JP6167744B2 - ランプ - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、光源保持部と筒状部とを堅固に固定することができるランプを提供することを目的とする。
また、本発明は、前記放熱フィンは、前記基板が載置される前記光源保持部の載置部の裏面に設けられるとともに、前記筒状部の径方向において前記凹部との間に隙間をあけて形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、上記ランプにおいて、前記第2のフランジ部と前記第1の筒状部との連結部の隅部の曲率半径は、前記フランジ部と前記第2の筒状部との連結部の隅部の曲率半径よりも、大きいことを特徴とする。
また、本発明は、上記ランプにおいて、前記フランジ部及び/又は前記第2のフランジ部と前記光源保持部との間に、断熱材が設けられることを特徴とする。
また、本発明は、上記ランプにおいて、前記フランジ部は、前記貫通孔の縁部にねじ止めされていることを特徴とする。
以下、本発明の第1の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の第1の実施形態では、発光素子を光源に備えるランプとして、LEDを光源に備えたLEDランプを例示するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば有機EL等の他の発光素子を光源に備えるランプにも適用可能である。
図1は、第1の実施形態に係るLEDランプ1を備えたランプ装置100を示す図である。
同図に示すランプ装置100は、屋外の看板照明等に用いられる屋外設置型の照明器具であり、LEDランプ1と、LEDランプ1が装着されるランプホルダー110と、ランプホルダー110に電力供給線102で接続された電源ユニット101と、を備える。
ランプホルダー110は、筒状のホルダー筐体(ホルダー部)111を備え、このホルダー筐体111の終端部112には、図示せぬ支持アームが回動自在に取り付けられるアーム取付部113が設けられている。
LEDランプ1の自重中心位置Xは、当該LEDランプ1が上述したようにランプホルダー110に装着されたときに、ホルダー筐体111の先端開口115がLEDランプ1に当接する位置よりも、ホルダー筐体111の内側に位置するように構成されている。
これらの構成によれば、ランプホルダー110は、LEDランプ1を、口金3が螺合するソケットと、LEDランプ1に当接するホルダー筐体111の先端開口115との2箇所で支持することができるため、LEDランプ1を保持するための強度を向上することができる。また、LEDランプ1の自重中心位置Xをホルダー筐体111の内側に位置するように構成したため、LEDランプ1をホルダー筐体111の先端開口115の位置でも支えることができ、ランプホルダー110にLEDランプ1を装着した状態での振動に対する強度を向上することができる。
さらに、LEDランプ1は、光軸方向において、ホルダー筐体111の内部に収容される部分の長さが、ホルダー筐体111の外部の露出する部分の長さよりも長くなるように形成される。LEDランプ1は、ホルダー筐体111の先端114の位置で支持され、ホルダー筐体111の外部に露出する長さが短く形成されるため、振動に対する強度が向上される。
LEDランプ1は、図4〜図7に示すように、発光部10と、この発光部10に直交して下方に向かって延び、終端30Bに口金3が設けられた筒状部30と、発光部10の裏面に設けられた複数の放熱フィン25とを備えている。
グローブ12は、光源たるLED15の放射範囲の光束が入射する面が一定の曲率に形成されている。グローブ12には、図4に示すように、グローブ12を光源保持部20に固定するためのねじ41をねじ止めするねじ止め部13が設けられている。ねじ止め部13は、グローブ12の縁部12Aの複数箇所を、グローブ12の中心に向かって凹ませて形成される。本実施形態では、ねじ止め部13は、グローブ12の周方向に等間隔で4箇所形成されている。
ねじ止め部13が設けられた位置では、グローブ12の、光束が入射する面を一定の曲率とすることができず、LED15の配光に影響を与える場合があるが、この構成によれば、ねじ止め部13を2分の1ビーム角βから外れた箇所に設けたため、ねじ止め部13による色ムラや照度ムラ等の影響を少なくすることができる。
LED基板11は、略十字形状に形成され(図8参照)、表面に複数のLED15が実装され、裏面を光源保持部20の載置部21に当接させて、載置部21の上面にねじ42によりねじ止め固定されている。LED基板11には、略中央に電力供給用のリード線(図示せず)が通される配線孔11Aが設けられている。配線孔11AからLED基板11の表面側に引き出されたリード線は、4つのLED15から成るLED発光回路70(図12参照)に電気的に接続される。
