JP6263731B2 - 液体混合装置およびそれを備えた貯湯式給湯機 - Google Patents

液体混合装置およびそれを備えた貯湯式給湯機 Download PDF

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Description

本発明は、液体混合装置およびそれを備えた貯湯式給湯機に関するものである。
図4は、従来の貯湯式給湯機の構成を示す構成図である(例えば、特許文献1参照)。図4に示すように、従来、この種の貯湯式給湯機は、ヒートポンプユニット等の熱源ユニット110と貯湯ユニット100から構成され、貯湯ユニット100内部には、貯湯タンク101と貯湯タンク101へ水を供給する給水管102と、貯湯タンク101の下部から熱源ユニット110へ水を送水する循環ポンプ104と、熱源ユニット110で加熱された高温水を貯湯タンク101の上部へ供給する循環水路105を備えている。
そして、給湯回路は、貯湯タンク101上部から高温水を取出す出湯管107と、貯湯タンク101からの高温水と給水管102からの水を所定の温度に混合する混合弁体が内蔵され、所定の温度の湯水を蛇口などの給湯端末103へ供給する給湯用の第1液体混合装置108を備えている。また、風呂回路は、貯湯タンク101からの高温水と給水管102からの水を所定の温度に混合する混合弁体が内蔵され、所定の温度の湯水を浴槽106へ供給する風呂用の第2液体混合装置109を備えている。
また、従来の液体混合装置としては、混合弁体を介して湯流入路と水流入路とが対向するように配置されているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−139345号公報 特開2012−7646号公報
しかしながら、前記従来の構成では、混合弁体を介して、湯流入路と水流入路が対向するように配置されているため、特に、給湯端末に供給する給湯流量が少ない場合には、湯水が混合されにくく、給湯温度が不安定になるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、混合された流体の温度を均一にすることが可能な液体混合装置およびそれを備えた貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の液体混合装置は、第1液体と第2液体との混合比を調整する混合弁体(6a、6b)と、前記第1液体が前記混合弁体(6a、6b)へと流れる第1液体流入路(2a、2b)と、前記第2液体が前記混合弁体(6a、6b)へと流れる第2液体流入路(3a、3b)と、前記混合弁体(6a、6b)を駆動させる駆動装置(5a、5b)と、前記混合弁体(6a、6b)で混合された液体が流出する混合液体出口流路(4a、4b)と、をそれぞれ複数備え、前記複数の第1液体流入路(2a、2b)と前記複数の第2液体流入路(3a、3b)とが、前記第1液体を分流する第1液体分岐部(10)と前記第2液体を分流する第2液体分岐部(11)とを有する接続体(40)にて、それぞれ接続されることで形成される第1液体流路(71、81)と第2液体流路(72、82)とを有し、前記第1液体流路(71、81)と前記第2液体流路(72、82)とは、前記複数の混合弁体(6a、6b)を挟んで並列になるように配置されているとともに、前記複数の混合液体出口流路(4a、4b)が、前記第1液体流路(71、81)および前記第2液体流路(72、82)を挟んで異なる側または同一側に配置されていることを特徴とする。
これにより、液体混合装置を小型化することができる。
本発明によれば、液体を均一に混合することが可能な液体混合装置を提供することができる。
(a)本発明の実施の形態1における液体混合装置の斜視図(b)同液体混合装置の2つの流入路に平行面での断面図(c)同液体混合装置の2つの流入路に垂直かつ出口流路に平行な面での断面図 (a)同液体混合装置の複合体の斜視図(b)図2(a)のA−A断面図 同液体混合装置を備えた貯湯式給湯機の概略構成図 従来の貯湯式給湯機の概略構成図
