JP6201190B2 - 厚膜導体形成用組成物及びそれを用いて得られる厚膜導体 - Google Patents

厚膜導体形成用組成物及びそれを用いて得られる厚膜導体 Download PDF

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Description

本発明は、厚膜導体形成用組成物及びそれを用いて得られる厚膜導体に関し、より詳しくは、チップ抵抗器、抵抗ネットワークおよびハイブリッドICなどを製造する際、セラミック基板上などに、厚膜導体を形成するために使用する耐半田食われ性が高く鉛を含有しない厚膜導体形成用組成物及びそれを用いて得られる厚膜導体に関する。
厚膜技術を用いて厚膜導体を形成する場合、一般には、導電率の高い導電粉末を、ガラス粉末などの酸化物粉末と共に、有機ビヒクル中に分散させて、導電ペーストを得て、該導電ペーストを、アルミナ基板等のセラミック基板上に、スクリーン印刷法等により、所定の形状に塗布し、500℃〜900℃で焼成することにより、厚膜導体を形成する。
導電粉末としては、導電率の高いAu、Ag、PdまたはPtからなる金属か合金で、平均粒径10μm以下の粉末が用いられており、特に、安価なAg粉末およびPd粉末が、一般的に使用されている。
ガラス粉末としては、軟化点の制御が容易で、化学的耐久性の高いホウケイ酸鉛、またはアルミノホウケイ酸鉛系が用いられてきた。しかしながら、環境汚染を防止する昨今の観点から、鉛を含有しない導電ペーストが望まれている。
得られた厚膜導体を使用して、チップ抵抗器、抵抗ネットワークまたはハイブリッドIC等の電子部品を製造する際の製造工程、あるいは実装工程では、厚膜導体に半田付けが行なわれる。この半田付けの際に、Au、Ag、PdまたはPtが、半田中に溶け出し、導体部分が消失し、断線してしまうことがある。この現象を、半田食われと呼んでいる。半田食われは、チップ抵抗器、抵抗ネットワークまたはハイブリッドIC等の電子部品の歩留まりを低下させたり、これらの電子部品の信頼性を低下させる原因になるという問題がある。
さらに、前述のように環境汚染を防止するため、半田も、63Sn/37Pbの共晶半田から、鉛を含有しないSn含有量の高い組成の半田に変わりつつあるが、Sn系半田の融点が高いことから、半田付け温度も高くなる傾向がある。このような半田組成の変更や、半田付け温度の上昇に伴い、半田食われが今まで以上に発生しやすくなったという問題もある。
半田食われを防ぐ方法の一つとして、厚膜導体形成用組成物中のガラス粉末の量を増やし、得られる厚膜導体の表面にガラス成分を浮かせる方法がある。しかしながら、この方法では、厚膜導体と電子部品の接触が不完全となったり、電子部品の特性値を測定するための電極プローブと、厚膜導体との接触が不完全となりうまく測定ができない等の問題がある。
このため、PbO−SiO−CaO−Al系ガラス粉末と、Al粉末と、SiO粉末と、導電粉末とを、有機ビヒクルに分散させて、ペースト焼成時に、アノーサイト(CaAlSi)と呼ばれる針状の結晶相を厚膜導体の内部に析出させることにより、半田食われを防ぐ方法が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、この導電ペースト用組成物は、鉛を含有しているガラス粉末を用いており、環境汚染の観点から好ましくない。また、特許文献1には、ガラス粉末中のPbOが15質量%未満では、アノーサイトが十分に析出しないと記載されているように、鉛を含有しない導電ペーストでは、半田食われを防ぐことが困難であった。
一方、本出願人は、厚膜導体内部にアノーサイト結晶を均一に析出させることによって半田食われを抑制する厚膜導体組成物を提案した(特許文献2参照)。
