JP6072609B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、カーテンウォール、可動窓、嵌め殺し窓などの建具枠内にガラスなどの面材を装着し、その面材の下縁部を押縁を用いて支持するようにした建具に関する。
左右の方立間に固定窓を取り付けたカーテンウォールが特許文献1に開示されている。
この固定窓は、上枠と下枠と左右の縦枠を連結した枠体内にガラスを装着し、そのガラスの下縁部を下枠に取り付けた押縁で支持するようにしている。
特公平6−63293号公報
特許文献1に開示された押縁1は、図1に示すように、室内外側方向である見込み方向に向かう横向片1aと、上下方向である見付け方向に向かう縦向片1bとで断面L字状の長尺材で、その縦向片1bがガラス2の室外側面2aと対向するように横向片1aを下枠3に係合して取り付けている。
そして、押縁1は下枠3に、室外側方向への動き及び下方向への動きをそれぞれ規制し、下向き方向の回転を防止して取り付ける必要がある。
図1に示す押縁では、押縁1の横向片1aに第1係合片4と第2係合片5を見込み方向に間隔を置いて設けると共に、下枠3に第1係合受片6と第2係合受片7を見込み方向に間隔を置いて設け、第1係合片4と第1係合受片6の係合部及び第2係合片5と第2係合受片7の係合部で押縁1の室外側方向への動きを規制し、第1係合片4と第2係合受片6との係合部で押縁1の下方向への動きを規制し、第2係合片5と第2係合受片7の係合部で押縁1の下向き方向の回転を防止している。
このために、第1係合片4、第2係合片5を室外側に向かう鉤形状とすると共に、第1係合受片6、第2係合受片7を室内側に向かう鉤形状とし、第1係合片4と第1係合受片6及び第2係合片5と第2係合受片7が見付け方向及び見込み方向に重なり合うように係合しているので、その押縁1と下枠3の係合部の高さ(見付け方向の寸法)H1が大きく、押縁1の縦向片1bの見付け寸法H2、つまり押縁1の外部見付け寸法が大きくなり、意匠性が低下する。
本発明は前述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、下の押縁の室外側方向への動き及び下方向への動きをそれぞれ規制し、下向き方向の回転を防止でき、下の押縁の外部見付け寸法を小さくして意匠性を向上できる建具とすることである。
本発明は、室内外に開口する開口部に設けた建具枠に面材を装着した建具であって、
前記建具枠の下横枠材と、その下横枠材に取り付けた下の押縁とで面材装着用の上向凹部を形成し、この上向凹部に面材の下縁部が装着され、面材の下縁部を前記下の押縁を用いて支持し、
前記下横枠材は、見込み方向に向かう横向部の下面に第1係合受部と第2係合受部と支持面を有すると共に、前記横向部の室外側部に押縁支持部を有し、
前記下の押縁は、見込み方向に向かう横向片及び、この横向片の室外側に設けた見付け方向に向かう縦向片を備え、
前記横向片の上面に第1係合突部と第2係合突部を有し、その第1係合突部が前記第1係合受部に係合し、前記第2係合突部が前記第2係合受部に係合し、かつ前記支持面に接し、
前記縦向片の室内側面に設けた突起部が、前記押縁支持部の上面に接し、
前記下の押縁は、突起部と押縁支持部の上面との接触部を支点として自重により回転力が作用し、第2係合突部が支持面に接するようにしたことを特徴とする建具である。
本発明の建具においては、前記下横枠材の横向部の第1係合受部、第2係合受部は、その横向部の下面よりも上方に凹んで形成することができる。
このようにすれば、下の押縁の横向片を下横枠材の横向部の下面に接近することができるから、下の押縁の外部見付け寸法をより小さくできる。
本発明の建具においては、前記下横枠材の横向部の室外側部分に、その下面に開口したビスホールを有し、このビスホールの室外側開口縁を前記第1係合受部とし、
前記下横枠材の横向部の室内側部分に、その下面に開口した凹溝を有し、この凹溝の室外側開口縁を前記第2係合受部とし、かつ凹溝の底面を前記支持面とし、
前記建具枠の縦枠材の室外側部と下横枠材の室外側部が前記ビスホールに螺合したビスで連結することができる。
このようにすれば、ビスホールを第1係合受部としているから、第1係合受部を特別に形成する必要がない。
また、ビスホールに螺合したビスで下横枠材の室外側部と縦枠材の室外側部を連結しているから、下横枠材と縦枠材を室外寄りで強固に連結できる。
本発明の建具においては、前記下横枠材の横向部は、前記室外側部分の肉厚が室内側部分の肉厚よりも大きく、その室外側部分の上面が室内側部分の上面より高く、かつ室外側部分の下面と室内側部分の下面が同一高さにできる。
このようにすれば、下横枠材の横向部の室外側部にビスホールを形成したことで見付け寸法が大きくなることがない。
本発明の建具においては、前記下横枠材の押縁支持部は、その上面に凹部を有し、
前記下の押縁の縦向片に設けた突起部は、その下面よりも下方に突出し、前記凹部に見込み方向に回転可能に嵌まり合う下向突起を有し、
下の押縁が下横枠材に取り付けられた状態で、前記下向突起が押縁支持部の凹部よりも室外側寄りの上面に接するようにできる。
このようにすれば、突起部の下向突起が押縁支持部の上面の凹部に嵌まり合うことで、下の押縁が取り付けの高さが取り付けられた状態よりも低くなり、その下向突起を押縁支持部の上面に接することで下の押縁は持ち上がって所定の取付高さとなるので、下の押縁を下横枠材の室外側から取り付けできると共に、下の押縁の縦向片の上端面と縦の押縁の下端面との間のクリアランスをゼロとすることが可能である。
本発明によれば、第1係合突部、第2係合突部と第1係合受部、第2係合受部との係合部で下の押縁の室外側方向への動きを規制し、突起部と押縁支持部の接触部で下の押縁の下方向への動きを規制し、第2係合突部と支持面との接触部で下向き方向の回転を防止できる。
また、第1係合突部、第2係合突部と第1係合受部、第2係合受部の係合部の高さを小さくして下の押縁の外部見付け寸法を小さくして意匠性を向上できる。
また、下の押縁は、自重で第2係合突部が支持面に接するので、下の押縁が外れることがない。
従来の建具の下枠と押縁部分の断面図である。 本発明の実施の形態を示す建具の外観図である。 図2の縦断面図である。 図2の横断面図である。 下の押縁の斜視図である。 下框の斜視図である。 図3の障子下部の拡大図である。 下の押縁の取り付け説明図である。 下の押縁の取り付け説明図である。
図2に示すように、建具10は、枠20内に障子30を開閉自在に取り付けた可動窓、例えば外倒し窓としてある。
枠20は、上枠21、下枠22、左右の縦枠23,23を連結した矩形状である。
障子30は、障子枠30a内にガラスなどの面材30bを装着したもので、障子枠30aが本発明の建具枠である。つまり、建具枠は室内外に開口する開口部に設けられる。
障子枠30aは上框31と下框32と左右の縦框33,33を連結した矩形状で、下框32が本発明の建具枠の下横枠材で、縦框33が縦枠材である。
図3に示すように、上框31は面材装着用の下向凹部31aを有し、その下向凹部31aに面材30bの上横縁が挿入され、上横室内側シール材31b、上横室外側シール材31cで面材30bの上横縁を支持している。
下框32は、見込み方向(室内外側方向)に向かう室外側横向部32aと、この室外側横向部32aの室内端に見付け方向の上方に向けて設けた中間縦向部32bと、この中間縦向部32bの上端に見込み方向の室内側に向けて設けた室内側横向部32cとでクランク形状で、その室外側横向部32aに下の押縁40が取り付けられている。
この下の押縁40と室外側横向部32aと中間縦向部32bとで面材装着用の上向凹部32dを形成し、その上向凹部32dに面材30bの下縁部が挿入され、下横室内側シール材32e、下横室外側シール材32fで面材30bの下縁部を支持している。
左右の縦框33は図4に示すように、見込み方向に向かう室外側部33aに縦の押縁33bを取り付けて見付け方向の内側に向かう面材装着用の内向凹部33cを形成し、その内向凹部33cに面材30bの縦縁部が挿入され、室内側縦シール材33d、室外側縦シール材33eで面材30bの縦縁部を支持している。
次に下の押縁40の取り付けを説明する。
図5に示すように、下の押縁40は見込み方向に向かう横向片41と、この横向片41の室外側端に見付け方向の上に向けて設けた見付け方向に向かう縦向片42とで断面略L字状の長尺材である。
横向片41の上面41aの見込み方向中間に第1係合突部43が設けられ、この第1係合突部43よりも見込み方向室内側寄り、好ましくは室内側端に第2係合突部44が設けてある。
第1係合突部43及び第2係合突部44は横向片41の上面41aよりも上方に突出している。
縦向片42の室内側面42aの上向凹部32dを形成する部分、例えば見付け方向中間部、好ましくは横向片41寄りに突起部45が設けてある。
この突起部45は縦向片42の室内側面42aよりも室内側に突出し、その突出端部には下向突起45aを有している。
下向突起45aは突起部45の下面45bよりも下方に突出し、見込み方向に略円弧状に湾曲している。
下框32は図6に示すように、室外側横向部32a及び中間縦向部32bが板状で、室内側横向部32cは中空部を有している。
なお、下框32は室内側横向部32cを備えていない形状でも良い。つまり、下框32は横向部と、その横向部の室内側端に設けた縦向部を備えていれば良い。
下框32の室外側横向部32aの下面32a−1に、押縁40の第1係合突部43が見込み方向の室外側に動かないように係合する第1係合受部50及び、第2係合突部44が見込み方向室外側に動かないように係合する第2係合受部51を見込み方向に間隔を置いて有し、第1係合受部50が第2係合受部51よりも室外側に位置している。
室外側横向部32aの下面32a−1における第2係合受部51よりも室内側寄りに、押縁40の第2係合突部44が見付け方向の上方に動かないように接する下向きの支持面52を有している。
室外側横向部32aの室外側端部には、押縁40の突起部45が接して押縁40の下方向への動きを規制する押縁支持部53を有している。
この押縁支持部53の上面53aに、前記押縁40の突起部45の下向突起45aが見込み方向に回転可能に嵌まり合う凹部54が長手方向全長に連続して有している。
凹部54は押縁支持部53の室外側端面53bよりも室内側寄りである。
下框32の室外側横向部32aは、上下寸法(肉厚)が小さい板状の室内側部分55と、この室内側部分55の室外側端に設けた上下寸法が大きい板状の室外側部分56を有し、室内側部分55の下面55aと室外側部分56の下面56aはほぼ面一で、室内側部分55の上面55bよりも室外側部分56の上面56bが高く、段差57を有する階段形状である。
そして、室外側部分56の室外側端に突片56cを室外側に向けて一体に設けてある。突片56cの上面は室外側部分56の上面56bと面一に連続して押縁支持部53としてある。
室外側部分56には、下框32と縦框33を連結するビスが螺合するビスホール58が長手方向に連続し、下面56aに開口して形成してある。
これにより、下框32は室外側部分にビスホール58を有するので、縦框33のビス挿通孔から図示しないビスをビスホール58に螺合して下框32と縦框33を、その室外側部分で連結(接合)することができ、面材30bに負荷する風圧や自重、開閉によるねじりに対して框連結部に開きが生じ難くなり、下框32と縦框33を強固に連結することができる。
例えば、下框32の室内側横向部32cの室内端にビスホール32c−1を形成し、このビスホール32c−1と前述のビスホール58とに縦框33からビスをそれぞれ螺合することで、下框32と縦框33を室外側部分と室内側部分とで連結することで、2本のビスで強固に連結でき、ビスの本数を削減しながら框接合部の口開き防止、口開き防止のための他の補強手段の削減ができる。
また、室外側部分56の上面56bを室内側部分55の上面55bよりも上方とすることで、室外側部分56の上下寸法を室内側部分55の上下寸法よりも大きくし、各部分55,56の下面55a,56aをほぼ面一とし、その室外側部分56にビスホール58を形成したので、下框32の上下寸法(見付け寸法)がビスホール58のために大きくなることがない。
つまり、下框32の室外側横向部32aの室外側部分の肉厚を室内側部分の肉厚よりも大きく、かつ下面をほぼ面一とすると共に、その室外側部分にビスホール58を形成することで、下框32の見付け寸法を大きくせずに下框32と縦框33を室外側部分でビスによって連結できる。
室外側横向部32aの室外側部分56に形成したビスホール58の室外側開口縁58aを第1係合受部50としてあるので、第1係合受部50は室外側横向部32aの下面32a−1から下方に突出することがなく、下面32a−1から上方に凹んでいる。
室外側横向部32aの室内側横板55の下面55aに凹溝59を長手方向に連続して形成し、その凹溝59の室外側開口縁59aを第2係合受部51としたので、第2係合受部51は室外側横向部32aの下面32a−1から下方に突出することがなく、下面32a−1から上方に凹んでいる。
凹溝59の底面59bが支持面52であるから、第2係合受部51に係合した第2係合突部44の上面を支持面52に接することができる。
押縁40は下框32に次のように取り付けられる。
図7に示すように、押縁40の突起部45を下框32の室外側横向部32aの押縁支持部53の上面53aに接することで、押縁40の下方への動きを規制する。
押縁40の第1係合突部43、第2係合突部44を下框32の室外側横向部32aの第1係合受部50、第2係合受部51にそれぞれ係合して押縁40の室外側方向への動きを規制する。
このように、第1係合突部43、第2係合突部44と第1係合受部50、第2係合受部51の係合部は押縁40が室外側方向に動かないようにするから、室内外方向に引っ掛けるように係合すれば良く、上下方向(見付け方向)に係合する必要がなく、その係合部の高さH1(見付け方向の寸法)を従来よりも小さくできるから、押縁40の縦向片41の見付け寸法H2、つまり押縁40の外部見付け寸法を小さくして意匠性を向上できる。
しかも、第1係合受部50はビスホール58の室外側開口縁58aで、第2係合受部51は凹溝59の室外側開口縁59aであるから、第1係合受部50、第2係合受部51は室外側横向部32aの下面32a−1から下方に突出することがなく、第1係合突部43をビスホール58内に挿入し、第2係合突部44を凹溝59内に挿入して係合することができ、縦向片42の見付け寸法H2をより一層小さくできる。
押縁40の第2係合突部44が下框32の室外側横向部32aの支持面52(凹溝59の底面59b)に接し、その部分で押縁40の反時計方向の下向き方向への回転を防止する。
しかも、押縁40の重心Gは、突起部45と押縁支持部53との接触部よりも室外側寄りで、その接触部は第2係合突部44と支持面52との接触部よりも室外側寄りであるから、押縁40には自重により突起部45と押縁支持部53との接触部を支点として反時計方向の回転力が生じ、第2係合突部44が支持面52に押しつけられるので、押縁40が下框32から外れることがない。
次に、下の押縁40の取り付けについて説明する。
図2に示すように、下の押縁40は左右の縦の押縁33b間に渡って取り付けられる。
図7に示すように下の押縁40の縦向片42の上端面42bと縦の押縁33bの下端面33b−1とが相対向し、その両者の間にクリアランスが生じないように取り付ける。
下の押縁40は下框32に見込み方向の室外側から取り付けるが、押縁40の突起部45が下框32の押縁支持部53の上面53aに接し、第1係合突部43、第2係合突部44が第1係合受部50、第2係合受部51に係合するので、押縁40を横向片41が水平で、縦向片42が垂直である取付姿勢として室内側に向けて移動して取り付けしようとすると、押縁40の第2係合突部44が下框32の室外側横向部32aの室外側端面に干渉したり、突起部45が押縁支持部53の室外側端面53bに干渉するので、押縁40を取り付けできない。
そこで、図8に示すように、縦の押縁33bを縦框33に取り付けた状態で、下の押縁40を取付姿勢に対して見込み方向の室内側に傾斜した姿勢とし、縦向片42の上端部を縦の押縁33bよりも室内側寄りとなるように下框32の室外側横向部32aに挿入することで、突起部45の下向突部45aを下框32の押縁支持部53の凹部54に嵌め合わせて仮取付姿勢とする。このとき、第1係合突部43、第2係合突部44は第1係合受部50、第2係合受部51よりも下方に位置する。
下の押縁40の仮取付姿勢とは、横向片41の室内側端が室外側端よりも低くなるように水平に対して傾斜し、第1係合突部43、第2係合突部44が下框32の第1係合受部50、第2係合受部51と干渉しないと共に、縦向片42の上端部が下端部よりも室内側寄りとなるように垂直に対して室内側に向けて傾斜した姿勢であり、縦向片42の上端部は面材30bに当たらない姿勢となっている。
図8に示す仮取付姿勢の下の押縁40を、突起部45の下向突起45aと押縁支持部53の凹部54との嵌まり合い部を支点として矢印で示すように見込み方向の室外側に向けて回転し、図9に実線で示すように横向片41が水平で、縦向片42が垂直の取付姿勢とする。
この取付姿勢であると、突起部45の下向突起45aが押縁支持部53の凹部54に嵌まり合っているので、下の押縁40は図7に示す取付状態よりも凹部54の深さだけ下方に移動して取り付け高さが低くなり、縦向片42の上端面42bと縦の押縁33bの下端面33b−1との間にクリアランスSがあり、下の押縁40を仮取付姿勢から取付姿勢に回転するときに縦向片42が縦の押縁33bと干渉することがないようにできる。
下の押縁40が図9に実線で示す取付姿勢のときには、第1係合突部43がビスホール58内に挿入し、かつ第1係合受部50よりも室内側寄りに位置し、第2係合突部44が凹溝59内に挿入し、かつ第2係合受部51よりも室内側寄りに位置し、支持面52とは離れる。
図9に実線で示す取付姿勢の下の押縁40を室外側に移動して図9に仮想線及び図7に示すように取付状態とすることで、突起部45の下向突起45aが押縁支持部53の凹部54から外れて上面53aに接触するから、下の押縁40は凹部54の深さだけ上方に持ち上がり、取り付け高さが高くなるから、縦向片42の上端面42bと縦の押縁33bの下端面33b−1との間のクリアランスがなくなる。つまり、押縁支持部53の上面53aに形成した凹部54は、取付状態の下の押縁40の突起部45の下向突起45aよりも室内側に位置している。
これとともに、第1係合突部43、第2係合突部44が第1係合受部50、第2係合受部51にそれぞれ係合し、第2係合突部44が支持面52に接する。
これにより、下の押縁40は時計方向、反時計方向の両方に回転しなくなり、下框32に不動に固定される。
このようであるから、下の押縁40を見込み方向に回転すると共に、室外側に移動することで、下の押縁40を下框32の室外側から下框32の室外側横向部32aに、縦向片42の上端面42bと縦の押縁33bの下端面33b−1との間にクリアランスが生じないように取り付けできる。
前述の実施の形態では、ビスホール58の室外側開口縁58aを第1係合受部50としたが、凹溝を形成し、その室外側開口縁を第1係合受部50としても良い。
また、室外側横向部32aの下面32a−1に突起を設けて第1係合受部50、第2係合受部51としても良い。
前述の実施の形態では、障子30の障子枠30aに面材30bを装着する押縁について説明したが、枠20にガラス等の面材を装着する嵌め殺し窓の場合でも前述の押縁を用いることができる。
この場合には、枠20が建具枠で、下枠22が下横枠材、縦枠23が縦枠材である。
10…建具、30a…障子枠(建具枠)、30b…面材、32…下框(下横枠材)、32a…室外側横向部(横向部)、32a−1…下面、32d…上向凹部、33…縦框(縦枠材)、40…下の押縁、41…横向片、41a…上面、42…縦向片、42a…室内側面、42b…上端面、43…第1係合突部、44…第2係合突部、45…突起部、45a…下向突起、50…第1係合受部、51…第2係合受部、52…支持面、53…押縁支持部、53a…上面、54…凹部、55…室内側部分、56…室外側部分、58…ビスホール、58a…室外側開口縁、59…凹溝、59a…室外側開口縁。

Claims (5)

  1. 室内外に開口する開口部に設けた建具枠に面材を装着した建具であって、
    前記建具枠の下横枠材と、その下横枠材に取り付けた下の押縁とで面材装着用の上向凹部を形成し、この上向凹部に面材の下縁部が装着され、面材の下縁部を前記下の押縁を用いて支持し、
    前記下横枠材は、見込み方向に向かう横向部の下面に第1係合受部と第2係合受部と支持面を有すると共に、前記横向部の室外側部に押縁支持部を有し、
    前記下の押縁は、見込み方向に向かう横向片及び、この横向片の室外側に設けた見付け方向に向かう縦向片を備え、
    前記横向片の上面に第1係合突部と第2係合突部を有し、その第1係合突部が前記第1係合受部に係合し、前記第2係合突部が前記第2係合受部に係合し、かつ前記支持面に接し、
    前記縦向片の室内側面に設けた突起部が、前記押縁支持部の上面に接し、
    前記下の押縁は、突起部と押縁支持部の上面との接触部を支点として自重により回転力が作用し、第2係合突部が支持面に接するようにしたことを特徴とする建具。
  2. 前記下横枠材の横向部の第1係合受部、第2係合受部は、その横向部の下面よりも上方に凹んで形成されている請求項1記載の建具。
  3. 前記下横枠材の横向部の室外側部分に、その下面に開口したビスホールを有し、このビスホールの室外側開口縁を前記第1係合受部とし、
    前記下横枠材の横向部の室内側部分に、その下面に開口した凹溝を有し、この凹溝の室外側開口縁を前記第2係合受部とし、かつ凹溝の底面を前記支持面とし、
    前記建具枠の縦枠材の室外側部と下横枠材の室外側部が前記ビスホールに螺合したビスで連結されている請求項2記載の建具。
  4. 前記下横枠材の横向部は、前記室外側部分の肉厚が室内側部分の肉厚よりも大きく、その室外側部分の上面が室内側部分の上面より高く、かつ室外側部分の下面と室内側部分の下面が同一高さである請求項3記載の建具。
  5. 前記下横枠材の押縁支持部は、その上面に凹部を有し、
    前記下の押縁の縦向片に設けた突起部は、その下面よりも下方に突出し、前記凹部に見込み方向に回転可能に嵌まり合う下向突起を有し、
    下の押縁が下横枠材に取り付けられた状態で、前記下向突起が押縁支持部の凹部よりも室外側寄りの上面に接するようにした請求項1−4いずれか1項記載の建具。
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