JP6232709B2 - 位相シフトマスク及び当該位相シフトマスクを用いたレジストパターン形成方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の位相シフトマスクは、2つの態様を有する。以下、各態様について説明する。
本発明の第1態様の位相シフトマスクは、露光装置からの露光により当該露光装置の解像限界未満の設計寸法のレジストパターンを被加工材上に形成するために用いられるものであって、透明基板と、前記透明基板上に設けられてなり、前記露光装置からの露光光に所定の位相差を付与する凹状又は凸状の位相シフト部と、前記位相シフト部に隣接する非位相シフト部とを備え、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの少なくともいずれか一方が、前記露光装置の解像限界未満の寸法であって、かつ前記位相シフト部の寸法と前記非位相シフト部の寸法とが異なり、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の小さいいずれか一方が前記被加工材上のフォトレジスト膜を露光させない機能を果たし、他方が前記被加工材上のフォトレジスト膜を露光させる機能を果たすものであり、前記透明基板上における前記位相シフト部及び前記非位相シフト部を含むパターン領域の大きさが、一辺300mm以上であり、少なくとも前記パターン領域内には、前記露光装置の解像限界未満の寸法の、遮光膜により構成される遮光部が設けられていないことを特徴とするものである。
〔位相シフトマスク〕
図1は、第1の実施形態に係る位相シフトマスクの概略構成を示す部分切断端面図であり、図2は、第1の実施形態に係る位相シフトマスクにおける透過光の光強度を示すグラフであり、図3は、第1の実施形態に係る位相シフトマスクの概略構成を示す部分平面図である。
具体的な上記合計(X+Y)としては、位相シフトマスクとともに用いられる露光装置の解像限界により適宜決定されるものであり、特に限定されないが、3μm以上であることが好ましく、3.5μm以上であることがより好ましい。
また、上記合計(X+Y)の上限値としては、位相シフトマスクの用途等に応じて適宜選択されるものであり、特に限定されない。上記合計(X+Y)の上限値としては、例えば、17.9μm以下であることが好ましく、4.5μm以下であることがより好ましい。
第1の実施形態においては、上記合計(X+Y)が4μm程度であることが特に好ましい。
上記合計(X+Y)が上述した範囲内であることにより、所望のレジストパターンを得るための位相シフト部および非位相シフト部の設計を良好に行うことができるからである。
また、第1の実施形態においては、上記合計(X+Y)が上述の範囲内である場合に、位相シフト部3Aの寸法Xと非位相シフト部4Aの寸法Yとの比(X:Y)を上述した数値範囲とすることが好ましい。形成されるレジストパターンの側壁角度をより良好なものとすることができ、設計寸法に忠実なレジストパターンを比較的低露光量で好適に形成することができるからである。
また、一のパターン領域6Aには、一の画像表示装置に用いられる構成を形成するためのパターンが形成されていてもよく、複数の画像表示装置に用いられる構成を形成するためのパターンが形成されていてもよい。
第1の実施形態に係る位相シフトマスクにおいては、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の小さい暗領域の寸法が、0.6μm〜2.75μmの範囲内であり、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の大きい明領域の寸法と前記暗領域の寸法との比が、前記暗領域の寸法を1とした場合に、前記明領域の寸法が1.5以上であることが好ましい。
なお、暗領域および明領域の詳細については、後述する「2.第2態様」の項で説明する内容と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
上述のような構成を有する位相シフトマスク1Aは、下記のようにして製造することができる。図4は、第1の実施形態に係る位相シフトマスク1Aを製造する工程を示すフロー図である。
次に、上述した第1の実施形態に係る位相シフトマスク1Aを用いてレジストパターンを形成する方法について説明する。図5は、第1の実施形態におけるレジストパターン形成方法を示すフロー図である。
〔位相シフトマスク〕
第2の実施形態に係る位相シフトマスクを、図面を参照しながら説明する。
図7は、第2の実施形態に係る位相シフトマスクの概略構成を示す部分切断端面図であり、図8は、第2の実施形態に係る位相シフトマスクにおける透過光の光強度を示すグラフであり、図9は、第2の実施形態に係る位相シフトマスクの概略構成を示す部分平面図である。
するための位相シフト部3Bが備えられる。一方、当該レジストパターンの設計寸法が上記露光装置の解像限界以上であれば、第2の実施形態に係る位相シフトマスク1Bにおいては当該レジストパターンを形成するための、金属クロム等からなる遮光膜により構成される遮光部5Bが備えられる。
また、一のパターン領域6Bには、一の画像表示装置に用いられる構成を形成するためのパターンが形成されていてもよく、複数の画像表示装置に用いられる構成を形成するためのパターンが形成されていてもよい。
上述のような構成を有する位相シフトマスク1Bは、下記のようにして製造することができる。図10は、第2の実施形態に係る位相シフトマスク1Bを製造する工程の一例を示すフロー図である。
第2の実施形態に係る位相シフトマスク1Bは、上述した図10に示す方法の他、下記のようにして製造することもできる。図11は、第2の実施形態に係る位相シフトマスク1Bを製造する工程の他の例を示すフロー図である。
次に、上述した第2の実施形態に係る位相シフトマスク1Bを用いてレジストパターンを形成する方法について説明する。図12は、第2の実施形態におけるレジストパターン形成方法を示すフロー図である。
上述した第1及び第2の実施形態においては、位相シフトマスク1A,1Bにおける位相シフト部3A,3Bの寸法Xが非位相シフト部4A,4Bの寸法Yよりも小さく、位相シフト部3A,3Bが従来のバイナリーマスクにおける遮光部としての役割を果たすものとなっているが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、非位相シフト部4A,4Bの寸法Yが位相シフト部3A,3Bの寸法Xよりも小さく、非位相シフト部4A,4Bが従来のバイナリーマスクにおける遮光部としての役割をはたすものであってもよい。この場合において、少なくとも非位相シフト部4A,4Bの寸法Yは、使用される画像表示装置用の等倍投影露光光学系を具備する大型露光装置の解像限界未満の寸法であり、位相シフト部3A,3B及び非位相シフト部4A,4Bの寸法X,Yの比が1.5:1〜5.6:1であるのが好ましく、1.8:1〜4:1であるのがより好ましく、1.8:1〜3:1であるのが特に好ましい。そして、非位相シフト部4A,4Bに隣接する位相シフト部3A,3Bの寸法Xは、形成しようとするレジストパターンの設計寸法に応じて適宜設定されるものであり、非位相シフト部4A,4Bの寸法Yよりも大きい限り、上記露光装置の解像限界未満であってもよいし、解像限界以上であってもよい。
本発明の第2態様の位相シフトマスクは、透明基板と、前記透明基板上に設けられた凹状又は凸状の位相シフト部と、前記位相シフト部に隣接する非位相シフト部とを備えるものであって、前記位相シフト部が、前記位相シフト部を透過した露光光の位相を前記非位相シフト部を透過した露光光の位相に対して反転させるものであり、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の小さい方を暗領域として用い、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の大きい方を明領域として用い、前記暗領域の寸法が、0.6μm〜2.75μmの範囲内であり、前記明領域の寸法と前記暗領域の寸法との比が、前記暗領域の寸法を1とした場合に、前記明領域の寸法が1.5以上であり、前記位相シフトマスクの大きさが、330mm×450mm以上であることを特徴とするものである。
また、第2態様の位相シフトマスクとともに用いられる露光光がg線、h線、i線の混合波長光である場合は、上記位相シフト部のi線の透過光と非位相シフト部のi線の透過光との位相差が上述した関係を満たすように、位相シフト部が調整されていることが好ましい。
すなわち、画像表示装置製造用のフォトマスクは、通常の半導体製造装置用のフォトマスク(6インチレチクル)に比べて、そのサイズは大きいものである。また、近年の画像表示装置の大型化に伴い、画像表示装置用のフォトマスクは、さらなる大型化が進んでいる。両者の大きさの違いとしては、具体的には6インチレチクルの対角線の長さは215mmであるのに対し、画像表示装置用のフォトマスクは495mm〜1856mm程度である。よって、画像表示装置用のフォトマスクは6インチレチクルに対して対角線の比で2.3倍〜8.6倍のサイズを有し、さらに、描画時間、検査時間等の製造コストに直接関係する面積比では4.4倍〜72倍の面積を有する。
そのため、従来の画像表示装置製造用露光装置を用いた等倍投影露光においては、上述した画像表示装置用のフォトマスクを用いて露光を短時間で行うために大光量が求められることから、露光光としては、例えば、g線、h線、i線の混合波長光が好適に用いられる。具体的には、一辺が300mm以上のパターン領域をもつフォトマスク、あるいはフォトマスクの大きさが330mm×450mm以上のフォトマスクについては製造条件上、g、h、i線の混合波長光が好適に用いられる。
一方で、半導体装置の製造過程においては、露光の解像度を向上させる目的で、露光光としては、例えば、i線、KrF線(248nm)、ArF線(193nm)等の短波長側の単一波長光、すなわち平行光成分の多い光が好適に用いられている。そのため、半導体の製造過程において用いられる位相シフトマスクは、通常、透過部および半透過部については、短波長側の単一波長光の基準に位相が調整される。
よって、上述のように平行成分の多い光(短波長側の単一波長光)に対して透過部および半透過部の位相が調整された半導体装置の製造過程における位相シフトマスクを、上述した平行光成分が少ない光(混合波長光)を使用する画像表示装置の製造過程におけるフォトマスクに適用した場合は、上記位相シフトマスクの透過部の透過光が半透過部の直下に回りこみやすくなり、半透過部の透過光では打ち消しきれず、半透過部に対応するフォトレジスト膜に、上記フォトレジスト膜を感光させる程度の露光光が照射されることが推量される。その結果、得られるレジストパターンの厚さが小さくなったり、レジストパターンの側壁部が小さくなったりするものと推量される。
以下、第2態様の位相シフトマスクの詳細について説明する。
第2態様の位相シフトマスクは、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の小さい方を暗領域として用い、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の大きい方を明領域として用いるものである。また、暗領域の寸法と明領域の寸法とが所定の値を有することを特徴とするものである。
また、第2態様の位相シフトマスクを用いて被加工材上のフォトレジスト膜を露光してレジストパターンを作製する場合において、暗領域は、フォトレジスト膜において感光されない領域に対応する位相シフトマスクの領域(フォトレジスト膜を露光させない領域)であり、明領域はフォトレジスト膜において感光される領域に対応する位相シフトマスクの領域(フォトレジスト膜を露光させる領域)である。
具体的な暗領域の寸法としては、暗領域のパターン形状、第2態様の位相シフトマスクの用途等に応じて適宜選択され、特に限定されないが、なかでも0.8μm〜2.5μmの範囲内、特に1.0μm〜2.0μmの範囲内であることが好ましい。
より具体的には、暗領域のパターン形状がライン状である場合、暗領域の寸法(線幅)としては、0.6μm以上、なかでも0.8μm以上、特に1.0μm以上であることが好ましい。また、暗領域の寸法(線幅)としては、2.05μm以下、なかでも2.0μm以下、特に1.9μm以下であることが好ましい。
また、暗領域のパターン形状がスクエア状である場合は、暗領域の寸法(スクエアの短辺方向の幅)としては、1.3μm以上、なかでも1.4μm以上、特に1.6μm以上であることが好ましい。また、暗領域の寸法(スクエアの短辺方向の幅)としては、2.75μm以下、なかでも2.5μm以下、特に2.3μm以下であることが好ましい。
暗領域の寸法が上記値に満たない場合は、暗領域を透過する位相反転した光が、明領域から回り込んでくる光を打ち消すだけの光量を得ることが出来ないため良好なレジストパターン形状を得ることが出来ない可能性があるからである。
また、暗領域の寸法が上記値を超える場合は、第2態様の位相シフトマスクを用いてフォトレジスト膜を露光した場合に、暗領域の透過光の量が多くなり、暗領域の透過光がフォトレジスト膜を露光してしまうため、暗領域に対応するレジストパターンの中央部が露光されてしまう可能性があるからである。
上記明領域の寸法としては、暗領域の寸法との比が上述した値以上であればよく、解像限界未満の寸法であってもよく、解像限界以上の寸法であってもよい。具体的な明領域の寸法については、暗領域の寸法との比が上述した値以上となるように、種々のパターン形状に応じて適宜決定することができる。
また、第2の位相シフトマスクの大きさとしては、その用途等に応じて適宜選択されるものであるが、例えば、330mm×450mm〜1600mm×1800mm程度とすることができる。
また、第2態様の位相シフトマスクにおいては、露光装置の解像限界未満の寸法を有し、金属クロム等の遮光膜により構成される遮光部を有していてもよい。このような遮光部としては、例えば、位相シフトマスクにおいて明領域、暗領域、および露光装置の解像限界以上の遮光部で構成されるマスクパターンについての補正を行う補正パターンとして好適に用いることができる。
補正パターンの寸法およびパターン形状等については、第2態様の位相シフトマスクの用途、および露光装置等に応じて適宜選択することができる。
第2態様の位相シフトマスクの製造方法については、上述した「1.第1態様」の項で説明した位相シフトマスクの製造方法の内容と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
第2態様の位相シフトマスクを用いたレジストパターン形成方法については、第2態様のマスクを用いること以外は、上述した「1.第1態様」の項で説明したレジストパターン形成方法の内容と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
掘り込み部により構成される寸法1μmの位相シフト部及び寸法3μmの非位相シフト部が交互に並列してなるラインアンドスペース状のパターンを有する位相シフトマスク(実施例1)を介して、被加工材上のフォトレジスト膜を露光した場合において、位相シフトマスクを透過し、当該フォトレジスト膜に照射される光(照射光)の光強度をシミュレーションにより求めた。
実施例1の位相シフトマスク、比較例1のバイナリーマスク及び比較例2のハーフトーン型位相シフトマスクを介した露光により形成されるレジストパターン(ラインパターン寸法:2μm、スペースパターン寸法:2μm)を、レジストプロファイルのシミュレーションにより比較した。結果を表2に示す。なお、シミュレーションに関する条件(シミュレーションソフト、露光装置、位相シフト、レジスト等に関する条件)等は、試験例1と同様である。結果を表2に示す。
位相シフト部及び非位相シフト部の寸法を表3に示すようにして変更した以外は、実施例1と同様の構成を有する位相シフトマスク(実施例2〜8)を用い、当該位相シフトマスクを介した露光により、それぞれ露光条件を変更することで所定寸法(ラインパターン寸法:2μm,スペースパターン寸法:2μm)のレジストパターンを形成した場合において、試験例2と同様にしてレジストプロファイルのシミュレーションにより比較した。
結果を表3に示す。また、実施例1の位相シフトマスクを用いて形成されるレジストパターンのプロファイルも表3にあわせて示す。
なお、実施例1〜8についてはいずれも、ピッチ寸法4μm、ラインパターン寸法2μm、スペースパターン寸法2μmのラインアンドスペースパターンのレジストパターンが得られるように露光量を設定した。
位相シフト部及び非位相シフト部の寸法を表4に示すようにして変更した以外は、実施例1と同様の構成を有する位相シフトマスク(実施例9)を用い、当該位相シフトマスクを介した露光により形成されるレジストパターンを、試験例2と同様にしてレジストプロファイルのシミュレーションにより比較した。結果を表4に示す。なお、実施例1の位相シフトマスクを用いて形成されるレジストパターンのプロファイルも表4にあわせて示す。
試験例2におけるポジ型フォトレジストAを他のポジ型フォトレジストB(東京応化社製,製品名:ip3600)に変更した以外は同様にして、実施例1の位相シフトマスク、比較例1のバイナリーマスク及び比較例2のハーフトーン型位相シフトマスクのそれぞれを介した露光により形成されるレジストパターンを、レジストプロファイルのシミュレーションにより比較した。結果を表5に示す。
下記の表6に示される寸法を有するスクエア形状(図13参照)の掘り込み部により構成される位相シフト部を暗領域とし、非位相シフト部を明領域として用いる位相シフトマスク(実施例10〜12、参考例1〜3)を介して、被加工材上のフォトレジスト膜を露光した場合において、露光により形成されるレジストパターンを、レジストプロファイルのシミュレーションにより求めた。なお、シミュレーションに関する条件(シミュレーションソフト、露光装置、位相シフト、レジスト等に関する条件)等は、試験例1と同様である。また、露光量については、下記の表6に示されるレジストパターンの寸法が得られるようにそれぞれ変更した。
なお、図13は試験例6における位相シフトマスクの暗領域および明領域について説明するための図である。また、図13では暗領域が1のスクエア形状(孤立スクエア)である例について示している。また、暗領域の寸法は、図13中W1で示される距離である。
下記の表7に示される寸法を有するライン形状(図14参照)の掘り込み部により構成される位相シフト部を暗領域とし、非位相シフト部を明領域として用いる位相シフトマスク(実施例13〜14、参考例4〜5)を介して、被加工材上のフォトレジスト膜を露光した場合において、露光により形成されるレジストパターンを、レジストプロファイルのシミュレーションにより求めた。なお、シミュレーションに関する条件(シミュレーションソフト、露光装置、位相シフト、レジスト等に関する条件)等は、試験例1と同様である。また、露光量については、下記の表7に示されるレジストパターンの寸法が得られるようにそれぞれ変更した。
なお、図14は試験例7における位相シフトマスクの暗領域および明領域について説明するための図である。また、図14では暗領域が1のライン形状(孤立ライン)である例について示している。また、暗領域の寸法は、図14中W2で示される距離である。
試験例6における孤立スクエアの暗領域の寸法を下記の表8に示す寸法に変更した実施例15〜18、および参考例6の位相シフトマスクを用いたこと、および露光量について下記の表8に示されるレジストパターンの寸法が得られるようにそれぞれ変更したこと以外は、試験例6と同様にして、露光されたレジストパターンをレジストプロファイルのシミュレーションにより求めた。
なお、表8中の膜減り率は、レジストパターンの最大厚さに対する、レジストパターンの最大厚さおよび最小厚さの差を比率で表わしたものである。
試験例7における孤立ラインの暗領域の寸法を下記の表9に示す寸法に変更した実施例19〜21、および参考例7の位相シフトマスクを用いたこと、および露光量について下記の表9に示されるレジストパターンの寸法が得られるようにそれぞれ変更したこと以外は、試験例7と同様にして、露光されたレジストパターンをレジストプロファイルのシミュレーションにより求めた。
なお、表9中の膜減り率は、レジストパターンの最大厚さに対する、レジストパターンの最大厚さおよび最小厚さの差を比率で表わしたものである。
2A,2B…透明基板
3A,3B…位相シフト部
4A,4B…非位相シフト部
5A,5B…遮光部
6A,6B…パターン領域
11A,11B…被加工材(基板)
12A,12B…フォトレジスト膜
13A,13B…レジストパターン
Claims (7)
- g線、h線、i線の混合波長光を用いた露光装置からの露光により当該露光装置の解像限界未満の設計寸法のレジストパターンを被加工材上に形成するために用いられる位相シフトマスクであって、
透明基板と、
前記透明基板上に設けられてなり、前記露光装置からの露光光に所定の位相差を付与す
る凹状又は凸状の位相シフト部と、
前記位相シフト部に隣接する非位相シフト部と
を備え、
前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの少なくともいずれか一方が、前記露光装置の解像限界未満の寸法であって、かつ前記位相シフト部の寸法と前記非位相シフト部の寸法とが異なり、
前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の小さいいずれか一方が前記被加工材上のフォトレジスト膜を露光させない機能を果たし、他方が前記被加工材上のフォトレジスト膜を露光させる機能を果たすものであり、
前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の小さい暗領域の寸法が、0.70μm〜2.75μmの範囲内であり、前記位相シフト部及び前記非位相シフト部のうちの寸法の大きい明領域の寸法と前記暗領域の寸法との比が、前記暗領域の寸法を1とした場合に、前記明領域の寸法が1.5以上であり、
前記透明基板上における前記位相シフト部及び前記非位相シフト部を含むパターン領域の大きさが、一辺300mm以上であり、
少なくとも前記パターン領域内には、前記露光装置の解像限界未満の寸法の、遮光膜により構成される遮光部が設けられていないことを特徴とする位相シフトマスク。 - 前記位相シフト部の寸法と前記非位相シフト部の寸法との比が、1:1.5〜1:5.6又は1.5:1〜5.6:1であることを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスク。
- 前記位相シフト部の寸法と、当該位相シフト部に隣接する前記非位相シフト部の寸法との合計が、前記露光装置の解像限界以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の位相シフトマスク。
- 前記パターン領域内に、前記露光装置の解像限界以上の寸法の、遮光膜により構成される遮光部を有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 前記凹状の位相シフト部は、前記透明基板に設けられた掘り込み部であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 前記凸状の位相シフト部は、前記透明基板上に設けられた透過膜により構成されることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の位相シフトマスク。
- 露光装置の解像限界未満の設計寸法を有するレジストパターンを被加工材上に形成する方法であって、
前記露光装置を用い、請求項1から請求項6までのいずれかに記載の位相シフトマスクを介して、前記被加工材上に設けられたフォトレジスト膜を混合波長光により露光する工程と、
露光された前記フォトレジスト膜を現像することにより前記被加工材上に所定のレジストパターンを形成する工程と
を含むことを特徴とするレジストパターン形成方法。
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