この技術は、SiO−B−Al−CaO−Li2O系ガラス粉末と、Al粉末とを含有することを特徴とし、導電ペースト焼成時に前記ガラス粉末とAl粉末とを反応させることによって、長さ1〜20μm程度の針状のアノーサイトが厚膜導体内部に均一に析出した厚膜導体を得るようにしている。この電極構造によれば、針状アノーサイトが厚膜導体の表面に露出存在していることによって、溶融した半田は、針状結晶による半田濡れ抑制効果によってAgの半田食われの進行が抑制される。
しかし、近年の電子部品のチップサイズ小型化や、焼成膜厚の薄膜化等によって、焼成膜表面のアノーサイト針状結晶の存在による弊害、すなわち、検査工程等で電極部分に測定プローブを当てて、部品の抵抗値等を測定する際に、露出した針状結晶によってプローブと厚膜導体との接触が不完全となり、その結果、測定値に接触不良によるばらつきが発生する問題(プローブエラー)が顕著化した。
このような状況下、プローブエラーの問題が解消された、耐半田食われ性の高い厚膜導体形成用組成物が必要とされている。
特開平6−223616号公報 特許第4466402号公報
本発明は、チップ抵抗器、抵抗ネットワークおよびハイブリッドICなどを製造する際、セラミック基板上などに厚膜導体を形成するために使用する、プローブエラーの問題が解消された、耐半田食われ性が高く鉛を含有しない厚膜導体形成用組成物及びそれを用いて得られる厚膜導体を提供することを目的とする。
本発明者は、上記従来技術の問題点に鑑み鋭意検討した結果、前記プローブエラーの原因が電極表面に露出する、長さ20μmに成長した針状のアノーサイト結晶の存在によることを究明し、耐半田食われ性を維持したまま、プローブエラーの問題を解決した、鉛を含有しない厚膜導体形成用組成物を得るため、電極焼成膜に析出する結晶形状の制御を検討し、アノーサイト針状結晶の成長を抑制し、もしくは、別の粒子状の結晶物を析出させることによって、電極表面への結晶物の露出を抑制するには、焼成中に電極内にMgAl(スピネル)結晶を析出させることが有効であることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の第1の発明によれば、導電粉末(B)と、酸化物粉末(A)と、有機ビヒクル(C)とからなる厚膜導体形成用組成物であって、
酸化物粉末(A)が、SiO−ZnO−MgO−Al系ガラス粉末(A1)と、焼成時にガラス粉末(A1)と反応してスピネル(MgAl 結晶)を析出するAl粉末(A2)を含み、かつガラス粉末(A1)の組成比が、SiO :15〜35質量%、ZnO:15〜35質量%、MgO:5〜25質量%、Al :5〜20質量%の範囲であることを特徴とする厚膜導体形成用組成物が提供される。
また、本発明の第の発明によれば、第1の発明において、ガラス粉末(A1)の平均粒径が、1μm〜10μmの範囲であることを特徴とする厚膜導体形成用組成物が提供される。
また、本発明の第の発明によれば、第1の発明において、Al粉末(A2)の平均粒径が、0.1μm〜3μmの範囲であることを特徴とする厚膜導体形成用組成物が提供される。
また、本発明の第の発明によれば、第1の発明において、酸化物粉末(A)の含有量は、導電粉末(B)100質量部に対し、ガラス粉末(A1)が1.5〜12質量部で、Al粉末(A2)が0.1〜8質量部であることを特徴とする厚膜導体形成用組成物が提供される。
さらに、本発明の第の発明によれば、第1の発明において、導電粉末(B)が、Ag、PdおよびPtの群から選ばれる少なくとも1種の金属粉末であることを特徴とする厚膜導体形成用組成物が提供される。
一方、本発明の第の発明によれば、第1〜のいずれかの発明において、厚膜導体形成用組成物を一層以上に塗布、焼成して形成される厚膜導体であって、膜中に、粒径0.1μm〜3μmの粒子状のMgAl結晶(スピネル)が均一に析出、存在していることを特徴とする厚膜導体が提供される。
また、本発明の第の発明によれば、第の発明において、塗布される膜厚が、一層当たり20μm以下であることを特徴とする厚膜導体が提供される。
