JP6113751B2 - ポリヒドロキシベンゾピランケトン化合物の合成およびその抗腫瘍効果 - Google Patents
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Description
R1は、水素、(C1〜6)アルキル、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜6)アルキルからなる群から選択され、
R2、R3、R4、R5、およびR6は、水素、(C1〜4)アルキル、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルキル、ハロゲン、シアノ、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜C 4 )アルコキシからなる群から独立に選択され、R2、R3、R4、R5、およびR6が同時に水素であることはなく、
R1がメチルでありR3およびR5が水素であるとき、R4は塩素ではない。
本発明のいくつかの態様において、クロメノン化合物、その薬学的に許容し得る塩、プロドラッグ、および、該化合物を含む医薬組成物などが提供される。これらは、エストロゲン受容体ER−α36を調節し、ER−α36受容体により媒介される疾患、たとえばがん等を予防および/または治療するように機能することができる。
R1は、水素、(C1〜6)アルキル、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜6)アルキルからなる群から選択され、
R2、R3、R4、R5、およびR6は、水素、(C1〜4)アルキル、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルキル、ハロゲン、シアノ、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜C4)アルコキシからなる群から独立に選択され、R2、R3、R4、R5、およびR6が同時に水素であることはなく、
R1がメチルでありR3およびR5が水素であるとき、R4は塩素ではない]
を提供する。
R2、R3、R4、R5、およびR6は、水素、(C1〜4)アルキル、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルキル、ハロゲン、シアノ、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルコキシからなる群から独立に選択され、R2、R3、R4、R5、およびR6が同時に水素であることはない]
を含む。
R2、R3、R4、R5、およびR6は、水素、(C1〜C4)アルキル、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜C4)アルキル、ハロゲン、シアノ、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルコキシからなる群から独立に選択され、R2、R3、R4、R5、およびR6が同時に水素であることはなく、
R3およびR5が水素であるとき、R4は塩素ではない]
を含む。
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−フルオロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3−フルオロ−4−クロロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−クロロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3,4−ジクロロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3−トリフルオロメチル−4−クロロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−ブロモフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3−トリフルオロメチル−4−クロロフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−ブロモフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン
を含んでいる。
式(IV)の化合物
R 1 は、水素、(C 1〜6 )アルキル、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜6 )アルキルからなる群から選択され、
R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 は、水素、(C 1〜4 )アルキル、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルキル、ハロゲン、シアノ、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルコキシからなる群から独立に選択され、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 が同時に水素であることはなく、
R 1 がメチルでありR 3 およびR 5 が水素であるとき、R 4 は塩素ではない]。
化合物(IV)は、化合物(I)の中間体である。
本発明の化合物は、エストロゲンレスペクター(respector)ER−α36のための新しい調節因子であり、in vivoおよびin vitroの細胞におけるER−α36の機能を調節することができる。したがって、本発明の式(I)の化合物は、ER−α36を介した疾患、とりわけ腫瘍に関連する疾患の治療および/または予防に使用することができる。
式(I)の化合物は、異なる合成法により調製できる。典型的には、調製方法は、以下のように示される。R1、R2、R3、R4、R5、R6は、特に指示のない限り、前述のとおり定義される。
本発明を以下の非限定的な例において例証するが、ここでは、特に明記しない限り、室温または周囲温度は、18〜25℃の範囲をいう。溶媒の蒸発は減圧下で回転式蒸発装置を使用して行い、反応は薄層クロマトグラフィー(TLC)によりモニタリングし、反応時間は例証のみのために示した。すべての単離化合物の構造および純度は、以下の手法、すなわち、TLC、質量分析、核磁気共鳴(NMR)、高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)のうち少なくとも1つにより確定した。収率は、例証目的のみのために示す。
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン(化合物1)
ステップ1: 2−メトキシ−1−(2,4,6−トリヒドロキシフェニル)エタノンの調製
フロログルシノール(35.1g、279mmol)をエチルエーテル(500mL)溶液に溶解し、続いて、塩化亜鉛(8g、59mmol)および2−メトキシアセトニトリル(18g、253mmol)を、氷水浴条件下でこの溶液に加えた。乾燥HClガスを、反応混合物中にバブリングし、5時間激しく撹拌すると、沈殿物が形成された。沈殿物をろ過および回収し、続いて水に溶解して、3時間還流させた。冷却するとピンク色の沈殿物が回収され、所望の白色の化合物は、水で再結晶させた後に得ることができる(45g、収率81%)。1HNMR (400 MHz, DMSO-d6): δ=12.14 (s, 2H), 10.41 (s, 1H), 5.79 (s, 2H), 4.56 (s, 2H), 3.32 (s, 3H).
ステップ2: 2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒオキシ(dihyoxy)−4H−クロメン−4−オンの調製
2−メトキシ−1−(2,4,6−トリヒドロキシフェニル)エタノン(30g、151mmol)および4−トリフルオメチル(trifluomethyl)ベンゾイルクロリド(37.5g、180mmol)を250mLの乾燥ピリジンに溶解した。DUB(53.2g、350mmol)を、室温で溶液中に滴下した。滴下が終了した後、溶液温度を75℃に上げ、終夜撹拌させておいた。2日目、溶液を室温に冷却し、減圧下で大半の溶媒を除去した。溶液の残りを薄い塩酸溶液中に注いだ。この混合溶液を500mLの酢酸エチルで3回にわたって抽出した。抽出物を一緒に合わせ、300mlの2N炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させて濃縮した。所望の化合物は、石油エーテルと酢酸エチルとの混合物(10:1)で粗生成物を結晶化させた後に得られた(21g、収率40%)。
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−4H−クロメン−4−オン(10g、28.3mmol)を、250mlの三つ口フラスコに入った150mLのジクロロメタンに溶解した。三臭化ホウ素(21.2g、84.9mmol)を、0℃でこの溶液中にゆっくり滴下した。その後、溶液を室温に加熱し、4時間反応させてから、化学反応を終結させるために80mLの氷水でクエンチした。この溶液を500mLの酢酸エチルで3回にわたって抽出した。抽出物を合わせ、飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過後、粗生成物を20mLの酢酸エチル/石油(1:10)と混合し、撹拌してから、ろ過および乾燥させた後、黄色の標的化合物が得られた(7g、収率70%)。
化合物2−(4−トリフルオメチルフェニル(trifluomethylphenyl))−3,5,7−トリヒドロキシ−4H−クロム−4−オン(3.38g、10mmol)および炭酸セシウム(33g、100mmol)を100mLの水に溶解し、臭化プレニル(1.9g、10mmol)を、氷水浴条件下でこの溶液中に滴下した。その後、溶液を室温下で終夜保持し、2N塩酸を用いてpHを約6に調整した。溶液を酢酸エチルで2回にわたり抽出した。有機相を合わせ、飽和塩化ナトリウム水溶液で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過後、粗生成物を、シリカゲルカラムを通してエチルアクタート(actate)/石油(1:25)で溶出させた。黄色の標的化合物(508mg、収率12.5%)が得られた。
例1の方法を参照して、出発物質である中間体2−メトキシ−1−(2,4,6−トリヒドロキシフェニル)エタノンを、多くの異なる置換された、塩化アルキル、塩化アリール、または塩化ヘテロアリールと反応させることにより化合物2〜化合物8を調製し、化合物の詳細は以下の表1に示したとおりである。
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン(化合物9)
化合物1の中間体2−(4−トリフルオロフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−4H−クロム−4−オン(500mg、1.42mmol)および炭酸セシウム(4.95g、15mmol)を25mLの水に溶解し、氷水浴条件下で、臭化プレニル(220mg、1.5mmol)をこの溶液中に滴下した。その後、溶液を室温下で終夜保持してから、2N塩酸を用いてpHを約6に調整した。溶液を酢酸エチルで2回にわたって抽出した。有機相を合わせ、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過後、粗生成物を、シリカゲルカラムを通してエチルアクタート/石油で溶出させた。黄色の標的化合物(95mg、収率16.5%)が得られた。
例10
2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン(化合物10)
ステップ1: 2−メトキシ−1−[2,4,6−トリヒドロキシ−3−(3−メチルブタ−2−エン)フェニル]エタノンの調製
化合物2−メトキシ−1−(2,4,6−トリヒドロキシフェニル)エタノン(2.0g、10.09mmol)を5%水酸化カリウム(1.132g、20.18mmol)溶液に溶解し、続いて、氷水浴条件下で、臭化プレニル(1.504g、10.09mmol)をこの溶液中にゆっくり滴下させた。この混合物を室温下で2時間反応させてから、氷水中に注いだ。溶液のpHを約2に調整し、酢酸エトル(ethl)で3回にわたって抽出した。有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過後、粗生成物を、シリカゲルカラムを通して精製した(ジクロロメタン/メタノール(100:1)で溶出させた)。標的化合物(0.5g、収率18.6%)が得られた。