第1の発明は、第1液体と第2液体との混合比を調整する混合弁体(6a、6b)と、前記第1液体が前記混合弁体(6a、6b)へと流れる第1液体流入路(2a、2b)と、前記第2液体が前記混合弁体(6a、6b)へと流れる第2液体流入路(3a、3b)と、前記混合弁体(6a、6b)を駆動させる駆動装置(5a、5b)と、前記混合弁体(6a、6b)で混合された液体が流出する混合液体出口流路(4a、4b)と、をそれぞれ複数備え、前記複数の第1液体流入路(2a、2b)と前記複数の第2液体流入路(3a、3b)とが、前記第1液体を分流する第1液体分岐部(10)と前記第2液体を分流する第2液体分岐部(11)とを有する接続体(40)にて、それぞれ接続されることで形成される第1液体流路(71、81)と第2液体流路(72、82)とを有し、前記第1液体流路(71、81)と前記第2液体流路(72、82)とは、前記複数の混合弁体(6a、6b)を挟んで並列になるように配置されているとともに、前記複数の混合液体出口流路(4a、4b)が、前記第1液体流路(71、81)および前記第2液体流路(72、82)を挟んで異なる側または同一側に配置されていることを特徴とする液体混合装置である。
これにより、液体混合装置を小型化することができる。
第2の発明は、第1の発明の液体混合装置と、湯水を貯留する貯湯タンク(32)と、前記貯湯タンク(32)に貯留された湯水を加熱する熱源ユニット(30)と、を備えた貯湯式給湯装置である。
これにより、貯湯タンクに貯留された高温水と給水源から供給される低温水とを均一に混合することができる。
また、貯湯タンクに貯留された高温水と、貯湯タンクに貯留された中温水とを均一に混合することができる。
特に、給湯端末に供給される湯水の給湯流量が少ない場合でも、湯水の温度(給湯温度)を安定させることができ、安全性、快適性に優れた貯湯式給湯装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1における液体混合装置の斜視図、図1(b)は、同液体混合装置の2つの流入路に平行な面での断面図である。
図1(c)は、同液体混合装置の2つの流入路に垂直かつ混合液体出口流路に平行な面での断面図である。
本実施の形態では、液体混合装置が、貯湯式給湯装置に配置された場合について説明する。
図1(a)〜(c)に示すように、液体混合装置1は、高温水(第1流体)と低温水(第2流体)とを混合し所定の温度の湯水を生成するための混合弁体6と、混合弁体6に高温水を供給する湯流入路(第1流入路)2と、混合弁体6に低温水を供給する水流入路(第2流入路)3と、混合弁体6を駆動する駆動装置5と、混合された流体が流出する混合水出口流路(混合液体出口流路)4とを備えている。
図1(b)に示すように、混合弁体6は、円筒状に形成され、その側面には湯流入路2と水流入路3とに開口する開口部を有している。混合弁体6は、ステッピングモータおよび伝達機構(ギア)などで構成される駆動装置5に接続され、駆動装置5により、図1(c)に示すz軸を中心として回転する。混合弁体6がz軸を中心に回転することにより、湯流入路2と混合弁体6との開口面積、および、水流入路3と混合弁体6との開口面積が変動し、高温水と低温水の混合比が調整される。混合弁体6の開口部から内部に流入して混合された湯水は、円筒状の混合弁体6の内部を、混合水出口流路4へと流れる。
混合弁体6は、図1(b)に示すように、その円筒状の側面の一部が湯流入路2および水流入路3に突出するように配置されている。これにより、湯流入路2と水流入路3との間の距離を短くすることができ、コンパクトな液体混合装置1を実現することが可能となる。また、円筒状の混合弁体6が、各々の流入路に突出していることで、液体が混合弁体の周囲を回り込むように流れるので、渦流の発生を促進させ、高温水と低温水とを均一に混合することができる。
混合弁体6の開口部の開口面積は、混合弁体6の中心(z軸)よりも液体の流れ方向の下流側が常に大きくなるように回転駆動されることが好ましい。これにより、円筒状の液体が混合弁体6の中心よりも下流側から回り込むように流れる。よって、その流れが渦流となり、高温水と低温水とを均一に混合することができる。
