JP6041375B2 - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
この明細書において、糖蜜とは、さとうきび搾汁から遠心分離によって砂糖を除去して残った残渣のことをいい、糖蜜アルコール発酵蒸留残渣とは、前記糖蜜を酵母によってアルコール発酵させた後、蒸留して得られる残渣のことをいう。そして糖蜜類とは、これら糖蜜及び糖蜜アルコール発酵蒸留残渣のことをいう。
また、カテキン類含有植物抽出エキスのアセンヤクとは、ガンビール・ルンパン(Gambir lumpamg、学名:Uncaria gambir)から抽出して得られるもののことをいい、別名ガンビールノキともいう。カテキン類含有植物抽出エキスの茶エキスとは、茶の葉や枝から抽出して得られる茶のことをいい、例えば抹茶、玉露、煎茶、番茶などの緑茶の他、ウーロン茶、紅茶などのことをいう。カテキン類含有植物抽出エキスの柿エキスとは、柿の木の葉や果実から抽出して得られるもののことをいう。
このような皮膚のつっぱり感を解決するために、クラフト点が0℃以下のポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートなどの界面活性剤を配合する方法(特許文献1)、ヒドロキシアルキル多価アルコールエーテル化合物を配合する方法(特許文献2)、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシブチレンポリグリセリンモノアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールなどを配合する方法(特許文献3、特許文献4)、ミリスチン酸、N−アシルメチルタウリンのナトリウム塩、ポリオキシプロピレンメチルグルコシドを配合する方法(特許文献5)などが知られている。また、パーム油、オリーブ油などの植物油や芍薬、玉竹、地黄、紫胡、忍冬、杏仁、車前草、ヨクイニンなどを配合する方法(特許文献6)、炭素数10〜18の脂肪酸、海洋性コラーゲン、L−アルギニンなどを配合する方法(特許文献7)が知られている。
しかしながら、これらの報告されている配合技術では、皮膚刺激に敏感な人や何らかの原因で皮膚の防御機能が衰えた人にとっては、肌のかさつき感やつっぱり感の残る問題があった。
また、特許文献15では、抗老化を目的にアセンヤクとグルタチオンを配合する皮膚外用剤、ファンデーション、ボディーソープや石鹸などのトイレタリー製品に応用することが報告されているが、アセンヤクを石鹸などの皮膚洗浄剤に応用するとその収斂作用により皮膚のかさつき感やつっぱり感が発生する問題があった。
また、特許文献8では、アポリポプロテインDの合成・分泌を抑制する効果のあるアセンヤクなどの植物エキスをクリーム、乳液、ローションなどの化粧料、外用医薬品又は医薬部外品に応用して根本的に腋臭の発生を抑制することが報告されているが、石鹸などの皮膚洗浄剤に応用した場合の皮膚のかさつき感やつっぱり感の問題は解決されていない。
特に、黒色の石鹸は高級石鹸として販売されており、黒色系着色剤としてカーボンブラックが使用されているが、洗浄時に用いるタオルが黒く変色してしまう欠点があった。また、酸化鉄、銅クロロフィリンナトリウム、有機合成顔料があるが合成着色料は好まれていない。
天然系の黒色着色料として木炭、竹炭、イカスミなどがあるが水不溶性であり、微粒子に粉砕する必要があり、また黒色系着色剤としては十分な効果が得られていない。
そこで、本発明者らは、鋭意検討を行ったところ、さとうきび由来の糖蜜類である糖蜜および糖蜜アルコール発酵蒸留残渣をアセンヤク、茶エキス、柿エキスなどのカテキン類含有植物抽出エキスを含む石鹸などの皮膚洗浄剤に配合すると、皮膚のかさつき感やつっぱり感が発生しないことを見出した。また、さとうきび由来の糖蜜類である糖蜜および糖蜜アルコール発酵蒸留残渣は、アセンヤク、茶エキス、柿エキスなどのカテキン類含有植物抽出エキスを石鹸などの皮膚洗浄剤に配合しても褐色から黒色に着色することができ、黒色系の着色料として非常に優れ、しかも、泡立ちが極めて良く、洗浄性にも優れていることを見出した。
本発明に用いられる糖蜜の代表的なものは、一般に水分15〜25%、糖分35〜50%、塩類15〜25%、その他にポリフェノール、たんぱく質、有機酸などから構成されている。本発明に用いられる糖蜜をそのまま洗浄剤に配合することもできるが、異物を除去するためにろ過して用いることが好ましい。更に、電気透析やイオン交換樹脂による塩類を除去した糖蜜を用いることもできる。