ステップ2: 2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒオキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン(化合物10)の調製
2−メトキシ−1−[2,4,6−トリヒドロキシ−3,5−ジ(3−メチル−2−ブテン−1−イル)フェニル]エタノン(250mg、0.94mmol、無水炭酸カリウム粉末(779mg、5.63mmol)、TBAB(臭化テトラブチルアンモニウム、454mg、1.41mmol)、および3,4−ジフルオロメチルベンゾイルクロリド(331mg、1.88mmol)を30mLのトルエンに溶解し、反応のために6時間還流させた。冷却した後、トルエンを除去し、20mlの水をこの溶液中に加えた。この水溶液を酢酸エチルで抽出した。有機相を合わせ、飽和NaCl水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム溶液で乾燥させ、次いで、溶媒を除去した後、茶色の残留物が得られた。この残留物を20mlのメタノール−水(比率4:1)混合物に溶解し、水酸化カリウム(1g)を加えた。この混合溶液を加熱し、2時間還流させ、室温に冷却し、1N塩酸を用いてpH=4に酸性化し、ジクロロメタンで3回にわたって抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させて、溶媒を除去した。所望の化合物は、シリカゲルカラム(溶出剤:酢酸エチル/石油エーテル=1:50)を通して粗生成物を精製した後に得られた(13.1mg、収率3.59%)。
例9の方法を参照し、単一置換機構を通して、出発材料であるそれぞれの対応する中間体を臭化プレニルと反応させることにより化合物11〜化合物13を調製した。化合物の詳細を、以下の表2のとおり示す。
式(I)の化合物の活性は、以下のアッセイにより試験してもよい。
ヒト乳がん組織でプレコートした膜を、ProSci Incorporated(Poway、CA)から購入した。膜は、ER−α36を特異的に認識する抗ER−α36抗体、およびHRPコンジュゲート二次抗体でプロービングし、増強化学発光(ECL)検出試薬(Amersham Pharmacia BiotecH)で可視化した。次いで、同じ膜上のマーカーを溶出させ、ER−αの3つのサブタイプすべて、すなわち、ER−α66、ER−α46、およびER−α36を認識する抗エストロゲン受容体−α抗体H222(Novocastra Laboratories Ltd、UK)で検出した。図1は、ER−α66、ER−α46、およびER−α36は、正常な乳房組織(レーン1)においては発現されないが、浸潤性乳管癌の一方の標本(レーン2)、浸潤性小葉癌(レーン5)の一方の標本、および非侵襲性乳管癌(レーン7)において発現される、ということを示している。加えて、ER−α36は、侵襲性乳管癌(レーン4)、および浸潤性小葉癌のもう一方の標本(レーン6)において発現された。レーン2および3には、それぞれ、2名の異なる患者由来の浸潤性乳管癌が入っていた。レーン5および6には、それぞれ、2名の異なる患者由来の浸潤性小葉癌が入っていた。この結果から、ER−α36は、正常な乳房組織においては発現されないが、ER−α66およびER−α46を発現しないER陰性乳がん試料においては発現される、ということが示される。
MDA−MB−231細胞株は、ER−α66およびER−α46を欠いていることが周知である(Relevance of breast cancer cell lines as models for breast tumors:an update.、Marc Lacroix、Guy Leclercq、Breast Cancer Research and Treatment、83、249〜289、(2004))。MDA−MB−231細胞は、American Type Culture Collection(ATCC)から入手した。MDA−MB−231細胞を、8%CO2雰囲気下、ダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)+10%ウシ胎仔血清中の8ウェルBIOCOATチャンバースライド(BD Science Discovery Labware)上で、37℃にて12時間成長させた。次いで、滅菌済のリン酸緩衝生理食塩水(PBS)で細胞を2回洗浄し、PBS(pH7.4)中の4%パラホルムアルデヒドで室温にて30分間固定した。その後、細胞をPBSで洗浄し、0.5%(v/v)Triton X−100で10分間透過処理した。次いで、細胞を再度PBSで洗浄し、PBS中の3%血清で、室温にて1時間ブロッキングした。スライドを、ER−α36特異抗体で、または、ER−α36抗体と特異的に結合する免疫原ペプチドで30分間プレインキュベートした同じ抗体で、室温にて1時間インキュベートし、0.5%Triton X−100を含有するPBS(PBST)で3回洗浄し、次いで、フルオレセインイソチオシアナート(FITC)標識二次抗体でインキュベートした。最後に、スライドを、PBSTで3回、PBSで1回洗浄し、次いで、免疫蛍光標識(Molecular Probes、Eugene、OR)でコーティングし、Nikon E600顕微鏡下で検査し、画像をMRC−1024共焦点画像化システム(Bio−Rad)によりキャプチャーした。図2(上段のパネル)は、MDA−MB−231細胞が抗ER−α36抗体により陽性に染色されたことを示す。この結果の信頼性を証明するために、免疫原ペプチドでプレインキュベートした同じ抗ER−α36抗体を用いた場合の画像はいかなる染色も示さなかった(図2、下段のパネル)が、このことから、抗体の特異性が示された。
試料細胞を37℃、5%CO2で培養した(MDA−MB−231であり、培養培地は10%FBS−DMEMである)。細胞は、各ウェル中の細胞が60〜90%コンフルエンスに達するまで収集し、4℃、4300rpmで5分間遠心分離した。溶液の上清を除去し、妥当な溶解液、1%NP−40および0.7mM EDTAを含む溶解緩衝液、およびプロテアーゼ阻害薬を加え、溶液中の細胞を、氷浴中で30分間〜1時間、溶解させておいた。溶液を14000rpmで15分間遠心分離し、タンパク質でクォーティファイ(quartified)するために上清を回収した。ウェスタンブロットの一般的な手順は以下に示したとおりである:既製の接着剤または混合されたグール(gule)上での膜貫通、電気泳動、抗ER−α36抗体のブロッキング、溶出、二次抗体のブロッキング、溶出、写真実験室において露出の発現(exprssing exposure)、および結果の提示。図3は、異なる腫瘍細胞におけるER−α発現のウェスタンブロットの結果を示す。
A:in vitroでのER陰性乳がんMDA−MB−231に対するCellTiter−Glo(登録商標)Luminescent Cell Viability Assay:
MDA−MB−231細胞を、DMEM+10%ウシ胎仔血清中で、37℃、5%CO2雰囲下にて維持した。細胞は、96ウェルプレート中に1ウェル当たり6×103細胞の密度で入れた。MDA−MB−231細胞を、0、0.3μM、0.5μM、1μM、2μM、3μM、5μM、10μM、20μM、30μM、50μM、および100μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。処理した細胞を、CellTiter−Glo(登録商標)Luminescent Cell Viability Assayキット(Promega)下で検査し、発光をEnvisionで記録した。
MCF7細胞株は、ER−66、ER−46、およびER−36を強く発現する乳がん細胞株である(Relevance of breast cancer cell lines as models for breast tumours:an update.、Marc Lacroix、Guy Leclercq、Breast Cancer Research and Treatment、(2004)、83、249〜289;Wangら、Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.、103、9063〜9068、(2006))。ATCC由来のMCF7細胞を、37、5%CO2雰囲下にて、ダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)+10%ウシ胎仔血清中で維持した。細胞は、96ウェルプレート中に、1ウェル当たり6×103細胞の密度で入れた。MCF7細胞を、0、0.3μM、0.5μM、1μM、2μM、3μM、5μM、10μM、20μM、30μM、50μM、および100μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。処理した細胞を、CellTiter−Glo(登録商標)Luminescent Cell Viability Assayキット(Promega)によって検査し、発光をEnvisionで記録した。
A:in vitroでのCellTiter−Glo(登録商標)Luminescent Assayによる、慢性白血病細胞K562の生存能の検出
ATCC由来の慢性白血病細胞K562を、37℃、5%CO2雰囲気下にて、IMDM+10%ウシ胎仔血清中で維持した。細胞は、6×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシード(subseed)した。K562細胞を、0、0.3μM、0.5μM、1μM、2μM、3μM、5μM、10μM、20μM、30μM、50μM、および100μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。処理した細胞は、CellTiter−Glo(登録商標)Luminescent Cell Viability Assayキット(Promega)により検査し、発光をEnvisionで記録した。
