JP6430175B2 - 靴洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、靴洗浄装置に適用して有効な技術に関する。
特許第5192336号公報(以下、「特許文献1」という。)には、靴底洗浄装置に関し、水槽に貯留された洗浄水をブラシに含ませて靴底の汚れを取り除く技術が記載されている(特にその明細書段落[0038]参照)。
登録実用新案第3148846号公報(以下、「特許文献2」という。)には、靴洗浄装置に関し、洗浄効果を高めるために靴の底部に洗浄水を直接噴射させ、その飛散によりブラシに洗浄水を浸漬させる技術が記載されている。(特にその明細書段落[0053]、[0054]参照)。また、特許文献2には、排水と汚れとを分離させるために排水口に集積ネットを設ける技術が記載されている(特にその明細書段落[0046]参照)。
特許第5192336号公報 登録実用新案第3148846号公報
特許文献1に記載の技術では、取り除かれた靴底のダスト(汚れ、ゴミ)が水槽内に溜まるため、洗浄回数が増えるにつれ、水槽に貯留された洗浄水にはダストが多く含有されていく。ダストを含有した洗浄水を水槽に貯留したままの状態は、不衛生となりやすい。そして、ダストを含有した洗浄水を用いてブラシで靴底を洗浄しても、靴底の汚れを落とす洗浄効果が低下するおそれがある。
また、特許文献2に記載の技術では、ブラシに洗浄水を直接供給するのではなく、靴底に洗浄水を直接噴射させるため、その靴底からのダストを含有する洗浄水をブラシに浸漬させることにもなり、靴底の汚れを落とす洗浄効果が低下するおそれがある。また、特許文献2に記載の技術では、単に集積ネットを設けるものであるため、集積ネットがダストによって詰まると筐体内にダストを含有した洗浄水が溜まり、溜まった洗浄水にブラシが浸漬されることにもなり、靴底の汚れを落とす洗浄効果が低下するおそれがある。
本発明の目的は、靴底の洗浄効果を向上させることのできる技術を提供することにある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。本発明の一解決手段に係る靴洗浄装置は、靴底をブラッシングするブラッシング面を有する複数のブラシと、前記複数のブラシに洗浄液を供給する供給部と、鉛直方向において前記複数のブラシよりも下位に設けられて、洗浄液を掛け流しで排出する排出部とを備え、前記複数のブラシは、それぞれの前記ブラッシング面が水平面に対して所定の角度で傾斜して該所定の角度方向で並んでおり、前記供給部は、前記所定の角度で傾斜し、洗浄液が流れる液供給面を有する液供給台と、前記液供給台の液供給面下部の両端側から前記所定の角度方向下位に向けて延在し、洗浄液が流れる一対の液供給樋とを備え、前記液供給台および前記複数のブラシは、前記所定の角度方向において前記液供給面が上位側、前記複数のブラシの前記ブラッシング面が下位側で並び、前記複数のブラシは、前記一対の液供給樋の間に設けられることを特徴とする。これによれば、洗浄液を掛け流しで用いるため、清潔な洗浄液が供給されたブラシによって靴底をブラッシングできるため、靴底の洗浄効果を向上させることができる。また、複数のブラシを所定の角度方向で並ばせる、すなわち複数のブラシを靴底の踵部からつま先部への方向で並ばせることで靴を動かさなくとも靴底全体を洗浄することができる。また、複数のブラシを所定の角度方向で並ばせることで、洗浄液が上位側のブラシを介して下位側のブラシに供給されることにもなり、洗浄液を有効に利用することができる。また、複数のブラシに対して洗浄液を供給する(当てる)ことができる。
また、前記一解決手段に係る靴洗浄装置において、前記複数のブラシの前記ブラッシング面のそれぞれを同一回転方向に駆動させる駆動部を更に備えることがより好ましい。これによれば、複数のブラシのブラッシング面を互いに異なる回転方向に駆動させる場合と比べて靴を安定させて靴底を洗浄することができる。
また、前記一解決手段に係る靴洗浄装置において、前記排出部は、前記複数のブラシへ供給された洗浄液が排出されるまでの流路の中途に設けられ、洗浄液を鉛直方向に落下させる落下部と、前記落下部よりも前記流路の下流側であって該落下部の底部に設けられるダストトラップと、前記ダストトラップの鉛直方向上位に設けられ、ダストを検知する検知部とを備えることがより好ましい。これによれば、ダストトラップでダストが詰まり、落下部(液溜まり室)に洗浄液が溜まったことを検知部で検知することで、そのダスト詰まりを検知し、靴洗浄を停止させることができる。
ここで、前記排出部は、洗浄液が流れる液排出面を有する液排出台を備え、前記落下部は、前記液排出面から洗浄液が落下する位置に設けられることがより好ましい。これによれば、液排出台と落下部との境界で洗浄液の流れを急に変化させて、確実に落下部に洗浄液が溜まったことを検知部に検知させることができ、検知部が誤動作するのを防止することができる。
ここで、前記一対の液供給樋は、それぞれの前記液供給台の液供給面下部側の端部が漏斗構造であることがより好ましい。これによれば、液供給面を流れる液洗浄液を集めやすくなり、液供給樋に流れる洗浄液の量を多くすることができる。
また、前記一対の液供給樋は、前記複数のブラシのうち前記所定の角度方向下位のブラシに隣接する液供給口をそれぞれ有することがより好ましい。これによれば、下位側のブラシに対して、上位側のブラシから飛散してくる洗浄液の他に、液供給口から新しい(清潔な)洗浄液を供給することができる。
