JP6320023B2 - 黒鉛粉の製造装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、炭素粉を材料としてこれを黒鉛化するための黒鉛粉の製造装置及びその方法に関するものである。
黒鉛粉末は優れた熱伝導性や導電性、耐熱性、耐薬品性などを有していることから炭素質耐火物、セラミック材料、樹脂などの複合材料の特性改善のためにフィラー材として使用される。また、近年ではその黒鉛の結晶性や電気化学的安定性などからリチウムイオン二次電池の負極材として広く使用されており、黒鉛粉は電池材料としてその需要が将来的に益々高まることが予想されている。
黒鉛は、天然の黒鉛と、工業的に製造する人造の黒鉛とに大別される。人造の黒鉛とは、非晶質の炭素を2000℃以上の高温で加熱する黒鉛化処理を施すことによって、非晶質の炭素を、3次元規則構造の黒鉛結晶を持つ黒鉛質炭素にしたものである。工業的に黒鉛粉末を得る方法としては、炭素粉末を黒鉛るつぼなどの耐熱容器に充填し、その容器をアチソン炉形式の炉に装填して2500〜3000℃の温度でバッチ方式により黒鉛化する方法がある(例えば、特許文献1や特許文献2など)。以下、バッチ方式の従来技術について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、アチソン炉13は、耐火煉瓦作りの水泳プールほどの大きさの炉であり、この炉の両端部に電極14を配置する。炉の中にはパッキングコークスと呼ばれる充填材15を隙間無く充填し、充填材15の中に埋めるようにして、炭素粉を詰めた直方体状の箱16を複数並べる。電極14が通電すると、充填材15がジュール熱により発熱し、箱16内の炭素粉が充填材15からの熱を間接的に受け、これにより炭素粉を黒鉛化して、黒鉛粉を製造する。
一方、連続方式で黒鉛粉末を得る方法としては、円筒状の発熱体に通電して発熱させ、その円筒内を通る炭素粉を円筒状発熱体からの輻射伝熱により加熱処理する方法や、黒鉛化炉内に複数の対となる電極を構成し、その電極間を通電し発熱させて、その電極の内側を被熱処理物が通過することによって熱処理する方法などがある。
特許第4666876号公報 特開平11−236205号公報
しかしながら、従来技術には、次のような課題が指摘されていた。すなわち、アチソン炉13においては、バッチ方式であるため、製造サイクルが長い、電力コストが高い、炉詰め位置による処理温度のバラツキ発生、生産性が低いなどの課題があった。
また、アチソン炉13では、炭素粉を箱16に詰める作業と、この箱16を炉の中に入れた後その箱16を埋め込むように充填材を詰め込み、最終的に箱16を充填材15に埋める作業を行っている。これらの作業は非常に作業性が低かった。しかも、これら一連の作業では、炭素粉が舞い上がるなどして作業環境が悪く、作業性の面での課題が大きかった。
一方、連続方式においては、炭素粉末は伝熱性が悪いため温度が不均一になりやすく、また、粉末であるがゆえに炉内に静止層を生じやすい。さらには、発生ガスにより熱処理過程で粉末が凝結・堆積することによる閉塞の問題が起こりやすいなど、生産性の高い効率的な長期間の連続操業が実際上は困難であった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであって、バッチ方式の間接通電方式ではなく連続式の直接通電方式を、長期に亘り実施しても、炭素粉が炉内で閉塞することなく加熱処理を継続することが可能であり、生産性及び作業性の向上を図った黒鉛粉の製造装置及びその方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る黒鉛粉の製造装置は、次の構成要素(a)〜()を有している。
(a)原料である炭素粉と固形バインダーを混合した混合物に液状バインダーを加えて捏合して捏合物を生成する捏合部。
(b)前記捏合物を径の大きさが4mm以上の造粒炭とする造粒部。
(c)加熱処理する前の前記造粒炭を加熱硬化させる硬化処理部
(d)乾燥した前記造粒炭を加熱処理する熱処理部。
(e)黒鉛化した前記造粒炭を解砕して黒鉛粉とする粉生成部。
(f)前記硬化処理部が前記造粒炭を加熱硬化させる硬化処理温度は170℃未満とする。