なお、筒状部30は、熱伝導性を有する金属で形成した部材と、絶縁性を有する材料から形成された部材とをインサート成型により形成する構成であっても良い。
筒状部30の内部には、電気回路基板50が、基板ホルダー55に保持されて収められている。電気回路基板50は、口金3側の端部で図示せぬリード線を通じて口金3と電気的に接続されている。
光源保持部20と筒状部30との固定構造について詳述すると、光源保持部20は、図6、及び、図10に示すように、表面20Aの略中央部を凹ませて形成された凹部22を備えている。また、光源保持部20の略中央には、凹部22の底部22Aに、表裏を貫通する貫通孔23が設けられている。貫通孔23は、筒状部30を貫通させることができる径寸法に形成されている。凹部22は、底部22Aに向かって径が小さくなる円錐台形状に形成されている。凹部22の側面22Bには、薄い板状のフィン28が複数立設されている。フィン28は、光源保持部20の載置部21にLED基板11が載置された際に、LED基板11の裏面に上端28Aが当接されるように構成されている。フィン28は、特に、光源保持部20の載置部21に載置されたLED基板11に実装されたLED15が配設される位置の近傍に設けられるのが望ましい。この構成によれば、光源保持部20は、LED基板11に当接する載置部21の面積を小さくして、凹部22を形成し、光源保持部20の軽量化を図り、かつ、フィン28からLED15が発した熱をLED基板11を介して光源保持部20に伝熱させ、放熱フィン25により効率良く放熱させることができる。
筒状部30は、光源保持部20の貫通孔23に、光源保持部20の表面側から挿入される。筒状部30の先端30Aには、円盤状のフランジ部31がつば状に設けられている。フランジ部31は、樹脂成形により、筒状部30と一体成形される。フランジ部31の外径は、光源保持部20の底部22Aの外径と略同じか、若干小さい径に形成される。また、フランジ部31の表面には、複数のリブ31Aが立設され、当該リブ31Aによりフランジ部31の強度が向上されている構成であっても良い。筒状部30を光源保持部20の表面側から貫通孔23に挿入すると、貫通孔23の縁部に沿ってある底部22Aに、筒状部30のフランジ部31が引き掛けられる。
また、筒状部30のフランジ部31は、光源保持部20の表面20Aに設けられた凹部22の底部22Aに固定されるため、フランジ部31が光源保持部20の載置部21に載置されたLED基板11に直接触れることがない。これにより、樹脂材料により成形されたフランジ部31が、LED基板11の熱抵抗となるのを防ぐことができる。また、筒状部30をLED基板11から離して配設することができるため、樹脂材から形成された筒状部30が、LED15の発する熱により高温になるLED基板11に直接触れて変形や劣化などの不具合が生じるのを防止することができる。
これらの構成によれば、LEDランプ1は、光源保持部20とグローブ12との間に配設された防水部材27、筒状部30と光源保持部20との間に配設されたOリング32、及び、筒状部30の終端30Bに冠着された口金3により密閉された防水構造に構成される。
なお、LED基板11及びグローブ12は、筒状部30を光源保持部20に固定した後に、光源保持部20に固定される。また、口金3は、筒状部30を光源保持部20に固定した後に、筒状部30に冠着される。
挟持部59は、前面支持部59A、後面支持部59B、及び、下端支持部59Cを有する。電気回路基板50は、図11(B)及び(C)に示すように、前面支持部59Aと後面支持部59Bとの間にスライドさせて挟み込み、下端を下端支持部59C上に載置させて、ホルダー部57に保持される。
また、電気回路基板50は、ヒューズ51の下流側に整流器52を備える。LED基板11の裏面に形成されたLED発光回路70には、整流器52により整流された電力が供給される。この構成によれば、LEDランプ1は、電気回路基板50を備えているため、LEDランプ1の入力端子である端子53あるいは端子54のいずれが正極端子、或いは、負極端子となってもLED15を発光させることができる。これにより、ランプ装置100の設置時には、電源ユニット101を介した電力をLEDランプ1に口金3を介して供給する電力供給線102を、正極/負極の配線を気にすることなく、ランプホルダー110内のソケットに接続することができ、設置作業の効率化を図ることができる。
この構成によれば、筒状部30のフランジ部31を、光源保持部20の内側に引掛けて固定した。これにより、フランジ部31を光源保持部20に螺合するねじ43が挿入されるボス孔33に、光源保持部20の重量による負荷がかかり、ボス孔33に割れが発生する等の破損が生じる等で、ねじ止め等による筒状部30と光源保持部20との接続機能が失われた場合でも、光源保持部20が筒状部30から離脱することがなく、光源保持部20と筒状部30とを堅固に固定することができる。
以下、本発明の第2の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
なお、第2の実施形態では、発光素子を光源に備えるランプとして、LEDを光源に備えたLEDランプを例示するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば有機EL等の他の発光素子を光源に備えるランプにも適用可能である。
図13は、第2の実施形態に係るLEDランプ200の正面図である。図14は、LEDランプ200を上方から見た平面図である。図15は、LEDランプ200の下面斜視図である。図16は、LEDランプ200の分解斜視図である。図17は、図14のXVII−XVII断面図である。
発光部210は、その上面210Aの略全体から図1中の上方に向けて光を放射するものであり、図14に示すように、上面視で略円形状に形成されたグローブ212(カバー)を備える。
詳細には、発光部210は、図16に示すように、光源たる複数のLED215(発光素子)と、これらのLED215を実装したLED基板(基板)211と、LED基板211を保持する基板支持プレート220(光源保持部)と、グローブ212とを備えている。なお、基板支持プレート220は、上記第1の実施の形態の光源保持部20に相当するものである。グローブ212は、LED基板211を覆うカバーであり、LED215の光はグローブ212を透過して外側に照射される。
基板載置部221の表面は、LED基板211が載置される平坦な載置面221Cである。基板載置部221の径方向の中間部には、ねじ穴部221A(図16)が周方向に略等間隔をあけて複数設けられており、ねじ穴部221Aには、LED基板211を基板載置部221に固定するねじ242が締結される。
基板支持プレート220は、基板載置部221の外周部から径方向外側に延びる板状のカバー固定部262を複数備え、カバー固定部262には、グローブ212が固定されるボス部262Aが形成されている。
グローブ212は、溝226を上方から覆う外周フランジ部214を外周部に備え、外周フランジ部214は、カバー固定部262に対応した位置に、さらに径方向外側に延びる固定部214aを有する。グローブ212は、固定部214aに挿通されてボス部262Aに締結されるねじ241を介してカバー固定部262に固定される。この状態では、防水部材227は外周フランジ部214に圧縮されている。
LED基板211は、円板状に形成されており、LED215は、LED基板211の表面である実装面の外周部に同心円状に複数並べて実装される。
LED基板211は、その裏面を基板支持プレート220の基板載置部221に当接させた状態で、ねじ242により固定されている。LED基板211の略中央には、LED215の電力供給用のリード線263が通される配線孔211Aが形成されている。
LED基板211は、熱伝導性の高い、例えばアルミニウム材等の金属材料で構成されている。このため、LED215の発熱を効率良く基板支持プレート220の基板載置部221に伝熱でき、放熱フィン225から効果的に放熱させることができる。
放熱フィン225の高さは、内端部225Aを除き、径方向の略全体に亘って筒状部接続部261の深さに略等しい。内端部225Aは、筒部264に近づくほど高さが小さくなるように傾斜して形成されている。
放熱フィン225は、径方向においては、筒状部接続部261の筒部264の近傍から外周側へ延び、基板支持プレート220の基板載置部221の外縁部221B(図17)を超えて外側に突出している。すなわち、放熱フィン225は、外縁部221Bよりも径方向の外側に突出する外端部225Bを有する。また、放熱フィン225の内端部225Aと筒部264の外周面との間には、隙間265が設けられている。隙間265を設けることで、筒状部接続部261の周囲に空気を流通させることができる。
なお、筒状部230は、熱伝導性を有する金属で形成した部材と、絶縁性を有する材料から形成された部材とをインサート成型により形成する構成であっても良い。
口金3は、既設の照明器具(不図示)のソケット290(図23)に螺合するねじ山が切られた筒状のシェル6と、このシェル6の端部の頂部に絶縁部4を介して設けられたアイレット5とを備え、シェル6及びアイレット5が既存のソケットに装着可能な形状寸法に構成されている。これにより、当該LEDランプ200は、天井や壁面に既設のソケットや、既存の電球を装着して使用するランプホルダー等(不図示)のソケットに装着でき、既存の電球の代替として使用できる。上記ソケットの例としては、例えばE26型ソケットが挙げられる。
