JP6072609B2 - 建具 - Google Patents
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Description
この固定窓は、上枠と下枠と左右の縦枠を連結した枠体内にガラスを装着し、そのガラスの下縁部を下枠に取り付けた押縁で支持するようにしている。
そして、押縁1は下枠3に、室外側方向への動き及び下方向への動きをそれぞれ規制し、下向き方向の回転を防止して取り付ける必要がある。
前記建具枠の下横枠材と、その下横枠材に取り付けた下の押縁とで面材装着用の上向凹部を形成し、この上向凹部に面材の下縁部が装着され、面材の下縁部を前記下の押縁を用いて支持し、
前記下横枠材は、見込み方向に向かう横向部の下面に第1係合受部と第2係合受部と支持面を有すると共に、前記横向部の室外側部に押縁支持部を有し、
前記下の押縁は、見込み方向に向かう横向片及び、この横向片の室外側に設けた見付け方向に向かう縦向片を備え、
前記横向片の上面に第1係合突部と第2係合突部を有し、その第1係合突部が前記第1係合受部に係合し、前記第2係合突部が前記第2係合受部に係合し、かつ前記支持面に接し、
前記縦向片の室内側面に設けた突起部が、前記押縁支持部の上面に接し、
前記下の押縁は、突起部と押縁支持部の上面との接触部を支点として自重により回転力が作用し、第2係合突部が支持面に接するようにしたことを特徴とする建具である。
このようにすれば、下の押縁の横向片を下横枠材の横向部の下面に接近することができるから、下の押縁の外部見付け寸法をより小さくできる。
前記下横枠材の横向部の室内側部分に、その下面に開口した凹溝を有し、この凹溝の室外側開口縁を前記第2係合受部とし、かつ凹溝の底面を前記支持面とし、
前記建具枠の縦枠材の室外側部と下横枠材の室外側部が前記ビスホールに螺合したビスで連結することができる。
このようにすれば、ビスホールを第1係合受部としているから、第1係合受部を特別に形成する必要がない。
また、ビスホールに螺合したビスで下横枠材の室外側部と縦枠材の室外側部を連結しているから、下横枠材と縦枠材を室外寄りで強固に連結できる。
このようにすれば、下横枠材の横向部の室外側部にビスホールを形成したことで見付け寸法が大きくなることがない。
前記下の押縁の縦向片に設けた突起部は、その下面よりも下方に突出し、前記凹部に見込み方向に回転可能に嵌まり合う下向突起を有し、
下の押縁が下横枠材に取り付けられた状態で、前記下向突起が押縁支持部の凹部よりも室外側寄りの上面に接するようにできる。
このようにすれば、突起部の下向突起が押縁支持部の上面の凹部に嵌まり合うことで、下の押縁が取り付けの高さが取り付けられた状態よりも低くなり、その下向突起を押縁支持部の上面に接することで下の押縁は持ち上がって所定の取付高さとなるので、下の押縁を下横枠材の室外側から取り付けできると共に、下の押縁の縦向片の上端面と縦の押縁の下端面との間のクリアランスをゼロとすることが可能である。
また、第1係合突部、第2係合突部と第1係合受部、第2係合受部の係合部の高さを小さくして下の押縁の外部見付け寸法を小さくして意匠性を向上できる。
また、下の押縁は、自重で第2係合突部が支持面に接するので、下の押縁が外れることがない。
枠20は、上枠21、下枠22、左右の縦枠23,23を連結した矩形状である。
障子30は、障子枠30a内にガラスなどの面材30bを装着したもので、障子枠30aが本発明の建具枠である。つまり、建具枠は室内外に開口する開口部に設けられる。
障子枠30aは上框31と下框32と左右の縦框33,33を連結した矩形状で、下框32が本発明の建具枠の下横枠材で、縦框33が縦枠材である。
この下の押縁40と室外側横向部32aと中間縦向部32bとで面材装着用の上向凹部32dを形成し、その上向凹部32dに面材30bの下縁部が挿入され、下横室内側シール材32e、下横室外側シール材32fで面材30bの下縁部を支持している。
図5に示すように、下の押縁40は見込み方向に向かう横向片41と、この横向片41の室外側端に見付け方向の上に向けて設けた見付け方向に向かう縦向片42とで断面略L字状の長尺材である。
横向片41の上面41aの見込み方向中間に第1係合突部43が設けられ、この第1係合突部43よりも見込み方向室内側寄り、好ましくは室内側端に第2係合突部44が設けてある。
第1係合突部43及び第2係合突部44は横向片41の上面41aよりも上方に突出している。
縦向片42の室内側面42aの上向凹部32dを形成する部分、例えば見付け方向中間部、好ましくは横向片41寄りに突起部45が設けてある。
この突起部45は縦向片42の室内側面42aよりも室内側に突出し、その突出端部には下向突起45aを有している。
下向突起45aは突起部45の下面45bよりも下方に突出し、見込み方向に略円弧状に湾曲している。
なお、下框32は室内側横向部32cを備えていない形状でも良い。つまり、下框32は横向部と、その横向部の室内側端に設けた縦向部を備えていれば良い。
室外側横向部32aの下面32a−1における第2係合受部51よりも室内側寄りに、押縁40の第2係合突部44が見付け方向の上方に動かないように接する下向きの支持面52を有している。
室外側横向部32aの室外側端部には、押縁40の突起部45が接して押縁40の下方向への動きを規制する押縁支持部53を有している。
この押縁支持部53の上面53aに、前記押縁40の突起部45の下向突起45aが見込み方向に回転可能に嵌まり合う凹部54が長手方向全長に連続して有している。
凹部54は押縁支持部53の室外側端面53bよりも室内側寄りである。
そして、室外側部分56の室外側端に突片56cを室外側に向けて一体に設けてある。突片56cの上面は室外側部分56の上面56bと面一に連続して押縁支持部53としてある。
これにより、下框32は室外側部分にビスホール58を有するので、縦框33のビス挿通孔から図示しないビスをビスホール58に螺合して下框32と縦框33を、その室外側部分で連結(接合)することができ、面材30bに負荷する風圧や自重、開閉によるねじりに対して框連結部に開きが生じ難くなり、下框32と縦框33を強固に連結することができる。
例えば、下框32の室内側横向部32cの室内端にビスホール32c−1を形成し、このビスホール32c−1と前述のビスホール58とに縦框33からビスをそれぞれ螺合することで、下框32と縦框33を室外側部分と室内側部分とで連結することで、2本のビスで強固に連結でき、ビスの本数を削減しながら框接合部の口開き防止、口開き防止のための他の補強手段の削減ができる。
つまり、下框32の室外側横向部32aの室外側部分の肉厚を室内側部分の肉厚よりも大きく、かつ下面をほぼ面一とすると共に、その室外側部分にビスホール58を形成することで、下框32の見付け寸法を大きくせずに下框32と縦框33を室外側部分でビスによって連結できる。
室外側横向部32aの室内側横板55の下面55aに凹溝59を長手方向に連続して形成し、その凹溝59の室外側開口縁59aを第2係合受部51としたので、第2係合受部51は室外側横向部32aの下面32a−1から下方に突出することがなく、下面32a−1から上方に凹んでいる。
凹溝59の底面59bが支持面52であるから、第2係合受部51に係合した第2係合突部44の上面を支持面52に接することができる。
図7に示すように、押縁40の突起部45を下框32の室外側横向部32aの押縁支持部53の上面53aに接することで、押縁40の下方への動きを規制する。
押縁40の第1係合突部43、第2係合突部44を下框32の室外側横向部32aの第1係合受部50、第2係合受部51にそれぞれ係合して押縁40の室外側方向への動きを規制する。
しかも、押縁40の重心Gは、突起部45と押縁支持部53との接触部よりも室外側寄りで、その接触部は第2係合突部44と支持面52との接触部よりも室外側寄りであるから、押縁40には自重により突起部45と押縁支持部53との接触部を支点として反時計方向の回転力が生じ、第2係合突部44が支持面52に押しつけられるので、押縁40が下框32から外れることがない。
図2に示すように、下の押縁40は左右の縦の押縁33b間に渡って取り付けられる。
図7に示すように下の押縁40の縦向片42の上端面42bと縦の押縁33bの下端面33b−1とが相対向し、その両者の間にクリアランスが生じないように取り付ける。
下の押縁40の仮取付姿勢とは、横向片41の室内側端が室外側端よりも低くなるように水平に対して傾斜し、第1係合突部43、第2係合突部44が下框32の第1係合受部50、第2係合受部51と干渉しないと共に、縦向片42の上端部が下端部よりも室内側寄りとなるように垂直に対して室内側に向けて傾斜した姿勢であり、縦向片42の上端部は面材30bに当たらない姿勢となっている。
この取付姿勢であると、突起部45の下向突起45aが押縁支持部53の凹部54に嵌まり合っているので、下の押縁40は図7に示す取付状態よりも凹部54の深さだけ下方に移動して取り付け高さが低くなり、縦向片42の上端面42bと縦の押縁33bの下端面33b−1との間にクリアランスSがあり、下の押縁40を仮取付姿勢から取付姿勢に回転するときに縦向片42が縦の押縁33bと干渉することがないようにできる。
これとともに、第1係合突部43、第2係合突部44が第1係合受部50、第2係合受部51にそれぞれ係合し、第2係合突部44が支持面52に接する。
これにより、下の押縁40は時計方向、反時計方向の両方に回転しなくなり、下框32に不動に固定される。
また、室外側横向部32aの下面32a−1に突起を設けて第1係合受部50、第2係合受部51としても良い。
この場合には、枠20が建具枠で、下枠22が下横枠材、縦枠23が縦枠材である。
Claims (5)
- 室内外に開口する開口部に設けた建具枠に面材を装着した建具であって、
前記建具枠の下横枠材と、その下横枠材に取り付けた下の押縁とで面材装着用の上向凹部を形成し、この上向凹部に面材の下縁部が装着され、面材の下縁部を前記下の押縁を用いて支持し、
前記下横枠材は、見込み方向に向かう横向部の下面に第1係合受部と第2係合受部と支持面を有すると共に、前記横向部の室外側部に押縁支持部を有し、
前記下の押縁は、見込み方向に向かう横向片及び、この横向片の室外側に設けた見付け方向に向かう縦向片を備え、
前記横向片の上面に第1係合突部と第2係合突部を有し、その第1係合突部が前記第1係合受部に係合し、前記第2係合突部が前記第2係合受部に係合し、かつ前記支持面に接し、
前記縦向片の室内側面に設けた突起部が、前記押縁支持部の上面に接し、
前記下の押縁は、突起部と押縁支持部の上面との接触部を支点として自重により回転力が作用し、第2係合突部が支持面に接するようにしたことを特徴とする建具。 - 前記下横枠材の横向部の第1係合受部、第2係合受部は、その横向部の下面よりも上方に凹んで形成されている請求項1記載の建具。
- 前記下横枠材の横向部の室外側部分に、その下面に開口したビスホールを有し、このビスホールの室外側開口縁を前記第1係合受部とし、
前記下横枠材の横向部の室内側部分に、その下面に開口した凹溝を有し、この凹溝の室外側開口縁を前記第2係合受部とし、かつ凹溝の底面を前記支持面とし、
前記建具枠の縦枠材の室外側部と下横枠材の室外側部が前記ビスホールに螺合したビスで連結されている請求項2記載の建具。 - 前記下横枠材の横向部は、前記室外側部分の肉厚が室内側部分の肉厚よりも大きく、その室外側部分の上面が室内側部分の上面より高く、かつ室外側部分の下面と室内側部分の下面が同一高さである請求項3記載の建具。
- 前記下横枠材の押縁支持部は、その上面に凹部を有し、
前記下の押縁の縦向片に設けた突起部は、その下面よりも下方に突出し、前記凹部に見込み方向に回転可能に嵌まり合う下向突起を有し、
下の押縁が下横枠材に取り付けられた状態で、前記下向突起が押縁支持部の凹部よりも室外側寄りの上面に接するようにした請求項1−4いずれか1項記載の建具。
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