また、前記供給部は、前記液供給面の中央部に設けられ、洗浄液をガイドするガイド部を更に備え、前記ガイド部は、液供給面下部側に向かって窄まっていることがより好ましい。これによれば、ブラシに対する所定の場所(例えば、ブラシ中央部)に向かって洗浄液を供給することができる。
また、前記供給部は、前記液供給台の液供給面上部で水平面と平行して延在するパイプと、前記液供給台の液供給面上部に設けられ、前記パイプを収容する収容部とを更に備え、前記パイプは、該パイプの長さ方向に並んで設けられ、前記収容部の内壁に向けて洗浄液を吐出させる複数の吐出口を有し、前記収容部は、前記液供給台の液供給面下部側に向けて開口する開口部を有し、前記開口部は、前記パイプの長さ方向に開口することがより好ましい。これによれば、洗浄液の量を均して開口部から洗浄液を流れ出させることができ、液供給面の広範囲にわたって洗浄液を流すことができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次のとおりである。本発明の一解決手段に係る靴洗浄装置によれば、靴底の洗浄効果を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係る靴洗浄装置の模式的な斜視図である。 図1に示す靴洗浄装置の模式的な正面図である。 図1に示す靴洗浄装置の模式的な背面図である。 図1に示す靴洗浄装置の模式的な右側面図である。 図1に示す靴洗浄装置の模式的な左側面図である。 図1に示す靴洗浄装置の模式的な上面図である。 図5に示す靴洗浄装置の模式的な要部断面図である。 図1に示す靴洗浄装置の模式的な分解斜視図である。 図8に示す靴洗浄装置の模式的な要部斜視図である。 本発明の実施形態2に係る靴洗浄装置の模式的な斜視図である。 図10に示す靴洗浄装置の模式的な正面図である。 図10に示す靴洗浄装置の模式的な左側面図である。 図10に示す靴洗浄装置の模式的な上面図である。 図10に示す靴洗浄装置の模式的な分解斜視図である。 図10に示す靴洗浄装置の模式的な分解斜視図である。
以下の本発明における実施形態では、必要な場合に複数のセクションなどに分けて説明するが、原則、それらはお互いに無関係ではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細などの関係にある。このため、全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、構成要素の数(個数、数値、量、範囲などを含む)については、特に明示した場合や原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。また、構成要素などの形状に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る靴洗浄装置10について、図1〜図9を参照して説明する。図1は、靴洗浄装置10の模式的な斜視図である。図2は、靴洗浄装置10の模式的な正面図である。図3は、靴洗浄装置10の模式的な背面図であり、その内部(一部)を透視したものを破線で示している。図4は、靴洗浄装置10の模式的な右側面図である。図5は、靴洗浄装置10の模式的な左側面図であり、その内部を透視したものを実線で示している。図6は、靴洗浄装置10の模式的な上面図である。図7は、靴洗浄装置10の模式的な要部断面図であり、図5に示す円C1で囲まれた領域のものである。図8は、靴洗浄装置10の模式的な分解斜視図であり、上部(図1に示す電装部30)を取り外して示している。また、図9は、靴洗浄装置10の模式的な要部斜視図であり、図8に示す円C2で囲まれた領域のものである。なお、図1などに、水平面(XY面)方向としてX軸方向、Y軸方向を示し、鉛直方向としてZ軸方向を示す。このX軸、Y軸、Z軸は互いに直交する。
(靴洗浄装置の概要)
靴洗浄装置10は、防水構造の筐体11と、筐体11の底部四隅のそれぞれに取り付けられ、筐体11を支持するアジャスタ12とを備える。筐体11は、板材(例えば、板状のステンレス材)を用いて加工される。靴洗浄装置10は、片足分の靴底を洗浄するものとして構成されるため、両足分の靴底をブラッシングするものに比べて、省スペースに設置可能である。また、靴洗浄装置10は、筐体11に設けられた洗浄部20および電装部30を備える。これら洗浄部20と電装部30とは、防水の観点で分離して設けられる。
洗浄部20は、装置外部(筐体11外部)との接続において洗浄液(例えば、一般上水道水)を引き込むための給水口(手動バルブ21が設けられる)と、靴底洗浄後の洗浄液を掛け流しで装置外部へ排出する排出口(排出管22が設けられる)とを備える。また、洗浄部20は、図5に示すように、靴底をブラッシングするブラッシング面40aを有するブラシ40と、ブラシ40をブラッシング駆動させる駆動部50とを備える。また、洗浄部20は、ブラシ40に洗浄液を供給する供給部60と、鉛直方向Zにおいてブラシ40よりも下位(下方)に設けられて、洗浄液を掛け流しで排出する排出部70とを備える。靴洗浄装置10において、洗浄部20では、洗浄液が掛け流しで供給されたブラシ40によって靴底のブラッシングが行われる。
ここで、供給部60からブラシ40に供給された洗浄液が排出部70で排出されるまでの流路L(図5中、二点鎖線で大まかな流れを示す)は、閉鎖されずに開放して連通されている。このため、掛け流しされた洗浄液を、装置内部(筐体11内部)で貯留せずに装置外部へ排出することができる。なお、ブラシ40に洗浄液を掛け流すことができれば、例えば、排出部70よりも下流に、貯留部を設けて掛け流しされた洗浄液を貯留させておくこともできる。
供給部60は、手動バルブ21側の給水口から例えばホースなどの配管23(図3参照)を経て供給された洗浄液をブラシ40に供給するものである。また、供給部60は、配管23の給水口側の中途部に設けられた切替弁24(図3参照)を備える。供給部60では、切替弁24の開閉によって、ブラシ40に洗浄液を供給したり、その供給を停止したりすることができる。
排出部70は、ブラシ40に供給された洗浄液を掛け流しで排出口から排出するものである。排出部70は、図5に示すように、装置内部において洗浄液の流路Lの最下位に設けられ、一端が装置内部と連通し、他端が装置外部(筐体11外部)と連通する排出管22を備える。排出管22は、例えば、ステンレス鋼を用いて加工される。また、排出部70は、鉛直方向Zにおいてブラシ40よりも下位に設けられた例えばフロートスイッチなどの検知部71(図5参照)を備える。検知部71は、流路Lのブラシ40よりも下流側において、ダストの詰まりによって洗浄液が排出されていない状態を検知する。排出部70では、検知部71で監視し、掛け流しされる洗浄液が目詰まりして溜まった状態で更なるブラシ40への洗浄液の供給を停止することができる。
電装部30は、図1または図3に示すように、サーキットプロテクタを有する電源スイッチ31(漏電ブレーカを兼用させたものでもよい)と、外部電源コード32と、漏電保護リレー33と、制御部34と、センサ35と、警告(異常)ランプ36とを備える。電装部30は、外部電源コード32を介して電源供給され、電源スイッチ31のオン、オフ動作により導通、切断が行われる。電源スイッチ31をオンにすると、靴洗浄装置10はスタンバイ状態となる(図10に示すような電源ランプ76を設け、点灯させてもよい)。また、制御部34(例えば、PLC:programmable logic controller)は、電源スイッチ31のサーキットプロテクタや漏電保護リレー33によって、保護される。
制御部34は、電源供給されたセンサ35(例えば、モーションセンサ)と電気的に接続される。スタンバイ状態において洗浄対象の靴を履いた足が近づくと、センサ35がその人体を検知する。また、制御部34は、センサ35の状態を監視する。そして、人体を検知したのを受けて、制御部34は、ブラッシング開始の制御を行う。靴洗浄装置10では、センサ35の検知時のみ運転されるように自動運転が行われる。なお、センサ35ではなく、例えば、ブラッシングを開始するための開始スイッチを設けることで、手動運転を行うこともできる。
また、制御部34は、電源供給された切替弁24(例えば、ソレノイドバルブ)と電気的に接続される。センサ35によって人体を検知したのを受けて、制御部34は、切替弁24を開放する。これにより洗浄液が流れ出し、供給部60によってブラシ40へ洗浄液が供給される。
また、制御部34は、電源供給された駆動部50と電気的に接続される。制御部34は、切替弁24を開放してから所定時間経過した後、駆動部50を駆動させる。具体的には、制御部34は、ブラシ40へ洗浄液が供給されたのを見計らって、ブラッシングを開始する。ブラシ40に洗浄液が供給されないまま靴底を洗浄した場合、洗浄効果が低下してしまうからである。また、ブラッシングする前においてブラシ40に洗浄液を供給することで、ブラシ40にダストが付着していた場合であっても、掛け流しされる洗浄液でダストを取り除いた状態からブラッシングを開始できるようになる。駆動部50の駆動中において、制御部34は、駆動部50の過負荷保護のために、駆動部50の状態を監視する。
また、制御部34は、検知部71と電気的に接続される。靴底に付着していたダストによって流路Lで詰まりを起こすと、掛け流しされた洗浄液が排出されなくなり、これを検知部71が検知する。流路Lでの詰まりを検知したのを受けて、制御部34は、洗浄液の供給を停止させるために、切替弁24を閉鎖させる。
また、制御部34は、警告ランプ36と電気的に接続される。検知部71で詰まりを検知すると、制御部34は、使用者に排出管22が詰まったことを知らせて清掃を促すために、警告ランプ36を点灯させる。このため、警告ランプ36は、電源スイッチ31とともに、操作パネルとなる筐体11の外側面に設けられる。また、制御部34は、駆動部50の過負荷時には警告ランプ36を点灯させる。
このような靴洗浄装置10を用いて、洗浄対象の靴を履いた使用者は、片足を上げた状態でその片足の靴底(図1中、破線Aで示す)を洗浄し、もう一方の片足の靴底も同様にして洗浄することができる。この際、靴の長さ方向に前後させることで、靴底の全体を洗浄することができる。本実施形態に係る靴洗浄装置10によれば、洗浄液を掛け流しで用いるため、常に新しい(清潔な)洗浄液が供給されたブラシ40によって靴底をブラッシングすることができ、靴底の洗浄効果を向上させることができる。
(靴洗浄装置の詳細)
ブラシ40は、図5に示すように、ブラシ基材41と、ブラシ基材41に植毛された複数のブラシ毛42とを備える。ブラシ基材41は、例えば、塩化ビニル樹脂などのプラスチック部材からなる。また、ブラシ毛42は、例えば、ナイロンなどの繊維部材からなる。ブラシ40は、図6に示すように、ブラシ基材41が円板状(図6では、透視した部分を破線で示す)に形成され、この中心Oから放射状(図6では、8列で示す)にブラシ毛42が配置される。このように配置されたブラシ毛42の先端によって、ブラッシング面40a(図5参照)が形成される。
本実施形態において、図5に示すように、ブラシ40は、ブラッシング面40aが水平面方向Yに対して所定の角度θ(例えば、15°程度)をなして傾斜して設けられる。この角度θ方向の一例として傾斜方向Gを図5に示す。ブラッシング面40aが傾斜しているので、ダストを含有する洗浄液がブラシ毛42の間に止まらずに排出され易くなるため、ブラシ40にダストが付着するのを防止することができる。また、ブラシ40が駆動部50によって中心Oで回転駆動する回転ブラシとなるため、ブラッシング面40aは円形状の回転面となる。ブラッシング面40aが円形状となることで、面状に靴底をブラッシングすることができ、靴底の洗浄効果を向上させることができる。
ブラシ40を回転駆動させる駆動部50は、図5に示すように、回転軸51(モータ軸)を有する。駆動部50は、例えば、インダクションモータなどの電動モータである。回転軸51には、ブラシ40がブラシ基材41の中心O(図6参照)で接続される。本実施形態では、駆動部50の回転軸51がブラシ40に嵌め込まれる構成となっている。具体的には、ブラシ基材41には、ブラシ毛42が植毛された面(植毛面)とは反対側の裏面に凹部(図示せず)が形成されており、回転止めされてその凹部に回転軸51が嵌め込まれる。このような構成とすることで、回転軸51に対してブラシ40の交換(着脱)を容易に行うことができる。
また、駆動部50は、制御部34の制御によって、ブラシ40を正逆回転させることができる。ブラシ40を正逆回転させることで、ブラシ毛42が一方向に寝てしまうことを防止し、ブラシ40の寿命を延ばすことができる。また、ブラッシング中に、ブラシ40の回転方向を逆転させることで、靴底の汚れが落ちやすくなり、洗浄効果をより向上させることができる。なお、ブラシ40の正逆回転は、洗浄のたび(例えば、片足ごと)に回転方向を切り換えるように制御されてもよい。
また、ブラシ40に靴底が強く押し付けられたとき、回転軸51に係る負荷がかなり大きくなる場合がある。このような場合は、電動モータに流れる電流値を制御部34で監視して、一定値以上の電流が流れたときに運転を停止する。これにより、電動モータの負担を軽減することができる。
また、駆動部50の回転軸51を保護するために、靴洗浄装置10は、プレート52を備える。このプレート52は、円形状のブラシ基材41よりも僅かに大きい開口部を有しており、この開口部内に同心円となるように配置された円形状のブラシ基材41の植毛面と面一となるように設けられる。
供給部60は、図5に示すように、鉛直方向Zにおいてブラシ40よりも上位に設けられる液放出台61(滑り台)を備える。この液放出台61は、水平面方向Yに対して所定の角度θ(傾斜方向G)で傾斜し、洗浄液が流れる液供給面61a(滑走面、斜面)を有する。すなわち、液供給台61およびブラシ40は、傾斜方向Gにおいて液供給面61aを上位側とし、ブラシ40のブラッシング面40aを下位側として並んでいる。このため、液放出台61は、液供給面61aから流れてきた洗浄液をブラシ40(具体的にはブラシ毛42)に向けて放出させる。そして、この液供給面61aの傾斜方向Gの下位(下方)にブラシ40が設けられている。これによれば、液供給面61aを流れる洗浄液が面状(幅方向に広がった状態)に整った状態でブラシ40に向かって飛び出すので、広範囲にわたってブラシ40に洗浄液を供給することができる。
前述したように、ブラシ40は、円形状となるブラッシング面40aを有する。このため、本実施形態では、液放出台61から放出された洗浄液をブラシ40の広範囲に到達させるために、液供給面61aの幅W(図8参照)を、すなわちブラシ40側の液供給面61aの端の長さをブラッシング面40aの直径よりも長くしている。また、液放出台61は、図8に示すように、液供給面61aの両側に側壁61bを有する。この側壁61bによって、液供給面61aの両側から洗浄液がはみ出る(漏れる)のを防止することができる。
ところで、液放出台61の液供給面61aは、図1に示すように、靴底のつま先部を載置するつま先載置面として用いられる。このため、液放出台61の液供給面61aにおいて靴底が載置された部分からは、洗浄液がブラシ40に向かって直接的に供給されないものの、洗浄液が靴底を伝ってブラシ40に供給される。一方、靴底の踵部を載置する踵載置面として、洗浄部20は、グレーチング25を備える。すなわち、液供給面61aの傾斜方向G下位(下方)に向かって、液放出台61(例えば、つま先部が位置する)、ブラシ40(例えば、土踏まず部)、グレーチング25(例えば、踵部)がこの順で設けられる。
この液放出台61の液供給面61a(つま先載置面)とグレーチング25の表面(踵載置面)とは、靴底が安定して載置されるように面一(同一面内)に設けられる。そして、ブラシ40は、つま先載置面および踵載置面がなす同一面からブラシ毛42の先端が、例えば5mm程度突出するように設けられる(図5参照)。このため、ブラッシング面40aは、つま先載置面および踵載置面がなす同一面の垂直方向上方(上位)で、この同一面と平行となる。したがって、例えば、液放出台61(液供給面61a)に靴底のつま先部およびグレーチング25に靴底の踵部が載置された場合であっても、靴底の土踏まず部(中央部)がブラッシング面40aに当接してブラッシングされる。
ここで、液供給面61aと水平面方向Yとのなす傾斜する角度θ(図5参照)は、自重によって液供給面61aを流れる洗浄液がブラシ40に到達するように設定される。但し、傾斜する角度θを大きくしすぎると、ブラシ40に到達した洗浄液の撥ねが大きくなってしまう。このため、本実施形態では、傾斜する角度θを15°〜20°としている。
また、洗浄部20(靴洗浄装置10)は、洗浄液が撥ねて外部へ飛び散るのを防止するために、飛散防止板26、27を備える。例えば、ブラッシング面40aに靴底が強く押し付けられた場合、ブラシ毛42の撓み量が大きくなり、その反動による洗浄液の撥ねがひどくなるおそれがある。そこで、飛散防止板26、27を設けることで、使用者の足元を汚してしまうのを防止する。
飛散防止板26は、例えば、ゴム板などのフレキシブル板である。この飛散防止板26は、ブラッシング面40aの垂直方向上方(上位)であって、ブラッシング面40aの中央部を露出してブラッシング面40aと平行に設けられる。また、飛散防止板27は、例えば、PET(polyethylene terephthalate)板などのプラスチック板である。この飛散防止板27は、傾斜方向G下方(下位)であって、グレーチング25端側の筐体11に、鉛直方向Zに起立して設けられる。この飛散防止板27には、グレーチング25側に向かって折り曲げられた折り曲げ部27aが形成される。この折り曲げ部27aによって、例えば、靴底の踵部から洗浄液が外部へ飛び散るのをより防止することができる。
供給部60は、図3および図7に示すように、液放出台61の液供給面61a上部で水平面方向Xと平行して延在する(液供給面61aの傾斜方向Gと交差する方向に延在する)パイプ62を備える。このパイプ62は、パイプ62の長さ方向に並んで設けられた複数の吐出口62aを有する。そして、パイプ62の両端は、2本に枝分かれしている配管23のそれぞれと接続される。このため、パイプ62の両端からパイプ62の内部へ洗浄液が供給されて、複数の吐出口62aから洗浄液が吐出する。
また、供給部60は、液供給台61の液供給面61a上部に設けられ、パイプ62を収容する収容部63を備える。この収容部63は、液供給台61の液供給面61a下部側に向けて開口する開口部63aを有する。より具体的には、収容部63は、ブラシ40側の壁部において液供給面61a上に形成された、パイプ62の長さ方向(水平面方向X)に延びるように開口する開口部63aを有する。このため、図7に示すように、パイプ62の吐出口62aから収容部63の内壁に向けて洗浄液が吐出され、その内壁を伝うようにして液供給面61aにまで達した洗浄液が開口部63aから流れ出る。図7中の矢印は、パイプ62から流れ出た洗浄液が流れる方向を示している。
このような収容部63に、パイプ62の長さ方向に複数の吐出口62aが設けられたパイプ62を収容することで、洗浄液の量を均して開口部63aから洗浄液を流れ出させることができ、液供給面61aの広範囲にわたって洗浄液を流してブラシ40に洗浄液を供給することができる。
本実施形態では、図9に示すように、水平面方向Xに延びる開口部63a(図8参照)において、その中央付近の高さが両側から徐々に高くなるようにしている。すなわち、開口部63aの中央の高さH1(図9中、破線で示す液供給面61aからの高さ)が、開口部63aの両側の高さH2よりも高い。これによれば、液供給面61aの両側よりも中央付近で洗浄液が流れ易くなり、ブラシ40の中央部側に向かって多くの洗浄液を供給することができる。
また、本実施形態では、鉛直方向Z上向きに開口させ、パイプ62の長さ方向に複数の吐出口62aを並べている。鉛直方向Z上向きの吐出口62aから吐出された洗浄液が当接する収容部63の内壁は、収容部63の内壁のうち液放出台61の液供給面61aから最も離れた天井(内壁)である。この天井に向かって洗浄液を吐出させることで、液供給面61aに到達する際の洗浄液の勢いを抑制することができる。
排出部70は、図5に示すように、ブラシ40へ供給された洗浄液が排出されるまでの流路Lの中途に設けられる液排出台74を備える。液排出台74は、水平面方向Yに対して所定の角度θ(傾斜方向G)で傾斜し、洗浄液が流れる液排出面74aを有する。この液排出面74aの垂直方向と回転軸51の軸方向が一致するように液排出面74aに駆動部50が設けられる。このため、回転軸51に取り付けられるブラシ40のブラッシング面40aと液排出面74aとは平行する。すなわち、液排出面74aの傾斜する角度を調整することで、ブラシ40のブラッシング面40aの傾斜する角度を調整する(共に、角度θとなる)ことができる。
また、排出部70は、ブラシ40へ供給された洗浄液が排出されるまでの流路Lの中途に設けられ、液排出台74の液排出面74aから流れてくる洗浄液を鉛直方向Zに落下させる落下部75(液溜まり室)を備える。すなわち、落下部75は、液排出台74から洗浄液が落下する位置に設けられる。また、排出部70は、落下部75よりも流路Lの下流側であって落下部75の底部に設けられる着脱可能なダストトラップ73を備える。また、排出部70は、鉛直方向Zにおいてブラシ40よりも下位であってダストトラップ73の鉛直方向Zの上位に設けられ、ダストを検知する検知部71(例えば、フロートスイッチ)を備える。
このような排出部70では、鉛直方向Zに洗浄液が通過するようにダストトラップ73(例えば、フィルタ)が設けられ、このダストトラップ73によってダストなどが捕集される。そして、ダストトラップ73の鉛直方向Zの上位(上方)に検知部71が設けられているため、ダストトラップ73でダストなどが捕集されて洗浄液が排出されにくくなると、ダストトラップ73上の水位が上昇し、これを検知部71が検知する。すなわち、ダストトラップ73でダストが詰まり、落下部75(液溜まり室)に洗浄液が溜まったことを検知部71で検知することで、そのダスト詰まりを検知し、靴洗浄を停止させることができる。ダストトラップ73にダストが溜まった場合には、取り外してダストを除去する(清掃する)ことで、再度靴洗浄を開始させること、すなわち洗浄液を掛け流しで排出することができる。
