JP6289863B2 - 防湿剤、セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム - Google Patents
防湿剤、セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6289863B2 JP6289863B2 JP2013222468A JP2013222468A JP6289863B2 JP 6289863 B2 JP6289863 B2 JP 6289863B2 JP 2013222468 A JP2013222468 A JP 2013222468A JP 2013222468 A JP2013222468 A JP 2013222468A JP 6289863 B2 JP6289863 B2 JP 6289863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- cellulose
- substituted
- moisture
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 0 Cc1c(*)c(C(O*)=O)c(*)c(*)c1* Chemical compound Cc1c(*)c(C(O*)=O)c(*)c(*)c1* 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(式(1)中、X1〜X5は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換または無置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換または無置換の炭素数1〜10のアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基を表し、Rは置換または無置換の炭素数7〜18のフェニルアルキル基、置換または無置換の炭素数3〜12のシクロアルキル基を表し、かつ、X1〜X5のうち少なくとも1つはヒドロキシ基であって、X1およびX3のうち少なくとも一方は、水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換または無置換の炭素数1〜10のアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基を表し、Rは置換または無置換の炭素数7〜18のフェニルアルキル基、置換または無置換の炭素数3〜12のシクロアルキル基)で表されることを特徴とするものである。
本発明の防湿剤は、下記式(1)、
で表される。ここで、式(1)中、X1〜X5は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換または無置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換または無置換の炭素数1〜10のアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基を表し、Rは置換または無置換の炭素数7〜18のフェニルアルキル基、置換または無置換の炭素数3〜12のシクロアルキル基を表し、かつ、X1〜X5のうち少なくとも1つはヒドロキシ基である。
本発明の樹脂組成物は、セルロース系樹脂100質量部に対して、本発明の防湿剤が1〜30質量部含有されてなるものである。本発明の防湿剤の含有量が1質量部未満では防湿効果が十分に発揮されず、一方、30質量部を超えて使用した場合には、ブリードを生じるため、好ましくない。なお、本発明の樹脂組成物においては、本発明の防湿剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
および式(3)〜(11)を用いて例示するが、これらに限定されるものではない。なお、これらポリエステル系可塑剤は単独で用いてもよく、2種類以上を混合物として用いてもよい。また、下記の可塑剤−1〜4にあっては、混合物のカッコ内はモル比を示す。
本発明のフィルムは、上記本発明のセルロース系樹脂組成物が成形されてなるものである。本発明のフィルムは、セルロース系樹脂の樹脂フィルムであるが、本発明の防湿剤が添加されているため、優れた防湿効果を示す。以下、本発明のフィルムの製造方法について説明するが、以下の方法により限定されるものではない。
残留溶剤量=〔(加熱処理前のフィルム質量−加熱処理後のフィルム質量)/(加熱処理後のフィルム質量)〕×100(%)
なお、残留溶剤量を測定する際の加熱処理とは、フィルムを115℃で1時間加熱することをいう。また、セルロースエステルフィルムの乾燥工程においては、支持体より剥離したフィルムを更に乾燥し、残留溶剤量を3質量%以下にすることが好ましく、0.5質量%以下がより好ましい。フィルム乾燥工程では一般にロール懸垂方式か、テンター方式でフィルムを搬送しながら乾燥する方式を採ることができる。
セルローストリアセテート100質量部(酢化度61%、重合度260)、および下記の表1、2記載の化合物15質量部を、メチレンクロライド400質量部とメチルアルコール100質量部とからなる混合溶剤に撹拌しながら均一に溶解させ、各種揮散性評価用およびフィルム作成用ドープ液を調製した。次いで、得られたドープ液をガラス板上に約80μmになるように流延し、室温で16時間乾燥させた後、50℃で1時間乾燥させ、さらに120℃で1時間乾燥させ、各種評価フィルムを得た。得られたフィルムの膜厚はいずれも約80μmであった。
セルローストリアセテートを100質量部(酢化度61%、重合度260)、下記の表3記載の比較化合物および可塑剤を同表中の質量部で、メチレンクロライド400質量部とメチルアルコール100質量部とからなる混合溶剤に撹拌しながら均一に溶解させ、各種揮散性評価用およびフィルム作成用ドープ液を調製した。以下、上記と同様の手法でフィルムを同膜厚で作製した。
上記の方法で得られたフィルムを、JIS Z 0208に記載の方法に従い、透湿度を測定した。測定条件は40℃、相対湿度80%である。得られた評価結果を下記の表1〜表3に併記する。
Claims (4)
- 下記式(1)、
(式(1)中、X1〜X5は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、置換または無置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換または無置換の炭素数1〜10のアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基を表し、Rは置換または無置換の炭素数7〜18のフェニルアルキル基、置換または無置換の炭素数3〜12のシクロアルキル基を表し、かつ、X1〜X5のうち少なくとも1つはヒドロキシ基であって、X 1 およびX 3 のうち少なくとも一方は、水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換または無置換の炭素数1〜10のアルコキシ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基を表し、Rは置換または無置換の炭素数7〜18のフェニルアルキル基、置換または無置換の炭素数3〜12のシクロアルキル基)で表されることを特徴とする防湿剤。 - セルロース系樹脂100質量部に対して、請求項1記載の防湿剤が1〜30質量部含有されてなり、かつ、前記セルロース系樹脂が、セルロースアシレートであることを特徴とするセルロース系樹脂組成物。