A:in vitroでのCellTiter−Glo(登録商標)発光アッセイによる、ヒトBリンパ腫Daudi細胞の阻害
ATCC由来のヒトBリンパ腫Daudi細胞を、37℃、5%CO2雰囲気下にて、IMDM+10%ウシ胎仔血清中で維持した。細胞は、6×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードした。ヒトBリンパ腫Daudi細胞を、0、0.3μM、0.5μM、1μM、2μM、3μM、5μM、10μM、20μM、30μM、50μM、および100μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。処理した細胞は、CellTiter−Glo(登録商標)Luminescent Cell Viability Assayキット(Promega)により検査し、発光をEnvisionで記録した。
A:MTT法により検出された、本化合物による急性骨髄芽球性白血病HL−60細胞の成長の阻害
ATCC由来の急性骨髄芽球性白血病HL−60細胞を、37℃、5%CO2雰囲気下にて、IMDM+10%ウシ胎仔血清中で維持した。細胞は、6×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードした。HL−60細胞を、0、10-4M、10-5M、10-6M、10-7M、10-8Mの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。OD値をMTT法により調べ、阻害率を計算した。
ATCC由来の急性リンパ芽球性白血病Molt−4細胞を、37℃、5%CO2雰囲気下にて、RPMI−1640+10%ウシ胎仔血清中で維持した。細胞は、6×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードし、RPMI−1640+10%ウシ胎仔血清を37℃、5%CO2雰囲気下で維持した。Molt−4細胞を、0、10-4M、10-5M、10-6M、10-7M、10-8Mの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。OD値をMTT法により調べ、阻害率を計算した。
A:SRBにより検出された、本化合物によるin vitroでの肝臓がん細胞BEL−7402の阻害
ATCC由来の肝臓がんBEL−7402細胞を、37℃、5%CO2雰囲気下にて、DMDM+10%NCS+50μg/mlのKANA中で維持し、6×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードした。BEL−7402細胞を、0、10-4M、10-5M、10-6M、10-7M、10-8Mの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。OD値をSRB法により調べ、阻害百分率を計算した。
A:本化合物によるin vitroでの胃がん細胞BGC−823の阻害(MTT法による)
胃がんBGC−823細胞を、3×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードし、37℃、5%CO2雰囲気下にて、2.5%CS−FBSを含有するフェノールレッド不含DMEM培地中で維持した。BGC−823細胞を、0、1、2、4、8、10、および20μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。OD値をMTT法により調べ、阻害百分率を計算した。結果を図4に示す。
A:本化合物によるin vitroでの肺がん細胞H460の阻害(MTT法による)
肺がんH460細胞を、4.0×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードし、37℃、5%CO2雰囲気下にて、2.5%CS−FBSを含有するフェノールレッド不含培地中で維持した。H460細胞を、0、1、2、4、8、10、および20μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。OD値をMTT法により調べ、阻害百分率を計算した。結果を図5に示す。
A:本化合物によるin vitroでの結腸がん細胞LS174Tの阻害(MTT法による)
結腸がんLS174T細胞を、4.5×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードし、37℃、5%CO2雰囲気下にて、2.5%CS−FBSを含有するフェノールレッド不含1640培地中で維持した。LS174T細胞を、0、1、2、4、8、10、および20μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。OD値をMTT法により調べ、阻害百分率を計算した。結果を図6に示す。
A:本化合物によるin vitroでの膵臓がん細胞PANC−1の阻害(MTT法による)