図18〜図20に示すように、筒状部230は、電気回路基板50が収納される筒状部本体267と、口金3が固定される終端230Bと、緩み防止部材260が取り付けられる回転防止部材取付部268と、筒状部接続部261に接続される接続部269とを備える。
筒状部本体267は、断面正多角形状(本実施の形態では正八角形)に形成されており、筒状部230の軸方向において最も長さを占める部分である。また、筒状部本体267は、口金3側へ向けて先細るテーパー状に形成されている。終端230Bの底部には、電気回路基板50から口金3に延びるリード線(不図示)が接続される孔285A,285Bが形成されている。
回転防止部材取付部268は、断面略円形に形成されており、筒状部本体267と終端230Bとの間に形成されている。
接続部269は、筒状部接続部261の貫通孔223の内周部に嵌合する第1の筒状部271と、第1の筒状部271よりも大径に形成される第2の筒状部272と、第1の筒状部271から径方向外側へ鍔状に突出して第1の筒状部271と第2の筒状部272とを連結する第2のフランジ部278と、第2の筒状部272から径方向外側へ鍔状に突出するフランジ部231とを備える。
第1の筒状部271は、断面略円形に形成されており、筒状部本体267に連続している。第2のフランジ部278の下面(口金3側の面)は、環状の当接面278Aとなっている。
筒状部230において、第2のフランジ部278と第1の筒状部271との連結部の隅部279の曲率半径(いわゆる曲げ部の内R部の半径)は、フランジ部231と第2の筒状部272との連結部の隅部280の曲率半径よりも、大きく形成されている。
図16、図18及び図21に示すように、フランジ部231の上面には、フランジ部231の内周部の周縁部に沿って軸方向に突出する壁部231Aが形成されている。また、フランジ部231には、フランジ部231の上面と壁部231Aの外側面とを連結するリブ231Bが複数設けられている。壁部231Aは、壁部231Aが設けられていない切り欠き部231Cを一対有している。
フランジ部231の上面には、フランジ部231を貫通するボス孔231Dが複数形成されており、ボス孔231Dには、フランジ部231を筒状部接続部261に固定するフランジ部固定ねじ243(図16)が挿通される。
図22に示すように、筒状部230は、貫通孔223に挿通され、フランジ部231及び第2のフランジ部278が筒状部接続部261に引っ掛けられるようにして基板支持プレート220に固定される。筒状部接続部261の筒部264は、筒状部230のフランジ部231及び第2のフランジ部278の形状に合わせて階段状に形成されている。
詳細には、筒状部接続部261は、基板載置部221の中央部を口金3側に窪ませた第1の凹部273と、第1の凹部273の中央部を口金3側に窪ませた第2の凹部274と、第2の凹部274の中央部から口金3側に延出する嵌合筒部275とを備える。貫通孔223は、嵌合筒部275の内周部により構成されている。
フランジ部231と底部273Aとの間には、平板状且つリング状の断熱部材276(断熱材)が介装される。断熱部材276は、例えば、不織布や、シリコンパッキン等が用いられる。断熱部材276を設けることで、基板支持プレート220とフランジ部231との間の断熱性を確保でき、基板支持プレート220から伝わる熱によってフランジ部231が劣化する等の影響を低減できる。さらに、断熱部材276は撓むことで防振部材としても機能するため、フランジ部231に作用する振動の影響も低減できる。
第1の筒状部271の外周面には、弾性材料で構成されるリング状のシール部材277(防水パッキン)が嵌合されており、シール部材277は、当接面278Aと底部274Aとの間に圧縮された状態で介装されている。シール部材277は、例えば、ゴム等の素材からなるパッキンが用いられる。シール部材277を設けることで、基板支持プレート220と第2の筒状部272との間の防水性を確保でき、さらに、シール部材277は撓むことで防振部材としても機能するため、第2の筒状部272近傍に作用する振動の影響も低減できる。ここで、シール部材277は、シール性に加えて断熱性も備えたものであってもよい。すなわち、断熱材は、フランジ部231及び/又は第2のフランジ部278と基板支持プレート220との間に設けることができる。
また、図16に示すように、基板ホルダー55は、フランジ部231の切り欠き部231C(図21)に通される橋架部(不図示)を上端に有し、この橋架部にフランジ部固定ねじ243が挿通されることで、フランジ部231に共締めされて固定される。
