JP6086368B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を駐車する目標駐車位置を規定する駐車枠を自動的に設定する駐車支援装置に関する。
従来、車両の車庫入れ駐車を行う運転者の駐車操作を支援する駐車支援装置が利用されてきた。この種の技術として下記に出展を示す特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載の駐車支援装置は、車両が道路の延在方向に沿って走行している最中に、当該車両が車庫入れ駐車をしようとしている駐車スペースの入口部を検出し、この検出結果に基づいて自車の誘導経路を算出する。このような駐車スペースが当該駐車スペースの左右両側にのみ白線が引かれている場合には、駐車支援装置は左右一対の白線の前端部を検出して、この白線の前端部同士を結ぶ直線上に入口部を設定する。また、駐車スペースが白線で全て囲まれている場合には、駐車支援装置は駐車スペースの最も前側の車幅方向に引かれる白線上に駐車スペースの入口部を設定する。更に、車両が駐車しようとしている駐車スペースの左右両側に既に他の車両が駐車している場合には、駐車支援装置は当該車両の前コーナ部分を認識し、これらの前コーナ部分同士を結んだ線上に入口部を設定する。
特開2009−206615号公報
特許文献1に記載の技術は、上述したように車両を車庫入れ駐車しようとしている駐車スペースの左右両側に既に駐車されている場合には、当該左右両側の車両の前コーナ部分の夫々を認識し、これらの前コーナ部分同士を結んだ線上に入口部を設定する。係る場合、左右両側の車両の前コーナ部分同士を結んだ線上の位置を基準に駐車目標位置が設定される。このような駐車目標位置に自車を駐車させるべく旋回しながら後退走行させた場合、自車の走行経路が自車の側に位置する前コーナ部分を有する隣接車両に近くなり、自車が隣接車両と接触する可能性がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、駐車目標位置を規定する地物の位置が駐車区画の奥行方向にずれている場合であっても、自車と物体との衝突を防止する駐車支援装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る駐車支援装置の特徴構成は、車両の周囲の少なくとも一部に予め設定された所定の検出領域内において車庫入れ駐車を行う駐車区画を規定する、前記駐車区画の奥行方向にずれている一対の地物の検出を行う地物検出部と、前記検出領域内において、前記駐車区画の奥行方向における前記車両からの距離が夫々異なる端部を有する前記一対の地物が検出された場合に、前記地物検出部により検出された前記地物の一対の端部のうち、前記車両から車幅方向に見て前記車両に最も近い側にある縁部を前記駐車区画の入口側の端部の一つとして特定する端部特定部と、前記端部特定部により特定された前記入口側の端部の一つを前記車両を駐車する目標駐車区画を規定する長方形の駐車枠が有する角部の一つとして自動的に設定し、前記一つの角部を基準として前記駐車区画の奥行方向に向けて前記駐車枠を設定する目標駐車区画設定部と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、車両を駐車させる駐車区画を規定する地物が掠れていた場合であっても、検出された地物の端部のうち、駐車区画の入口側の端部を基準に駐車枠を設定することが可能となる。したがって、目標駐車区画に隣接する駐車区画に他車が駐車されている場合であっても、上述した駐車区画の入口側の端部を基準に設定された駐車枠に応じて車両を走行させることができるので、車両が他車に接触することがない。
また、前記目標駐車区画設定部は、前記車両の移動に伴う前記検出領域の移動に応じて、前記駐車枠を設定し直すと好適である。
このような構成とすれば、運転者が、一旦設定された目標駐車区画が気に入らなければ車両を移動するだけで、自動的に別の目標駐車区画を設定することが可能となる。したがって、車両の運転者は、目標駐車区画の再設定に手を煩わせることがないので、運転に注力することができる。
また、前記目標駐車区画設定部は、前記入口側の端部と前記角部とが前記駐車枠の短辺方向で一致するように前記駐車枠を設定すると好適である。
