JP6368675B2 - 管理システム及び管理方法 - Google Patents
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Description
・室内環境情報(空気温度値、相対湿度値、平均輻射温度値、気流速度値等)に基づいた空調制御
・在室者の状態情報(人体の内部発熱量に基づく建物利用者の活動状態、建物利用者の着衣状態)に基づいた空調制御
・個人の特性情報(建物利用者毎の年齢、性別、暑がり又は寒がり等の特性)に基づいた空調制御
特許文献1には、暗い環境であってもレンズ、センサー、赤外線カットフィルター等を使用し、室内にいる個人の位置や動きを認識し、それをパラメータとして空調制御がなされる技術が開示されている。
入力部は、入退が制限される制限区域の利用者、及び制限区域の外部環境を撮影し、映像データとして利用者及び外部環境の熱画像分布図を作成する撮影部から入力された映像データより、利用者及び外部環境に関する情報を取得する。
判定部は、利用者に関する情報に基づいて利用者の様態を判定する様態判定部と、外部環境に関する情報に基づいて外部環境の様態を判定する外部環境判定部と、を有する。
出力部は、制限区域内に設けられ、制限区域に対する利用者の通行を制限する扉の動作を、様態判定部によって判定された利用者の様態に基づいて制御する入退室制御部と、外部環境判定部によって判定された外部環境の様態、又は様態判定部によって判定された利用者の様態に基づいて、制限区域内の感染症対策のための空調を行う空調機器の動作を制御する空調制御部と、を有する。
様態判定部は、利用者の熱画像分布図に基づいて検知した利用者のマスク着用有無又は利用者の体温により、利用者が感染症罹患疑い者であるか判定し、
入退室制御部は、扉の動作を制御して、感染症罹患疑い者による制限区域の入退を制限し、
空調制御部は、感染症罹患疑い者の累積人数が第1閾値を超えた場合、又は制限区域における在室者の累積人数に対する感染症罹患疑い者の累積人数の割合が第2閾値を超えた場合に、空調機器の動作を制御する。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施の形態例に係る管理システム1のハードウェア構成例を示すシステム概略図である。
図2は、管理システム1の内部構成例を示す機能ブロック図である。図2では、機能ブロックと共に、各機能ブロックを構成するハードウェアについても記載している。1つの機能ブロックは、複数のハードウェアによって構成される場合がある。
登録用カードリーダ6aは、建物利用者が保持するIDカードのカード情報を読込み、このカード情報をクライアント端末6に出力する。
登録用生体認証端末6bは、建物利用者の生体情報(例えば、顔認証に用いられる顔の映像、指紋認証に用いられる指紋の映像)を読込み、この生体情報をクライアント端末6に出力する。
入退室管理記憶部12は、入退室管理データベースD2によって構成される。入退室管理データベースD2は、事前登録部11にて登録された事前登録情報、入退室制御部23が蓄積した入退室履歴データに基づく認証時情報、撮影部21が取得した撮影映像情報を入退室管理データベースD2に格納する機能を有する。また、入退室管理記憶部12は、様態判定部14にて判定された建物利用者の様態情報を入退室制御のパラメータとして活用するために入退室管理データベースD2に格納する機能を有する。
次に、管理システム1の各装置(設備管理サーバ2、入退室管理サーバ3、設備制御コントローラ4、入退室制御コントローラ5、クライアント端末6)を構成する計算機60のハードウェア構成を説明する。
図3は、計算機60のハードウェア構成例を示すブロック図である。
建物利用者が建物又は居室に入室するために、生体認証端末52に顔を近づけ、カードリーダ53にIDカードを接触させると、認証部22が建物利用者の入室認証(顔認証及びカード認証)を行う(S1)。このとき、撮影部21は、セキュリティカメラ51が撮影した映像データから取得した建物利用者の撮影映像情報を入退室管理データベースD2に登録する。また、撮影部21は、生体認証端末52が備える認証用カメラが入室しようとする建物利用者の顔の熱画像分布図から取得した建物利用者の撮影映像情報を入退室管理データベースD2に登録する。
屋外扉に設置されたセキュリティカメラ51は、外部環境を撮影し、映像データを作成する。そして、撮影部21は、この映像データから取得した外部環境の撮影映像情報を入退室管理データベースD2に登録する。外部環境判定部13は、入退室管理データベースD2から撮影映像情報を読み出し(S7)、この撮影映像情報に基づいて外部環境がどのような状況であるか判定する。
まず、屋外扉aに設置された外部環境判定部13が外部環境の様態として風速及び風向を判定する方法について記載する。
風速及び風向の判定には、屋外扉aに設置されたセキュリティカメラ51aにて撮影される木々の揺れ幅が用いられる。セキュリティカメラ51aは、撮影した映像データを1秒毎に切り出して、入退室管理データベースD2に撮影映像情報として登録する。外部環境判定部13は、予め特定の木に定点を決めておき、1秒毎に撮影した映像を比較し、当該定点の1秒間での移動距離を測定し、木々の揺れ速度を算出する。
移動距離[cm]/時間[s]=木々の揺れ速度[cm/s]
次に、外部環境判定部13が外部環境の様態として天気を判定する方法について記載する。
天気の判定には、セキュリティカメラ51aにて撮影される屋外の特定箇所の照度を推定する手法が用いられる。セキュリティカメラ51aは、定周期に撮影した映像を切り出す。そして、外部環境判定部13は、予め定周期に屋外の特定箇所の照度を測定すると共に、当該箇所で撮影された映像と、測定照度と紐付けて入退室管理データベースD2に登録しておく。外部環境判定部13は、入退室管理データベースD2から読出した本登録データを、映像データから切り出しされた撮影映像情報と照合し、その時の照度を推定し、推定した照度から天気を判定する。
照度[lx]=光度[cd]/(光源からの距離[m]の2乗)
(一般的な照度と天気)
・晴天昼………………100,000[lx]
・晴天午前10時………65,000[lx]
・晴天午後3時…………35,000[lx]
・曇天昼…………………32,000[lx]
・曇天午前10時………25,000[lx]
・曇天日出1時間後………2,000[lx]
・晴天日入1時間前………1,000[lx]
・日出、日入……………………300[lx]
・月明り…………………………0.5〜1[lx]
次に、外部環境判定部13が外部環境の様態として雨又は雪を判定する方法について記載する。
雪の判定には、映像内で動作する物体を検知する方法が用いられる。外部環境判定部13は、セキュリティカメラ51aが映像データから切り出した、映像の上部から下部へ移動する動作物(例えば、水滴又は雪)の落下速度が一般的な速度の範囲内である場合に、雨又は雪が降っていると判定する。一般的に雨の落下速度は、約2.2〜7.5[m/s]の範囲内であり、雪の落下速度は、約0.3〜1.0[m/s]の範囲内である。
(一般的な雨の落下速度)
雨粒の直径
・0.5mm……2.2[m/s]
・1.0mm……6.2[m/s]
・3.0mm……7.5[m/s]
(一般的な雪の落下速度)
・0.3〜1.0[m/s]
次に、外部環境判定部13が外部環境の様態として気温を判定する方法について記載する。
外部環境判定部13は、セキュリティカメラ51aが作成した熱画像分布図を取得し、外部環境の気温を判定する。また、予め定周期に屋外の特定箇所の気温を測定すると共に、セキュリティカメラ51aが当該箇所で撮影した熱画像分布図を、測定気温と紐付けて入退室管理データベースD2に登録しておく。外部環境判定部13は、入退室管理データベースD2から読み出した本登録データを、セキュリティカメラ51aから取得した熱画像分布図と照合し、その時の判定気温を補正することで、外部環境の気温判定における精度を向上することができる。
次に、様態判定部14が建物利用者の様態として高熱者を判定する方法について記載する。
様態判定部14は、生体認証端末52による居室扉の認証時において、認証用カメラがサーモグラフィー機能によって作成した建物利用者の熱画像分布図を取得し、建物利用者の体温を判定する。
次に、建物利用者の様態としてマスク着用者を様態判定部14が判定する方法について記載する。
様態判定部14は、マスク着用者の判定に際して、輝度測定値から皮膚露出部分の面積を推定する手法を用いる。撮影部21は、セキュリティカメラ51又は認証用カメラが予め撮影した通行人又は建物利用者の映像データから切り出した通行人又は建物利用者の映像を撮影映像情報として入退室管理データベースD2に登録しておく。そして、様態判定部14は、入退室管理データベースD2から読み出した通行人又は建物利用者の映像と、映像データから切り出された通行人又は建物利用者の映像とを照合する。そして、撮影映像情報に含まれる通行人又は建物利用者の顔部分の輝度測定値から皮膚露出部分の面積を算出し、マスク着用の有無を判定する。
次に、様態判定部14が建物利用者の様態としてマフラー、手袋等の防寒具の持参有無、又はレインコート、傘等の雨具等の持参有無を判定する方法について記載する。
この判定方法は、マスク着用の有無判定方法と同様に、様態判定部14が手や首の輝度測定値から皮膚露出部分の面積を算出し、マフラー、手袋着用の有無を判定する。また、様態判定部14は、ビニール等の輝度測定値から、レインコート着用、又は傘持参の有無を判定する。
図7は、感染症対策空調制御パターンの例を示す一覧表である。
なお、管理システム1が備える設備管理サーバ2、入退室管理サーバ3の機能を1つにまとめて管理装置を構成することも可能である。このような管理装置であっても、ネットワークNに接続された設備制御コントローラ4、入退室制御コントローラ5を介して設備機器の動作を制御することができる。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (4)
- 入退が制限される制限区域の利用者、及び前記制限区域の外部環境を撮影し、映像データとして前記利用者及び前記外部環境の熱画像分布図を作成する撮影部から入力された前記映像データより、前記利用者及び前記外部環境に関する情報を取得する入力部と、
前記利用者に関する情報に基づいて前記利用者の様態を判定する様態判定部と、前記外部環境に関する情報に基づいて前記外部環境の様態を判定する外部環境判定部と、を有する判定部と、
前記制限区域内に設けられ、前記制限区域に対する前記利用者の通行を制限する扉の動作を、前記様態判定部によって判定された前記利用者の様態に基づいて制御する入退室制御部と、前記外部環境判定部によって判定された前記外部環境の様態、又は前記様態判定部によって判定された前記利用者の様態に基づいて、前記制限区域内の感染症対策のための空調を行う空調機器の動作を制御する空調制御部と、を有する出力部と、を備え、
前記様態判定部は、前記利用者の熱画像分布図に基づいて検知した前記利用者のマスク着用有無又は前記利用者の体温により、前記利用者が感染症罹患疑い者であるか判定し、
前記入退室制御部は、前記扉の動作を制御して、前記感染症罹患疑い者による前記制限区域の入退を制限し、
前記空調制御部は、前記感染症罹患疑い者の累積人数が第1閾値を超えた場合、又は前記制限区域における在室者の累積人数に対する前記感染症罹患疑い者の累積人数の割合が第2閾値を超えた場合に、前記空調機器の動作を制御する
管理システム。 - 前記外部環境判定部は、前記外部環境の熱画像分布図に基づいて検知した気温により、前記外部環境の気温の高低を判定し、
前記空調制御部は、前記外部環境の気温の高低に基づいて、前記空調機器の空調量を制御する
請求項1に記載の管理システム。 - 前記入力部は、前記利用者の認証を行う認証部を備え、
前記様態判定部は、前記利用者に関する情報に基づいて、前記認証部によって認証される前記利用者の様態を判定する
請求項1又は2に記載の管理システム。 - 入退が制限される制限区域の利用者、及び前記制限区域の外部環境を撮影し、映像データとして前記利用者及び前記外部環境の熱画像分布図を作成する撮影部から入力された前記映像データより、前記利用者及び前記外部環境に関する情報を取得するステップと、
前記利用者に関する情報に基づいて前記利用者の様態を判定するステップと、
前記利用者の熱画像分布図に基づいて検知した前記利用者のマスク着用有無又は前記利用者の体温により、前記利用者が感染症罹患疑い者であるか判定された前記利用者の様態に基づいて、前記制限区域内に設けられ、前記制限区域に対する前記利用者の通行を制限する扉の動作を制御する入退室制御部が、前記扉の動作を制御して、前記感染症罹患疑い者による前記制限区域の入退を制限するステップと、
前記外部環境に関する情報に基づいて前記外部環境の様態を判定するステップと、
前記外部環境の様態、又は前記利用者の様態に基づいて前記制限区域内の感染症対策のための空調を行う空調機器の動作を制御する空調制御部が、前記感染症罹患疑い者の累積人数が第1閾値を超えた場合、又は前記制限区域における在室者の累積人数に対する前記感染症罹患疑い者の累積人数の割合が第2閾値を超えた場合に、前記空調機器の動作を制御するステップと、を含む
管理方法。
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