポートの情報が、更新されていないか、レポートの更新日付、または、登録日付を比較する。復元する読影レポートの情報の更新日付よりも、データベースにある、同じレポートIDの読影レポートの更新日付が新しい日付であれば、復元しない。復元する読影レポートの情報の登録日付よりも、レポートサーバ32のテーブルに含まれる、同じレポートIDの読影レポートの登録日付が新しい日付であれば、復元しない。
(判断基準3) レポートサーバ32のテーブルに含まれるが最新かどうかをチェックするフラグ(以下、最新フラグ)が存在する場合、復元する読影レポートの情報が、更新されていないか、読影レポートの最新フラグをチェックする。復元する読影レポートの、レポートサーバ32のテーブルにある読影レポートの情報の最新フラグが有効でなければ、復元する読影レポートの情報が最新でないと判断し、復元しない。
(判断基準4) 復元対象の読影レポートの情報が、その他のレポート作成装置2で編集中かどうか、レポートサーバ32のテーブルに含まれるレポートの排他情報をチェックし、復元する読影レポートの情報に対して、排他フラグがある場合には、読影レポートの情報は復元しない。
前述の判断基準に基づいて、図13のテップS31で取得した情報が、復元可能と判断した場合、復元処理を続ける。図13のステップS31で取得した情報が、復元できないと判断した場合には、復元処理を中止する。この時、レポート作成装置2に保存したデータを破棄することもできる。
なお、本実施形態においては、レポート情報記憶処理部215が復元対象となる読影レポートの復元を行ってよいかどうかを前述のような判断基準に基づいて判断したが、レポートサーバ32側にその判断を行う処理部が存在し、その処理部による判断に基づいて、レポート情報記憶処理部215は読影レポートの復元処理を行うようにしてもよい。
(図13のステップS33)
図13のステップS31で取得した情報を元に、読影レポートの情報、操作情報、保存時に入力したテキスト情報、他のアプリケーションの情報を復元し、レポート作成画面や、他アプリケーションの画面を表示する。操作情報と保存時に入力したテキスト情報は、読影レポートの作成画面上に表示してもよいし、読影レポートを復元するかどうかを確認する画面に表示してもよい。
このように、レポート情報記憶部231に保存される読影レポートの情報、操作情報、他アプリケーションの情報、保存時に入力したテキスト情報を復元する場合に、復元するデータが復元可能かどうかをチェックすることで、読影レポートの情報の整合性を保ちつつ、読影レポートの情報の復元を行うことが可能となる。また、読影レポートの情報の保存と同時に保存した操作情報、他アプリケーションの情報も復元するため、読影レポートの情報を復元した後、レポート情報記憶部231にデータを保存したときに行っていた読影レポートの作成作業を、よりスムーズに継続して行うことができる。
以上述べた実施形態によれば、読影レポート保存時にエラーが発生し、正常に読影レポートのデータをレポートサーバのデータベースに登録できない場合、読影レポートのデータ、操作情報、他アプリケーションの情報を、レポート作成装置2に保存することで、レポートサーバに保存しようとした読影レポートのデータの消失を防ぐことができる。
また、レポート保存処理開始直後に、読影レポートのデータ、操作情報、他アプリケーションの情報を、レポート作成装置2に保存することで、エラーが発生し、正常に読影レポートのデータをレポートサーバのデータベースに登録できない場合でも、保存しようとした読影レポートのデータの消失を防ぐことができる。また、レポート作成装置2が予期せず停止した、又はレポートサーバが読影レポート保存処理中に異常終了した場合でも、保存処理開始時にレポート作成装置2側に読影レポートのデータを作成するため、レポート作成装置2、レポートサーバ復旧後に読影レポートのデータの復元が可能になる。かつ、保存処理が正常に完了した場合には、レポート作成装置2にて作成した読影レポートのデータは削除するため、不要なデータが残ることもない。
また、読影レポートの保存に失敗した場合でも、保存に失敗したレポートの内容を失うことなく、レポート作成装置2に保存したデータから、画像表示装置などで使用している読影レポートと関連するアプリケーションの状態と、読影レポートの内容・操作情報を復元することで、復元後の読影作業を円滑かつ効果的に行うことが可能になる。また、読影レポートを復元する場合に、復元する読影レポートの作成画面を開けるかどうかをチェックすることで、読影レポートの情報の整合性をシステムとして担保しつつ、読影レポートの情報を復元することが可能になる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 医療情報システム
N ネットワーク
1 医用画像診断装置
2 レポート作成装置
21 情報処理部
211 レポート作成部
212 ハイパーリンク処理部
213 表示用画像生成部
214 サムネイル画像生成指示部
215 レポート情報記憶処理部
22 通信ポート
23 記憶部
231 レポート情報記憶部
24 入力部
241 キーボード
242 マウス
25 表示部
251 レポート作成画面
252 医用画像表示画面
3 医療情報サーバ
31 画像サーバ
311 通信ポート
312 サムネイル画像生成部
313 画像データ保存部
314 画像出力部
315 制御部
32 レポートサーバ
321 通信ポート
322 レポートデータ保存部
323 レポート出力部
324 制御部
4 Webクライアント

Claims (6)

  1. 医用画像診断装置により作成された画像について読影レポートを作成するレポート作成手段と、
    前記読影レポートの保存をレポートサーバに依頼する保存依頼手段と、
    前記レポートサーバに保存依頼する読影レポートを保存する保存手段と、
    前記保存手段に保存されている読影レポートに基づいて当該読影レポートの情報を復元し画面に表示する復元手段と、
    前記レポートサーバと通信する通信手段と、を備え、
    前記保存依頼手段は、前記レポートサーバに保存依頼する読影レポートを前記通信手段を介して前記レポートサーバに送り、
    前記復元手段は、前記読影レポートの保存を依頼した前記レポートサーバからの応答が無い場合に、前記画面に文字が入力可能な画面を表示し、
    当該画面で入力した情報を前記レポートサーバに保存依頼した読影レポートと対応付けて前記保存手段に保存することを特徴とするレポート作成装置。
  2. 前記保存手段は、前記読影レポートの作成時の前記レポート作成手段に関する操作情報、画面に表示されていた画像情報及び前記レポート作成手段以外に使用していたアプリケーション情報のうち少なくとも一つを、当該読影レポートに対応付けて保存することを特徴とする請求項1記載のレポート作成装置。
  3. 前記復元手段は、
    前記保存手段が保存した読影レポートと同じレポートIDの読影レポートが他のレポート作成装置で更新または編集されていない場合に、当該読影レポートの情報を復元することを特徴とする請求項1記載のレポート作成装置。
  4. 前記復元手段は、
    前記保存手段が保存した読影レポートの更新日付、登録日付よりも新しい日付の更新日付、登録日付の同じレポートIDの読影レポートが前記レポートサーバに保存されていると、当該読影レポートの情報を復元しないことを特徴とする請求項1記載のレポート作成装置。
  5. 前記レポートサーバで保存が正常に行なわれた読影レポートを前記保存手段から削除する削除手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のレポート作成装置。
  6. 作成した読影レポートの保存をレポートサーバに依頼するレポート作成装置と、前記レポート作成装置から保存依頼された読影レポートを保存するレポートサーバとがネットワークを介して相互に通信する医療情報システムにおいて、
    前記レポートサーバは、
    記レポート作成装置から保存依頼された読影レポートの保存を行なうと前記レポート作成装置に通知する通知手段を更に備え、
    前記レポート作成装置は、
    前記読影レポートの保存を前記レポートサーバに依頼する保存依頼手段と、
    前記レポートサーバに保存依頼する読影レポートを保存する保存手段と、
    前記保存手段に保存されている読影レポートに基づいて当該読影レポートの情報を復元し画面に表示する復元手段と、
    前記レポートサーバと通信する通信手段と
    前記レポートサーバで保存が正常に行なわれた読影レポートを前記保存手段から削除する削除手段と、を備え、
    前記保存依頼手段は、前記レポートサーバに保存依頼する読影レポートを前記通信手段を介して前記レポートサーバに送り、
    前記復元手段は、前記読影レポートの保存を依頼した前記レポートサーバからの応答が無い場合に、前記画面に文字が入力可能な画面を表示し、
    当該画面で入力した情報を前記レポートサーバに保存依頼した読影レポートと対応付けて前記保存手段に保存することを特徴とする医療情報システム。
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