JP6059546B2 - 糖化タンパク質測定用試薬組成物及び糖化タンパク質測定方法 - Google Patents
糖化タンパク質測定用試薬組成物及び糖化タンパク質測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6059546B2 JP6059546B2 JP2013024571A JP2013024571A JP6059546B2 JP 6059546 B2 JP6059546 B2 JP 6059546B2 JP 2013024571 A JP2013024571 A JP 2013024571A JP 2013024571 A JP2013024571 A JP 2013024571A JP 6059546 B2 JP6059546 B2 JP 6059546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reagent
- measuring
- glycated protein
- reagent composition
- present disclosure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
工程(1):フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)又はプロテアーゼ、水、タール色素、及び多価アルコールを含む試薬組成物である第一試薬と、測定対象試料とを混合する工程。
工程(2):第一試薬と測定対象試料とを混合した混合液に、さらに、水を含む第二試薬を混合する工程。ここで、第二試薬は、さらに、第一試薬がFAODを含む場合プロテアーゼを含み、第一試薬がプロテアーゼを含む場合FAODを含み、第一試薬と第二試薬の一方が発色剤を含む。
工程(3):工程(1)の混合液を光学測定するか、或いは、工程(2)の混合後速やかに混合液を光学測定する工程。
工程(4):工程(2)の混合液を一定時間後に光学測定する工程。
本開示の試薬組成物は、析出物の発生を抑制する観点から、多価アルコールを含有する。同様の観点から、多価アルコールとしては、分子内ヒドロキシル基の数が2〜4であるものが好ましく、2〜3がより好ましく、2がさらに好ましい。多価アルコールは、限定されない一又は複数の実施形態において、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール#200、ポリエチレングリコール#300、ポリエチレングリコール#400、ポリエチレングリコール#600、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
本開示の試薬組成物は、タール色素を含有する。糖化タンパク質測定試薬において、タール色素は一般にフェノチアジン誘導体色素の吸収スペクトルのシフト剤、及び発色剤などの光により分解する化合物に対する保護剤として使用することを目的として含有されることがある(特許文献1)。しかしながら、本開示において、タール色素を含有する目的はこれに限定されない。
R1−N=N−R2 (I)
前記式(I)において、R1は、
Xは、水素、ハロゲン、ナトリウム又はカリウムであり、
Yは、水素又はSO3Xであり、
各Xは同一でも異なっていても良く、各Yは同一でも異なっていてもよく、
Zは、水素、メチル基又はメトキシ基であり、各Zは同一でも異なっていてもよい。
本開示の試薬組成物に含まれうるフルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)は、糖化アミノ酸及び/又は糖化ペプチドを酸化的加水分解する酵素をいい、糖化タンパク質の検出に従来使用され或いは今後開発され使用されるものを含む。FAODの基質としては、限定されない一又は複数の実施形態において、フルクトシルバリン、フルクトシルリジン、及び/又はフルクトシルバリルヒスチジンが挙げられる。FAODとしては、限定されない一又は複数の実施形態において、商品名FPOX-CE(キッコーマン社製)、耐熱性が付与された商品名FPOX-CET(キッコーマン社製)、商品名FPOX−EE(キッコーマン社製)、商品名FOD(旭化成社製)等が挙げられる。
本開示の試薬組成物に含まれうるプロテアーゼとしては、測定対象試料中のヘモグロビン(及び糖化ヘモグロビン)のβ鎖N末端バリンや、前記N末端バリンを含むペプチド(β鎖N末端ペプチド)を切り出すことができるものであって、糖化タンパク質の検出に従来使用され或いは今後開発され使用されるものを含む。
本開示の試薬組成物は、水溶液であり、水を含む。水は、蒸留水、イオン交換水、又は超純水等が使用され得る。
本開示の試薬組成物は、その他の成分として、ペルオキシダーゼ(POD)又は発色剤を含有しうる。本開示の試薬組成物は、一又は複数の実施形態において、PODと発色剤の2成分を同時に含有しない。したがって、本開示の試薬組成物は、限定されない一又は複数の実施形態において、水、タール色素、及び多価アルコールに加えて下記表1の組み合わせの成分を含む実施形態1〜4が挙げられる。