このような構成とすれば、駐車区画の幅方向の長さに拘らず、当該駐車区画の入口側の端部を基準に駐車枠を設定することができる。したがって、例えば駐車枠を駐車区画の中央部に設定することにより、車両を駐車区画の中央部に駐車させることが可能となる。
駐車支援装置の構成を模式的に示すブロック図である。 撮影範囲及び検出範囲の一例を示す図である。 地物の検出及び端部の特定について示す図である。 地物の検出及び端部の特定について示す図である。 駐車支援装置により設定される目標駐車区画を示す図である。 駐車支援装置により設定された目標駐車区画への走行状態を示す図である。 駐車支援装置により設定された目標駐車区画への走行状態との対比例である。 駐車支援装置が行う処理を示すフローチャートである。 その他の実施形態に係る地物の検出及び端部の特定について示す図である。
本発明に係る駐車支援装置は、車庫入れ駐車を行う目標駐車区画を規定する駐車枠を自動的に設定する駐車支援装置に関する。以下、本実施形態の駐車支援装置100について、詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る駐車支援装置100の構成を模式的に示したブロック図が示される。図1に示されるように駐車支援装置100は、撮像画像取得部11、地物検出部12、端部特定部13、目標駐車区画設定部14、表示画像生成部15、表示部16の各機能部を備えて構成される。各機能部はCPUを中核部材として、車両1を駐車する目標駐車区画PPを規定する駐車枠Wを自動的に設定する種々の処理を行うための上述の機能部がハードウェア又はソフトウェア或いはその両方で構築されている。本実施形態では、駐車支援装置100は車両1に備えられる。
撮像画像取得部11は、車両1の周囲の情景を撮影した撮像画像を取得する。車両1の周囲とは、車両1の前方、後方、左側方、及び右側方である。撮像画像は、車両1に備えられるカメラ2A−2Dにより取得される。このため、車両1の前方の撮像画像を取得するフロントカメラ2Aは、図2に示されるように、例えば車両1の前端部の幅方向中央部に設けられ、車両1の後方の撮像画像を取得するカメラ2Bは、例えば車両1の後端部の幅方向中央部に設けられる。また、車両1の左側方の撮像画像を取得するカメラ2C及び右側方の撮像画像を取得するカメラ2Dは、夫々例えば車両1の左右のドアミラー3A、3Bに設けられる。なお、以下では特に夫々のカメラ2A−2Dを区別をする必要がない場合には、カメラ2として説明する。撮像画像取得部11は、このようなカメラ2で撮影された車両1の周囲の情景を撮影した撮像画像を取得する。撮像画像取得部11により取得された撮像画像は、後述する地物検出部12及び表示画像生成部15に伝達される。
地物検出部12は、車両1の周囲の少なくとも一部に予め設定された所定の検出領域KR内において車庫入れ駐車を行う駐車区画Rを規定する地物Cの検出を行う。本実施形態では、車両1の周囲の少なくとも一部とは、車両1の側方である車両の1の左側及び右側である。本実施形態では、説明を容易にするために車両1の側方が、車両1の進行方向に向かって左側であるとして説明する。検出領域KRは、図2に示されるようなカメラ2Cの撮影範囲4に含まれる。本実施形態では、検出領域KRは車両1の左側方に車両1の車長方向に沿って設定される。車庫入れ駐車を行う駐車区画Rとは、車両1が車庫入れ駐車が可能なスペースを有する区画である。地物Cはこのような駐車区画Rを規定する白線、縁石、生垣等が相当する。このため、駐車区画Rを規定する地物Cとは、図3に示されるような車両1の幅1Aよりも少なくとも広い間隔を有する一対の地物Cが相当する。地物検出部12は、撮像画像取得部11から伝達された撮像画像に対して画像認識を行うことより、駐車区画Rを規定するこのような地物Cの検出を行う。車両1の走行に応じて検出領域KRも移動するので、地物Cの検出は車両1の走行に応じて順次行われる。地物検出部12の検出結果は、後述する端部特定部13に伝達される。
端部特定部13は、地物検出部12により検出された地物Cの駐車区画Rの入口側の端部C1を特定する。地物検出部12により検出された地物Cとは、本実施形態では車両1の側方に設定された検出領域KR内において検出された車両1の幅1Aによりも少なくとも広い間隔を有する一対の地物Cである。駐車区画Rの入口側とは駐車区画Rに車両1を駐車させる際の駐車区画Rへの進入口である。本実施形態では、車両1の左右のドアミラーを仮想線で結んだ方向である車幅方向1Mの手前側に相当する。車幅方向1Mの手前側とは、車両1の側から車幅方向1Mを見て車両1に近い側である。地物Cの端部C1とは、画像認識により得られた地物Cを規定する縁部をいう。したがって、駐車区画Rの入口側の端部C1とは、検出された地物Cのうち、車両1から車幅方向1Mを見て車両1に最も近い側にある縁部に相当する。端部特定部13による検出結果は、後述する目標駐車区画設定部14に伝達される。
目標駐車区画設定部14は、端部特定部13により特定された入口側の端部C1に基づいて、車両1を駐車する目標駐車区画PPを規定する長方形の駐車枠Wが有する角部W1を設定し、角部W1から駐車区画Rの奥行方向に向けて駐車枠Wを設定する。端部特定部13により特定された入口側の端部C1は、端部特定部13から検出結果として伝達される。車両1を駐車する目標駐車区画PPとは、地物Cにより規定される駐車区画Rのうちの1つであり、車両1を駐車することになる駐車区画Rである。このような目標駐車区画PPが設定されると車両1に備えられるモニタとしての表示部16に運転者が当該目標駐車区画PPが設定されたこと及びその位置を認識し易いように駐車枠Wを付して明示される。
駐車枠Wは、車両1が駐車可能なスペースであることを運転者に明示するために、表示部16に表示される画像において車両1の形状に応じて示される。したがって、駐車枠Wは車両1の形状である長方形で示される。角部W1とは、このような長方形で示される駐車枠Wが有する4つの頂点のうちの1つである。
角部W1から駐車区画Rの奥行方向に向けてとは、駐車区画Rの進入口から遠ざかる方向をいい、本実施形態では角部W1から車両1の車幅方向1Mに離れる側をいう。したがって、目標駐車区画設定部14は、角部W1を駐車枠Wが有する4つの角部のうち、車両1に最も近い位置にある角部として設定し、その位置を基準に車両1の車幅方向1Mに車両1から遠ざかるように駐車枠Wを設定する。
本実施形態では、目標駐車区画設定部14は、入口側の端部と角部W1とが駐車枠Wの短辺方向で一致するように駐車枠Wを設定する。例えば、図3に示されるように、一対の地物Cの夫々の端部C1が車両1の車幅方向1Mにおいて車両1から同距離にある場合には、当該一対の端部C1を基準に駐車枠Wは設定される。なお、係る場合、一対の端部C1の車幅方向1Mに直交する方向(車両1の車長方向)の中点を基準に駐車枠Wを設定しても良い。また、例えば図4に示されるように、一対の地物Cの夫々の端部C1が車両1の車幅方向1Mにおいて車両1から同距離にない場合には、当該一対の端部C1のうち、車両1に車幅方向1Mにおける車両1に近い側の端部C1(図4においては車両1の進行方向前側にある端部C1)を基準に(当該端部C1に基づいて角部W1を設定し)駐車枠Wは設定される。このような目標駐車区画設定部14により設定された駐車枠Wは後述する表示画像生成部15に伝達される。
表示画像生成部15は、撮像画像取得部11により取得された撮像画像及び目標駐車区画設定部14により設定された駐車枠Wに基づいて表示部16に表示される表示画像を生成する。撮像画像取得部11により取得された撮像画像は、表示画像生成部15はそのまま表示画像として使用される。本実施形態では、車両1の運転者に本駐車支援装置100により設定された目標駐車区画PPの位置を明示すべく表示部16には、目標駐車区画PPが設定された側のカメラ2Cにより撮影された情景が表示される。したがって、表示画像生成部15は、撮像画像取得部11により取得されたカメラ2Cにより撮影された情景に係る撮像画像を表示画像として生成する。なお、表示画像生成部15はカメラ2Cにより撮影された情景に係る撮像画像をそのまま表示しても良いし、表示部16に画像サイズに合わせて所定の部位をトリミングして表示しても良い。
表示画像生成部15は、このような撮像画像に対して、目標駐車区画設定部14により設定された駐車枠Wを重畳して表示する。この駐車枠Wは、端部特定部13により端部C1が特定された際に取得された座標に基づき、撮像画像における当該座表に応じた位置に重畳して表示される。表示画像生成部15により生成されたこのような表示画像は、後述する表示部16に伝達される。
表示部16は、車両1に備えらえるモニタであり、車両1の情景と共に、上述した車両1の目標駐車区画PPを規定する駐車枠Wが表示される。表示部16に表示される駐車枠Wを運転者が見ることにより、駐車支援装置100により設定された目標駐車区画PPと車両1との位置関係を直感的に認識することが可能となる。
ここで、本実施形態では、目標駐車区画設定部14は、車両1の移動に伴う検出領域KRの移動に応じて、駐車枠Wを設定し直すよう構成されている。検出領域KRは上述のように車両1の側方における所定の位置に予め設定されている。このため、車両1の移動に伴う検出領域KRの移動とは、車両1が移動すれば、検出領域KRも一緒に移動することを意味する。本実施形態では、駐車枠Wは検出領域KR内において検出された地物Cの端部C1を基準に設定される。したがって、車両1の移動に伴い検出領域KRが移動すれば、今まで検出領域KR内で検出されていた地物Cが検出領域KR外となり検出されなくなったり、今まで検出領域KR外で検出されていなかった地物Cが検出領域KR内となり検出されるようになったりし、車両1の移動に応じて検出領域KR内の状況が時々刻々と変化する。したがって、目標駐車区画設定部14は、検出領域KRの現在の状況に応じて、駐車枠Wを順次、更新するように構成されている。
このように車両1の走行に合わせて設定され直される駐車枠Wの例について、図5を用いて説明する。まず図5(a)に示されるように、車両1の側方に設定された検出領域KRにおいて一対の地物Cの夫々の端部C1が車幅方向1Mにおいて車両1から同距離であればいずれか一方の端部C1を基準に駐車枠Wが設定される。
一方、車両1が図5(b)に示される位置に移動すると、検出領域KRも車両1と共に移動する。その検出領域KR内において、車幅方向1Mにおける車両1からの距離が夫々異なる端部C1を有する2つの地物Cが検出されると、目標駐車区画設定部14は当該2つの地物Cのうち、車幅方向1Mにおける車両1の側にある端部C1を有する地物C(図5(b)の例にあっては、検出領域KRに存在する端部C1を有する2つの地物Cのうち、車両1の進行方向後ろ側にある地物C)の端部C1を基準に駐車枠Wが設定される。
更に、車両1が図5(c)に示される位置に移動すると、検出領域KRも車両1と共に移動する。その検出領域KR内において、車幅方向1Mにおける車両1からの距離が夫々異なる端部C1を有する2つの地物Cが検出されると、目標駐車区画設定部14は当該2つの地物Cのうち、車幅方向1Mにおける車両1の側にある端部C1を有する地物C(図5(c)の例にあっては、検出領域KRに存在する端部C1を有する2つの地物Cのうち、車両1の進行方向前側にある地物C)の端部C1を基準に駐車枠Wが設定される。このようにして駐車支援装置100は、目標駐車区画PPに係る駐車枠Wを設定する。
これにより、例えば図6に示されるように検出領域KRにおいて車幅方向1Mにおける車両1から近い側の地物Cの端部C1を基準に駐車枠Wが設定された目標駐車区画PPに車両1を駐車させる場合、当該目標駐車区画PPに隣接する後退開始位置P1の側の駐車区画に他車5が駐車していても、車両1が他車5に接触することなく車両1を目標駐車区画PPに駐車させることが可能となる。
一方、例えば図7に示されるように検出領域KRにおいて車幅方向1Mにおける車両1から遠い側の地物Cの端部C1を基準に駐車枠Wが設定された目標駐車区画PPに車両1を駐車させる場合、当該目標駐車区画PPに隣接する後退開始位置P1の側の駐車区画に他車5が駐車していると、車両1が他車5に接触する可能性がある。このように本駐車支援装置100によれば車両1の目標駐車区画PPの周囲の状況に関わらず、当該目標駐車区画PPの周囲の物体との接触を防止しつつ、車両1を目標駐車区画PPに駐車させることが可能となる。
次に、駐車支援装置100が行う処理について図8のフローチャートを用いて説明する。まず、撮像画像取得部11が、カメラ2が車両1の周囲の情景を撮影した撮像画像を取得する(ステップ#1)。この撮像画像をもとに、地物検出部12が撮像画像内の検出領域KRにおいて地物Cの検出を開始する(ステップ#2)。車両1の進行方向に沿って存在する一対の地物Cが検出されると(ステップ#3)、端部特定部13が検出された一対の地物Cの車両1の車幅方向1Mにおける夫々の端部C1を特定する(ステップ#4)。
この検出された夫々の端部C1が、車両1の車幅方向1Mに対する位置がずれている場合には(ステップ#5:Yes)、当該夫々の端部C1のうち、車両1の車幅方向1Mの手前側にある端部C1を基準に駐車枠Wを設定する(ステップ#6)。このように設定された駐車枠Wが撮像画像取得部11が取得した撮像画像に重畳されて表示部16に表示される(ステップ#7)。
一方、ステップ#5において、検出された夫々の端部C1が、車両1の車幅方向1Mに対する位置がずれていない場合には(ステップ#5:No)、この2つの端部C1の車幅方向1Mに直交する方向における中点を基準に駐車枠Wを設定する(ステップ#8)。このように設定された駐車枠Wが撮像画像取得部11が取得した撮像画像に重畳されて表示部16に表示される(ステップ#7)。この処理は、車両1が駐車枠Wにより規定される目標駐車区画PPに駐車されるまで車両1の移動に伴い継続して行われる。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、車両1の周囲の少なくとも一部に予め設定された所定の検出領域KRが車両1の左側方にのみ設定されている例を挙げて説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。検出領域KRが、車両1の右側方に設定されている構成とすることも可能であるし、検出領域KRが車両1の左側方及び右側方の設定されている構成とすることも当然に可能である。更には、車両1の前方や後方に設定することも可能である。このように車両1の前方に検出領域KRを設定した場合には、車両1の前方に位置する駐車区画Rに対して駐車枠Wを設定することが可能であるし、車両1の後方に検出領域KRを設定した場合には、車両1の後方に位置する駐車区画Rに対して駐車枠Wを設定することが可能である。
上記実施形態では、目標駐車区画設定部14は、車両1の移動に伴う検出領域KRの移動に応じて、駐車枠Wを自動的に設定し直すとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。目標駐車区画設定部14は、車両1が移動しても駐車枠Wを自動的に設定し直さないように構成することも可能である。係る場合、目標駐車区画設定部14は、例えば運転者の指示に応じて、駐車枠Wを設定する構成とすると好適である。
上記実施形態では、駐車枠Wの角部W1が地物Cの端部C1の近傍に設定されている例を挙げて説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。例えば図9に示されるように、駐車区画Rを規定する一対の地物Cの間隔が広い場合には、駐車枠Wの角部W1を、地物Cの端部C1から離間した位置に設定することも可能である。係る場合でも、目標駐車区画設定部14は一対の地物Cの手前側の端部C1と角部W1とが駐車枠Wの短辺方向に一致するようにすれば良く、一対の地物Cの間隔方向中央部と駐車枠Wの短辺方向中央部とが一致するように角部W1を設定すると好適である。
本発明は、車両を駐車する目標駐車位置を規定する駐車枠を自動的に設定する駐車支援装置に用いることが可能である。
1:車両
1C:端部
12:地物検出部
13:端部特定部
14:目標駐車区画設定部
100:駐車支援装置
C:地物
KR:検出領域
PP:目標駐車区画
R:駐車区画
W:駐車枠
W1:角部

Claims (3)

  1. 車両の周囲の少なくとも一部に予め設定された所定の検出領域内において車庫入れ駐車を行う駐車区画を規定する、前記駐車区画の奥行方向にずれている一対の地物の検出を行う地物検出部と、
    前記検出領域内において、前記駐車区画の奥行方向における前記車両からの距離が夫々異なる端部を有する前記一対の地物が検出された場合に、前記地物検出部により検出された前記地物の一対の端部のうち、前記車両から車幅方向に見て前記車両に最も近い側にある縁部を前記駐車区画の入口側の端部の一つとして特定する端部特定部と、
    前記端部特定部により特定された前記入口側の端部の一つを前記車両を駐車する目標駐車区画を規定する長方形の駐車枠が有する角部の一つとして自動的に設定し、前記一つの角部を基準として前記駐車区画の奥行方向に向けて前記駐車枠を設定する目標駐車区画設定部と、
    を備える駐車支援装置。
  2. 前記目標駐車区画設定部は、前記車両の移動に伴う前記検出領域の移動に応じて、前記駐車枠を設定し直す請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記目標駐車区画設定部は、前記入口側の端部と前記角部とが前記駐車枠の短辺方向で一致するように前記駐車枠を設定する請求項1又は2に記載の駐車支援装置。
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