また、第2のフランジ部278側の隅部279の曲率半径が、フランジ部231側の隅部280の曲率半径よりも、大きく形成されているため、第2のフランジ部278の強度が高い。このため、第2のフランジ部278の損傷を防止でき、第2のフランジ部278による接続機能を維持できる。
また、基板支持プレート220は、基板載置部221、筒状部接続部261及び放熱フィン225が鋳造により一体に形成される。このため、基板支持プレート220の強度を高くしながら基板支持プレート220を容易に製造でき、さらに、一体化により熱抵抗が低減されるため、放熱フィン225から効果的に放熱することができる。
図14、図17及び図21に示すように、基板載置部221の外縁部221B及びグローブ212の外周フランジ部214の外径は略等しく形成されており、平面視では、外周フランジ部214の外縁と外縁部221Bとは略重なる。
放熱フィン225の外端部225Bは、基板載置部221の外縁部221Bよりも径方向外側に突出し、グローブ212の外縁に対しても径方向外側に突出する。
放熱フィン225の外端部225Bの先端が連結部281で閉じられることで、基板載置部221の周囲には、隣接する放熱フィン225,225と、外縁部221Bと、連結部281とで区画される平面視で略矩形の開口282が複数形成されている。放熱フィン225の周囲を流れる気流は、開口282を通って筒状部230の軸方向に流れる。本実施の形態では、放熱フィン225の先端部225Cに連結部281を設けたため、連結部281が邪魔にならず、開口282を大きく形成できる。このため、開口282に気流をスムーズに流すことができ、効率良く放熱できる。
また、開放部284,284は、LEDランプ200を組み立てる際に、基板支持プレート220を位置決めする冶具(不図示)が嵌合する位置決め部として使用される。このため、専用の位置決め部を設ける必要が無く、構造を簡略化できる。また、上記冶具を用いない場合であっても、開放部284,284を基準位置の目印として位置決めすることができる。
カバー固定部262の外縁は、連結部281の上縁281Aに連結されている。このため、カバー固定部262の剛性を連結部281によって増加させることができ、グローブ212をカバー固定部262に強固に安定して固定できる。
また、基板支持プレート220の鋳造の際に、湯が連結部281を介して放熱フィン225に流れ、放熱フィン225に湯を行き渡らせ易いため、鋳造性が良い。
図23は、ソケット290が取り付けられた状態のLEDランプ200の下面斜視図である。図24は、ソケット290と口金3との接続部を示す断面図である。
図23及び図24に示すように、ソケット290は、一端が開口した容器状に形成されており、有底円筒型のソケット本体部291と、口金3が挿入される接続用開口292とを有する。ソケット本体部291内には、口金3が締結される雌ねじ部としての受金(不図示)が設けられている。ソケット290は、例えば、底部が天井に設置されており、接続用開口292を介して接続されたLEDランプ200は下方を照らすように設置される。
緩み防止部材260は、回転防止部材取付部268に外周に嵌合されて取り付けられ、拡径部293とソケット290の接続用開口292の周縁部292Aとの間に圧縮された状態で設けられる。
図24〜図28に示すように、緩み防止部材260は、筒状部230に対して同軸の位置関係で装着されるリング状部材である。緩み防止部材260は、平面視で略円形のリング本体部294と、リング本体部294の中央に形成され、回転防止部材取付部268に嵌合する嵌合孔部295とを有する。
嵌合孔部295の内周面には、全周に亘って径方向内側に突出する環状の突起部295Aが形成されている。突起部295Aは、嵌合孔部295の軸方向に複数形成されている。
リング本体部294の外周部においてランプ側当接面296の側の角部には、略45°の面取り部298が形成されている。面取り部298のランプ側当接面296側の端は、リング本体部294の厚さ方向の中間部よりもランプ側当接面296側に位置する。
ランプ側当接面296において嵌合孔部295の周縁部には、リング本体部294の軸方向に突出する凸部299(係合部)が一対形成されている。凸部299は、筒状部230の拡径部293の溝部293Aに係合し、緩み防止部材260の回転を規制する。
穴部300が形成されることで、ソケット側当接面297側には、嵌合孔部295の内周面に沿って延びる環状の内周壁部301と、リング本体部294の外周に沿って延びる環状の外周壁部302と、内周壁部301と外周壁部302とを連結する連結壁部303(回転防止手段)とが形成されている。外周壁部302及び内周壁部301は、ソケット側当接面297側におけるリング本体部294の外周部及び嵌合孔部295の一部をそれぞれ構成している。
連結壁部303の厚さは、穴部300の周方向の幅に比して小さく形成されている。また、連結壁部303の厚さは、内周壁部301及び外周壁部302の厚さよりも小さい。連結壁部303は薄板であるため、比較的容易に変形する。連結壁部303及び内周壁部301の高さは、外周壁部302よりも一段低く形成されている。
外周壁部302の径は、ソケット290の周縁部292Aの径よりも大きく、内周壁部301の径は、ソケット290の周縁部292Aの径よりも小さい。ソケット290がLEDランプ200に取り付けられた状態では、連結壁部303の上端が周縁部292Aに当接する。
緩み防止部材260は、例えば、シリコンゴム等の比較的大きな弾性を有する樹脂製の弾性材料で構成される。緩み防止部材260は、連結壁部303を含む全体が、樹脂成形によって一体成型される。
LEDランプ200がソケット290に締め込まれて行くと、緩み防止部材260は筒状部230と一体に回転し、連結壁部303がソケット290の周縁部292Aに当接する。詳細には、LEDランプ200の締め込みに伴って、連結壁部303は、ソケット290の周縁部292Aに当接して圧縮されながら回転し、締結方向Fとは反対の反対方向Lに向く力を周縁部292Aから受ける。反対方向Lの力を受けると、各連結壁部303は、連結壁部303の基端部303Aを支点として反対方向Lに倒れるように変形する。
また、緩み防止部材260は、連結壁部303が圧縮されるに伴って、嵌合孔部295が径方向に収縮し、嵌合孔部295が回転防止部材取付部268の外周面に密着することによっても、LEDランプ200の緩み方向の回転を防止する。
また、LEDランプ200をソケット290に締結して行く際に、連結壁部303が徐々に変形して行き、LEDランプ200を締結方向Fに回転させるために必要な力も徐々に増加する。このため、例えば、連結壁部303を備えていない平板状のパッキンを用いた場合に比して、作業者が締結の状態を認識し易い。このため、LEDランプ200が過大な締め付け力で締結されてしまうことを防止できる。
また、弾性材料で構成された緩み防止部材260をソケット290とLEDランプ200との間に介装するため、防振効果が得られ、LEDランプ200の振動を低減できる。
また、第2のフランジ部278と第1の筒状部271との連結部の隅部279の曲率半径は、フランジ部231と第2の筒状部272との連結部の隅部280の曲率半径よりも大きいため、第2のフランジ部278の強度が大きくなる。このため、第2のフランジ部278によって、筒状部230からの基板支持プレート220の脱落を効果的に防止できる。
また、フランジ部231と基板載置部221の第1の凹部273との間に設けられる断熱部材276によって、基板載置部221からフランジ部231に伝わる熱を低減でき、フランジ部231の熱による劣化を抑制できる。
また、フランジ部231がねじ止めの箇所であるボス孔231Dで損傷したとしても、ボス孔231D以外のフランジ部231の部分、及び、第2のフランジ部278によって、筒状部230からの基板支持プレート220の脱落を防止できる。
また、連結部281は、放熱フィン225の一部を除き連結するため、連結部281に連結されておらず開放している一部の放熱フィン225の間に径方向の外側から風を流して高い放熱効率を得られるとともに、開放した開口282である開放部284を位置決め等の目印としたり、開放部284を位置決め冶具等の嵌合部としたりすることができ、組み立て性を向上できる。
さらに、基板載置部221の表側を覆うグローブ212を固定するカバー固定部262は、放熱フィン225の上端225D同士を連結した板状を成し、かつ、外端部225Bの連結部281に連結されているため、カバー固定部262の強度を連結部281で補強でき、グローブ212をカバー固定部262に強固に固定できる。
また、連結壁部303は、筒状部230の周囲に放射状に配置される板状の凸状部であるため、板状の凸状部の変形の反発力によってLEDランプ200の回転を効果的に防止できる。
また、筒状部230は、径方向外側に突出する拡径部293を備え、緩み防止部材260は、拡径部293と周縁部292Aとの間で圧縮され、緩み防止部材260は、拡径部293に係合して緩み防止部材260の回転を規制する凸部299を備える。これにより、凸部299によって緩み防止部材260の回転を規制でき、連結壁部303を効果的に機能させることができるため、ソケット290に対するLEDランプ200の締結の緩みを防止できる。