本開示の試薬組成物に含まれうるペルオキシダーゼ(POD)は、FAODが反応することで生成された過酸化水素を基質として分解するとともに発色剤を酸化することで過酸化水素の測定を可能とするものが使用でき、糖化タンパク質の検出に従来使用され或いは今後開発され使用されるものを含む。
本開示の試薬組成物に含まれうる発色剤としては、反応系の過酸化水素とPODとの反応に応じて発色、変色、消失するものであって、糖化タンパク質の検出に従来使用され或いは今後開発され使用されるものを含む。発色剤は、1つの化合物であってもよく、二種類以上の化合物の組み合わせであってもよい。本開示の試薬組成物における発色剤は、限定されない一又は複数の実施形態において、フェノチアジン骨格を有する酸化発色剤、酸化還元反応によりフェノチアジン誘導体色素を生成する発色剤、又は、フェノチアジン誘導体色素が挙げられる。
)する発色剤(化合物)が挙げられる。
本開示の試薬組成物に含まれうる亜硝酸又はその塩は、ヘモグロビンを変性させるために使用され得る。亜硝酸塩としては、限定されない一又は複数の実施形態において、亜硝酸カリウム、亜硝酸アミル、亜硝酸ブチル、亜硝酸ナトリウム等が挙げられる。本開示の試薬組成物における亜硝酸又は亜硝酸塩としては、0.05〜3.00mg/ml、0.10〜1.50mg/ml、又は0.15〜0.75mg/mlである。
本開示の試薬組成物に含まれうる緩衝液又は緩衝剤は、限定されない一又は複数の実施形態において、Tris (Tris(hydroxymethyl)amino-methane) 緩衝液、Tris−HCl緩衝液、MES (2-Morpholinoehanesulfonic acid) 緩衝液、MES−Tris緩衝液、MOPS (3-Moropholinopropanesulfonic acid) 緩衝液、MOPS−Tris緩衝液、ADA (N-(2-Acetamido)iminodiacetic acid) 緩衝液、Bis−Tris緩衝液、PIPES (Piperazine-1,4-bis(2-ethanesulfonic acid)) 緩衝液、リン酸緩衝液、クエン酸緩衝液、HEPES (2-[4-(2-Hydroxyethyl)-1-piperazinyl]ethanesulfonic acid) 緩衝液、TAPS (N-Tris(hydroxymethyl)methyl-3-aminopropanesulfonic acid) 緩衝液、グリシルグリシン緩衝液、グリシンアミド緩衝液等が挙げられる。上記緩衝液の濃度は、限定されない一又は複数の実施形態において、1〜500mmol/Lの範囲であり、又は、5〜100mmol/Lの範囲である。
本開示の試薬組成物に含まれうる界面活性剤は、限定されない一又は複数の実施形態において、n−ドデシル−β−D−マルトシド(n−ドデシル−β−D−マルトピラノシド)、6−シクロヘキシルヘキシル−β−D−マルトシド、スクロースモノラウレート(β−D−フルクトピラノシル−α−D−グルコピラノシドモノドデカノエート)、n−デシル−β−D−マルトシド(n−デシル−β−D−マルトピラノシド)、n−ノニル−β−D−チオマルトシド(n−ノニル−β−D−チオマルトピラノシド)、5−シクロヘキシルペンチル−β−D−マルトシド、ウンデシル−β−D−マルトシド、n−ドデシル−α−D−マルトシド、ヘキサデシル−β−D−マルトシド、及び、3−オキサトリデシル−α−D−マンノシド等が挙げられる。上記界面活性剤の濃度は、限定されない一又は複数の実施形態において、発色剤と界面活性剤のモル比が、1:1〜1:100,000の範囲であることが好ましく、より好ましくは、1:2〜1:50,000の範囲である。
本開示の試薬組成物のpHは、酵素活性の維持及び/又は効率化の観点から、5.0〜9.0が好ましく、より好ましくは5.5〜8.5、より好ましくは6.0〜8.0である。
本開示の試薬組成物の調製方法は、水又は緩衝液に上述した成分を添加混合することで調製できる。本開示の試薬組成物は、溶液の状態であってもよく、粉末、例えば、凍結乾燥粉末であってもよい。
本開示の試薬組成物のみでは、糖化タンパク質を測定することは難しい。糖化タンパク質を測定する場合、第2の試薬組成物として、水を含む試薬組成物を使用することが好ましい(以下、「本開示の第2の試薬組成物」ともいう)。本開示の第2の試薬組成物は、本開示の試薬組成物がFAODを含む場合プロテアーゼを含み、本開示の試薬組成物がプロテアーゼを含む場合FAODを含む。
本開示の第2の試薬組成物は、水溶液であり、水を含む。水は、蒸留水、イオン交換水、又は超純水等が使用され得る。本開示の第2の試薬組成物に含まれうるFAOD及びプロテアーゼは、本開示の試薬組成物に含まれ得る上述の物が使用できる。