また、落下部75が、液排出面74aから洗浄液が落下する位置に設けられることで、液排出台74と落下部75との境界で洗浄液の流れを急に変化させて、確実に落下部75に洗浄液が溜まったことを検知部71に検知させることができる。すなわち、検知部71が誤動作するのを防止することができる。
また、排出部70は、洗浄液の流路Lにおいて排出管22の手前(流路Lの上流)に設けられたダストボックス72を備える。洗浄液を排出する場合、洗浄液を排出管22から直接排出させるのではなく、ダストボックス72を介することで、ゴミなどによって排出管22に詰まりが発生したとしてもそのゴミなどを取り除き易くしている。
このように、靴洗浄装置10は、洗浄液を掛け流しで用いて、常に新しい(清潔な)洗浄水が供給されたブラシ40によって靴底をブラッシングできるように構成されている。この靴洗浄装置10によれば、靴底の洗浄効果を向上させることができる。
(実施形態2)
前記実施形態1では、1つのブラシ40を備える靴洗浄装置10について説明した。これに対して、本発明の実施形態2では、複数(2つ)のブラシ40を備える靴洗浄装置10Aについて、図10〜図15を参照して特に前記実施形態1と相違する点を中心に説明する。図10は、靴洗浄装置10Aの模式的な斜視図である。図11は、靴洗浄装置10Aの模式的な正面図である。図12は、靴洗浄装置10Aの模式的な左側面図であり、その内部を透視したものを実線で示している。図13は、靴洗浄装置10Aの模式的な上面図である。図14および図15は、飛散防止板26,27を取り外した状態における、靴洗浄装置10Aの模式的な分解斜視図である。なお、図10などに、水平面(XY面)方向としてX軸方向、Y軸方向を示し、鉛直方向としてZ軸方向を示す。このX軸、Y軸、Z軸は互いに直交する。
靴洗浄装置10Aは、靴底をブラッシングするブラッシング面40aを有する複数のブラシ40と、複数のブラシ40に洗浄液を供給する供給部60と、鉛直方向Zにおいて複数のブラシ40よりも下位に設けられて、洗浄液を掛け流しで排出する排出部70とを備える。複数のブラシ40は、それぞれのブラッシング面40aが水平面(XY面)に対して所定の角度θで傾斜して所定の角度θ方向(傾斜方向G)で並んでいる。すなわち、傾斜方向Gの上位側のブラシ40のブラッシング面40aと、下位側のブラシ40のブラッシング面40aとが面一(同一面内)に設けられる。
靴洗浄装置10Aにおいても、洗浄液を掛け流しで用いるため、清潔な洗浄液が供給されたブラシ40によって靴底をブラッシングできるため、靴底の洗浄効果を向上させることができる。また、複数のブラシ40を所定の角度θ方向で並ばせる、すなわち複数のブラシ40を靴底の踵部からつま先部への方向で並ばせることで靴を動かさなくとも靴底全体を洗浄することができる。また、複数のブラシ40を所定の角度θ方向で並ばせることで、洗浄液が上位側のブラシ40を介して下位側のブラシ40に供給されることにもなり、洗浄液を有効に利用することができる。
ここで、靴洗浄装置10Aは、複数のブラシ40のブラッシング面40aのそれぞれを同一回転方向に駆動させる駆動部50を備える。この駆動部50は、1つの電動モータからギアを介して接続された、複数(2つ)のブラシ40のそれぞれに対応する複数(2つ)の回転軸51を有する。すなわち、電動モータの回転方向(時計回りまたは反時計回り)に対して複数の回転軸51が同一方向に回転するようにギアを設けておく。例えば、複数のブラシ40のそれぞれに複数の電動モータを設けて、複数のブラシ40のブラッシング面40aを互いに異なる回転方向に駆動させることも考えられる。しかしながら、靴底に対して複数のブラシ40の回転方向が異なると靴底のつま先部と踵部とで異なる方向に振られてしまう。この点、複数のブラシ40を同一方向に回転させることで、複数のブラシ40のブラッシング面40aを互いに異なる回転方向に駆動させる場合と比べて靴を安定させて靴底を洗浄することができる。
また、靴洗浄装置10Aの供給部60は、所定の角度θで傾斜し、洗浄液が流れる液供給面61aを有する液供給台61と、液供給台61の液供給面61a下部の両端側から所定の角度θ方向下位(下方)に向けて延在し、洗浄液が流れる一対の液供給樋78(図15参照)とを備える。そして、液供給台61および複数のブラシ40は、所定の角度θ方向において液供給面61aが上位側、複数のブラシ40のブラッシング面40aが下位側で並び、複数のブラシ40が一対の液供給樋78の間に設けられる。
液供給面61aの両端側のそれぞれに液供給樋78を設けない場合、その両端側からブラシ40へ供給される洗浄液の量は、液供給面61aの中央部側からブラシ40へ供給される洗浄液の量よりも少なくなってしまう。これは、円形状となるブラッシング面40aに対して、液供給台61の液供給面61a中央部側より両端側が離れてしまっているからある。そこで、本実施形態では、液供給面61a下部の両端側のそれぞれに液供給樋78を設け、ブラシ40に近い位置で液供給樋78から洗浄液を供給させている。
ここで、一対の液供給樋78は、それぞれの液供給台61の液供給面61a下部側の一端部78a(図14参照)が漏斗構造である。これによれば、液供給面61aを流れる液洗浄液を集めやすくなり、液供給樋78に流れる洗浄液の量を多くすることができる。また、一対の液供給樋78は、複数のブラシ40のうち所定の角度θ方向下位のブラシ40に最も隣接する液供給口78b(図14参照)をそれぞれ有する。これによれば、下位側のブラシ40に対して、上位側のブラシ40から飛散してくる洗浄液の他に、液供給口78bから新しい(清潔な)洗浄液を供給することができる。このように、一対の液供給樋78を設けることで、複数のブラシ40に対して洗浄液を供給する(当てる)ことができる。なお、各液供給樋78に設けられる液供給口78bは、1つに限らず、樋長さ方向に並ぶように複数であってもよい。
また、靴洗浄装置10Aの供給部60は、液供給面61aの中央部に設けられ、洗浄液をガイドするガイド部77を更に備える。このガイド部77の内壁77a(図15参照)は、液供給面61a下部側、すなわちブラシ60側に向かって窄まっている。これによれば、複数のブラシ40のうち所定の角度θ方向上位側のブラシ40に対する所定の場所(例えば、ブラシ中央部)に向かって洗浄液を供給することができる。
以上、本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、他の実施形態として、ブラシのブラッシング面を水平面方向と平行に設けることもできる。このようにしても、ブラシには掛け流しで洗浄液が供給されるので、靴底の洗浄効果を向上させることができる。また、ブラッシング面を水平面方向とした場合、両足の靴底を一度に洗浄する構成の靴洗浄装置を提供することもできる。なお、この他の実施形態に対して、前記実施形態1のようにブラッシング面を水平面方向に対して傾斜して設けることで、ダストを含有する洗浄液がブラシの毛の間に止まらずに排出され易くすることができる。
また、例えば、他の実施形態として、特許文献1に記載のような揺動ブラシや、ロール状ブラシを用いることもできる。このようなブラシであっても、ブラシには掛け流しで洗浄液が供給されるので、靴底の洗浄効果を向上させることができる。なお、この他の実施形態のように靴底とブラッシング面の一部が線状に当接するものに対して、前記実施形態1のようにブラッシング面が円形状のブラシを用いることで、ブラッシング面が面状に靴底に当接するので、より靴底の洗浄効果を向上させることができる。
また、例えば、他の実施形態として、ブラシに洗浄液を種々のタイプ(例えば、フラット状、霧状など)で噴射して供給する噴射ノズルを用いることもできる。このような噴射ノズルであっても、広範囲にわたってブラシに洗浄液を供給することができる。なお、この他の実施形態に対して、前記実施形態1のように液放出台(滑り台)を備えることで、簡易な構成であっても、面状に整えて洗浄液を広範囲にわたりブラシに供給することができる。
また、例えば、前記実施形態1では、一般上水道水を装置内に引き込む構成とし、その一般上水道水を洗浄液として用いる場合について説明した。これに限らず、装置内に引き込まれた一般上水道水に洗剤を加えて洗浄液を形成する構成としたり、予め形成された洗剤を含有する洗浄液を装置内に引き込むような構成としたりすることもできる。
また、例えば、前記実施形態1では、液放出台(滑り台)の液供給面が単に平坦な場合について説明した。これに限らず、ブラシの中央部側に向かって洗浄液を流す場合には、液供給面上においてブラシの中央部側に向かって窄まるように2つのガイド(例えば、前記実施形態2におけるガイド部)を設けることもできる。また、洗浄液の流れが規制されるように、例えば、液供給面に傾斜方向と平行な複数の細溝あるいはレールを設けることもできる。
また、例えば、前記実施形態1では、靴底(靴の底部)のみを洗浄するブラシを用いる靴洗浄装置(靴底洗浄装置)について説明した。これに限らず、更に、靴の側部(つま先、踵を含む)を洗浄するブラシを用いて、靴全体を洗浄する靴洗浄装置に適用することもできる。
また、例えば、前記実施形態2では、複数のブラシを備える靴洗浄装置に一対の液供給樋を設ける場合について説明した。これに限らず、前記実施形態1のように、1つのブラシを備える靴洗浄装置に一対の液供給樋を設けることもできる。
10,10A 靴洗浄装置、11 筐体、 12 アジャスタ、
20 洗浄部、 21 手動バルブ、 22 排出管、
23 配管、 24 切替弁、 25 グレーチング、
26,27 飛散防止板、 27a 折り曲げ部、 30 電装部、
31 電源スイッチ、 32 外部電源コード、 33 漏電保護リレー、
34 制御部、 35 センサ、 36 警告ランプ、
40 ブラシ、 40a ブラッシング面、 41 ブラシ基材、
42 ブラシ毛、 50 駆動部、 51 回転軸、
52 プレート、 60 供給部、 61 液放出台、
61a 液供給面、 61b 側壁、 62 パイプ、
62a 吐出口、 63 収容部、 63a 開口部、
70 排出部、 71 検知部、 72 ダストボックス、
73 ダストトラップ、 74 液排出台、 74a 液排出面、
75 落下部、 76 電源ランプ、 77 ガイド、
78 樋、 78a 一端部、 78b 液供給口。

Claims (14)

  1. 靴底をブラッシングするブラッシング面を有する複数のブラシと、
    前記複数のブラシに洗浄液を供給する供給部と、
    鉛直方向において前記複数のブラシよりも下位に設けられて、洗浄液を掛け流しで排出する排出部と
    を備え、
    前記複数のブラシは、それぞれの前記ブラッシング面が水平面に対して所定の角度で傾斜して該所定の角度方向で並んでおり、
    前記供給部は、前記所定の角度で傾斜し、洗浄液が流れる液供給面を有する液供給台と、前記液供給台の液供給面下部の両端側から前記所定の角度方向下位に向けて延在し、洗浄液が流れる一対の液供給樋とを備え、
    前記液供給台および前記複数のブラシは、前記所定の角度方向において前記液供給面が上位側、前記複数のブラシの前記ブラッシング面が下位側で並び、
    前記複数のブラシは、前記一対の液供給樋の間に設けられること
    を特徴とする靴洗浄装置。
  2. 請求項1記載の靴洗浄装置において、
    前記複数のブラシの前記ブラッシング面のそれぞれを同一回転方向に駆動させる駆動部を更に備える。
  3. 請求項1または2記載の靴洗浄装置において、
    前記排出部は、前記複数のブラシへ供給された洗浄液が排出されるまでの流路の中途に設けられ、洗浄液を鉛直方向に落下させる落下部と、前記落下部よりも前記流路の下流側であって該落下部の底部に設けられるダストトラップと、前記ダストトラップの鉛直方向上位に設けられ、ダストを検知する検知部とを備える。
  4. 請求項3記載の靴洗浄装置において、
    前記排出部は、洗浄液が流れる液排出面を有する液排出台を備え、
    前記落下部は、前記液排出台から洗浄液が落下する位置に設けられる。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の靴洗浄装置において、
    前記一対の液供給樋は、それぞれの前記液供給台の液供給面下部側の端部が漏斗構造である。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の靴洗浄装置において、
    前記一対の液供給樋は、前記複数のブラシのうち前記所定の角度方向下位のブラシに隣接する液供給口をそれぞれ有する。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の靴洗浄装置において、
    前記供給部は、前記液供給面の中央部に設けられ、洗浄液をガイドするガイド部を更に備え、
    前記ガイド部は、液供給面下部側に向かって窄まっている。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の靴洗浄装置において、
    前記供給部は、前記液供給台の液供給面上部で水平面と平行して延在するパイプと、前記液供給台の液供給面上部に設けられ、前記パイプを収容する収容部とを更に備え、
    前記パイプは、該パイプの長さ方向に並んで設けられ、前記収容部の内壁に向けて洗浄液を吐出させる複数の吐出口を有し、 前記収容部は、前記液供給台の液供給面下部側に向けて開口する開口部を有し、
    前記開口部は、前記パイプの長さ方向に開口する。
  9. 靴底をブラッシングするブラッシング面を有するブラシと、
    前記ブラシに洗浄液を供給する供給部と、
    鉛直方向において前記ブラシよりも下位に設けられて、洗浄液を掛け流しで排出する排出部と
    を備え、
    前記供給部は、所定の角度で傾斜し、洗浄液が流れる液供給面を有する液供給台と、前記液供給台の液供給面下部の両端側から前記所定の角度方向下位に向けて延在し、洗浄液が流れる一対の液供給樋とを備え、
    前記液供給台および前記ブラシは、前記所定の角度方向において前記液供給面が上位側、前記ブラシの前記ブラッシング面が下位側で並び、
    前記ブラシは、前記一対の液供給樋の間に設けられることを特徴とする靴洗浄装置。
  10. 請求項記載の靴洗浄装置において、
    前記一対の液供給樋は、それぞれの前記液供給台の液供給面下部側の端部が漏斗構造である。
  11. 請求項または10記載の靴洗浄装置において、
    前記一対の液供給樋は、前記ブラシに隣接する液供給口をそれぞれ有する。
  12. 靴底をブラッシングするブラッシング面を有するブラシと、
    前記ブラシに洗浄液を供給する供給部と、
    鉛直方向において前記ブラシよりも下位に設けられて、洗浄液を掛け流しで排出する排出部と
    を備え、
    前記供給部は、所定の角度で傾斜し、洗浄液が流れる液供給面を有する液供給台と、前記液供給面の中央部に設けられ、洗浄液をガイドするガイド部とを備え、
    前記ガイド部は、液供給面下部側に向かって窄まっていることを特徴とする靴洗浄装置。
  13. 靴底をブラッシングするブラッシング面を有するブラシと、
    前記ブラシに洗浄液を供給する供給部と、
    鉛直方向において前記ブラシよりも下位に設けられて、洗浄液を掛け流しで排出する排出部とを備え、
    前記供給部は、所定の角度で傾斜し、洗浄液が流れる液供給面を有する液供給台と、前記液供給台の液供給面上部で水平面と平行して延在するパイプと、前記液供給台の液供給面上部に設けられ、前記パイプを収容する収容部とを備え、
    前記液供給台および前記ブラシは、前記所定の角度方向において前記液供給面を上位側とし、前記ブラシの前記ブラッシング面を下位側として並び、
    前記パイプは、前記パイプの長さ方向に並んで設けられ、前記収容部の内壁に向けて洗浄液を吐出させる複数の吐出口を有し、
    前記収容部は、前記液供給台の液供給面下部側に向けて開口する開口部を有し、
    前記開口部は、前記パイプの長さ方向に開口することを特徴とする靴洗浄装置。
  14. 請求項13記載の靴洗浄装置において、
    前記複数の吐出口は、鉛直方向上向きで前記パイプの長さ方向に並んでいる。
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