JP6375491B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機(以下、弾球遊技機ともいう)に関するものである。
弾球遊技機では、発射された遊技球が始動口に入賞したことに起因して、当否判定を行い、弾球遊技機に設けられた演出表示装置に、前記当否判定の結果に基づいた演出表示を表示している。前記演出表示装置に表示された演出表示では、演出図柄と呼ばれる数字等からなる図柄を変動させ、所定の図柄配列で停止することによって、遊技者に大当りとなったことを報知している。
ところで、演出表示装置に表示される演出表示には、一旦演出図柄をハズレを示す図柄配列で仮停止させてから、復活演出を実行して、演出図柄を大当り示す図柄配列を表示させるものがあり、このような演出表示を実行することで、一旦遊技者にハズレたと落胆させ、その後に演出図柄の変動が再開されることで、遊技者の期待感を持ち上げ、最終的に大当りとなったことを報知することで、遊技者に驚きのある演出表示を実行することが可能となる。
特開2012−125618号公報
しかし、上述した復活演出では演出図柄がハズレを示す図柄配列で仮停止から復活演出を実行する構成となっているため、復活演出を何度も経験している遊技者にとっては、仮停止している否かは演出図柄を見てれば把握することができ、その後、演出図柄が変動を再開して、復活演出が実行されるか否かについて予想できてしまう。そのため、一旦遊技者にハズレたと落胆させ、その後に演出図柄の変動が再開されることで、遊技者の期待感を持ち上げ、最終的に大当りとなったことを報知する演出態様に、遊技者の驚きがうすれてしまい、面白みが欠ける演出表示となってしまう。
そこで、本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、復活演出においても大当りとなるかハズレとなるかの判別が困難で、遊技者に驚きを与えることが可能な演出を実行する弾球遊技機を提供することを目的とした。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項1の弾球遊技機は、遊技球が流下可能な遊技領域に備えられた始動口と、開閉可能で入球することが可能な大入賞口と、前記遊技領域に向けて発射された遊技球が前記始動口に入球したことに起因して乱数を抽出する乱数抽出手段と、該乱数抽出手段によって抽出された乱数を保留記憶として記憶する保留記憶手段と、該保留記憶手段に記憶された保留記憶に基づいて当りか否かの当否判定を行う当否判定手段と、前記当否判定の結果を示す特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、前記特別図柄で大当りを示す図柄が表示されることで前記大入賞口を開放させる大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、前記特別図柄が前記特別図柄表示装置に表示されるに同期して、前記特別図柄の演出用の図柄である演出図柄を用いた演出表示を表示する演出表示手段とを備えた弾球遊技機において、演出表示手段は、前記特別図柄で当りを示す図柄が表示される場合に当りを報知する当り図柄表示を表示可能で、前記特別図柄でハズレを示す図柄が表示される場合にハズレを報知するハズレ図柄表示を表示するものとし、前記特別図柄で当りを示す図柄が表示される場合であっても前記ハズレ図柄表示を表示する疑似ハズレ図柄表示手段と、前記大当り遊技実行手段が作動し、所定の条件が成立するまで前記大当り遊技の実行の開始を待機させる大当り遊技待機手段と、前記大当り遊技の実行の開始が待機中の場合に、遊技球が前記始動口へと入球すること前記所定の条件とし、前記所定の条件が満たされた場合は、待機中の大当り遊技の実行を開始させる大当り遊技開始手段とを備え、前記演出表示手段は、前記疑似ハズレ図柄表示手段による前記ハズレ図柄表示時に、前記所定の条件が満たされるときには、前記大当り遊技が実行されることを報知することを特徴とする。
このような構成によれば、ハズレ図柄表示が前記特別図柄表示装置で表示された図柄が当りを示す図柄の場合であっても表示されることもあるため、ハズレ図柄表示が表示されたことで、一旦遊技者は落胆するが、遊技領域に発射された遊技球が始動口へと入球することによって、大当り遊技開始手段により待機中の大当り遊技の実行が開始されるため、遊技者にとって驚きのある報知を可能とする。
また、従来の弾球遊技機の演出表示手段は、前記特別図柄表示装置に当りを示す図柄が表示される前に、ハズレ図柄表示を仮表示して、その後に当り判定を報知する。しかし、本発明の構成においては、表示されたハズレ図柄表示の見た目だけで判断することが不可能となっているため、遊技者は遊技を再開するために遊技球を発射することになる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、前記演出表示手段は、前記乱数記憶手段に記憶される保留記憶の個数を表示する疑似保留表示手段を備え、前記演出表示は、前記演出図柄が所定の表示態様で表示された場合は、所定の確率で前記大当りを示す図柄が表示される期待度が高いことを示す特定演出へと発展する構成とし、前記疑似保留表示手段は、前記特定演出の表示中及び前記大当り遊技の実行の開始が待機している場合は、前記保留記憶手段によって記憶されているか否かにかかわらず前記保留記憶の個数を表示しないことを特徴とする。
請求項2に記載されている「演出図柄が所定の表示態様で表示された場合」とは、リーチのことを意味する。
なお、「リーチ」とは、表示された演出図柄の組合せの一部が当り演出図柄の組合せの一部構成しているが未だ表示されておらず、当り演出図柄の組合せの一部を構成していない演出図柄が変動している状態のことをいう。
また、請求項2に記載されている「特定演出」とは、スーパーリーチのことを意味する。「スーパーリーチ」とは、リーチ表示後に特別図柄で大当りを示す図柄が表示される期待度が高いことを示す演出表示をいう。また、スーパーリーチ中に表示される演出表示としては、演出表示で表示される背景画像や、予告・リーチなどで用いられるキャラクター画像などの少なくとも一部を異ならせたものが考えられる。
疑似保留表示手段は、常に保留記憶手段に記憶されている保留記憶の個数を表示する構成としてしまうと、仮に前記大当り遊技の実行の開始が待機している場合には、次の特別図柄の変動が開始されないため、保留記憶に記憶されている保留記憶の個数が減少しない。よって、大当り遊技の実行の開始が待機中であるか否かを、遊技者が判別することが可能となってしまう。
そこで、上記した構成によれば、大当り遊技実行手段による大当り遊技の実行の開始が待機している場合であっても、疑似保留表示手段は、保留記憶手段によって保留記憶が記憶されているか否かにかかわらず保留記憶の個数を表示しないため、遊技者は前記保留記憶手段によって保留記憶が記憶されていたか否かが分からない。これによって、遊技者が大当り遊技の実行の開始が待機中であるか否か判別ができないため、遊技者に気づかれることがない。
請求項3に記載の本発明は、請求項2において、前記遊技領域に前記始動口とは異なる特別入球口を備え、前記大当り遊技開始手段は、前記所定の条件として、前記大当り遊技の実行の開始が待機中の場合に、遊技球が前記入球口へと入球するときは、前記待機中の大当り遊技の実行を開始させる構成とし、前記遊技領域に向けて発射する遊技球の発射強度により打ち分けることが可能な二つの領域のうち、一方の領域に前記始動口を、他方の領域に前記特別入球口を設置し、前記大当り遊技中に前記遊技領域に向けて発射された遊技球は、少なくとも前記他方の領域側へと流下した場合は、前記大入賞口へと入球可能とすることを特徴とする。
始動口は、遊技球の入球に起因して大当り遊技が実行させるか否かの当否判定をさせるものであることから、前記始動口への遊技球の入球率を高くすることは、遊技店側にとって不利益となることを鑑みれば、前記始動口への遊技球の入球率をそこまで高くすることはできない。
そのため、遊技者の遊技球の残り持ち球数によっては、前記始動口に遊技球が入球する前に前記持ち球数がなくなってしまい、大当り遊技が実行されるか否かを確認することができない可能性が生じてしまう。
そこで、上述した構成によれば、大当り遊技開始手段による所定の条件として、始動口とは異なる特別入球口へと遊技球が入球とすることで待機中の大当り遊技の実行が開始される。前記特別入球口は、前記始動口とは異なり、遊技球の入球に起因して大当り遊技が実行させるか否かの当否判定をさせるものではないため、前記特別入球口への遊技球の入球率を高めにすることができる。そのため、遊技者の持ち球数が少なくなった場合でも、最終的に大当り遊技が実行されるか否かを容易に確認することが可能となる。
請求項4に記載の本発明は、請求項3において、前記始動口を常時入球可能な第1始動口とし、前記始動口とは別に遊技球の入球が困難な閉鎖状態と該閉鎖状態よりも入球が容易な開放状態へと変化可能な普通電動役物に設けられる第2始動口を備え、該第2始動口は前記他方の領域に備える構成とし、前記大当り遊技終了後に、前記普通電動役物の開放状態が通常開放時間である非開放延長状態から前記通常開放時間よりも長い開放時間である開放延長状態へと移行させる開放延長手段を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、遊技領域の他方の領域に普通電動役物に設けられる第2始動口を備えることで、大当り遊技終了後に、前記第2始動口の開放状態が通常開放時間である非開放延長状態から前記通常の開放時間よりも長い開放時間である開放延長状態へと移行する場合は、仮に遊技者は、大当り遊技中に前記他方の領域へと流下するように遊技球を発射させていた場合には、継続して遊技球を発射させることが可能となり、大当り遊技が実行される毎に、一方の領域から前記他方の領域へと変更するといった手間を抑えることが可能となる。
請求項5に記載の本発明は、請求項3又は請求項4において、前記特別入球口は、遊技球の入球に起因して前記普通電動役物を開放させるか否かの判定を行う開放判定手段を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、特別入球口を所定の条件を満たすために用いるだけでなく、普通電動役物を開放させるか否かの判定を行う開放判定手段を前記特別入球口に備えた構成とすることで、弾球遊技機の部品点数を減らすことが可能となる。
請求項6の本発明は、請求項2から請求項5のいずれかにおいて、前記演出表示手段は、前記疑似ハズレ図柄表示手段による前記ハズレ図柄表示時に、前記大当り遊技の実行の開始が待機している場合であって、前記保留記憶の個数が所定数以上であるときには、前記大当り遊技が実行されることを報知することを特徴とする。
保留記憶手段に記憶されている保留記憶の個数が所定数以上であるときに、疑似保留表示手段によって保留記憶の個数を表示しないことで、遊技者に前記保留記憶手段によって保留記憶が記憶されているかのように思わせて、始動口への遊技球を入球させることは、保留記憶を増加させる必要がない場合もあり得るため遊技者に不快な思いをさせる可能性がある。
上記した構成によれば、前記疑似ハズレ図柄表示手段によるハズレ図柄表示時に、大当り遊技の実行の開始が待機している場合であって、前記保留記憶の個数が所定数以上であるときには、演出表示手段により大当り遊技が実行されることを報知される。これにより、遊技者に前記保留記憶手段によって保留記憶が記憶されていたか否かを分からないように思わせてわざわざ始動口に遊技球を入球させる必要はないため、遊技者に不快な思いにさせることを抑えることが可能となる。また、特別図柄表示装置に表示された当りを示す図柄に応じた演出は、基本的に通常の演出よりも長いため、遊技者は遊技球の発射を停止しがちであるが、前記保留記憶の個数が所定数以上であれば、前記疑似ハズレ図柄表示手段により表示されても、前記演出表示手段により大当り遊技が実行されることを報知されるため、遊技者は極力貯留しようとする可能性もあり、弾球遊技機の稼働を増加させることが可能となる。
請求項7の本発明は、請求項1から請求項6のいずれかにおいて、遊技者の遊技に用いる遊技球の持ち球数を検出する持ち球検出手段を備え、前記演出表示手段は、前記疑似ハズレ図柄表示手段によるハズレ図柄表示時に、前記大当り遊技の実行の開始が待機している場合であって、前記持ち球検出手段により前記持ち球数が所定数以下であると検出されたときには、前記大当り遊技が実行されることを報知することを特徴とする。