本開示の第2の試薬組成物は、その他の成分として、タール色素、ペルオキシダーゼ(POD)又は発色剤の少なくとも1つを含有しうる。本開示の第2の試薬組成物は、一又は複数の実施形態において、PODと発色剤の2成分を同時に含有しない。したがって、本開示の試薬組成物と本開示の第2の試薬組成物は、限定されない一又は複数の実施形態において、下記表2の組み合わせの成分を含む実施形態1〜4が挙げられる。なお、表2において、本開示の試薬組成物の成分は、水、タール色素、及び多価アルコールに加えて含有する成分を示し、本開示の第2の試薬組成物は、水に加えて含有する成分を示す。
本開示の第2の試薬組成物のpHは、酵素活性の維持及び/又は効率化の観点から、5.0〜9.0が好ましく、より好ましくは5.5〜8.5、より好ましくは6.0〜8.0である。
本開示の第2の試薬組成物の調製方法は、水又は緩衝液に上述した成分を添加混合することで調製できる。本開示の第2の試薬組成物は、溶液の状態であってもよく、粉末、例えば、凍結乾燥粉末であってもよい。
本開示の試薬組成物及び本開示の第2の試薬組成物を用いて検体中の糖化タンパク質を測定する方法の限定されない一又は複数の実施形態は以下のようになる。
工程(1):本開示の試薬組成物と、測定対象試料とを混合する工程。
工程(2):本開示の試薬組成物と測定対象試料とを混合した混合液に、さらに、本開示の第2の試薬組成物を混合する工程。
工程(3):工程(1)の混合液を光学測定するか、或いは、工程(2)の混合後速やかに混合液を光学測定する工程。
工程(4):工程(2)の混合液を一定時間後に光学測定する工程。
実施形態1
工程(1):本開示の試薬組成物と測定対象試料とを混合する
工程(2):一定時間後に工程(1)の混合液を光学測定する。
工程(3):工程(2)後にさらに本開示の第2の試薬組成物を混合する。
工程(4):一定時間後に工程(3)後の混合液を光学測定する。
実施形態2
工程(1):本開示の試薬組成物と測定対象試料とを混合する
工程(2):一定時間後に工程(1)後にさらに本開示の第2の試薬組成物を混合する。
工程(3):工程(2)の実施後に速やかに混合液を光学測定する。
工程(4):一定時間後に工程(3)後の混合液を光学測定する。
工程(1):本開示の試薬組成物である第一試薬と、測定対象試料とを混合する工程。
工程(2):第一試薬と測定対象試料とを混合した混合液に、さらに、本開示の第2の試薬組成物である第二試薬を混合する工程。
工程(3):工程(1)の混合液を光学測定するか、或いは、工程(2)の混合後速やかに混合液を光学測定する工程。
工程(4):工程(2)の混合液を一定時間後に光学測定する工程。
自動分析装置としては、糖化タンパク質の検出に従来使用され或いは今後開発され使用されるものが挙げられる。限定されない一又は複数の実施形態において、自動分析装置は、下記手段1〜4を備える。
測定手段1
手段(1):本開示の試薬組成物と測定対象試料とを混合する
手段(2):手段(1)の混合液を光学測定する。
手段(3):手段(2)後にさらに本開示の第2の試薬組成物を混合する。
手段(4):手段(3)後の混合液を光学測定する。
測定手段2
手段(1):本開示の試薬組成物と測定対象試料とを混合する
手段(2):一定時間後に手段(1)後にさらに本開示の第2の試薬組成物を混合する。
手段(3):手段(2)の実施後に速やかに混合液を光学測定する。
手段(4):一定時間後に手段(3)後の混合液を光学測定する。
本開示は、その他の態様において、本開示の試薬組成物である第一試薬と、本開示の第2の試薬組成物である第二試薬とを含む、糖化タンパク質測定用試薬キット(以下、「本開示の試薬キット」ともいう)に関する。本開示の試薬キットと自動分析装置とを用いて、本開示の測定方法を行うことができる。本開示の試薬キットは、さらに、標準試料を含んでもよい。
[A1] 糖化タンパク質測定用試薬組成物であって、フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)又はプロテアーゼ、水、タール色素、及び多価アルコールを含む試薬組成物。
[A2] タール色素が、アゾ色素である、[A1]記載の試薬組成物。
[A3] アゾ色素がタートラジンである、[A2]記載の試薬組成物。
[A4] 多価アルコールの分子内ヒドロキシル基数が2個である、[A1]から[A3]のいずれかに記載の試薬組成物。
[A5] 多価アルコールが、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、[A1]から[A4]のいずれかに記載の試薬組成物。
[A6] 試薬組成物中の多価アルコールの含有量が、0.5重量%以上10重量%以下である、[A1]から[A5]のいずれかに記載の試薬組成物。
[A7] 糖化タンパク質測定自動分析装置で用いるための、[A1]から[A6]のいずれかに記載の試薬組成物。
[A8] さらに、ペルオキシダーゼ(POD)又は発色剤を含む、[A1]から[A7]のいずれかに記載の試薬組成物。
[A9] [A1]から[A8]のいずれかに記載の試薬組成物である第一試薬と、水を含む第二試薬を含み、第二試薬は、さらに、第一試薬がFAODを含む場合プロテアーゼを含み、第一試薬がプロテアーゼを含む場合FAODを含む、糖化タンパク質測定用試薬キット。
