JP6329751B2 - 生体刺激電極、生体刺激電極装置、および生体刺激電極の生成方法 - Google Patents
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Description
例えば、糖尿病の場合、病状の進行と共に神経組織が変性するため、被験者の痛覚神経に電気刺激を与えてその反応を見ることにより、被験者の病状を判断するための手がかりとすることができる。
特許文献1には、表皮刺激電極装置において、プラス電極とマイナス電極との相対位置を保持可能な絶縁部が設けられ、皮膚に当接するプラス電極の先端部とマイナス電極の先端部との高低差を保持可能にする技術が記載されている。
特許文献2から特許文献4には、生体刺激電極において、稜線を有し、痛覚神経を刺激する刺激電極および刺激電極と対になる接触電極を共に皮膚接触部位からリード線のコネクタ部位まで一体構造とし、インサート成型や熱カシメによって樹脂ボディーに固定する技術が記載されている。
特許文献5には、生体刺激電極において、刺激電極および接触電極を共に皮膚接触部位単独で形成し、刺激電極・接触電極のそれぞれに設けた足部を樹脂部に形成された貫通孔に圧入することで、両電極を樹脂部に固定すると共に、貫通孔の内周面および樹脂部の裏面に形成された配線に電気的に接続する技術が記載されている。
上述した特許文献1から特許文献5に記載の技術のような、銅線を用いたリード線を引き出す構造において回路を複雑化することは、上述した望小特性(リード線の重量や引張力など)が増大してしまっていた。
さらに、請求項2から請求項6記載の本発明では、フレキシブル配線基板の配線との電気的接続をより確実にすることを第2の目的とする。
さらに、請求項7から請求項9記載の本発明では、複雑な電気信号のコントロールが可能な構成を実現することを第3の目的とする。
請求項2に記載の発明では、前記フレキシブル配線基板には、前記係止部のうち前記被保持部は通過し、且つ前記押止部は通過しない径口を有する第1の孔部が形成され、前記第1電極および前記第2電極と前記フレキシブル配線基板は、前記被保持部が前記第1の孔部を貫通して前記絶縁基板に埋め込まれた状態で固定保持されることにより、前記押止部が前記配線と接触した状態で前記フレキシブル配線基板を押止する、ことを特徴とする請求項1に記載の生体刺激電極を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記被保持部は、断面が多角形形状であり、前記絶縁基板には、前記被保持部を固定保持する、開口部が円形状である凹部または孔部が形成されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生体刺激電極を提供する。
請求項4に記載の発明では、前記絶縁基板に形成されている凹部または孔部と前記被保持部は、しまりバメで固定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載の生体刺激電極を提供する。
請求項5に記載の発明では、前記絶縁基板は、ポリフェニレンサルファイド樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちの何れか1項に記載の生体刺激電極を提供する。
請求項6に記載の発明では、前記第1電極と前記第2電極の組よりなる電極対を複数有することを特徴とする請求項1から請求項5のうちの何れか1項に記載の生体刺激電極を提供する。
請求項7に記載の発明では、請求項1から請求項6のうちの何れか1項に記載の生体刺激電極と、前記絶縁基板の前記第1電極および前記第2電極が固定保持されている面に粘着固定され、前記絶縁基板に固定保持された前記第1電極および前記第2電極を各々突出させる貫通孔を有する緩衝部材と、を具備する生体刺激電極装置を提供する。
請求項8に記載の発明では、前記フレキシブル配線基板は、さらに、少なくとも一部に第2の孔部を有し、前記緩衝部材と前記絶縁基板とは、前記第2の孔部で粘着固定されることを特徴とする請求項7に記載の生体刺激電極装置を提供する。
請求項9に記載の発明では、一端側の先端に生体の表皮を刺激する鋭角に形成された刺激部を有する第1電極と、一端側の先端に生体の表皮に線又は面で接触する、前記刺激部と所定の位置関係に形成された接触部を有する第2電極と、前記第1電極の他端側および前記第2電極の他端側の少なくとも一方に形成された、前記一端側から前記他端側方向に伸びる被保持部及び側方に伸びる押止部を有する係止部と、前記被保持部を固定保持する絶縁基板と、前記第1電極および前記第2電極と前記絶縁基板の間に配設され、前記第1電極および前記第2電極の各々と電気的に接続される配線が形成されたフレキシブル配線基板と、を備え、前記係止部は、前記被保持部が前記フレキシブル配線基板を貫通して前記絶縁基板に差し込まれた状態で固定保持されることにより、前記押止部が前記配線と接触した状態で前記フレキシブル配線基板を前記絶縁基板方向に押止する、ことを特徴とする生体刺激電極と、前記絶縁基板の前記第1電極および前記第2電極が固定保持されている面に粘着固定され、前記絶縁基板に固定保持された前記第1電極および前記第2電極を各々突出させる貫通孔を有する緩衝部材と、を具備し、前記フレキシブル配線基板は、さらに、少なくとも一部に第2の孔部を有し、前記緩衝部材と前記絶縁基板とは、前記第2の孔部で粘着固定される、ことを特徴とする生体刺激電極装置を提供する。
請求項10に記載の発明では、一端側の先端に生体の表皮を刺激する鋭角に形成された刺激部と、前記一端側から前記他端側方向に伸びる被保持部と、側方に伸びる押止部とを有し前記被保持部と前記押止部とは少なくとも一部が斜面部または曲面部で連続する係止部とを有する第1電極と、一端側の先端に生体の表皮に線又は面で接触する、前記刺激部と所定の位置関係に形成された接触部と、前記一端側から前記他端側方向に伸びる被保持部と、側方に伸びる押止部とを有し前記被保持部と前記押止部とは少なくとも一部が斜面部または曲面部で連続する係止部とを有する第2電極と、前記第1電極および前記第2電極の各々と電気的に接続される配線が形成されたフレキシブル配線基板と、前記第1電極に対応する被保持部用孔と前記第2電極に対応する被保持部用孔が形成された絶縁基板と、を備える生体刺激電極の生成方法であって、前記絶縁基板上に前記フレキシブル配線基板を載置する第1ステップと、前記第1電極の被保持部を、前記フレキシブル配線基盤を貫通し、前記第1電極の前記斜面部または前記曲面部における押止部側の他端部が前記フレキシブル配線基盤の配線と電気的に接続すると共に、前記フレキシブル配線基盤を前記絶縁基板に押止するまで、前記斜面部または前記曲面部における前記被保持部側の一部を前記絶縁基板の対応する被保持部用孔に圧入する第2ステップと、前記第2電極の被保持部を、前記フレキシブル配線基盤を貫通し、前記第2電極の前記斜面部または前記曲面部における押止部側の他端部が前記フレキシブル配線基盤の配線と電気的に接続すると共に、前記フレキシブル配線基盤を前記絶縁基板に押止するまで、前記斜面部または前記曲面部における前記被保持部側の一部を前記絶縁基板の対応する被保持部用孔に圧入する第3ステップと、を有することを特徴とする生体刺激電極の生成方法を提供する。
さらに、フレキシブル配線基板の配線との電気的接続をより確実にすることが実現できる。
さらに、複雑な電気信号のコントロールが可能な構成を実現することができる。
本実施形態の生体刺激電極は、生体刺激電極(金属端子・電極端子)と樹脂部(絶縁基板)の間にフレキシブル配線基板(FPC)を備える。
さらに、本実施形態の生体刺激電極では、樹脂部とFPCの固定に生体刺激電極を利用することで、樹脂部とフレキシブル配線基板の機械的・物理的接合と、フレキシブル配線基板と生体刺激電極の電気的接合を同時に実現する。
押止部が、フレキシブル配線基板を、樹脂部方向に押圧して押さえる。それと同時に、被保持部が、フレキシブル配線基板に形成された貫通孔を貫通して、樹脂部に形成された孔に圧入されて、樹脂部に固定保持される。
さらに、係止部に面取り加工(角部を削り角面や丸面などの形状に加工)を施し、斜面形状もしくは曲面形状(R形状)を形成する。
この構成により、電気的接合の信頼性を増すことができる。
以下、好適な実施形態について、図1から図19を参照して詳細に説明する。
なお、各実施形態および変形例において「孔」を使用するときは、「貫通孔」、「平面に形成された凹部」、または「貫通していない穴」のいずれも含まれるものと定義する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る生体刺激電極1について説明する。
図1は、第1実施形態に係る生体刺激電極1を説明するための図であり、各デバイス(構成部品)が、固定基板である樹脂基板(樹脂部50)に固定(固定保持)される前の様子を示した図である。
図2は、第1実施形態に係る生体刺激電極1を説明するための図であり、図1に記載された各デバイス(構成部品)が、固定基板である樹脂基板(樹脂部50)に固定(固定保持)される状態を示した図である。なお、図2は、接触電極被保持部32および接触電極押止部33の位置関係がわかるように図示したが、実際の構成では、接触電極被保持部32は全体が樹脂部50に埋め込まれる。
第1実施形態に係る生体刺激電極1は、刺激電極20、接触電極30、フレキシブル配線基板40、樹脂部50などから構成される。
第1実施形態では、従来のような銅線を用いたリード線ではなく、このフレキシブル配線基板40が、各電極対(刺激電極20と接触電極30)と樹脂部50との間に配設される(詳細は後述する)。
第1実施形態に係るフレキシブル配線基板40は、一例として厚さが0.08mmであり、F被保持部用孔41、粘着固定用孔42、F位置決め用孔43、リード部44を有する。
本実施形態では、フレキシブル配線基板40に形成されたF被保持部用孔41は貫通孔であり、金属端子(電極端子、即ち、刺激電極20、接触電極30)の被保持部(刺激電極被保持部23、接触電極被保持部32)を貫通させるための孔である。
以後、何れかまたは両方の電極端子の被保持部を貫通させる説明においてはF被保持部用孔41とする。それに対し、接触電極30の接触電極被保持部32を貫通させる孔の説明時はF被保持部用孔41a、刺激電極20の刺激電極被保持部23を貫通させる孔をF被保持部用孔41bとして説明する。
F被保持部用孔41aには接触電極30の接触電極被保持部32(後述)が、F被保持部用孔41bには刺激電極20の刺激電極被保持部23(後述)が挿入され貫通する。
第1実施形態では、図1や図2に示したように、フレキシブル配線基板40の接合パターン孔であるF被保持部用孔41の開口部を円形状とし、当該開口部に挿入される端子(刺激電極20、接触電極30)の各被保持部(刺激電極被保持部23、接触電極被保持部32)の断面形状は多角形形状として構成したが、このF被保持部用孔41(a、b)は必ずしも円形である必要はない。
フレキシブル配線基板40上に形成された粘着固定用孔42は、後述する緩衝部材70(図9)と樹脂部50を粘着固定させるための孔である。
フレキシブル配線基板40上に形成されたF位置決め用孔43は、後述する組み立て作業の際に利用される組み立て用の位置決め孔である。
なお、このコネクタ部45は、電極端子側、すなわち生体と接触して電気的刺激を計測する側に配設されるデバイスではないため、課題(重量増)上の問題はない。
接合部61は、配線60が電極端子(刺激電極20、接触電極30)と電気的に接合するための接合用配線エリアであり、接触電極30と接合するためのF被保持部用孔41a、刺激電極20と接合するためのF被保持部用孔41bの周囲に、各々の配線が形成されている。そして、接合部61では、各電極端子の押止部(刺激電極押止部22、接触電極押止部33)が届く範囲に形成される。
この接合部61は、目的や使用用途に応じて、フレキシブル配線基板40上に1または複数個形成することができる。
本実施形態では、1つの刺激電極20と1つの接触電極30からなる電極対が3組あり、各組に対して独立した配線がなされる。この構成により、複雑な電気信号の制御が可能となる。
また、本実施形態では、この接合部61において、係止部(刺激電極押止部22、刺激電極被保持部23、接触電極被保持部32、接触電極押止部33)がフレキシブル配線基板40と樹脂部50に押圧して固定する。この構成により、フレキシブル配線基板40の中央部の浮き上がりを有効に防止することができる。
以後、何れかまたは両方の電極端子の被保持部を保持する説明においてはJ被保持部用孔51とする。それに対し、接触電極30の接触電極被保持部32を保持する孔の説明時はJ被保持部用孔51a、刺激電極20の刺激電極被保持部23を保持する孔をJ被保持部用孔51bとして説明する。
樹脂部50は、樹脂部50の中心を重心とする正三角形の各頂点位置の3箇所に合計3つの孔群(J被保持部用孔51aとJ被保持部用孔51bの組)が設けられている。
樹脂部50は、1つの孔群に1つの電極対を配置することで1極の生体刺激電極が形成され、正三角形の各頂点の3箇所に電極対を配置することで3極の生体刺激電極が形成される。このように樹脂部50は、1極用、3極用の樹脂部を兼用することができるように構成されている。
図2に示したように、樹脂部50の表面に、刺激電極20と接触電極30のペアである電極対が、当該樹脂部50の中央部分において突き出すように配設される。なお、突き出した際の接触電極30の円筒部34の突出量は、例えば、1mm程度である。
樹脂部50に形成されたJ被保持部用孔51は、後述する刺激電極20および接触電極30を固定保持するための孔である。より詳しくは、J被保持部用孔51aには接触電極30の接触電極被保持部32が圧入され、J被保持部用孔51aと接触電極被保持部32が嵌合される。また、J被保持部用孔51bには刺激電極20の刺激電極被保持部23が圧入され、J被保持部用孔51bと刺激電極被保持部23が嵌合される。
つまり、詳細は後述するが、刺激電極20は、刺激電極被保持部23が樹脂部50の内部に埋め込まれることによって樹脂部50に固定保持される。同様に、接触電極30は、接触電極被保持部32が樹脂部50の内部に埋め込まれることによって樹脂部50に固定保持される。
なお、第1実施形態では、図2に示したように、電極対は樹脂部50の底面と同心となる円周上に形成されている。このため、生体刺激電極1を表皮に押圧した場合、各電極対にバランスよく力が分散する。
図1に示したように、第1実施形態に係る刺激電極20は、先端に刺激部21、側方に突出して形成された刺激電極押止部22、刺激部21と反対側の端部に刺激電極被保持部23が形成された痛覚神経刺激用電極である。
この刺激電極20は、例えば、人体に無害なSUS304やSUS316などの金属板から抜き加工して形成される。また、人体に無害な他の金属を用いたり、あるいは、表面を金など人体に無害な金属でメッキしてもよい。
刺激部21は、極小面積を有し、押圧されて生体の表皮(皮膚)に刺さるように鋭角に形成されており、第1実施形態では、一例として、軸方向(長手方向)の高さが2mm、側方向(短手方向)の幅が1mm、径が1.5mm、の寸法で構成されている。
刺激電極20は、この刺激部21の他に、樹脂部50との固定を実現する係止部を有し、この係止部は刺激電極押止部22および刺激電極被保持部23により構成される。
図3(a)は、刺激電極20がフレキシブル配線基板40を挟んで樹脂部50に固定される接合途中の様子を示した図であり、図3(b)は、その接合(固定)が完了した様子を示した図である。
第1実施形態では、刺激電極20の係止部の一部として機能する刺激電極押止部22は、刺激電極20の長手方向のほぼ中央の側方に、幅方向(短手方向)に突出して形成されている。
このように形成された刺激電極押止部22は、刺激電極20の刺激電極被保持部23を樹脂部50の孔(J被保持部用孔51b)に圧入する際の差し込み量を規定するストッパとしての機能を有するとともに、樹脂部50の孔(J被保持部用孔51b)の開口部付近に介在するフレキシブル配線基板40の配線と電気的に接続させる機能、および、フレキシブル配線基板40を樹脂部50に押圧することで固定する機能と刺激電極20を機械的に接合させる機能を有する。図3(b)には、電気的接合状態時の電気的接合代がAで示されている。
なお、刺激電極押止部22はストッパとしての役割を有するため、刺激電極押止部22の刺激部21側の端面(即ち、樹脂部50に対向する面と反対側の面)から、刺激電極20の刺激部21までの距離が既定値となるように形成される。
さらに、第1実施形態において、刺激電極押止部22は側方の両側に形成されているが、何れか一方だけ形成するようにしてもよい。
第1実施形態のように刺激電極押止部22を両側に形成する場合には、刺激電極押止部22の刺激部21側の端面の位置が、同じ(刺激部21からの距離が規定値)になるように形成する。
また、刺激電極20の係止部の一部として機能する刺激電極被保持部23は、刺激電極20における長手方向の刺激部21と反対側に設けられた一本の足状の部分である。この刺激電極被保持部23は、刺激電極20をフレキシブル配線基板40を介在させて樹脂部50に固定すると共に、樹脂部50の一面に配設されたフレキシブル配線基板40の配線と電気的に接続する機能を有している。
なお、図3では、一例として、刺激電極20の係止部の一部として機能する刺激電極押止部22を用いて説明したが、図4に示したように、接触電極30の樹脂部50への固定状態(電気的接合状態)についても同様の態様である。
接触電極30は、刺激電極20と同材料の金属板を打ち抜き加工することで形成する。より詳しくは、円筒部34を形成する長方形状部と2本の接触電極被保持部32とを形成する。打ち抜いた長方形状部を幅方向が軸方向となるように丸めることで、円筒部34が形成される。円筒部34における接触電極被保持部32が形成されている側の端面が接触電極押止部33として機能し、その反対側の端面が接触部31として機能する。なお、本第1実施形態では接触電極30が肌と接触する接触部31の形状を円筒としたが、必ずしも円筒である必要はなく、断面四角形状や三角形状、コ字形状等の各種形状であってもよい。
円筒部34の接触電極被保持部32が形成されていない側の端部は、押圧されて生体の表皮に接するように平坦に構成された接触部31が形成されている。接触部31は、刺激電極20の刺激部21の差し込み量を規制する機能を持たせるため、線または面で構成されていればよい。
接触電極30は、この接触部31の反対側に、樹脂部50との固定を実現する係止部を有し、この係止部は接触電極被保持部32および接触電極押止部33により構成される。
接触電極30の係止部の一部として機能する接触電極被保持部32は、円筒部34における長手方向の端面に形成された接触部31と反対側の端面に、円筒部34から延設された二本の足状の部分である。この接触電極被保持部32は、接触電極30を樹脂部50に固定すると共に、樹脂部50の一面に配設されたフレキシブル配線基板40の配線と電気的に接続する機能を有している。
接触電極被保持部32は、円筒部34の中心線を通る仮想線上に2本配置されている。なお、本数については、1本でも良く、また三本以上であっても良い。
このように配置された刺激電極20と接触電極30により電極対が形成され、電極対が生体の表皮に押圧されると、刺激部21が表皮に刺さると共に接触部31が表皮に当接して表皮との電気的なコンタクトをとると共に刺激部21の表皮への挿入量を規制する。
以下では、電極対(刺激電極20と接触電極30)が形成されている面を表面と呼び、これに対向する面を裏面と呼ぶこととする。
また、本実施形態では、刺激部21が表皮に刺さることとするが、電極対の使用目的によっては、表皮にめり込むだけでもよく、必ずしも刺さる必要はない。
なお、第1実施形態では、一例として、電極対の数を3対としたが、1対でもいいし、2対や4対など他の数でもよい。電極対が複数存在すれば、仮に、そのうちの1個の刺激部21が神経繊維の密度の低い箇所に刺さったとしても、他の電極対の刺激部21が神経繊維の密度の高いところに刺さることを期待することができる。そのため、より確実に痛覚を刺激することができ、信頼性を高めることができる。
そこで、第1実施形態では、この樹脂部50としてポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)を用いた。これにより、後述する実験結果が示すように機械的接合の信頼性を向上させている。
また、樹脂部50に、樹脂基板に代えてセラミック基板等を使用する場合、セラミック基板に孔(凹部または貫通孔)を設けると共に、刺激電極20と接触電極30に設けた各被保持部(刺激電極被保持部23、接触電極被保持部32)を当該孔に圧入するようにする。
なお、上述したしまりバメで固定する構成ではなく、すきまバメと接着剤を併用した固定方法で固定する構成にしてもよい。その場合は、樹脂部50のJ被保持部用孔51の開口部の径に対して、当該開口部に挿入される端子(刺激電極20、接触電極30)の並行部の断面の対角寸法は、J被保持部用孔51の開口部の径以下の寸法となるように形成する。
また、刺激電極20と接触電極30は、金属板から板金加工(抜き加工、曲げ加工、絞り加工などのプレス加工)によって形成することができるため、容易に高い寸法精度で量産することができる。
(変形例1)
図5は、第1実施形態の変形例1に係る刺激電極20を説明するための概略拡大図である。
図5に示したように、本変形例1に係る刺激電極20は、接合時にフレキシブル配線基板40と接触する刺激電極押止部22と樹脂部50に固定保持される刺激電極被保持部23との両方の機能を持つ係止部に、刺激電極押止部22と刺激電極被保持部23とが曲面形状(R形状)で連続する電気的接合代Bを有する。
つまり、刺激電極20の係止部に面取り加工が施されており、接合面の一部がR形状(電気的接合代B2)を有する構成になっている。
この変形例1の構成により、図3で説明したような平面で接触する場合(電気的接合代A)に比べ、図5に図示した電気的接合代B2−電気的接合代B1の長さ分、電気的接合代を多くとることができる(B2>B1)。
この構成により、局部的接触強度の上昇(物理的接合強度の強化)が期待できる。
また、図3で説明したような平面接触時では、電極端子(刺激電極20)の挿入深度(植え込み深さ)の不足は接触不良に繋がる虞があったが、この変形例1の構成であれば、R形状により生じた増幅(電気的接合代B2−電気的接合代B1)分だけ接触部分がより多く確保され、より確実に接触することが期待できる。
したがって、電気的接合の信頼性をより確保することができる。
なお、図5では、一例として、刺激電極20の係止部の一部として機能する刺激電極押止部22を用いて説明したが、図6に示したように、接触電極30の樹脂部50への固定状態(電気的接合状態)についても同様の態様である。
図7は、本実施形態の変形例3に係る電極を説明するための概略拡大図である。
なお、本変形例3では、電極端子の一例として刺激電極20を用いて説明するが、同様の構成を、接触電極30に適用することが可能である。
図7に示したように、本変形例3に係る刺激電極20は、接合時にフレキシブル配線基板40と接触する刺激電極押止部22と樹脂部50に固定保持される刺激電極被保持部23との両方の機能を持つ係止部に、刺激電極押止部22と刺激電極被保持部23とが、斜面で連続する部分を有する。
つまり、刺激電極20の係止部にC形状が形成されるように面取り加工が施され、接合面の一部に電気的接合代B3を有する構成になっている。
この変形例3の構成により、図3で説明したような平面で接触する場合(電気的接合代A)に比べ、図7に図示した電気的接合代B3−電気的接合代B1の長さ分、電気的接合代を多くとることができる(B3>B1)。
この構成により、局部的接触強度の上昇(物理的接合強度の強化)が期待できる。
また、図3で説明したような平面接触時では、刺激電極20(接触電極30)の挿入深度(植え込み深さ)の不足は接触不良に繋がる虞があったが、この変形例3の構成であれば、C形状により生じた増幅(電気的接合代B3−電気的接合代B1)分だけ接触部分がより多く確保され、より確実な接触が実現できる。
したがって、電気的接合の信頼性をより確保することができる。
図8は、本実施形態の変形例4に係る電極を説明するための概略拡大図である。
なお、本変形例4では、電極端子の一例として刺激電極20を用いて説明するが、同様の構成を、接触電極30に適用することが可能である。
図8(a)に示したように、本変形例4では、フレキシブル配線基板40には、J被保持部用孔51の開口部よりも小さい開口部を有するF被保持部用孔46が形成される。
このように、刺激電極20(接触電極30)の被保持部を保持するためにフレキシブル配線基板40に形成されるF被保持部用孔は、樹脂部50に形成される被保持部用孔51と同じ大きさ・同じ形状である必要はない。ただし、少なくとも、各電極端子の押止部(刺激電極押止部22、接触電極押止部33)の樹脂部50への投影面積よりも開口面積が小さくなるような孔であることが望ましい。
図9(a)は生体刺激電極装置10の全体概略図であり、図9(b)は生体(人体100(図10))に接触させる部分の拡大図である。
図10は、生体刺激電極装置10が実際に使用される使用状態を説明するための図である。なお、実際には、生体刺激電極装置10は、フレキシブル配線基板40のリード部44に接続されたコネクタ部45を介して、図示しない制御装置に接続される。
また、図9(b)に示したように、生体刺激電極装置10は、生体刺激電極1、生体刺激電極1を人体100に装着する装着部とを有している。この装着部は、K被保持部用孔71およびK位置決め用孔72が形成された医療用スポンジなどの緩衝部材70と、フィルムなどの保護シート80などを有している。
なお、図示しないが、緩衝部材70の上面と保護シート80の間には、保護シート80を剥ぐことで生体刺激電極装置10を人体100に粘着させることが可能な粘着材(両面テープなど)が塗布されている。この粘着剤によって、図10に示したように、生体刺激電極装置10の表面(電極が突出している側)を人体100に粘着固定させることができる。
さらに、樹脂部50の径は、フレキシブル配線基板40の径よりも大きく構成されている。そのため、生体刺激電極1の樹脂部50と緩衝部材70は、緩衝部材70の下面で押さえつけることにより、フレキシブル配線基板40の外側に位置する樹脂部50と緩衝部材70(下面)とが接着されることで、フレキシブル配線基板40を固定することができる。
この構成により、生体刺激電極1と装着部とは、図9(b)に破線で示したような位置関係で粘着固定される。
そして、刺激部21、接触部31に電圧を印可すると刺激部21により痛覚を良好に刺激することができる。
項目「基板材料」は、樹脂部50として用いた材料である。
項目「端子接合部形状」は、刺激電極押止部22と刺激電極被保持部23が連続する部分の形状であり、RがR形状(曲線・曲面)、Cが斜面形状を表す。
項目「寸法」は、上記端子接合部形状の電気的接合代の寸法であり、単位はmmである。
項目「端子引抜き強度」は、上述した補綴強度のことであり、単位はkgfである。
項目「植込高さバラツキ幅」は、生体刺激電極装置10を表皮に押しつけた際に生じる電極端子のバラツキ度合いであり、電気的接合代A(図3、図4)とフレキシブル配線基板40との、電極(刺激電極20)からの隙間のことを表し、基準値からのバラツキであって、単位はmmである。
項目「導通不良発生率」は、電力供給の不良状態が発生した確率であり、単位はパーセントである。
以下、第2実施形態、第3実施形態として説明するように、電極対の電極端子(刺激電極20、接触電極30)のうち何れか一方の電極端子が、係止部の一部として機能する押止部を有する構成にしてもよい。
(第2実施形態)
図12(a)は、第2実施形態に係る電極(生体刺激電極2)を説明するための図である。
図13は、第2実施形態に係る生体刺激電極2を説明するための拡大図である。
第2実施形態では、第1実施形態の接触電極30にかえて、係止部を有さない接触電極300が採用される点が第1実施形態と異なる。
この場合は、接触電極300とフレキシブル配線基板40の固定には、導電性の接着剤90などを用いるとよい。つまり、図13のα部に示したように、接触電極300における円筒部304とフレキシブル配線基板40の境界線に接着剤90を塗布し、接触電極300とフレキシブル配線基板40とを電気的に接続する。
一方、図13のβ部に示したように、刺激電極20とフレキシブル配線基板40は、刺激電極押止部22がフレキシブル配線基板40を押止し、刺激電極被保持部23が樹脂部50に固定保持されることで固定されるため、接着剤90は不要である。
図12(b)は、第3実施形態に係る電極(生体刺激電極3)を説明するための図である。
生体刺激電極3は、第1実施形態の刺激電極20にかえて、係止部を有さない刺激電極200が採用される点が第1実施形態と異なる。つまり、刺激電極200は押止部が形成されていない。
この場合は、刺激電極200のフレキシブル配線基板40への固定には、導電性の接着剤90などを用いるとよい。つまり、刺激電極200における刺激電極被保持部203とフレキシブル配線基板40の境界線に接着剤90を塗布し、刺激電極200とフレキシブル配線基板40とを電気的に接続する。
一方、接触電極30とフレキシブル配線基板40は、第1実施形態で説明したように、接触電極押止部33がフレキシブル配線基板40を押止し、接触電極被保持部32が樹脂部50に固定保持されることで固定されるため、接着剤90は不要である。
なお、本第3実施形態では、刺激電極200と接触電極30の高さ部分(刺激部201を接触部31からどのくらい突出させるか)の位置決めは、樹脂部50に形成されるJ被保持部用孔51bの深さなどで調整するとよい。
この場合は、樹脂部50に設けるR形状の寸法(樹脂Rとする)は、各電極端子の係止部に設けるR形状の寸法(係止Rとする)の約半分ほどであることが望ましい。つまり、面取りの寸法(mm)が、係止R:0.1に対し、樹脂R:5/100程度が望ましい。
この構成により、各電極端子を挿入する作業の効率を上げることができる。
(1)フレキシブル配線基板を採用したので、電極の軽量化および構造の単純化が実現できる。
(2)フレキシブル配線基板と電極の固定(接合)に電極を利用している(フレキシブル配線基板と電極を繋ぐための基板側のコネクタなど別部品を使用していない)ので、接合部分の信頼性(電気的接合の信頼性や、機械的接合の信頼性)不安を排除することができる。
(3)フレキシブル配線基板と電極の固定に電極を利用しているので、コネクタに係る部品代、ハンダ付けに係る材料代、ハンダ付けに係る作業コストなどが不要になり、部品費および組立費などの低コスト化を実現することができる。
(4)フレキシブル配線基板と電極の固定に電極を利用しているので、コネクタなど別部品に起因する重量による望小特性の増大を防止することができる。
本発明の各実施形態および各変形例に係る生成方法では、図14に示したような、2本の位置決め棒6が形成された作業台5を各デバイスの位置決め台として利用することが好ましい。この位置決め棒6が、以下に説明するように、固定基板となる樹脂部50上の適所に各デバイスを適切に配設するためのガイドピンとして機能する。
まず、最初の作業工程では、図15に示したように、作業台5の上面に樹脂部50を配設する。この際、作業台5に形成されている位置決め棒6が、樹脂部50に形成されたJ位置決め用孔52を通過するように配設していく。この作業により、樹脂部50が作業台5上に位置決めされる。
この作業工程により、各電極端子の各被保持部(刺激電極被保持部23、接触電極被保持部32)が、フレキシブル配線基板40のF被保持部用孔41を通過し、次いで、樹脂部50のJ被保持部用孔51に嵌合(圧入)されることで、刺激電極20および接触電極30が樹脂部50に固定保持される。この作業(固定保持)は、上述した各実施形態や各変形例のいずれかを採用して行えばよい。
ここまでの作業で、図18に示したように、樹脂部50の上面の所望の位置に各デバイスが配置された生体刺激電極1が完成する。
この際、フレキシブル配線基板40のF位置決め用孔43を通過した位置決め棒6が、緩衝部材70に形成されたK位置決め用孔72を通過するように配設していく。
緩衝部材70の両面(上面、下面)には粘着材が塗布されいる。ここで、緩衝部材70の下面に塗布される粘着材の占有面積は、フレキシブル配線基板40の上面の外周よりも大きく、樹脂部50よりも一回り小さい程度の占有面積を有することが好ましい。この緩衝部材70の下面に塗布された粘着材が、第1実施形態で説明したように、フレキシブル配線基板40に形成された粘着固定用孔42を通過して樹脂部50に粘着することで、緩衝部材70と樹脂部50とは、フレキシブル配線基板40を間に挟んで粘着固定される。
さらに、フレキシブル配線基板40の樹脂部50への固定は、係止部(刺激電極押止部22、刺激電極被保持部23、接触電極被保持部32、接触電極押止部33)による押圧に加えて、フレキシブル配線基板40の外周面および粘着固定用孔42での固定により、一層強固に固定される。この場合、粘着固定用孔42で固定されることで、フレキシブル配線基板40の中央部の浮き止まりが有効に防止される。
このようにして完成した生体刺激電極装置10を人体100(図10)に粘着固定する際に、この保護シート80が剥がされ、剥がされた面を人体100に圧着させる。
2 生体刺激電極
3 生体刺激電極
4 生体刺激電極
5 作業台
6 位置決め棒
10 生体刺激電極装置
20 刺激電極
21 刺激部
22 刺激電極押止部
23 刺激電極被保持部
30 接触電極
31 接触部
32 接触電極被保持部
33 接触電極押止部
34 円筒部
40 フレキシブル配線基板
41 F被保持部用孔
42 粘着固定用孔
43 F位置決め用孔
44 リード部
45 コネクタ部
46 F被保持部用孔
50 樹脂部
51 J被保持部用孔
52 J位置決め用孔
60 配線
61 接合部
70 緩衝部材
71 K被保持部用孔
72 K位置決め用孔
80 保護シート
81 生体刺激電極用孔
82 H位置決め用孔
90 接着剤
100 人体
200 刺激電極
201 刺激部
203 刺激電極被保持部
300 接触電極
301 接触部
Claims (10)
- 一端側の先端に生体の表皮を刺激する鋭角に形成された刺激部を有する第1電極と、
一端側の先端に生体の表皮に線又は面で接触する、前記刺激部と所定の位置関係に形成された接触部を有する第2電極と、
前記第1電極の他端側および前記第2電極の他端側の少なくとも一方に形成された、前記一端側から前記他端側方向に伸びる被保持部と、側方に伸びる押止部とを有する係止部と、
前記被保持部を固定保持する絶縁基板と、
前記第1電極および前記第2電極と、前記絶縁基板と、の間に配設され、前記第1電極および前記第2電極の各々と電気的に接続される配線が形成されたフレキシブル配線基板と、
を備え、
前記被保持部と前記押止部とは少なくとも一部が斜面部または曲面部で連続しており、
前記係止部は、前記被保持部が前記フレキシブル配線基板を貫通して前記絶縁基板に差し込まれた状態で、前記斜面部または前記曲面部における、前記被保持部側の一部が前記絶縁基板に固定保持されると共に、前記押止部側の他部が前記配線と接触した状態で前記フレキシブル配線基板を前記絶縁基板方向に押止する、
ことを特徴とする生体刺激電極。 - 前記フレキシブル配線基板には、前記係止部のうち前記被保持部は通過し、且つ前記押止部は通過しない径口を有する第1の孔部が形成され、
前記第1電極および前記第2電極と前記フレキシブル配線基板は、
前記被保持部が前記第1の孔部を貫通して前記絶縁基板に埋め込まれた状態で固定保持されることにより、前記押止部が前記配線と接触した状態で前記フレキシブル配線基板を押止する、
ことを特徴とする請求項1に記載の生体刺激電極。 - 前記被保持部は、断面が多角形形状であり、
前記絶縁基板には、前記被保持部を固定保持する、開口部が円形状である凹部または孔部が形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生体刺激電極。 - 前記絶縁基板に形成されている凹部または孔部と前記被保持部は、しまりバメで固定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載の生体刺激電極。
- 前記絶縁基板は、ポリフェニレンサルファイド樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちの何れか1項に記載の生体刺激電極。
- 前記第1電極と前記第2電極の組よりなる電極対を複数有することを特徴とする請求項1から請求項5のうちの何れか1項に記載の生体刺激電極。
- 請求項1から請求項6のうちの何れか1項に記載の生体刺激電極と、
前記絶縁基板の前記第1電極および前記第2電極が固定保持されている面に粘着固定され、前記絶縁基板に固定保持された前記第1電極および前記第2電極を各々突出させる貫通孔を有する緩衝部材と、
を具備する生体刺激電極装置。 - 前記フレキシブル配線基板は、さらに、少なくとも一部に第2の孔部を有し、
前記緩衝部材と前記絶縁基板とは、前記第2の孔部で粘着固定されることを特徴とする請求項7に記載の生体刺激電極装置。 - 一端側の先端に生体の表皮を刺激する鋭角に形成された刺激部を有する第1電極と、一端側の先端に生体の表皮に線又は面で接触する、前記刺激部と所定の位置関係に形成された接触部を有する第2電極と、前記第1電極の他端側および前記第2電極の他端側の少なくとも一方に形成された、前記一端側から前記他端側方向に伸びる被保持部及び側方に伸びる押止部を有する係止部と、前記被保持部を固定保持する絶縁基板と、前記第1電極および前記第2電極と前記絶縁基板の間に配設され、前記第1電極および前記第2電極の各々と電気的に接続される配線が形成されたフレキシブル配線基板と、を備え、前記係止部は、前記被保持部が前記フレキシブル配線基板を貫通して前記絶縁基板に差し込まれた状態で固定保持されることにより、前記押止部が前記配線と接触した状態で前記フレキシブル配線基板を前記絶縁基板方向に押止する、ことを特徴とする生体刺激電極と、
前記絶縁基板の前記第1電極および前記第2電極が固定保持されている面に粘着固定され、前記絶縁基板に固定保持された前記第1電極および前記第2電極を各々突出させる貫通孔を有する緩衝部材と、を具備し、
前記フレキシブル配線基板は、さらに、少なくとも一部に第2の孔部を有し、
前記緩衝部材と前記絶縁基板とは、前記第2の孔部で粘着固定される、
ことを特徴とする生体刺激電極装置。 - 一端側の先端に生体の表皮を刺激する鋭角に形成された刺激部と、前記一端側から前記他端側方向に伸びる被保持部と、側方に伸びる押止部とを有し前記被保持部と前記押止部とは少なくとも一部が斜面部または曲面部で連続する係止部とを有する第1電極と、
一端側の先端に生体の表皮に線又は面で接触する、前記刺激部と所定の位置関係に形成された接触部と、前記一端側から前記他端側方向に伸びる被保持部と、側方に伸びる押止部とを有し前記被保持部と前記押止部とは少なくとも一部が斜面部または曲面部で連続する係止部とを有する第2電極と、
前記第1電極および前記第2電極の各々と電気的に接続される配線が形成されたフレキシブル配線基板と、
前記第1電極に対応する被保持部用孔と前記第2電極に対応する被保持部用孔が形成された絶縁基板と、
を備える生体刺激電極の生成方法であって、
前記絶縁基板上に前記フレキシブル配線基板を載置する第1ステップと、
前記第1電極の被保持部を、前記フレキシブル配線基盤を貫通し、前記第1電極の前記斜面部または前記曲面部における押止部側の他端部が前記フレキシブル配線基盤の配線と電気的に接続すると共に、前記フレキシブル配線基盤を前記絶縁基板に押止するまで、前記斜面部または前記曲面部における前記被保持部側の一部を前記絶縁基板の対応する被保持部用孔に圧入する第2ステップと、
前記第2電極の被保持部を、前記フレキシブル配線基盤を貫通し、前記第2電極の前記斜面部または前記曲面部における押止部側の他端部が前記フレキシブル配線基盤の配線と電気的に接続すると共に、前記フレキシブル配線基盤を前記絶縁基板に押止するまで、前記斜面部または前記曲面部における前記被保持部側の一部を前記絶縁基板の対応する被保持部用孔に圧入する第3ステップと、
を有することを特徴とする生体刺激電極の生成方法。
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