JP6281462B2 - サイドエアバッグを備えた可動式アームレスト付き車両用シート - Google Patents
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Description
乗員の頭部から腰部までを保護可能な大容量のSABであり、かつアームレスト側面から側方へ膨張展開させる構成である。このため、高速側突(60km/h SUV側突)のように衝撃力が大きい側突では、車両のBピラーやドアの侵入速度が速く、SABを早期に展開完了させることが困難である。また、アームレスト格納時においては、アームレスト使用時と異なり、SABが展開したとしても乗員を広範囲にわたって保護することができない。したがって、乗員保護性能の観点から改善の余地がある。
(1) 本発明の、サイドエアバッグを備えた可動式アームレスト付き車両用シートでは、前記アームレストは、前記シートに対して、シートバックから車両前方に向かって延びる使用位置と該使用位置から上方に回動した格納位置とに回動可動とされている。
前記アームレストの上部に、前記使用位置にあるときにおける前記アームレストの上方領域に膨張展開可能な上方エアバッグが設けられている。
前記アームレストの下部に、前記使用位置にあるときにおける前記アームレストの下方領域に膨張展開可能な下方エアバッグが設けられている。
前記シートのシートクッションの側部またはシートバックの下部に、前記使用位置にあるときにおける前記アームレストの下方領域に膨張展開可能なシートエアバッグが設けられている。
前記アームレストが前記使用位置にあるとき、前記上方エアバッグおよび前記下方エアバッグが膨張展開するよう構成されるか、または前記上方エアバッグおよび前記シートエアバッグが膨張展開するよう構成されている。
前記アームレストが前記格納位置にあるとき、前記下方エアバッグおよび前記シートエアバッグが膨張展開するよう構成されている。
アームレストの上部に上方エアバッグ、アームレストの下部に下方エアバッグが夫々設けられ、シートクッションの側部またはシートバックの下部にシートエアバッグが設けられている。そのため、各エアバッグの容量を従来に比べて小さくできる。そのため、エアバッグを従来に比べて早期に展開完了させることができる。
本発明実施例の車両用シート10は、図1に示すように、サイドエアバッグ(以下、SABともいう)30を備えた可動式アームレスト20付きの車両用シートである。
以上の構成は、本発明実施例1だけでなく、本発明の他の実施例にも適用される。
図2、図3に示すように、上方エアバッグ31および下方エアバッグ32が膨張展開するよう構成されるか、または上方エアバッグ31およびシートエアバッグ33が膨張展開するよう構成されている。なお、図2、図3では、上方エアバッグ31および下方エアバッグ32が膨張展開する場合を示している。そのため、上方エアバッグ31により乗員Pの胸部を側方から保護できる。また、下方エアバッグ32またはシートエアバッグ33により乗員Pの腰部を側方から保護できる。よって、SAB30により乗員Pの胸部から腰部を保護できる。なお、膨張展開した際、上方エアバッグ31と、下方エアバッグ32またはシートエアバッグ33とは、互いに非接触となっており干渉し合うことは抑制される。また、下方エアバッグ32とシートエアバッグ33の一方のみが膨張展開するため、両エアバッグ32,33が干渉し合うことは抑制される。
図4に示すように、上方エアバッグ31は膨張展開しない。下方エアバッグ32およびシートエアバッグ33が膨張展開するよう構成されている。格納位置20bにあるアームレスト20は車幅方向から見ると乗員Pの胸部の車両後側にあるため、膨張展開した下方エアバッグ32により乗員Pの胸部(腹部を含んでいてもよい)を側方から保護できる。また、シートエアバッグ33により乗員Pの腰部を側方から保護できる。よって、上記(A1)と同様に、SAB30により乗員Pの胸部から腰部を保護できる。なお、膨張展開した際、下方エアバッグ32およびシートエアバッグ33は互いに非接触となっており干渉し合うことは抑制される。
アームレスト20の上部に上方エアバッグ31、アームレスト20の下部に下方エアバッグ32が夫々設けられ、シートクッション11の側部またはシートバック12の下部にシートエアバッグ33が設けられている。そのため、各エアバッグ31,32,33の容量を従来に比べて小さくできる。そのため、エアバッグを従来に比べて早期に展開完了させることができる。
本発明実施例2が構成において本発明実施例1と異なる点は、図7に示すように、SAB30が上方エアバッグ31および下方エアバッグ32のみであり、シートエアバッグ33を有さない点である。
図9に示すように上方エアバッグ31のみが膨張展開するよう構成されるか、または、図8に示すように上方エアバッグ31および下方エアバッグ32が膨張展開するよう構成されている。そのため、上方エアバッグ31により乗員Pの胸部を側方から保護できる。また、下方エアバッグ32が膨張展開するときには、下方エアバッグ32により乗員Pの腰部も側方から保護できる。なお、上下エアバッグ31,32の両方が膨張展開する場合、膨張展開した上下エアバッグ31,32は互いに非接触となっており干渉し合うことは抑制される。
図10に示すように、上方エアバッグ31は膨張展開しない。下方エアバッグ32のみが膨張展開するよう構成されている。格納位置20bにあるアームレスト20は車幅方向から見ると乗員Pの胸部の車両後側にあるため、膨張展開した下方エアバッグ32により乗員Pの胸部(腹部を含んでいてもよい)を側方から保護できる。よって、上記(B1)の上方エアバッグ31と同様に、下方エアバッグ32により乗員Pの胸部を保護できる。
アームレスト20の上部に上方エアバッグ31、アームレスト20の下部に下方エアバッグ32が夫々設けられている。そのため、各エアバッグ31,32の容量を従来に比べて小さくできる。そのため、エアバッグを従来に比べて早期に展開完了させることができる。
11 シートクッション
12 シートバック
13 ヘッドレスト
20 アームレスト
20a 使用位置
20b 格納位置
30 サイドエアバッグ
31 上方エアバッグ
32 下方エアバッグ
33 シートエアバッグ
P 乗員
P1 軸芯
Claims (1)
- サイドエアバッグを備えた可動式アームレスト付き車両用シートにおいて、
前記アームレストは、前記シートに対して、シートバックから車両前方に向かって延びる使用位置と該使用位置から上方に回動した格納位置とに回動可動とされており、
前記アームレストの上部に、前記使用位置にあるときにおける前記アームレストの上方領域に膨張展開可能な上方エアバッグが設けられており、
前記アームレストの下部に、前記使用位置にあるときにおける前記アームレストの下方領域に膨張展開可能な下方エアバッグが設けられており、
前記シートのシートクッションの側部またはシートバックの下部に、前記使用位置にあるときにおける前記アームレストの下方領域に膨張展開可能なシートエアバッグが設けられており、
前記アームレストが前記使用位置にあるとき、前記上方エアバッグおよび前記下方エアバッグが膨張展開するよう構成されるか、または前記上方エアバッグおよび前記シートエアバッグが膨張展開するよう構成されており、
前記アームレストが前記格納位置にあるとき、前記下方エアバッグおよび前記シートエアバッグが膨張展開するよう構成されている、車両用シート。
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