[A10] 第二試薬が、さらに、タール色素、ペルオキシダーゼ(POD)及び発色剤からなる群から選択される少なくとも一つを含む、[A9]に記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
[A11] さらに、標準試料を含む、[A9]又は[A10]に記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
[A12] 下記工程(1)〜(4)を行うことを含む、糖化タンパク質の測定方法。
工程(1):[A1]から[A8]のいずれかに記載の試薬組成物である第一試薬と、測定対象試料とを混合する工程。
工程(2):第一試薬と測定対象試料とを混合した混合液に、さらに、水を含む第二試薬を混合する工程。ここで、第二試薬は、さらに、第一試薬がFAODを含む場合プロテアーゼを含み、第一試薬がプロテアーゼを含む場合FAODを含み、さらに、第一試薬が発色剤を含まない場合発色剤を含む。
工程(3):工程(1)の混合液を光学測定するか、或いは、工程(2)の混合後速やかに混合液を光学測定する工程。
工程(4):工程(2)の混合液を一定時間後に光学測定する工程。
<第1試薬>
フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)(商品名:FPOX−CE、キッコーマン社製):0.6−3.0 U/ml
亜硝酸カリウム:0.15−0.75 mg/ml
ペルオキシダーゼ(東洋紡社製):3−20 U/ml
タートラジン:0.05−0.30 mg/ml
緩衝液(Tris):2−10 mmol/L,pH 7.0
<第2試薬>
中性プロテアーゼ・・・800−4000 U/ml
10−(カルボキシメチルアミノカルボニル)−3,7−ビス(ジメチルアミノ)フェノチアジン(和光純薬社製)・・・0.008−0.03 mg/ml
緩衝液(Tris):50−100 mmol/L,pH 6.5
界面活性剤:0.05−0.3 mg/ml
発色剤安定化剤:10−30 mg/ml
前記第1試薬に下記表3記載の多価アルコールを2w/v%添加して実施例1〜10及び比較例1の試薬組成物を作製した。これらの試薬組成物100μLを、自動分析装置(商品名:JCA−MB8,日本電子社製)の反応セルに分注し、室温で5時間静置した。その結果の一例を図1に示す。その結果、比較例1の試薬組成物(第1試薬そのもの)では、自動分析装置の反応セル上面の4つのコーナーに色素を含む析出物が発生した。一方で、多価アルコールを添加した実施例1〜10の試薬組成物では析出物が確認されず、析出物の発生が抑制された。
第1試薬として実施例1〜10及び比較例1の試薬組成物を用いてHbA1c値を測定し、試薬性能を確認した。
下記試料を使用してHbA1c (JDS)値が4〜14%のリファレンス試料を作成した。また、HbA1c (JDS)値が同じ(6.5又は7.0%)でヘモグロビン濃度が30〜150μmol/Lの範囲で異なるリファレンス試料を準備した。
糖尿病検査コントロールLevel 1−3(リクイチェック(商品名)、BIO−RAD社製)
−80℃凍結保存全血Hb濃度違い3種類
−80℃凍結保存全血HbA1c濃度違い8種類
測定試料8μLと実施例1〜10及び比較例1の試薬組成物(第1試薬)96μLを混合し、37℃、5分で反応する。その後、主波長694nm副波長751nmで吸光度を測定し、第2試薬63μLを添加する。さらに37℃、5分間反応させた後、再度、主波長694nm副波長751nmで吸光度を測定する。吸光度の差からHbA1c濃度(mmol/l)を算出する。
〔総ヘモグロビン濃度の測定手順〕
測定試料8μLと実施例1〜10及び比較例1の試薬組成物(第1試薬)8μLを混合し、37℃、5分で反応する。その後、主波長571nm副波長694nmで吸光度を測定し、その吸光度から総ヘモグロビン濃度(mol/l)を算出する。
〔HbA1c(JDS)値の算出手順〕
HbA1c (JDS)値は、以下の式で求めた。その結果の一例を図2及び3に示す。
HbA1c (NGSP)値=0.0915 × HbA1c濃度(mmol/l)/総Hb濃度(mol/l) + 2.15
HbA1c (JDS)値=0.980 × HbA1c (NGSP)値 − 0.245
前記第1試薬(比較例1)のFAOD(商品名:FPOX−CE、キッコーマン社製)を耐熱性FAOD(商品名:FPOX−CET、キッコーマン社製)に換えた試薬組成物を調製し、これを比較例2とした。比較例2の組成に、下記表4記載の多価アルコール(エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及びグリセリン)を1〜3w/v%添加して実施例11〜18及び比較例2の試薬組成物を作製した。
酵素法HbA1測定試薬キャリブレータLow及びHigh(アークレイ社製)
(以下、「Cal L」及び「Cal H」とも表記する)
−80℃凍結保存全血Hb濃度違い2種類である、ヘモグロビン(Hb)濃度中(90μmol/L)および高(135μmol/L)検体(以下、それぞれ「MN」及び「MH」とも表記する)
Claims (12)
- 糖化タンパク質測定用試薬キットであって、
フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)、水、タール色素、及び多価アルコールを含む第一試薬と、
プロテアーゼを含む第二試薬とを含む、糖化タンパク質測定用試薬キット。 - タール色素が、アゾ色素である、請求項1記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
- アゾ色素がタートラジンである、請求項2記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
- 多価アルコールの分子内ヒドロキシル基数が2個である、請求項1から3のいずれかに記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
- 多価アルコールが、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1から4のいずれかに記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
- 試薬組成物中の多価アルコールの含有量が、0.5重量%以上10重量%以下である、請求項1から5のいずれかに記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
- 糖化タンパク質測定自動分析装置で用いるための、請求項1から6のいずれかに記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
- 前記第二試薬は、さらに、ペルオキシダーゼ(POD)及び発色剤の少なくとも一方を含む、請求項1から7のいずれかに記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
- さらに、標準試料を含む、請求項1から8のいずれかに記載の糖化タンパク質測定用試薬キット。
- フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)、水、及びタートラジンを含む糖化タンパク質測定用試薬組成物の析出防止剤として多価アルコールの使用。
- 前記糖化タンパク質測定用試薬組成物が、プロテアーゼをさらに含む、請求項10記載の利用
- 下記工程(1)〜(4)を行うことを含む、糖化タンパク質の測定方法。
工程(1):フルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)、水、タール色素、及び多価アルコールを含む第一試薬と、測定対象試料とを混合する工程。
工程(2):第一試薬と測定対象試料とを混合した混合液に、さらに、プロテアーゼ、及び発色剤を含む第二試薬を混合する工程。
工程(3):工程(1)の混合液を光学測定するか、或いは、工程(2)の混合後速やかに混合液を光学測定する工程。
工程(4):工程(2)の混合液を一定時間後に光学測定する工程。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013024571A JP6059546B2 (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 糖化タンパク質測定用試薬組成物及び糖化タンパク質測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013024571A JP6059546B2 (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 糖化タンパク質測定用試薬組成物及び糖化タンパク質測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014150772A JP2014150772A (ja) | 2014-08-25 |
| JP6059546B2 true JP6059546B2 (ja) | 2017-01-11 |
Family
ID=51573294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013024571A Active JP6059546B2 (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 糖化タンパク質測定用試薬組成物及び糖化タンパク質測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6059546B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA3019436A1 (en) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | Qualizyme Diagnostics Gmbh & Co Kg | Detecting microbial infection in wounds |
| JP7555739B2 (ja) * | 2019-07-01 | 2024-09-25 | 旭化成ファーマ株式会社 | 安定化剤を含有する糖化タンパク質測定試薬用の4-アミノアンチピリン含有部分組成物、糖化タンパク質測定試薬、糖化タンパク質の測定方法、糖化タンパク質測定試薬用の4-アミノアンチピリン含有部分組成物の安定化方法、及び糖化タンパク質測定試薬用の4-アミノアンチピリン含有部分組成物の保存方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102505042A (zh) * | 2001-01-31 | 2012-06-20 | 旭化成制药株式会社 | 测定糖化蛋白质的组合物 |
| JP4437216B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2010-03-24 | アークレイ株式会社 | フェノチアジン誘導体色素の検出方法およびそれに用いる発色剤試薬 |
| JP4697809B2 (ja) * | 2007-02-22 | 2011-06-08 | 旭化成ファーマ株式会社 | ロイコ色素の安定化方法 |
| CN103540156B (zh) * | 2008-03-19 | 2016-09-07 | 爱科来株式会社 | 显色剂的稳定剂及其用途 |
-
2013
- 2013-02-12 JP JP2013024571A patent/JP6059546B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2014150772A (ja) | 2014-08-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101595386B (zh) | 吩噻嗪衍生物色素的检测方法及用于该方法的显色剂试剂 | |
| EP2543706B1 (en) | Method for stabilizing of color developer and use thereof | |
| EP1985670B1 (en) | Liquid reagent of color former and method of stabilizing the same | |
| JP5871800B2 (ja) | 糖化ヘモグロビンの測定方法 | |
| US10093959B2 (en) | Enzymatic determination of HBA1c | |
| JP5955220B2 (ja) | 糖化ヘモグロビンの測定方法 | |
| JP2008201968A (ja) | ロイコ色素の安定化方法 | |
| JP6059546B2 (ja) | 糖化タンパク質測定用試薬組成物及び糖化タンパク質測定方法 | |
| JP7671134B2 (ja) | 2,5-ジヒドロキシベンゼンスルホン酸又はその塩の阻害剤、及び2,5-ジヒドロキシベンゼンスルホン酸又はその塩による測定への影響を抑制する測定用試薬組成物 | |
| CN104321428B (zh) | 抗坏血酸氧化酶的稳定化方法 | |
| JP4489400B2 (ja) | 試薬の安定化方法 | |
| JP7328808B2 (ja) | ジメチルスルホキシドを含む糖化タンパク質測定試薬、糖化タンパク質の測定方法、糖化タンパク質測定試薬の保存方法、及び糖化タンパク質測定試薬の安定化方法 | |
| JP7061283B2 (ja) | ロイコ型色素の安定化方法 | |
| JP2019062890A (ja) | 糖化蛋白質の測定 | |
| US10989714B2 (en) | Measurement of glycoprotein | |
| JP2019062891A (ja) | 糖化蛋白質の測定 | |
| JP2005006509A (ja) | メタロプロテアーゼの保存方法、および前記方法を用いたメタロプロテアーゼ試薬溶液 | |
| HK1203555B (en) | Method for stabilizing ascorbic acid oxidase |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150818 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160531 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160711 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161206 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161209 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6059546 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |