JP6355176B2 - プリンター - Google Patents
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Description
この開閉カバーなどの開放のために操作する開放用押しボタンを設けたプリンターが提案されている。
図1は、上記プリンターたとえば携帯式プリンター1の概略縦断面図であって、携帯式プリンター1は、サーマルプリンターとしてこれを構成してあり、プリンターハウジング2と、開閉カバー3と、ラベル連続体4(印字用紙)の供給部5と、位置検出部6と、印字部7と、充電バッテリー8のバッテリー収納室9と、アダプター接続端子10と、入力部11と、表示部12と、制御部13と、電源スイッチ14と、用紙切断装置15と、を有する。
さらにプリンターハウジング2には、図1中、下方隅部に位置したカバー軸18のまわりに上記開閉カバー3を開閉可能に設けて、供給部5へのラベル連続体4の収納および携帯式プリンター1への装填を可能としている。
供給部5は、ラベル連続体4をロール状に巻いてその内部に収納し、位置検出部6および印字部7方向に帯状に繰り出し可能としている。
なお、台紙19の裏面側には、所定ピッチで位置検出用マーク21をあらかじめ印刷してある。
プラテンローラー24のプラテンローラー軸27の一方側端部にはプラテンローラーギア28を設けるとともに、駆動モーター26の回転を伝達するための連結ギア29を設け、開閉カバー3のプリンターハウジング2への閉鎖により、プラテンローラーギア28と連結ギア29とを係合させて、駆動モーター26によりプラテンローラー24を回転駆動可能としている。
既述のように、開閉カバー3にはプラテンローラー24および位置検出センサー22を取り付けてあり、開閉カバー3のプリンターハウジング2からの開放回動にともなってサーマルヘッド23から離反する。
表示部12は、入力部11により入力された情報およびその他必要な情報を表示可能とする。
また、直方体形状のプリンターハウジング2における他の稜縁部にも同様に、クッション材33を設けて携帯式プリンター1全体の耐衝撃性を確保している。
図2は、開放用押しボタン30(用紙切断装置15)部分の要部断面図、図3は、開放用押しボタン30の斜視図であり、用紙切断装置15において、開放用押しボタン30は、ボタン本体34と、ボタン本体34の周縁部の全周をめぐってこれに形成した防水用密着面35と、ボタン本体34に一体に形成したそのボタン軸36および弾性体としてのボタン付勢スプリング37と、ボタン本体34の裏面側に突出して形成した押込み用突出部38(図2)と、防水用密着面35の下方側先端部に形成した用紙切断用端部39と、を有する。
ただし、防水用密着面35は、とくに図3に示すように、サーマルヘッド23の長さ方向(ラベル連続体4の幅方向)に沿ってより長く庇のように延びており、サーマルヘッド23の発熱素子23A(図2)のすべてを覆うことができるようにしているとともに、その下方側先端部である用紙切断用端部39がラベル連続体4を幅方向に沿って切断可能である。
とくに図2に示すように、それぞれの当接軸部40がプリンターハウジング2の内壁面2Aに当接して、左右一対のボタン付勢スプリング37が撓むことにより、その付勢力を発揮して開放用押しボタン30の防水用密着面35をプリンターハウジング2の内壁面2Aに密着可能とする。
換言すれば、開放用押しボタン30のボタン軸36は、ボタン付勢スプリング37と防水用密着面35との間に位置してこれを設けて、防水用密着面35がプリンターハウジング2の内壁面2Aに密着させるように、ボタン付勢スプリング37が開放用押しボタン30を付勢可能としている。
なおボタン付勢スプリング37を蛇行して形成することにより、所定の付勢力を得るための必要な長さを狭い空間内で得ることが可能となり、かつ、ボタン本体34と一体形成することにより、とくに小型軽量に製造する必要があるこの種携帯式プリンター1に有利である。
図2(1)は、ボタン付勢スプリング37の当接軸部40がプリンターハウジング2の内壁面2Aに当接する場合の説明図であって、ボタン付勢スプリング37による付勢力は、後述する図2(2)および図2(3)の場合よりも小さい。
図2(2)は、ボタン付勢スプリング37に当接軸部40を形成せずに、そのスプリング先端部分37A(図中、ハッチングで示している部分)がプリンターハウジング2の内壁面2Aに当接する場合(あるいは、ボタン付勢スプリング37に当接軸部40を形成してもプリンターハウジング2の内壁面2Aに係合凹部(図示せず)を形成して、当接軸部40がこの係合凹部に係合する場合)の説明図であって、ボタン付勢スプリング37による付勢力は、中程度である(図2(1)の場合よりも強く、図2(3)の場合よりも弱い)。
図2(3)は、ボタン付勢スプリング37に当接軸部40を形成せずに、ボタン付勢スプリング37全体(図中、ハッチングで示している部分)がプリンターハウジング2の内壁面2Aに当接する場合の説明図であって、ボタン付勢スプリング37による付勢力は、図2(2)および図2(3)の場合よりも大きい。
すなわち、プリンターハウジング2の内壁面2Aに対するボタン付勢スプリング37の付勢態勢ないしは当接領域を選択することにより、防水用密着面35に要請される防水機能の程度に応じて必要な付勢力を適宜設計することができる。
カバーロック41には、その上縁部中央に位置して、押込み用突出部38に対向する部位に当接傾斜プレート42を一体形成して設けるとともに、サーマルヘッド23を介して反対側に断面ほぼ半円弧状の左右一対のプラテンローラーロック係合部43を形成している。
プラテンローラーロック係合部43にはプラテンローラー24の左右一対のロックピン44(図1)が係脱可能である。ロックピン44がプラテンローラーロック係合部43に係合した状態で、プラテンローラー24がサーマルヘッド23に所定押圧力(印字圧力)で当接可能であり、その間に挟持するラベル連続体4への印字が可能な状態となる。
したがって、プラテンローラー24のロックピン44がカバーロック41のプラテンローラーロック係合部43から離脱した状態となり、サーマルヘッド23およびプラテンローラー24とを互いに離反させ、その間にラベル連続体4を装填可能となる。
なお、開放用押しボタン30(用紙切断用端部39)の材料としては、ラベル連続体4その他の印字用紙の種類に応じて、一般的には所定の剛性および弾性を有する合成樹脂材料を採用することができる。
すなわち、用紙切断用端部39が開閉カバー3の先端部の外表面より、わずかに(図2に示す間隔D)分だけ外方側に位置していることにより、雨天その他の時に開放用押しボタン30を伝って水滴Wが用紙切断用端部39に至っても、庇のように出ている用紙切断用端部39から開閉カバー3に触れることなく地上に垂れ落ちるのみであり、プリンターハウジング2内に侵入するおそれは軽減されている。
また、発行口46に印字発行されてくるラベル連続体4は、発行口46の外方側で用紙切断用端部39に対向するので、用紙切断用端部39の部分におけるラベル連続体4の切断操作を容易かつ確実に行うことができる。
この開放状態で供給部5内にロール状のラベル連続体4を収納し、開閉カバー3をプリンターハウジング2方向に閉鎖すればプラテンローラー24のロックピン44がカバーロック41のテーパー面45に当接する。ヘッド付勢スプリング25の付勢力に抗して開閉カバー3(プラテンローラー24)をさらに閉鎖方向に押し込めば、ロックピン44がプラテンローラーロック係合部43に係合するに至り、開閉カバー3を閉鎖し、またサーマルヘッド23およびプラテンローラー24を互いに押圧した状態とすることができる。
すなわち、開放用押しボタン30の部分は、印字部7のサーマルヘッド23さらには制御部13に至る部分に隣り合っているため、上述の防水機能を果たすことにより、印字部7や制御部13の故障の頻度を低下させ、野外での携帯式プリンター1の使用にあたっても操作の安定性を確保可能である。
なお、開閉カバー3を開放するために開放用押しボタン30を操作する際に、その下方側端部である用紙切断用端部39の位置は所定の部位からずれることにはなるが、ラベル連続体4の切断操作時に開放用押しボタン30を操作することはないので、切断操作自体に支障はない。
もちろん、卓上型プリンターその他のプリンターにも本発明による用紙切断装置を採用することが可能である。
したがって、この用紙切断装置50では、用紙切断用端部39に代わって、金属プレート51の下方側先端部が、ラベル連続体4を手動で切断するための用紙切断用端部52として機能することになる。
金属プレート51の材料は、任意であるが、一般的なステンレス材などを採用可能である。
2 プリンターハウジング
2A プリンターハウジング2の内壁面(図2)
3 開閉カバー
4 ラベル連続体(印字用紙)
5 供給部
6 位置検出部
7 印字部
8 充電バッテリー
9 バッテリー収納室
10 ACアダプター32を接続するアダプター接続端子
11 入力部
12 表示部
13 制御部
14 電源スイッチ
15 携帯式プリンター1の用紙切断装置(第1の実施例、図2)
16 ベルト掛け部
17 肩掛けベルト
18 開閉カバー3のカバー軸
19 ラベル連続体4の台紙
20 ラベル片
21 位置検出用マーク
22 位置検出センサー
23 サーマルヘッド(印字ヘッド)
23A サーマルヘッド23の発熱素子(図2)
24 プラテンローラー
25 ヘッド付勢スプリング
26 駆動モーター
27 プラテンローラー24のプラテンローラー軸
28 プラテンローラー24のプラテンローラーギア
29 連結ギア
30 開放用押しボタン
31 サーマルヘッド23のヘッド軸
32 ACアダプター
33 エラストマーなどによるクッション材
34 開放用押しボタン30のボタン本体
35 開放用押しボタン30の防水用密着面
36 開放用押しボタン30のボタン軸
37 開放用押しボタン30のボタン付勢スプリング
37A ボタン付勢スプリング37のスプリング先端部分(図2(2)、図4(2))
38 開放用押しボタン30の押込み用突出部
39 開放用押しボタン30の用紙切断用端部(下方側先端部)
40 ボタン付勢スプリング37の当接軸部
41 カバーロック
42 カバーロック41の当接傾斜プレート
43 プラテンローラーロック係合部
44 プラテンローラー24のロックピン
45 テーパー面
46 印字済みのラベル連続体4の発行口
50 携帯式プリンター1の用紙切断装置(第2の実施例、図4)
51 金属プレート
52 金属プレート51の用紙切断用端部(下方側先端部)
D 開放用押しボタン30の用紙切断用端部39と開閉カバー3の先端部の外表面との間の間隔(図2)
W 雨天その他の時に開放用押しボタン30を伝って用紙切断用端部39に至る水滴
Claims (11)
- プリンターハウジングと、
前記プリンターハウジングに設けられ、印字用紙に印字可能な印字ヘッドと、
前記プリンターハウジングに対して開閉可能な開閉カバーと、
前記開閉カバーに設けられ、前記開閉カバーを閉鎖した状態で前記印字ヘッドに対向する位置に位置し、前記印字ヘッドとの間に前記印字用紙を挟持して回転することにより前記印字用紙を移送可能なプラテンローラーと、
前記印字ヘッドを前記プラテンローラーから離反させるように操作する開放用ボタンと、
前記印字ヘッドにより印字された印字用紙が排出され、前記開閉カバーの一端が前記印字用紙の一面側に臨み、かつ、前記開放用ボタンの先端が前記印字用紙の他面側に臨み、前記開閉カバーの一端と前記開放用ボタンの先端の隙間である発行口と、を有し、
前記開閉カバーを閉鎖した状態で、前記発行口に臨む開放用ボタンの先端が前記開閉カバーの一端よりも外側に位置するプリンター。 - 前記印字用紙の他面側は、前記印字ヘッドに対向する前記印字用紙の印字面である、請求項1に記載のプリンター。
- 前記開放用ボタンは、前記プリンターハウジングに設けられている、請求項1または2に記載のプリンター。
- 前記開放用ボタンの先端は、前記開閉カバーの一端よりも上側に配置されている請求項1ないし3のいずれかに記載のプリンター。
- 前記プリンターは、プリンターを操作する操作者に携帯可能であり、
前記操作者が前記プリンターを携帯した状態において 前記開放用ボタンの先端は、前記開閉カバーの一端よりも上側に配置されている請求項4に記載のプリンター。 - 前記印字ヘッドを保持し、プラテンローラーに係脱可能な係合部を備えるカバーロックと、
を有する請求項1ないし5のいずれかに記載のプリンター。 - 前記カバーロックは前記開放用ボタンに対向して設けられ、
前記前記開放用ボタンを前記プリンターハウジングの内方に向けた押込み操作によりカバーロックが回動し、前記プラテンローラーが前記係合部から離脱する請求項6に記載のプリンター。 - 前記開放用ボタンを前記プリンターハウジングの内壁面に密着する方向に付勢させるボタン付勢部を有する請求項3に記載のプリンター。
- 前記開放用ボタンは、前記プリンターハウジングの内壁面に密着する防水用密着面を有する請求項3または8に記載のプリンター。
- 前記開放用ボタンの先端部は、用紙切断用端部である請求項1ないし9のいずれかに記載のプリンター。
- 前記開放用ボタンは板状の形状である請求項1ないし10のいずれかに記載のプリンター。
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