湯流入路2と水流入路3は、混合弁体6を挟んで並列に配置されている。また、湯流入路2と水流入路3とは、同一の方向から液体が流れるように配置されている。これにより、液体混合装置1を小型化することができる。
湯流入路2は、液体の流れ方向に対して、少なくとも混合弁体6の中心よりも下流側まで延設されている。同様に、水流入路3は、液体の流れ方向に対して、混合弁体6の中心よりも下流側まで延設されている。これにより、液体が混合弁体6の周囲を回り込むように流れて渦流となり、混合弁体6において高温水と低温水とを均一に混合することができる。
以上のように構成された構成された液体混合装置1について以下その動作、作用を説明する。
湯流入路2を流れる高温水および水流入路3を流れる低温水は、所定の温度を供給するために開口部の開口面積が調整された混合弁体6へと流入する。このとき、高温水および低温水は、それぞれ混合弁体6へと、その流入方向を大きく変えて流入するため、渦流が形成される。
これにより、混合弁体6で合流した高温水と低温水との攪拌作用が向上する。特に、湯流入路2と水流入路3とが、混合弁体6の中心よりも下流側まで延設され、混合弁体6の開口部の開口面積が、混合弁体6の中心よりも下流側が大きくなるように駆動されるので、液体が混合弁体6の周囲を回り込むように流れる。よって、渦流の形成が促進され、高温水と低温水との攪拌作用が向上する。混合弁体6を通過した混合水は、所定の温度となって混合水出口流路4を通り、液体混合装置1から流出する。
以上のように、高温水と低温水とを混合し所定の温度の湯水を生成するための混合弁体6と、混合弁体6に高温水を供給する湯流入路2と、混合弁体6に低温水を供給する水流入路3とを備え、湯流入路2と水流入路3とを混合弁体6を介して並列に配置することで、混合弁体6での湯水の混合形態が渦流となり、攪拌作用が向上し、特に液体の流量が少ない場合でも混合された液体の温度を均一化させることができる。
なお、湯流入路2における液体の流れ方向と、水流入路3における液体の流れ方向とが対向するように、湯流入路2および水流入路3が配置されていても良い。流れ方向を対向させても、各々の流入路を、混合弁体6を介して並列に配置すれば、混合弁体6での混合形態が渦流となり、攪拌作用が向上し、液体の流量が少ない場合でも混合された液体の温度を均一化させることができる。
次に、複数の液体混合装置を一体に構成した、液体混合装置の複合体について説明する。図2(a)は、液体混合装置の複合体の斜視図、図2(b)は、図2(a)のA−A断面図である。本実施の形態では、液体混合装置の複合体が、貯湯式給湯装置に配置された場合について説明する。
図2に示すように、本実施の形態における液体混合装置の複合体7は、第1液体混合装置1aおよび第2液体混合装置1bと、第1液体混合装置1aおよび第2液体混合装置1bが接続され、高温水および低温水を第1液体混合装置1aおよび第2液体混合装置1bへと分流する接続体40を備えている。
接続体40は、高温水が流入する高温水供給口(第1液体供給口)8、高温水供給口8から流入する高温水を第1液体混合装置1aおよび第2液体混合装置1bに分流する高温水分岐部(第1液体分岐部)10、高温水分岐部10で分流された高温水が流れ、第1液体混合装置1aの湯流入路2aと接続される第1湯流路16、高温水分岐部10で分流された高温水が流れ、第2液体混合装置1bの湯流入路2bと接続される第2湯流路19、を備えている。第1湯流路16および第2湯流路19の流路断面積は、高温水分岐部10の流路断面積よりも大きくなるように形成されている。
また、接続体40は、低温水が流入する低温水供給口(第2液体供給口)9、低温水供給口9から流入する低温水を第1液体混合装置1aおよび第2液体混合装置1bに分流する低温水分岐部(第2液体分岐部)11、低温水分岐部11で分流された低温水が流れ、第1液体混合装置1aの水流入路3aと接続される第1水流路17、低温水分岐部11で分流された低温水が流れ、第2液体混合装置1bの水流入路3bと接続される第2水流路20、を備えている。第1水流路17および第2水流路20の流路断面積は、低温水分岐部11の流路断面積よりも大きくなるように形成されている。
第1液体混合装置1aは、供給された高温水と低温水とを所定の温度に混合させる混合弁体6a、混合弁体6aを駆動させる駆動装置5a、接続体40から流入した高温水が混合弁体6aに向かって流れる湯流入路2a、接続体40から流入した低温水が混合弁体6aに向かって流れる水流入路3a、混合弁体6aで混合された湯水が流出する混合水出口流路4a、を備えている。
湯流入路2aは、接続体40の第1湯流路16と接続されることにより高温水流路(第1液体流路)71を形成する。なお、湯流入路2aの流路断面積は、第1湯流路16の流路断面積よりも大きい。また、水流入路3aは、接続体40の第1水流路17と接続されることにより、低温水流路(第2液体流路)72を形成する。なお、水流入路3aの流路断面積は、第1水流路17の流路断面積よりも大きい。
第2液体混合装置1bは、供給された高温水と低温水とを所定の温度に混合させる混合弁体6b、混合弁体6bを駆動させる駆動装置5b、接続体40から流入した高温水が混合弁体6bに向かって流れる湯流入路2b、接続体40から流入した低温水が混合弁体6bに向かって流れる水流入路3b、混合弁体6bで混合された湯水を流出する混合水出口流路4b、を備えている。
湯流入路2bは、接続体40の第2湯流路19と接続されることにより高温水流路(第1液体流路)81を形成する。なお、湯流入路2bの流路断面積は、第2湯流路19の流路断面積よりも大きい。また、水流入路3bは、接続体40の第2水流路20と接続されることにより、低温水流路(第2液体流路)82を形成する。なお、水流入路3bの流路断面積は、第2水流路20の流路断面積よりも大きい。
以上から、高温水が流れる流路の断面積は、高温水分岐部10から混合弁体6aおよび混合弁体6bに向かって、次第に大きくなる。また、低温水が流れる流路の断面積は、低温水分岐部11から混合弁体6aおよび混合弁体6bに向かって、次第に大きくなる。
ここで、液体混合装置の複合体7において、高温水分岐部10の中心と混合弁体6aの中心との間の距離をLh1、高温水分岐部10の中心と混合弁体6bの中心との間の距離をLh2とすると、Lh1とLh2とは、略同一となるように形成されている。また、低温水分岐部11の中心と混合弁体6aの中心との間の距離をLb1とし、低温水分岐部11の中心と混合弁体6bの中心との間の距離をLb2とすると、Lb1とLb2とは略同一となるように形成されている。さらに、液体混合装置の複合体7は、距離Lh1、距離Lh2、距離Lb1、距離Lb2が略同一となるように形成されている。これにより、液体混合装置の複合体7において、各々の分岐部から各々の混合弁体に向かって流れる湯水の圧力損失が均等になり、各々の液体混合装置で混合される湯水の温度の安定化を図ることができる。
また、液体混合装置の複合体7において、第1液体混合装置1a側に形成される高温水流路71と低温水流路72とは、混合弁体6aを挟んで並列に配置されている。さらに、混合弁体6aは、その一部が、高温水流路71および低温水流路72に突出するように配置されている。
また、液体混合装置の複合体7において、第2液体混合装置1b側に形成される高温水流路81と低温水流路82とは、混合弁体6bを挟んで並列に配置されている。さらに、混合弁体6bは、その一部が、高温水流路81および低温水流路82に突出するように配置されている。
以上のように構成された液体混合装置の複合体7について以下、その動作、作用を説明する。
まず、第1液体混合装置1aの動作を説明する。液体混合装置の複合体7に高温水供給口8を介して供給された高温水は、高温水分岐部10にて分流され、高温水流路71へ供給される。また、液体混合装置の複合体7に低温水供給口9を介して供給された低温水は、低温水分岐部11にて分流され、低温水流路72へ供給される。
第1液体混合装置1aに流入した高温水と低温水とは、所定の温度の湯水を生成するために、開口部の開口面積が調整された混合弁体6aに流入して混合される。混合された湯水は、混合水出口流路4aを通り、第1液体混合装置1aから流出する。
次に、第2液体混合装置1bの動作を説明する。液体混合装置の複合体7に高温水供給口8を介して供給された高温水は、高温水分岐部10にて分流され、高温水流路81へ供給される。また、液体混合装置の複合体7に低温水供給口9を介して供給された低温水は、低温水分岐部11にて分岐され低温水流路82へ供給される。
第2液体混合装置1bに流入した高温水と低温水とは、所定の温度の湯水を生成するために、開口部の開口面積が調整された混合弁体6bに流入して混合される。混合された湯水は、混合水出口流路4bを通り、第2液体混合装置1bから流出する。
ここで、液体混合装置の複合体7は、距離Lh1、距離Lh2、距離Ll1、距離Ll2の距離が略同一となるように形成されている。これにより、液体混合装置の複合体7を、各々の分岐部から各々の混合弁体に向かって流れる湯水の圧力損失を均等にすることができるので、各々の液体混合装置において、湯水の混合が同時に行われても、各々の液体混合装置で混合される湯水の温度の安定化を図ることができる。
さらに、第1液体混合装置1aにおいて、高温水流路71と低温水流路72とが混合弁体6aを介して並列に配置され、混合弁体6aが高温水流路71と低温水流路72とに突出していることにより、混合弁体6aでの湯水の混合形態が渦流となって攪拌作用が向上する。よって、液体の流量が少ない場合でも混合された湯水の温度を安定させることができる。これは第2液体混合装置においても同様である。
また、第1液体混合装置1aおよび第2液体混合装置1bが、高温水供給口8、低温水供給口9、高温水分岐部10、低温水分岐部11を共用することにより、第1液体混合装置1aおよび第2液体混合装置1bを、接続体40を介して一体に構成することができる。さらに、混合弁体6aを高温水流路71と低温水流路72とに突出させ、混合弁体6bを高温水流路81と低温水流路82とに突出させることで、液体混合装置の複合体7を小型化、低コスト化することができる。
なお、本実施の形態の液体混合装置の複合体7は、混合水出口流路4aと混合水出口流路4bとを、高温水流路および低温水流路を挟んで異なる側に形成しているが、混合水出口流路4aと混合水出口流路4bとを同一の方向へ配置してもよい。
また、本実施の形態では、高温水分岐部10および低温水分岐部11による分流方向を2方向としているが、それ以上の方向に向けて分流してもよい。
また、本実施の形態の高温水分岐部10に対する高温水供給口8および低温水分岐部11に対する低温水供給口9の向きは自在に変更することが可能であり、その場合においても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、液体混合装置1および、液体混合装置の複合体7を備えた貯湯式給湯機について説明する。
図3は、本発明の実施の形態における液体混合装置の複合体7を備えた貯湯式給湯機の構成図である。
図3に示すように、本実施の形態における貯湯式給湯機は、ヒートポンプユニット等の熱源ユニット30と貯湯ユニット31とを備えている。
貯湯ユニット31の内部には、貯湯タンク32と貯湯タンク32へ水を供給する給水管33と、貯湯タンク32の下部から熱源ユニット30へ水を送水する循環ポンプ34とが配置されている。貯湯タンク32の下部、循環ポンプ34、熱源ユニット30、貯湯タンク32の上部が配管で環状に接続され循環水路35が形成される。
貯湯タンク32の上部には、貯湯タンク32に貯留された高温水が流出する出湯管36が接続され、出湯管36の他端は、第1液体混合装置1aと第2液体混合装置1bとを備える液体混合装置の複合体7の高温水供給口8に接続される。また、液体混合装置の複合体7の低温水供給口9には、給水管33から分岐した給水バイパス管33aが接続される。
第1液体混合装置1aの混合水出口流路4aには、カラン50やシャワーヘッドなどの給湯端末に接続される給湯管51が接続される。出湯管36、給水バイパス管33a、液体混合装置の複合体7、給湯管51によって給湯回路が形成される。
第2液体混合装置1bの混合水出口流路4bには、浴槽60に湯水を供給する風呂注湯管61が接続される。風呂注湯管61には、風呂注湯管61を開閉可能に構成する風呂注湯弁61aが配置される。出湯管36、給水バイパス管33a、液体混合装置の複合体7、風呂注湯管61によって風呂回路が形成される。
これにより、給湯端末に供給する湯水の流量が少ない場合でも、第1液体混合装置1aによって湯水の撹拌作用が向上し、給湯温度の安定化を図ることができる。
また、給湯端末および浴槽に対して同時に湯水を供給する場合でも、液体混合装置の複合体7により、第1液体混合装置1aと第2液体混合装置1bとに供給される高温水、低温水の流れの圧力損失を均等にすることができ、混合弁体6a、混合弁体6bにおいて混合される湯水の温度を安定化させることができる。
なお、本実施の形態における貯湯式給湯機は、液体混合装置の複合体7を備えた構成としている。ここで、貯湯タンク32と出湯管36との接続箇所よりも鉛直下方の貯湯タンク32から、貯湯タンク32の内部に貯留された中温水を流出させる中温出湯管(図示せず)を備えていてもよい。中温出湯管を備える場合には、さらに液体混合装置1を設ける。ここで、中温水とは、出湯管36から流出する高温水よりも温度が低く、給水管33から貯湯タンク32の下部に供給される低温水よりも温度が高い湯水である。このとき、中温出湯管は、一端が貯湯タンク32に接続され、他端が液体混合装置1を介して出湯管36に接続される。この場合、一端が貯湯タンク32に接続された出湯管36の他端を湯流入路2に接続し、中温出湯管の他端を水流入路3に接続すればよい。さらに、混合水出口流路4に、一端が液体混合装置の複合体7に接続された出湯管36の他端を接続すればよい。
以上のように、本発明に係る液体混合装置は、液体を均一に混合することができ、異なる温度の液体を混合させた場合には、混合された液体の温度を均一にすることができるとともに、コンパクト化を実現することができるので、電気温水器やガス、石油給湯機の用途にも適応できる。
1、1a、1b 液体混合装置
2、2a、2b 湯流入路(第1液体流入路)
3、3a、3b 水流入路(第2液体流入路)
4、4a、4b 混合水出口流路(混合液体出口流路)
5、5a、5b 駆動装置
6、6a、6b 混合弁体
7 液体混合装置の複合体
8 高温水供給口(第1液体供給口)
9 低温水供給口(第2液体供給口)
10 高温水分岐部(第1液体分岐部)
11 低温水分岐部(第2液体分岐部)
16 第1湯流路
17 第1水流路
19 第2湯流路
20 第2水流路
30 熱源ユニット
31 貯湯ユニット
32 貯湯タンク
33 給水管
33a 給水バイパス管
34 循環ポンプ
35 循環水路
36 出湯管
40 接続体
50 カラン(給湯端末)
51 給湯管
60 浴槽(給湯端末)
61 風呂注湯管
61a 風呂注湯弁
71、81 第1液体流路(高温水流路)
72、82 第2液体流路(低温水流路)

Claims (2)

  1. 第1液体と第2液体との混合比を調整する混合弁体(6a、6b)と、
    前記第1液体が前記混合弁体(6a、6b)へと流れる第1液体流入路(2a、2b)と、
    前記第2液体が前記混合弁体(6a、6b)へと流れる第2液体流入路(3a、3b)と、
    前記混合弁体(6a、6b)を駆動させる駆動装置(5a、5b)と、
    前記混合弁体(6a、6b)で混合された液体が流出する混合液体出口流路(4a、4b)と、をそれぞれ複数備え、
    前記複数の第1液体流入路(2a、2b)と前記複数の第2液体流入路(3a、3b)とが、前記第1液体を分流する第1液体分岐部(10)と前記第2液体を分流する第2液体分岐部(11)とを有する接続体(40)にて、それぞれ接続されることで形成される第1液体流路(71、81)と第2液体流路(72、82)とを有し、
    前記第1液体流路(71、81)と前記第2液体流路(72、82)とは、前記複数の混合弁体(6a、6b)を挟んで並列になるように配置されているとともに、
    前記複数の混合液体出口流路(4a、4b)が、前記第1液体流路(71、81)および前記第2液体流路(72、82)を挟んで異なる側または同一側に配置されていることを特徴とする液体混合装置。
  2. 請求項1に記載の液体混合装置と、
    湯水を貯留する貯湯タンク(32)と、
    前記貯湯タンク(32)に貯留された湯水を加熱する熱源ユニット(30)と、を備えた貯湯式給湯機。
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