本発明に用いられる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣で酵母を分離した代表的な液体のものは、一般に水分65〜75%、糖分15〜25%、塩類3〜10%、その他にポリフェノール、たんぱく質、有機酸などから構成されている。また、乾燥物のものは、糖分50〜65%、塩類15〜25%、その他にポリフェノール、たんぱく質、有機酸、水分などから構成されている。本発明に用いられる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣をそのまま洗浄剤に配合することもできるが、異物を除去するためにろ過して用いることが好ましい。更に、電気透析やイオン交換樹脂による塩類を除去した糖蜜アルコール発酵蒸留残渣を用いることもできる。
カテキン類を高濃度に抽出するためには、カテキン類を多量に含む緑茶葉を用いる方法があり、市販品としては東京フードテクノ(株)「ポリフェノン」、伊藤園(株)「テアフラン」、太陽化学(株)「サンフェノン」等が挙げられる。これらの茶抽出液の濃縮物は大別して二種類あり、ひとつは茶抽出液をそのまま濃縮あるいは濃縮噴霧乾燥したものであり、固形分中の組成は緑茶葉抽出液に類似している。他方はこれらの抽出液の濃縮物に溶剤抽出あるいは吸着剤等を用いて精製したものであり、組成的にはカテキン類とその縮合物、重合物が中心となっていると推定される。
本発明のカテキン類含有植物抽出エキスのアセンヤク、茶エキス、柿エキスは乾燥物として、皮膚洗浄剤に対して0.01〜10重量%、より好ましくは0.02〜5重量%、更に好ましくは0.03〜3重量%を配合する。0.01重量%未満では本発明の効果が得られず、消臭効果も低くなる。また、10重量%を超える場合は皮膚のかさつき感やつっぱり感が生じてしまい、化粧ののりが悪く、また消臭効果の増加は望めず経済的にも適当でない。
また、本発明のカテキン類含有植物抽出エキス以外にポリフェノール化合物を含有するヌルデ、五倍子、ゲンノショウコ、ダイオウ、ケイヒ、ニッケイ、エンメイソウなどの植物エキスを配合することができる。
更に、カテキン類含有植物抽出エキスに含まれるカテキン、エピカテキン、エピガロカテキン、カテコールタンニン、加水分解タンニンを構成するガロタンニンやエラジタンニン、縮合型タンニンを構成するカテキンなどのカテキン類は、糖蜜に含まれる高分子のアミノカルボニル化合物と複合体を形成するために、皮膚のたんぱく質と結合して凝集させる収斂作用が軽減されるものと推定される、また、生成した糖-たんぱく質-カテキン類の高分子複合化合物によって、きめこまかい泡が形成され起泡性や洗浄性が高くなるものと推定される。
また、糖蜜類はメイラード反応による糖-たんぱく質からなる高分子のアミノカルボニル化合物と糖-たんぱく質-ポリフェノールの高分子複合化合物からなる分子量1万以上の黒色成分を多量に含有しているために、石鹸に配合しても褐色から黒色に着色することができる。
ガンビール・ルンパンの葉100gを粗砕機を用いて砕いた後、50V/V%エタノール水溶液2000mLを加えて70℃で3時間ゆっくり撹拌した。その後、ろ紙でろ過して抽出液を得た。この抽出液をエバポレーターで濃縮してアセンヤク抽出乾燥物15.6gを得た。
緑茶(煎茶)100gに50V/V%エタノール水溶液2000mLを加えて70℃で3時間ゆっくり撹拌した。その後、ろ紙でろ過して抽出液を得た。この抽出液をエバポレーターで濃縮して緑茶抽出乾燥物32.6gを得た。
未熟な柿の実100gを粗砕機を用いて砕いた後、50V/V%エタノール水溶液2000mLを加えて70℃で3時間ゆっくり撹拌した。その後、ろ紙でろ過して抽出液を得た。この抽出液をエバポレーターで濃縮して柿抽出乾燥物5.3gを得た。
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物と、水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)を用いて、下記の透明石鹸を調製した。ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は黒褐色であった。
脂肪酸Na石鹸 57重量%
砂糖 11重量%
グリセリン 10重量%
水分 18重量%
アセンヤク抽出乾燥物 1重量%
種子島産糖蜜 3重量%
抽出例2で得られた茶抽出乾燥物と、水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)を用いて、下記の透明石鹸を調製した。ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は黒褐色であった。
脂肪酸Na石鹸 57重量%