遊技者の遊技に用いる遊技球の持ち球がない状況下で、ハズレ図柄表示が表示されていると、そのまま遊技者は遊技をやめてしまう可能性がある。そこで、上述した構成によれば、当該可能性を回避できる。
請求項7の弾球遊技機に備えた持ち球検出手段として、該弾球遊技機の上皿の所定位置に球センサーを備える構成としてもよい。該球センサーは該上皿に貯留されている遊技球の量が所定量であるか否か検出する構成が考えられる。
また、近年には、発射された遊技球を遊技機内部で回収し、再び発射装置により発射すると共に、ICカード等の記憶媒体(以下、ICカードで代表)を用いて遊技者の持ち球数をデータとして管理する遊技機(封入式遊技機または封入式弾球遊技機などと呼ばれる)が存在する。請求項7に記載されている弾球遊技機を封入式弾球遊技機とする構成にしてもよい。これにより、封入式弾球遊技機は遊技者の持ち球数をデータとして管理することで、正確に現在の持ち球数を把握することができるため、遊技者の持ち球数が所定数以下であるある場合に報知することが可能となる。
パチンコ機50の正面図。 実施例1の遊技盤1の正面図。 パチンコ機50の裏面図。 実施例1のパチンコ機50の電気的構成を示すブロック図。 主制御装置80が実行するメインルーチンのフローチャート。 主制御装置80が実行する始動入賞確認処理のフローチャート。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート1。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート2。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート3。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート4。 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート1。 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート2。 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート3。 サブ統合制御装置83が実行する変動開始処理のフローチャート。 サブ統合制御装置83が実行する第1発射指示実行処理のフローチャート。 サブ統合制御装置83が実行する第2発射指示実行処理のフローチャート。 サブ統合制御装置83が実行する大当り遊技演出実行処理のフローチャート。 演出図柄表示装置6で表示される演出態様の表示例1。 演出図柄表示装置6で表示される演出態様の表示例2。 演出図柄表示装置6で表示される演出態様の表示例3。 演出図柄表示装置6で表示される演出態様の表示例4。 実施例2の遊技盤の正面図 実施例2のパチンコ機50の電気的構成を示すブロック図。 実施例2の演出図柄表示装置6で表示される演出態様の表示例1。 実施例2の演出図柄表示装置6で表示される演出態様の表示例2。
以下に本発明の好適な実施形態について説明する。尚、本発明の実施の形態は下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する種々の形態を採ることができ、各実施例に記載された内容を適宜組み合わせることが可能なことはいうまでもない。
[実施例1]
図1に示すように、遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
上皿55の上部ほぼ中央には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられている。演出ボタン67は、遊技者が有効期間中に操作することで、後述する演出図柄表示装置6に表示される演出内容を変化させ、スピーカにより出力される遊技音が変化させるものとなっている。また、演出ボタン67は、その周囲にジョグダイヤル68を備えたものとなっており、ジョグダイヤル68を回転させることにより、演出用の画像に変化を与えることが可能に構成されている。遊技者が押し操作可能なボタンを備える構成にしてもよい。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
図2は、本実施例のパチンコ機の遊技盤1の正面図である。なお、このパチンコ機の全体的な構成は公知技術に従っているので図示及び説明は省略する。図2に示すように遊技盤1には、公知のガイドレール2a、2bによって囲まれた略円形の遊技領域4が設けられている。この遊技領域4には多数の遊技釘3が打ち付けられている。
遊技領域4のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、演出図柄表示装置6(液晶表示装置であり演出図柄を表示する。)の画面を臨ませる窓等を備えている。センターケース5の下には、第1始動口11と第2始動口12とが配置され、センターケース5の左方には、ゲート17が配置されている。第2始動口12は開閉可能な翼片を供えた普通電動役物を備えている。
遊技領域4の右下部には、複数個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、普通図柄保留数表示装置8と、第1特別図柄保留数表示装置18と、第2特別図柄保留数表示装置19と、7セグメント表示装置からなる第1特別図柄表示装置9・第2特別図柄表示装置10とが配置されている。
第2始動口12の下方にはアタッカー式の大入賞口14が配置されている。また、第1始動口11の左方には、第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、第4左入賞口34が設けられている。なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、第4左入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
パチンコ機の裏面は図3に示すとおり、前述した遊技盤1を脱着可能に取り付ける内枠70が前述した外枠51に収納されている。この内枠70には、上方から、球タンク71、タンクレール72及び払出装置73が設けられている。この構成により、遊技盤1上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球を払出装置73により前述した上皿55に排出することができる。また、パチンコ機50の裏側には(図4も参照のこと)、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。なお、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83がサブ制御装置に該当する。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83は遊技盤1に設けられており、払出制御装置81、発射制御装置84、電源基板85が内枠70に設けられている。なお、図3では、発射制御装置84が描かれていないが、発射制御装置84は払出制御装置81の下に設けられている。また、球タンク71の右側には、外部接続端子78が設けられており、この外部接続端子78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータに送られる。なお、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子78には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用(枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子78を介してホールコンピュータへ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
このパチンコ機の電気的構成は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するだけのためのいわゆる中継基板及び電源回路等は記載していない。また、詳細の図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えているが、本実施例では発射制御装置84にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置84にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12a、普通図柄を作動させる普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動ゲートスイッチ17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントスイッチ14a、第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、第4左入賞口34に入球した遊技球を検出する左入賞口スイッチ31a等の検出信号が入力される。
本実施例の第1始動口11の第1始動口スイッチ11aは、第1始動口11に入球した遊技球を検出する役割と、遊技球の入球を検出して役物連続作動装置の作動を開始させる役割とを兼用したものとなっている。なお、役物連続作動装置は、後述する特別電動役物を連続して作動させる装置ことをいう
条件装置の作動中に、主制御装置80に第1始動口スイッチ11aによって、遊技球を検出して、検出信号が入力されると、役物連続作動装置を作動される構成となっている。
なお、本実施例の第1始動口11は、上述したように役物連続作動装置を作動させる役物連続作動口として構成されているが、これに限定されることはなく、役物連続作動装置の作動回数(大当り遊技のラウンド数)を決定する役物連続作動回数決定口として構成されていてもよい。
主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10及び普通図柄表示装置7の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19、普通図柄保留数表示装置8の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普通電動役物ソレノイド(図4では普電役物ソレノイドと表記)12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出スイッチ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出スイッチ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81はガラス枠開放スイッチ35、内枠開放スイッチ36、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23からの信号が入力され、満杯スイッチ22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ23により球タンクに遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81はCRユニット端子板24を介してプリペイドカードユニットと交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出スイッチ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、CRユニット端子板24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン、精算を要求するための返却ボタン、残高表示器が接続されている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子78を介して賞球に関する情報、枠(内枠、前枠)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータに送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。封入式の構成についての詳細は、後述する。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技球を遊技領域4に遊技球を発射させる。なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドル64からの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
サブ統合制御装置83はサブ制御装置に該当し、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカからの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ26を制御する。
また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67、ジョグダイヤル68が接続されており、遊技者が演出ユニット67、68を操作した際には、その操作信号がサブ統合制御装置83に入力される。なお、ジョグダイヤル68を演出図柄制御装置82に接続する構成にしてもよい。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6の画面に表示させる。
なお、本実施例では、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置82は別々の装置に分かれているが、1つの装置にまとめる構成にしてもよい。
メインルーチンを図5に従って説明する。メインルーチンは、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される。本実施形態では、S10〜S65までの1回だけ実行される処理を「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS70の処理を「残余処理」と称する。「本処理」は上記割り込みにより定期的に実行されることになる。
マイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、たいていが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
正常割り込みでないと判断されると(S10:no)、初期設定(例えば前記メモリの所定領域への所定値を書き込み、特別図柄及び普通図柄を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み等)が為され(S15)、残余処理(S70)に移行する。
正常割り込みとの肯定判断がなされると(S10:yes)、初期値乱数更新処理が実行される(S20)。この処理は、初期値乱数の値についてこの処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、この処理実行前の初期値乱数の値に+1するが、この処理を実行する前の乱数値が最大値である「3966」のときには次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「3966」までの3967個の整数を繰り返し昇順に作成する。
S20に続く大当り決定用乱数更新処理(S25)は、初期値乱数更新処理と同様に処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、最大値である「3966」のときは次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「3966」までの3967個の整数を繰り返し昇順に作成する。なお、大当り決定用乱数の最初の値は、初期値乱数設定処理で設定された値となる。この値が250であったとすると、大当り決定用乱数は「250」「251」「252」・・・「3966」「0」「1」・・・と更新されていく。
なお、大当り決定用乱数が1巡(3967回、更新されること)すると、そのときの前記初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にし、大当り決定用乱数は、その初期値から+1するインクリメント処理を行う。そして、再び大当り決定用乱数が1巡すると、その時の初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にする動作を行なう。つまり、この一連の動作を繰り返し続けることになる。前述の例では大当り決定用乱数が「249」になると1巡であるから、「249」の次は前記初期値乱数の値となる。仮に初期値乱数の値が「87」だったとすると、「249」「87」「88」・・・「3966」「0」「1」・・・「86」と変化していき、「86」の次は新たな前記初期値乱数の値となる。なお、通常確率状態時で大当りと判定される値の数は10で、値は「775」〜「777」「1775」〜「1777」「2774」〜「2777」であり、高確率状態時に大当りと判定される値の数は100で、値は「758」〜「777」「1314」〜「1333」「1758」〜「1777」「2758」〜「2777」「3314」〜「3333」である。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S30)は「0」〜「99」の100個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
S30に続く当り決定用乱数更新処理(S35)は、「0」〜「996」の997個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、当選することとなる値は通常確率状態では31〜40、高確率状態では31〜996である。なお、この当り決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
リーチ判定用乱数更新処理(S40)は、「0」〜「228」の229個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、通常確率状態時で変動時間短縮機能未作動時にリーチとなる値の数は21で、値は「0」〜「20」であり、通常確率状態時で変動時間短縮機能作動時にリーチとなる値の数は5で、値は「0」〜「4」であり、高確率状態時にリーチとなる値の数は6で、値は「0」〜「5」である。
変動パターン決定用乱数更新処理(S45)は、「0」〜「1020」の1021個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
続く入賞確認処理(S50)では、第1始動口11、第2始動口12の入賞の確認及びパチンコ機50に設けられ主制御装置80に接続された各スイッチ類の入力処理が実行される。
本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
続く入賞確認処理(S50)では、第1始動口、第2始動口の入賞の確認及びパチンコ機に設けられ主制御装置に接続された各スイッチ類の入力処理が実行される。
本実施例では、遊技球が第1始動口、第2始動口に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口と第2始動口でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口又は第2始動口に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
続いて、大当りか否かを判定する条件成立判定手段としての特別図柄制御処理(S55)を行う。この特別図柄制御処理(S55)が終了すると、続いて画像出力処理等の各出力処理(S60)が実行される。
各出力処理(S60)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S50)により遊技盤1上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
続く不正監視処理(S65)は、普通入賞口(第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3右入賞口33、第4左入賞口34)に対する不正が行われていないか監視する処理であり、所定時間内における入賞口への遊技球の入球が予め決定された規定数よりも多いか否かを判断して、多かった場合には不正と判断され、その旨を報知する処理である。つまり、不正判断手段は、主制御装置80に設けている。
本処理に続く前述の残余処理は、初期値乱数更新処理(S70)から構成されるが、前述したS20と全く同じ処理である。この処理は無限ループを形成し、次の割り込みが実行されるまで時間の許される限り繰り返し実行される。前述したS10〜S65までの本処理を実行するのに必要とされる時間は、大当り処理を実行するか否か、特別図柄の表示態様の相違等により割り込み毎に異なる。この結果、残余処理を実行する回数も割り込み毎に異なり、図5に示された割り込み処理が1回実行されることにより初期値乱数に更新される値も一律ではなくなる。これにより、初期値乱数が大当り決定用乱数と同期する可能性は極めて小さくなる。大当り決定用乱数が1巡したときの、初期値乱数の値(0〜3966の3967通り)が、同程度に発生するとすれば、同期する確率はわずか1/3967である。また、前述した当り決定用乱数更新処理(S35)も残余処理内において実行するよう構成しても良い。
S50の入賞確認処理は図6に示すようなもので、主制御装置80は、第1始動口スイッチ11aの検出信号に基づいて、第1始動口11に遊技球が入球したか否かを判断する(S100)。肯定判断なら(S100:yes)、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、第1保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S105)。
第1保留記憶が満杯でなければ(S105:no)、上記の各乱数を第1保留記憶として記憶し、第1特別図柄保留数表示装置18の点灯数を1増加させる(S110)。なお、S110では、主制御装置80からサブ統合制御装置83へ、第1保留記憶に記憶された保留個数を示す保留個数コマンドが送信される。そして、サブ統合制御装置83が該保留個数コマンドを受信し、演出図柄表示装置6で第1保留記憶に対応する保留図柄を表示する。その後、S115に移行する。なお、既に4個の第1保留記憶があれば(S105:yes)、保留記憶せず、第1特別図柄保留数表示装置18の点灯数を増やすこともなくS115へ移行する。
第1始動口11に遊技球が入球していないと判定された場合(S100:no)もS115に進み、第2始動口スイッチ12aの検出信号に基づいて、第2始動口12に遊技球が入球したか否かを判断する。肯定判断(S115:yes)なら、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、第2保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S120)。
第2保留記憶が満杯でなければ(S120:no)、上記の各乱数を第2保留記憶として記憶し、第2特別図柄保留数表示装置19の点灯数を1増加させ(S125)、リターン(終了)となる。なお、S125では、主制御装置80からサブ統合制御装置83へ、第2保留記憶に記憶された保留個数を示す保留個数コマンドが送信される。そして、サブ統合制御装置83が該保留個数コマンドを受信し、演出図柄表示装置6で第2保留記憶に対応する保留図柄を表示する。既に4個の第2保留記憶があれば(S120:yes)、第2保留を記憶せず、第2特別図柄保留数表示装置19の点灯数も増やさずに本処理を終了(リターン)する。また、第2始動口12に遊技球が入球していない場合(S115:no)も、本処理を終了する。
図7〜図10に示す特別図柄当否判定処理では、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S150)。S150の判定が否定判断で(S150:no)、特別図柄が変動中でなく(S155:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S160:no)、図8のS200に移行し、第2保留記憶(上記、図6のS125による保留記憶)があるか否かを判断する(S200)。
