JP6047864B2 - ポリイミド前駆体ワニス、およびポリイミドワニスの製造方法 - Google Patents
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Description
前記ワニス中に含まれることになる有機溶剤(以下、使用される有機溶剤という)として、光路長1cm、400nmにおける光透過率が89%以上である有機溶剤を使用して、前記ワニスを製造することを特徴とするワニスの製造方法。
本明細書において、用語「ワニス」は、特に明示しない場合、一般式(H1)で表されるポリイミド前駆体を含有するワニスおよび一般式(H2)であらわされるポリイミドを含有するワニスの両方を意味する。
(a)使用される有機溶剤として、光路長1cm、400nmにおける光透過率が89%以上である有機溶剤を使用して、前記ワニスを製造すること;
(b)使用される有機溶剤として、窒素中で3時間加熱還流した後の光路長1cm、400nmにおける光透過率が20%以上である有機溶剤を使用すること;
(c)使用される有機溶剤として、ガスクロマトグラフィー分析より求められた純度が99.8%以上である有機溶剤を使用すること;
(d)使用される有機溶剤として、ガスクロマトグラフィー分析で求められる主成分ピークの保持時間に対し、長時間側に現れる不純物ピークの総量が、0.2%未満である有機溶剤を使用すること;
(e)使用される有機溶剤の250℃での不揮発成分が0.1%以下であること;および
(f)使用される有機溶剤の金属成分の含有率が、10ppm以下であること
から選ばれる条件の少なくとも1つ満たす。
使用される有機溶剤は、光路長1cm 400nmにおける光透過率が、89%以上が好ましく、90%以上がより好ましく、91%以上が特に好ましい。光透過率の高い溶剤を用いた場合、ポリイミドフィルムの製造工程でフィルムの着色が低減するため好ましい。
使用される有機溶剤は、使用する有機溶剤を窒素雰囲気下で3時間加熱還流した後、光路長1cm 400nmにおける光透過率が、20%以上が好ましく、40%以上がより好ましく、80%以上が特に好ましい。窒素中で3時間加熱還流した際の光透過率高い溶剤を用いた場合、ポリイミドフィルムの製造工程でフィルムの着色が低減するため好ましい。上記の範囲を満たすように純度が管理された有機溶剤を使用することで、「10μm膜厚で波長400nmにおける透過率70%以上」のポリイミドを与えるワニスを得ることができる(実施例参照)。
使用される有機溶剤は、ガスクロマトグラフィー分析より求められた純度が99.8%以上が好ましく、より好ましくは99.9%以上、さらに好ましくは99.99%以上である。有機溶剤の純度が高い場合、最終的に得られるポリイミドフィルムの光透過率が高いため、好適である。
使用される有機溶剤は、ガスクロマトグラフィー分析で求められる主成分ピークの保持時間に対し、長時間側に現れる不純物ピークの総量が、好ましくは0.2%未満であり、より好ましくは0.1%以下であり、特に好ましくは0.05%以下である。溶剤の主成分ピークの対し、保持時間が長時間側に現れる不純物は、高沸点な不純物であったり、分子間相互作用が大きい不純物であったりするため、ポリイミドフィルムの製造工程で揮発しにくく、フィルム中の不純物として残りやすいため、着色の原因となる。2種以上の有機溶剤が使用される場合、ガスクロマトグラフィー分析で保持時間が長時間側に現れる主成分のピークより、長時間側に現れる不純物ピークの総量が、上記範囲であることが好ましい。
本発明で使用する有機溶剤は、使用する有機溶剤の250℃、30分加熱後の不揮発成分が、0.1%以下が好ましく、0.05%以下がより好ましく、0.01%以下が特に好ましい。溶剤の不揮発成分は、ポリイミドフィルムの製造工程で揮発しにくく、フィルム中の不純物として残りやすくフィルムの着色原因となるため、少ないことが好ましい。
使用される有機溶剤は、使用する有機溶剤の金属(例えば、Li,Na,Mg,Ca,Al,K,Ca,Ti,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Mo,Cd)成分の含有率が10ppm以下が好ましく、1ppm以下がより好ましく、特に500ppb以下、より特に好ましくは300ppb以下である。金属成分の含有率が低い場合、高温処理にした場合の溶剤への着色が低く、ポリイミドフィルムの製造工程でフィルムの着色が低減するため好ましい。
で示される6員環の脂環構造を有するテトラカルボン酸成分がより好ましく、その中でも多脂環型や架橋環型のテトラカルボン酸成分は、更に得られるポリイミドの耐熱性、熱膨張係数が低いことから特に好ましい。
有機溶剤にジアミンを溶解し、この溶液に攪拌しながら、テトラカルボン酸二無水物を徐々に添加し、0〜120℃好ましくは5〜80℃の範囲で1〜72時間攪拌することで、ポリイミド前駆体が得られる。80℃以上で反応させる場合、分子量が重合時の温度履歴に依存して変動し、また熱によりイミド化が進行することから、ポリイミド前駆体を安定して製造できなくなる可能性がある。
テトラカルボン酸二無水物を任意のアルコールで反応させ、ジエステルジカルボン酸を得た後、塩素化試薬(チオニルクロライド、オキサリルクロライドなど)と反応させ、ジエステルジカルボン酸クロライドを得る。このジエステルジカルボン酸クロライドとジアミンを−20〜120℃好ましくは−5〜80℃の範囲で1〜72時間攪拌することで、ポリイミド前駆体が得られる。80℃以上で反応させる場合、分子量が重合時の温度履歴に依存して変動し、また熱によりイミド化が進行することから、ポリイミド前駆体を安定して製造できなくなる可能性がある。また、ジエステルジカルボン酸とジアミンを、リン系縮合剤や、カルボジイミド縮合剤などを用いて脱水縮合することでも、簡便にポリイミド前駆体が得られる。この方法で得られるポリイミド前駆体は、安定なため、水やアルコールなどの溶剤を加え再沈殿などの精製をおこなうこともできる。
あらかじめ、ジアミンとシリル化剤を反応させ、シリル化されたジアミンを得る(必要に応じて、蒸留等によりシリル化されたジアミンの精製をおこなう。)。脱水された溶剤中にシリル化されたジアミンを溶解させ、攪拌しながら、テトラカルボン酸二無水物を徐々に添加し、0〜120℃好ましくは5〜80℃の範囲で1〜72時間攪拌することで、ポリイミド前駆体が得られる。80℃以上で反応させる場合、分子量が重合時の温度履歴に依存して変動し、また熱によりイミド化が進行することから、ポリイミド前駆体を安定して製造できなくなる可能性がある。ここで用いるシリル化剤として、塩素を含有しないシリル化剤を用いることは、シリル化されたジアミンを精製する必要がないため、好適である。塩素原子を含まないシリル化剤としては、N,O-ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド、N,O-ビス(トリメチルシリル)アセトアミド、ヘキサメチルジシラザンが挙げられる。フッ素原子を含まず低コストであることから、N,O-ビス(トリメチルシリル)アセトアミド、ヘキサメチルジシラザンが好ましい。また、ジアミンのシリル化反応には、反応を促進するために、ピリジン、ピペリジン、トリエチルアミンなどのアミン系触媒を用いることができる。この触媒はポリイミド前駆体の重合触媒として、そのまま使用することができる。
あらかじめ前述の1)〜3)のポリイミド前駆体を得た後、もしくはテトラカルボン酸成分、ジアミン成分と溶剤を加えた後、150℃以上に加熱し熱イミド化する方法、または、化学イミド化剤(例えば、無水酢酸などの酸無水物および、ピリジン、イソキノリンなどのアミン系触媒)を加える方法により、ポリイミドワニスが得られる。なお、熱イミド化する場合、溶剤の着色を低減するため、窒素雰囲気中で反応させることが好ましい。
[ジアミン成分]
1,4−t−DACH: トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン 純度 99.1%(GC分析)
1,2−t−DACH: トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン
ODA: 4,4’−オキシジアニリン 純度 99.9%(GC分析)
DABAN: 4,4’−ジアミノベンズアニリド 純度 99.90%(GC分析)
4−APTP: N,N’−ビス(4−アミノフェニル)テレフタルアミド 純度 99.95%(GC分析)
AZDA: 2,4−ビス(4−アミノアニリノ)−6−アニリノ−1,3,5−トリアジン 純度 99.9%(GC分析)
BABB: 1,4−ビス(4−アミノベンゾイルオキシ)ベンゼン 純度 99.8%(GC分析)
s−BPDA:3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物 純度99.9%(開環した後3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸のHPLC分析で求めた純度)、酸無水化率 99.8%、Na,K,Ca,Al,Cu,Si:それぞれ<0.1ppm、Fe:0.1ppm、Cl:<1ppm
a−BPDA:2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物 純度99.6%(開環した後2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸のHPLC分析で求めた純度)、酸無水化率 99.5%、Na,K,Al,Cu,Si:それぞれ<0.1ppm、Ca,Fe:それぞれ0.1ppm、Cl:<1ppm
i−BPDA:2,2’,3,3’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物 純度 99.9%(開環した後2,2’,3,3’−ビフェニルテトラカルボン酸のHPLC分析で求めた純度)、酸無水化率 99%
6FDA:4,4’−(2,2−ヘキサフルオロイソプロピレン)ジフタル酸二無水物 純度99%
ODPA:4,4’−オキシジフタル酸二無水物 純度100%(開環した後4,4’−オキシジフタル酸のHPLC分析で求めた純度)、酸無水化率 99.8%
DPSDA:4,4’−(ジメチルシラジイル)ジフタル酸二無水物 純度99.8%(開環した後4,4’−(ジメチルシラジイル)ジフタル酸二無水物のHPLC分析で求めた純度)、酸無水化率 99%
PMDA:ピロメリット酸無水物
s−BPTA:3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸
PMDA−H: 1R,2S,4S,5R−シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物 純度 92.7%(GC分析),水素化ピロメリット酸二無水物としての純度99.9%(GC分析)
BTA−H: ビシクロ[2.2.2]オクタン−2,3:5,6−テトラカルボン酸二無水物 純度 99.9%(GC分析)
BPDA−H: 3,3’,4,4’−ビシクロヘキシルテトラカルボン酸二無水物純度 99.9%(GC分析)
NMP:N−メチル−2−ピロリドン 適宜、精密蒸留精製等の処理を行い、モレキュラーシーブを用いて脱水したもの
DMAc:N,N−ジメチルアセトアミド 適宜、精密蒸留精製等の処理を行い、モレキュラーシーブを用いて脱水したもの
DMI:1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン 適宜、精密蒸留精製等の処理を行い、モレキュラーシーブを用いて脱水したもの
[GC分析:溶剤の純度]
島津製作所製GC−2010を用い以下の条件で測定した。純度(GC)はピーク面積分率より求めた。
カラム: J&W社製DB−FFAP 0.53mmID×30m
温度:40℃(5分保持)+40℃〜250℃(10分/分)+250℃(9分保持)
注入口温度: 240℃
検出器温度: 260℃
キャリアガス: ヘリウム 10ml/分
注入量: 1μL
ガラス製容器に溶剤5gを秤量し、250℃の熱風循環オーブン中で30分加熱した。室温に冷却し、その残分を秤量した。その質量より、溶剤の不揮発分(質量%)を求めた。
大塚電子製MCPD−300、光路長1cmの石英標準セルを用いて測定した。超純水をブランクとして、溶剤の400nmにおける光透過率を測定した。
パーキン・エルマー製ElanDRC II 誘導結合プラズマ質量分析(ICP−MS)を用い、溶剤に含まれる金属成分を定量した。
[ワニス固形分]
アルミシャーレに溶液(ワニス)1gを量り取り、200℃の熱風循環オーブン中で2時間加熱して固形分以外を除去し、その残分の質量よりワニス固形分(加熱残分 質量%)を求めた。
東機産業製TV−22 E型回転粘度計を用い、温度25℃、せん断速度20sec−1での溶液(ワニス)の粘度を求めた。
0.5g/dLのワニスのN,N−ジメチルアセトアミド溶液を、ウベローデ粘度計を用いて、30℃で測定し、対数粘度を求めた。
[光透過率]
大塚電子製MCPD−300を用いて、膜厚約10μmのポリイミド膜の400nmにおける光透過率を測定した。
ポリイミド膜をIEC450規格のダンベル形状に打ち抜いて試験片とし、ORIENTEC社製TENSILONを用いて、チャック間 30mm、引張速度 2mm/minで、初期の弾性率、破断伸度を測定した。
ポリイミド膜を幅4mmの短冊状に切り取って試験片とし、島津製作所製TMA−50を用い、チャック間長15mm、荷重2g、昇温速度20℃/minで300℃まで昇温した。得られたTMA曲線から、50℃から200℃までの平均熱膨張係数を求めた。
ポリイミド前駆体ワニス、ポリイミドワニスの製造に用いた有機溶剤の評価を表H1に示す。また、図1〜図4に、それぞれN−メチル−2−ピロリドン(NMP) 純度99.96%(図1)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc) 純度99.99%(図2)、N−メチル−2−ピロリドン(NMP) 純度99.62%(図3)、および1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI) 純度99.30%(図4)のGC分析の結果を示す。
窒素雰囲気下、反応容器中にトランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン(1,4−t−DACH) 1.40g(0.0122モル)を入れ、N−メチル−2−ピロリドン(純度99.96%) 28.4gに溶解した。この溶液を50℃に加熱し、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(s−BPDA) 3.50g(0.0119モル)と、2,3’,3,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(a−BPDA) 0.09g(0.0003モル)とを徐々に加えた。50℃で6時間撹拌し、均一で粘稠なポリイミド前駆体ワニスを得た。このワニスの特性を測定した結果を表H2に示す。
表H1に記載したジアミン成分、テトラカルボン酸成分、有機溶剤を用いた以外は、実施例H1と同様にして、ポリイミド前駆体ワニスおよび、ポリイミドフィルムを得た。特性を測定した結果を表H2に示す。
反応容器中にトランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン3.00g(0.026モル)を窒素雰囲気下にてN,N−ジメチルアセトアミド(純度99.99%) 60.35gに溶解した。その後、N,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド 5.55g(0.0273モル)を加え、80℃で2時間攪拌してシリル化を行った。この溶液を40℃に冷却した後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物6.77g(0.023モル)、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物0.88g(0.003モル)を添加した。40℃で攪拌し、1時間以内にすべての固体が溶解した。更に40℃で8時間撹拌し、均一で粘稠なポリイミド前駆体ワニスを得た。
反応容器に1,4−ビス(4−アミノベンゾイルオキシ)ベンゼン(BABB)1.742g(0.005モル)、モレキュラーシーブを用い脱水したN,N−ジメチルアセトアミド(純度99.99%) 22.44gを加え、室温(25℃)、窒素気流下で溶解した。その溶液にN,O-ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド(BSTFA) 2.70g(0.0105モル)、ピリジン 0.79g(0.01モル)を加え、2時間攪拌してシリル化を行った。さらに、この溶液に4,4’−(2,2−ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジフタル酸二無水物(6FDA)2.223g(0.005モル)を徐々に加え、室温(約25℃)で12時間撹拌し、均一で粘稠なポリイミド前駆体ワニスを得た。
窒素ガスで置換した反応容器中に4,4’−オキシジアニリン 2.00g(10ミリモル)を入れ、モレキュラーシーブを用いて脱水したN,N−ジメチルアセトアミド(純度99.99%)を仕込みモノマー(ジアミン成分とカルボン酸成分の総和)が15質量%となる量の24.03gを加え、50℃で2時間攪拌した。
表H2に記載したジアミン成分、テトラカルボン酸成分、有機溶剤を用いた以外は、実施例H1と同様にして、ポリイミド前駆体ワニスおよび、ポリイミドフィルムを得た。特性を測定した結果を表H2に示す。
表H3に記載した有機溶剤を用いた以外は、実施例H1と同様にして、ポリイミド前駆体ワニスおよび、ポリイミドフィルムを得た。特性を測定した結果を表H3に示す。
Claims (22)
- 少なくとも有機溶剤と、下記一般式(H1)であらわされるポリイミド前駆体または下記一般式(H2)であらわされるポリイミドを含有するワニスの製造方法であって、
前記ワニス中に含まれることになる有機溶剤(以下、使用される有機溶剤という)として、光路長1cm、400nmにおける光透過率が89%以上である有機溶剤を使用して、前記ワニスを製造することを特徴とするワニスの製造方法。
(一般式(H1)中、A1は4価の脂肪族基または芳香族基であり、B1は2価の脂肪族基または芳香族基であり、R1およびR2は互いに独立して、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数3〜9のアルキルシリル基である。)
(一般式(H2)中、A2は4価の脂肪族基または芳香族基であり、B2は2価の脂肪族基または芳香族基である。
但し、次の(a)〜(c)の構造は除かれる:
(a)式(H1)および式(H2)において、A 1 およびA 2 が、ビシクロ[2.2.2]オクタン−2,3:5,6−テトラカルボン酸から4つのカルボキシル基を除いた残基である構造;
(b)式(H1)および式(H2)において、A 1 およびA 2 が、次の基:
から選ばれ、且つB 1 およびB 2 が、次の基:
から選ばれる構造;
(c)式(H1)および式(H2)において、B 1 およびB 2 が、次式:
(一般式(I)中、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 はそれぞれ水素あるいは炭素数1〜8のアルキル基を表す)
で表される1,3−シクロブタンジアミンから2つのNH 2 基を除いた残基である構造。
) - 使用される有機溶剤として、窒素中で3時間加熱還流した後の光路長1cm、400nmにおける光透過率が20%以上である有機溶剤を使用することを特徴とする請求項1に記載のワニスの製造方法。
- 使用される有機溶剤として、ガスクロマトグラフィー分析より求められた純度が99.9553%を超える有機溶剤を使用することを特徴とする請求項1または2に記載のワニスの製造方法。
- 使用される有機溶剤として、ガスクロマトグラフィー分析で求められる主成分ピークの保持時間に対し、長時間側に現れる不純物ピークの総量が、0.05%以下である有機溶剤を使用することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 使用される有機溶剤として、ガスクロマトグラフィー分析より求められた純度が、99.99%以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 使用される有機溶剤の250℃での不揮発成分が0.05%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 使用される有機溶剤の金属成分の含有率が、300ppb以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 使用される有機溶剤が、窒素含有化合物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 使用する有機溶剤が、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、ジメチルイミダゾリジノンおよびこれらの2種以上の組み合わせからなる群より選ばれることを特徴とする請求項8に記載のワニスの製造方法。
- 一般式(H1)中のA1および一般式(H2)中のA2が4価の芳香族基であり、一般式(H1)中のB1および一般式(H2)のB2が2価の芳香族基であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 一般式(H1)中のA1および一般式(H2)中のA2が4価の芳香族基であり、一般式(H1)中のB1および一般式(H2)のB2が2価の脂肪族基であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 一般式(H1)中のA1および一般式(H2)中のA2が4価の脂肪族基であり、一般式(H1)中のB1および一般式(H2)のB2が2価の芳香族基であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 請求項1〜16のいずれか1項に記載の製造方法により製造されたワニスを用いて膜厚10μmのポリイミドフィルムを製造したとき、このポリイミドフィルムの400nmの光透過率が、各請求項で規定される条件を満たさない有機溶剤を使用して製造されたポリイミドフィルムに比べて増加することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 請求項1〜16のいずれか1項に記載の製造方法により製造されたワニスを用いて膜厚10μmのポリイミドフィルムを製造したとき、このポリイミドフィルムが、400nmの光透過率70%以上の透明性を有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 請求項1〜18のいずれか1項に記載の製造方法により製造されたワニスを用いて、ポリイミドを製造することを特徴とするポリイミドの製造方法。
- 請求項1〜18のいずれか1項に記載の製造方法により製造されたワニスを用いて、光を透過または反射させて使用する光学材料を製造する方法。
- 使用される有機溶剤として、窒素中で3時間加熱還流した後の光路長1cm、400nmにおける光透過率が40%以上である有機溶剤を使用することを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
- 使用される有機溶剤の250℃での不揮発成分が0.01%以下であることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載のワニスの製造方法。
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