砂糖 11重量%
グリセリン 10重量%
水分 18重量%
茶抽出乾燥物 1重量%
種子島産糖蜜 3重量%
抽出例3で得られた柿抽出乾燥物と、糖分18重量%、塩類6重量%、水分70重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)6重量%からなる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣の液体品(日本アルコール産業株式会社製)を用いて、下記の透明石鹸を調製した。ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は褐色であった。
脂肪酸Na石鹸 58.0重量%
砂糖 11.8重量%
グリセリン 12.0重量%
水分 18.0重量%
柿抽出乾燥物 0.1重量%
糖蜜アルコール発酵蒸留残渣(液体品) 0.1重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物、及び抽出例3で得られた柿抽出乾燥物と水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)を用いて、下記の透明石鹸を調製した。ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は黒褐色であった。
脂肪酸Na石鹸 57.0重量%
砂糖 10.5重量%
グリセリン 12.0重量%
水分 18.0重量%
アセンヤク抽出乾燥物 1.0重量%
柿抽出乾燥物 0.5重量%
種子島産糖蜜 1.0重量%
抽出例3で得られた柿抽出乾燥物と、水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)を用いて、下記の透明石鹸を調製した。ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は黒褐色であった。
脂肪酸Na石鹸 57重量%
砂糖 11重量%
グリセリン 10重量%
水分 18重量%
柿抽出乾燥物 1重量%
種子島産糖蜜 3重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物と、糖分58重量%、塩類19重量%、水分5重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)18重量%からなる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣の乾燥品(日本アルコール産業株式会社製)を用いて、下記の透明石鹸を調製した。ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は黒褐色であった。
脂肪酸Na石鹸 58.0重量%
砂糖 11.8重量%
グリセリン 12.0重量%
水分 18.0重量%
アセンヤク抽出乾燥物 0.1重量%
糖蜜アルコール発酵蒸留残渣(乾燥品) 0.1重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物と、水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)を用いて、下記のボディシャンプーを調製した。ラウリン酸17重量%、ミリスチン酸50重量%、パルミチン酸17重量%、オレイン酸16重量%からなる脂肪酸カリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなるボディシャンプーを得た。得られたボディシャンプーは黒色であった。
脂肪酸K石鹸 20.00重量%
ラウロイルジエタノールアミド 5.00重量%
グリセリン 10.00重量%
精製水 58.00重量%
アセンヤク抽出乾燥物 0.01重量%
種子島産糖蜜 6.99重量%
抽出例2で得られた茶抽出乾燥物と、糖分18重量%、塩類6重量%、水分70重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)6重量%からなる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣の液体品(日本アルコール産業株式会社製)を用いて、下記のボディシャンプーを調製した。ラウリン酸17重量%、ミリスチン酸50重量%、パルミチン酸17重量%、オレイン酸16重量%からなる脂肪酸カリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなるボディシャンプーを得た。得られたボディシャンプーは黒色であった。
脂肪酸K石鹸 20重量%