また、前記固形バインダーは3重量%以上10重量%未満であることが好ましい。また、前記造粒炭の径の大きさは、10mm以上がさらに好ましい。さらに、前記造粒炭は、表面が滑らかな円柱状で、その形状および大きさが均質であることが好ましい。また、本発明は、上記の製造装置を用いた黒鉛粉の製造方法もその態様である。
本発明によれば、炭素粉とバインダーとを混合、捏合して造粒することで加熱処理中に閉塞が起き難い造粒炭を作り、その上で、造粒炭を加熱処理して黒鉛化し、最終的に黒鉛化した造粒炭を砕くことによって黒鉛粉を連続して得ることができ、これにより、黒鉛粉の生産性及び作業性を高めることが可能である。
本発明に係る第1の実施形態の黒鉛粉の製造装置及びその処理工程を示すブロック図。 第1の実施形態の熱処理部及び冷却部の構成図。 従来のアチソン炉の平面図。
以下、本発明の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
(1)第1の実施形態
[構成]
図1に示すように、第1の実施形態に係る黒鉛粉の製造装置には、捏合部1、造粒部2、硬化処理部3、熱処理部4、冷却部5、粉生成部6、検査部7が設けられている。また、黒鉛粉の製造装置において、捏合部1に隣接して原料タンク8及び粉砕部9が設けられている。
原料タンク8には原料Mが収容されている。粉砕部9は原料タンク8から原料Mを受け取り、これを砕いて炭素粉Aとする機器、例えばボールミル、ジェットミル、ハンマーミル、ターボミルなどである。粉砕部9の下部には原料供給管11が取り付けられており、原料供給管11を介して捏合部1へ炭素粉Aを供給するようになっている。
[捏合部]
捏合部1は、例えば双腕型バッチ式ニーダーなどの捏合機から構成される。原料である炭素粉AとバインダーB1、B2と、水あるいは温水B3とを取り入れるニーダー10が設けられている。ニーダー10の上方には、粉砕部9から炭素粉Aを供給する原料供給管11と、バインダーB1およびバインダーB2を供給するバインダー供給管12aおよび水あるいは温水B3を供給する水供給管12bとが設置されている。バインダーB1は固形バインダーであり、種類としては、でんぷん粉末があり、特にαコーンスターチ粉が好適である。バインダーB2は液状バインダーであり、例えばPVA溶液などがある。
[造粒部]
造粒部2は、例えばディスクペレッタなどの造粒機から構成される。ディスクペレッタとは、粒体の材料となる捏合物Cを、回転するローラーで加圧してディスクに押し込み、ディスクに開けられた孔から押し出すなどして、捏合物Cを原料として、所定の形状及び大きさを持つ造粒炭Dを生成するものである。ここで、造粒炭Dは、表面が滑らかな円柱状で、その形状および大きさが均質なものとする。
[硬化処理部]
硬化処理部3は、図1では単なるブロックで示しているが、例えばコンベア式の連続乾燥機から構成される。乾燥機としては、熱風を吹き出す送風機や電気ヒーターなどから構成される。バインダーB1がでんぷん、バインダーB2がPVA溶液である時、硬化処理部3での処理温度は170℃未満とする。
[熱処理部]
熱処理部4は本実施形態の主要部であって、図2の拡大図も参照して説明する。熱処理部4は、硬化させた造粒炭Dを取り込み、加熱処理してこれを黒鉛化する部分である。熱処理部4は、直接通電加熱方式の縦型連続熱処理炉であって、炉に投入された造粒炭Dに直接通電させ、その抵抗発熱(ジュール熱)により発熱させるようになっている。
図2に示すように、熱処理部4には、炉体断熱部4cが設けられている。炉体断熱部4c上部には円柱状の上部電極4aが取り付けられ、炉体断熱部4c下部には円筒状の下部電極4bが取り付けられている。電極には炭素質、黒鉛質の何れも使用可能であるが、人造黒鉛電極が好ましく用いられる。流す電流は交流または直流どちらでも良く、また直流の場合であってはプラスとマイナスで相対するものであれば上部電極と下部電極の極性はどちらでも良い。上部電極4aの下端部と、下部電極4bの上端部とに挟まれた領域が発熱ゾーン4dとなる。
炉体断熱部4cにおいて発熱ゾーン4dの上方には造粒炭Dを投入するための投入部4eが設置されている。発熱ゾーン4dを通過することにより造粒炭Dは、黒鉛化した造粒炭D1となる。下部電極4bの円筒部分によって、この黒鉛化した造粒炭D1の排出部4fが形成される。投入部4eの径は排出部4fの径よりも大きく、例えば、投入部4eの管内径が下部電極4bの管内径の1〜2倍に設定され、好ましくは1.5倍以下に設定される。
熱処理部4は投入部4eから下部電極4bの円筒部分にかけて徐々に口径が下部電極径に合うようにスロープ状または段差を持つ中空部分となっている。また、上部電極4aには長手方向(図2の上下方向)に貫通して、ガス吹込み孔4gが形成されている。ガス吹込み孔4gは、ここから熱処理部4の炉内に、アルゴンガスや窒素ガスなどの不活性ガスを吹き込むように構成されている。
[冷却部]
冷却部5は、図2に示すように、円筒形の水冷ジャケット5aと、水冷ジャケット5a下部に取り付けられたフード部5dと、フード部5d内に収納された水冷盤5bとから構成されている。水冷ジャケット5aは、加熱部4の下部電極4bの下部に取り付けられている。つまり、水冷ジャケット5aは熱処理部4の下部に接続されている。フード部5dは上側がディスク状、下側が漏斗状に形成されており、下部に設けた小径の開口部5eから、黒鉛化した造粒炭D1を排出するように構成されている。
また、水冷ジャケット5aの上端部付近にはガス吹込み孔5cが設置されている。ガス吹込み孔5cは、排出部4fを通って熱処理部4の炉内へ、アルゴンガスや窒素ガスなどの不活性ガスを供給するように構成されている。水冷盤5bは水冷ジャケット5aの下方に設置されている。水冷盤5bの径は水冷ジャケット5aの径よりも大きく設定されている。これら水冷ジャケット5a及び水冷盤5bには内部に冷却水が流れる配管(図示せず)が配置されている。水冷盤5bの上には回転羽根(図示せず)が設置されており、黒鉛化した造粒炭D1が定量排出される。
[粉生成部]
粉生成部6は、冷却部5の後方に配置されている(図1に図示)。粉生成部6は、黒鉛化した造粒炭D1を解砕して黒鉛粉Eを生成する部分であって、例えばターボミル(フロイント・ターボ株式会社製)などを使用する。なお、ここで言う解砕とは粒子を複数結合した造粒炭1個を、複数個に分離して元の粒子1個、すなわち粒子1個の大きさに戻す操作を指す。これに対して、粉砕とは粉状の粒子1個をさらに複数個に破壊する操作、すなわち1個の粒子をさらに小さくする操作を指す。
[検査部]
検査部7には、X線測定器が設けられている。X線測定器は、層間距離d002、結晶子の大きさLc、Laなどの黒鉛粉Eの黒鉛化度を測定するものである。
[製造方法]
第1の実施形態では、以上の黒鉛粉の製造装置を用いて、次のようにして黒鉛粉を製造する。
[原料粉砕工程]
粉砕部9が原料粉砕工程を行う。原料粉砕工程では粉砕部9が原料タンク8から原料Mを取り入れ、これを砕いて炭素粉Aとする。原料Mの種類としては、例えば無煙炭、カルサイン石炭コークス、カルサイン石油コークスおよびこれらの混合物や、石炭コークス、石油コークスの生コークスなどを使用する。
また、炭素粉Aの平均粒径としては、例えば微粉品種としては7μm〜74μmの範囲で設定され、また粉体品種としては74μm〜1000μmの範囲とするなど、任意に設定することができる。炭素粉Aの粒度分布としては、例えばd10:4μm、d50:7μm、d90:12μmなどがある。
[捏合工程]
捏合部1が捏合工程を行う。捏合工程では、原料供給部11から炭素粉Aを、バインダー供給管12aからバインダーB1であるαコーンスターチを、それぞれニーダー10に取り入れ、両者を5分間混ぜ合わせる。炭素粉Aと、αコーンスターチとの混合比率は、炭素粉Aが100に対し、αコーンスターチを3〜10の範囲とする。炭素粉Aとαコーンスターチとを混合させたものを混合粉と呼ぶ。混合方法において特に限定はなく、混合時間は炭素粉AとバインダーB1が十分に練り合わされる時間に設定すればよい。
この混合粉に対して、バインダー供給管12aからバインダーB2であるPVA10%溶液を、水供給管12bから水あるいは温水B3を、それぞれ加え、混ぜ合わせたものを、ニーダー10でこね合わせる捏合処理を20分間行う。捏合方法において特に限定はなく、捏合時間は混合粉とバインダーB2が十分練り合わされる時間に設定すればよい。このとき、混合骨材とPVA10%溶液と水の混合比率は、炭素粉Aを100としたとき、PVA10%溶液を5〜20の範囲、水を5〜20の範囲とする。
造粒部2において良好な造粒炭Dを得るためには、バインダーB1およびバインダーB2は炭素粉Aとよく混じり、適正な圧力で造粒できるようにしなければならない。また、熱処理部4での加熱処理を受ける際にも、ある程度の強度が要求されるので、バインダーB1およびバインダーB2には結合剤としての働きも求められる。
このため、バインダーB1およびバインダーB2を合わせたバインダー量が過少であれば結合や造粒が不十分となり、過大となれば造粒炭形状に歪みが生じたり、乾燥前に造粒炭同士が付着したりして、熱処理部に投入するのに適さない造粒炭となる。また、バインダー量が過大であると、最終的に粉状に戻す際に歩留まりが低下する。
バインダーB1およびバインダーB2の量は、原料である炭素粉AとバインダーB1およびバインダーB2の性状によって最適値が決まるが、バインダーB1であるαコーンスターチについては上記の炭素粉Aを100としたとき、外割りで3重量%以上10重量%未満の範囲が適量である。バインダーB2であるPVA10%溶液については上記の炭素粉Aを100としたとき、PVA10%溶液を外割りで5重量%以上20重量%未満の範囲が適量である。このようにして作られた捏合物Cは造粒部2に送り出される。
[造粒工程]
造粒部2が造粒工程を行う。造粒工程では、捏合物Cを材料として、所定の形状及び大きさを持つ造粒炭Dを生成する。造粒炭Dは、円柱状であり、造粒径は10mm程度、長さは10〜15mmの範囲である。造粒炭Dは硬化処理部3に送られる。
[硬化工程]
硬化処理部3が硬化工程を行う。硬化工程では、造粒炭Dを170℃未満で連続的に乾燥させ、硬化させた造粒炭Dを熱処理部4に送る。バインダーB1がでんぷんである時、100℃以上であればでんぷんが硬化し、熱処理部4に投入するのに適する造粒炭Dとすることができる。硬化処理部3で乾燥温度を170℃未満としたのは、バインダーB1がでんぷんである時、乾燥温度が170℃以上では、でんぷんが燃える可能性があるためである。
[熱処理工程]
熱処理部4が加熱処理を行う。熱処理工程では、硬化させた造粒炭Dを、投入部4eに投入すると、造粒炭Dは発熱ゾーン4dに自重によって順次流入し加熱処理される。造粒炭Dの投入速度は後述するコントロールされた排出速度に対応させる。造粒炭Dはその熱処理過程でバインダー成分や炭素粉Aの含有成分揮発などにより重量が減少するので、投入速度は排出速度よりも早くなる。従って造粒炭Dの搬送および投入設備としては、少なくとも50〜250kg/hの能力があれば良い。
本実施形態の熱処理部4は投入材料に直接通電させて昇温させるものであるが、硬化させただけの造粒炭Dでは、導電性に乏しく、造粒炭Dのみで熱処理部を昇温するのは、時間的、電力的に無駄が多い場合がある。そこで、造粒炭Dを投入部4eに投入する前にあらかじめ熱処理部4には導電性のある材料、例えば10mm〜20mmカルサイン石油コークス塊などを投入して炉内を満たした後に通電させ、熱処理部4の発熱ゾーン4dを所望する黒鉛化温度に上げておくことが望ましい。
すなわち、熱処理部4の炉内をカルサイン石油コークス塊で満たしたうえで通電し、あらかじめ昇温した状態とすることで、投入部4eは1000℃程度とする。これにより、続いて投入された造粒炭Dは投入、流下とともに随時熱処理されることにより、導電性が増していく。このような状態にすれば、後は熱処理部4の炉内が全て造粒炭Dに切り替わっても継続的に効率よく通電がなされ、造粒炭Dへの直接通電加熱による連続熱処理が可能となる。
造粒炭Dは発熱ゾーン4dを通過し、加熱処理を受けて黒鉛化される。本実施形態では、熱処理部4での黒鉛化処理温度は2000〜3000℃とする。好ましい黒鉛化処理温度は2400〜3000℃の範囲である。より好ましい黒鉛化処理温度は2600〜3000℃の範囲であり、さらに好ましい黒鉛化処理温度は2800〜3000℃の範囲である。
また、本実施形態の発熱ゾーン4dは、プールほどの大きさに充填材を埋めるアチソン炉に比べて容量が小さく、所望の温度に保つことが容易である。すなわち、本実施形態においては、温度精度が極めて良好であり、前記の処理温度範囲の中で、所望の温度に制御することが可能である。黒鉛化温度を制御する場合、所望する黒鉛粉の用途に合わせ好ましい黒鉛化温度は変わってくるが、例えば、好ましい黒鉛化温度としては2200〜2300℃、2300〜2400℃、あるいは2500〜2600℃などの範囲である。このように所望する温度に合わせ好ましい温度範囲を設定することができる。
熱処理部4を通過する造粒炭Dは、水冷盤5b上に設置された回転羽根による排出によって処理量がコントロールされる。すなわち発熱ゾーン4dを通過する造粒炭Dの熱処理量は、水冷盤5b上に設置された回転羽根によって定量管理され、その排出速度は50〜200kg/hの範囲で任意の速度にコントロールされる。
熱処理部4では、円柱形状の上部電極4a、円筒形状の投入部4eおよび円筒形状の下部電極4bのそれらの形状と構造により、通電することによって発熱ゾーン4dで均一温度帯を形成し、全ての造粒炭Dが発熱ゾーン4dを通過する。すなわち、造粒炭Dは均一に加熱されて、良好な黒鉛化を実現する。
また、本実施形態においては、上部電極4aに形成されたガス吹込み孔4gおよび水冷ジャケット5aの上端部付近のガス吹込み孔5cから、アルゴンガスや窒素ガスなどの不活性ガスを、熱処理部4の炉内に吹き込むことができる。そのため、炭素粉Aから揮散するガスを、熱処理部4の炉内から効果的に排出することが可能である。黒鉛化した造粒炭D1は排出部4fを通って、冷却部5へと移動する。前述したように熱処理部4の連続熱処理炉として能力は50〜200kg/h、数ヶ月の連続操業を可能とする。
[冷却工程]
冷却部5が冷却工程を行う。冷却工程では、黒鉛化した造粒炭D1を水冷ジャケット5a及び水冷盤5bにて冷やす。黒鉛化した造粒炭D1は冷却が済むと粉生成部6に送られる。冷却時間は特に限定なく、熱処理部4の連続熱処理炉としての能力である50〜200kg/hに応じた冷却能力があれば良い。
[粉生成工程]
粉生成部6が粉生成工程を行う。粉生成工程では、黒鉛化した造粒炭D1を解砕して、所望の粒度を持つ黒鉛粉Eを生成する。粉生成部6への黒鉛化した造粒炭D1の投入量は、粉生成工程の設備能力や熱処理部4を通過する速度を考慮して調整すれば問題はないが、例えばターボミルを使用するとき150〜250kg/hの範囲とする。
粉生成部6において生成する黒鉛粉Eの平均粒径や粒度分布については、原則的に原料である炭素粉Aと同じとするが、炭素粉A自身が黒鉛化収縮することなどもあるため、所望の黒鉛粉Eとするために、あらかじめ黒鉛化後を見越して炭素粉Aの粒度分布等を調整することもある。また、原則として黒鉛化後の粒子の表面状態を維持する必要があるので、粉生成部6においては、原料Mを砕いて炭素粉Aとする粉砕部9で粉砕したときより弱い力で解砕することが望ましい。
黒鉛粉Eの粒度分布としては、例えばd10:4μm、d50:7μm、d90:12μmなどがある。また、粉生成部6をターボミルとするとき、ターボミルの回転数は4000〜9000rpmの範囲、風量は8〜10m/minの範囲である。このようにして作られた黒鉛粉Eは検査部7に送り出される。
[検査工程]
検査部7が検査工程を行う。検査工程では、X線測定器によって、黒鉛粉Eの黒鉛化度を測定する。X線測定は2時間ごとに実施される。検査部7の測定対象はX線回折によって求められる層間距離d002、c軸方向の結晶の厚さLc、a軸方向の大きさLaなどである。
測定は学振法(炭素材料の格子定数および結晶子の大きさ測定法)に従う。検査部7の測定結果は、捏合部1、造粒部2、硬化処理部3、熱処理部4、冷却部5、粉生成部6の操業条件にフィードバックされ、各部において、適切な処理速度や適切な処理温度などに調整するための判断材料となる。
[作用効果]
第1の実施形態の作用効果は、次の通りである。
(ア)良好な作業環境のもとで効率よく黒鉛粉を連続して作ることができる。
第1の実施形態においては、炭素粉AとバインダーB1、B2とを混合、捏合して捏合物Cを作り、この捏合物Cから造粒炭Dを作る。その上で、造粒炭Dを黒鉛化し、最終的に黒鉛化した造粒炭D1を砕くことによって黒鉛粉Eを連続して作ることができる。
このような本実施形態では、バッチ方式のアチソン炉を用いた場合と比べて、作業環境が悪い炭素粉Aの箱詰め作業や、箱を炉の中の充填材に埋める作業が不要となり、作業効率が向上する。しかも、プール大の大きさを持つアチソン炉を使用する場合に比べて、本実施形態では、電気代が安く済み、格段に省エネ効果が高い。
また、本実施形態においては、捏合から黒鉛化までという複数種類の処理を、段階的に順次行っているのではなく、同時並行的に長時間継続して実施するので、生産した捏合物の量だけ黒鉛化することができ、生産量の調整を制御することが容易である。さらに、長期連続操業をすることで、工業的生産規模の大量生産が可能である。
(イ)所望の硬さを持つ造粒炭を容易に作ることができる。
第1の実施形態では、バインダーB1としてαコーンスターチを用いることにより炭素粉A同士を確実に結合させた造粒炭Dとしたので、黒鉛化後に適切な硬度を有する造粒炭D1を作ることができる。
また、でんぷんの一種であるαコーンスターチは、水分を加え糊化した後、水分を飛ばせば硬くなる。したがって、造粒炭Dを乾燥させることで、硬化させることができ、ハンドリングも容易になる。したがって、細かい炭素粉Aを取り扱う際の劣悪な作業環境を排除することができ、特別な設備が不要となり、また作業性が格段に向上する。
黒鉛化後の造粒炭D1の硬さとしては、粉状に解砕して黒鉛粉Eにするので、粉生成部6で壊れやすいことが望ましい。ただし、造粒炭D1が脆いと、発熱ゾーン4dで崩壊して閉塞するようになるので連続操業が困難となる。反対に、造粒炭D1が硬すぎると、粉生成部6の解砕性が低下して歩留まりが低下する。
そこで、黒鉛化した造粒炭D1の所望の硬さとしては、硬度測定機器としてデジタルフォースゲージ(株式会社イマダ製)を使用し、測定速度(圧縮用アタッチメント降下速度)を10mm/minとして、硬度測定値が10N(ニュートン)以上であることが求められるが、第1の実施形態は、このようなニーズを容易に満たすことができる。
すなわち、第1の実施形態では、炭素粉Aに対するバインダーB1の量を3重量%以上10重量%未満の範囲とすることで、十分な硬度の造粒炭D1を得ることができる。具体的には、3重量%であれば硬度測定値は10N以上、9重量%であれば硬度測定値は14N以上となっている。なお、黒鉛化後の造粒炭D1を所望の硬度とするため、炭素粉Aの種類に応じてバインダーB1の量を変えることは勿論のこと、硬化処理工程における処理温度、処理速度、造粒工程における操業条件などを調整する。バインダーB2は、良好な造粒炭を得るために必要な捏合物の粘性や流動性への寄与が大きく、黒鉛化後の造粒炭D1の硬さへの影響は少ない。
その結果、熱処理部4では閉塞を起こすことなく確実に加熱処理を実施することができ、また、粉生成部6での解砕処理の歩留まりも良好となる。以上のように、本実施形態によれば、造粒炭Dの加熱処理と、黒鉛化した造粒炭D1を粉状に戻す解砕処理に関して、安定性と作業性を高めることが可能であり、黒鉛粉Eの製造に際して、優れた生産性及び作業性を発揮して、経済性が向上する。
(ウ)閉塞し難い造粒炭を作ることができる。
第1の実施形態では、混合物Cを造粒炭Dにしてから熱処理部4に投入する。造粒炭Dは、造粒径を10mm程度、長さを10〜15mmとしたので、μmオーダーの炭素粉Aを投入する場合に比べて、熱処理時に造粒炭Dからガスが発生しても、このガスが造粒炭D同士の隙間から上方に抜けていき、ガスの凝結による炭素粉の固着が熱処理部4内に形成される心配がない。
この結果、造粒炭Dは熱処理部4に詰まることがなく、熱処理部4内部で閉塞が起きるおそれがない。しかも、本実施形態では造粒炭Dを適度に硬くしてあるので、熱処理部4の内部を上部から下部に向かって移動するときも崩壊が起き難い。そのため、造粒炭Dが崩れて、閉塞の原因となる微粉の発生を抑制でき、加熱処理を安定して実施することができる。
(エ)長期に亘り連続して均一な熱処理ができる。
熱処理部4では、造粒炭Dが流動しながら炉内を流下することが重要である。熱処理部4内で原料の停滞や微粉の偏析による堆積、発生ガスの凝結による固着などがあると、熱処理部4内で閉塞が生じる。仮に造粒炭Dの閉塞が起きると、偏流が生じ電流分布が悪化し、熱効率の低下を引き起こすとともに、均一な原料流動と排出が妨げられる。その結果、造粒炭Dの処理温度にバラツキが発生し、黒鉛化が不均一となるばかりでなく、連続操業が不可能となる。
これに対して、第1の実施形態においては、造粒炭Dは表面に凹凸がなく滑らかで、円柱状で形状および大きさが均質であることから、良好な流動性を有しており、このような不具合が生じる心配がない。しかも、第1の実施形態では、直接通電加熱により発熱ゾーン4d内の下極電極4bの上端開口部に最高温度の均一温度帯を形成し、造粒炭Dの全てがこの均一温度帯を通過することによって、造粒炭Dは最高温度に均一加熱処理される。したがって、第1の実施形態によれば、熱処理工程を連続的に安定して行うことが可能であり、良好な黒鉛化した造粒炭D1を得て、そこから高性能の黒鉛粉Eを作ることができる。
具体的に、本実施形態の熱処理部4を使用して、熱処理操業を開始してから原料の不均一な流動または閉塞などにより休止させる操業休止炉令(日数)の長さを比べると、d10:0.6mm、d50:2.5mm、d90:9mmの粒度分布を持ったカルサイン石油コークス塊を使用した場合、次のような試験結果を得た。上記カルサイン石油コークス塊をそのまま処理条件を揃えて熱処理部4で熱処理した場合、休止炉令日数が平均4.3日(最短3日、最長5日)であった。同様に上記コークスの1mm以下の粒子をカットした材料の場合は、休止炉令日数が平均6.3日(最短3日、最長10日)、2mm以下の粒子をカットした材料は、平均10.8日(最短2日、最長42日)であった。
一方、上記カルサイン石油コークス塊の4mm以下の粒子をカットした材料は、休止炉令までの日数が平均36.7日(最短25日、最長69日)となった。つまり、熱処理部4で熱処理する場合、4mm以下の粒子を含む場合と比べて、粒径を4mm以上とした場合は、3.5倍から9倍近く長期にわたる連続操業が可能である。
これらの結果から、炉内における材料の良好な流動性を保ち、偏析などによる閉塞を起こさずに長期連続操業を可能とするためには4mm以下の粒子を含まないことが重要であることを見出した。従い、本実施形態では造粒炭Dの粒径を4mm以上、好ましくは10mm以上としたので、長期にわたり連続して均一な熱処理が可能となる。また、粒表面に凹凸があるカルサイン石油コークスに比べて、造粒炭Dの表面が滑らかであることが、長期連続操業に有利なことは明らかである。
(オ)捏合工程において加熱処理が不要となる。
バインダーB1として、でんぷんを用いた場合は水分と熱を加えることで糊状となるが、第1の実施形態のバインダーB1であるαコーンスターチ粉は、水または温水B3を加えるだけで糊化するため、捏合工程において加熱する必要がなく、作業の簡略化が図ることができる。
(カ)黒鉛化した造粒炭D1を冷却することで、黒鉛化した造粒炭D1の酸化を防止することができる。
造粒炭D1の酸化を防止することは、安定した性能の黒鉛粉Eの性能の安定化を図る上で、極めて重要である。第1の実施形態では、冷却部5において黒鉛化した造粒炭D1を冷却することによって、黒鉛化した造粒炭D1の酸化を防止することができ、連続的に効率よく安定した性能の黒鉛粉Eを得ることが可能である。ここで、黒鉛化処理したものは冷却して取り出さなければならない。アチソン炉を使用する場合、通常、黒鉛化処理後は処理物を酸化しない温度まで数日かけて冷却する必要がある。
一方、第1の実施形態では、熱処理部4および冷却部5の内部は、造粒炭Dからの発生ガスおよびガス吹込み孔4g、5cからの不活性ガス吹込みにより、これらのガスで満たされて非酸化雰囲気となっている。従って黒鉛化した造粒炭D1は、熱処理部4の炉内および冷却部5の内部を通過する過程で、非酸化雰囲気下で冷却されることになり、酸化されることなく50〜200kg/hの速度で排出される。つまり、従来では数日かけて冷却していた冷却処理を、高速で連続的に実施することが可能となり、高性能の黒鉛粉Eを迅速に製造することができる。
(2)他の実施形態
なお、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、他の様々な形態で実施されることが可能である。例えば、バインダーB1の種類は適宜選択可能であり、でんぷん粉としては小麦でんぷん、米でんぷん、豆類でんぷん、いも類でんぷんなどが、またそれらをα化したでんぷん粉、さらには糖類など、炭化すれば結合性を有する材料であればよく、複数種を組み合わせて使用してもよい。また、熱処理部4の前に数百度で硬化処理することを追加すれば、バインダーB1にピッチ、固形レジン、バインダーB2にコールタールや液状レジンなどに選択肢を広げることができる。
また、造粒炭Dが加熱部4内で閉塞することを確実に回避するために、造粒炭Dの径の大きさは4mm以上、好ましくは10mm以上であること、あるいはアスペクト比は1〜2であることが好ましい。また、造粒炭Dの形状としては、円柱状だけではなく、球であってもよい。造粒炭Dの形状が球であれば、加熱部4内での処理温度を均一に受けることができ、性能の安定性の観点から見て有利である。
さらに、熱処理部4内において造粒炭Dの移動する速度は、造粒炭Dの形状や大きさによって規定されるだけではなく、熱処理部4側の構成要素、例えば上部電極4aの形状や径の大きさや位置、下部電極4bの開口面積、さらには投入部4eと排出部4fとの径の違いなどによっても、適宜調整可能である。
1…捏合部
2…造粒部
3…硬化処理部
4…熱処理部
5…冷却部
6…粉生成部
7…検査部
8…原料タンク
9…粉砕部
10…ニーダー
11…原料供給管
12a…バインダー供給管
12b…水供給管
13…アチソン炉
14…電極
15…充填材
16…箱
A…炭素粉
B1、B2…バインダー
B3…水または温水
C…捏合物
D…造粒炭
D1…黒鉛化した造粒炭
E…黒鉛粉
M…原料

Claims (7)

  1. 原料である炭素粉と固形バインダーを混合した混合物に液状バインダーを加えて捏合して捏合物を生成する捏合部と、
    前記捏合物を径の大きさが4mm以上の造粒炭とする造粒部と、
    加熱処理する前の前記造粒炭を加熱硬化させる硬化処理部と、
    乾燥した前記造粒炭を加熱処理する熱処理部と、
    黒鉛化した前記造粒炭を解砕して黒鉛粉とする粉生成部と、を有し、
    前記硬化処理部が前記造粒炭を加熱硬化させる硬化処理温度は170℃未満とすることを特徴とする黒鉛粉の製造装置。
  2. 加熱処理した前記造粒炭を冷却する冷却部を有し、当該冷却部では非酸化雰囲気下で前記造粒炭を冷却することを特徴とする請求項に記載の黒鉛粉の製造装置。
  3. 前記固形バインダーは3重量%以上10重量%未満であることを特徴とする請求項1又は2に記載の黒鉛粉の製造装置。
  4. 前記造粒炭は、表面が滑らかな円柱状で、その形状および大きさが均質であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の黒鉛粉の製造装置。
  5. 前記固形バインダーがでんぷんであることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の黒鉛粉の製造装置。
  6. 前記熱処理部は、上部電極と下部電極を有し、
    前記上部電極と前記下部電極を通電させることにより、前記造粒炭を加熱処理することを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の黒鉛粉の製造装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の製造装置を用いて、
    原料である炭素粉に対し固形バインダーを3重量%以上10重量%未満混合した混合物に液状バインダーを加えて捏合して捏合物を生成する捏合部処理と、
    前記捏合物を径の大きさが4mm以上の造粒炭とする造粒処理と、
    加熱処理する前の前記造粒炭を加熱硬化させる硬化処理と、
    乾燥した前記造粒炭を加熱処理する加熱処理と、
    黒鉛化した前記造粒炭を解砕して黒鉛粉とする粉生成処理と、を行い、
    前記硬化処理において、前記造粒炭を加熱硬化させる硬化処理温度は170℃未満とすることを特徴とする黒鉛粉の製造装置。
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