JP6202302B2 - 回転角検出装置 - Google Patents
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Description
ここでは、第1磁気センサ221からは、S1=A1・sinθの出力信号が出力され、第2磁気センサ222からは、S2=A2・cosθの出力信号が出力されるものとする。A1,A2は、振幅である。両出力信号S1,S2の振幅A1,A2が互いに等しいとみなすと、ロータ201の電気角θは、両出力信号S1,S2を用いて、次式に基づいて求めることができる。
=tan−1(S1/S2)
このようにして、求められた電気角θを使って、ブラシレスモータを制御する。
この発明の目的は、回転体の回転角の演算処理に異常が発生した場合に、そのことを検知することができる回転角検出装置を提供することである。
請求項2記載の発明は、前記第2演算周期が前記第1演算周期より長い、請求項1に記載の回転角演算装置である。この構成によれば、第2演算周期が第1演算周期と同じである場合に比べて、回転角演算装置全体における演算処理負担が軽減される。なお、第2演算周期が第1演算周期の2以上の整数倍であってもよい。
請求項4記載の発明は、前記主回転角演算手段は、前記複数のセンサに含まれる所定の2つのセンサ(71,72)における3つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、所定の第1演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されており、前記副回転角演算手段は、前記所定の2つのセンサ(71,72)における3つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、前記第1演算方法とは演算過程が異なる所定の第2演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転角演算装置である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る回転角検出装置が適用されたトルクセンサを備えた電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。
電動パワーステアリング装置1は、車両を操向するための操舵部材としてのステアリングホイール2と、このステアリングホイール2の回転に連動して転舵輪3を転舵する転舵機構4と、運転者の操舵を補助するための操舵補助機構5とを備えている。ステアリングホイール2と転舵機構4とは、ステアリングシャフト6および中間軸7を介して機械的に連結されている。
操舵補助機構5は、操舵補助力を発生するための電動モータ18と、電動モータ18の出力トルクを転舵機構4に伝達するための減速機構19とを含む。電動モータ18は、この実施形態では、三相ブラシレスモータからなる。減速機構19は、ウォーム軸20と、このウォーム軸20と噛み合うウォームホイール21とを含むウォームギヤ機構からなる。減速機構19は、伝達機構ハウジングとしてのギヤハウジング22内に収容されている。
電動モータ18によってウォーム軸20が回転駆動されると、ウォームホイール21が回転駆動され、ステアリングシャフト6が回転する。そして、ステアリングシャフト6の回転は、中間軸7を介してピニオン軸13に伝達される。ピニオン軸13の回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪3が転舵される。すなわち、電動モータ18によってウォーム軸20を回転駆動することによって、転舵輪3が転舵されるようになっている。
図2は、モータ制御用ECU12の電気的構成を示す概略図である。
電流指令値設定部41は、dq座標系の座標軸に流すべき電流値を電流指令値として設定する。具体的には、電流指令値設定部41は、d軸電流指令値Id *およびq軸電流指令値Iq *(以下、これらを総称するときには「二相電流指令値Idq *」という。)を設定する。さらに具体的には、電流指令値設定部41は、q軸電流指令値Iq *を有意値とする一方で、d軸電流指令値Id *を零とする。より具体的には、電流指令値設定部41は、トルクセンサ11によって検出される操舵トルク(検出操舵トルク)Thに基づいて、q軸電流指令値Iq *を設定する。
電流検出部32は、電動モータ18のU相電流IU、V相電流IVおよびW相電流IW(以下、これらを総称するときは、「三相検出電流IUVW」という。)を検出する。電流検出部32によって検出された三相検出電流IUVWは、UVW/dq変換部46に与えられる。
dq/UVW変換部44は、二相電圧指令値Vdq *を三相電圧指令値VUVW *に座標変換する。この座標変換には、回転角演算部47によって演算されたロータ角θSが用いられる。三相電圧指令値VUVW *は、U相電圧指令値VU *、V相電圧指令値VV *およびW相電圧指令値VW *からなる。この三相電圧指令値VUVW *は、PWM制御部45に与えられる。
駆動回路31は、U相、V相およびW相に対応した三相インバータ回路からなる。このインバータ回路を構成するパワー素子がPWM制御部45から与えられるPWM制御信号によって制御されることにより、三相電圧指令値VUVW *に相当する電圧が電動モータ18の各相のステータ巻線101,102、103に印加されることになる。
図5は、トルクセンサ11の構成を図解的に示す模式図である。
出力軸9には、環状の第2の磁石(多極磁石)62が一体回転可能に連結されている。第2の磁石62の上側には、第2の磁石62の回転に応じて互いに位相差を有する正弦波状の信号をそれぞれ出力する2つの磁気センサ74,75が配置されている。
トルク演算用ECU77は、マイクロコンピュータを含んでいる。マイクロコンピュータは、CPUおよびメモリ(ROM,RAM,不揮発性メモリ等)を備えており、所定のプログラムを実行することによって、複数の機能処理部として機能する。この複数の機能処理部には、第1の回転角演算部77Aと、第2の回転角演算部77Bと、トルク演算部77Cとを含んでいる。
トルク演算部77Cは、第1の回転角演算部77Aによって検出された入力軸8の回転角θAと第2の回転角演算部77Bによって検出された出力軸9の回転角θBとに基づいて、入力軸8に加えられた操舵トルクThを演算する。具体的には、操舵トルクThは、トーションバー10のバネ定数をKとし、各磁石61,62に設けられた磁極対数をNとすると、次式(1)に基づいて演算される。
第1の磁石61、磁気センサ71,72および第1の回転角演算部77Aによって、入力軸8の回転角θAを検出するための第1の回転角検出装置が構成されている。また、第2の磁石62、磁気センサ74,75および第2の回転角演算部77Bによって、出力軸9の回転角θBを検出するための第2の回転角検出装置が構成されている。第1の回転角検出装置(第1の回転角演算部77A)の動作と第2の回転角検出装置(第2の回転角演算部77B)の動作は同様であるので、以下、第1の回転角検出装置(第1の回転角演算部77A)の動作についてのみ説明する。
第1の磁石61は、周方向に等角度間隔で配された4組の磁極対(M1,M2),(M3,M4),(M5,M6),(M7,M8)を有している。つまり、第1の磁石61は、等角度間隔で配置された8個の磁極M1〜M8を有している。各磁極M1〜M8は、入力軸8の中心軸を中心として、ほぼ45°(電気角ではほぼ180°)の角度間隔(角度幅)で配置されている。各磁極M1〜M8の磁力の大きさは、ほぼ一定である。
図6に矢印で示す方向を入力軸8の正方向の回転方向とする。そして、入力軸8が正方向に回転されると入力軸8の回転角が大きくなり、入力軸8が逆方向に回転されると、入力軸2の回転角が小さくなるものとする。各磁気センサ71,72からは、図7に示すように、入力軸8の回転に伴って、正弦波状の信号S1,S2が出力される。なお、図6の横軸の回転角[deg]は、機械角を表している。
以下においては、説明の便宜上、入力軸8の回転角をθAではなく、θで表すことにする。各出力信号S1,S2が正弦波信号であるとみなし、入力軸8の回転角をθ(電気角)とすると、第1磁気センサ71の出力信号S1は、S1=A1・sinθと表され、第2磁気センサ72の出力信号S2は、S2=A2・sin(θ+120)と表される。A1,A2は、それぞれ振幅を表している。第1出力信号S1と第2出力信号S2との位相差は120度である。
[1]第1演算モード
第1出力信号S1と第2出力信号S2との位相差(電気角)をCで表すことにする。また、今回のサンプリング周期の番号(今回の演算周期の番号)を[n]、前回のサンプリング周期の番号を[n-1]、前々回のサンプリング周期の番号を[n-2]で表すことにする。また、各磁極M1〜M8の角度幅(ピッチ幅)のばらつきに基づく回転角演算誤差を補正するための補正値を、角度幅誤差補正値といい、Eで表すことことにする。
S1[n]=A1[n]sin(E1[n]θ[n]) …(2a)
S1[n-1]=A1[n-1]sin(E1[n-1]θ[n-1]) …(2b)
S1[n-2]=A1[n-2]sin(E1[n-2]θ[n-2]) …(2c)
S2[n]=A2[n]sin(E2[n]θ[n]+C) …(2d)
S2[n-1]=A2[n-1]sin(E2[n-1]θ[n-1]+C) …(2e)
S2[n-2]=A2[n-2]sin(E2[n-2]θ[n-2]+C) …(2f)
前記式(2a)〜(2f)において、E1[x]は、x番目の演算周期において第1磁気センサ71が検出している磁極に対応する角度幅誤差補正値である。E2[x]は、x番目の演算周期において第2磁気センサ72が検出している磁極に対応する角度幅誤差補正値である。
θerr=w−180 …(3)
その磁極に対する角度幅誤差補正値Eは、次式(4)で定義される。
E=180/w
=180/(θerr+180) …(4)
各磁極の角度幅誤差補正値Eは、各磁極の磁極幅に関する情報である。なお、各磁極の磁極幅に関する情報は、各磁極の角度幅wであってもよいし、各磁極の角度幅誤差θerrであってもよい。
この実施形態では、サンプリング間隔(サンプリング周期)を短く設定することにより、3サンプリング間の温度変化による振幅の変化がないとみなす。つまり、3サンプリング間の第1磁気センサ71の出力信号の振幅A1[n],A1[n-1],A1[n-2]が互いに等しいとみなして、これらをA1とする。同様に、3サンプリング間の第2磁気センサ72の出力信号の振幅A2[n],A2[n-1],A2[n-2]が互いに等しいとみなし、これらをA2とする。
S1[n-1]=A1sin(Eθ[n-1]) …(5b)
S1[n-2]=A1sin(Eθ[n-2]) …(5c)
S2[n]=A2sin(Eθ[n]+C) …(5d)
S2[n-1]=A2sin(Eθ[n-1]+C) …(5e)
S2[n-2]=A2sin(Eθ[n-2]+C) …(5f)
これら6つの式に含まれる未知数(A1,A2,E,θ[n],θ[n-1],θ[n-2])の数は6となる。つまり、未知数の数が方程式の数以下となるため、6つの式からなる連立方程式を解くことができる。したがって、前記6つの式(5a)〜(5f)からなる連立方程式を解くことにより、入力軸8の回転角θ[n]を演算することができる。
S1[n]=A1sin(Eθ[n]) …(6a)
S1[n-1]=A1sin(Eθ[n-1]) …(6b)
S1[n-2]=A1sin(Eθ[n-2]) …(6c)
S2[n]=A2sin(Eθ[n]+120) …(6d)
S2[n-1]=A2sin(Eθ[n-1]+120) …(6e)
S2[n-2]=A2sin(Eθ[n-2]+120) …(6f)
前記6つの式(6a)〜(6f)からなる連立方程式を解くことにより、θ[n]は、次式(7)(以下、「θ基本演算式(7)」という。)で表わされる。
ただし、θ基本演算式(7)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合には、θ基本演算式(7)に基づいて回転角θ[n]を演算することはできない。そこで、θ基本演算式(7)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合には、θ基本演算式(7)とは異なる演算式によって回転角θ[n]が演算される。
また、S1[n]S2[n]−S1[n-1]S2[n-1]=0が成立するのは、次の条件X1を満たす場合である。
また、c2の分母=0が成立するのは、次の条件X2を満たす場合である。
条件X2:S2[n]=S2[n-1]=S2[n-2]
また、cの分子≠0という条件がθ基本演算式(7)を適用するための条件に含まれているのは、cの分子が0であれば、θ基本演算式(7)の右辺の第1項のcos−1(Z−1)におけるZの分母が零になるからである。そして、cの分子=0が成立するのは、次の条件X3を満たす場合である。
したがって、θ基本演算式(7)に含まれている分数のいずれの分母も零でないという条件は、S1[n-1]≠0でかつ、S2[n-1]≠0でかつ、p1−p2≠0でかつ、条件X1、X2およびX3のいずれも満たさない場合に満たされる。
表1の上から2番目の演算式は、S1[n-1]≠0でかつ、S2[n-1]≠0でかつ、p1−p2≠0でかつ、条件X1、X2およびX3のうちのいずれかを満たす場合に適用される演算式である。条件X1、X2およびX3のいずれかを満たす場合とは、少なくともS1[n]=S1[n-1]という条件またはS2[n]=S2[n-1]という条件を満たしている場合である。つまり、両磁気センサ71,72のうちの少なくとも一方の出力信号値が前回から変化していないので、前回に演算された回転角θ[n-1]が今回の回転角θ[n]として用いられる。
S2[n]=A2sin(Eθ[n]+120) …(10d)
S2[n-1]=A2sin120=√3/2・A2 …(10e)
前記式(10e)から、次式(11)が得られる。
前記式(11)を前記式(10d)に代入すると、次式(12)が得られる。
sin(Eθ[n]+120)=(√3/2)・(S2[n]/S2[n-1]) …(12)
したがって、Eθ[n]は、次式(13)で表される。
一方、θ[n-1]=180である場合には、前記式(6d),(6e)は、それぞれ次式(15d),(15e)で表される。
S2[n-1]=A2sin300=−√3/2・A2 …(15e)
前記式(15d)から、次式(16)が得られる。
A2=(−2/√3)・S2[n-1] …(16)
前記式(16)を前記式(15d)に代入すると、次式(17)が得られる。
したがって、Eθ[n]は、次式(18)で表わされる。
表1の上から6番目および7番目の演算式は、p2の分母S2[n-1]が零となる場合に適用される演算式である。S2[n-1]=A2sin(Eθ[n-1]+120)であるので、sin(Eθ[n-1]+120)=0のときに、S2[n-1]=0となる。つまり、Eθ[n-1]が−120度または60度のときに、S2[n-1]が零となる。S1[n-1]=A1sinEθ[n-1]であるので、Eθ[n-1]が−120度のときにはS1[n-1]<0となり、Eθ[n-1]が60度のときにはS1[n-1]>0となる。したがって、S2[n-1]=0でかつS1[n-1]>0のときにはEθ[n-1]=60となり、S2[n-1]=0でかつS1[n-1]<0のときにはEθ[n-1]=−120となる。
S1[n]=A1sinEθ[n] …(20a)
S1[n-1]=A1sin60=√3/2・A1 …(20b)
前記式(20b)から、次式(21)が得られる。
前記式(21)を前記式(20a)に代入すると、次式(22)が得られる。
sinEθ[n]=(√3/2)・(S1[n]/S1[n-1]) …(22)
したがって、Eθ[n]は、次式(23)によって表される。
一方、Eθ[n-1]=−120である場合には、前記式(6a),(6b)は、それぞれ次式(25a),(25b)で表される。
S1[n-1]=A1sin(−120)=−√3/2・A2 …(25b)
前記式(25b)から、次式(26)が得られる。
A1=(−2/√3)・S1[n-1] …(26)
前記式(26)を前記式(25a)に代入すると、次式(27)が得られる。
したがって、Eθ[n]は、次式(28)によって表される。
[2]第2演算モード
第1出力信号S1および第2出力信号S2の3サンプリング分の信号を、前記式(6a)〜(6f)と同様に、次式(30a)〜(30f)で表すことにする。
S1[n-1]=A1sin(Eθ[n-1]) …(30b)
S1[n-2]=A1sin(Eθ[n-2]) …(30c)
S2[n]=A2sin(Eθ[n]+120) …(30d)
S2[n-1]=A2sin(Eθ[n-1]+120) …(30e)
S2[n-2]=A2sin(Eθ[n-2]+120) …(30f)
前記6つの式(30a)〜(30f)のうちの4つの式(30a),(30b),(30d),(30e)からなる連立方程式を解くことにより、振幅A1は、次式(31)(以下、「A1演算式(31)」という。)で表わされる。
ただし、A1演算式(31)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合には、前回に演算された振幅A1が今回の振幅A1として用いられる。A1演算式(31)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合とは、S1[n-1]=0の場合、S2[n-1]=0の場合、p1−p2=0の場合またはp1 2+p1p2+p2 2=0の場合である。ただし、前述したように、p1 2+p1p2+p2 2=0が成立することはない。
また、E演算式(32)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合には、前回に演算された角度幅誤差補正値Eが今回の角度幅誤差補正値Eとして用いられる。E演算式(32)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合とは、S1[n]S2[n]−S1[n-1]S2[n-1]=0の場合、cの分母=0の場合またはcの分子=0の場合である。
第1演算モードまたは第2演算モードでは、2つの磁気センサ71,72における3サンプリング分の出力信号に基づいて入力軸8の回転角θ[n]を演算しているので、精度の高い回転角を演算することが可能となる。また、第1演算モードまたは第2演算モードでは、入力軸8の回転角θ[n]の演算に用いられる数式の数が、これらの数式に含まれている本来の未知数の数より少なくても、入力軸8の回転角θ[n]を演算することができるので、入力軸8の回転角θ[n]を演算するために必要なセンサ値の数を少なくすることが可能となる。
トルク演算用ECU77の電源がオンすると、第1の回転角演算部77Aは、強制回転に基づく回転角演算処理を行う(ステップS1)。この処理は、電動モータ18を一時的に強制回転させることにより、入力軸8(出力軸9)を回転させ、入力軸8の回転角θを演算する処理である。
強制回転に基づく回転角演算処理開始時において第1磁気センサ71が検出している磁極を基準磁極として、各磁極に相対的な番号を割り当てた場合の各磁極の番号を相対的極番号と定義する。第1磁気センサ71が検出している磁極の相対的極番号(以下、「第1相対的極番号」という)を変数r1で表し、第2磁気センサ72が検出している磁極の相対的極番号(以下、「第2相対的極番号」という)を変数r2で表すことにする。なお、各相対的極番号r1,r2は、1〜8の整数をとり、1より1少ない相対的極番号は8となり、8より1大きい相対的極番号は1となるものとする。この実施形態では、強制回転に基づく回転角演算処理開始時において第1磁気センサ71が検出している磁極(基準磁極)がN極の磁極である場合には、当該磁極に”1”の相対的極番号が割り当てられる。一方、通常時の回転角演算処理の開始時において第1磁気センサ71が検出している磁極(基準磁極)がS極の磁極である場合には、当該磁極に”2”の相対的極番号が割り当てられる。
図10は、相対的極番号の設定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
ステップS36では、第1の回転角演算部77Aは、「S1≧0かつS2>0」または「S1≦0かつS2<0」の条件を満たしているか否かを判別する。この条件を満たしている場合には(ステップS36:YES)、第1の回転角演算部77Aは、第2磁気センサ72が検出している磁極の極番号は、第1磁気センサ71が検出している磁極の極番号と同じであると判別し、第2相対的極番号r2に第1相対的極番号r1と同じ番号(r2=r1)を設定する(ステップS37)。そして、図9AのステップS18に移行する。
図11において、Q1およびQ4で示す領域においては、第2磁気センサ72が検出している磁極の極番号は、第1磁気センサ71が検出している磁極の極番号と同じである。一方、Q2,Q3,Q5およびQ6で示す領域においては、第2磁気センサ72が検出している磁極の極番号は、第1磁気センサ71が検出している磁極の極番号より1だけ大きい。
ステップS16では、第1の回転角演算部77Aは、メモリに記憶されているセンサ値S1,S2に基づいて、センサ値S1,S2毎に、センサ値の符号が反転するゼロクロスを検出したか否かを判別する。ゼロクロスが検出されなかったときには(ステップS16:NO)、第1の回転角演算部77Aは、ステップS18に移行する。
ゼロクロスが検出された出力信号が第2出力信号S2である場合には、「第2出力信号S2の前回値が0より大きくかつその今回値が0以下であり、第1出力信号S1が0より大きい」という条件、または「第2出力信号S2の前回値が0未満でかつその今回値が0以上であり、第1出力信号S1が0より小さい」という条件を満たしている場合には、回転方向は正方向(図6に矢印で示す方向)であると判定される。一方、「第2出力信号S2の前回値が0以上でかつその今回値が0未満であり、第1出力信号S1が0より小さい」という条件、または「第2出力信号S2の前回値が0以下でかつその今回値が0より大きく、第1出力信号S1が0より大きい」という条件を満たしている場合には、回転方向は逆方向であると判定される。
ステップS20では、第1の回転角演算部77Aは、第1方向とは反対方向である第2方向に電動モータ18を回転駆動させる。具体的には、第1の回転角演算部77Aは、第2方向に電動モータ18を回転駆動させるための第2強制回転指令をモータ制御用ECU12に送信する。モータ制御用ECU12は、この第2強制回転指令を受信すると、第2方向に電動モータ18を回転駆動させる。
この後、第1の回転角演算部77Aは、電動モータ18の駆動を停止させるとともに運転者への警告を停止させる(ステップS28)。具体的には、第1の回転角演算部77Aは、電動モータ18の駆動停止指令をモータ制御用ECU12に送信するとともに、映像音声制御装置に警告停止指令を送信する。モータ制御用ECU12は、電動モータ18の駆動停止指令を受信すると電動モータ18の駆動を停止させる。映像音声制御装置は、警告停止指令を受信すると、警告表示、警告音声出力等を停止させる。これにより、強制回転に基づく回転角演算処理が終了し、第1の回転角演算部77Aは、図8のステップS2に移行する。
第1の回転角演算部77Aは、変数mを1だけインクリメントする(ステップS41)。変数mの初期値は零である。次に、第1の回転角演算部77Aは、センサ値S1[n],S2[n]を取得する(ステップS42)。
前記ステップS43において、いずれかのセンサ値S1,S2に対してゼロクロスが検出された場合には(ステップS43:YES)、第1の回転角演算部77Aは、相対的極番号の更新処理を行なう(ステップS44)。この相対的極番号の更新処理は、前述した図9AのステップS17における相対的極番号の更新処理と同じである。ステップS44の相対的極番号の更新処理が終了すると、第1の回転角演算部77Aは、ステップS45に移行する。
第2演算モードによる回転角算処理においては、第1の回転角演算部77Aは、第1および第2磁気センサ71,72が共に同じ1つの磁極を3演算周期連続して検出しているという条件を満たしている否かを判別する(ステップS61)。各演算周期において、各磁気センサ71,72が検出している磁極の相対的番号は、それぞれ第1相対的磁極番号r1および第2相対的磁極番号r2によって認識することができる。したがって、所定演算周期前から今演算周期までの複数演算周期分の各相対的磁極番号r1,r2をメモリに記憶することにより、3演算周期連続して両磁気センサ71,72がともに同じ1つの磁極を検出しているか否かを判別できる。
また、前述の第1実施形態では、第1の回転角演算部77Aおよび第2の回転角演算部77Bは、それぞれ、2つの磁気センサの出力信号に基づいて入力軸8および出力軸9の回転角を演算しているが、3つの磁気センサの出力信号に基づいて入力軸8および出力軸9の回転角を演算することもできる。
図14は、第1の磁石61の構成および3つの磁気センサ71,72,73の配置を示す模式図である。図14において、前述の図6に示された各部に対応する部分には、図6の場合と同一の参照符号を付して示す。
以下においては、説明の便宜上、入力軸8の回転角をθAではなく、θで表すことにする。各出力信号S1,S2,S3が正弦波信号であるとみなし、入力軸8の回転角をθ(電気角)とすると、第1磁気センサ71の出力信号S1は、S1=A1・sinθと表され、第2磁気センサ72の出力信号S2は、S2=A2・sin(θ+120)と表され、第3磁気センサ73の出力信号S3は、S3=A3・sin(θ+240)と表される。A1,A2,A3は、それぞれ振幅を表している。第1出力信号S1と第2出力信号S2との位相差は120度である。第2出力信号S2と第3出力信号S3との位相差も120度である。
[1]第1演算モード
第1出力信号S1と第2出力信号S2との位相差(電気角)をCで表すことにする。また、第1出力信号S1と第3出力信号S3との位相差(電気角)をDとすることにする。また、今回のサンプリング周期の番号(今回の演算周期の番号)を[n]、前回のサンプリング周期の番号を[n-1]で表すことにする。また、各磁極M1〜M8の角度幅(ピッチ幅)のばらつきに基づく回転角演算誤差を補正するための補正値を、角度幅誤差補正値といい、Eで表すことことにする。
S1[n]=A1[n]sin(E1[n]θ[n]) …(34a)
S1[n-1]=A1[n-1]sin(E1[n-1]θ[n-1]) …(34b)
S2[n]=A2[n]sin(E2[n]θ[n]+C) …(34c)
S2[n-1]=A2[n-1]sin(E2[n-1]θ[n-1]+C) …(34d)
S3[n]=A3[n]sin(E3[n]θ[n]+D) …(34e)
S3[n-1]=A3[n-1]sin(E3[n-1]θ[n-1]+D) …(34f)
前記式(34a)〜(34f)において、E1[x]は、x番目の演算周期において第1磁気センサ71が検出している磁極に対応する角度幅誤差補正値である。E2[x]は、x番目の演算周期において第2磁気センサ72が検出している磁極に対応する角度幅誤差補正値である。E3[x]は、x番目の演算周期において第3磁気センサ73が検出している磁極に対応する角度幅誤差補正値である。
θerr=w−180 …(35)
その磁極に対する角度幅誤差補正値Eは、次式(36)で定義される。
E=180/w
=180/(θerr+180) …(36)
各磁極の角度幅誤差補正値Eは、各磁極の磁極幅に関する情報である。なお、各磁極の磁極幅に関する情報は、各磁極の角度幅wであってもよいし、各磁極の角度幅誤差θerrであってもよい。
この実施形態では、サンプリング間隔(サンプリング周期)を短く設定することにより、2サンプリング間の温度変化による振幅の変化がないとみなす。つまり、2サンプリング間の第1磁気センサ71の出力信号の振幅A1[n],A1[n-1]が互いに等しいとみなして、これらをA1とする。同様に、2サンプリング間の第2磁気センサ72の出力信号の振幅A2[n],A2[n-1]が互いに等しいとみなし、これらをA2とする。同様に、2サンプリング間の第3磁気センサ73の出力信号の振幅A3[n],A3[n-1]が互いに等しいとみなし、これらをA3とする。
S1[n-1]=A1sin(Eθ[n-1]) …(37b)
S2[n]=A2sin(Eθ[n]+C) …(37c)
S2[n-1]=A2sin(Eθ[n-1]+C) …(37d)
S3[n]=A3sin(Eθ[n]+D) …(37e)
S3[n-1]=A3sin(Eθ[n-1]+D) …(37f)
これら6つの式に含まれる未知数(A1,A2,A3,E,θ[n],θ[n-1])の数は6となる。つまり、未知数の数が方程式の数以下となるため、6つの式からなる連立方程式を解くことができる。したがって、前記6つの式(37a)〜(37f)からなる連立方程式を解くことにより、入力軸8の回転角θ[n]を演算することができる。
S1[n]=A1sin(Eθ[n]) …(38a)
S1[n-1]=A1sin(Eθ[n-1]) …(38b)
S2[n]=A2sin(Eθ[n]+120) …(38c)
S2[n-1]=A2sin(Eθ[n-1]+120) …(38d)
S3[n]=A3sin(Eθ[n]+240) …(38e)
S3[n-1]=A3sin(Eθ[n-1]+240) …(38f)
前記6つの式(38a)〜(38f)からなる連立方程式を解くことにより、θ[n]は、次式(39)(以下、「θ基本演算式(39)」という。)で表わされる。
ただし、θ基本演算式(39)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合には、θ基本演算式(39)に基づいて回転角θ[n]を演算することはできない。そこで、θ基本演算式(39)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合には、θ基本演算式(39)とは異なる演算式によって回転角θ[n]を演算する。
表1の上から2番目の演算式は、S1[n-1]≠0でかつ、S2[n-1]≠0でかつ、S3[n-1]≠0でかつ、(p1−p2)および(p2−p3)のうちの少なくとも一方が零である場合に適用される演算式である。p1−p2=0が成立する場合とは、第1実施形態で説明したように、θ[n]とθ[n-1]とが等しい場合である。つまり、今回の回転角θ[n]が前回の回転角θ[n-1]に等しい場合である。また、同様に、p2−p3=0が成立する場合とは、θ[n]とθ[n-1]とが等しい場合である。
表2の上から3番目および4番目の演算式は、p1の分母S1[n-1]が零となる場合に適用される演算式である。この場合には、第1実施形態の表1の上から4番目および5番目の演算式と同様に、S2[n-1]>0である場合には、回転角θ[n]は前記式(14)となり、S2[n-1]<0である場合には、回転角θ[n]は前記式(19)となる。
つまり、表2の上から5番目に示すように、p3の分母S3[n-1]が零でなく、かつp2の分母S2[n-1]が零であり、かつS1[n-1]>0であるという条件を満たした場合には、前記式(24)で表される演算式に基づいて回転角θ[n]が演算される。また、表2の上から6番目に示すように、p3の分母S3[n-1]が零でなく、かつp2の分母S2[n-1]が零であり、かつS1[n-1]<0であるという条件を満たした場合には、前記式(29)で表される演算式に基づいて回転角θ[n]が演算される。
S1[n]=A1sinEθ[n] …(40a)
S1[n-1]=A1sin120=√3/2・A1 …(40b)
前記式(40b)から、次式(41)が得られる。
前記式(41)を前記式(40a)に代入すると、次式(42)が得られる。
sinEθ[n]=(√3/2)・(S1[n]/S1[n-1]) …(42)
したがって、回転角θ[n]は、次式(43)によって表される。
一方、Eθ[n-1]=−60である場合には、前記式(38a),(38b)は、それぞれ次式(45a),(45b)で表される。
S1[n-1]=A1sin(−60)=−√3/2・A1 …(45b)
前記式(45b)から、次式(46)が得られる。
A1=(−2/√3)・S1[n-1] …(46)
前記式(46)を前記式(45a)に代入すると、次式(47)が得られる。
したがって、回転角θ[n]は、次式(48)によって表される。
[2]第2演算モード
第1出力信号S1、第2出力信号S2および第3出力信号S3の2サンプリング分の信号を、前記式(38a)〜(38f)と同様に、次式(50a)〜(50f)で表すことにする。
S1[n-1]=A1sin(Eθ[n-1]) …(50b)
S2[n]=A2sin(Eθ[n]+120) …(50c)
S2[n-1]=A2sin(Eθ[n-1]+120) …(50d)
S3[n]=A3sin(Eθ[n]+240) …(50e)
S3[n-1]=A3sin(Eθ[n-1]+240) …(50f)
前記6つの式(50a)〜(50f)のうちの4つの式(50a),(50b),(50d),(50e)からなる連立方程式を解くことにより、振幅A1は、次式(51)(以下、「A1演算式(51)」という。)で表わされる。
ただし、A1演算式(51)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合には、前回に演算された振幅A1が今回の振幅A1として用いられる。A1演算式(51)に含まれている分数のいずれかの分母が零になる場合とは、S1[n-1]=0の場合、S2[n-1]=0の場合、p1−p2=0の場合またはp1 2+p1p2+p2 2=0の場合である。ただし、前述したように、p1 2+p1p2+p2 2=0が成立することはない。
トルク演算用ECU77の電源がオンすると、第1の回転角演算部77Aは、強制回転に基づく回転角演算処理を行う(ステップS71)。この処理は、電動モータ18を一時的に強制回転させることにより、入力軸8(出力軸9)を回転させ、入力軸8の回転角θを演算する処理である。
強制回転に基づく回転角演算処理では、短時間ではあるがステアリングホイール2が強制的に回転駆動される。このため、運転者は何らかの故障が発生したと誤解するおそれがある。そこで、第1の回転角演算部77Aは、運転者への警告を行う(ステップS81)。具体的には、第1の回転角演算部77Aは、車内に設けられた表示装置(図示略)、音声出力装置(図示略)等を制御するための映像音声制御装置(図示略)に、警告出力指令を送信する。映像音声制御装置は、この警告出力指令を受信すると、「ステアリングホイールが強制的に回転しますが故障ではありません」等のメッセージを表示装置に表示したり、音声出力装置によって音声出力したりする。
第1の回転角演算部77Aは、第1方向に電動モータ18が回転駆動された後において、2回分の各センサ値S1,S2,S3を取得したか否かを判別する(ステップS84)。2回分の各センサ値S1,S2,S3を取得していない場合には(ステップS84:NO)、第1の回転角演算部77Aは、ステップS83に戻り、各センサ値S1[n],S2[n],S3[n]を取得する。ステップS83の処理が繰り返される際のセンサ値S1[n],S2[n],S3[n]のサンプリング周期は予め定められている。
また、第1の回転角演算部77Aは、第2演算モードによって、振幅A1、角度幅誤差補正値Eおよび回転角θ[n](この例では主回転角θmain[n])を演算して、得られた振幅A1、角度幅誤差補正値Eおよび回転角θ[n]をメモリに記憶する(ステップS89)。
第1の回転角演算部77Aは、変数mを1だけインクリメントする(ステップS101)。変数mの初期値は零である。次に、第1の回転角演算部77Aは、センサ値S1[n],S2[n],S2[n]を取得する(ステップS102)。そして、第1の回転角演算部77Aは、前記ステップS102で取得されたセンサ値S1[n],S2[n],S2[n]を含めた最新の2回分のセンサ値に基づいて、主演算モードによって入力軸8の回転角θ[n](主回転角θmain[n])を演算してメモリに記憶する(ステップS103)。この例では、第2演算モードが主演算モードであるので、ステップS103では、第2演算モードによって主回転角θmain[n]が演算される。この際、現在までにステップS102で取得された第1、第2および第3センサ値が2回分に満たない場合には、強制回転に基づく回転角演算処理において取得されたセンサ値のうちから、不足分のセンサ値が選択される。この際、新しく取得されたセンサ値が優先的に選択される。
また、前述の第1実施形態および第2実施形態では、副演算モードによる回転角の演算周期は、主演算モードによる回転角の演算周期の2倍であるが、副演算モードによる回転角の演算周期は、主演算モードによる回転角の演算周期の3以上の整数倍であってもよいし、主演算モードによる回転角の演算周期と同じであってもよい。
前述の第2実施形態のように入力軸8の回転角を演算するために磁気センサが3つ設けられている場合には、前述の第2実施形態の第1演算モードおよび第2演算モードによって入力軸8の回転角を検出することが可能であるとともに、前述の第1実施形態の第1演算モードおよび第2演算モードによって入力軸8の回転角を検出することも可能である。そこで、前述の第1実施形態の第1演算モードおよび第2演算モードのうちのいずれか一方を主演算モードとし、前述の第2実施形態の第1演算モードおよび第2演算モードのうちのいずれか一方を副演算モードとしてもよい。また、前述の第2実施形態の第1演算モードおよび第2演算モードのうちのいずれか一方を主演算モードとし、前述の第1実施形態の第1演算モードおよび第2演算モードのうちのいずれか一方を副演算モードとしてもよい。
Claims (7)
- 回転体の回転角を検出するための複数のセンサと、
所定の第1演算周期毎に、前記複数のセンサに含まれる2以上のセンサにおける2以上の所定数の異なるタイミングでサンプリングされた複数の出力信号を用いて、所定の第1演算方法によって前記回転体の回転角を演算する主回転角演算手段と、
所定の第2演算周期毎に、前記複数のセンサに含まれる2以上のセンサにおける2以上の所定数の異なるタイミングでサンプリングされた複数の出力信号を用いて、前記第1演算方法とは異なる所定の第2演算方法によって前記回転体の回転角を演算する異常判定用の副回転角演算手段と、
任意のタイミングにおいて、前記主回転角演算手段によって演算された回転角と、前記副回転角演算手段によって演算された回転角とを比較することにより、前記主回転角演算手段の演算処理に異常が発生したか否かを判別する異常判別手段とを含む、回転角演算装置。 - 前記第2演算周期が前記第1演算周期より長い、請求項1に記載の回転角演算装置。
- 前記第2演算周期が前記第1演算周期と同じである、請求項1に記載の回転角演算装置。
- 前記主回転角演算手段は、前記複数のセンサに含まれる所定の2つのセンサにおける3つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、所定の第1演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されており、
前記副回転角演算手段は、前記所定の2つのセンサにおける3つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、前記第1演算方法とは演算過程が異なる所定の第2演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転角演算装置。 - 前記主回転角演算手段は、前記複数のセンサに含まれる所定の3つのセンサにおける2つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、所定の第1演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されており、
前記副回転角演算手段は、前記所定の3つのセンサにおける2つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、前記第1演算方法とは演算過程が異なる所定の第2演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転角演算装置。 - 前記主回転角演算手段は、前記複数のセンサに含まれる所定の2つのセンサにおける3つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、所定の第1演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されており、
前記副回転角演算手段は、前記複数のセンサに含まれる所定の3つのセンサにおける2つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、前記第1演算方法とは演算方法が異なる所定の第2演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転角演算装置。 - 前記主回転角演算手段は、前記複数のセンサに含まれる所定の3つのセンサにおける2つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、所定の第1演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されており、
前記副回転角演算手段は、前記複数のセンサに含まれる所定の2つのセンサにおける3つの異なるタイミングでサンプリングされた6つの出力信号を用いて、前記第1演算方法とは演算方法が異なる所定の第2演算方法によって前記回転体の回転角を演算するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転角演算装置。
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