ラウロイルジエタノールアミド 5重量%
グリセリン 12重量%
精製水 50重量%
茶抽出乾燥物 10重量%
糖蜜アルコール発酵蒸留残渣(液体品) 3重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物、抽出例2で得られた茶抽出乾燥物および抽出例3で得られた柿抽出乾燥物と、水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)、糖分18重量%、塩類6重量%、水分70重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)6重量%からなる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣の液体品(日本アルコール産業株式会社製)を用いて、下記のボディシャンプーを調製した。ラウリン酸17重量%、ミリスチン酸50重量%、パルミチン酸17重量%、オレイン酸16重量%からなる脂肪酸カリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなるボディシャンプーを得た。得られたボディシャンプーは黒色であった。
脂肪酸K石鹸 20重量%
ラウロイルジエタノールアミド 5重量%
グリセリン 12重量%
精製水 50重量%
アセンヤク抽出乾燥物 1重量%
茶抽出乾燥物 3重量%
柿抽出乾燥物 1重量%
種子島産糖蜜 5重量%
糖蜜アルコール発酵蒸留残渣(液体品) 3重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物、抽出例2で得られた茶抽出乾燥物および抽出例3で得られた柿抽出乾燥物と、水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)を用いて、下記の組成からなる固形石鹸を調製した。
パーム油脂肪酸ナトリウム70重量%とパーム核油脂肪酸ナトリウム30重量%の組成からなる石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる固形石鹸を得た。得られた固形石鹸は黒色であった。
パーム・パーム核油脂肪酸Na石鹸生地 70.0重量%
グリセリン 8.5重量%
アセンヤク抽出乾燥物 0.5重量%
茶抽出乾燥物 0.5重量%
柿抽出乾燥物 0.5重量%
種子島産糖蜜 20.0重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物および抽出例2で得られた茶抽出乾燥物と、糖分58重量%、塩類19重量%、水分5重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)18重量%からなる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣の乾燥品(日本アルコール産業株式会社製)を用いて、下記の固形石鹸を調製した。パーム油脂肪酸ナトリウム70重量%とパーム核油脂肪酸ナトリウム30重量%の組成からなる石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる固形石鹸を得た。得られた固形石鹸は黒色であった。
パーム・パーム核油脂肪酸Na石鹸生地 70重量%
グリセリン 7重量%
アセンヤク抽出乾燥物 2重量%
茶抽出乾燥物 1重量%
糖蜜アルコール発酵蒸留残渣(乾燥品) 20重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物と、水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)及び糖蜜アルコール発酵蒸留残渣の乾燥品(日本アルコール産業株式会社製)を用い、下記の組成からなる固形石鹸を調製した。
パーム油脂肪酸ナトリウム70重量%とパーム核油脂肪酸ナトリウム30重量%の組成からなる石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる固形石鹸を得た。得られた固形石鹸は黒色であった。
パーム・パーム核油脂肪酸Na石鹸生地 70重量%
グリセリン 9重量%
アセンヤク抽出乾燥物 1重量%
種子島産糖蜜 10重量%
糖蜜アルコール発酵蒸留残渣(乾燥品) 10重量%
抽出例3で得られた柿抽出乾燥物と、糖分58重量%、塩類19重量%、水分5重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)18重量%からなる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣の乾燥品(日本アルコール産業株式会社製)及び種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)を用いて、下記の固形石鹸を調製した。
