JP6251464B2 - ジッターバッファ制御、オーディオデコーダ、方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態によるジッターバッファ制御の模式ブロック図である。入力オーディオコンテンツに基づいて、復号されたオーディオコンテンツの供給を制御するためのジッターバッファ制御100は、オーディオ信号110またはオーディオ信号に関する情報を受信する(この情報は、オーディオ信号の1以上の特徴またはオーディオ信号のフレームまたは他の信号部分を記述し得る)。
図2は、本発明の実施形態による時間スケーラ200の模式ブロック図である。時間スケーラ200は、入力オーディオ信号210(デコーダコアにより供給されるサンプルのシーケンスの形で)を受信するよう構成され、かつそれに基づいて、入力オーディオ信号の時間スケーリングされたバージョン212を供給する。時間スケーラ200は、入力オーディオ信号の時間スケーリングにより入手可能な入力オーディオ信号の時間スケーリングされたバージョンの品質を計算または推定するよう構成される。この機能性は、たとえば計算ユニットにより実行され得る。また、時間スケーラ200は、時間スケーリングにより入手可能な入力オーディオ信号の時間スケーリングされたバージョンの品質の計算または推定に依拠して、入力オーディオ信号210の時間スケーリングを行い、それにより入力オーディオ信号の時間スケーリングされたバージョン212を得るよう構成される。この機能性はたとえば時間スケーリングユニットにより実行され得る。
または、
q=c(p)*c(−p)+c(−1/2*p)*c(1/2*p)
上記において、c(p)は、サンプルの第1のブロックおよび/またはサンプルの第2のブロックのオーディオコンテンツの基本周波数の持続期間pだけ時間的にシフト(たとえば入力オーディオコンテンツ内の元の時間位置に対して)されているサンプルの第1のブロック(またはその一部)とサンプルの第2のブロック(またはその一部)との相互相関値である(ここで、オーディオコンテンツの基本周波数は、典型的には、サンプルの第1のブロックおよびサンプルの第2のブロックにおいて実質的に同じである)。言い換えれば、相互相関値は、入力オーディオコンテンツから取られ、かつ、入力オーディオコンテンツの基本周波数の持続期間pだけ付加的に相互に時間シフトされたサンプルのブロックに基づき計算される(ここで、基本周波数の持続期間pは、たとえば基本周波数推定、自己相関等に基づき得ることができる)。同様に、c(2*p)は、2*pだけ時間的にシフトさせたサンプルの第1のブロック(またはその一部)とサンプルの第2のブロック(またはその一部)との間の相互相関値である。同様の定義は、c(3/2*p)、c(1/2*p)、c(−p)およびc(−1/2*p)にも当てはまり、c(.)の引数が時間シフトを示す。
図3は、本発明の実施形態によるオーディオデコーダ300の模式ブロック図である。
図4は、本発明の実施形態によるオーディオデコーダ400の模式ブロック図を示す。オーディオデコーダ400は、1以上のオーディオフレームのパケット化された表現を含み得るパケット410を受信するよう構成される。また、オーディオデコーダ400は、たとえばオーディオサンプルの形式で復号されたオーディオコンテンツ412を供給する。オーディオサンプルは、たとえば「PCM」形式(すなわちオーディオ波形のサンプルを表すデジタル値のシーケンスの形式等のパルス符号変調形式)で表され得る。
以下では、デパッカ420について説明する。デパッカモジュールは、RTPパケット410を単一のフレーム(アクセス単位)422に分割する。また、パケット内における唯一または最初のフレームでない全フレームについてRTPタイムスタンプを計算する。たとえば、RTPパケットに含まれるタイムスタンプは、その最初のフレームに割り当てられる。集合の場合(すなわち1以上の単一のフレームを含むRTPパケットについて)、後続のフレームのタイムスタンプは、RTPタイムスタンプのスケールにより分割されるフレーム持続時間分増分される。また、RTPタイムスタンプに対して、各フレームは、RTPパケットが受信されたシステム時間(「アライバルタイムスタンプ」)でタグ付される。図示のとおり、たとえばターゲット遅延推定470に対して、RTPタイムスタンプ情報およびアライバルタイムスタンプ情報426が供給され得る。デパッカモジュールは、また、フレームが活性か、または無音挿入記述子(SID)を含むかどうか決定する。なお、非活性期間においては、SIDフレームのみが受信される場合もある。したがって、たとえばSIDフラグを含み得る情報424が制御論理490へ供給される。
デジッターバッファモジュール430は、復号化(たとえばデコーダ440による)までネットワークで(TCP/IP型ネットワークを経由するなどして)受信されるフレーム422を記憶する。フレーム422は、ネットワーク上で起こった可能性のあるリーオーダリングを解除する昇順RTPタイムスタンプ順でソートされたキューに挿入される。キューのフロントのフレームをデコーダ440へフィードすることができ、その後、取り除かれる(たとえばデジッターバッファ430から)。キューが空で、フロント(キューの)のフレームと前に読み取ったフレームのタイムスタンプ差によりフレームが消失している場合、空のフレームを返して(たとえばデジッターバッファ430からデコーダ440へ)、パケット損失封じ込め(最後のフレームが活性の場合)またはデコーダモジュール440においてコンフォートノイズ発生(最後のフレームが「SID」または不活性の場合)をトリガする。
以下では、本明細書で単に時間スケーラまたはサンプルベースの時間スケーラとも称する時間スケール変換(TSM)について説明する。ビルトイン品質制御を伴う修正パケットベースのWSOLA(波形類似度に基づく重畳加算)(たとえば非特許文献1[Lia01]を参照)アルゴリズムを使用して、信号の時間スケール変更(単に時間スケーリングとも称する)を行う。いくつかの詳細な点については、たとえば以下に説明する図9においてみることができる。時間スケーリングのレベルは、信号に依拠し、スケーリングされると激しいアーチファクトを作り出すと考えられる信号は、品質制御により検知され、無音に近い低レベルの信号は、できる限りの範囲でスケーリングされる。周期的な信号等うまく時間スケーリングができる信号は、内部的に生成されたシフトによってスケーリングされる。このシフトは、正規化相互相関等の類似尺度から生成される。重畳加算(OLA)で、現在のフレームの終わり(本明細書では「サンプルの第2のブロック」とも称する)がシフトされ(たとえば、本明細書で「サンプルの第1のブロック」とも称する現在のフレームの始まりに対して)、フレームを短くするか長くする。
以下では、PCMバッファについて説明する。時間スケール変更モジュール450は、時間変化スケールでデコーダモジュールにより出力されるPCMフレームの持続時間を変更する。たとえば、1024個のサンプル(または2048個のサンプル)が、オーディオフレーム432ごとにデコーダ440により出力され得る。対照的に、サンプルベースの時間スケーリングにより可変な数のサンプルがオーディオフレーム432ごとに時間スケーラ450により出力され得る。対照的に、ラウドスピーカサウンドカード(または一般にはサウンド出力装置)は、典型的には、20ms等の固定のフレーミングを想定する。したがって、ファーストインファーストアウトの挙動の追加バッファを用いて、タイムスケーラの出力サンプル448に固定のフレーミングを適用する。
以下では、ターゲット遅延推定器470により実行され得るターゲット遅延推定について説明する。ターゲット遅延は、前のフレームが再生される時点と、ターゲット遅延推定モジュール470の履歴に現在含まれる全フレームに比べて、ネットワーク上で送信遅延が最も低ければ、このフレームが、受信が可能であったと考えられる時点との間の所望のバッファ遅延を指定する。ターゲット遅延を推定するため、長期と短期のジッター推定部を1つずつ、2つの異なるジッター推定器が使用される。
長期ジッターを計算するため、FIFOデータ構造を使用し得る。FIFOに記憶されるタイムスパンは、DTX(不連続送信モード)を使用した場合にストアされるエントリの数とは異なるかもしれない。そのため、FIFOのウィンドウサイズは、2つ態様で限定される。最大で500のエントリ(=秒あたり50パケットで10秒)および最大で10秒のタイムスパン(最新と最古パケット間のRTPタイムスタンプ差)を含み得る。より多くのエントリをストアする場合、最古のエントリを除去する。ネットワークで受信されるRTPパケットごとに、エントリがFIFOへ加えられる。エントリは、3つの値、すなわち、遅延、オフセットおよびRTPタイムスタンプを含む。これらの値は、図6の擬似コードに示されるように、受信時間(たとえばアライバルタイムスタンプにより表される)およびRTPパケットのRTPタイムスタンプから計算される。
<短期ジッター推定>
以下では、短期ジッター推定について説明する。短期ジッター推定は、たとえば2つのステップで行われる。第1のステップでは、長期推定について行われるのと同じジッターの計算が以下の変更を伴って用いられる。FIFOのウィンドウサイズが、50以下のエントリで、1秒のタイムスパン以下に制限される。結果として得られるジッターの値は、FIFOに現在ストアされる94%パーセンタイル遅延値(上から3つの値を無視する)と、最小遅延値との間の差として計算される。
第2のステップでは、まず、短期FIFOと長期FIFOとの間の異なるオフセットをこの結果について補償する。
shortTermJitterTmp−=longTermFifo_getMinOffset();
この結果を、200以下のエントリのウィンドウサイズで4秒以下のタイムスパンの他のFIFOへ加える。最後に、FIFOにストアされる最大値をフレームサイズの整数倍に増大し、短期ジッターとして使用する。
shortTermJitter=ceil(shortTermFifo2_getMax()/20.f)*20;
<長期/短期ジッター推定の組み合せによるターゲット遅延推定>
ターゲット遅延(たとえばターゲット遅延情報472)を計算するために、長期および短期ジッター推定(上に規定した「longTermJitter」および「shortTermJitter」等)を現在の状態に依拠して様々な態様に組み合わせる。活性信号(またはコンフォートノイズ発生が用いられない信号部分)については、ある範囲(たとえば「targetMin」および「targetMax」により規定される)をターゲット遅延として使用する。DTX中およびDTX後のスタートアップについては、2つの異なる値をターゲット遅延(たとえば「targetDtx」)および「targetStartUp」)として計算する。
以下では、プレイアウト遅延推定器480により行われ得るプレイアウト遅延推定について説明する。プレイアウト遅延は、前のフレームが再生される時点と、ターゲット遅延推定モジュールの履歴に現在含まれる全フレームに比べてネットワーク上での送信遅延が最低であった場合にこのフレームを受信することができたと考えられる時点との間のバッファ遅延を指定する。これは、以下の式を用いてミリ秒で計算される。
ミリ秒の現在のシステム時間およびミリ秒に変換されたフレームのRTPタイムスタンプを用いて、デジッターバッファモジュール430から受信フレームがポップするたびに可変の「prevPlayoutOffset」を再計算する。
フレームが入手可能でない場合、「prevPlayoutOffset」が期限切れになることを回避するため、フレームベースの時間スケーリングの場合には、変数を更新する。フレームベースの時間伸張の場合には、「prevPlayoutOffset」をフレームの持続時間だけ増分させ、フレームベースの時間収縮については、「PrevPlayoutOffset」をフレームの持続時間だけ減分する。可変の「pcmBufferDelay」は、PCMバッファモジュールにおいてバッファされる持続時間を記述する。
以下では、制御(制御論理490等)について詳細に説明する。ただし、図8による制御論理800は、ジッターバッファ制御100に関して説明した特徴および機能性のいずれかにより補完でき、かつ逆も同様である点に注目されたい。また、制御論理800は、図4による制御論理490の場所を占めるかもしれないが、追加の特徴および機能性を任意に含んでもよい点に注目されたい。また、図4に関連して上に記載した特徴および機能性のすべてが、図8による制御論理800内にも存在している必要はなく、その逆もまた同様である。
以下では、時間スケール変更に関する詳細について、図9を参照して説明する。なお、同じ時間スケーリング変更については、時間スケール変更が、5.4.3のセクションにおいて簡単に説明された。しかしながら、たとえば、時間スケーラ150により実行され得る時間スケーリング変更については、以下により詳細に説明する。
qの値の範囲は[−2;+2]である。理想的な高調波信号では、q=2になると考えられ、一方、時間スケーリング中に可聴アーチファクトを作り出すかもしれない非常に動的でかつブロードバンドの信号の場合には、より低い値になる。時間スケーリングは、フレームごとに行われると言う事実により、c(2*p)およびc(3/2*p)を計算するための信号全体は、依然として得られないかもしれない。しかしながら、評価は、過去のサンプルを見ることで行うこともできる。したがって、c(−p)を、c(2*p)の代わりに使用し、かつ同様に、c(−1/2*p)をc(3/2*p)の代わりに使用することができる。
qMinInitialは、値1を良い妥協とする要求される品質でフレームがスケーリングできるまで、特定の品質と遅延との間を最適化する構成値である。nNotScaledは、品質が不十分(q<qMin)であるため、スケーリングされていないフレームのカウンタである。nScaledは、品質要件に到達したために(q≧qMin)、スケーリングされたフレームの数をカウントする。両方のカウンタの範囲は限定される。これらは、負の値まで減ることはなく、(例として)デフォルトで4になるよう設定される指定値を上回ることはない。
以下では、信号適応的時間スケーラについて、図10および図10bを参照して説明する。図10および図10bは、信号適応的時間スケーリングのフローチャートを示す。なお、図10aおよび図10bに示す信号適応的時間スケーリングは、たとえば、時間スケーラ200、時間スケーラ340、時間スケーラ450または時間スケーラ900において適用され得る。
図14は、入力オーディオコンテンツに基づいて、復号されたオーディオコンテンツの供給を制御するための方法のフローチャートを示す。図14による方法1400は、信号適応的に、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択するステップ1410を含む。
図15は、入力オーディオ信号の時間スケーリングされたバージョンを提供するための方法1500の模式ブロック図である。方法は、入力オーディオ信号の時間スケーリングにより入手可能な入力オーディオ信号の時間スケーリングされたバージョンの品質を計算または推定するステップ1510を含む。また、方法1500は、時間スケーリングにより入手可能な入力オーディオ信号の時間スケーリングされたバージョンの品質の計算または推定に依拠して入力オーディオ信号の時間スケーリングを実行するステップ1520を含む。
結論として、本発明による実施形態は、高品質の音声およびオーディオ通信のためのジッターバッファ管理方法および装置を創出する。方法および装置は、MPEG ELD、AMR−WBまたは未来のコーデック等の通信コーデックと共に使用することができる。言い換えれば、本発明による実施形態は、パケットベースの通信における到着間ジッターを補償するための方法および装置を創出する。
・遅延:遅延の制限(ジッタを評価)
遅延は、制限されるが、遅い損失も回避され、さらには、ジッターバッファにおける小さい予備を維持して、デコーダのための高品質エラー封じ込めを可能にする内挿の確率を高めるように、ターゲット遅延推定を最適化することが、記載の解決法の1つの(任意の)態様である。
いくつかの態様について、装置に関連して説明したが、これらの態様が対応する方法の説明も表すことは明らかであり、その場合、ブロックまたは装置が方法ステップまたは方法ステップの特徴に相当する。同様に、方法ステップに関連して説明した態様も、対応の装置の対応のブロックもしくはアイテムまたは特徴の説明を表す。方法ステップの一部または全部を、たとえばマイクロプロセッサ、プログラマブルコンピュータまたは電子回路等のハードウェア装置により(またはこれを使用して)実行できる。いくつかの実施形態では、最も重要な方法ステップの1以上をこのような装置により実行することができる。
Claims (27)
- 入力オーディオコンテンツ(310、410)に基づいて、復号されたオーディオコンテンツ(312、412)の供給を制御するためのジッターバッファ制御(100、350、490)であって、
ジッターバッファ制御が、信号適応的にフレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択するよう構成され、それにより、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングが用いられるか否かの決定がオーディオ信号の特性に適応される、ジッターバッファ制御。 - フレームベースの時間スケーリングを使用する場合、ジッターバッファ(320、430)の深さを制御するために、オーディオフレームが減らされ、または挿入され、サンプルベースの時間スケーリングを使用する場合には、オーディオ信号部分の時間シフトされた重畳加算(954、1068)が実行される、請求項1に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御が、フレームベースの時間スケーリング、サンプルベースの時間スケーリングおよび時間スケーリングの不活性化の間で信号適応的に切り替わるよう構成される、請求項1または請求項2に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御が、ジッターバッファ(320、430)の深さを制御するために、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択するよう構成される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御が、前のフレームが不活性であった場合、コンフォートノイズ挿入またはコンフォートノイズ削除(856)を選択するよう構成される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- コンフォートノイズ挿入により、ジッターバッファ(320、430)へコンフォートノイズフレームが挿入されることになり、コンフォートノイズ削除により、ジッターバッファからコンフォートノイズフレームが除去されることになる、請求項5に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- それぞれのフレームがコンフォートノイズの発生を示すシグナリング情報を保持する場合、それぞれのフレームが不活性であると考えられる、請求項5または請求項6に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御は、前のフレームが活性であった場合、オーディオ信号部分の時間シフトされた重畳加算(954、1068)を選択するよう構成される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- オーディオ信号部分の時間シフトされた重畳加算(954、1068)が、オーディオサンプルのブロックの長さより短い、またはオーディオサンプルのブロックの長さの4分の1より短い、または2つのオーディオサンプル以下である分解能で、入力オーディオコンテンツの後続フレームに基づいて得られるオーディオサンプルのブロック間の時間シフトの調節を可能にするように適用される、請求項8に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御は、オーディオサンプルのブロックが、活性であるが無音のオーディオ信号部分を表すかどうかを決定(930、936、1010、1014)するよう構成され、かつジッターバッファ制御が、重畳加算モード(962、1018)を選択するよう構成され、無音のオーディオ信号部分を表すオーディオサンプルのブロックとオーディオサンプルの前または後続のブロックとの間の時間シフトが、無音のオーディオ信号部分を表すオーディオサンプルのブロックについて予め定められた最大値に設定される、請求項8または請求項9に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御が、オーディオサンプルのブロックが活性で、かつ、非無音のオーディオ信号部分を表すかどうか決定(930、936、1010、1014)し、かつ重畳加算モード(942、950、954、1030、1060、1064、1068)を選択するよう構成され、入力オーディオコンテンツの後続のフレームに基づいて決定されるオーディオサンプルのブロック間の時間シフトが、信号適応的に決定される、請求項8から請求項10のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御が、時間伸張が必要で、かつ、ジッターバッファが空であるとする決定に応答して、パケット損失リカバリメカニズムを用いて生成される隠蔽フレームの挿入を選択するよう構成される、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の、ジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御が、コンフォートノイズ発生に関連する不連続送信が現在使用されるか、または前のフレームに使用されたかどうかに依拠して、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択するよう構成される、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御が、コンフォートノイズ発生が現在使用される、または前のフレームに使用された場合、フレームベースの時間スケーリングを選択し、かつコンフォートノイズ発生が現在使用されない、または前のフレームに使用されなかった場合、サンプルベースの時間スケーリングを選択するよう構成される、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- ジッターバッファ制御が、コンフォートノイズ発生に関連する不連続送信が現在使用される、または前のフレームに使用された場合に、時間スケーリングのために、フレームベースのコンフォートノイズ挿入またはフレームベースのコンフォートノイズ削除(856)を選択するよう構成され、
ジッターバッファ制御が、現在のオーディオ信号部分が、活性ではあるが、エネルギ閾値以下の信号エネルギを含む場合で、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性ではあるが、エネルギ閾値以下の信号エネルギを含む場合で、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、予め定められた時間シフトを用いる重畳加算演算(962、1018)を選択するよう構成され、
ジッターバッファ制御が、現在のオーディオ信号部分が、活性でかつエネルギ閾値以上の信号エネルギを含む場合で、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性でかつエネルギ閾値以上の信号エネルギを含む場合で、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、信号適応的時間シフト(954、1068)を用いる重畳加算演算を選択するよう構成され、かつ
ジッターバッファ制御が、現在のオーディオ信号部分が活性でかつジッターバッファが空の場合、または前のオーディオ信号部分が活性でかつジッターバッファが空の場合、時間スケーリングのために、パケット損失リカバリメカニズムを用いて生成される隠蔽フレームの挿入を選択するよう構成される、請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。 - ジッターバッファ制御が、現在のオーディオ信号部分が活性でかつエネルギ閾値以上の信号エネルギを含む場合で、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性でかつエネルギ閾値以上の信号エネルギを含む場合で、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのため、信号適応的時間シフトおよび品質制御メカニズム(950、1060、1064、1072、1084)を用いる重畳加算演算(942、950、954、1030、1060、1064、1068、1072、1084)を選択するよう構成される、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)。
- 入力オーディオコンテンツ(310、410)に基づいて、復号されたオーディオコンテンツ(312、412)を供給するためのオーディオデコーダ(300、400)であって、
オーディオサンプルのブロックを表す複数のオーディオフレームをバッファするよう構成されるジッターバッファ(320、430)と、
ジッターバッファから受信したオーディオフレーム(322、432)に基づいてオーディオサンプルのブロック(332、442)を供給するよう構成されるデコーダコア(330、440)と、
デコーダコアによって供給されるオーディオサンプルのブロックに基づいてオーディオサンプルの時間スケーリングされたブロック(342、448)を供給するよう構成されるサンプルベースの時間スケーラ(340、450)と、
請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のジッターバッファ制御(100、350、490)とを含み、
ジッターバッファ制御が、信号適応的に、ジッターバッファにより行われるフレームベースの時間スケーリング、またはサンブルベースの時間スケーラにより行われるサンプルベースの時間スケーリングを選択するよう構成される、オーディオデコーダ。 - ジッターバッファ(320、430)が、フレームベースの時間スケーリングを実行するために、オーディオフレームを減らす、または挿入するよう構成される、請求項17に記載のオーディオデコーダ(300、400)。
- デコーダコア(330、440)が、コンフォートノイズの発生を示すシグナリング情報を保持するフレームに応答して、コンフォートノイズの発生を実行するよう構成され、かつ
デコーダコアが、空のジッターバッファに応答して封じ込めを実行するよう構成される、請求項17または請求項18に記載のオーディデコーダ。 - サンプルベースの時間スケーラ(340、450)が、時間スケーリングにより入手可能な入力オーディオ信号の時間スケーリングされたバージョンの品質の計算または推定(950、1060)に依拠して、入力オーディオ信号の時間スケーリングを実行するよう構成される、請求項17から請求項19のいずれか1項に記載のオーディオデコーダ(300、400)。
- 入力オーディオコンテンツに基づいて、復号されたオーディオコンテンツの供給を制御するための方法(1400)であって、
信号適応的にフレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択し、それにより、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングが用いられるか否かの決定がオーディオ信号の特性に適応されるステップ(1410)を含む、方法。 - コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されている時に、請求項21に記載の方法を実行するためのコンピュータプログラム。
- 入力オーディオコンテンツ(310,410)に基づいて、復号されたオーディオコンテンツ(312,412)の供給を制御するためのジッターバッファ制御(100,350,490)であって、
ジッターバッファ制御は、信号適応的に、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択するように構成され、
フレームベースの時間スケーリングを使用する場合、ジッターバッファ(320,430)の深さを制御するために、オーディオフレームが、減少され、または挿入され、サンプルベースの時間スケーリングを使用する場合には、オーディオ信号部分の時間シフトされた重畳加算(954、1068)が実行され、
ジッターバッファ制御は、コンフォートノイズ発生に関連した不連続送信が、現在使用され、または前のフレームについて使用された場合、時間スケーリングのために、フレームベースのコンフォートノイズの挿入またはフレームベースのコンフォートノイズの削除(856)を選択するよう構成され、
ジッターバッファ制御は、現在のオーディオ信号部分が活性であるがエネルギ閾値以下の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性であるがエネルギ閾値以下の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、予め決定された時間シフト(962,1018)を用いる重畳加算演算を選択するように構成され、
ジッターバッファ制御は、現在のオーディオ信号部分が活性であり、かつ、エネルギ閾値以上の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性であり、かつ、エネルギ閾値以上の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、信号適応的時間シフト(954,1068)を使用する重畳加算演算を選択するように構成され、
ジッターバッファ制御は、現在のオーディオ信号部分が活性であり、かつ、ジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性であり、かつ、ジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、隠蔽フレームの挿入を選択するように構成される、ジッターバッファ制御。 - 入力オーディオコンテンツ(310,410)に基づいて、復号されたオーディオコンテンツ(312,412)の供給を制御するためのジッターバッファ制御(100,350,490)であって、
ジッターバッファ制御は、信号適応的に、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択するように構成され、
フレームベースの時間スケーリングを使用する場合、ジッターバッファ(320,430)の深さを制御するために、オーディオフレームが、減少され、または挿入され、サンプルベースの時間スケーリングを使用する場合には、オーディオ信号部分の時間シフトされた重畳加算(954、1068)が実行され、
ジッターバッファ制御は、現在のオーディオ信号部分が活性であり、エネルギ閾値以上の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性であり、エネルギ閾値以上の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、信号適応的時間シフトおよび品質制御メカニズム(950,1060,1064,1072,1084)を用いる重畳加算演算(942,950,954,1030,1060,1064,1068,1072,1084)を選択するように構成される、ジッターバッファ制御。 - 入力オーディオコンテンツに基づいて、復号されたオーディオコンテンツの供給を制御するための方法(1400)であって、
方法は、信号適応的に、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択するステップ(1410)を含み、
フレームベースの時間スケーリングを使用する場合、ジッターバッファ(320,430)の深さを制御するために、オーディオフレームが、減少され、または挿入され、サンプルベースの時間スケーリングを使用する場合には、オーディオ信号部分の時間シフトされた重畳加算(954、1068)が実行され、
方法は、
コンフォートノイズ発生に関連した不連続送信が、現在使用され、または前のフレームについて使用された場合、時間スケーリングのために、フレームベースのコンフォートノイズの挿入またはフレームベースのコンフォートノイズの削除(856)を選択するステップと、
現在のオーディオ信号部分が活性であるがエネルギ閾値以下の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性であるがエネルギ閾値以下の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、予め決定された時間シフト(962,1018)を用いる重畳加算演算を選択するステップと、
現在のオーディオ信号部分が活性であり、かつ、エネルギ閾値以上の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性であり、かつ、エネルギ閾値以上の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、信号適応的時間シフト(954,1068)を使用する重畳加算演算を選択するステップと、
現在のオーディオ信号部分が活性であり、かつ、ジッターバッファが空である場合、または前のオーディオ信号部分が活性であり、かつ、ジッターバッファが空である場合、時間スケーリングのために、隠蔽フレームの挿入を選択するステップとを含む、方法。 - 入力オーディオコンテンツに基づいて、復号されたオーディオコンテンツの供給を制御するための方法(1400)であって、
方法は、信号適応的に、フレームベースの時間スケーリングまたはサンプルベースの時間スケーリングを選択するステップ(1410)を含み、
フレームベースの時間スケーリングを使用する場合、ジッターバッファ(320,430)の深さを制御するために、オーディオフレームが、減少され、または挿入され、サンプルベースの時間スケーリングを使用する場合には、オーディオ信号部分の時間シフトされた重畳加算(954、1068)が実行され、
方法は、
現在のオーディオ信号部分が活性であり、エネルギ閾値以上の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、または前のオーディオ信号部分が活性であり、エネルギ閾値以上の信号エネルギを含み、かつジッターバッファが空でない場合、時間スケーリングのために、信号適応的時間シフトおよび品質制御メカニズム(950,1060,1064,1072,1084)を用いる重畳加算演算(942,950,954,1030,1060,1064,1068,1072,1084)を選択するステップとを含む、方法。 - コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるときに、請求項25または請求項26に記載の方法を実行するためのコンピュータプログラム。
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