上記第2の実施の形態では、筒状の連結部281は、外周側に開放した開放部284を備えるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものでは無く、例えば、連結部281は開放部284を備えない完全な筒状であってもよい。
また、上記第2の実施の形態では、回転防止手段は、筒状部230の周囲に放射状に配置される板状の凸状部である連結壁部303であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものでは無い。例えば、回転防止手段は、連結壁部303に替えて筒状部230の周囲に互いに間隔をあけて複数配置される柱状の凸状部であってもよい。
また、上記第2の実施形態の連結部281を上記第1の実施形態に適用し、放熱フィン25の径方向の外端部の先端部同士を連結部で連結してもよい。
また、第2の実施の形態の、LEDランプ200、LED基板211、LED215、貫通孔223、放熱フィン225、筒状部230、終端230、フランジ部231、基板支持プレート220、及び第1の凹部273は、第1の実施の形態の、LEDランプ1、LED基板11、LED15、貫通孔23、放熱フィン25、筒状部30、終端30、フランジ部31、光源保持部20、及び、凹部22にそれぞれ対応するものである。
3 口金
11,211 LED基板(基板)
15,215 LED(発光素子)
20 光源保持部
22 凹部
22A 底部(縁部)
23,223 貫通孔
25,225 放熱フィン
30,230 筒状部
30B,230 終端
31,231 フランジ部
100 ランプ装置
101 電源ユニット
110 ランプホルダー
220 基板支持プレート(光源保持部)
271 第1の筒状部
272 第2の筒状部
273 第1の凹部(凹部)
274 第2の凹部
276 断熱部材(断熱材)
277 シール部材(防水パッキン)
278 第2のフランジ部
279 隅部
280 隅部
Claims (10)
- 発光素子を実装した基板と、当該基板を表面に載置して保持する光源保持部と、前記光源保持部の裏面から延びて終端に口金が設けられた筒状部とを備えたランプにおいて、
前記光源保持部に表裏に貫通する貫通孔を設け、前記貫通孔に前記筒状部を挿入し、前記貫通孔の縁部に前記筒状部に設けたフランジ部を固定し、
前記光源保持部の表面の中央部を凹ませて凹部を前記光源保持部に一体に設け、当該凹部の底部に前記貫通孔を設けたことを特徴とするランプ。 - 絶縁性を有する材料により前記筒状部を成形し、前記光源保持部を放熱性を有する金属で形成したことを特徴とする請求項1に記載のランプ。
- 前記光源保持部は、裏面に複数の放熱フィンを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のランプ。
- 前記放熱フィンは、前記基板が載置される前記光源保持部の載置部の裏面に設けられるとともに、前記筒状部の径方向において前記凹部との間に隙間をあけて形成されていることを特徴とする請求項3記載のランプ。
- 前記筒状部は、前記貫通孔に挿入される第1の筒状部と、当該第1の筒状部と前記フランジ部との間に設けられ、前記第1の筒状部よりも大径の第2のフランジ部とを備え、
前記凹部には、当該凹部よりも小径の第2の凹部が設けられ、
前記第2のフランジ部は、前記第2の凹部に収容されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のランプ。 - 前記筒状部は、前記第1の筒状部よりも大径且つ前記フランジ部が連結される第2の筒状部を備え、当該第2の筒状部と前記第1の筒状部とは、前記フランジ部よりも小径の前記第2のフランジ部により連結されることを特徴とする請求項5に記載のランプ。
- 前記第2のフランジ部と前記第1の筒状部との連結部の隅部の曲率半径は、前記フランジ部と前記第2の筒状部との連結部の隅部の曲率半径よりも、大きいことを特徴とする請求項6に記載のランプ。
- 前記第2のフランジ部と前記第2の凹部との間に、防水パッキンが設けられることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載のランプ。
- 前記フランジ部及び/又は前記第2のフランジ部と前記光源保持部との間に、断熱材が設けられることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のランプ。
- 前記フランジ部は、前記貫通孔の縁部にねじ止めされていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のランプ。
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