パーム油脂肪酸ナトリウム70重量%とパーム核油脂肪酸ナトリウム30重量%の組成からなる石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる固形石鹸を得た。得られた固形石鹸は黒色であった。
パーム・パーム核油脂肪酸Na石鹸生地 75重量%
グリセリン 14重量%
柿抽出乾燥物 1重量%
種子島産糖蜜 5重量%
糖蜜アルコール発酵蒸留残渣(乾燥品) 5重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物を用いて、下記の透明石鹸を調製した。実施例1と同様に、ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は黄色であった。
脂肪酸Na石鹸 57重量%
砂糖 12重量%
グリセリン 11重量%
水分 19重量%
アセンヤク抽出乾燥物 1重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物と、水分20重量%、糖分45重量%、塩類20重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)15重量%からなる種子島産糖蜜(新光糖業株式会社製)を用いて、下記の透明石鹸を調製した。ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は黄色であった。
脂肪酸Na石鹸 57.0重量%
砂糖 13.0重量%
グリセリン 10.1重量%
水分 18.0重量%
アセンヤク抽出乾燥物 1.0重量%
種子島産糖蜜 0.9重量%
抽出例3で得られた柿抽出乾燥物を用いて、下記の透明石鹸を調製した。ラウリン酸25重量%、ミリスチン酸15重量%、パルミチン酸20重量%、ステアリン酸10重量%、オレイン酸30重量%からなる脂肪酸ナトリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる透明石鹸を得た。得られた透明石鹸は淡黄色であった。
脂肪酸Na石鹸 58.00重量%
砂糖 11.99重量%
グリセリン 12.00重量%
水分 18.00重量%
柿抽出乾燥物 0.01重量%
抽出例2で得られた茶抽出乾燥物を用いて、下記のボディシャンプーを調製した。実施例5と同様に、ラウリン酸17重量%、ミリスチン酸50重量%、パルミチン酸17重量%、オレイン酸16重量%からなる脂肪酸カリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなるボディシャンプーを得た。得られたボディシャンプーは黄色であった。
脂肪酸K石鹸 20重量%
ラウロイルジエタノールアミド 5重量%
グリセリン 10重量%
精製水 55重量%
茶抽出乾燥物 10重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物、抽出例2で得られた茶抽出乾燥物および抽出例3で得られた柿抽出乾燥物を用いて、下記のボディシャンプーを調製した。ラウリン酸17重量%、ミリスチン酸50重量%、パルミチン酸17重量%、オレイン酸16重量%からなる脂肪酸カリウム石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなるボディシャンプーを得た。得られたボディシャンプーは黄色であった。
脂肪酸K石鹸 20.0重量%
ラウロイルジエタノールアミド 5.0重量%
グリセリン 15.0重量%
精製水 54.5重量%
アセンヤク抽出乾燥物 1.0重量%
茶抽出乾燥物 3.0重量%
柿抽出乾燥物 1.0重量%
種子島産黒糖 0.5重量%
抽出例1で得られたアセンヤク抽出乾燥物、抽出例2で得られた茶抽出乾燥物と、糖分18重量%、塩類6重量%、水分70重量%、その他(ポリフェノール、有機酸、蛋白質など)6重量%からなる糖蜜アルコール発酵蒸留残渣の液体品(日本アルコール産業株式会社製)を用いて、糖下記の固形石鹸を調製した。パーム油脂肪酸ナトリウム70重量%とパーム核油脂肪酸ナトリウム30重量%の組成からなる石鹸生地を用いて、定法により下記の組成からなる固形石鹸を得た。得られた固形石鹸は黄色であった。
パーム・パーム核油脂肪酸Na石鹸生地 75.00重量%
グリセリン 21.95重量%
アセンヤク抽出乾燥物 2.00重量%
茶抽出乾燥物 1.00重量%
糖蜜アルコール発酵蒸留残渣(液体品) 0.05重量%
実施例1〜6および比較例1〜3で得られた透明石鹸を、10人で顔や全身を洗浄する実使用試験を実施し、洗い流し後の肌のかさつき感とつっぱり感を評価した。また、顔や全身を洗浄した時の洗浄性と起泡性の体感を評価した。
肌のかさつき感の評価は、0:かさつき感が全くない、1:ややかさつき感がある、2:かさつき感がある、3:かさつき感が激しい で評価した。
肌のつっぱり感の評価は、0:つっぱり感が全くない、1:ややつっぱり感が残る、2:つっぱり感がある、3:つっぱり感が激しい で評価した。
洗浄性と起泡性の評価は 0:良好、1:普通、2:悪い で判定した。
その平均値を表1に示した。平均値1以下を合格とした。
実施例1〜6の透明石鹸は、肌のかさつき感やつっぱり感がなく、洗浄性と起泡性も同時に良好であることがわかる。また、化粧ののりも良好であることが報告された。
一方、比較例1〜3の透明石鹸は、かさつき感やつっぱり感において不合格であった。更に、化粧ののりが悪いことが報告された。
実施例7〜9、および比較例4,5で得られたボディシャンプーを、10人で顔や全身を洗浄する実使用試験を実施し、洗い流し後の肌のかさつき感とつっぱり感を評価した。また、顔や全身を洗浄した時の洗浄性と起泡性の体感を評価した。
肌のかさつき感の評価は、0:かさつき感が全くない、1:ややかさつき感がある、2:かさつき感がある、3:かさつき感が激しい で評価した。
肌のつっぱり感の評価は、0:つっぱり感が全くない、1:ややつっぱり感が残る、2:つっぱり感がある、3:つっぱり感が激しい で評価した。
洗浄性と起泡性の評価は 0:良好、1:普通、2:悪い で判定した。
その平均値を表2に示した。平均値1以下を合格とした。
実施例7〜9のボディシャンプーは消臭効果に優れ、洗浄性と起泡性も同時に良好であることがわかる。また、化粧ののりも良好であることが報告された。
一方、比較例4,5のボディシャンプーは、かさつき感やつっぱり感において不合格であった。更に、化粧ののりが悪いことが報告された。
実施例10〜13、および比較例6で得られた固形石鹸を、10人で顔や全身を洗浄する実使用試験を実施し、洗い流し後の肌のかさつき感とつっぱり感を評価した。また、顔や全身を洗浄した時の洗浄性と起泡性の体感を評価した。
肌のかさつき感の評価は、0:かさつき感が全くない、1:ややかさつき感がある、2:かさつき感がある、3:かさつき感が激しい で評価した。
肌のつっぱり感の評価は、0:つっぱり感が全くない、1:ややつっぱり感が残る、2:つっぱり感がある、3:つっぱり感が激しい で評価した。
洗浄性と起泡性の評価は 0:良好、1:普通、2:悪い で判定した。
その平均値を表3に示した。平均値1以下を合格とした。
実施例10〜13の固形石鹸は消臭効果に優れ、洗浄性と起泡性も同時に良好であることがわかる。また、化粧ののりも良好であることが報告された。
一方、比較例6のボディシャンプーは、かさつき感やつっぱり感において不合格であった。更に、化粧ののりが悪いことが報告された。
Claims (5)
- さとうきび由来の糖蜜および/またはさとうきび由来の糖蜜アルコール発酵蒸留残渣とカテキン類含有植物抽出エキスを含有し、褐色から黒色であることを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
- 前記カテキン類含有植物抽出エキスが、アセンヤク、茶エキス、柿エキスから選ばれる1種、または2種以上の抽出エキスであることを特徴とする請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 前記皮膚洗浄剤組成物が前記糖蜜を含み、前記糖蜜を1〜20重量%含有することを特徴とする請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 前記皮膚洗浄剤組成物が前記糖蜜アルコール発酵蒸留残渣を含み、前記糖蜜アルコール発酵蒸留残渣を0.1〜20重量%含有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一つに記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 前記カテキン類含有植物抽出エキスを0.01〜10重量%含有することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一つに記載の皮膚洗浄剤組成物。
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