- 前記セルロース系樹脂100質量部に対し、可塑剤が1〜30質量部含有されてなる請求項2記載のセルロース系樹脂組成物。
- 請求項2または3記載のセルロース系樹脂組成物が成形されてなることを特徴とするフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013222468A JP6289863B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 防湿剤、セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013222468A JP6289863B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 防湿剤、セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015083643A JP2015083643A (ja) | 2015-04-30 |
| JP6289863B2 true JP6289863B2 (ja) | 2018-03-07 |
Family
ID=53047418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013222468A Expired - Fee Related JP6289863B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 防湿剤、セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6289863B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841820A (ja) * | 1981-09-05 | 1983-03-11 | Teikoku Chem Ind Corp Ltd | 潰瘍治療剤 |
| JPS60166482A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録材料 |
| JPS60176792A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録材料 |
-
2013
- 2013-10-25 JP JP2013222468A patent/JP6289863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2015083643A (ja) | 2015-04-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6289865B2 (ja) | セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム | |
| JP5551618B2 (ja) | セルロース系樹脂組成物およびセルロース系樹脂フィルム | |
| JP5469079B2 (ja) | セルロース系樹脂組成物およびセルロース系樹脂フィルム | |
| EP2848646B1 (en) | Cellulose resin composition | |
| JP5312812B2 (ja) | セルロース系樹脂組成物およびセルロース系樹脂フィルム | |
| JP5430860B2 (ja) | セルロース系樹脂組成物およびセルロース系樹脂フィルム | |
| JP2009173740A (ja) | セルロース系樹脂組成物およびセルロース系樹脂フィルム | |
| JP6616563B2 (ja) | リタデーション上昇剤、これを用いたセルロース系樹脂組成物、およびフィルム | |
| JP2009173741A (ja) | セルロース系樹脂組成物およびセルロース系樹脂フィルム | |
| JP6092116B2 (ja) | 延伸光学補償フィルム | |
| JP6289863B2 (ja) | 防湿剤、セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム | |
| JP6289864B2 (ja) | 防湿剤 | |
| JP6243189B2 (ja) | セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム | |
| JP6289862B2 (ja) | 防湿剤、セルロース系樹脂組成物、およびこれを用いたフィルム | |
| JP6351945B2 (ja) | セルローストリアセテート樹脂用防湿剤、セルローストリアセテート樹脂組成物、およびフィルム | |
| JP5914059B2 (ja) | セルロース系樹脂組成物及びフィルム | |
| JP6121811B2 (ja) | リタデーション上昇剤 | |
| JP2014224962A (ja) | リタデーション上昇剤 | |
| JP5882775B2 (ja) | セルロース系樹脂組成物及びフィルム | |
| JP2015025039A (ja) | セルロース系樹脂組成物 | |
| JP2014218611A (ja) | セルロース系樹脂組成物及びフィルム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160913 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170731 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170905 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171102 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180206 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180207 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6289863 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |
