JP6198260B1 - 石膏ボード製ルーバー材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】並行する一対の側面板と一つの前面板からなる断面がコの字状の石膏ボード製ルーバー本体に軽鉄下地材でリップ溝形状の野縁が全長に渡って添着されるルーバー材であって、前記ルーバー本体および前記野縁の開放方向は同一で、前記野縁の側面部と前記側面板が直接的または間接的に固着され、前記ルーバー本体は石膏ボードの表面の板紙を残して形成される平行な2つのV字溝が直角に折り返され、その切り口同士が互いに接着されてコの字状に形成され、前記野縁が固定金具を介して溝形状の野縁受けに直交して取付られる、構成とした。
【選択図】図1
Description
また、本願請求項2に係る石膏ボード製ルーバー材は、請求項1に記載の石膏ボード製ルーバー材であって、前記野縁は前記ルーバー本体に直接的または介挿板を介して間接的に挟持されるとともに該野縁および該ルーバー本体の外端縁は互いに面一である、ことを特徴としている。
なお、「面一」とは、野縁の外端縁やルーバー本体の外端縁等の2つの部材表面が互いに段差のない状態であることを指す。
そして、本願請求項3に係る石膏ボード製ルーバー材は、請求項2に記載の石膏ボード製ルーバー材であって、一対の前記側面板および前記野縁の側面のそれぞれの間にはL字状のL字金物が先端縁を互いに外側に向けられるように挿着され、外側に向けられた前記L字金物の先端縁は前記側面板の表面がクロス貼り仕上げまたはシート貼り仕上げされたときの該クロスまたはシートの厚さよりも突出している、ことを特徴としている。
さらに、本願請求項4に係る石膏ボード製ルーバー材は、請求項2または請求項3に記載の石膏ボード製ルーバー材であって、前記前面板は中央部分が分断されて全長に渡る開放部が形成され、コの字状の照明具用溝形レールがその開放部を該前面板の開放部方向に向けられて一対の前記側面板間に直接的または介挿板を介して間接的に挟着され、前記照明具用レールの開放部の先端縁は分断された前記前面板の表面に面一、または該前面板の表面がクロス貼り仕上げまたはシート貼り仕上げされたときの該クロスまたはシートの厚さよりも突出している、ことを特徴としている。
また、本願請求項5に係る石膏ボード製ルーバー材は、請求項1に記載の石膏ボード製ルーバー材であって、クランク状に折り曲げられた平板が互いに向き合うように重ね合わされて断面がコの字状の野縁保持部および平板部からなる野縁保持レールが形成され、
一対の前記側面板間に前記平板部が挟着され、前記野縁保持部が前記野縁を全長に渡って囲繞するように固着されることにより該野縁の側面部と前記側面板が前記野縁保持レールを介して間接的に固着されている、ことを特徴とする請求項1に記載の石膏ボード製ルーバー材。
(1)本願発明に係るルーバー材は、石膏ボードの表面の板紙を残して形成される平行な2つのV字溝を直角に折り返し、その切り口同士を互いに接着してコの字状に形成されたルーバー本体に軽鉄下地材の野縁を全長に渡って添着しているので、
(ア)ルーバー本体の直角に折り返した稜線が真っ直ぐな直線となって、視る者にすっきりとした印象を与え、そのV字溝の切り口同士を互いに接着してコの字状に形成することにより、芯材となる石膏同士が接着されるので強固なものとなる。また、石膏ボードをコの字状に折り曲げるだけなので、極めて安価に製造することができるばかりでなく、ルーバーの側面板の要求通りの幅寸法(ルーバー突出長さ)を自由に決めることができ、ルーバー本体の表面を塗装仕上げ、クロス貼り仕上げさらにはシート貼り仕上げをすることができるので、アルミの押出成型と比べると設計の自由度が増大する。
(イ)さらに、ルーバー本体に補強を兼ねた軽鉄下地材の野縁が全長に渡って添着されているので、剛性の高いものとなるばかりでなく、既存の野縁の使用により低コストとなる。
(2)既存の野縁がルーバー本体に直接的に挟持されるのみならず、介挿板を介して間接的に挟持されるので、ルーバーの小口幅=野縁+介挿板の板厚+石膏ボード厚×2 となって、その小口幅寸法を自由に変えることができ、一段と設計の自由度が増大する。
(3)側面板および野縁の側面の間にL字状のL字金物を挿着して、L字金物の先端縁が側面板の表面よりもクロスまたはシートの厚さ以上に突出している場合に、例えば、ルーバー本体の表面をクロス貼り仕上げとすれば、クロスの貼り始め(始端部)と貼り終わり(終端部) におけるクロスのカットの作業性が向上するばかりでなく、クロスの納まりの見栄えが良くなる。
(4)前面板の中央部分を分断して開放部を形成し、その開放部にコの字状の照明具用溝形レールを挟着したときには、この照明具用溝形レール内に帯状のLEDライトを取り付けることができるので、ルーバー材を照明器具のように見せることで室内のデザインの多様性が増大する。また、照明具用レールの開放部の先端縁を切断された前面板の表面よりもクロスまたはシートの厚さよりも突出させている場合には、前述した(3)の効果を奏することができる。
(5)野縁保持部および平板部からなる野縁保持レールの野縁保持部に野縁に固着し、平板部を一対の側面板間で挟着した場合は、ルーバーの小口幅=略石膏ボード厚×2 となってその小口幅寸法を最小幅とすることができる。
ルーバー本体11は前面板21と一対の側面板22とから構成されていて、一対の側面板22の一端縁同士を前面板21が連接していて断面形状がコの字となっている。そして、この前面板21および一対の側面板22は1枚の石膏ボードから形成されている。すなわち、1枚の石膏ボードの表面の板紙を残して平行な2筋のV字溝を削成し、そのV字溝の削り面に接着剤を塗布して直角に折り返して形成される。このため、側面板22の幅寸法(ルーバー突出長さ)を自由に決めることができるので、ルーバー寸法のニーズにあったルーバー本体11を極めて容易にかつ、低コストで製造することが可能となる。なお、石膏ボードは9.5mm厚または12.5mm厚のものを使用している。
(1)天井スラブから吊り下げられた図示外の吊りボルトに図示外のハンガー金具を介して野縁受け33を略等間隔かつ平行に吊設する。
(2)野縁32に固定金具34を嵌合させて取り付ける。このとき固定金具34は野縁受け33に対応する間隔でかつ、対応する個数となるようにする。
(3)固定金具34を野縁受け33に嵌合させてルーバー材1を仮止めし、ルーバー材1が所定の位置となるように前後にスライドさせて正確に位置決めし、固定金具34を野縁受け33に嵌着させる。
以上でルーバー材1の取付作業は完了し、所定本数のルーバー材1を取り付けることで天井の仕上がりとなる。なお、ルーバー材1を壁面に設置する場合も略同様の手順を踏むことになる。
2 実施例2に係るルーバー材
3 実施例3に係るルーバー材
11 実施例1に係るルーバー本体
12 実施例2に係るルーバー本体
13 実施例3に係るルーバー本体
21 前面板
22 側面板
23 L字金物
24 野縁保持レール
241 野縁保持部
242 平板部
25 照明具用レール
26 介挿板
31 クロス
32 野縁
33 野縁受け
34 固定金具
Claims (5)
- 並行する一対の側面板と一つの前面板からなる断面がコの字状の石膏ボード製ルーバー本体に軽鉄下地材でリップ溝形状の野縁が全長に渡って添着されるルーバー材であって、
前記ルーバー本体および前記野縁の開放方向は同一で、前記野縁の側面部と前記側面板が直接的または間接的に固着され、
前記ルーバー本体は石膏ボードの表面の板紙を残して形成される平行な2つのV字溝が直角に折り返され、その切り口同士が互いに接着されてコの字状に形成され、
前記野縁が固定金具を介して溝形状の野縁受けに直交して取付られる、ことを特徴とする石膏ボード製ルーバー材。 - 前記野縁は前記ルーバー本体に直接的または介挿板を介して間接的に挟持されるとともに該野縁および該ルーバー本体の外端縁は互いに面一である、ことを特徴とする請求項1に記載の石膏ボード製ルーバー材。
- 一対の前記側面板および前記野縁の側面のそれぞれの間にはL字状のL字金物が先端縁を互いに外側に向けられるように挿着され、
外側に向けられた前記L字金物の先端縁は前記側面板の表面がクロス貼り仕上げまたはシート貼り仕上げされたときの該クロスまたはシートの厚さよりも突出している、ことを特徴とする請求項2に記載の石膏ボード製ルーバー材。 - 前記前面板は中央部分が分断されて全長に渡る開放部が形成され、
コの字状の照明具用溝形レールがその開放部を該前面板の開放部方向に向けられて一対の前記側面板間に直接的または介挿板を介して間接的に挟着され、
前記照明具用レールの開放部の先端縁は分断された前記前面板の表面に面一、または該前面板の表面がクロス貼り仕上げまたはシート貼り仕上げされたときの該クロスまたはシートの厚さよりも突出している、ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の石膏ボード製ルーバー材。 - クランク状に折り曲げられた平板が互いに向き合うように重ね合わされて断面がコの字状の野縁保持部および平板部からなる野縁保持レールが形成され、
一対の前記側面板間に前記平板部が挟着され、
前記野縁保持部が前記野縁を全長に渡って囲繞するように固着されることにより該野縁の側面部と前記側面板が前記野縁保持レールを介して間接的に固着されている、ことを特徴とする請求項1に記載の石膏ボード製ルーバー材。
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