本発明の厚膜導体形成用組成物によれば、導電ペースト焼成時に前記ガラス粉末とAl粉末とを反応させることにより、MgAl(スピネル)が厚膜導体内部に均一に析出するので、半田食われが少なく、かつ、鉛を含有しない厚膜導体を提供することが出来る。また、これをチップ抵抗器等の電子部品に使用した場合に、製品検査におけるプローブエラーによる検査歩留まり不良や、半田食われによる断線故障の少ない製品を効率よく生産できる。
1.厚膜導体形成用組成物
本発明の厚膜導体形成用組成物は、導電粉末(B)と、酸化物粉末(A)と、有機ビヒクル(C)とからなる厚膜導体形成用組成物であって、酸化物粉末(A)が、SiO−ZnO−MgO−Al系ガラス粉末(A1)と、Al粉末(A2)を含んでおり、導電ペースト焼成時に前記ガラス粉末とAl粉末とを反応させることにより、MgAl(スピネル)が厚膜導体内部に均一に析出している厚膜導体を得ることができる。
また、かかる厚膜導体を用いると、僅かな量の厚膜導体中の貴金属が、半田に溶け出すことにより、粒子状のスピネル結晶物が厚膜導体の表面に露出する。それによって半田濡れ性が抑制され、貴金属に達しなくなり、半田食われの進行を抑制する。
本発明の厚膜導体形成用組成物ではAl粉末が必須成分であり、ガラス粉末に、Al粉末を混合せしめないと、スピネル結晶の析出、成長が十分に得られない。そのため、半田が、表面張力によって貴金属に達しないようAl粉末を添加し、焼成時のガラスとの相互反応によってスピネルを厚膜導体内部に均一に析出させている。
<酸化物粉末(A)>
酸化物粉末(A)は、以下に詳述するガラス粉末(A1)とAl粉末(A2)を含んでおり、焼成時に相互反応によってスピネルを形成する本発明の特徴成分である。
なお、本発明では、導電粉末、SiO−ZnO−MgO−Al系ガラス粉末、Al粉末以外にも、厚膜導体の接着強度や半田濡れ性等を向上させる目的で、従来から用いられている各種酸化物粉末、例えば、SiO、Bi、CuO、ZnO、MnO、NiO等の酸化物粉末を添加することは、何ら差し支えない。
<ガラス粉末(A1)>
本発明に用いるガラス粉末(A1)は、SiO−ZnO−MgO−Al系ガラス粉末であり、その組成比は、SiO:15〜35質量%、ZnO:15〜35質量%、MgO:5〜25質量%、Al:5〜20質量%の範囲であることが好ましい。
ガラス粉末の組成において、SiOが15質量%より少なくなると、ガラスの耐候性、耐水性および耐酸性が低下する傾向となり好ましくない。一方、SiOが、35質量%より多くなると、ガラスの軟化温度が高くなりすぎて、電極膜の基板との接着強度が低下する傾向となる。より好ましいSiOの含有量は20〜30質量%である。
ZnOが15質量%より少なくなると、ガラスの軟化温度が高くなり、流動性が低下し電極としての接着強度が低下する傾向となる。一方、35質量%より多くなると、ガラスの耐酸性が低下する傾向となり好ましくない。より好ましいZnOの含有量は20〜30質量%である。
ガラス粉末の組成において、MgOが5質量%より少なくなると、スピネルが析出しにくくなり、目的とする特性を得ることが出来ないことがあり、一方、25質量%より多くなると、ガラスの耐酸性が低下する傾向となるので好ましくない。より好ましいMgOの含有量は10〜20質量%である。
ガラス粉末の組成において、Alが5質量%より少なくなると、スピネルが析出しにくい傾向となり、20質量%より多くなると、ガラス化しにくくなる。より好ましいAlの含有量は8〜15質量%である。
本発明で使用するガラス粉末は、SiO−ZnO−MgO−Al系であるが、その組成中に他の成分を含むこともでき、軟化点または耐酸性等に応じて、CaO、BaO、TiO、ZrO、Bi、B、CuO、MnO、LiO等の成分を任意に選択し、含有させることができる。
これら任意成分の含有量は、ガラス粉末全体に対して40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましい。このうちZrO、Biはそれぞれガラス粉末全体に対して10質量%以下が好ましく、7質量%以下がより好ましい。また、CaO、BaO、TiO、B、CuO、MnO、LiOはそれぞれガラス粉末全体に対して7質量%以下が好ましく、6質量%以下がより好ましい。
本発明のSiO−ZnO−MgO−Al系ガラス粉末の平均粒径は、10μm以下が望ましい。
平均粒径が10μm以上では、ガラス粉末の軟化が遅れ、電極膜と基板との接着強度が低下する傾向となり、また不均一なガラス分散になりやすく好ましくない。より好ましいガラス粉末の平均粒径は、1μm〜10μmである。特に、焼成膜厚が10μmよりも薄い用途に使用するためには、ガラス粉末の平均粒径は1μm〜5μmであることがより好ましい。
なお、本発明において、平均粒径とは、レーザー回折・散乱式 粒子径・粒度分布測定装置(マイクロトラック)で測定される値を意味する。この点については、後述する導電粉末についても同様である。
本発明では、SiO−ZnO−MgO−Al系ガラス粉末が、導電粉末の100質量部に対して、1.5〜15質量部となるように配合する。
1.5質量部より少なくなると、セラミック基板との接着強度が低下してしまうことがあり、15質量部より多くなると、焼成電極表面へガラス浮きが顕著となり厚膜導体の抵抗値が高くなったり、メッキ付性が悪化することがある。より好ましいガラス粉末の量は3〜12質量部である。
<Al粉末(A2)>
上記のとおり、ガラス粉末にはAlがMgOとともに成分として含まれているが、焼成によってスピネルを形成することができない。そのため本発明においては、導電粉末100質量部に対し、Al粉末を0.1〜8質量部添加する。より好ましいAl粉末の量は0.3〜5質量部である。
酸化物粉末に使用するAl粉末が、導電粉末の100質量部に対して0.1質量部より少なくなると、スピネル結晶が電極内部に析出せず、耐半田食われの効果を発揮することができにくくなる。一方、8質量部より多くなると、接触抵抗が大きくなるだけでなく、セラミック基板との接着強度が低下してしまうことがある。
Al粉末の平均粒径は、焼成膜中への均一分散とそれにおける焼成中のスピネル均一析出の観点から3μm以下が好ましく、1μm以下がより好ましい。本発明におけるAl粉末の平均粒径は、焼成膜中への均一分散とその後の焼成中のスピネル均一析出の観点から、0.1μm〜3μmが更に好ましく、0.1μm〜1μmの範囲が特に好ましい。
<導電粉末(B)>
本発明に用いる導電粉末は、組成物に導電性を付与する成分であり、通常の厚膜導体の形成に用いられるものであれば使用することができる。例えば、Ag、PdおよびPt等の粉末を、1種類のみ、または2種類以上を組み合わせて混合あるいは合金としたものが挙げられる。耐マイグレーション効果、耐硫化を高める必要がある場合には、Pd、PtをAg100質量部に対して0.1〜20質量部添加するのが好ましい。
導電粉末の平均粒径は、特に限定されるものではないが、通常、焼成膜厚が10μm前後であるならば、粒径は10μm以下とし、好ましくは3μm以下の粒子状のAg粉末を主体とするのが望ましい。更に、目的・用途によってはこれにフレーク状の粉末を混合してもよい。
<有機ビヒクル(C)>
有機ビヒクルは、上記の酸化物粉末と導電粉末とを分散させる媒体であり、通常樹脂成分と溶剤から構成される。
これらの成分は、分散性、流動性などが塗布や保存などに適したものであれば特に限定されるものではない。エチルセルロースまたはメタクリレート等の樹脂成分を、ターピネオールまたはブチルカルビトール等の溶剤に溶解したものが挙げられる。
2.厚膜導体
本発明の厚膜導体は、電極内に、前記厚膜導体形成用組成物を一層以上に塗布、焼成して形成され、粒径0.1μm〜3μmの粒子状のMgAl結晶(スピネル)が均一に析出、存在している。ここで均一とは、ある部分に偏在しないという意味であり、濃度分布が一定というように厳密に解されるものではない。
このMgAl結晶鉱物の結晶系は等軸晶であり、従来のアノーサイト結晶のように、針状には結晶が成長しない。
析出した粒子状のMgAl結晶(スピネル)の存在は、例えば走査型電子顕微鏡(SEM)観察にて確認することが出来る。電極膜の内部に存在し、アノーサイト結晶のように電極表面に針状結晶が観察されるような析出形態ではないため、電極表面の観察ではほとんど確認できない。観察方法の一例として、焼成膜を半田槽に数秒間浸漬させ、引き上げた後の電極表面を観察すると、わずかな量の電極表面の貴金属が半田に溶け出すことにより、粒子状のスピネル結晶物が厚膜導体の表面に露出した状態が観察できる。厚膜導体形成用組成物の焼成温度は、特に制限されるわけではないが、830℃〜900℃とすることで、導電粉末の焼結が促進され低い導電性を得るとともにスピネル結晶の生成が促進される。
このスピネル結晶の粒径が0.1μmより小さいと、半田食われを抑制する効果に乏しく、3μmよりも大きいと、その析出物の粒径が、想定される電極焼成膜厚の約1/2の大きさとなるため、膜の均一性が低下したり、結晶が表面へ露出する不具合が発生しやすくなるなど好ましくない。
厚膜導体の膜厚は、5〜15μmの範囲にあり、通常8〜10μmの薄い範囲で使用されることが多い。その一方、焼成膜の導電性を下げるため30μm以上に厚くすることもあり、塗布(印刷)と焼成を重ねて焼成膜を積み上げることになる。膜の形成性、品質上、塗布される膜厚が、一層当たり20μm以下とすることが好ましい。
以下、具体的な実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例によって何ら限定されるものではない。
なお、実施例・比較例で用いた7種類のガラス粉末の組成比(量%)を表1に示した。ガラス粉末A、B、C、D、Eが本発明の組成範囲に該当する一方、ガラス粉末FはMgOが含まれず、ガラス粉末GはAlが含まれず、本発明の範囲外の組成である。
また、本発明の組成物の性能は、次のように厚膜導体の特性、焼成膜中のスピネルの存在によって評価した。
(厚膜導体の評価)
膜厚は、2.0mm×2.0mmのパッドについて、触針型の膜厚計により測定することにより評価を行った。
面積抵抗値は、幅0.5mm、長さ50mmの導体パターンの抵抗値をデジタルマルチメータにより測定して、得られた値を膜厚10μの面積抵抗値に換算することにより評価を行った。
耐半田性は、次のように評価を行った。まず、幅0.5mm、長さ50mmの焼成した厚膜導体を用いて、270℃に保持した96.5質量%Sn−3質量%Ag−0.5質量%Cu組成の鉛フリー半田浴中に、10秒間、浸した後、抵抗値を測定する操作を1回として、この操作を繰り返した。測定された抵抗値が1kΩ以上になったことにより、半田食われが起きたことを確認し、半田食われが起きるまで、すなわち測定された抵抗値が1kΩ以上となるまでの繰返し回数を計測し、耐半田性の評価とした。
接着強度は、市販のwatt浴を用い、2.0mm×2.0mmの電極パターン上に約5μ厚さのNiめっきを施し、この厚膜導体上に、直径0.65mmのSnメッキ銅線を、96.5量%Sn−3量%−Ag−0.5量%Cu組成の鉛フリー半田を用いて半田付けし、垂直方向に引っ張り、剥離させ、剥離時の引っ張り力を測定することにより評価を行なった。
(焼成膜中のスピネル)
また、実施例、比較例の組成物を用いてAl基板に印刷、850℃で焼成し得られる電極膜について、XRD回折法により、焼成後電極に生成する結晶物を確認した。表1には、MgAlのスピネルが同定できた場合を○、同定できた場合を×と示した。
(実施例1)
<厚膜導体形成用導体ペーストの作成>
平均粒径1.5μmの粒状Ag粉末、および平均粒径0.1μmの粒状Pd粉末からなる導電粉末に対して、表1に示した平均粒径3μmのガラス粉末A(軟化温度約800℃)と、平均粒径0.5μmのAl粉とを、ターピネオール溶液にエチルセルロース樹脂を溶解して得た有機ビヒクルと混合し、3本ロールミルで混練することにより、厚膜導体形成用ペーストを作製した。
Ag粉末とPd粉末の合計を導電粉末100量部とし、有機ビヒクルは導電粉末100量部に対して25量部、その他材料に関しては表2に記載した量部のとおりで、Ag粉末とPd粉末の比率を99.3量部+0.7量部とし、ガラス粉末の添加量を導電粉末合計の100量部に対して6.0量部とし、Al粉末の添加量を1.5量部としペースト組成物を調製した。
<厚膜導体膜の形成>
作製した厚膜導体形成用ペーストを、96%アルミナ基板上にスクリーン印刷し、150℃で乾燥した。乾燥した基板を、ピーク温度850℃で9分間、トータル30分間のベルト炉で焼成し、所定のパターンの厚膜導体膜を形成した。
厚膜導体の膜厚、面積抵抗値と、前記した方法による耐半田性結果、および接着強度を表2に示す。
実施例1のガラスフリットAを用いて得られた厚膜導体は、12回、半田に浸しても、面積抵抗値は10Ω/□以下で、断線することは無く、耐半田性に優れていた。また、接着強度も55Nとチップ抵抗器の電極用途として十分な強度が得られていた。導体の表面を半田に濡らし、導体表面層を半田に食わさせると、その後は半田をはじくようになり、これが導体内部に析出したスピネル結晶の効果といえる。この状態にしてSEMで表面を観察すると1μ前後の粒子が確認できた。
また、表2に示す実施例1の組成物を用いてAl基板に印刷、850℃で焼成し得られる電極膜について、XRD回折法により、焼成後電極に生成する結晶物を確認した。その結果、実施例1の焼成膜からは、主成分であるAgの回折ピークとともに、MgAlの回折ピークが確認された。このことから本発明範囲内における組成物を用いることで、焼成過程で電極焼成体中にスピネル結晶が析出および成長していることがわかる。
(実施例2〜5)
実施例1で用いたガラス粉末Aに代えて、同じくMgOおよびAl成分を含む表1のガラス粉末B、C、D、Eを用い、同様にして、ペースト組成物を調製した。これを用いて厚膜導体を形成し、その膜厚、面積抵抗値と、前記した方法による耐半田性結果、および接着強度を調べた。
ガラスフリットB、C、D、Eを用いて得られた厚膜導体について評価した結果、12回、半田に浸しても、面積抵抗値は10Ω/□以下で、断線することは無く、耐半田性に優れていた。接着強度も>45Nが得られており、チップ抵抗器の電極用途として十分な強度が得られていた。
また、表2に示す実施例2〜5の組成物を用いてAl基板に印刷、850℃で焼成し得られる電極膜について、XRD回折法により、焼成後電極に生成する結晶物を確認した。その結果、実施例2〜5の焼成膜からは、主成分であるAgの回折ピークとともに、MgAlの回折ピークが確認された。このことから本発明範囲内における組成物を用いることで、焼成過程で電極焼成体中にスピネル結晶が析出および成長していることがわかる
(比較例1、2)
実施例1で用いたガラス粉末Aに代えて、MgOまたはAl成分を含まない表1のガラス粉末F、Gを用いた以外は同様にして、ペースト組成物を調製した。これを用いて厚膜導体を形成し、その膜厚、面積抵抗値と、前記した方法による耐半田性結果、および接着強度を調べた。
比較例1は、本発明の組成範囲外であるガラス粉末Fを用いて評価した結果、接着強度は十分な強度が得られているが、耐半田性は、3回目の半田槽浸漬で、面積抵抗値が1kΩ以上となり、耐半田性に劣っていた。
比較例2は、本発明の組成範囲外であるガラス粉末Gを用いて評価した結果、接着強度は十分な強度が得られているが、耐半田性は、2回目の半田槽浸漬で、面積抵抗値が1kΩ以上となり、耐半田性に劣っていた。
一方、比較例1〜2のように、MgOを含まないガラス粉末Fを使用して得た導体ペースト、Alを含まないガラス粉末Gを用いて得た導体ペーストの電極焼成体からはMgAlの回折ピークが見られず、スピネルの結晶が析出していないことがわかった。その結果として析出結晶による半田濡れの抑制がなされず、半田槽への浸漬の繰り返しによって電極食われが進行したものと理解される。
(実施例6〜9)
実施例6、7は、実施例1において、Al粉末の添加量を0.5量部、または3.0量部とした以外は同様にペースト組成物を作成し、評価した。
その結果、12回、半田に浸しても、面積抵抗値は10Ω/□以下で、断線することは無く、耐半田性に優れていた。接着強度も>45Nが得られており、チップ抵抗器の電極用途として十分な強度が得られていた。
実施例8、9は、実施例1において、ガラス粉末Aの添加量を導電粉末合計の100量部に対して3.0量部または12.0量部とした以外は同様にしてペースト組成物を作成し、評価した。その結果、12回、半田に浸しても、面積抵抗値は10Ω/□以下で、断線することは無く、耐半田性に優れていた。接着強度も>50Nが得られており、チップ抵抗器の電極用途として十分な強度が得られていた。
表2に示す実施例6〜9の組成物を用いてAl基板に印刷、850℃で焼成し得られる電極膜について、XRD回折法により、焼成後電極に生成する結晶物を確認した。その結果、実施例6〜9の焼成膜からは、主成分であるAgの回折ピークとともに、MgAlの回折ピークが確認された。このことから本発明範囲内における組成物を用いることで、焼成過程で電極焼成体中にスピネル結晶が析出および成長していることがわかる。
(比較例3)
比較例3は、実施例1の組成において、Al粉末を添加せずにペースト組成物を作成し、評価した。
その結果、耐半田性に関し、2回目の半田槽浸漬で、面積抵抗値が1kΩ以上となり、耐半田性に劣っていた。一方、比較例3のように、本発明範囲内のガラス粉末Aを使用したが、酸化物粉末としてAl粉末を添加しないで得た導体ペーストでは、電極焼成体からはMgAlの回折ピークが見られず、スピネルの結晶が析出していないことがわかった。その結果として析出結晶による半田濡れの抑制がなされず、半田槽への浸漬の繰り返しによって電極食われが進行したものと理解される。
Figure 0006201190
Figure 0006201190
以上のように本発明による組成物を用いることで、半田食われが少なく、かつ、鉛を含有しない厚膜導体形成用組成物を提供することが出来、これをチップ抵抗器等の電子部品に使用すると、製品検査におけるプローブエラーによる検査歩留まり不良や、半田食われによる断線故障の少ない製品を効率よく生産できる。

Claims (7)

  1. 導電粉末(B)と、酸化物粉末(A)と、有機ビヒクル(C)とからなる厚膜導体形成用組成物であって、
    酸化物粉末(A)が、SiO−ZnO−MgO−Al系ガラス粉末(A1)と、焼成時にガラス粉末(A1)と反応してスピネル(MgAl 結晶)を析出するAl粉末(A2)を含み、かつガラス粉末(A1)の組成比が、SiO :15〜35質量%、ZnO:15〜35質量%、MgO:5〜25質量%、Al :5〜20質量%の範囲であることを特徴とする厚膜導体形成用組成物。
  2. ガラス粉末(A1)の平均粒径が、1μm〜10μmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の厚膜導体形成用組成物。
  3. Al粉末(A2)の平均粒径が、0.1μm〜3μmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の厚膜導体形成用組成物。
  4. 酸化物粉末(A)の含有量は、導電粉末(B)100質量部に対し、ガラス粉末(A1)が1.5〜12質量部で、Al粉末(A2)が0.1〜8質量部であることを特徴とする請求項1に記載の厚膜導体形成用組成物。
  5. 導電粉末(B)が、Ag、PdおよびPtの群から選ばれる少なくとも1種の金属粉末であることを特徴とする請求項1に記載の厚膜導体形成用組成物。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の厚膜導体形成用組成物を一層以上に塗布、焼成して形成される厚膜導体であって、膜中に、粒径0.1μm〜3μmの粒子状のMgAl結晶(スピネル)が均一に析出、存在していることを特徴とする厚膜導体。
  7. 塗布される膜厚が、一層当たり20μm以下であることを特徴とする請求項に記載の厚膜導体。
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