膵臓がんPANC−1細胞を、3×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードし、37℃、5%CO2雰囲気下にて、2.5%CS−FBSを含有するフェノールレッド不含1640培地中で維持した。PANC−1細胞を、0、1、2、4、8、10、および20μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。OD値をMTT法により調べ、阻害百分率を計算した。結果を図7に示す。
A:本化合物によるin vitroでの前立腺がん細胞PC−3の阻害(MTT法による)
膵臓がんPC−3細胞を、3×103細胞/ウェルの濃度で96ウェル培養プレート中にサブシードし、10%F12Kウシ胎仔血清を含有する培地中で維持した。PC−3細胞を、0、1、2、4、8、10、および20μMの濃度にてDMSOに溶解した試験化合物で72時間処理した。OD値をMTT法により調べ、阻害百分率を計算した。結果を図8に示す。
例27:本化合物による、ヌードマウスを用いたヒト乳がんBCAP−37細胞異種移植片腫瘍の成長の阻害
乳がん異種移植片を有するヌードマウスに試験化合物を処置して、腫瘍成長の阻害に及ぼすその効果を試験した。腫瘍組織は、BCAP−37乳がん担腫瘍ヌードマウスから採取し、切って小片とした。腫瘍組織数片を、雌性ヌードマウスの右前肢下の腋窩中に移植した。移植後、マウスにE2β溶液を、マウス1匹当たり7μgの用量で1日1回6日間摂取させて、実験マウスにおける腫瘍の成長を刺激した。7日目から、マウスに、本化合物とコーン油とを含有する試験溶液を35mg/kgの用量で胃内投与した。陽性対照としてタモキシフェンを使用した。陰性対照としてコーン油を使用した。試験溶液は、試験化合物をコーン油溶液に分散させることにより調製した。(20mg/mL)。マウスには、試験溶液およびタモキシフェンを35mg/kgの用量で、またはコーン油を、1日1回15日間与えた。次いで、マウスを屠殺し、腫瘍組織を切除して計量した。腫瘍成長阻害率は、次式:腫瘍成長阻害率=(陰性対照における腫瘍の平均重量−試験化合物で処置した腫瘍の平均重量)/陰性対照における腫瘍の平均重量を用いて計算した百分率であった。結果は、棒グラフとして描き、図9に掲載した。
ヒトB細胞リンパ腫Daudi異種移植片腫瘍を有するヌードマウスに試験化合物を処置して、腫瘍成長の阻害に及ぼすその効果を試験した。ヒトB細胞リンパ腫は、ATCC由来のものであった。5継代後の、1×107細胞+0.2mLのMatrigelを、雌性ヌードマウスの右前肢下の腋窩中に移植した。ヌードマウスの腫瘍が150〜200mm3に達した時点で、担腫瘍ヌードマウスをランダムに群化した。1群に10匹ずつのヌードマウスが属する。混合油の胃内投与を陰性対照とし、リツキシマブの静脈内投与を陽性対照とした。試験化合物を混合油に溶解した。投与期間は連続21日であり、試験化合物を加えた混合油懸濁液(35mg/kg)を、陽性群のヌードマウスに1日1回投与した。リツキシマブ(20mg/kg)を、陽性対照群に週に2回注射した。混合油の陰性群には、毎日胃内投与した。投与期間中、腫瘍体積およびヌードマウスの体重を週に2回測定した。腫瘍成長の図を腫瘍体積および投与時点を基準に描き(図10)、それにより、腫瘍の成長に及ぼす本化合物の効果を推定することができた。
ヒト子宮内膜がんIshikawa細胞異種移植片腫瘍を有するヌードマウスを試験化合物で処置して、腫瘍成長の阻害に及ぼすその効果を試験した。腫瘍は、Ishikawa細胞を有するヌードマウスから採取し、切って小片とした。腫瘍の小片を雌性ヌードマウスの右前肢下の腋窩中に移植した。移植後、マウスにE2β溶液を、マウス1匹当たり7μgの用量で1日1回6日間注射して、実験マウスにおける成長を刺激した。7日目から、マウスに、試験化合物とコーン油とを含有する溶液を35mg/kgの用量で胃内投与した。陽性対照として酢酸メドロキシプロゲステロンを使用した。陰性対照として混合油を使用した。試験化合物を混合油(20mg/mL)中に分散させた。マウスには、試験化合物、酢酸メドロキシプロゲステロン、および混合油を、35mg/kgの用量で15〜21日間、それぞれ投与した。次いで、マウスを屠殺し、腫瘍組織を切除して計量した。腫瘍成長阻害率は、次式:腫瘍成長阻害率=(陰性対照における腫瘍の平均重量−試験化合物で処置した腫瘍の平均重量)/陰性対照における腫瘍の平均重量を用いて計算した百分率であった。結果は、棒グラフとして描いてあるので、図11を参照のこと。
以下に、当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]
式(I)の化合物
R 1 は、水素、(C 1〜6 )アルキル、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜6 )アルキルからなる群から選択され、