この保留記憶があれば(S200:yes)、第2保留記憶数をデクリメントし(S205)、S220に進む。第2保留記憶がなければ(S200:no)、第1保留記憶(上記、図6のS110による保留記憶)があるか否かを判断する(S210)。第1保留記憶があれば(S210:yes)、第1保留記憶数をデクリメントし(S215)、S220に進む。
第2保留記憶(但し第2保留が存在する場合は、第1保留の方が古い場合でも第2保留を優先)を読み込んで(その保留記憶は消去する)、確変フラグがセットされている(すなわち1)か否かを判定する(S220)。ここで確変フラグが1とは、現在のパチンコ機50が高確率遊技状態であることを意味する。肯定判断であれば(S220:yes)、読み込んだ大当り決定用乱数を確変テーブルに記録されている当り値と照合する(S225)。ここで当り値の数は100で、758〜777、1314〜1333、1758〜1777、2758〜2777、3314〜3333である。つまり当たり確率は1/39.67となる。否定判断であれば(S220:no)、読み込んだ大当り決定用乱数を通常テーブルに記録されている当り値と照合する(S230)。ここで当り値の数は10で、775〜777、1775〜1777、2774〜2777である。つまり、当り確率は1/396.7となる。なお、本実施例においては、大当り確率はこれらの概数(通常時は1/400、高確率状態(確変)は1/40)にて表示している。そして大当り後に高確率状態になる割合は70%と設定されている。
次に、S225またはS230の判定に基づき、大当りか否かを判定し(S235)、大当りとなる場合には(S235:yes)、大当り図柄決定用乱数によって当り図柄を決定する(S240)。その後、変動パターン決定処理(S245)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって演出図柄表示装置6に表示される特別図柄の大当り用の変動時間等の大当り変動パターンを決定する。
なお、本実施例の変動パターン決定処理では、サブ統合制御装置83によって、複数の演出図柄が変動して(図19(a))、複数の演出図柄が同じ数字で停止することで(図19(d))、図19(d)に示すように大当りが確定したことを報知する演出(以下、通常の大当り報知演出)が実行される大当り変動パターン(以下、通常の大当り変動パターン)、又は複数の演出図柄が変動して(例えば、図20(a))、演出図柄が異なった配列で停止することで(例えば、図20(d))、図20(d)に示すように疑似的にハズレの表示態様であることを報知する演出を実行し、例えば図20(e)に示すように、最終的に大当りが確定したことを報知する演出(以下、復活大当り報知演出)を実行する大当り変動パターン(以下、復活の大当り変動パターン)を決定する構成となっている。なお、特にこれに限定されることなく、変動パターン決定処理(S245)は、演出図柄表示装置6で表示される大当り報知演出の違いに応じて、複数の大当り変動パターンを決定しない構成にしてもよい。
変動パターン決定処理後、大当り設定処理を行う(S250)。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(確変や開放延長の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当りのオープニング時間、開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)を取得する処理である。
S235において外れと判定された場合は(S235:no)、S255に移行する。S255では、大当り図柄決定用乱数によってハズレ図柄を決定する(S255)。その後、変動パターン決定用乱数によって変動パターンを決定し(S260)、ハズレ設定処理(S265)を行い、S270に合流する。S265のハズレ設定処理では、時短回数を減算する処理を行う。
S250又はS265に続いては、上述の抽選結果を示すデータ、具体的には大当り、リーチ外れ(外れであるがリーチ表示有り)、リーチ表示無しの外れのいずれかを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータが含まれる特図変動開始コマンド(表示制御コマンド)をサブ統合制御装置83に出力し(S270)、特別遊技処理を行なう。なお、S270の処理により演出図柄表示装置6では演出図柄の変動表示が開始されるが、ほぼ同時に特別図柄の変動も主制御装置80によって開始される。
図7のS155において特別図柄が変動中と判定された場合には(S155:yes)、図9のS300に移行し、図柄変動時間(S245又はS260の変動パターンに基づく)を経過したか否かを判定する。否定判定の場合には(S300:no)、そのまま特別遊技処理に移行する。肯定判定の場合には(S300:yes)、確定図柄表示処理(S305)を行なってから特別遊技処理を行う。なお、確定図柄表示処理では、確定図柄を表示する旨のコマンド(図柄確定コマンド)をサブ統合制御装置83に出力するとともに、特別図柄表示装置9,10にコマンドを出力して確定図柄にて停止させる。
図7のS160において確定図柄を表示中と判定された場合には(S160:yes)、図10のS350に移行し、確定図柄の表示時間が終了したか否かを判定する。否定判定の場合(S350:no)、そのまま特別遊技処理に移行する。肯定判定の場合は(S350:yes)、確定図柄の表示を終了し(S355)、確定表示された特別図柄が大当りとなる図柄か否かを判定する(S360)。肯定判断された場合は(S360:yes)、確変フラグが1か否かを判定する(S365)。確変フラグが1であれば(S365:yes)、S370にて確変フラグを0にし、S375に移行する。確変フラグが1でなければ(S365:no)、そのままS375に移行する。S375では、時短フラグが1か否かを判定する。時短フラグが1であれば(S375:yes)、S380にて時短フラグを0にし、S385に移行する。時短フラグが1でなければ(S375:no)、そのままS385に移行する。
S385では条件装置作動開始処理により、大当りフラグをセットする。続くS390にて大当り遊技開始処理を行なう。大当り遊技開始処理では、大当り遊技を開始するコマンド及び大当り遊技に係る情報(大当りのオープニング時間、開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)をサブ統合制御装置83に送信する。
なお、本実施例の大当り遊技開始処理(S390)は、条件装置が作動中である旨のコマンド(条件装置作動コマンド)をサブ統合制御装置83に送信する構成となっている。大当り遊技開始処理が終了すると、特別遊技処理を行なう。
S360で、確定表示させた特別図柄が大当りになる表示でないと判定された場合は(S360:no)、確変フラグが1か否かを判定し(S395)、1であれば(S395:yes)、確変回数が0か否かを判定する(S400)。確変回数が0であれば(S400:yes)、S405にて確変フラグを0にしてS410に進む。確変フラグが1でないとき(S395:no)又は確変回数が0ではないとき(S400:no)はそのままS410に移行する。
S410では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S410:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S415)。時短回数が0であれば(S415:yes)、S420にて時短フラグを0にしてS420に進む。時短フラグが1でないとき(S410:no)又は時短回数が0ではないとき(S415:no)はそのままS425に移行する。
S425では、主制御装置80が現在の遊技状態が確変中であるか否か、時短中であるか否か等の状態を示す状態指定コマンドを特別図柄確定時間(600ms)後にサブ統合制御装置83に送信し、特別遊技処理に移行する。
なお、本実施例の場合、特別図柄当否判定処理における主制御装置80からサブ統合制御装置83に状態指定コマンドを送信するタイミングは、特別図柄確定時間後となっているが、特別図柄変動開始時及び電源復旧時においても状態指定コマンドを送信する構成にしてもよい。
ここで、本発明の要部となる役物連続作動装置について説明する。
従来、多くのパチンコ機は、特別図柄で大当りを示す図柄が確定表示されると、条件装置が作動して、続いて役物連続作動装置が作動する構成が一般的となっている。
本実施例のパチンコ機50は、特別図柄で大当りを示す図柄で確定表示されると、図10の条件装置作動開始処理(S385)による条件装置を作動させるが、続いて役物連続作動装置が作動されない。このため、大当り遊技が実行されずに、大当り遊技の実行が待機となる。待機となっている大当り遊技の実行を開始させるために、本実施例の役物連続作動装置を作動させる必要がある。そこで、遊技者は第1始動口スイッチ11aを備えた第1始動口11に遊技球を入球させる必要がある。
第1始動口11に遊技球が入球すると、第1始動口スイッチ11aが遊技球を検出して
主制御装置80に検出信号が送信され、条件装置の作動中に当該検出信号を受信した主制御装置80は、役物連続作動装置を作動させることで、待機となっている大当り遊技の実行が開始される構成となっている。
なお、これに限定されることはなく、第1始動口11への遊技球の入球によらず、特別図柄で大当りを示す図柄が確定表示されれば、大当り遊技が実行される構成も含んでいてもよい。
次に、図11から図13に示す特別遊技処理では、先ず主制御装置80が、条件作動装置が作動しているか否かを判定する(S450)。条件作動装置が作動中である場合には(S450:yes)、役物連続作動装置が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S455)。役物連続作動装置が作動中でない場合(S455:no)は、入球口(実施例1の場合には、第1始動口11)に遊技球が入球して、第1始動口スイッチ11aによる信号を主制御装置80が受信したか否かによって行う(S460)。遊技球が入球した場合には(S460:yes)、役物連続作動装置の作動処理を実行する(S465)。なお、本実施例の役物連続作動装置作動処理(S465)により役物連続作動装置の作動を開始すると、主制御装置80はサブ統合制御装置83に役物連続作動装置が作動している旨のコマンド(役物連続作動コマンド)を送信する構成となっている。その後、S470へと移行する。
なお、入球口への入球がない場合には(S460:no)、再度S460による判定を行う。また、役物連続作動装置が作動中である場合には(S455:yes)、そのままS470へと移行する。
次に、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S470)。大入賞口14の開放中ではない場合は(S470:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口14が閉鎖しているのか判断する(S475)。インターバル中でもない場合は(S475:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S480)。これも否定判断の場合は(S480:no)、今から大当り遊技の開始に要する時間が経過したか否かを判定する(S485)。大当り開始演出時間が経過した場合には(S485:yes)、大入賞口開放処理(S490)を行なって本処理を終了する。なお、条件作動装置が作動していない場合(S450:no)又は、大当り遊技の開始時間が経過していない場合には(S485:no)、そのまま特別遊技処理をと終了する。
S470で大入賞口14が開放中であると判定された場合は(S455:yes)、図12のS500に進み、大入賞口14に10個入賞したか否かを判定する(S500)。なお、本実施例では10個だが、9個、8個でもよく、特に限定するものではない。大入賞口14に10個入賞した場合には(S500:yes)、大入賞口閉鎖処理(S510)を行う。そして大当りインターバル処理(S515)を行なって、特別遊技処理を終了する。大入賞口14に10個入賞していない場合には(S500:no)、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定する(S505)。本実施例では、15ラウンドでの大当りの場合は各ラウンドの最大開放時間は28秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。開放時間が終了した場合には(S505:yes)、S510に合流し、終了していない場合には(S505:no)、特別遊技処理を終了する。
図11のS475でインターバル中であると判定された場合は(S460:yes)、図12のS520に進み、大当りインターバル時間が経過したか否かを判定する。インターバル時間が経過している場合には(S520:yes)、直前に大入賞口14が開いていたのが最終ラウンドか否かを判定する(S525)。最終ラウンドであれば(S525:yes)、大当り終了演出処理を行い(S530)、特別遊技処理を終了する。最終ラウンドでなければ(S525:no)、再び大入賞口14を開放する処理を行い(S535)、特別遊技処理を終了する。なお、大当りインターバル時間が経過していないと判定された場合には(S520:no)、そのまま特別遊技処理を終了する。なお、大入賞口14を開放・閉鎖する処理においては、サブ統合制御装置83にも信号を送信する。サブ統合制御装置83は、その信号に基づいて、現在のラウンドを把握し、該ラウンドに応じた演出を行なう。
図11のS480で大当りの終了演出中であると判定された場合は(S465:yes)、図13のS550に進み、大当り終了演出時間が経過したか否かを判定する。大当り終了演出時間が経過した場合には(S550:yes)、役物連続作動装置の作動を停止し(S555)、条件装置の作動を停止する(S560)。そして、S235で取得した次回の遊技状態で確変に移行するか否かを判定する(S565)。確変に移行する場合(S565:yes)は、確変回数を設定し(S570)、確変フラグを1に設定し(S575)、S580に移行する。確変フラグを1にすると本実施例では特別図柄の当選確率が向上する。確変に移行しない場合は(S565:no)、そのままS580に移行する。なお、確変回数は10000回が設定され、実質的に次回の大当りまでの確変の継続を保証する。
S580では、次回の遊技状態で時短に移行するか否かを判定する。時短に移行する場合は(S580:yes)、時短回数を設定し(S585)、時短フラグを1に設定し(S590)、大当り終了コマンドをサブ統合制御装置83に送信する処理を行い(S595)、状態指定コマンドをサブ統合制御装置83に送信して(S597)、特別遊技処理を終了する。
S585で設定する時短回数は、通常大当りでは100回であるが、確変大当りにおいては10000回が設定され、実質的に次回の大当りまでの時短の継続を保証する。時短フラグを1にすると本実施例では特別図柄の平均変動時間短縮、普通図柄の平均変動時間短縮、普通電動役物12の開放延長機能をセットする。時短に移行しない場合は(S580:no)、S595に直行する。
図14は、図8のS270で主制御装置80から送信された特図変動開始コマンドを受信したサブ統合制御装置83が演出図柄表示装置6で行う演出についての変動開始処理のフローチャートとなっている。
始めに、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの特図変動開始コマンドを受信したか否かを判定する(S700)。特図変動開始コマンドを受信した場合には(S700:yes)、受信した特図変動開始コマンドに含まれている抽選結果のデータによる今回の抽選結果から、特図変動は大当りであるか否かを判定する(S705)。大当りである場合には(S705:yes)、S710に移行する。S710では特図変動開始コマンドに含まれているデータによる大当り変動パターンから、復活大当り報知演出を実行するか否かを判定する(S710)。通常の大当り報知演出を実行する場合には(S710:no)、通常の大当りリーチ演出パターン決定処理を行い(S715)、演出図柄決定処理を実行し(S720)、S760に移行する。復活大当り報知演出を実行する場合には(S710:yes)、復活大当りリーチ演出パターン決定処理を行い(S725)、演出図柄決定処理を実行する(S730)。なお、復活大当り報知演出を実行する場合の演出図柄決定処理(S730)では、S745の演出図柄決定処理と同様に、ハズレ演出図柄を決定する。その後、S760に移行する。なお、S760の演出表示開始処理では、S715又はS725に基づいて各々の大当りリーチ演出開始処理を行う。なお、サブ統合制御装置83が特図変動開始コマンドを受信していない場合には(S700:no)、そのままリターン(終了)となる。
サブ統合制御装置83は、受信した特図変動開始コマンドに含まれている抽選結果のデータによる今回の抽選結果から、特図変動は大当りではない場合には(S705:no)、受信した特図変動開始コマンドからハズレリーチとなるか否かを判定する(S735)。ハズレリーチとなる場合には(S735:yes)、ハズレリーチ演出パターン決定処理を行い(S740)、演出図柄決定処理を実行し(S745)、S760に移行する。なお、本実施例のハズレリーチ演出パターン決定処理(S740)では、特図変動開始コマンドに含まれているハズレ変動のデータから、ハズレリーチ演出とハズレスーパーリーチ演出パターンを決定している。その後、S760の演出表示開始処理では、S740に基づいてハズレリーチ演出開始処理を行う。
また、受信した特図変動開始コマンドからハズレリーチとはならない場合には(S735:no)、ハズレ演出パターン決定処理を行い(S750)、演出図柄決定処理を実行し(S755)、S760に移行する。その後、S760の演出表示開始処理では、S750に基づいてハズレ演出開始処理を行う。
本実施例では、主制御装置80が図8の変動パターン決定処理(S245)で、演出図柄表示装置6で通常の大当り演出が表示される通常の大当り変動パターンか、復活大当り演出が表示される復活の大当り変動パターンであるかを決定する構成としているが、これに限定する構成ではない。例えば、上述した2種類の大当り変動パターンに分けて決定しない構成とし、サブ統合制御装置83が主制御装置80から受信した特図変動開始コマンドに含まれる特別図柄の変動時間のデータによって、通常の大当り報知演出又は復活大当り報知演出を演出図柄表示装置6で表示するか否かを選択する構成にしてもよい。
次に、図15から図16を用いて、条件装置が作動を開始してから役物連続作動装置が作動するまでの間に、演出図柄表示装置6で遊技者に遊技球の発射を指示する演出表示を実行する実行処理のフローチャートについて説明する。
まず、図15を用いて、通常の大当り変動パターンの場合に、サブ統合制御装置83が実行する第1発射指示実行処理について説明する。
先ず、サブ統合制御装置83は、特図変動開始コマンドに含まれている大当り変動パターンから、通常の大当り変動パターンであるか否かを判定する(S800)。通常の大当り変動パターンである場合には(S800:yes)、図9の確定図柄表示処理(S305)にて送信された図柄確定コマンドをサブ統合制御装置83が受信したか否かを判定する(S805)。肯定判定の場合には(S805:yes)、図10の大当り遊技実行処理(S390)から送信された条件装置作動コマンドを受信したか否かを判定する(S810)。肯定判定の場合には(S810:yes)、第1発射指示表示処理(S815)を実行する。なお、否定判定の場合には(S810:no)、条件装置作動コマンドを受信するまで、再度S810の判定を行う(S810)。また、特図変動が通常の大当り変動ではないと判定された場合(S800:no)又はサブ統合制御装置83が図柄確定コマンドを受信していない場合には(S805:no)、そのまま終了となる。
ここで、第1発射指示表示処理について説明する。第1発射指示表示処理は、待機中となっている大当り遊技の実行を開始させるために、遊技者に発射ハンドル64を操作して遊技球を発射し、第1始動口11への遊技球の入球を指示する演出表示(図19(e)及び図19(f))を実行する演出処理となっている。
次に、図16を用いて、復活の大当り変動パターンの場合に、サブ統合制御装置83が実行する第2発射指示実行処理について説明する。
先ず、特図変動開始コマンドに含まれている大当り変動パターンのデータから、特図変動が、復活の大当り変動パターンであるか否かを判定する(S850)。復活の大当り変動パターンである場合には(S850:yes)、図9の確定図柄表示処理(S305)にて送信された図柄確定コマンドをサブ統合制御装置83が受信したか否かを判定する(S855)。肯定判定の場合には(S855:yes)、図10の大当り遊技実行処理(S390)から送信された条件装置作動コマンドを受信したか否かを判定する(S860)。肯定判定の場合には(S860:yes)、図6の主制御装置80から送信された保留個数コマンドによるデータに基づいて現在の保留個数が所定個数(例えば、4個)以上であるか否かを判定する(S865)。
本実施例の特別図柄は2種類から構成されており、各々の特別図柄の保留記憶に記憶された保留個数は夫々4個までとなっている。そのため、本実施例の図16のS865は、パチンコ機50の現在の遊技状態に応じて、特別図柄の保留記憶に記憶された保留個数が所定個数以上であるか否かの判定対象を変更する構成となっている。
例えば、本実施例の図16のS865は、パチンコ機50の現在の遊技状態が通常の遊技状態のときは、図6のS110から送信された保留個数コマンドによるデータに基づいて現在の第1特別図柄の保留記憶に記憶された保留個数が所定個数(例えば、4個)である判定する(S865)。
また、パチンコ機50の現在の遊技状態が高確率遊技状態及び開放延長状態である場合には、図6のS125から送信された保留個数コマンドによるデータに基づいて現在の第2特別図柄の保留記憶に記憶された保留個数が所定個数(例えば、4個)である判定する(S865)。
しかし、これに限定されることはなく、第1特別図柄及び第2特別図柄の保留個数を合算して、S865によって保留個数が所定個数以上であるか否かを判定される構成にしてもよい。
開放延長状態時は、第2始動口12への遊技球の入球率が高くなるため、保留個数が基本的に所定個数以上であることが考えられる。そのため、遊技者は、演出図柄表示装置6上に保留図柄が表示されていないことに違和感を覚え、大当り遊技の実行の開始が待機中であるかもしれないと容易に推測が可能となってしまう。そこで、パチンコ機50の現在の遊技状態が、通常の遊技状態のみ実行する構成にしてもよい。
なお、上述した保留個数が所定個数以上であると判定された場合には(S865:yes)、第2発射指示表示処理を実行する(S870)。
ここで、第2発射指示表示処理について説明する。第2発射指示表示処理は、特別図柄で大当りを示す図柄で確定表示されたこと報知する演出表示及び遊技者に発射ハンドル64を操作して遊技球を発射させて、第1始動口11に遊技球の入球させることを指示する演出表示を実行する表示処理となっている(図21(e)及び図21(f))。
なお、保留個数が所定個数未満である場合には(S865:no)、疑似ハズレ演出表示処理を実行する(S875)。ここで、疑似ハズレ演出表示処理は、演出図柄表示装置6上で表示中の演出図柄の疑似的なハズレの表示態様を継続して表示する表示処理である。
条件装置作動コマンドを受信していない場合には(S860:no)、条件装置作動コマンドを受信するまで、再度S860の判定を行う(S860)。また、特図変動が復活の大当りではないと判定された場合(S850:no)又はサブ統合制御装置83が図柄確定コマンドを受信していない場合には(S855:no)、そのまま終了となる。
次に、図17を用いて役物連続作動装置が作動を開始してから、サブ統合制御装置83が実行する大当り遊技演出実行処理について説明する。
先ず、サブ統合制御装置83は、役物連続作動コマンドを受信したか否かを判定する(S900)。役物連続作動コマンドを受信している場合には(S900:yes)、大当り遊技演出開始処理(S905)を実行し、終了となる。なお、役物連続作動コマンドを受信していない場合には(S900:no)、再度S900による判定を行う。
ここで、大当り遊技演出開始処理(S905)は、通常の大当り報知演出を実行する通常の大当り変動パターンか、又は復活大当り報知演出を実行する復活の大当り変動パターンであるかによって演出図柄表示装置6にて表示される大当り遊技演出に違いを設ける構成にしてもよい。
図18から図21を用いて、本実施例の演出図柄表示装置6で表示される演出態様について説明する。
先ず、図18は特別図柄でハズレを示す図柄が確定表示された場合の演出図柄表示装置6で表示される演出態様の一例を示す。
図18(a)に示すように演出図柄表示装置6の上方には、特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)に対応した演出図柄が表示されている。左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93は変動中となっている。演出図柄表示装置6の左下方には、第1保留図柄95、第2保留図柄96、第3保留図柄97、第4保留図柄98となっている。本図例の保留図柄は単なる○表示態様となっている。なお、図18以外においても、同様となっている。演出図柄表示装置6の右下方には、演出キャラクタ94の「熊の達吉」が表示されている。
その後、図18(b)に示すように左演出図柄91が「6」で停止すると、その後図18(c)に示すように右演出図柄93が「7」で停止し、中演出図柄92が「8」で停止する。各々の演出図柄が異なった数字を示す演出図柄で停止しているため、遊技者にハズレとなったことを報知している。
図19は特別図柄で大当りを示す図柄で確定表示された場合の演出態様の一例を示す。
図19(a)に示すように演出図柄表示装置6の上方には、特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)に対応した演出図柄が表示されている。左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93は変動中となっている。演出図柄表示装置6の左下方には、第1保留図柄95、第2保留図柄96、第3保留図柄97、第4保留図柄98となっている。演出図柄表示装置6の右下方には、演出キャラクタ94の「熊の達吉」が表示されている。その後、図19(b)に示すように左演出図柄及び右演出図柄が「7」で停止し、中演出図柄が変動中であることから、リーチ中となっている。
その後、図19(b)に示すようにリーチ演出が発展し、図19(c)に示すようにスーパーリーチ演出へと移行する。図19(c)に示す演出表示中は、演出キャラクタ94が中央に表示されている。また、図19(b)の演出図柄表示装置6の左下方に表示されていた第1保留図柄、第2保留図柄、第3保留図柄、第4保留図柄は、リーチ演出からスーパーリーチ演出へと発展すると、演出図柄表示装置6上に表示されない構成となっている。図19に限らず、本実施例のパチンコ機50では、リーチ演出からスーパーリーチ演出へと移行すると、演出図柄表示装置6上に保留図柄(第1保留図柄95、第2保留図柄96、第3保留図柄97、第4保留図柄98)を表示しない構成となっている。
そして、演出図柄表示装置6上では、左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93の全てが「7」で停止する。そして、符号99が示す表示には、「大当り!!おめでとう!」と表示されており、大当りとなったことを遊技者に報知している。
次に、図15の第1発射指示表示処理(S815)による演出表示の一例を、図19(e)及び図19(f)を用いて説明する。
図19(e)に示すように、表示例100が演出図柄表示装置6の中央あたりに表示されている。この表示例100は、本実施例の遊技盤1の第1始動口11と該第1始動口11の周囲を示している。そして、表示例100の下方に示す符号101が示す表示には、「始動口に遊技球が入球すると・・」と表示されている。演出図柄表示装置6の左下方には、左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93が「7」で停止している。表示例100の左方には、演出キャラクタ94の「熊の達吉」が表示されている。
その後、図19(f)に示す演出態様へと移行することになる。演出キャラクタ94の右下方に示す表示例100には、本実施例の遊技盤1に設けられた大入賞口14が表示されている。表示例102の上方の符号103が示す表示には、「大当りを開始するよ♪」と表示されている。
表示例100の下方の符号102が示す表示には、「始動口を狙え!」と表示されている。図19(e)及び図19(f)で示した演出図柄表示装置6で表示される一連の演出表示によって、遊技者に遊技球を発射させて、遊技球を第1始動口11へと入球させることを指示している。なお、本実施例では演出図柄表示装置6に遊技者に遊技球の発射を指示する演出表示を表示するだけでなく、当該演出表示中に、遊技盤1上に設けられたLEDを用いて、遊技球の入球を促すように第1始動口11までの遊技球の流下経路を発光させる構成にしてもよい。
そして、遊技者は遊技球を発射させて第1始動口11に遊技球が入球すると、役物連続作動装置の作動が開始される。そして、主制御装置80から送信された役物連続作動コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に表示されている図19(f)の演出表示を、図19(g)に示した大当り遊技の演出表示へと移行させる。
図19(g)に示すように、演出図柄表示装置6の上方の符号104が示す表示には、「大当り遊技開始!」と表示されている。また、演出キャラクタ94の右方の符号105が示す表示には、「1R」と表示されている。これは、現在1ラウンド目であることを遊技者に報知している。
次に、図20は、保留個数が所定個数未満の場合に、演出図柄表示装置6上で実行される復活大当り報知演出の演出態様の一例を示す。
図20(a)の演出図柄表示装置6には、変動中の左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93が表示されている。なお、演出図柄表示装置6の左下方には、第1保留図柄95、第2保留図柄96が表示されていることから、現在の保留個数は、2個となっている。
図20(b)の演出図柄表示装置6には、左演出図柄91が「5」、右演出図柄93が「5」で停止し、中演出図柄92が変動中であることからリーチ中であることを示す。その後、リーチ演出から発展してスーパーリーチ演出へと演出表示が移行される。演出キャラクタ94が演出図柄表示装置6の中央に表示される(図20(c))。
図20(d)に示すように左演出図柄91及び右演出図柄93では「5」で停止し、中演出図柄92では「6」で停止している。復活の大当り変動パターンに基づく演出表示は、演出図柄を疑似的なハズレの表示態様で停止させる演出表示となっている。なお、図20ではパチンコ機50の保留個数が所定数未満であるため、図16の疑似ハズレ演出表示処理(S875)により、後述する第1始動口11に遊技球が入球するまで、継続して図20(d)に示す演出を表示する。これにより、遊技者はハズレとなったと落胆し、遊技を再開するために遊技球を打ち出すことになる。
その後、打ち出された遊技球が第1始動口11に入球すると、図20(d)で示した演出表示から図20(e)に示す演出表示へと移行することになる。
図20(e)に示すように、符号101が示す表示には、「おめでとう!大当り!!大当り遊技開始!」と表示されている。演出キャラクタ94の「熊の達吉」は、いきなり大当りとなり、大当り遊技が開始することに驚いた表情で表示されている。符号105が示す表示には、「1R」となっており、1ラウンド目であることを遊技者に報知している。
演出図柄表示装置6上に、常に保留図柄(第1保留図柄95など)を表示する構成とすると、仮に大当り遊技の実行が待機している場合には、保留個数が減少しないため、保留図柄が表示されているか否かによって、演出図柄を疑似的なハズレの態様で停止させても、大当り遊技の発生が待機中であるか否かを遊技者が判断することが可能となってしまう。そこで、上記したように、リーチ演出から発展してスーパーリーチ演出へと移行すると、保留図柄(第1保留図柄95、第2保留図柄96、第3保留図柄97、第4保留図柄98)を表示しない構成にすれば、遊技者は保留記憶数が記憶されていたか否かがわからない。これによって、大当り遊技の実行が待機中であることを遊技者に気づかれることがない。
図21は、保留個数が所定個数以上の場合に、演出図柄表示装置6で表示される復活の大当り変動パターンに基づいた演出態様の一例を示す。
図21(a)の演出図柄表示装置6には、変動中の左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93が表示されている。なお、演出図柄表示装置6の左下方には、第1保留図柄95、第2保留図柄96、第3保留図柄97及び第4保留図柄98が表示されていることから、保留記憶数が所定個数以上(例えば、4個)まで記憶されていることになる。
その後、左演出図柄91及び右演出図柄93が「5」で停止し、中演出図柄92が変動中であることから、リーチ中であることを遊技者に報知している(図21(b))。そして、図21(b)のリーチ演出から発展してスーパーリーチ演出へと移行する(図21(c))。その後、図20(d)で示した演出態様と同様に、演出図柄(左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93)を疑似的なハズレの表示態様で停止され、遊技者にハズレだと思わせ、一旦落胆させることになる。
そして、現在の保留記憶の保留個数が所定数(本実施例では、4個)以上である場合に、図16の第2発射指示表示処理(S870)による演出表示が実行される。
当該演出表示の演出態様の一例が、図21(e)から図21(f)に示す演出態様へと移行する。図21(e)に示す演出図柄表示装置6の符号99が示す表示には、「おめでとう!大当り!」と表示されている。ハズレだと思っていた遊技者に、実は大当りであったことを報知している。図21(e)に示す符号99が示す表示に驚いたかのように、驚いた演出キャラクタ94の表情が表示されている。演出キャラクタ94の右方の表示例100は、パチンコ機50の遊技盤1の第1始動口11と該第1始動口11の周囲が表示されている。表示例100の下方の符号103が示す表示には、「始動口に遊技球が入球すると・・」と表示されている。
その後、図21(f)に示す演出表示へと移行する。図21(f)の演出図柄表示装置6には、表示例100が表示されている。表示例100には、パチンコ機50の実施例1の遊技盤1に設けられた大入賞口14が表示されている。その表示例100の左上方の符号103が示す表示には、「大当り開始するよ♪」となっている。演出図柄表示装置6の下方の符号102が示す表示には、「さあ、始動口を狙え!」と表示されている。これは、遊技者に発射ハンドル64を操作して遊技球を打ち出し、第1始動口11に遊技球を入球させることを指示する表示となっている。
その後、第1始動口11に遊技球が入球すると、図21(f)に示す演出表示から図21(g)へと移行する。図21(g)の符号104が示す表示には、「大当り遊技開始!」と表示されており、遊技者に大当り遊技が開始することを報知している。また、符号105が示す表示には、「1R」と表示されており、1ランウド目であることを遊技者に報知している。
図6の抽出乱数保留記憶処理(S110)に記憶されている保留個数が所定数以上であるにもかかわらず、図21(d)に示すように演出図柄表示装置6に保留図柄を表示せずに遊技者に保留がないと思わせて、第1始動口11に入球させることは、保留個数を増加させる必要がない場合もあり得るため、遊技者が不快な気持ちになる可能性がある。そこで、上述した構成によれば、S110に記憶された保留個数が所定数(本実施例の場合、4個)の場合には、図16の第2発射指示表示処理(S870)によって、大当りとなったことを報知されるため、わざわざ遊技者に保留がないと思わせて第1始動口11に入球させることにはならないため、遊技者に不快な気持ちを持たせることを抑えることが可能となる。
また、大当り遊技が発生する可能性が高い変動時間は、基本的に長いものが多いため、遊技者は遊技球の発射を停止しがちである。しかし、保留個数を極力貯めておくと、演出図柄表示装置6に表示されたハズレを示す演出図柄の配列であっても、復活大当り報知演出が実行される可能性もあり、弾球遊技機の稼働を増加させることが可能となる。
以上の構成によれば、復活の大当り変動パターンに基づく演出表示が表示された場合は、演出図柄表示装置6上の演出図柄を疑似的なハズレの表示態様で停止させることで、遊技者にハズレたと落胆させ、遊技者が第1始動口11などに向けて発射した遊技球の入球に起因して、役物連続作動装置が作動することで大当り遊技が開始されるため、遊技者に驚きを与える演出表示を実行可能となる。
また、従来の特別図柄で大当り図柄が確定表示されるまでの変動時間内に、演出図柄表示装置で表示された演出図柄を一旦ハズレの表示態様で仮停止させた後に、その後、演出図柄の変動を再開させて、最終的に大当りであることを報知する復活大当り演出とは異なり、演出図柄表示装置6に表示された演出図柄を疑似的なハズレの表示態様で停止させる構成であるため、本当にハズレなのか、実は大当りなのかを遊技者が演出図柄表示装置6に表示されている演出図柄の見た目で判断することは不可能となっている。そのため、遊技を再開するために遊技球を発射することになる。
ここで本実施例の構成・状態と、本発明の構成要件との対応関係を示す。
本発明の「始動口」が第1始動口11に相当し、「大入賞口」が大入賞口14に相当し、「特別図柄表示装置」が第1特別図柄表示装置及び第2特別図柄表示装置に相当し、「大当り遊技実行手段」が図11から図13の特別遊技処理に相当し、「演出表示手段及び疑似保留表示手段」がサブ統合制御装置83に相当し、「演出図柄選択手段」が図14の変動開始処理に相当し、「大当り待機手段及び大当り遊技開始手段」が図11のS455からS465に相当する。
[実施例2]
本発明の実施例2について図22〜図25を用いて説明する。なお、本実施例は実施例1と共通点が多いため、異なる点を重点的に説明する。
図22は、実施例2のパチンコ機50の遊技盤1の正面図である。なお、このパチンコ機の全体的な構成は公知技術に従っているので図示及び説明は省略する。図22に示すように遊技盤1の遊技領域4のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5の下には、第1始動口11が配置されている。また、第1始動口11の右下方に、第2始動口12が配置されている。センターケース5の左方には、ゲート17が配置されている。第2始動口12は、開閉可能な普通電動役物に備えられている。
第2始動口12の右上方にはアタッカー式の大入賞口14が配置されている。また、第1始動口11の左方には、第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33が設けられている。また、大入賞口14の右方には、第1右入賞口34が設けられている。なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、第1右入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
本実施例のパチンコ機50の遊技性としては、通常の遊技状態中は第1始動口11への入球させる構成となっている。大当り遊技中、又は高確率遊技状態及び開放延長状態中にはセンターケース5の右方に遊技球を打ち出して大入賞口14又は、第2始動口12への遊技球を入球させる構成となっている。
センターケース5の右下方に第2始動口12を備えることで、大当り遊技終了後に、第2始動口12の開放状態が通常開放時間である非開放延長状態から前記通常の開放時間よりも長い開放時間である開放延長状態へと移行した場合には、大当り遊技終了後に、遊技者はそのままセンターケース5の右方に、遊技球を発射させることが可能となり、大当り遊技へと移行する毎にセンターケース5の左方から右方へと遊技球の発射の変更をするといった手間を抑えることが可能となる。
実施例2のパチンコ機の電気的構成は、図23のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。
実施例2の第1始動口スイッチ11aは、実施例1と同様に第1始動口11への遊技球の入球を検出する役割と、役物連続作動装置を作動させるため役割を兼用した構成となっている。本実施例が実施例1と異なる点としては、普通図柄作動ゲートスイッチ17aが、普通図柄を作動させる普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する役割と、遊技球の入球を検出して役物連続作動装置を作動させる役割とを兼用した構成となっている。
実施例2の第1始動口スイッチ11a又は普通図柄作動ゲートスイッチ17が、遊技球を検出し、主制御装置80に検出信号が条件作動装置の作動中に入力されると役物連続作動装置の作動が開始される構成となっている。
また、主制御装置80には、第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33に入球した遊技球を検出する左入賞口スイッチ31a等、第1右入賞口34に入球した遊技球を検出する右入賞口スイッチ34aの検出信号が入力される。
実施例1の図11で示したS460において、入球口(第1始動口11)に入球したか否かを判定していた。しかし、実施例2の図11のS460における入球口は、第1始動口11だけでなく、普通図柄作動ゲート17に遊技球が入球したか否かを判定する構成となっている。
このような構成によれば、普通図柄を作動させる普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する役割と、遊技球の入球を検出して役物連続作動装置を作動させる役割とを兼用した普通図柄作動ゲート17が待機中の大当り遊技を開始させるためだけでなく、普通電動役物を開放させるか否かの判定を行う構成も備えることになるため、パチンコ機50の部品点数を減らすことが可能となる。
図24及び図25を用いて、実施例2の演出図柄表示装置6で実行される演出態様と実施例2の遊技性について説明する。
先ず、図24を用いて通常の大当り変動パターンに基づいて実行される演出態様の一例について説明する。
図24(a)に示すように、特別図柄に対応する左演出図柄91、右演出図柄92及び右演出図柄93が変動していることを示す。演出図柄表示装置6の左下方には、第1保留図柄95、第2保留図柄96、第3保留図柄97及び第4保留図柄98が表示されている。また、右演出図柄93の下方には、演出キャラクタ94の「熊の達吉」が表示されている。
その後、図24(b)に示すように左演出図柄91及び右演出図柄93が「7」で停止しており、中演出図柄92が変動していることから、リーチ中であることを遊技者に報知している。その後、図24(b)に示すリーチ演出から発展して、図24(c)に示すスーパーリーチ演出へと移行する。そして、図24(d)に示すように全ての演出図柄が「7」となり、符号99が示す表示には「大当り!!おめでとう!!」と表示されている。
本実施例は、実施例1とは異なり大入賞口14をセンターケース5の右下方に設けた構成となっている。そのため、大当り遊技中に大入賞口14へと遊技球を入賞させるためには、遊技者はセンターケース5の右方へと遊技球を打ち出すことが必要となる。上述したように実施例2の普通図柄作動ゲートスイッチ17aは、普通図柄を作動させる普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する役割と、遊技球の入球を検出して役物連続作動装置を作動させる役割とを兼用した構成となっている。実施例2の図15に示す第1発射指示表示処理(S810)では、遊技者に遊技球の第1始動口11への入球を指示する構成ではなく、センターケース5の右方へと遊技球を打ち出して、普通図柄作動ゲート17へと遊技球を入球させるように指示する構成となっている。なお、演出図柄表示装置6上に、図24(e)及び図24(f)に示す遊技者に普通図柄作動ゲート17への入球を指示する演出表示中に、遊技盤1に設けたLEDを発光させて、遊技者に普通図柄作動ゲート17への遊技球の入球を促す構成にしてもよい。
図24の説明に戻る。図24(e)、図24(f)及び図24(g)を用いて、実施例2の第1発射指示表示処理(S810)による演出態様について、説明する。
図24(e)に示すように、表示例100が演出図柄表示装置6の中央あたりに表示される。この表示例100には、遊技盤1に設けられた普通図柄作動ゲート17の周辺を示している。符号103が示す表示には、「右打ちして、ゲートを通ると」と表示されている。次に、演出図柄表示装置6に表示されている演出態様が図24(f)へと移行する。
図24(f)では、表示例100の表示内容が変更され、表示例100の大入賞口14の周辺をしめている。図24(f)の符号103が示す表示には、「大当り開始するよ♪」が表示されている。そして、演出図柄表示装置6に表示されている演出表示が、図24(g)へと移行すると、表示例100の表示内容も変更する。表示例100には、遊技者にセンターケース5の右方に遊技球の発射を指示する表示となっている。符号103が示す表示には「右打ちしてね♪」と表示されている(図24(g))。図24(e)から図24(g)で示した一連の演出表示は、遊技者に発射装置64を操作してセンターケース5の右方へと遊技球を打ち出して、普通図柄作動ゲート17へと入球を指示する演出表示となっている。
その後、遊技者がセンターケース5の右方に遊技球を発射して、普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過すると、図24(g)に示した演出表示から図24(h)に示す演出表示へと移行される。図24(h)に示すように、符号104が示す表示には「大当り遊技開始!」と表示されている。また、符号105が示す表示には、「1R」となっている。これは、現在のラウンド数が、1ラウンドであることを遊技者に報知している。
次に、図25を用いて実施例2の復活の大当り変動パターンに基づいて実行される演出態様の一例を説明する。なお、図25で示す演出表示は、保留個数が所定数(4個)以上の場合に実行される演出表示となっている。
図25(a)に示すように、特別図柄に対応する左演出図柄91、右演出図柄92及び右演出図柄93が変動していることを示す。演出図柄表示装置6の左下方には、第1保留図柄95、第2保留図柄96、第3保留図柄97及び第4保留図柄98が表示されている。また、右演出図柄93の下方には、演出キャラクタ94の「熊の達吉」が表示されている。
その後、図25(b)に示すように左演出図柄91及び右演出図柄93が「4」で停止しており、中演出図柄92が変動していることから、リーチ中であることを遊技者に報知している。その後、図25(b)に示すリーチ演出から発展して、図25(c)に示すスーパーリーチ演出へと移行する。その後、図25(d)に示すように、左演出図柄91及び右演出図柄93は「4」で停止し、中演出図柄は「5」で停止している。このように、演出図柄を疑似的にハズレの表示態様で停止させることで、遊技者はハズレたと思い、落胆することになる。
そして、現在の保留記憶の保留個数が所定数(本実施例では、4個)以上である場合に、図16の第2発射指示表示処理(S870)による演出表示が実行される。実施例2の第2発射指示表示処理により実行される演出態様を図25(e)から図25(g)を用いて説明する。
先ず、図25(e)に示すように、符号99が示す表示には、「おめでとう!大当り!」と表示されることで、図25(e)に示す演出表示が演出図柄表示装置6に表示されるまで、演出図柄を疑似的にハズレの表示態様で停止させていたが、実は大当りであったことを報知することで、遊技者を驚かせる演出表示となる。演出キャラクタ94の「熊の達吉」も、驚いた表情となっている。また、表示例100が演出図柄表示装置6の中央あたりに表示されている。
この表示例100は、普通図柄作動ゲート17と該普通図柄作動ゲート17の周囲を示している。符号103が示す表示には、「右打ちして、ゲートを通ると」と表示されている。また、符号103が示す表示の上方には、符号99が示す表示には、「おめでとう!大当り!!」
次に、図25(e)に示した演出表示から、図25(f)に示す演出表示へと移行する。図25(f)では、表示例100の表示内容が変更され、遊技盤1上の大入賞口14の周辺を示している。図25(f)の符号103が示す表示には、「大当り開始するよ♪」が表示されている。そして、演出図柄表示装置に表示されている演出表示が、図25(g)へと移行すると、表示例100も変更する。表示例100には、遊技者にセンターケース5の右方に遊技球の発射を指示する表示となっている。符号103が示す表示には「右打ちしてね♪」と表示されている。
その後、遊技者がセンターケース5の右方に遊技球を発射して、普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過すると、図25(g)に示した演出表示から図25(h)に示す演出表示へと変更される。図25(h)に示すように、符号104が示す表示には「大当り遊技開始」と表示されている。また、符号105が示す表示には、「1R」となっている。これは、現在のラウンド数が、1ラウンドであることを遊技者に報知している。
次に、保留個数が所定個数未満の場合に、復活の大当り変動パターンに基づいて実行される演出態様の一例について説明する。なお、実施例1で図20を用いて説明した内容と共通点が多いため、異なる点を重点的に説明する。
図20(a)と同様に、演出図柄表示装置6には、変動中の左演出図柄91、中演出図柄92及び右演出図柄93が表示されている。なお、演出図柄表示装置6の左下方には、第1保留図柄95、第2保留図柄96が表示されていることから、現在の保留個数は、2個となっている。
図20(b)と同様に、演出図柄表示装置6には、左演出図柄91が「5」、右演出図柄93が「5」で停止し、中演出図柄92が変動中であることからリーチ中であることを示す。その後、図20(c)と同様に、リーチ演出から発展してスーパーリーチ演出へと演出表示が移行される。演出キャラクタ94が演出図柄表示装置6の中央に表示される。
図20(d)と同様に、左演出図柄91及び右演出図柄93では「5」で停止し、中演出図柄92では「6」で停止している。復活の大当り変動パターンに基づく演出表示は、演出図柄を疑似的なハズレの表示態様で停止させる演出表示となっている。なお、パチンコ機50の保留個数が所定個数未満である場合には、図16の疑似ハズレ演出表示処理(S875)により、継続して図20(d)と同様の演出表示が演出図柄表示装置6に表示される。これにより、遊技者はハズレとなったと落胆し、遊技を再開するために遊技球を打ち出すことになる。
その後、遊技者が発射ハンドル64を操作して、打ち出された遊技球が図22の第1始動口11に入球すると、図20(e)に示す演出表示と同様の演出表示が演出図柄表示装置6上に表示される。
図20(e)に示す演出表示と同様に、符号101が示す表示には、「おめでとう!大当り!!大当り遊技開始!」と表示されている。演出キャラクタ94の「熊の達吉」は、いきなり大当りとなり、大当り遊技が開始することに驚いた表情で表示されている。符号105が示す表示には、「1R」となっており、1ラウンド目であることを遊技者に報知している。
第1始動口11は、遊技球の入球に起因して大当り遊技が実行させるか否かの当否判定をさせるものであることから、第1始動口11への遊技球の入球率を高くすることは、遊技店側にとって不利益となるため、第1始動口11への遊技球の入球率をそこまで高くすることはできない。
そのため、遊技者の遊技球の残り持ち球数によっては、第1始動口11へ遊技球が入球する前に持ち球数がなくなってしまうと、大当り遊技が実行されるか否かを確認することができない可能性が生じてしまう。
そこで、上述した構成にように、第1始動口11とは異なる普通図柄作動ゲート17へと遊技球が入球とすることで、待機中の大当り遊技の実行が開始される構成とすれば、普通図柄作動ゲート17は、第1始動口11とは異なり、遊技球の入球に起因して図7から図10に示す特別図柄当否判定処理が実行されることはないため、普通図柄作動ゲート17への遊技球の入球率を高めにすることができる。したがって、遊技者の持ち球数が少なくなった場合でも、遊技者は最終的に大当り遊技が発生するか否かを容易に確認することが可能となる。
ここで本実施例の構成・状態と、本発明の構成要件との対応関係を示す。
本発明の「第1始動口」が実施例2の遊技盤1上に設けられた第1始動口11に相当し、「第2始動口」が実施例2の遊技盤1上に設けられた第2始動口12に相当し、「入球口」が実施例2の遊技盤1上に設けられた普通図柄作動ゲート17に相当する。
[その他の実施例]
上述した実施例1又は実施例2の構成に、遊技者の持ち球数を検出する持ち球検出手段を備える構成にしてもよい。
例えば、実施例1の弾球遊技機に持ち球検出手段を備える構成にすることで、実施例1の図21(d)から図21(f)に示す演出表示と同様な演出表示を演出図柄表示装置6に表示することが可能となる。具体定期には、図21(d)のように、演出図柄表示装置6上に左演出図柄91が「5」、中演出図柄92が「6」、右演出図柄が「5」で停止して疑似的なハズレの表示態様を示し、前記持ち球検出手段が遊技者の持ち球が所定個数以下であると検出した場合には、図21(e)に示す演出態様へと移行して、遊技者に大当りとなったことを報知し、その後、図21(f)に示すように、遊技者に発射ハンドル64を操作して、第1始動口11に遊技球を入球させるように指示する演出態様となる。
上述した持ち球検出手段としては、弾球遊技機の上皿の所定位置に、該上皿に貯留されている遊技球を検出する球センサーを備えて、該球センサーによって上皿に貯留されている遊技球の量が所定数以下であるか否かを検出する構成が考えられる。
また、近年、不正対策を強化するために、ICカードリードライターを搭載した台間機と接続し、内部に封入された所定数の遊技球を循環的に使用して遊技を行う循環式遊技機(封入式弾球遊技機ともいう)という技術がある。この循環式遊技機では、遊技者が遊技球に触れることができないように所定数の遊技球が封入されており、発射装置により遊技盤に向けて発射(遊技に使用)された遊技球が遊技機内部で回収されて再び発射装置により発射されると共に、遊技者の持球の数がデータとして管理され、発射可能な遊技球数は循環式遊技機自体が記憶する構成となっている。
実施例1又は実施例2で説明した構成を封入式弾球遊技機に備える構成にしてもよい。上記の封入式弾球遊技機では、記憶されている遊技者の持ち球の数をデータとして管理して、当該データにより遊技者の持ち球数が所定個数以下の場合は、演出図柄を疑似的なハズレの表示態様で停止させた演出表示を実行し、最終的に大当りとなったことを示す演出表示を実行することも考えられる。
上述した構成によれば、遊技者が遊技に用いる持ち球がない状況下で、演出図柄表示装置6に演出図柄を疑似的なハズレの表示態様で停止させた演出表示を表示すると、遊技者はそのまま遊技を止めてしまう可能性を回避することができる。
ここでその他の実施例の構成・状態と、本発明の構成要件との対応関係を示す。本発明の「持ち球検出手段」が球センサーに相当する。
6:演出図柄表示装置
9:第1特別図柄表示装置
10:第2特別図柄表示装置
11:第1始動口
11a:第1始動口スイッチ
12:第2始動口
12a:第2始動口スイッチ
17:普通図柄作動ゲート
17a:普通図柄作動スイッチ
14:大入賞口
50:パチンコ機
80:主制御装置
83:サブ統合制御装置

Claims (7)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域に備えられた始動口と、
    開閉可能で入球することが可能な大入賞口と、
    前記遊技領域に向けて発射された遊技球が前記始動口に入球したことに起因して乱数を抽出する乱数抽出手段と、
    該乱数抽出手段によって抽出された乱数を保留記憶として記憶する保留記憶手段と、
    該保留記憶手段に記憶された保留記憶に基づいて当りか否かの当否判定を行う当否判定手段と、
    前記当否判定の結果を示す特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、
    前記特別図柄で大当りを示す図柄が表示されることで前記大入賞口を開放させる大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
    前記特別図柄が前記特別図柄表示装置に表示されるに同期して、前記特別図柄の演出用の図柄である演出図柄を用いた演出表示を表示する演出表示手段とを備えた弾球遊技機において、
    演出表示手段は、前記特別図柄で当りを示す図柄が表示される場合に当りを報知する当り図柄表示を表示可能で、前記特別図柄でハズレを示す図柄が表示される場合にハズレを報知するハズレ図柄表示を表示するものとし、
    前記特別図柄で当りを示す図柄が表示される場合であっても前記ハズレ図柄表示を表示する疑似ハズレ図柄表示手段と、
    前記大当り遊技実行手段が作動し、所定の条件が成立するまで前記大当り遊技の実行の開始を待機させる大当り遊技待機手段と、
    前記大当り遊技の実行の開始が待機中の場合に、遊技球が前記始動口へと入球すること前記所定の条件とし、前記所定の条件が満たされた場合は、待機中の大当り遊技の実行を開始させる大当り遊技開始手段とを備え
    前記演出表示手段は、前記疑似ハズレ図柄表示手段による前記ハズレ図柄表示時に、前記所定の条件が満たされるときには、前記大当り遊技が実行されることを報知することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記演出表示手段は、前記乱数記憶手段に記憶される保留記憶の個数を表示する疑似保留表示手段を備え
    前記演出表示は、前記演出図柄が所定の表示態様で表示された場合は、所定の確率で前記大当りを示す図柄が表示される期待度が高いことを示す特定演出へと発展する構成とし、
    前記疑似保留表示手段は、前記特定演出の表示中及び前記大当り遊技の実行の開始が待機している場合は、前記保留記憶手段によって記憶されているか否かにかかわらず前記保留記憶の個数を表示しないことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記遊技領域に前記始動口とは異なる特別入球口を備え、
    前記大当り遊技開始手段は、前記所定の条件として、前記大当り遊技の実行の開始が待機中の場合に、遊技球が前記入球口へと入球するときは、前記待機中の大当り遊技の実行を開始させる構成とし、
    前記遊技領域に向けて発射する遊技球の発射強度により打ち分けることが可能な二つの領域のうち、一方の領域に前記始動口を、他方の領域に前記特別入球口を設置し、
    前記大当り遊技中に前記遊技領域に向けて発射された遊技球は、少なくとも前記他方の領域側へと流下した場合は、前記大入賞口へと入球可能とすることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記始動口を常時入球可能な第1始動口とし、
    前記始動口とは別に遊技球の入球が困難な閉鎖状態と該閉鎖状態よりも入球が容易な開放状態へと変化可能な普通電動役物に設けられる第2始動口を備え、
    該第2始動口は前記他方の領域に備える構成とし、
    前記大当り遊技終了後に、前記普通電動役物の開放状態が通常開放時間である非開放延長状態から前記通常開放時間よりも長い開放時間である開放延長状態へと移行させる開放延長手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記特別入球口は、遊技球の入球に起因して前記普通電動役物を開放させるか否かの判定を行う開放判定手段を備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記演出表示手段は、前記疑似ハズレ図柄表示手段による前記ハズレ図柄表示時に、前記大当り遊技の実行の開始が待機している場合であって、前記保留記憶の個数が所定数以上であるときには、前記大当り遊技が実行されることを報知することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 遊技者の遊技に用いる遊技球の持ち球数を検出する持ち球検出手段を備え、
    前記演出表示手段は、前記疑似ハズレ図柄表示手段による前記ハズレ図柄表示時に、前記大当り遊技の実行の開始が待機している場合であって、前記持ち球検出手段により前記持ち球数が所定数以下であると検出されたときには、前記大当り遊技が実行されることを報知することを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の弾球遊技機。
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