JP6167399B2 - 卓上スタンド - Google Patents

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Description

本発明は、LED等の半導体発光素子を光源とし、放熱性を考慮した卓上スタンドに関するものである。
従来、LED等の半導体発光素子を光源とする卓上スタンドにおいては、光源等が発する熱を放出する構造が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図11に示すように、特許文献1に記載のスタンド100は、高度導熱材質で外形を形成する放熱殻体101を有する。放熱殻体101の中には収容スペースを設け、其の頂上に近い内側表面に表示窓(図示省略)が設置されており、表示窓の内側に光源である発光ランプ・ユニット102が設けられている。
また、放熱殻体101の内部のスペースには、放熱モジュール103が設けられている。放熱モジュール103は、導熱基板104と、少なくとも一本の導熱管105と、少なくとも一個の放熱フィン106を有する。
導熱基板104及び放熱フィン106は、導熱管105によって一体的に結合される。放熱モジュール103の導熱基板104には発光ランプ・ユニット102が取り付けられており、放熱殻体101の表示窓(図示省略)に配設される。また、放熱フィン106は放熱殻体101の内壁面と張り合わされて接触している。
これにより、発光ランプ・ユニット102が光を照射すると、光線が放熱殻体101の表示窓(図示省略)を経由して放射される。そして、発光ランプ・ユニット102にて生じた熱エネルギーは、放熱モジュール103の導熱基板104を経由して接収され、導熱管105及び放熱フィン106へ伝送される。最後に、放熱フィン106を経由して熱エネルギーを放熱殻体101へ伝導し、放熱殻体101によって外界と熱交換を行って放熱する。
実用新案登録第3128944号公報(第2図)
しかしながら、前述したような従来のスタンド100においては、発光ランプ・ユニット102が発した熱を放熱する放熱モジュール103として、導熱基板104、導熱管105および放熱フィン106等を設けた。
このため、構造が複雑になり、コスト高を招くおそれがあるという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、安価で簡易な構造により効率よく放熱することができる卓上スタンドを提供することを目的とする。
本発明の卓上スタンドは、載置面に載置可能な台座部と、前記台座部に支持され、前記載置面に対して離れる方向および近付く方向に分割可能な上カバーおよび下カバーを有するとともに、基端部よりも先端部が前記載置面から離れるように設けられる腕部と、前記腕部に収容され、前記上カバーおよび前記下カバーに挟持される第1部分と、前記第1部分に連結され、前記台座部から離れた側に配置される第2部分とを有する金属板状のフレームと、前記第2部分に支持されて、前記載置面に向けて光を照射する半導体発光素子と、を備え、前記第1部分は、前記フレームの後端部および中央部を含む平板状であり、前記第2部分は、前記第1部分の前端の折曲線で、前端が下がるように折曲げられており、前記上カバーと前記第1部分との間の空間よりも前記上カバーと前記第2部分との間の空間が大きいものである。
また、本発明の卓上スタンドは、前記第1部分および前記第2部分が互いに交差しているものである。
本発明は、卓上スタンドは、載置面に載置可能な台座部および台座部に支持される腕部を有する。腕部には、第1部分と、第1部分に連結され、台座部から離れた側に配置される第2部分とを有する金属板状のフレームが収容されており、第2部分には、半導体発光素子が支持されている。このため、半導体発光素子が発した熱は、金属板状のフレームに伝熱され、放熱されるので、安価で簡易な構造により効率よく放熱することができるという効果を有する卓上スタンドを提供できる。
本発明に係る第1実施形態の卓上スタンドを上方から見た斜視図 本発明に係る第1実施形態の卓上スタンドの側面図 本発明に係る第1実施形態の卓上スタンドの断面図 本発明に係る第1実施形態の卓上スタンドの腕部の長手方向に沿った断面図 上カバーを下方から見た斜視図 (A)は下カバーおよび光源部を上方から見た斜視図であり、(B)はリブが電線を支持する状態を示す説明図 フレームを下方から見た斜視図 光源部の分解斜視図 本発明に係る第2実施形態の卓上スタンドの腕部の断面図 本発明に係る第3実施形態の卓上スタンドの腕部の断面図 従来のスタンドの一部破断の斜視図
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態の卓上スタンドについて、図面を用いて説明する。
図1および図2に示すように、実施形態の卓上スタンド10Aは、例えば机11の上に置いて、机の上面等の載置面12に置かれた本等を照明するのに用いることができる。
卓上スタンド10Aは、載置面12に載置可能な台座部20と、台座部20に対して上下方向に回動可能に支持される腕部30を有する。
台座部20は、載置面12に載置されるベース部21と、ベース部21から上方に延びる脚部22を有する。なお、ベース部21と脚部22との間に明確な境界はなく、全体として一塊であってもかまわない。ベース部21および脚部22は、ここでは、幅方向中央で二分割可能となっている。
図3にも示すように、脚部22の上端には回動軸23が設けられており、腕部30を回動可能に支持する。台座部20の前面中央付近には、卓上スタンド10Aをオン・オフするスイッチ24が内蔵されている。スイッチ24の下方には、電源部25が収容されており、商用電源(図示省略)に接続されて点灯電力を供給する電源線26が、台座部20の後面から引き込まれている。
図4に示すように、腕部30は、後端部(基端部)よりも前端部(先端部)が載置面12から離れるように、前側を高くすることができる。なお、腕部30を回動軸23周りに回動させて最も上に位置決めした状態で、後述する光源部40が水平となるようにしている(図2参照)。
腕部30は、細長い断面矩形状の箱状の筐体31を有する。筐体31は、筐体31の上面を構成する上カバー32と、筐体31の下面を構成する下カバー33とを有する。
上カバー32は載置面12に対して離れる方向すなわち上方へ、また下カバー33は載置面12に対して近付く方向すなわち下方へ分割可能となっている。
図5に示すように、上カバー32は樹脂製の矩形板状の上カバー本体321を有しており、上カバー本体321の外周縁に沿って全周に下向きの上立壁322が設けられている。上立壁322の内面には、内側に突出する上突起325が設けられている。
また、上カバー本体321の内面(下面)には、幅方向中央部に長手方向に沿って設けられている上縦リブ323と、上縦リブ323に直交する複数本の上横リブ324が設けられている。
図6(A)に示すように、下カバー33は樹脂製の矩形板状の下カバー本体331を有しており、下カバー本体331の外周縁に沿って全周に上向きの下立壁332が設けられている。下立壁332の上端面には、上方に突出する下突起333が設けられている。
下カバー本体331は、上カバー本体321よりも小さめとなっており、下立壁332の外周面が、上立壁322の内側に嵌まる大きさとなっている。上カバー32に下カバー33を嵌め込むと、下カバー33の下突起333が、上カバー32の上突起325によって係止され、箱状の筐体31が形成される。
下カバー本体331の前端部は、一段低い位置において前端に向かって下方に傾斜するように本体前部335が設けられている(図4参照)。
本体前部335には、後述する光源部40を取り付けるための光源部取付孔35が設けられている。光源部取付孔35の周囲には、円形の取付リブ351が設けられており、取付リブ351の外側には、一対の取付台352が設けられている。取付台352の上面には、ねじ孔353が設けられている。
下カバー本体331の内面(上面)には、幅方向中央部に長手方向に沿って所定間隔で下横リブ336が設けられている。
図6(B)に示すように、下横リブ336は、長手方向に対向する一対の下横リブ336A、336Bと、下横リブ336Aおよび下横リブ336Bとの間において幅方向外側に設けられている一対の下横リブ336C、336Dを有する。
従って、光源部40と電源部25とを結ぶ電線36を、一対の下横リブ336Aおよび下横リブ336Bとの間において、下横リブ336C(336D)をよけるように迂回させることにより、電線36を支持することができる。
また、下横リブ336C、336Dの外側には、長手方向に延びる下縦リブ337が設けられている。
さらに、下カバー33の後端部には、回動軸23を軸支する軸受部334が、下方に突出して設けられている(図4参照)。
図4に示すように、筐体31の内部には、板金で形成されるフレーム34が、設けられている。
図7に示すように、フレーム34は、全体細長い矩形状をした金属製の板状部材である。フレーム34は、後端部および中央部を含む平板状の第1部分341と、第1部分341の前端の折曲線343で、前端が下がるように折曲げられている第2部分342を有する。
第1部分341の長さは、第2部分342の長さよりも長くなるように設定されている。例えば、第1部分341の長さは、第2部分342の長さの2倍以上とする。
第2部分342には、後述する光源部40を取り付けるために、一対の取付孔345が設けられている。取付孔345は、下カバー33の光源部取付孔35に対応した位置に設けられている。
また、第2部分342には、光源部40を位置決めするための一対の位置決め孔346が設けられている。
従って、光源部40は、フレーム34の下面に接して取り付けられるので、光源部40が発した熱は、フレーム34に伝熱して拡がる。
図4に示すように、フレーム34の第1部分341は、上カバー32と下カバー33との間に挟持される。
すなわち、フレーム34の第1部分341は、上カバー32の上縦リブ323および上横リブ324と、下カバー33の下横リブ336および下縦リブ337との間に挟持される。
このため、フレーム34は、上カバー本体321および下カバー本体331と直接接触しない。
また、第2部分342は、下カバーの本体前部335に沿って、前端部が下がるように傾斜している。このため、上カバー32とフレーム34の第2部分342との間には、空間Sが形成される。
空間Sは、上カバー32とフレーム34の第1部分341との間の空間よりも大きい。
ここで、空間の大きさとは、単に容積の大小を指すものではなく、上カバー32とフレーム34の第2部分342との間の離間寸法が、上カバー32とフレーム34の第1部分341との間の離間寸法よりも大きく、換言すれば熱的絶縁性が高いことを指す。
図8に示すように、光源部40は、LEDユニット43、LEDユニット43を取り付けるためのホルダ44、LEDユニット43からの照射光を配光制御するレンズ45を有する。
LEDユニット43は、LEDパッケージ(半導体発光素子)41を回路基板42に実装して形成され、対角位置に一対の位置決め凹部431が設けられている。
ホルダ44は、全体円板状のホルダ本体441を有し、ホルダ本体441の中央にLEDユニット43が下方に露出するために円形の開口部442を有する。開口部442の周囲にはLEDユニット43を位置決めするための一対の位置決め突起443が、開口部442に対して対称位置に設けられている。
また、ホルダ本体441の外側に張り出して、一対の支持部444が設けられている。支持部444は、開口部442に対して対称位置に設けられており、先端にはねじ用の貫通孔445が設けられている。
レンズ45は、全体略球面状のレンズ部451を有し、レンズ部451の周囲には鍔部452を有する。鍔部452には、対称位置にねじ用の切欠453が設けられている。
次に、光源部40の腕部30への取付け方および腕部30の組み立て作業について説明する。
まず、図8に示すように、LEDユニット43の位置決め凹部431をホルダ44の位置決め突起443に嵌めて、LEDユニット43をホルダ44に取り付ける。ホルダ44のねじ用の貫通孔445をレンズ45の鍔部452の外周面に設けられている切欠453に合わせて光源部40を組立てる。
次いで、図6に示すように、光源部40を下カバー33の光源部取付孔35に上方から挿入し、レンズ45の鍔部452を下カバー33の光源部取付孔35の取付リブ351の上に載置する。ホルダ44の支持部444の貫通孔445を、下カバー33の取付台352のねじ孔353の位置に合わせる。
次に、図4に示すように、フレーム34を下カバー33の上に被せ、ホルダ44の位置決め突起443を、下方からフレーム34の位置決め孔346に挿嵌して位置決めする。そして、ねじ37をフレーム34の上からフレーム34の取付孔345、ホルダ44の貫通孔445に通し、下カバー33の取付台352のねじ孔353に締付けて固定する。
その後、上カバー32を下カバー33に被せて固定する。このとき、フレーム34の第1部分341は、上カバー32の上縦リブ323および上横リブ324と、下カバー33の下横リブ336および下縦リブ337との間に挟持される。
このため、フレーム34は、上カバー本体321および下カバー本体331と直接接触しないので、光源部40が発した熱がフレーム34を伝わっている際に触れても熱くない。
次に、卓上スタンド10Aの作用効果について説明する。
卓上スタンド10Aは、載置面12に載置可能な台座部20および台座部20に支持される腕部30を有する。
腕部30は、載置面12に対して離れる方向および近付く方向に分割可能な上カバー32および下カバー33で構成されており、基端部よりも先端部が載置面12から離れるようになっている。
腕部30には、金属板状のフレーム34が収容されている。フレーム34は、上カバー32および下カバー33に挟持される第1部分341と、第1部分341に連結され、台座部20から離れた側に配置される第2部分342とを有する。第2部分342には、載置面12に向けて光を照射するLEDパッケージ41が支持されている。
従って、LEDパッケージ41が発した熱は、金属板状のフレーム34に伝熱され、放熱されるので、安価で簡易な構造により効率よく放熱することができる。
なお、この実施形態において、第1部分341および第2部分342は、互いに一体物であるが、互いに別体成形された後に、適宜な手段により連結されていてもよい。
また、卓上スタンド10Aは、上カバー32と第1部分341との間の空間Sよりも、上カバー32とLEDパッケージ41が設けられている第2部分342との間の空間Sのほうが大きく、換言すれば熱的絶縁性が高い。
このため、第2部分342に対応した上カバー32部分に触れても熱くないので、腕部30の先端側を持って腕部30を上下方向に回動させて、配光制御することができる。
また、卓上スタンド10Aは、第1部分341および第2部分342が互いに交差しているものである。
第1部分341および第2部分342が互いに交差しているので、第1部分341が台座部20に対して傾斜した場合でも、第2部分342を水平にして、直下を照明することができる。
これにより、腕部30を上方へ傾斜させることができるので、光源部40の位置を高くすることができ、照射範囲を広げることができる。
さらに、卓上スタンド10Aは、第1部分341の長手方向寸法よりも第2部分342の長手方向寸法が小さく、比率が2:1以上である。
このため、LEDパッケージ41が発した熱を第2部分342が受けて、第1部分341に伝熱した際に、第1部分341が長いので、効率よく放熱することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の卓上スタンドについて説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る卓上スタンド10Aと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図9に示すように、第2実施形態の卓上スタンド10Bでは、腕部30の上カバー32の先端部を上方へ膨らませて(膨出部326)、空間Sを設けるようにした。
このようにしても、前述した第1実施形態の卓上スタンド10Aと同様に、安価で簡易な構造により効率よく放熱することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の卓上スタンドについて説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る卓上スタンド10Aおよび第2実施形態に係る卓上スタンド10Bと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図10に示すように、第3実施形態の卓上スタンド10Cでは、腕部30の上カバー32の先端部を、フレーム34および下カバー33と同様に下方へ折曲げた。
本発明に係る卓上スタンドでは、このように構成することも可能である。
本発明の卓上スタンドは、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、前述した各実施形態においては、腕部30が上下に回動可能に支持されている場合を例示した。
本発明は、腕部30が台座部20に固定されている場合にも適用可能である。
また、前述した各実施形態においては、光源部40に半導体発光素子としてLEDを用いた場合を例示したが、この他、有機EL等を用いることも可能である。
10A、10B、10C 卓上スタンド
12 載置面
20 台座部
30 腕部
32 上カバー
33 下カバー
34 フレーム
341 第1部分
342 第2部分
41 LEDパッケージ(半導体発光素子)
S 空間

Claims (2)

  1. 載置面に載置可能な台座部と、
    前記台座部に支持され、前記載置面に対して離れる方向および近付く方向に分割可能な上カバーおよび下カバーを有するとともに、基端部よりも先端部が前記載置面から離れるように設けられる腕部と、
    前記腕部に収容され、前記上カバーおよび前記下カバーに挟持される第1部分と、前記第1部分に連結され、前記台座部から離れた側に配置される第2部分とを有する金属板状のフレームと、
    前記第2部分に支持されて、前記載置面に向けて光を照射する半導体発光素子と、を備え
    前記第1部分は、前記フレームの後端部および中央部を含む平板状であり、前記第2部分は、前記第1部分の前端の折曲線で、前端が下がるように折曲げられており、
    前記上カバーと前記第1部分との間の空間よりも前記上カバーと前記第2部分との間の空間が大きい卓上スタンド。
  2. 請求項1に記載の卓上スタンドにおいて、
    前記第1部分および前記第2部分が互いに交差している卓上スタンド。
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