R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 は、水素、(C 1〜4 )アルキル、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルキル、ハロゲン、シアノ、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルコキシからなる群から独立に選択され、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 が同時に水素であることはなく、
R 1 がメチルでありR 3 およびR 5 が水素であるとき、R 4 は塩素ではない]、
または、その薬学的に許容し得る塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグ。
[2]
請求項1に記載の式(I)の化合物
R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 は、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ハロゲン、シアノ、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルキル、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルコキシからなる群から独立に選択され、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 が同時に水素であることはなく、
R 1 がメチルでありR 3 およびR 5 が水素であるとき、R 4 は塩素ではない]、
またはその薬学的に許容し得る塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグ。
[3]
R 1 が水素であるとき、その構造が、式(II)
R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 は、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ハロゲン、シアノ、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルキル、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜6 )アルコキシからなる群から独立に選択され、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 が同時に水素であることはない]
のとおりである、[2]に記載の化合物。
[4]
R 1 がメチルであるとき、前記構造が式(III)
R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 は、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ハロゲン、シアノ、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルキル、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜6 )アルコキシからなる群から独立に選択され、R 2 、R 3 、R 4 、R 5 、およびR 6 が同時に水素であることはなく、
R 3 およびR 5 が水素であるとき、R 4 は塩素ではない]
のとおりである、[2]に記載の化合物。
[5]
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−フルオロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3−フルオロ−4−クロロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−クロロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3,4−ジクロロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3−トリフルオロメチル−4−クロロフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−ブロモフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3,4−ジフルオロフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(3−トリフルオロメチル−4−クロロフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン;
2−(4−ブロモフェニル)−3−メトキシ−5,7−ジヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オン
からなる群から選択される、[1]〜[4]に記載の化合物。
[6]
治療上有効な量の、[1]〜[5]に記載の、化合物、薬学的に許容し得る塩、溶媒和物、またはプロドラッグを、1つ以上の薬学的に許容し得る賦形剤と組み合わせて含む、組成物。
[7]
ER−α36に関連するがんの予防または治療のための医薬の調製における、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容し得る塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグの使用。
[8]
前記がんが、胆管細胞がん、膀胱がん、骨がん、直腸結腸がん(結腸がん、直腸結腸がん)、脳がん、乳がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、頭頸部がん、カポジ肉腫がん、腎臓がん、喉頭癌(laryngocarcinoma)、白血病、肝臓がん、肺がん、リンパ腫、メラノーマ、腹膜中皮腫、骨髄腫、神経内分泌がん、食道がん、卵巣がん、膵臓がん、パニル(panile)がん、前立腺がん、皮膚がん、軟部組織肉腫がん、脊髄がん、胃がん、精巣がん、甲状腺がん、および子宮がんからなる群から選択される、[7]に記載の使用。
[9]
前記がんが、乳がん、子宮頸がん、結腸がん、子宮内膜がん、白血病、肝臓がん、リンパ腫、肺がん、骨髄腫、卵巣がん、前立腺がん、胃がん、膵臓がん、腎臓がん、メラノーマ、甲状腺がん、軟部組織肉腫がん、および子宮がんからなる群から選択される、[8]に記載の使用。
[10]
前記がんが、乳がん、肝臓がん、肺がん、結腸がん(colon cance)、膵臓がん、子宮内膜がん(endometrical cancer)、卵巣がん、および白血病からなる群から選択される、[9]に記載の使用。
Claims (8)
- 式(II)の化合物
[式中、R2、R3、R5、およびR6は、水素、(C1〜4)アルキル、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルキル、ハロゲン、シアノ、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルコキシからなる群から独立に選択され、R4は1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルキルである]、
または、その薬学的に許容し得る塩、もしくは溶媒和物。 - 請求項1に記載の式(II)の化合物
[式中、R2、R3、R5、およびR6は、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ハロゲン、シアノ、1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルキル、および1個以上のハロゲン原子で置換されている(C1〜4)アルコキシからなる群から独立に選択され、R4は1個以上のハロゲン原子で置換されている(C 1〜4 )アルキルである]、
または、その薬学的に許容し得る塩、もしくは溶媒和物。 - 2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−8−(3−メチル−2−ブテン−1−イル)−4H−クロメン−4−オンである、請求項1に記載の化合物。
- 治療上有効な量の請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容し得る塩、もしくは溶媒和物を、1つ以上の薬学的に許容し得る賦形剤と組み合わせて含む、医薬組成物。
- ER−α36に関連するがんを治療するための、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容し得る塩、もしくは溶媒和物を含む医薬組成物であって、前記医薬組成物の治療上有効な量がその必要がある患者に投与される、医薬組成物。
- 前記がんが、胆管細胞がん、膀胱がん、骨がん、直腸結腸がん(結腸がん、直腸結腸がん)、脳がん、乳がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、頭頸部がん、カポジ肉腫がん、腎臓がん、喉頭癌(laryngocarcinoma)、白血病、肝臓がん、肺がん、リンパ腫、メラノーマ、腹膜中皮腫、骨髄腫、神経内分泌がん、食道がん、卵巣がん、膵臓がん、パニル(panile)がん、前立腺がん、皮膚がん、軟部組織肉腫がん、脊髄がん、胃がん、精巣がん、甲状腺がん、および子宮がんからなる群から選択される、請求項5に記載の医薬組成物。
- 前記がんが、乳がん、子宮頸がん、結腸がん、子宮内膜がん、白血病、肝臓がん、リンパ腫、肺がん、骨髄腫、卵巣がん、前立腺がん、胃がん、膵臓がん、腎臓がん、メラノーマ、甲状腺がん、軟部組織肉腫がん、および子宮がんからなる群から選択される、請求項6に記載の医薬組成物。
- 前記がんが、乳がん、肝臓がん、肺がん、結腸がん、膵臓がん、子宮内膜がん、卵巣がん、および白血病からなる群から選択される、請求項7に記載の医薬組成物。
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